JPH05266484A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH05266484A
JPH05266484A JP4065282A JP6528292A JPH05266484A JP H05266484 A JPH05266484 A JP H05266484A JP 4065282 A JP4065282 A JP 4065282A JP 6528292 A JP6528292 A JP 6528292A JP H05266484 A JPH05266484 A JP H05266484A
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JP
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recording
circuit
mark
signal
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JP4065282A
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Masafumi Yokota
雅史 横田
Katsumi Suzuki
克己 鈴木
Tomohisa Yoshimaru
朝久 吉丸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、マーク間記録方式とマーク長記録
方式の2つの記録方式に対する再生を行うものにおい
て、信号処理回路の削減を図ることができることを目的
とする。 【構成】この発明は、円板状の光ディスク1a、1bを回転
させるスピンドルモータ4を有し、このスピンドルモー
タ4により回転される光ディスク1a、1bに記録されてい
る情報を再生するものにおいて、上記光ディスク1a、1b
の記録方式がマーク間記録方式あるいはマーク長記録方
式かを判定し、この判定した記録方式に対応した回転数
で光ディスク1a、1bが回転されている状態で、情報を再
生するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば光ディスク
に対してマーク間記録方式あるいはマーク長記録方式で
記憶されている情報を再生する情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学的な情報再生装置としての光
ディスク装置では、ディジタルデータ(情報)の記録
は、光ディスク等の記録媒体への記録方式としてマーク
間(ピットポジション)記録が行われていた。
【0003】従来は、記録媒体に対して情報の記録方式
として、マーク間(ピットポジション)記録が行われて
いたが、更に高密度化に適した記録媒体の開発、および
記録媒体への記録方式の開発が進み、記録方式としてマ
ーク長記録が行えるようになりつつある。
【0004】このマーク長記録方式は、従来のマーク間
(ピットポジション)記録方式に比べ原理的には2倍の
記録密度となるが、記録方式が異なるために、マーク長
記録方式を採用した情報再生装置では、従来のマーク間
(ピットポジション)記録法で記録した記録媒体の情報
を読取ることができず、互換性を得ることができないと
いう問題があった。
【0005】そこで、従来のマーク間(ピットポジショ
ン)記録方式の記録媒体も、より高密度記録が行えるマ
ーク長記録方式の記録媒体に対しても、情報の再生が行
える情報再生装置が開発されている。
【0006】このような情報再生装置において、記録方
式がマーク間記録方式の場合とマーク長記録方式の場合
とでは、信号処理の速度が異なっており、それぞれ別々
に2値化回路、エッジ検出回路、復調回路、変調回路、
エラー訂正回路、インターフェース回路等の信号処理回
路が必要であるという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、記録
方式がマーク間記録方式の場合とマーク長記録方式の場
合とで、それぞれ別々に種々の信号処理回路が必要であ
るという欠点を除去するもので、マーク間記録方式とマ
ーク長記録方式の2つの記録方式に対する再生を行うも
のにおいて、信号処理回路の削減を図ることができる情
報再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の情報再生装置
は、円板状の記録媒体を回転させる回転手段を有し、こ
の回転手段により回転される記録媒体に記録されている
情報を再生するものにおいて、上記記録媒体の記録方式
がマーク間記録方式あるいはマーク長記録方式かを判定
する判定手段、この判定手段により判定した記録方式に
対応した回転数で上記回転手段を制御する制御手段、お
よびこの制御手段により記録方式に対応した回転数で記
録媒体が回転されている状態で、上記記録媒体に記録さ
れている情報を再生する再生手段から構成される。
【0009】
【作用】この発明は、円板状の記録媒体を回転させる回
転手段を有し、この回転手段により回転される記録媒体
に記録されている情報を再生するものにおいて、上記記
録媒体の記録方式がマーク間記録方式あるいはマーク長
記録方式かを判定し、この判定した記録方式に対応した
回転数で記録媒体が回転されている状態で、上記記録媒
