JP2600638B2 - ディスク媒体 - Google Patents
ディスク媒体Info
- Publication number
- JP2600638B2 JP2600638B2 JP7586196A JP7586196A JP2600638B2 JP 2600638 B2 JP2600638 B2 JP 2600638B2 JP 7586196 A JP7586196 A JP 7586196A JP 7586196 A JP7586196 A JP 7586196A JP 2600638 B2 JP2600638 B2 JP 2600638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- area
- recorded
- disk
- identification information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク媒体に係り、特
に、PLLを必要とせず、マイクロプログラムで復調可
能な識別情報を使ったディスク媒体に関する。
に、PLLを必要とせず、マイクロプログラムで復調可
能な識別情報を使ったディスク媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク記憶装置は、例えば特
開昭56−25278号公報に記載されているように、
ディスク上にインデックスエリアを設け、このインデッ
クスエリアに検索データおよびアクセス指定データ等を
記憶する方式のものが知られている。
開昭56−25278号公報に記載されているように、
ディスク上にインデックスエリアを設け、このインデッ
クスエリアに検索データおよびアクセス指定データ等を
記憶する方式のものが知られている。
【0003】ところが記録方式,記録パワー,円板の反
射率等は、各種の方式,仕様値があり、装置は、そのう
ちの一種に対して設計されていた。従って、他の円板、
たとえば反射率の異なる円板で記録再生することは不可
能であった。又高密度化が図れる新しい変調方式を採用
した場合、新しい装置では前の円板は全く読めなく、反
対も同様である。媒体に互換性がないということは、使
用上、非常に不都合である。
射率等は、各種の方式,仕様値があり、装置は、そのう
ちの一種に対して設計されていた。従って、他の円板、
たとえば反射率の異なる円板で記録再生することは不可
能であった。又高密度化が図れる新しい変調方式を採用
した場合、新しい装置では前の円板は全く読めなく、反
対も同様である。媒体に互換性がないということは、使
用上、非常に不都合である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記従来技術は、各
種媒体の互換性について配慮されておらず、将来新しい
変調方式で高密度化が図れたとき、新しい装置で旧タイ
プの円板を記録再生ができないという問題があった。
種媒体の互換性について配慮されておらず、将来新しい
変調方式で高密度化が図れたとき、新しい装置で旧タイ
プの円板を記録再生ができないという問題があった。
【0005】
【問題点を解決するための手段】円板上にある特定の領
域を設け、ユーザーのデータ領域の変調方式とは別の変
調方式で、特にマイクロプログラムで復調が可能なP.
E変調方式で円板を識別できる情報をあらかじめ記録し
ておき、ユーザーのデータを読む前に、ヘッドを上記特
定領域に位置づけ、記録されている識別情報を読み取
る。その結果に基づき、読み取った識別情報に応じてユ
ーザーデータの記録再生を可能とする。
域を設け、ユーザーのデータ領域の変調方式とは別の変
調方式で、特にマイクロプログラムで復調が可能なP.
E変調方式で円板を識別できる情報をあらかじめ記録し
ておき、ユーザーのデータを読む前に、ヘッドを上記特
定領域に位置づけ、記録されている識別情報を読み取
る。その結果に基づき、読み取った識別情報に応じてユ
ーザーデータの記録再生を可能とする。
【0006】上記特定領域に記録する変調方式は、再生
が容易で、光ディスク装置のハード量を増大させないた
め、マイクロプログラムで復調できるような方式とす
る。また、上記特定領域にてへッドを位置づける際は、
円板に記録されてあるアドレスを認識しないで位置づけ
られるようにしておく。以上の手段により、ユーザーの
データ領域の変調方式に関わらず、特定領域の情報をマ
イクロプログラムにより再生することができる。
が容易で、光ディスク装置のハード量を増大させないた
め、マイクロプログラムで復調できるような方式とす
る。また、上記特定領域にてへッドを位置づける際は、
円板に記録されてあるアドレスを認識しないで位置づけ
られるようにしておく。以上の手段により、ユーザーの
データ領域の変調方式に関わらず、特定領域の情報をマ
イクロプログラムにより再生することができる。
【0007】
【作用】光ヘッドは、ユーザデータの記録再生を行う前
に円板の上記特定領域に位置づける。この位置づけは、
情報トラックに書かれているアドレスを認識しないで行
うことができる。
に円板の上記特定領域に位置づける。この位置づけは、
情報トラックに書かれているアドレスを認識しないで行
うことができる。
【0008】光へッドが特定領域に位置づけられた後、
読み出したデータをマイクロプログラムで復調し、再生
できる。例えば、変調方式,記録パワー等を読み込み、
装置の状態を初期設定することができる。
読み出したデータをマイクロプログラムで復調し、再生
できる。例えば、変調方式,記録パワー等を読み込み、
装置の状態を初期設定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1図により説明
する。光ディスク1はスピンドルモータ4によって回転
する。光ディスク1から情報を読んだり、光1ディスク
