JPH05268474A - スキャナ装置 - Google Patents

スキャナ装置

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Publication number
JPH05268474A
JPH05268474A JP4063926A JP6392692A JPH05268474A JP H05268474 A JPH05268474 A JP H05268474A JP 4063926 A JP4063926 A JP 4063926A JP 6392692 A JP6392692 A JP 6392692A JP H05268474 A JPH05268474 A JP H05268474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
shading
outputs
reference value
digital image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4063926A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morita
宏 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP4063926A priority Critical patent/JPH05268474A/ja
Publication of JPH05268474A publication Critical patent/JPH05268474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒/白基準値を数ラインサンプルし、平均化
することにより、外来ノイズを除去し、シェーディング
演算精度を向上させた。 【構成】 原稿の画像情報を読み取り、RGBデジタル
画像信号12に変換して出力する画像読取手段2と、数
ライン分の黒基準値及び白基準値を平均化する平均化回
路5と、1ライン分の黒/白基準値を記憶するシェーデ
ィング用メモリ6と、白/黒基準値を用いシェーディン
グ補正演算を行う、シェーディング演算回路7から成
る、シェーディング手段3と、装置全体を制御し、ノイ
ズを取るアルゴリズムを実行する制御手段1と、画像信
号を処理する画像処理手段4より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シェーディング補正
を行うために、原稿を読む前に黒基準値及び白基準値を
記憶するスキャナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナ装置では、画像読取手段
に設けられた黒/白基準板を、画像読取手段に設けられ
た読取部を用いて黒/白基準値をサンプルし、シェーデ
ィング手段に設けられたSRAMに記憶させ、シェーデ
ィング手段のシェーディング演算部で(式3)の演算を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、従来のス
キャナ装置では、スキャナ内部に常に発生しているラン
ダムノイズが、記憶した白/黒基準値に混入した場合、
シェーディング補正演算が正確にできないという課題が
あった。そのため、出力画像に横縞、縦縞、主走査方向
の色斑などがあらわれるという課題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、白/黒基準値に
混入するノイズの影響を少なくすることにより、精度の
高いシェーディング補正演算を行うことができるスキャ
ナ装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は原稿の画像情報を読み取り、RGBのデジ
タル画像信号に変換して出力する画像読取手段と、前記
RGBのデジタル画像信号を受け、黒基準値及び白基準
値を平均化する平均手段と、該平均化手段の出力データ
を記憶するメモリ手段と、該メモリ手段の出力値と前記
RGBデジタル画像信号とをシェーディング演算するシ
ェーディング演算手段とからなるシェーディング手段
と、前記シェーディング手段の出力するRGBデジタル
画像補正信号を処理する画像処理手段と、前記画像読取
手段、前記シェーディング手段及び前記画像処理手段を
制御する制御手段から構成した。
【0006】
【作用】上記のように構成されたスキャナ装置において
は、次の手順で、ノイズを除去するアルゴリズムを制御
手段は実行する。初めに、制御手段は、白基準読み取り
の動作にはいるよう各手段に信号を出力する。白基準読
み取りの動作にはいると、画像読取手段は、照明手段を
点灯してスキャナ上に置かれた白基準原稿を読み、数ラ
イン分のRGBデジタル画像信号を出力する。
【0007】シェーディング手段は、数ライン分のRG
Bデジタル画像信号を平均化して1ライン分の白基準値
として記憶する。次に、制御手段は、黒基準読み取りの
動作にはいるよう各手段に信号を出力する。黒基準読み
取りの動作にはいると、画像読取手段は、照明手段を消
灯して、数ライン分のRGBデジタル画像信号を出力す
る。
【0008】シェーディング手段は、数ライン分のRG
Bデジタル画像信号を平均化して1ライン分の黒基準値
として記憶する。次に、制御手段は、原稿読み取りの動
作にはいるよう各手段に信号を出力する。原稿読み取り
の動作にはいると、画像読取手段は、照明手段を点灯し