体に記録されている情報を再生するようにしたものであ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0011】図1はこの発明の情報記録再生装置(情報
再生装置)としての光ディスク装置の概略構成を示すも
のである。この光ディスク装置に用いられる情報記録媒
体としての光ディスク1a、1bは、例えばガラスある
いはプラスチックスなどで円形に形成された基板の表面
にテルルあるいはビスマス等の金属被膜層がド−ナツ形
にコ−ティングされて成るものである。
【0012】これらの光ディスク1a、1bとしては、
図2の(a)に示すような、記録方式がマーク間(ピッ
トポジション)記録の光ディスク1aと、図2の(b)
に示すような、記録方式がマーク長記録の光ディスク1
bの2つの記録方式のものが用いられるようになってい
る。
【0013】各光ディスク1a、1bには、それぞれア
ドレス情報部分としてのヘッダ81、82があらかじめ
エンボス状態でプリフォーマッテングされて形成されて
いる。
【0014】マーク長記録の光ディスク1bには、マー
ク間記録による光ディスク1aの2倍の情報が記録でき
るようになっており、マーク長記録の光ディスク1bの
方がマーク間記録による光ディスク1aよりも密にヘッ
ダ(アドレス情報部分)が設けられている。
【0015】マーク間記録の光ディスク1aとマーク長
記録の光ディスク1bとでは、セクタ数、アドレス数、
ヘッダ数等が異なる構造となっており、図3の(a)、
(b)に示す、カートリッジ2、3にそれぞれ収納され
ている。カートリッジ2、3の2種のカートリッジの外
形寸法は、それぞれ同一寸法であり、カートリッジ3に
は収納されている光ディスク1bの記録方式がマーク長
記録であることを示す識別子3aが設けられている。
【0016】上記光ディスク1a、1bが収納されてい
るカートリッジ2、3は、それぞれスピンドルモータ4
に着脱可能となっている。スピンドルモ−タ4は、所定
の回転数で回転されるようになっており、スピンドルモ
−タ制御回路5から出力される制御信号により回転の始
動、停止等が制御されるようになっている。
【0017】スピンドルモ−タ制御回路5は、制御回路
6からの2種類の制御信号に従って制御信号を出力する
ことにより、スピンドルモ−タ4を正確に2種類の回転
数で一定回転するようになっている。マーク間記録の際
の回転数とマーク長記録の際の回転数とは、1.5対1
の関係となっている。
【0018】このスピンドルモータ4の回転数変更の必
要性は次の理由による。一台の情報記録再生装置で異な
る記録方式の記録媒体への情報の記録再生は可能な限り
2種並行に持つ回路を少なくすることが望ましい。ま
た、記録方式が変わっても、記録再生のデータ転送速度
が同じであれば、同一回路で処理が可能となる。再生信
号の処理においても、再生信号の周波数帯域が同じで済
めば、大部分の回路を共通化することができる。
【0019】マーク長記録方式ではマーク間記録方式に
比べて2倍近く記録密度が上がっている。このため、デ
ータ転送速度、あるいは再生信号周波数帯域を略同一と
するためには、マーク長の場合マーク間記録に比べ周波
数を低くする必要があり、記録密度に反比例した回転数
にすることにより、両記録方式に対して、最も回路の構
成を少なくできる。
【0020】また、記録方式が異なることにより、それ
に適した記録膜の特性が変わるので、最適な回転数は対
応して変える必要がある。
【0021】制御回路6は、例えばマイクロコンピュ−
タ、メモリ等により構成され、スピンドルモ−タ4の回
転制御の他、後述する種々の制御を司るものである。
【0022】光ディスク1a、1bの下面側には、光学
ヘッド7が配設されている。この光学ヘッド7は光ディ
スク1a、1bに対して情報の記録あるいは再生を行う
もので、半導体レ−ザ発振器8、コリメ−タレンズ9、
ビ−ムスプリッタ10、対物レンズ11、シリンドリカ
ルレンズ12と凸レンズ13とから成る周知の非点収差
光学系14、光検出器15、及びレンズアクチェ−タ1
6、17等により構成されている。
【0023】この光学ヘッド7は、例えばリニアモ−タ
等によって構成される移動機構(図示しない)により光
ディスク1a、1bの半径方向に移動可能に配設されて
おり、制御回路6からの指示に従って記録あるいは再生
の対象となる目標トラックへ移動されるようになってい
る。
【0024】半導体レ−ザ発振器8は、レーザドライバ
20からのドライブ信号に応じた発散性のレ−ザ光を発
生するもので、光ディスク1a、1bに情報を記録する
際は、記録すべき情報に応じてその光強度が変調された
レ−ザ光を発生し、情報を光ディスク1a、1bから読
出して再生する際は、一定の光強度を有するレ−ザ光を
発生するようになっている。
【0025】半導体レ−ザ発振器8から発生された発散
性のレ−ザ光は、コリメ−タレンズ9によって平行光束
に変換されてビ−ムスプリッタ10に導かれる。このビ
−ムスプリッタ10に導かれたレ−ザ光は、ビ−ムスプ
リッタ10を透過して対物レンズ11に入射され、この
対物レンズ11によって光ディスク1a、1bの記録膜
に向けて集束される。
【0026】対物レンズ11は、レンズ駆動機構として
のレンズアクチェ−タ16により、その光軸方向に移動
可能に支持されている。フォ−カス・トラッキング制御
回路21からのフォ−カスサ−ボ信号により光軸方向へ
移動されることにより対物レンズ11を通った集束性の
レ−ザ光が光ディスク1a、1bの表面上に投射され、
