JPH05268373A - 病院内コミュニケーションシステム - Google Patents

病院内コミュニケーションシステム

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JPH05268373A
JPH05268373A JP10834192A JP10834192A JPH05268373A JP H05268373 A JPH05268373 A JP H05268373A JP 10834192 A JP10834192 A JP 10834192A JP 10834192 A JP10834192 A JP 10834192A JP H05268373 A JPH05268373 A JP H05268373A
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JP
Japan
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service
inpatient
patient
computer
nurse
Prior art date
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Pending
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JP10834192A
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English (en)
Inventor
Youzou Tsuruta
曜三 鶴田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入院患者が声を出すことなく簡単な操作のみ
によってナースステーション等の各サービス部署へその
要求内容を伝達することができ、かつ各サービス部署に
おいては入院患者の要求内容を入院患者と対話しなくと
も確実に把握することのできる病院内コミュニケーショ
ンシステムを提供する。 【構成】 各入院患者2の病床脇に電話機1を設置す
る。この電話機1に、排便介助等の各サービスに対応し
た複数の多目的ボタンを設ける。ナースステーション4
等の各サービス部署にコンピュータ5を設置する。そし
て、各入院患者2が前記多目的ボタンの1つを押すこと
により、前記コンピュータ5の画面11には各入院患者
2の通報発信に関するデータ(受付時間,病室No.,
ベッドNo.,氏名,サービス項目)が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病医院等において入院
患者等が排便介助や清拭依頼等の特定のサービスをナー
スステーション等の各サービス部署に要求するためのシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入院患者が看護婦等に自己の要求
を伝達する手段としては、行き交う者を呼び止めて直接
伝達するか、あるいは押ボタン式のナースコールによっ
て看護婦を呼び出し、そのうえで用件を伝達するという
方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、入院患者が声を出すことのできない者ある
いは声を出すことが苦痛な者である場合、またはその意
思伝達の仲介をする付添者がいない場合には、自己の要
求を伝達することができないという問題点がある。ま
た、ナースコールによる呼び出しにおいては、ブザーの
みでは急を要する用件であるか否かの判断がつかず、看
護婦は重要な仕事の最中でもその都度患者の病室へ出向
かなければならないという不都合がある。また、このよ
うに入院患者の要求内容が分からないまま患者のもとへ
出向いた看護婦は、患者から要求内容を確認し、その要
求内容が例えば排便介助の要請等であった場合には、あ
らためて排便介助用の器具等を取りに戻るといった非能
率的な仕事を行っているのが現状である。本発明は、従
来技術における上記のような問題点に鑑み、入院患者が
声を出すことなく簡単な操作のみによってナースステー
ション等の各サービス部署へその要求内容を伝達するこ
とができ、かつ各サービス部署においては入院患者の要
求内容を入院患者と対話しなくとも確実に把握すること
のできる病院内コミュニケーションシステムを提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、各
サービス部署と、これらサービス部署からのサービスを
受ける各入院患者と、該入院患者の病床脇に設置され、
各種サービスに対応した複数の多目的ボタンを有する電
話機と、前記各サービス部署に設置されたコンピュータ
とを備え、前記各入院患者が前記多目的ボタンの1つを
押すことにより、院内交換機を介して対応するサービス
部署に接続され、該サービス部署に設置された前記コン
ピュータの画面に各入院患者の通報発信に関するデータ
が出力されるようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る病院内コミュニケーションシ
ステムの構成図、図2はそのシステムの実施に使用する
電話機の外観を示す斜視図である。
【0006】図1,図2において、1は入院患者2の病
床脇に設置された電話機、5はナースステーション4等
の各サービス部署に設置されたコンピュータを示し、入
院患者2から院内交換機7を介して内線使用ではナース
ステーション4等の各サービス部署,及び病医院内の売
店6等と、外線使用では入院患者2の自宅あるいは勤務
先等の任意の通報受領先と交信することができるように