て、原稿を読み取り、原稿のRGBデジタル画像信号を
出力する。
【0009】シェーディング手段は、RGBデジタル画
像信号を、白/黒基準値を使用してシェーディング演算
を行い、RGBデジタル画像補正信号を出力する。画像
処理手段は、RGBデジタル画像補正信号を、拡大、縮
小、回転、圧縮などを制御手段の指令で行い、各デバイ
スに出力する。最後に、制御手段は、原稿読み取りを終
わらせるため各手段に信号を出力する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明を用いたスキャナ装置のブ
ロック図である。図2は、図1におけるシェーディング
手段の構成を示すブロック図である。図1及び図2に示
すように、本発明のスキャナ装置は、原稿の画像情報を
読み取り、RGBデジタル画像信号12に変換して出力
する画像読取手段2と、数ライン分の黒基準値及び白基
準値を平均化する平均化回路5と、1ライン分の黒/白
基準値を記憶するシェーディング用メモリ6と、白/黒
基準値を使いシェーディング補正演算を行う、シェーデ
ィング演算回路7から成る、シェーディング手段3と、
装置全体を制御しノイズを取るアルゴリズムを実行する
制御手段1と、画像信号を処理する画像処理手段4より
成る。
【0011】次に動作を説明する。制御手段1は、ノイ
ズを除去するアルゴリズムを実行していくため、信号a
8、信号b9、信号c10、信号d11を図3に示すタ
イミングチャートの通りに順次出力していく。処理手順
は、図4のフローチャートに示す通りである。
【0012】初めに、制御手段1は、白基準値読み取り
を指示する信号a8と、最初のラインであることを示す
信号d11を出力する。画像読取手段2は、信号a8を
受けると、照明手段(図示せず)を点灯し、白基準原稿
を読み、8ラインのRGBデジタル画像信号12をシェ
ーディング手段3に出力する。
【0013】シェーディング手段3を構成する平均化回
路5は、信号a8と信号d11を受け取ると、まず1ラ
イン分のRGBデジタル画像信号12をシェーディング
用メモリ6の白基準値を格納するエリアに記憶させる。
次に、制御手段1は1ライン分のRGBデジタル画像信
号12の出力が終了すると、信号d11を無効にする。
【0014】平均化回路5は、信号d11が無効になる
と、(式1)の計算式に示すように、RGBデジタル画
像信号12とシェーディング用メモリ6に記憶してある
値を逐次加算し、再びシェーディング用メモリ6に書き
込む動作をハードウエアで行う。これを1ライン分の全
画素について実行し、残りのライン分も繰り返す。 M’= D+M (式1) ただし、 M’ : シェーディング用メモリに書き込まれる値 D : RGBデジタル画像信号 M : シェーディング用メモリから読み出される値 次に、制御手段1は信号a8を無効にする。
【0015】平均化回路5は、(式2)に示すようにシ
ェーディング用メモリ6の値を読みだし割算を実行し、
その結果を再びシェーディング用メモリ6に書き込む。 M’= M/8 (式2) ただし、 M’ : SRAMに書き込まれる値 M : SRAMから読み出される値 次に、制御手段1は黒基準値読み取りを指示する信号b
9と、最初のラインであることを示す信号d11を出力
する。
【0016】画像読取手段2は、信号b9を受けると照
明手段を消灯し、黒基準原稿を読み、8ライン分のRG
Bデジタル画像信号12をシェーディング手段3に出力
する。平均化回路5は、信号b9と信号d11を受け取
ると、1ライン分のRGBデジタル画像信号12をシェ
ーディング用メモリ6の黒基準値を格納するエリアに記
憶する。
【0017】次に、制御手段1は、1ライン分のRGB
デジタル画像信号12の出力が終了すると、信号d11
を無効にする。平均化回路5は、信号d11が無効にな
ると、(式1)の計算式が示すように、RGBデジタル
画像信号12とシェーディング用メモリ6に記憶してあ
る値を、逐次加算し、再びシェーディング用メモリ6に
書き込む動作をハードウエアで行い、これを1ライン分
の全画素について実行し、残り7ライン分繰り返す。次
に、制御手段1は信号b9を無効にする。
【0018】平均化回路5は、(式2)に示すようにシ
ェーディング用メモリ6の値を読み出し、割算を実行
し、その結果を再びシェーディング用メモリ6に書き込
む。次に、制御手段1は、原稿読み取りを指示する信号
c10を出力する。画像読取手段2は、信号c10を受
けると、照明手段を点灯させ、原稿のRGBデジタル画
像信号12を出力する。シェーディング演算回路7は、
信号c10を受け取ると、RGBデジタル画像信号12
をシェーディング用メモリ6に記憶した黒基準値、白基
準値を使って(式3)のシェーディング演算を行い、R
GBデジタル画像補正信号13を出力し、画像処理手段
4は、RGBデジタル画像補正信号13に各種の画像処
理を施す。
【0019】 Dout =(Din−Db )/(Dw −Db )×255 (式3) ただし、 Dout : RGBデジタル画像補正信号 Din : RGBデジタル画像信号 Db : 黒基準値 Dw : 白基準値 次に、制御手段1は原稿読み取りを指示する信号c10
を無効にする。これにより、各手段は原稿読み取りを終
了する。
【0020】以上の説明のように、1ライン分の黒/白
基準値を8回づつ取り込み平均化するので、黒/白基準
値にランダムノイズの混入があっても、結果的にはラン
ダムノイズ成分は小さくなり、(式3)の演算から正確