最小ビ−ムスポットが光ディスク1a、1bの記録膜の
表面上に形成されるようになっている。この状態におい
て、対物レンズ11は合焦点状態となる。
【0027】また、この対物レンズ11は、レンズアク
チェ−タ17により、光軸と直交する方向にも移動可能
になっており、フォ−カス・トラッキング制御回路21
からのトラッキングサ−ボ信号により対物レンズ11が
光軸と直交する方向へ移動されるようになっている。
【0028】そして、対物レンズ11を通った集束性の
レ−ザ光が光ディスク1a、1bの記録膜の表面上に投
射され、光ディスク1a、1bの記録膜の表面上に形成
された記録トラックの上に照射されるようになってい
る。この状態において、対物レンズ11は合トラック状
態となる。
【0029】そして、上記合焦点及び合トラック状態に
おいて、情報の書込み及び読出しが可能となる。
【0030】ところで、光ディスク1a、1bから反射
された発散性のレ−ザ光は、合焦点時には対物レンズ1
1によって平行光束に変換され、再びビ−ムスプリッタ
10に戻される。そして、このビ−ムスプリッタ10で
反射されてシリンドリカルレンズ12と凸レンズ13と
から成る非点収差光学系14によって光検出器15上に
導かれて結像し、フォ−カスずれが形状の変化として現
われる。トラッキングずれは周知の2分割プッシュプル
法によって検出される。
【0031】光検出器15は、非点収差光学系14によ
って結像された光を電気信号に変換する4個の光検出セ
ル(図示しない)によって構成されている。この光検出
器15から出力される信号は、フォ−カス・トラッキン
グ制御回路21と信号アンプ22に供給されるようにな
っている。
【0032】フォ−カス・トラッキング制御回路21で
は、図示しないフォ−カスサ−ボ回路において、光検出
器15からの信号を入力してフォ−カスサ−ボ信号を生
成し、アクチェ−タ16に供給することによりフォ−カ
スサ−ボル−プが形成されるようになっている。また、
図示しないトラッキングサ−ボ回路においては、光検出
器15からの信号を入力してトラッキングサ−ボ信号を
生成し、アクチェ−タ17に供給することによりトラッ
キングサ−ボル−プが形成されるようになっている。
【0033】さらに、光検出器15が出力する信号は、
光ディスク1a、1bの記録された情報を示すものであ
り、信号アンプ22で増幅された後、デ−タ復調部23
に送出される。
【0034】信号アンプ22からは、図4の(e)に示
すような、光ディスク1aに記録されているマーク間記
録ピットに対して、同図の(g)に示すような、マーク
間記録再生信号が出力される。図4の(f)に示すよう
な、光ディスク1bに記録されているマーク長記録ピッ
トに対しては信号アンプ22から同図の(h)に示すよ
うな、マーク長記録再生信号が出力される。
【0035】デ−タ復調部23は、制御回路6からの切
換信号により、信号アンプ22からの信号をマーク間記
録あるいはマーク長記録の記録方式に合わせた復調を行
うものである。
【0036】たとえば、マーク間2値化回路24、マー
ク長2値化回路25、エッジ検出回路26、切換回路2
7、および復調回路28によって構成されている。
【0037】マーク間2値化回路24は、信号アンプ2
2からの信号をピーク検知により2値化する2値化回路
である。このマーク間2値化回路24からのマーク間記
録再生信号は切換回路27に出力される。
【0038】たとえば、図4の(g)に示すような、マ
ーク間記録再生信号を、同図の(i)に示すような、マ
ーク間2値化信号にするようになっている。
【0039】マーク長2値化回路25は、信号アンプ2
2からの信号の入力信号の中心レベルで2値化する2値
化回路である。たとえば、図4の(h)に示すような、
マーク長記録再生信号を、同図の(j)に示すような、
マーク長2値化信号にするようになっている。このマー
ク長2値化回路25からのマーク長記録再生信号はエッ
ジ検出回路26に出力される。
【0040】エッジ検出回路26は、図4の(j)に示
すような、マーク長2値化回路25からのマーク長2値
化信号の立上りエッジ、立下りエッジに対応した、同図
(l)に示すようなエッジ検出信号を出力するものであ
る。
【0041】エッジ検出回路26は、遅延回路31と排
他的論理和回路32とから構成されている。
【0042】遅延回路31は、図4の(j)に示すよう
な、マーク長2値化回路25からのマーク長2値化信号
を同図の(k)に示すように遅延し、排他的論理和回路
32へ遅延信号を出力する回路である。
【0043】排他的論理和回路32は、マーク長2値化
回路25からのマーク長2値化信号(図4の(j)参
照)とこの信号を遅延回路31で遅延した遅延信号(同
図の(k)参照)との排他的論理和をエッジ検出信号
(同図の(l)参照)として出力するものである。
【0044】エッジ検出回路26つまり排他的論理和回
路32からのエッジ検出信号は切換回路27に出力され
る。
【0045】切換回路27は、制御回路6から供給され
る切換信号に応じて、マーク間2値化回路24からのマ
ーク間記録再生信号あるいはエッジ検出回路26からの
エッジ検出信号を選択的に出力する回路である。
【0046】切換回路27は、アンド回路33、34、
インバータ回路35、およびオア回路36から構成され
ている。
【0047】これにより、制御回路6から切換信号とし
て“1“信号が供給されている場合、アンド回路34の
ゲートが開き、エッジ検出回路26からのエッジ検出信