されている。前記電話機1は、通常のダイヤル機能の
他、多目的通報機能を有している。電話機1には、多目
的通報用の複数個の多目的ボタン10,及び通報の処理
をリセットするための停止ボタン9が設けられており、
多目的ボタン10,停止ボタン9上には多目的通報確認
用ランプ13,停止操作確認用ランプ12がそれぞれ設
けられている。ここで、複数個の多目的ボタン10に
は、排便介助,排尿介助,洗髪依頼,清拭依頼,入浴依
頼,服薬指導等の中から各入院患者2が任意に選択して
各種のサービス項目を登録しておくことができるように
されている。一方、前記コンピュータ5は、複数の多目
的ボタン10のうちどのボタンが押されたかを予め設定
されたデータと比較判断し、そのボタンの意味する内容
(サービス項目)を受付時間,病室No.,ベッドN
o.,氏名等と共にその画面11に表示することができ
るようにされている(図5参照)。また、前記多目的ボ
タン10の中の1つは終了ボタンとなっており、各入院
患者2が各種のサービスを受けた時点で該終了ボタンを
押すことにより、ナースステーション4等に設置された
前記コンピュータ5にサービス終了の時間が出力される
ようになっている。さらに、電話機1には、ナースステ
ーション4等からのメッセージ等を表示するための液晶
ディスプレイ15,メッセージ等を出力するためのスピ
ーカ16,該スピーカ16の音量を調節するための音量
調節ボリューム17が設けられている。尚、電話機1に
は、家庭用AC100Vと接続するための電源コンセン
ト19が設けられており、通常の電話機能として電話用
プッシュボタン20及び受話器21が設けられている。
【0007】図3は電話機1の電気的構成を示すブロッ
ク図である。電話機1は、主制御部22によって制御さ
れる。主制御部22には、ダイアラー23,MODEM
(変復調装置)24,信号音モニタ25,液晶ディスプ
レイ15,発光ダイオード29,多目的ボタン10,停
止ボタン9,スピーカ16,ROM30,RAM31が
接続されている。ROM30には主制御部22の制御プ
ログラムが記憶されており、RAM31にはナースステ
ーション4等に設置されたコンピュータ5(図1参照)
への接続手順に関する情報が記憶されている。発光ダイ
オード29は多目的ボタン10等のファンクションキー
の状態を表示するものである(ランプ表示)。また、M
ODEM24は電話回線上でデータ通信が行えるように
するための装置である。電源33としては家庭用AC1
00Vが使用され、最大6時間停電してもよいように予
備電池34が装備されている。
【0008】図4は主制御部22による通報の処理手順
を示している。入院患者2が多目的ボタン10の中から
自己の希望するサービスボタン、例えば「排便介助」の
ボタンを押すと(S1)、その押された多目的ボタン1
0の上の多目的通報確認用ランプ13が点灯する(S
2)。このとき、液晶ディスプレイ15には、押された
サービス項目「ハイベンカイジョ」が表示される(S
3)。このサービス項目が誤りであれば、回線が接続さ
れる前に停止ボタン9を押すことにより(S4)リセッ
トされ、多目的通報確認用ランプ13が消える(S
5)。希望どおりのサービス項目であれば、RAM31
内に記憶されたナースステーション4等に設置されたコ
ンピュータ5への接続手順に関する情報に従って電話回
線を介して自動的に発信され(S6)、前記コンピュー
タ5の画面11に入院患者2の通報発信に関するデータ
(受付時間,病室No.,ベッドNo.,氏名,サービ
ス項目)が出力表示される(S7)(図5参照)。この
とき、電話機1の液晶ディスプレイ15には、ナースス
テーション4に着信した旨のメッセージ「レンラクデキ
マシタ」が表示される(S8)。通報を受けた看護婦
は、コンピュータ5の画面11に表示された入院患者2
からのサービス項目を確認し(S9)、急を要する用件
(例えば、排便介助要請)であれば即座に対応する(S
10)。そして、そのサービスが終了した時点で、看護
婦が多目的ボタン10の中の1つである終了ボタンを押
す(S11)。すると、ナースステーション4のコンピ
ュータ5の画面11にサービスの終了時間が出力される
(S12)(図5参照)。一方、ある程度時間的余裕の
ある用件(例えば、洗髪依頼)であれば、他の仕事の流
れの中に組み入れることによって対応する(S13)。
そして、そのサービスが終了した時点で、看護婦が前記
終了ボタンを押す(S11)。すると、ナースステーシ
ョン4のコンピュータ5の画面11にサービスの終了時
間が出力される(S14)。以上のように、入院患者2
は電話機1の多目的ボタン10の1つを押すだけで希望
するサービス内容をナースステーション4にいる看護婦
等に伝えることができるので、入院患者2が声を出すこ
とのできない者あるいは声を出すことが苦痛な者である
場合においても、入院患者と看護婦等とのコミュニケー
ションをスムーズに行うことができる。また、看護婦等
はコンピュータ5の画面11を見ることにより急を要す
る用件であるか否かの判断がつくので、急を要しない用
件の場合には直ぐに入院患者2の病室へ出向く必要はな
く、その結果、急を要しない用件によって他の重要な仕
事が中断されることもない。さらに、看護婦等はナース
ステーション4等にいたままで入院患者の要求内容を確
実に把握することができるので、要求内容が排便介助の
要請等である場合には、予め万全の準備をして入院患者
2のもとへ出向くことができ、その結果、従来に比して
能率の良い仕事を行うことができる。
【0009】尚、上記実施例においては、病医院内のサ
ービス部署としてナースステーション4を例に採って説
明しているが、必ずしもナースステーション4に限定さ
れるものではなく、例えば受付その他の部署であっても
