JPH0526683B2 - - Google Patents
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- JPH0526683B2 JPH0526683B2 JP61084127A JP8412786A JPH0526683B2 JP H0526683 B2 JPH0526683 B2 JP H0526683B2 JP 61084127 A JP61084127 A JP 61084127A JP 8412786 A JP8412786 A JP 8412786A JP H0526683 B2 JPH0526683 B2 JP H0526683B2
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- Japan
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- resistor
- fixed
- blower
- bracket
- synthetic resin
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00457—Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
- B60H1/00471—The ventilator being of the radial type, i.e. with radial expulsion of the air
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
- B60H1/00021—Air flow details of HVAC devices
- B60H2001/00078—Assembling, manufacturing or layout details
- B60H2001/00085—Assembling, manufacturing or layout details of air intake
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
- B60H2001/00614—Cooling of electronic units in air stream
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車用空調機に係り、特にブロワモ
ータの速度制御の抵抗器として防災機能を備えた
送風装置に関する。
ータの速度制御の抵抗器として防災機能を備えた
送風装置に関する。
従来、ブロワモータの速度制御用抵抗器を送風
装置内に配設した構造として実開昭56−147114号
公報が知られている。この実開昭56−147114号公
報によれば抵抗器のコイルの上部に吸入通路側壁
に形成しており、また、抵抗器のコイルの下部は
フアンを収納したスクロールである。この吸入通
路側壁及びスクロールは、形状が複雑なため一般
には2〜3個に分割し、合成樹脂材にて成形して
製作する。この合成樹脂材としては熱可塑性部材
が用いられており、モータが何らかの原因でロツ
ク状態になつた時、抵抗器の赤熱による火災事
故、あるいはコイルが赤熱のまま断線して落下し
た場合には、合成樹脂製の内外気切換箱が溶解し
たり、火が出たりする可能性がある。更に抵抗器
はブロワケース側壁に直接固定しているため、コ
イル発熱により取付部のケースが軟化し、抵抗器
全体が脱落して火災事故に至るという、極めてま
れな場合についての配慮はなされていない。
装置内に配設した構造として実開昭56−147114号
公報が知られている。この実開昭56−147114号公
報によれば抵抗器のコイルの上部に吸入通路側壁
に形成しており、また、抵抗器のコイルの下部は
フアンを収納したスクロールである。この吸入通
路側壁及びスクロールは、形状が複雑なため一般
には2〜3個に分割し、合成樹脂材にて成形して
製作する。この合成樹脂材としては熱可塑性部材
が用いられており、モータが何らかの原因でロツ
ク状態になつた時、抵抗器の赤熱による火災事
故、あるいはコイルが赤熱のまま断線して落下し
た場合には、合成樹脂製の内外気切換箱が溶解し
たり、火が出たりする可能性がある。更に抵抗器
はブロワケース側壁に直接固定しているため、コ
イル発熱により取付部のケースが軟化し、抵抗器
全体が脱落して火災事故に至るという、極めてま
れな場合についての配慮はなされていない。
一方、抵抗器のコイルをカバー(かご)で覆い