号が復調回路28へ出力され、制御回路6から切換信号
として“0“信号が供給されている場合、アンド回路3
3のゲートが開き、マーク間2値化回路24からのマー
ク間記録再生信号が復調回路28へ出力される。
【0048】復調回路28は、切換回路27からのマー
ク間記録再生信号あるいはエッジ検出信号を2−7コー
ド逆変換により2−7変調データに復調する回路であ
る。
【0049】デ−タ復調部23の出力、つまり復調回路
28からの復調データは、エラー訂正回路41、および
アドレス解読回路42に出力される。
【0050】エラー訂正回路41は復調回路28からの
復調データに対してエラーを訂正したり、あるいはイン
ターフェース回路43からバッファメモリ44を介して
供給される記録データにエラー訂正用のコードを付与し
てデータ変調部50内の変調回路51へ出力する。
【0051】アドレス解読回路42は、復調回路28か
らの復調データによりアドレスの読取りが行われるもの
であり、アドレスの解読結果は制御回路6へ出力され
る。
【0052】インターフェース回路43は、エラー訂正
回路41からバッファメモリ44を介して供給される再
生データを外部装置としてのホストコンピュータへ出力
したり、あるいは外部装置から供給される記録デ−タを
バッファメモリ44を介してエラー訂正回路41へ出力
するものである。
【0053】データ変調部50は、制御回路6からの切
換信号により、マーク間記録あるいはマーク長記録の記
録方式に合わせた変調、記録波形等化を行うものであ
る。
【0054】たとえば、変調回路51、フリップフロッ
プ回路52、マーク間記録波形等化回路53、マーク長
記録波形等化回路54、および切換回路55によって構
成されている。
【0055】変調回路51は、エラー訂正回路41から
供給される記録デ−タとしての2−7コードを記録に適
した信号つまり2−7変調データに変調するものであ
る。たとえば、図4の(a)に示すような2−7変調デ
ータが出力される。
【0056】変調回路51からの2−7変調データは、
フリップフロップ回路52およびマーク間記録波形等化
回路53に出力される。
【0057】フリップフロップ回路52は、図4の
(a)に示すような、変調回路51からの2−7変調デ
ータを、同図の(b)に示すようなマーク長データに変
更し、マーク長記録波形等化回路54へ出力する。
【0058】マーク間記録波形等化回路53は、変調回
路51からの変調データに対して、光ディスク1a上に
マーク間記録ピットができるだけ正確に形成されるよう
に、光ディスク1a上の記録位置(制御回路6から供給
されるアドレス)に応じて、振幅、幅を調整することに
より、記録波形等化を行う回路である。これにより、図
4の(a)に示すような、変調回路51からの2−7変
調データから、同図の(c)に示すようなマーク間記録
波形を出力する。
【0059】マーク長記録波形等化回路54は、変調回
路51からの変調データに対して、光ディスク1b上に
マーク長記録ピットができるだけ正確に形成されるよう
に、フリップフロップ52の出力波形に対して、記録長
の長さに応じた熱制御を行なうことにより、記録波形等
化を行う回路である。
【0060】すなわち、パルスの長さを全ビット幅にわ
たって“1“にしているのではなく、一旦“0“に(間
欠的なパルスに)することにより、過度な熱上昇を防い
でいる。これにより、図4の(b)に示すような、フリ
ップフロップ回路52からのマーク長データから、同図
の(d)に示すようなマーク長記録波形を出力する。
【0061】マーク間記録波形等化回路53からの記録
波形、マーク長記録波形等化回路54からの記録波形は
切換回路55に供給される。
【0062】切換回路55は、制御回路6から供給され
る切換信号に応じて、マーク間記録波形等化回路53か
らの記録波形あるいはマーク長記録波形等化回路54か
らの記録波形を選択的に出力する回路である。
【0063】切換回路55からのマーク間記録波形、あ
るいはマーク長記録波形はレーザドライバ20へ出力さ
れる。
【0064】これにより、マーク間記録波形によりレー
ザドライバ20が制御されることにより、光ディスク1
a上に、図4の(e)に示すような、マーク間記録ピッ
トが形成され、マーク長記録波形によりレーザドライバ
20が制御されることにより、光ディスク1b上に、同
図の(f)に示すような、マーク長記録ピットが形成さ
れる。
【0065】また、信号アンプ22で増幅された信号は
A/Dコンバータ59によりディジタルデータに変換さ
れて制御回路6へ出力される。これにより、制御回路6
は光ディスク1a、1bの最内周のミラー部71、72
(図2参照)(案内溝等のトラックの存在しない領域)
に光学ヘッド7によるレーザ光が対応している際に、A
/Dコンバータ59から供給されるディジタルデータに
応じて、光ディスク1a、1bの反射率を検知し、この
検知結果に応じて光ディスク1a、1bの記録方式がマ
ーク間記録方式かマーク長記録方式かを判定するように
しても良い。
【0066】また、スピンドルモ−タ4に装着されたカ
ートリッジ2、3に収納されている光ディスク1a、1
bの記録方式を識別する識別子3aを検知する検知器6
0が設けられている。検知器60は、たとえば発光ダイ
オード等の光源61と光検出素子62とから構成されて
いる。検知器60の検知出力は処理回路63に供給され
る。処理回路63は検知器60からの検知出力により、
