JPH05268075A - カウンタ回路 - Google Patents

カウンタ回路

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Publication number
JPH05268075A
JPH05268075A JP5868692A JP5868692A JPH05268075A JP H05268075 A JPH05268075 A JP H05268075A JP 5868692 A JP5868692 A JP 5868692A JP 5868692 A JP5868692 A JP 5868692A JP H05268075 A JPH05268075 A JP H05268075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch circuit
clock
circuit
latch
counter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5868692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Sunai
重己 簾内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yamagata Ltd
Original Assignee
NEC Yamagata Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yamagata Ltd filed Critical NEC Yamagata Ltd
Priority to JP5868692A priority Critical patent/JPH05268075A/ja
Publication of JPH05268075A publication Critical patent/JPH05268075A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カウンタ回路において、クロック変化がデータ
変化よりも遅れるために生じるカウントずれを防止す
る。 【構成】ラッチ回路とインバータの数で周期が決定され
るカウンタ回路の第1段目のラッチ回路L1の前に最終
段のラッチ回路L6と同相のクロックで変化するダミー
のラッチ回路L0を付加し、かつそのクロックを作るイ
ンバータI0を付加した。 【効果】ラッチ回路L0とインバータI0を付加するこ
とにより、データが遅れることによって生じるカウンタ
のカウントずれを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカウンタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンタ回路は、図3(A)の回
路図に示すように、ラッチ回路(Ln)の段数に対応し
てインバータ(In)を備えている。尚、ラッチ回路は
図5に示してある。
【0003】次に動作について、図3(B)のタイミン
グチャートを参照して説明する。最初リセット状態であ
ったとすると、全ラッチ回路(L7〜L12)のデータ
出力(D)は全て0である。次に、ラッチ回路L7はク
ロックの立ち下がりで変化するためそこで1となる。ラ
ッチ回路L8はクロックの立ち上がりで変化するためそ
の半クロック後に1となる。このように、クロックの半
周期ごとにラッチ回路L9,L10,L11,L12の
データ出力(D)が1となる。そしてラッチ回路L12
のデータ出力(D)が1となった次の半周期後にラッチ
回路L7のデータ出力(D)が0となり、これらの動作
を繰り返し、ラッチ回路の段数によって周期が決定され
るカウンタ回路となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のカウンタ回
路ではラッチ回路の段数が多いほど周期がずれてしまう
可能性がある。その動作を図3(B)および同図のA−
B区間の詳細図である図4を参照して説明する。ラッチ
回路の段数が多いほどラッチ回路L12のクロック
(C)に対してラッチ回路L7のクロック(C)が遅れ
る(図3(B))。
【0005】ラッチ回路L7のデータ入力(I)はラッ
チ回路L12のクロック(C)で変化するため、ラッチ
回路L7において、ラッチ回路L7のクロック(C)が
ラッチ回路L7のデータ入力変化より遅れてしまい、理
想的には図4の点線のように変化すべきはずのラッチ回
路L7の出力データDが実線のように変化してしまい、
カウンタ回路のカウントずれを起してしまうという問題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、第1段
目のラッチ回路の前に最終段のラッチ回路と同相のクロ
ックで変化するダミーのラッチ回路を備え、かつ該ダミ
ーのラッチ回路のクロックを作るインバータを備えるこ
とにより出力データ遅れによるカウントずれを防止した
カウンタ回路にある。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1(A)は本発明の一実施例の回路図、図1
(B)はそのタイミングチャートである。図2は図1
(B)におけるA−B間を拡大して示したタイミングチ
ャートである。また、図1(A)の回路図に示す各ラッ
チ回路(Ln)の回路図を図5に示してある。
【0008】ラッチ回路(Ln)の段数に対応してイン
バータ(In)を備えている。最初リセット状態であっ
たとすると、ダミーのラッチ回路L0を含む全ラッチ回
路(L0〜L6)のデータ出力(D)は全て0である。
次に、ラッチ回路L0はクロックの立ち上がりで変化す
るためそこで1となる。ダミーのラッチ回路L0には周
期に関係のないインバータI0が結合している。ラッチ
回路L1はクロックの立ち下がりで変化するためそのク
ロックの半周期後に1となる。このように、クロックの
半周期ごとにラッチ回路L2,L3,L4,L5、L6
のデータ出力(D)が1となる。
【0009】これらの動作を繰り返し、ラッチ回路L6
のデータ出力(D)が1となると、ラッチ回路L0のク
ロックはラッチ回路L6のクロックと同相のため、クロ
ックが遅れたとしても次の周期内で変化し、次段のラッ
チ回路L1はデータ入力Iが決まってから、このラッチ
回路L1のクロックCが変化するため、ラッチ回路L1
のデータ出力(D)はクロックの半周期後に変化する。
【0010】図1(B)のA−Bの区間の詳細図である
図2を参照して説明する。ラッチ回路L6のクロックC
よりラッチ回路L0のクロックCは、その間のラッチ回
路の数が多いほど図2のように同相でありながらクロッ
クが遅れる。ラッチ回路L6のデータ出力(D)がラッ
チ回路L6のクロックCで変化し、ラッチ回路L0のデ
ータ出力(D)はラッチ回路L0のクロックCが遅れた
分だけ遅く変化するが、ラッチ回路L6のクロックCと
ラッチ回路L0のクロックCが同相なため、ラッチ回路
L0のデータ出力(D)はラッチ回路L0のクロックC
立ち上がりと同時に変化する。
【0011】そのため、ラッチ回路L1に関して、ラッ
チ回路L1のクロックCより入力データIが後に決まる
ため、ラッチ回路L1のデータ出力(D)は正しく変化
し、カウントずれを生じない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカウンタ回
路は、ダミーのラッチ回路を付加することにより、カウ
ンタのカウントずれを防止するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカウンタ回路を示す図であ
り、(A)は回路図、(B)はタイミング図である。
【図2】図1(B)のA−B間を詳細に示したタイミン
グ図である。
【図3】従来技術のカウンタ回路を示す図であり、
(A)は回路図、(B)はタイミング図である。
【図4】図3(B)のA−B間を詳細に示したタイミン
グ図である。
【図5】ラッチ回路を示す回路図である。
【符号の説明】 L0 周期に関係のないラッチ回路 L1〜L12 ラッチ回路 I0 周期に関係のないインバータ I1〜I16 インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1段目のラッチ回路の前に最終段のラ
    ッチ回路と同相のクロックで変化するダミーのラッチ回
    路を備え、かつ該ダミーのラッチ回路のクロックを作る
    インバータを備えることにより出力データ遅れによるカ
    ウントずれを防止したことを特徴とするカウンタ回路。
JP5868692A 1992-03-17 1992-03-17 カウンタ回路 Withdrawn JPH05268075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5868692A JPH05268075A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 カウンタ回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP5868692A JPH05268075A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 カウンタ回路

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Publication Number Publication Date
JPH05268075A true JPH05268075A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13091441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5868692A Withdrawn JPH05268075A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 カウンタ回路

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JP (1) JPH05268075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483033B1 (ko) * 1997-12-29 2005-08-17 주식회사 하이닉스반도체 멀티비트업-다운카운터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518