よい。そして、病医院内のあらゆるサービス部署にコン
ピュータを設置することにより、入院患者2と病医院と
のコミュニケーション体制をさらに充実させることがで
きる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明では、各サービス部
署と、これらサービス部署からのサービスを受ける各入
院患者と、該入院患者の病床脇に設置され、各種サービ
スに対応した複数の多目的ボタンを有する電話機と、前
記各サービス部署に設置されたコンピュータとを備え、
前記各入院患者が前記多目的ボタンの1つを押すことに
より、院内交換機を介して対応するサービス部署に接続
され、該サービス部署に設置された前記コンピュータの
画面に各入院患者の通報発信に関するデータが出力され
るようにしたことにより、入院患者は電話機の多目的ボ
タンの1つを押すだけで希望するサービスを受けること
ができ、その結果、入院患者が声を出すことのできない
者あるいは声を出すことが苦痛な者である場合でも、入
院患者と看護婦等とのコミュニケーションをスムーズに
行うことができるというすぐれた効果がある。また、看
護婦等はコンピュータの画面を見ることにより急を要す
る用件であるか否かの判断がつくので、急を要しない用
件の場合には直ぐに入院患者の病室へ出向く必要はな
く、その結果、急を要しない用件によって他の重要な仕
事が中断されることはないというすぐれた効果がある。
さらに、看護婦等はナースステーション等にいたままで
入院患者の要求内容を確実に把握することができるの
で、要求内容が排便介助の要請等である場合には、予め
万全の準備をして入院患者のもとへ出向くことができ、
その結果、従来に比して能率の良い仕事を行うことがで
きるというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る病院内コミュニケーションシステ
ムの構成図である。
【図2】本発明に係る病院内コミュニケーションシステ
ムの実施に使用する電話機の外観を示す斜視図である。
【図3】電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】主制御部22による通報の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】ナースステーションに設置されたコンピュータ
を示す正面図である。
【符号の説明】 1 電話機 2 入院患者 4 ナースステーション 5 コンピュータ 7 院内交換機 10 多目的ボタン 11 画面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各サービス部署と、これらサービス部署
    からのサービスを受ける各入院患者と、該入院患者の病
    床脇に設置され、各種サービスに対応した複数の多目的
    ボタンを有する電話機と、前記各サービス部署に設置さ
    れたコンピュータとを備え、前記各入院患者が前記多目
    的ボタンの1つを押すことにより、院内交換機を介して
    対応するサービス部署に接続され、該サービス部署に設
    置された前記コンピュータの画面に各入院患者の通報発
    信に関するデータが出力されるようにしたことを特徴と
    する病院内コミュニケーションシステム。
JP10834192A 1992-03-16 1992-03-16 病院内コミュニケーションシステム Pending JPH05268373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10834192A JPH05268373A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 病院内コミュニケーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10834192A JPH05268373A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 病院内コミュニケーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05268373A true JPH05268373A (ja) 1993-10-15

Family

ID=14482238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10834192A Pending JPH05268373A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 病院内コミュニケーションシステム

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JP (1) JPH05268373A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101215A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Aiphone Co Ltd ナースコール装置
JP2002199115A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Aiphone Co Ltd ナースコール装置
JP2003037679A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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