光ディスク1a、1bの記録方式がマーク間(ピットポ
ジション)記録かマーク長記録かの判別が行われるもの
であり、コンパレータ等で構成されている。処理回路6
3による記録方式の判別結果は制御回路6へ出力されて
いる。たとえば、判別結果がマーク長記録方式の場合、
“1“信号が出力され、マーク間記録方式の場合、“0
“信号が出力される。
【0067】これにより、処理回路63の出力が“1
“信号の場合、制御回路6はマーク長記録方式の光ディ
スク1bの装着と判別し、処理回路63の出力が“0
“信号の場合、制御回路6はマーク間記録方式の光ディ
スク1aの装着と判別する。
【0068】また、制御回路6は、光ディスク1aある
いは光ディスク1bがスピンドルモ−タ4に装着された
際、マーク間記録方式で光ディスク1a(1b)のヘッ
ダ81(82)の読取りを行い、正しくヘッダの読取り
が行われた場合に、マーク間記録方式の光ディスク1a
の装着を判断し、続けてその光ディスク1aに対する記
録、再生処理を行う。
【0069】また、正しくヘッダの読取りが行われなか
った場合、制御回路6は、マーク長記録方式で光ディス
ク1a(1b)のヘッダ81(82)の読取りを行い、
正しくヘッダの読取りが行われた場合に、マーク長記録
方式の光ディスク1bの装着を判断し、続けてその光デ
ィスク1bに対する記録、再生処理を行う。
【0070】マーク間記録方式でのヘッダの読取りを行
う際、制御回路6は、切換回路27、55に切換信号と
して“0“信号を出力する。また、制御回路6はモータ
制御回路5にマーク間記録のための回転数設定制御信号
を出力し、マーク間記録、再生のための回転数の設定が
行われる。
【0071】このような状態において、切換回路27内
のアンド回路33のゲートが開き、マーク間2値化回路
24からの2値化信号が復調回路28に出力される。
【0072】これにより、光学ヘッド7内の光検出器1
5で読取られたヘッダの内容が、信号アンプ22で増幅
され、、マーク間2値化回路24で2値化され、復調回
路28で復調され、アドレス解読回路42で解読され、
制御回路6へ出力される。
【0073】マーク長記録方式でのヘッダの読取りを行
う際、制御回路6は、切換回路27、55に切換信号と
して“1“信号を出力する。また、制御回路6はモータ
制御回路5にマーク長記録のための回転数設定制御信号
を出力し、マーク長記録、再生のための回転数の設定が
行われる。
【0074】このような状態において、切換回路27内
のアンド回路34のゲートが開き、エッジ検出回路26
からのエッジ検出信号が復調回路28に出力される。
【0075】これにより、光学ヘッド7内の光検出器1
5で読取られたヘッダの内容が、信号アンプ22で増幅
され、マーク長2値化回路25で2値化され、エッジ検
出回路26でその2値化信号に対応するエッジ検出信号
が検出され、復調回路28で復調され、アドレス解読回
路42で解読され、制御回路6へ出力される。
【0076】上記例では、マーク間記録方式でのヘッダ
の読取りを行って、読取れなかった場合に、マーク長記
録方式でのヘッダの読取りを行うようにしたが、逆であ
っても良い。
【0077】次に、上記のような構成において、マーク
間記録方式の光ディスク1a、あるいはマーク長記録方
式の光ディスク1bに対する記録、再生動作について説
明する。
【0078】まず、光ディスク1a、あるいは光ディス
ク1bがスピンドルモータ4に装着される。すると、制
御回路6は切換信号として“0“信号を切換回路27、
55に出力するとともに、マーク間記録の回転数設定制
御信号をモータ制御回路5に出力する。
【0079】この結果、モータ制御回路5によりスピン
ドルモータ4がマーク間記録、再生のための回転数で回
転され、マーク間の記録、再生が可能な状態となる。
【0080】このような状態において、光ディスク1a
(1b)の最内周位置から所定トラック数分、移動した
位置で、ヘッダ81(82)の読取りを開始する。
【0081】すなわち、光ディスク1a(1b)のヘッ
ダ81(82)に対して、光学ヘッド7内の光検出器1
5で光電変換が行われ、信号アンプ22で増幅されるこ
とにより、再生信号が出力される。この再生信号はマー
ク間2値化回路24で2値化され、2値化信号となる。
【0082】マーク間2値化回路24の出力は切換回路
27を介して復調回路28に供給される。復調回路28
は、供給される2値化信号を2−7コード逆変換により
2−7変調データに復調し、この復調データをアドレス
解読回路42に出力する。
【0083】これにより、アドレス解読回路42でアド
レスの読取りが行われ、制御回路6へ出力される。
【0084】この結果、制御回路6はアドレス解読回路
42から正常なアドレス、つまりヘッダ情報が供給され
た場合、マーク間記録方式を判別する。
【0085】また、制御回路6はアドレス解読回路42
から正常なアドレス、つまりヘッダ情報が供給されなか
った場合、切換信号として“1“信号を切換回路27、
55に出力するとともに、マーク長記録の回転数設定制
御信号をモータ制御回路5に出力する。
【0086】この結果、モータ制御回路5によりスピン
ドルモータ4がマーク長記録、再生のための回転数で回
転され、マーク長の記録、再生が可能な状態となる。
【0087】このような状態において、光ディスク1a
(1b)の最内周位置から所定トラック数分、移動した
位置で、ヘッダ81(82)の読取りを開始する。
