JPS6387038A - デジタル音声信号伝送装置 - Google Patents

デジタル音声信号伝送装置

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JPS6387038A
JPS6387038A JP23230086A JP23230086A JPS6387038A JP S6387038 A JPS6387038 A JP S6387038A JP 23230086 A JP23230086 A JP 23230086A JP 23230086 A JP23230086 A JP 23230086A JP S6387038 A JPS6387038 A JP S6387038A
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JP
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range
circuit
amplitude
range data
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JP23230086A
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Kazuo Kitagawa
北川 和雄
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば衛星を利用して加入者に音声情報を
提供するデジタル名声信号伝送装置に係り、特に非契約
加入者に対するスクランブル処理を、サンプルクロック
の速度で行うことなく低速処理により効果的なスクラン
ブルを行い、しかもデータの#:!4ユリティは損うこ
とのないデジタル音声信号伝送装置に関する。
(従来の技術) 近年、新放送メディアの発達にともない、テレテギスト
、静止画像放送、高品位テレビジョン放送、デジタル信
号による他チヤンネル音声放送が可能となって来ている
。このような放送メディアの多様化により番組の種類も
増え、ある種の番組に対し課金を行い、放送局側と契約
を行った特定の加入者のみがその番組を視聴できるよう
に、伝送信号に撹拌(スクランブル)を与え、契約加入
者以外の加入者に対し視聴を阻止し、契約加入者には伝
送鍵情報よりスクランブルを解読可能にしたシステムが
提供されている。
第6図は上記のようなスクランブル処理を行う音声信号
伝送システムのエンコーダ側の一構成例を示す。入力音
声信号は、先ずエンファシス回路1により高域成分が強
調され、低域フィルタ2により次段でのA/D変換器3
で不要となる成分が除去される。A/D変換器3は、例
えば32[Kト12 ]あるいは48 [KHz ]の
サンプリングクロックで音声信号をPCMデジタル信号
(通常PCM、差分PCM等)に変換する。
次に上記PCMデータは、データ圧縮回路4に入力され
所定のデータ圧縮が行なわれる。この場合の圧仲則は、
現行のFM局間PCM回線で行なわれている7折線の瞬
時圧伸用あるいは、準瞬時圧伸用を用いる。こうして圧
縮されたデータは、他の音声データ、文字放送あるいは
ファクシミリ放送等の独立データを多重化する多重化回
路5を介して誤り訂正符号付加回路6に供給される。こ
の誤り訂正符号付加回路6では、例えばBHC符号をデ
ータフレームの最後に付加するもので、これにより伝送
路で生ずる1ビツトの誤り訂正機能と、2ビツトの誤り
検出機能を持つ。誤り訂正符号付加回路6からのデータ
は、インターリーブ回路によりデータ区間のデータが規
則的な順序て゛入替えられ、更に同期・制御信号付加回
路8を介してスクランブル処理回路9に供給される。ス
クランブル処理回路9は、有料となるデータに対して所
定のスクランブルを与え伝送P CM ’ES声出力出
力る。
第7図及び第8図は、準瞬時圧伸用を説明する説明図で
ある。
第7図は2’Sコンブリメント符号化法による14ビツ
トの音声サンプルワードを、γ?声符号振幅に応じた5
つの等級(以下レンジと称する)に分ける方法を示す。
2’Sコンブリメント符号化法による14ビツトのデー
タの場合、MSB(NOst 51gn1ficant
 Bit)を信号の極性を表すビットとして用いている
。ここでは「0」を正極性。
「1」を負極性としている。そして、次の上位2ビツト
から6ビツト目までのビットにレンジ゛O″〜“4”に
対応する重みを付け、更に残りの8ピツトに加算した合
計13ビツトにより、8192吊子化レベルを表現する
。因みに、レンジ“O”とは、z子化レベル[2048
〜40961で表わされる振a鞘囲内の信号を総括する
ものであり、レンジ“2”とは、更に[1024〜51
2]内のそれでの振幅範囲を示している。
ところで、実験によれば、レンジ“O”の振幅範囲に属