コイルの赤熱のため、抵抗器回路に温度ヒユーズ
を用いるが、一度、温度ヒユーズが溶断するとか
ごを取り除いて、温度ヒユーズ部に導体を入れて
使うユーザもいて、関連機器に焼損等の悪影響を
与える場合がある。
コイルの赤熱のため、抵抗器回路に温度ヒユーズ
を用いるが、一度、温度ヒユーズが溶断するとか
ごを取り除いて、温度ヒユーズ部に導体を入れて
使うユーザもいて、関連機器に焼損等の悪影響を
与える場合がある。
上記従来技術は、不慮の事故については配慮が
されておらず、火災事故の問題があつた。
されておらず、火災事故の問題があつた。
本発明の目的は、かごを取り除きかつ温度ヒユ
ーズ部を導体で接続されて使用されても火災事故
が起こりにくい送風装置を提供するにある。
ーズ部を導体で接続されて使用されても火災事故
が起こりにくい送風装置を提供するにある。
上記目的は、次のようにすることにより達成さ
れる。なお理解を容易にするための実施例に用い
た符号を引用して説明する(なおこの符号は発明
の構成要素となるものではない)。送風装置を、
送風機の合成樹脂製のケースの外壁に断熱材8を
介して固定されると共にその一部が送風通路に突
出する金属製のブラケツト6と、このブラケツト
6の平面部に固定された合成樹脂製の基板12
と、この基板12に取り付けられた可溶性のコイ
ル状抵抗体11と、このコイル状抵抗体11を包
囲するようにして前記基板12に固定されると共
に多数の小孔が開けられた金属製のかご15と、
このかご15を所定の空〓を介して包囲するよう
に配置され、かつその一方端がブラケツト6に固
定され、他方端が開放している筒状の遮熱板7と
を持つて構成した。
れる。なお理解を容易にするための実施例に用い
た符号を引用して説明する(なおこの符号は発明
の構成要素となるものではない)。送風装置を、
送風機の合成樹脂製のケースの外壁に断熱材8を
介して固定されると共にその一部が送風通路に突
出する金属製のブラケツト6と、このブラケツト
6の平面部に固定された合成樹脂製の基板12
と、この基板12に取り付けられた可溶性のコイ
ル状抵抗体11と、このコイル状抵抗体11を包
囲するようにして前記基板12に固定されると共
に多数の小孔が開けられた金属製のかご15と、
このかご15を所定の空〓を介して包囲するよう
に配置され、かつその一方端がブラケツト6に固
定され、他方端が開放している筒状の遮熱板7と
を持つて構成した。
上記手段を設けたので、(1)可溶性のコイル状抵
抗体11を二重に包囲しているので、送風機の合
成樹脂製ケースの輻射熱の伝達を二重に阻止でき
るのみならず、可溶性のコイルが状低抗体11へ
の通風を妨げることがない。(2)万が一かご15が
取り外された状態で使用されても、送風機の合成
樹脂製ケースへの輻射熱の伝達を阻止できると共
に、可溶性のコイル状抵抗体11が溶断しても直
接送風機の合成樹脂製ケースへ落ちることが無
く、送風機の合成樹脂製ケースの焼損や、火災事
故の発生を防ぐことができる。(3).しかも、可溶
性のコイル状抵抗体11、かご15だけでなく、
遮熱板7もブラケツト6に一体に取り付けてある
のでこれら商品の送風機の合成樹脂製ケースへの
取付作業がすこぶる簡単で、保守点検もまた容易
である。(4)さらに、かご15から送風機の合成樹
脂製ケースへの熱の伝達経路には合成樹脂製の基
板12、断熱材8が設けられているので二重に熱
伝達を阻止することができる。
抗体11を二重に包囲しているので、送風機の合
成樹脂製ケースの輻射熱の伝達を二重に阻止でき
るのみならず、可溶性のコイルが状低抗体11へ
の通風を妨げることがない。(2)万が一かご15が
取り外された状態で使用されても、送風機の合成
樹脂製ケースへの輻射熱の伝達を阻止できると共
に、可溶性のコイル状抵抗体11が溶断しても直
接送風機の合成樹脂製ケースへ落ちることが無
く、送風機の合成樹脂製ケースの焼損や、火災事
故の発生を防ぐことができる。(3).しかも、可溶
性のコイル状抵抗体11、かご15だけでなく、
遮熱板7もブラケツト6に一体に取り付けてある
のでこれら商品の送風機の合成樹脂製ケースへの
取付作業がすこぶる簡単で、保守点検もまた容易
である。(4)さらに、かご15から送風機の合成樹
脂製ケースへの熱の伝達経路には合成樹脂製の基
板12、断熱材8が設けられているので二重に熱
伝達を阻止することができる。
以下、本発明の一実施例を図を用いて詳細に説
明する。
明する。
第3図は自動車用空調機の模式図で、内外気切
換箱1から導入した空気は、スクロール3内に取