【0088】すなわち、光ディスク1a(1b)のヘッ
ダ81(82)に対して、光学ヘッド7内の検出器15
で光電変換が行われ、信号アンプ22で増幅されること
により、再生信号が出力される。この再生信号はマーク
長2値化回路25で2値化され、2値化信号となる。
【0089】マーク長2値化回路25の出力はエッジ検
出回路26に供給され、2値化信号の立上りエッジと立
下りエッジに対応した、エッジ検出信号が検出される。
このエッジ検出回路26からのエッジ検出信号は切換回
路27を介して復調回路28に供給される。復調回路2
8は、供給される2値化信号を2−7コード逆変換によ
り2−7変調データに復調し、この復調データをアドレ
ス解読回路42に出力する。
【0090】これにより、アドレス解読回路42でアド
レスの読取りが行われ、制御回路6へ出力される。
【0091】この結果、制御回路6はアドレス解読回路
42から正常なアドレス、つまりヘッダ情報が供給され
た場合、マーク長記録方式を判別する。
【0092】以上により、光ディスク1a(1b)上の
ヘッダ81(82)の読取りを、切換回路27を切換え
て、行わせ、ヘッダの解読ができることにより、記録方
式がマーク長記録方式であるか、マーク間記録方式であ
るかを識別することができる。
【0093】次に、マーク長記録方式の光ディスク1b
が装着されたと、制御回路6により識別された状態での
情報の記録、再生動作について説明する。
【0094】すなわち、記録時、ホストコンピュータか
らインターフェース回路43を介してディジタルデータ
(情報)が供給され、バッファメモリ44を経てエラー
訂正回路41に供給される。エラー訂正回路41は供給
される記録データに訂正コードを付加して、変調回路5
1に出力する。変調回路51は供給される記録データと
しての2−7コードを記録に適した信号つまり図4の
(a)に示すような2−7変調データに変調してフリッ
プフロップ回路52に出力する。フリップフロップ回路
52は、2−7変調データを、同図の(b)に示すよう
なマーク長データに変更し、マーク長記録波形等化回路
54へ出力する。
【0095】マーク長記録波形等化回路54は、マーク
長データから、同図の(d)に示すようなマーク長記録
波形を、切換回路55を介してレーザドライバ20に出
力する。
【0096】これにより、レーザドライバ20は、供給
されるマーク長記録波形に応じて、半導体レーザ発振器
8のドライブ電流を変調する。すると、マーク長記録波
形に応じたレーザ光がコリメータレンズ9、ビームプリ
ッタ10、対物レンズ11を介して光ディスク1b上に
照射されることにより、光ディスク1b上に図4の
(f)に示すマーク長記録ピットが形成される。
【0097】また、再生時において、光ディスク1b上
に形成されたマーク長記録ピット(図4の(f))に対
して、光学ヘッド7内の検出器15で光電変換が行わ
れ、信号アンプ22で増幅されることにより、図4の
(h)に示すような、マーク長記録再生信号が出力され
る。このマーク長記録再生信号はマーク長2値化回路2
5で2値化され、同図の(j)に示すような、マーク長
2値化信号となる。
【0098】このマーク長2値化回路25の出力はエッ
ジ検出回路26に供給され、マーク長2値化信号の立上
りエッジと立下りエッジに対応した、図4の(l)に示
すような、エッジ検出信号が検出される。このエッジ検
出回路26からエッジ検出信号は切換回路27を介して
復調回路28に供給される。復調回路28は、供給され
るエッジ検出信号を2−7コード逆変換により2−7変
調データに復調し、この復調データをエラー訂正回路4
1およびアドレス解読回路42に出力する。
【0099】これにより、アドレス解読回路42でアド
レス読取りが行われ、制御回路6へ出力されるととも
に、エラー訂正回路41でエラー訂正が行われて、再生
データとしてバッファメモリ44およびインターフェー
ス回路43を介してホストコンピュータへ出力される。
【0100】次に、マーク間記録方式の光ディスク1a
が装着されたと、制御回路6により識別された状態での
情報の記録、再生動作について説明する。
【0101】すなわち、記録時、ホストコンピュータか
らインターフェース回路43を介してディジタルデータ
(情報)が供給され、バッファメモリ44を経てエラー
訂正回路41に供給される。エラー訂正回路41は供給
される記録データに訂正コードを付加して、変調回路5
1に出力する。変調回路51は供給される記録データと
しての2−7コードを記録に適した信号つまり図4の
(a)に示すような2−7変調データに変調してマーク
間記録波形等化回路53へ出力する。
【0102】マーク間記録波形等化回路53は、マーク
間データから、同図の(c)に示すようなマーク間記録
波形を、切換回路55を介してレーザドライバ20に出
力する。
【0103】これにより、レーザドライバ20は、供給
されるマーク間記録波形に応じて、半導体レーザ発振器
8のドライブ電流を変調する。すると、マーク間記録波
形に応じたレーザ光がコリメータレンズ9、ビームプリ
ッタ10、対物レンズ11を介して光ディスク1a上に
照射されることにより、光ディスク1a上に図4の
(e)に示すマーク間記録ピットが形成される。
【0104】また、再生時において、光ディスク1a上
に形成されたマーク間記録ピット(図4の(e))に対
して、光学ヘッド7内の検出器15で光電変換が行わ
れ、信号アンプ22で増幅されることにより、図4の