する音声信号は、最下位4ビツト目までのデータの中で
変化があっても聴覚的に音質は変化しないことが知られ
ている。したがって、レンジ“0″の振幅範囲(最大振
幅)に属するデータは伝送する必要が無い。また、反対
にレンジ“4″の振幅の音声信号は、上記5ビツト目ま
でrOJか「1」のデータである。したがって、この場
合は、極性を示すビットを除き4ビツト分を伝送する必
要は無い。この考えに従いレンジ″1”の振幅範囲デー
タは、下位3ビツトと最上位から第2番目のビット、レ
ンジ“2”の振幅範囲データは、下位2ビツトと上位筒
2番目〜3番目のビット。
レンジ“3″の糸幅範囲データは、下位1ビツトと上位
2〜4番目のデータをそれぞれ伝送する必要が無い。第
8図に示した斜線部のデータは、以上のような理由によ
り切捨てられるデータを示している。こうしてa声すン
プルワードは、10ビツトに圧縮されて伝送される。レ
ンジを示すレンジビットは、例えばサンプルデータ列を
1 [m5eclで区切ったとき、その区間内の最大振
幅値に従ってレンジが定められるので、同区間に1回送
れば良い。
なお、PCMサンプルワードの符号化法は2゛SSコン
ブリメント符法以外に、この符号化法の負極性側を反転
した符号化法あるいは、基準レベルからのサンプル値を
データとする符号化法等があるが、これらの符号化法に
よっても同等の圧縮を行うことができる。
次に、スクランブル処理回路9は、第9図及び第10図
に示すような回路によって伝送する音声信号に対しスク
ランブルを与えていた。
各図はエンコーダ側とデコーダ側とを対比して示し、第
9図は排他論理和回路12とPN発生レジスタ13等か
ら成る擬似ランダムパターン発生回路を用いたものであ
り、第10図はDES(Data Encriptio
n 5tandard)のような暗号器16により音声
信号を直接暗号化するものである。デコーダ側はエンコ
ーダ側と同様の復号手段が設けられる。このようなスク
ランブル処理回路によれば、10ビツトの音声サンプル
ワード単位でPN発生レジスタ13からの擬似ランダム
パルスが排他論理和加算され、ランダムな振幅情報とな
る。その結果、エンコーダ側の初期値レジスタ14に設
定された初期値データを解読し得ない非契約加入者は、
自己の受信機の初期値レジスタ14′にその初期値を設
定することができず、得られる音声信号は完全なノイズ
となる。
しかし、このような回路は、セキュリティの高いスクラ
ンブル信号とするために高速処理が要求される。例えば
、第9図の回路は、PN発生レジスタ13を駆動するク
ロック発生器15.15”は、音声ワードのビットレー
ト(1[MHz ]〜2 [MH2]と同じレートでク
ロックを発生させなければならない。これより低速化し
ても良いが、それだ(ノセキュリティが低下することに
なる。また、第10図のような回路では、IC化した暗
号器16及び復号器16′が使用されるが、最近はIC
の内部を解読するのは比較的容易になって来ており、た
とえ構造的にマスクしたといってもセキュリティが高い
とは言えなくなって来ている。
更に、第10図のような回路は内部処理速度が、データ
速度の数倍あるいは数十倍もの8速処理が要求され、マ
イコン等の処理に代替することはできなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の伝送デジタル音声信号のスクランブル技術は、1
つ1つのサンプルワードルに対して擬似ランダムパルス
を与えたり、暗号化しているため、極めて高速の処理が
要求されるという問題がある。この高速処理をした結果
セキュリティが完全となれは良いが、最近のIC内部解
読技術あるいはデータ解読技術によって容易に解読され
、不正視聴が容易となるという問題があった。
この発明は上記問題点を解決し、低速なスクランブル、
即ち2個々のサンプルワードに対してスクランブルを行
わなくとも、スクランブル効果が高り、且つセキュリテ
イ性の良好なデジタル音声信号伝送装冒を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は所定区間毎に分けてPCM変換されて得られ
る音声サンプルデータ列のうち、最大振幅データが、予
め定めた複数の振幅レンジのいずれに属するかに応じて
その区間の前記音声サンプルデータ列をデータ圧縮する
データ圧縮手段と、振幅レンジを示すレンジデータをス
クランブルして送出するレンジデータ送出手段と、スク
ランブルされたレンジデータをデスクランブルし、この
デスクランブルレンジデータに基づいて、圧縮して伝送
された音声サンプルデータ列を伸長するデータ伸長手段
とを少なくとも有し、音声データそのものをスクランブ
ルしないことを特徴とする。
(作用) 一般に、PCMデジタル信号化された音声信号をデータ
圧縮する際、音声データ列を所定区間のデータ列に区分