付けられたフアン4をブロワモータ5で回転させ
ることにより、大きなごみが空調機内に入らない
ように取付けた網9(第1図参照)を通つてベル
マウス2からスクロール3に導かれる。このよう
にして導入された空気をクーリングユニツトB、
ヒータユニツトCに導き、空気の温度を冷却した
り暖かくしたりして快適な温度にして吹出し口D
から車室内へ吐出させる。前記の内外気切換箱
1、ベルマウス2、スクロール3、フアン4及び
ブロワモータ5を総称してインテークブロワAと
呼んでいる。
換箱1から導入した空気は、スクロール3内に取
付けられたフアン4をブロワモータ5で回転させ
ることにより、大きなごみが空調機内に入らない
ように取付けた網9(第1図参照)を通つてベル
マウス2からスクロール3に導かれる。このよう
にして導入された空気をクーリングユニツトB、
ヒータユニツトCに導き、空気の温度を冷却した
り暖かくしたりして快適な温度にして吹出し口D
から車室内へ吐出させる。前記の内外気切換箱
1、ベルマウス2、スクロール3、フアン4及び
ブロワモータ5を総称してインテークブロワAと
呼んでいる。
第1図はインテークブロワAにブロワモータ5
の速度制御用の抵抗器Rを装着した図である。ま
た抵抗器Rは第2図にその詳細を示す。第1図、
第2図において、コイル11は、合成樹脂製の基
板12に固定した支持板13に半田付、加締めあ
るいは溶接により固定されている。14は温度ヒ
ユーズで、その部分の温度が所定の温度になると
バネ力により、電気回路を遮断する。15はかご
で、鋼板にて円筒状に製作されている。このかご
15の周囲には直径3mm程度の穴が多数設けてあ
り、コイル11、支持板13および温度ヒユーズ
14を基板12と共に包囲している。また、かご
15は取付つば15aを基板12にねじ固定す
る。勿論、取付足等を設けて直接加締固定しても
よい。基板12の合成樹脂は、難燃性の材質が用
いられ、コイルの輻射熱の影響をなくすため縦に
装着されている。16はリード線である。
の速度制御用の抵抗器Rを装着した図である。ま
た抵抗器Rは第2図にその詳細を示す。第1図、
第2図において、コイル11は、合成樹脂製の基
板12に固定した支持板13に半田付、加締めあ
るいは溶接により固定されている。14は温度ヒ
ユーズで、その部分の温度が所定の温度になると
バネ力により、電気回路を遮断する。15はかご
で、鋼板にて円筒状に製作されている。このかご
15の周囲には直径3mm程度の穴が多数設けてあ
り、コイル11、支持板13および温度ヒユーズ
14を基板12と共に包囲している。また、かご
15は取付つば15aを基板12にねじ固定す
る。勿論、取付足等を設けて直接加締固定しても
よい。基板12の合成樹脂は、難燃性の材質が用
いられ、コイルの輻射熱の影響をなくすため縦に
装着されている。16はリード線である。
一方、6はブラケツトで、その中央には抵抗器
Rをねじにて固定する。抵抗器Rのかご15の上
部と下部には、ブラケツト6に溶接にて固定した
金属製で筒状の遮熱板7が取付けてある。ブラケ
ツト6は断熱材8を介して内外気切換箱1に固定
されている。1Aはダンパで内気を吸込か外気の
吸込かを決定する。内外気切換箱1、ベルマウス
2、スクロール3は一般に熱可塑性のポリプロピ
レンで製作されている。
Rをねじにて固定する。抵抗器Rのかご15の上
部と下部には、ブラケツト6に溶接にて固定した
金属製で筒状の遮熱板7が取付けてある。ブラケ
ツト6は断熱材8を介して内外気切換箱1に固定
されている。1Aはダンパで内気を吸込か外気の
吸込かを決定する。内外気切換箱1、ベルマウス
2、スクロール3は一般に熱可塑性のポリプロピ
レンで製作されている。
次に動作について説明する。ブロワモータ5を
運転してフアン4を回すと内外気切換箱1のダン
パ1Aにより、内気あるいは外気が吸込まれ、ベ
ルマウス2に導かれる。この時、吸込まれた空気
は抵抗器Rのかご15に設けた穴を通つてコイル
11を冷却する。ベルマウス2からをスクロール
3通つてクーリングユニツトB、ヒータユニツト
C、吹出口Dに風が導かれる。
運転してフアン4を回すと内外気切換箱1のダン
パ1Aにより、内気あるいは外気が吸込まれ、ベ
ルマウス2に導かれる。この時、吸込まれた空気
は抵抗器Rのかご15に設けた穴を通つてコイル
11を冷却する。ベルマウス2からをスクロール
3通つてクーリングユニツトB、ヒータユニツト
C、吹出口Dに風が導かれる。
速度制御用の抵抗器Rは、低速及び中速でブロ
ワモータ5を運転したい時にコイル11に電流が
流れ、その電圧低下によつてブロワモータ5の回