(g)に示すような、マーク間記録再生信号が出力され
る。このマーク間記録再生信号はマーク間2値化回路2
4で2値化され、同図の(i)に示すような、マーク間
2値化信号となる。
【0105】マーク間2値化回路24の出力は切換回路
27を介して復調回路28に供給される。復調回路28
は、供給されるマーク間2値化信号を2−7コード逆変
換により2−7変調データに復調し、この復調データを
エラー訂正回路41およびアドレス解読回路42に出力
する。
【0106】これにより、アドレス解読回路42でアド
レス読取りが行われ、制御回路6へ出力されるととも
に、エラー訂正回路41でエラー訂正が行われて、再生
データとしてバッファメモリ44およびインターフェー
ス回路43を介してホストコンピュータへ出力される。
【0107】次に、異なる記録方式の識別手段に対する
他の実施例について説明する。
【0108】また、図3の(a)(b)のカートリッジ
2、3がスピンドルモータ4に装着されることにより、
図1の検知器60により識別子3aの有無に応じた検知
信号を処理回路63を介して制御回路6に出力し、制御
回路6でその検知信号に応じてマーク長記録方式かマー
ク長記録方式かを判別するようにしても良い。
【0109】また、異なる記録方式の識別手段に対する
他の実施例について説明する。
【0110】図2の(a)、(b)に示す、記録方式の
異なる光ディスク1a、1bの最内周領域71、72に
は、情報記録領域以外で、かつ案内溝(トラック)も形
成されておらず、ミラー部と呼ばれる部分がある。この
領域(ミラー部)71、72には、記録膜が塗布されて
いるので、この部分で、記録膜の反射率を測定すること
ができる。
【0111】すなわち、フォーカス・トラッキング制御
回路21を動作させ、フォーカッシングを行わせる。上
記ミラー部70あるいは71からの反射光量は対物レン
ズ11を通してビームプリッタ10で反射され、光検出
器15で光電変換され信号アンプ22で増幅が行われ
る。増幅された信号はA/Dコンバータ59を介してデ
ィジタル化され制御回路6に供給される。これにより、
制御回路6は供給されるディジタルデータにより反射率
を測定し、その反射率の高低により光ディスク1a、1
bの記録方式を判定する。
【0112】従来、マーク間記録に用いられてきた光デ
ィスク1aはレーザ光により溶融して除去してピット
(図4の(e))を形成するため、このピットからは反
射光がなくなる。このため、従来のマーク間記録方式の
記録膜は一般に反射率が高い(50〜40%)ものが用
いられている。
【0113】一方、マーク長記録の光ディスク1bには
記録膜を除去するタイプの記録膜は適切ではなく、記録
することにより、非晶質から結晶への変化あるいは2層
記録膜間の拡散による合金化記録等が適しており、これ
らの記録膜の反射率は10〜20%程度である。
【0114】このため、ミラー部71、72からの反射
光量をA/Dコンバータ59を介して制御回路6が得る
ことにより、制御回路6は供給される反射率が高い場合
には、マーク間記録方式の光ディスク1aの装着を判定
し、供給される反射率が低い場合には、マーク長記録方
式の光ディスク1bの装着を判定できる。
【0115】さらに、異なる記録方式の識別手段に対す
る他の実施例について説明する。
【0116】すなわち、光ディスク1a、1b上の1ト
ラック当たりのヘッダ数を計数し、この計数結果に応じ
てマーク間記録方式かマーク長記録方式かを判定するこ
とができる。
【0117】これは、マーク間記録方式に比べて、マー
ク長記録方式の場合、原理的には、2倍の記録密度とな
るため、当然、図2の(a)(b)に示したようにマー
ク間記録よりもマーク長記録の方がヘッダの数が多くな
る。
【0118】この実施例は、図5に示すように、ヘッダ
検知回路45を追加することにより実現できる。
【0119】すなわち、ヘッダ検知回路45は、図5に
示すように、復調回路28からの復調データによりヘッ
ダを検知するものであり、たとえば図示しない方絡線検
知器と2値化回路によって構成されている。これによ
り、ヘッダに対応したパルス信号が制御回路6へ出力さ
れる。
【0120】制御回路6は、1トラック分に対するヘッ
ダ検知回路45からのパルス信号を計数することによ
り、1トラック当たりのヘッダ数を計数し、この計数結
果に応じてマーク間記録方式かマーク長記録方式かを判
定する。たとえば、1トラック当たりのヘッダ数が15
の場合、マーク間記録方式と判定し、1トラック当たり
のヘッダ数が30の場合、マーク長記録方式と判定す
る。
【0121】すなわち、ヘッダ検知回路45を介して制
御回路6で計数を行うことにより記録方式を識別でき
る。この場合、ヘッダ検知回路45は単にヘッダ部分を
かたまりとしてとらえれば良いので、切換回路27がど
ちらを選択しても差しつかえない。
【0122】また、ヘッダ検知回路45によりヘッダを
検知する場合、正確なヘッダ数を検知するために、判定
を行うトラックでは、ヘッダだけで、データ情報が記録
されていない光ディスク1a、1b上の特定位置(同じ
半径位置)で行われるようになっている。
【0123】上記したように、記録方式を判定する複数
の実施例を示したが、これらは単独で用いてもよいが、
組み合わせて判定を行うことにより、より確実な記録方
式の識別が行える。
【0124】すなわち、2つ以上の識別手段が一致した
際に、判定するようにすれば確実な記録方式の識別が行