し、この区間内での最人邊幅データが、予め定めた振幅
等級のいずれに属するかに応じてデータを圧縮する。こ
の発明は、上記圧縮の基準となった振幅等級を示すレン
ジデータをスクランブルして受信側に送ることで、解読
能力を持たない受信機は、正しいレンジデータを得るこ
とができず、デコードされた音声アナログ波形は、所定
区間毎に振幅が正確に再現されない段差を持つ波形とな
り、音声として聞取ることができないスクランブル効果
を達成する。また、レンジデータをスクランブル及びデ
スクランブルする処理は、PCMデータ列を区間した区
間単位で行うことになるため、従来のようにPCMサン
プルデータ毎に行う必要がなく、極めて低速の処理で充
分であり、マイコンにプログラムしたソフトウェアによ
って処理できる。そして、このプログラムが公開されな
い限り正しいデスクランブルは行えないため、セキュリ
ティ性が低下することも無いわけである。
(実施例) 以下、この発明を図示の実施例について説明する。
第1図はこの発明にかかるデジタル音声信号伝送装置の
一実施例を示すブロック回路図である。
第1図において、端子21にはアナログ音声信号が導か
れる。この端子21からのアナログ音声信号は、A/D
変換器22よりPCM音声サンプルデータ列に変換され
て、データ圧縮回路23に供給される。データ圧縮回路
23は、レンジデータ抽出手段28より、分割区間毎に
送られてくる振幅レンジデータに従っていずれかビット
を切捨てる。こうしてデータ圧縮されたPCMサンプル
データ列は、所定の変調手段(図示略)を介して伝送路
24に送出される。
伝送路24には、上記のごとく圧縮された音声サンプル
データ列以外に、データ圧縮回路23からの振幅レンジ
データも伝送される。レンジブタ抽出手段28は、A/
D変換器22からの富力すンプルデーク列を所定区間に
分け、この区間内の最大振幅サンプルデータが、予め定
めた複数の廠幅レンジのいずれに属づるかを判定し、そ
の判定結果に基づいてレンジデータを生成する。そして
、抽出したレンジデータは伝送路24に送出される前に
スクランブル処理回路29に供給される。
スクランブル処理回路29は、入力したレンジデータを
乱数に変換する回路であり、例えば第9図で示したよう
なPNパターン発生回路が用いられる。
一方、伝送路24からの伝送8声データは、データ伸長
回路25に入力し、送信側で圧縮された音声サンプルデ
ータ列を、送信側で分割した区間毎にデスクランブル処
理回路3から送られて来る伸長レンジデータに従って伸
長される。データ伸長回路25を介した音声データ列は
、D/A変換器26に導かれ、送信側と同じアナログ信
号に変換され端子27を通して出力音用信号として拡声
される。この場合、伸長処理のために伝送されるスクラ
ンブルされたレンジデータは、デスクランブル処理回路
30において、契約加入者のみが得ることのできるキー
データに基づいて、正しいデータに変換されてデータ伸
長回路25に供給される。
次に、上記構成におけるレンジデータ抽出回路28の動
作を詳細に説明する。
A/D変換器22からは、PCMデータ化されたデジタ
ルデータ列が次々とレンジデータ抽出回路28に入力す
る。レンジデータ抽出回路28は、これら2’Sコンブ
リメントデータ(2の補数データ)であるデータ列を、
所定区間毎に分け、この区間内の最大振幅を示すデータ
を抽出する。そして、この抽出したデータがいずれの振
幅レンジに屈ツるのかを判定する。
第2図は5つの区間で現れる音声信号のモデル波形(実
ね)である。横軸は時間、縦軸は音声波形の振幅を示し
、区間T1の信号は、レンジ°゛0″に属し、区間T2
の信号はレンジ°“1”に、区間T3の信号はレンジ“
2″に、区間T3の信号はレンジ“2”に、区間T4の
信号はレンジ゛3′′に、区間T5の信号はレンジ“4
″にそれぞれ属している。各区間は答間隔であり、例え
ばi[m5ec]とする。サンプルクロックパルスを所
定値に設定すと、この区間内に32個のサンプルデータ
列が入ることになり、各区間において、正極性側及び負
極性側において、最大振幅サンプル点P1゜P2 、P
3 、P4 、P5が存在する。
今、区間T1における最大振幅点P′lのデータがいず
れのレンジにfl?lるかを判定する場合、11点のデ
ータは、上位2ビツト目から6ビツト目までは確実に論
理「1」が立つので、レンジデータ抽出手段28は、こ
の11点のデータと、レンジ゛O″の最大値を示すデー
タr01111111111111Jとを比較し、上記
5つのビットが一致することで、レンジ“O”で圧縮を
行うことを決定する。また、点P1が負極性のデータの
場合は、論理「0」が5つ一致することで、レンジ“0
パで圧縮を行うことを決定する。
これを、一般的に示せば、1区間内の最大振幅データの
デジタル値をMとし、13ビツトの最大1(レンジ“0