転数を変えるのである。
ワモータ5を運転したい時にコイル11に電流が
流れ、その電圧低下によつてブロワモータ5の回
転数を変えるのである。
しかし、何らかの原因でブロワモータ5が回転
しない状態になると、抵抗器Rには過電流が流
れ、コイル11自信が持つ抵抗値によつて発熱す
る。こうして所定温度に達すると温度ヒユーズ1
4が働き、ブロワモータ5の電気回路を遮断す
る。この状態で、新しい抵抗器Rに交換すれば問
題はないが、寒い路上でヒータが利かなくなつた
ような場合に、抵抗器Rのかご15を取り除き温
度ヒユーズ14部を他のハリガネ等の導電材で短
絡させることによつて遮断された電気回路が復帰
するように修理するユーザもいる。しかしこの場
合にモータ5の回転が止まつた原因まで取り除く
ことができなかつた場合は再び、ブロワモータ5
を始動してもモータ5は動かず、コイル11部か
ら発熱する。このような場合でも取り除かれたか
ご15に代わつて、遮熱板7により、コイル11
の輻射熱が遮断されるため、切換箱1の合成樹脂
材が数分以内に溶解したり発火したりすることが
ない。(通常、内気あるいは外気入口から引火し
易い塵埃等が入つて、コイル11を接触しても、
発火に至ることはない。) 勿論、遮熱板7はこの状態ではコイル11の輻
射熱により、温度が高くなるが、断熱材8を介し
て切換箱1に固定しているため、切換箱1の軟
化、溶解の時間が延び、同乗者が異常に気づくこ
とができる。また、コイル11が破線した時には
下側の遮熱板7で受け止める。しかし数時間の
間、この状態(モータ回転不能で、電気回路に電
流が流れ続く状態)が続けばポリプロピレン製樹
脂は溶解あるいは発火を起す。
しない状態になると、抵抗器Rには過電流が流
れ、コイル11自信が持つ抵抗値によつて発熱す
る。こうして所定温度に達すると温度ヒユーズ1
4が働き、ブロワモータ5の電気回路を遮断す
る。この状態で、新しい抵抗器Rに交換すれば問
題はないが、寒い路上でヒータが利かなくなつた
ような場合に、抵抗器Rのかご15を取り除き温
度ヒユーズ14部を他のハリガネ等の導電材で短
絡させることによつて遮断された電気回路が復帰
するように修理するユーザもいる。しかしこの場
合にモータ5の回転が止まつた原因まで取り除く
ことができなかつた場合は再び、ブロワモータ5
を始動してもモータ5は動かず、コイル11部か
ら発熱する。このような場合でも取り除かれたか
ご15に代わつて、遮熱板7により、コイル11
の輻射熱が遮断されるため、切換箱1の合成樹脂
材が数分以内に溶解したり発火したりすることが
ない。(通常、内気あるいは外気入口から引火し
易い塵埃等が入つて、コイル11を接触しても、
発火に至ることはない。) 勿論、遮熱板7はこの状態ではコイル11の輻
射熱により、温度が高くなるが、断熱材8を介し
て切換箱1に固定しているため、切換箱1の軟
化、溶解の時間が延び、同乗者が異常に気づくこ
とができる。また、コイル11が破線した時には
下側の遮熱板7で受け止める。しかし数時間の
間、この状態(モータ回転不能で、電気回路に電
流が流れ続く状態)が続けばポリプロピレン製樹
脂は溶解あるいは発火を起す。
以上のように、かご15を所定の空〓を介して
包囲するように配置され、かつその一方端がブラ
ケツト6に固定され、他方端が開放している筒状
の遮熱板7を設けることよつて、コイル11の発
熱の遮断あるいは破線時の受け部となるため、箱
材を溶解あるいは発火させることがない。また遮
熱板7は断熱材8を介して内外気切換箱1の側壁
に取付けたので、内外気切換箱1が溶解するまで
に多大の時間を要する。
包囲するように配置され、かつその一方端がブラ
ケツト6に固定され、他方端が開放している筒状
の遮熱板7を設けることよつて、コイル11の発
熱の遮断あるいは破線時の受け部となるため、箱
材を溶解あるいは発火させることがない。また遮
熱板7は断熱材8を介して内外気切換箱1の側壁
に取付けたので、内外気切換箱1が溶解するまで
に多大の時間を要する。
又、本発明は、抵抗器Rを構成するコイル11
等を包囲して固定されたかご15取り除き、しか
も温度ヒユーズ部を導体で短絡して使用した時、
モータの回転不能が発生した極めて異常の場合に
おいても、火災が起りにくい(我々の実験では約
1時間では火災事故とならなかつた)という効果
がある。
等を包囲して固定されたかご15取り除き、しか
も温度ヒユーズ部を導体で短絡して使用した時、
モータの回転不能が発生した極めて異常の場合に
おいても、火災が起りにくい(我々の実験では約
1時間では火災事故とならなかつた)という効果