える。
【0125】次に、記録方式の識別結果から、それぞれ
の記録方式に対応したスピンドルモータ4の回転数の変
更は制御回路6を介して行うことができる。
【0126】次に、2つの記録方式に対してもトラック
の外周に行くに従って1トラック当りの記録容量を大き
くする実施例について説明する。
【0127】図5に示すように、所定周波数の信号を発
生する発振器91、この発振器91からの信号を制御回
路6から設定される分周比で分周する位相ロック(PL
L)回路92からなるマスタクロック回路93を設け、
このマスタクロック回路93からの出力で、記録、再生
系の各部回路を動作させるようにする。
【0128】ここで、光ディスク1a、1bの外周に行
くのにしたがって、マスタクロック回路93のクロック
周波数を高くすることにより、どちらの記録方式であっ
ても、1トラック当りの記録容量を上げることができ
る。すなわち、どちらの記録方式であっても、それぞれ
の対応する一定の回転数で光ディスク1a、1bを回転
している状態で、線密度一定の記録、再生(MCAVに
よる記録、再生)を行わせることができる。
【0129】上記したように、円板状の光ディスク1a、
1bを回転させるスピンドルモータ4を有し、このスピン
ドルモータ4により回転される光ディスク1a、1bから情
報を再生するものにおいて、上記光ディスク1a、1bの記
録方式がマーク間記録方式あるいはマーク長記録方式か
を判定し、この判定した記録方式に対応した回転数で光
ディスク1a、1bが回転されている状態で、情報を再生す
るようにしたものである。
【0130】これにより、マーク間記録方式とマーク長
記録方式の2つの記録方式に対する再生を行うものにお
いて、エッジ検出回路、復調回路、変調回路、エラー訂
正回路、インターフェース回路等の信号処理回路の削減
を図ることができる。
【0131】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
マーク間記録方式とマーク長記録方式の2つの記録方式
に対する再生を行うものにおいて、信号処理回路の削減
を図ることができる情報再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における光ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】図1の記録方式の異なる光ディスクを説明する
ための図。
【図3】図1の記録方式の異なる光ディスクを収納した
カートリッジを説明するための図。
【図4】図1の光ディスク装置における各部の信号波形
を説明するための図。
【図5】この発明の他の実施例における光ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1a、1b…光ディスク(記録媒体)、2、3…カート
リッジ、3a…識別子、4…スピンドルモ−タ、5…ス
ピンドルモ−タ制御回路、6…制御回路、7…光学ヘッ
ド、8…半導体レ−ザ発振器、15…光検出器、20…
レーザドライバ、21…フォ−カス・トラッキング制御
回路、22…信号アンプ、23…デ−タ復調部、24…
マーク間2値化回路、25…マーク長2値化回路、26
…エッジ検出回路、27…切換回路、28…復調回路、
41…エラー訂正回路、42…アドレス解読回路、43
…インターフェース回路、44…バッファメモリ、50
…データ変調部、51…変調回路、52…フリップフロ
ップ回路、53…マーク間記録波形等化回路、54…マ
ーク長記録波形等化回路、55…切換回路、59…A/
Dコンバータ、60…検知器、71、72…ミラー部、
81、82…ヘッダ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の記録媒体を回転させる回転手段
    を有し、この回転手段により回転される記録媒体に記録
    されている情報を再生する情報再生装置において、 上記記録媒体の記録方式がマーク間記録方式あるいはマ
    ーク長記録方式かを判定する判定手段と、 この判定手段により判定した記録方式に対応した回転数
    で上記回転手段を制御する制御手段と、 この制御手段により記録方式に対応した回転数で記録媒
    体が回転されている状態で、上記記録媒体に記録されて
    いる情報を再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 上記再生手段が、マーク間記録方式で記
    録された情報を再生する際に用いる信号処理手段と、マ
    ーク長記録方式で記録された情報を再生する際に用いる
    信号処理手段とを有し、上記制御手段により記録方式に
    対応した回転数で記録媒体が回転されている状態で、上
    記判定手段により判定した記録方式に応じた信号処理手
    段を選択的に用いて上記記録媒体に記録されている情報
    を再生するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段が、マーク間記録方式とマ
    ーク長記録方式との情報の転送速度がほぼ一定となる回
    転数に切換制御するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の情報再生装置。
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