”の最大振幅データ)をFS、レンジ数をRとした場合
、 FSX2”<M≦FSX2−”      ・・・(1
)に属するときのRの値をレンジとして決定する。
ただしRはO〜4の整数値である。
こうしてレンジが決定されると、レンジデータ抽出手段
28は、(1)式によるRの値を例えば2進コ、−ド化
してデータ圧縮回路23に供給する。
このレンジデータは高々ビットである。データ圧縮回路
23は、上記レンジデータにより、第8図で説明したデ
ータ圧縮処理を行う。即ち、レンジの値がRの時は、少
なくとも(R+1)番目までは、最上位ビットの値と等
しいので、これを省略して伝送するわけである。これに
より、レンジ“4”の場合は、14ビツト伝送と等しい
音声出力を得ることができる。
次に、レンジデータのスクランブル処理及びデスクラン
ブル処理を説明する。
レンジデータ抽出手段28からのレンジデータは、スク
ランブル処理回路2つに供給して、非契約加入者に対す
るスクランブル処理が行なわれる。
この場合のスクランブル処理は、第8図で説明したよう
な擬似ランダムパターン発生器を用い、排他論理和回路
の一方端にレンジデータを入力し、各区間毎にランダム
変化するPNパターンを同排他論理和回路の他方端に入
力することで、レンジデータに対し2の補数部品を行う
第2図を再び参照すると、区間T1の正しいレンジ“0
”を“1″に変換している。この場合、排他論理和回路
に加えるPNパターンとしては、レンジデータ[000
]に対しPNパターン[0011を加える。また、区間
T2において、正しいレンジ“1″([0011)を“
3″([011])にスクランブルしている。したがっ
て、PNパターンは[010]である。同様に他の区間
でもPNパターンが、ランダムに変化することによって
、レンジ“2”が1”に、“3”が“2パに、4″が2
”に変換される。
こうしてスクランブルされたレンジデータは、受信側に
おいて、デスクランブル処理される。このデスクランブ
ル処理は、送信側と逆の変換である。即ち、スクランブ
ルレンジデータ[001]に対しては、受信側のデスク
ランブル処理回路30においてPNパターン[0011
を発生することで、正しいレンジデータ[000]を得
ることができる(区間T1)。また、区間T2のスクラ
ンブルレンジデータ[011]に対してPNパターン[
010]を発生することで、正しいレンジデータ[00
11を得る。このように受信側では、送信側と同一のP
Nパターンを発生することで正しいレンジデータを解読
して取得している。ただし、このように送信側と同じP
Nパターンを発生する受信機は、デスクランブルのため
の平文化用キーデータが得られる契約加入者のみである
非契約加入者に対するこの発明のスクランブル音声波形
は、スクランブル状態のレンジデータによって、音声サ
ンプルデータ列を伸長処理するので、第2図点線波形に
示すように、各区間毎に段差を持った波形となる。即ち
9区間T1の音声データに対しては、レンジ“1″の伸
長処理を行うので、正常の場合の2分の1の振幅の音声
波形となる。区間T2においては、正常振幅の4倍の波
形が発生する。同様に区間T3.T4では2倍となり、
区間T5では4倍の波形となる。1区問は1[m5ec
lであるので、ランダムなレンジデータによって生ずる
波形の段差は、1[lll5eC]毎に生じ、音声とし
て聞取ることは容易でない。
なお、第5図はスクランブルレンジデータの伝送方法を
示すフレーム図である。
この発明は、こうして音声信号に対しスクランブルを与
える事が出来るものである。
第3図はこの発明に係る他のスクランブル方法を説明す
る回路図である。
この第3図は、送信側は、入力するレンジデータをRO
M31のアドレスとしてそれに対応するデータを読出す
ことで、別のレンジデータを発生する回路である。そし
て、ROM31から発生したレンジデータは、伝送レン
ジデータとして伝送され、受信側に送出される。
受信側は、送信側のROM31と逆変換テーブルを持つ
ROM32を有し、このROM32に伝送レンジデータ
をアドレスとして入力する。これにより、送信側と同一
のレンジデータを得ようとするものである。この場合、
レンジデータと変換レンジデータとが一対一に対応して
しまうので、各ROM31.32の容量を拡張し、例え
ば各ことなる変換テーブルを持つ4つの領域を切換える
ように構成する。33はその切換情報の発生器である。
そして、切換情報発生器33からの情報は、暗号器34
で暗号化して受信側に伝送する。受信側は、復号器35
にキーデータが与えられる場合に、暗号化された切換情
報を正しい切換情報に復号化して、ROM32を切換る
このような構成において、切換情報の切換タイミングは
、サンプルデータ列の区間に対応して変化させれば良い
。そして、この場合、レンジデータを解読しても、切換