なRGBデジタル画像補正信号を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明はRGBデジタル
画像信号をシェーディング補正する手段を平均化回路、
メモリ、シェーディング演算回路から構成したので、黒
/白基準値の中にノイズが混入することによる、横縞、
縦縞、主走査方向の色斑などの画像の荒れの発生を抑え
ることができる。
【0022】また、演算回路をハードウェアで構成する
ことによりソフトウェアで行うよりも高速で実行でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキャナ装置のブロック図である。
【図2】本発明のスキャナ装置に用いられるシェーディ
ング手段のブロック図である。
【図3】制御手段から出力される信号のタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 制御手段 2 画像読取手段 3 シェーディング手段 4 画像処理手段 5 平均化回路 6 シェーディング用メモリ 7 シェーディング演算回路 8 信号a 9 信号b 10 信号c 11 信号d 12 RGBデジタル画像信号 13 RGBデジタル画像補正信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取り、RGBのデ
    ジタル画像信号に変換して出力する画像読取手段と、前
    記RGBのデジタル画像信号を受け、シェーディング補
    正したRGBデジタル画像補正信号を画像処理手段に出
    力するシェーディング手段と、前記画像読取手段、前記
    シェーディング手段及び前記画像処理手段のそれぞれに
    制御信号を出力する制御手段から成るスキャナ装置にお
    いて、前記シェーディング手段は、黒基準値及び白基準
    値を平均化する平均手段と、該平均化手段の出力データ
    を記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段の出力値と前
    記RGBデジタル画像信号とをシェーディング演算する
    シェーディング演算手段とから成ることを特徴とするス
    キャナ装置。
JP4063926A 1992-03-19 1992-03-19 スキャナ装置 Pending JPH05268474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063926A JPH05268474A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 スキャナ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4063926A JPH05268474A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 スキャナ装置

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JPH05268474A true JPH05268474A (ja) 1993-10-15

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ID=13243440

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063926A Pending JPH05268474A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 スキャナ装置

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JP (1) JPH05268474A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7161626B1 (en) 1998-10-02 2007-01-09 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus
US7359090B2 (en) * 2003-12-22 2008-04-15 Lexmark International, Inc. Shading an optical sensing element such as in a scanner
JP2014072544A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Digital Media Engineering Corp 画像処理装置及び画像処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7161626B1 (en) 1998-10-02 2007-01-09 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus
US7359090B2 (en) * 2003-12-22 2008-04-15 Lexmark International, Inc. Shading an optical sensing element such as in a scanner
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