がある。
以上本発明によれば、かごを取り除き、かつ温
度ヒユーズ部を導体で接続されても火災事故を防
止できる自動車用空調機の送風装置が提供され
る。
度ヒユーズ部を導体で接続されても火災事故を防
止できる自動車用空調機の送風装置が提供され
る。
第1図は本発明の一実施例を示す送風装置の一
部断面を示す側面図、第2図は第1図の−断
面図、第3図は自動車用空調装置の模式図であ
る。 5……ブロワモータ、7……遮熱板、8……断
熱材、11……コイル、12……基板、15……
かご、A……インテークブロワ、R……抵抗器。
部断面を示す側面図、第2図は第1図の−断
面図、第3図は自動車用空調装置の模式図であ
る。 5……ブロワモータ、7……遮熱板、8……断
熱材、11……コイル、12……基板、15……
かご、A……インテークブロワ、R……抵抗器。
Claims (1)
- 1 送風機の合成樹脂製のケースの外壁に断熱材
8を介して固定されると共にその一部が送風通路
に突出する金属製のブラケツト6と、このブラケ
ツト6の平面部に固定された合成樹脂製の基板1
2と、この基板12に取り付けられた可溶性のコ
イル状抵抗体11と、このコイル状抵抗体11を
包囲するようにして前記基板12に固定されると
共に多数の小孔が開けられた金属製のかご15
と、このかご15を所定の空〓を介して包囲する
ように配置され、かつその一方端が前記ブラケツ
ト6に固定され、他方端が開放している筒状の遮
熱板7とを有することを特徴とする自動車用空調
機の送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8412786A JPS62241720A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 自動車用空調機の送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8412786A JPS62241720A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 自動車用空調機の送風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62241720A JPS62241720A (ja) | 1987-10-22 |
JPH0526683B2 true JPH0526683B2 (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13821845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8412786A Granted JPS62241720A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 自動車用空調機の送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62241720A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5500805B2 (ja) | 2008-09-02 | 2014-05-21 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118514A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | 空気調和装置のレジスタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56147114U (ja) * | 1980-04-08 | 1981-11-06 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP8412786A patent/JPS62241720A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118514A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | 空気調和装置のレジスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62241720A (ja) | 1987-10-22 |
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