情報を解読しなければ正しいデスクランブルは行えない
ので、よりセキュリティの高いシステムとなる。
第4図はスクランブルの他の方法を示1回路図である。
本実施例は、第1図で説明した排他論理和回路による変
換の代りに、送信側に加tフ器36、受信側に引算器3
7を配置し、送信側においてはレンジデータと乱数発生
器38からの乱数パターンとを加nして送り、受信側の
引算器37において同一の乱数パターンを引算するもの
である。受信側における乱数パターンは、送信側の初期
値レジスタ39と同一の初期値を発生する初期値レジス
タ41からのデータにより、乱数発生器40より発生す
る。この受信側の初期値データは、キーデータにより制
御される。
上記のごとくこの発明は、伝送音声データそのものには
スクランブルを加えず、レンジデータにスクランブルを
与え、伸長処理過程で振幅を正しく再現できないように
するものである。そして、レンジデータは3ビット程度
のデータであるため、スクランブル及びデスクランブル
処理回路の構成が簡潔化されるという利点がある。また
、この種の有料放送においては、契約加入者に対しては
、高品位な情報を提供することにある。この発明は伝送
音声データそのものにはスクランブルをかけることがな
いため、レンジデータのデスクランブル正確に行なわれ
ないことによる音声データの潰れは、従来のように伝送
音声データそのものにスクランブルをかける場合に比し
、程度が少ないというメリットもある。
また、この発明の最大のメリットとして、レンジデータ
のスクランブル処理及びデスクランブル処理が極めて低
速で行えることである。従来の、伝送音声データそのも
のにスクランブルを加えていたシステムによれば、数1
00 [Kbps ]の処理速度が要求されるのに対し
、この発明ではその200分の1の処理速度で良い。し
たがって、第1図の一点鎖線にて示すように、スクラン
ブル処理回路29をコントロールする処理コントローラ
42に対し、受信側に同様の処理コントローラ43を設
け、このコントローラ43をマイコン44にブロクラム
した作業手順によって行うようにすることができる。こ
のよなシステムに調製することにより、マイコンのプロ
グラムが公開されない限り、スクランブルは不当に@読
されることはなく、よりセキュリティ性の高いシステム
となる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、圧伸則の基準とな
るレンジデータをスクランブルしているので、スクラン
ブル及びデスクランブルの低速処理が可能となるという
効果がある。また、レンジデータのビット長は音声デー
タの比では無いので、各処理回路の構成も簡略化するこ
とができ、さらには、デスクランブルが正確に行えなか
った場合の被害も少ないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るデジタル音声伝送装置の一実施
例を示すブロック回路図、第2図はこの発明によりスク
ランブルされた音声信号の波形を示す波形図、第3図及
び第4図はこの発明によるレンジデータのスクランブル
方法を示す回路図、第5図はスクランブルレンジデータ
の伝送位置を示すフレーム図、第6図はデジタル音声伝
送システムの送信側の構成を示すブロック回路図、第7
図及び第8図はこの発明に関係する準瞬時圧伸用を説明
するための説明図、第9図及び第10図は従来の伝送音
声データに対して行うスクランブル処理を示す説明図で
ある。 23・・・データ圧縮回路、24・・・伝送路、25・
・・データ伸長回路、28・・・レンジデータ抽出回路
、2つ・・・スクランブル処理回路、30・・・デスク
ランブル処理回路。 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 送信側においては、 アナログ音声信号がPCM変換された音声サンプルデー
    タ列を所定区間に分け、この区間内での最大振幅データ
    が、予め定めた複数の振幅レンジのいずれに属するかに
    応じてその区間の前記音声サンプルデータ列をデータ圧
    縮するデータ圧縮手段と、 前記振幅レンジを示すレンジデータをスクランブルして
    送出するレンジデータ送出手段とを少なくとも有し、 受信側において、スクランブルされたレンジデータをデ
    スクランブルし、このデスクランブルレンジデータに基
    づいて、圧縮して伝送された音声サンプルデータ列を伸
    長するようにしたことを特徴とするデジル音声信号伝送
    装置。
JP23230086A 1986-09-30 1986-09-30 デジタル音声信号伝送装置 Pending JPS6387038A (ja)

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