1に情報を記録するために、対物レンズ14,ガルバノ
ミラー13,半導体レーザー19及び光検出器15等を
備えた光ヘッド2がある。又光へッド2全体を光ディス
ク全面に渡ってアクセスするためVCM(ボイスコイル
モータ)3を備えている。対物レンズ14,ガルバノミ
ラー13はそれぞれ自動焦点,トラッキングを行うため
に制御が必要であるが、本発明の目的とするところでな
いので詳細な説明は省略する。又第1図においては、本
発明の説明に不要な部分は省略してある。位置検出器1
2は光へッドが、最内周に来たことを検出する働きをす
る。
する。光ディスク1はスピンドルモータ4によって回転
する。光ディスク1から情報を読んだり、光1ディスク
1に情報を記録するために、対物レンズ14,ガルバノ
ミラー13,半導体レーザー19及び光検出器15等を
備えた光ヘッド2がある。又光へッド2全体を光ディス
ク全面に渡ってアクセスするためVCM(ボイスコイル
モータ)3を備えている。対物レンズ14,ガルバノミ
ラー13はそれぞれ自動焦点,トラッキングを行うため
に制御が必要であるが、本発明の目的とするところでな
いので詳細な説明は省略する。又第1図においては、本
発明の説明に不要な部分は省略してある。位置検出器1
2は光へッドが、最内周に来たことを検出する働きをす
る。
【0010】まず、光ディズク1がスピンドルモータ4
にセットされると、スピンドルモータ4が回転を開始し
定常回転になると半導体レーザ19が発光する。また、
マイクロプロセッサ24はVCM制御回路26を通して
VCM3に電流を流し、光へッド2を位置検出器12が
動作する位置まで動かす。尚第1図では位置検出器12
は、光ディスク1の最内周に位置しているが、最外周で
も良い。光へッドを位置検出器12が動作する位置まで
動かし、その時点でトラックフォローを行ったとき、ち
ょうどコントロールトラックエリア17又は18である
ように、位置検出器12を設定すると、光ディスク1上
の情報を読むことなしに光へッド2をコントロールトラ
ックエリア17又は18に位置づけられる。
にセットされると、スピンドルモータ4が回転を開始し
定常回転になると半導体レーザ19が発光する。また、
マイクロプロセッサ24はVCM制御回路26を通して
VCM3に電流を流し、光へッド2を位置検出器12が
動作する位置まで動かす。尚第1図では位置検出器12
は、光ディスク1の最内周に位置しているが、最外周で
も良い。光へッドを位置検出器12が動作する位置まで
動かし、その時点でトラックフォローを行ったとき、ち
ょうどコントロールトラックエリア17又は18である
ように、位置検出器12を設定すると、光ディスク1上
の情報を読むことなしに光へッド2をコントロールトラ
ックエリア17又は18に位置づけられる。
【0011】円板の情報は光検出器15で検出され、再
生回路20で処理されてデータ信号27を得る。ユーザ
ー領域16のデータは復調回路23で復調されて、論理
回路/インターフェース回路5を通じ上位装置に転送さ
れる。コントロールトラックエリア17又は18のデー
タ信号27は直接マイクロプロセッサ24で復調し、コ
ントロールトラックに記録されている情報を読みとる。
読み取った情報に基づき、装置の初期設定を行う。
生回路20で処理されてデータ信号27を得る。ユーザ
ー領域16のデータは復調回路23で復調されて、論理
回路/インターフェース回路5を通じ上位装置に転送さ
れる。コントロールトラックエリア17又は18のデー
タ信号27は直接マイクロプロセッサ24で復調し、コ
ントロールトラックに記録されている情報を読みとる。
読み取った情報に基づき、装置の初期設定を行う。
【0012】第1図では、復調回路21,23を切換え
る信号28及びその他の切換信号29を描いてある。
る信号28及びその他の切換信号29を描いてある。
【0013】コントロールトラックは詳細を第2図で示
す。1トラックを複数のセクタに分割し、それぞれのセ
クタには同一のデータを記録する。複数に分割するの
は、光ディスク1の欠陥の影響を防止するためである。
コントロールトラックは数百トラック以上設けておき、
アドレスを読むことなしに光ヘッドをコントロールトラ
ックに位置づげられるようにしておく。又コントロール
トラック内のデータのビット密度はサーボに影響を与え
ない程度に粗くしてマイクロプロセッサによる復調を可
能にする。又、コントロールトラックの変調方式はPL
Lを必要としないP.Eのような簡単な変調方式とす
る。
す。1トラックを複数のセクタに分割し、それぞれのセ
クタには同一のデータを記録する。複数に分割するの
は、光ディスク1の欠陥の影響を防止するためである。
コントロールトラックは数百トラック以上設けておき、
アドレスを読むことなしに光ヘッドをコントロールトラ
ックに位置づげられるようにしておく。又コントロール
トラック内のデータのビット密度はサーボに影響を与え
ない程度に粗くしてマイクロプロセッサによる復調を可
能にする。又、コントロールトラックの変調方式はPL
Lを必要としないP.Eのような簡単な変調方式とす
る。
【0014】各セクタのフォーマット例を第3図に示
す。セクタの先頭を示すGAP,位相合わせ等を行うP
REAMBLE,SYNC,番地を示すTRACK/S
ECTlORADDRES,データが記録されているD
ATA,エラー検出のためのCRC等を含む。尚第3図
は1つの例であってこの限りではない。
す。セクタの先頭を示すGAP,位相合わせ等を行うP
REAMBLE,SYNC,番地を示すTRACK/S
ECTlORADDRES,データが記録されているD
ATA,エラー検出のためのCRC等を含む。尚第3図
は1つの例であってこの限りではない。
【0015】又コントロールトラックの記録方式の一実
施例を第4図に示す。光検出器15の読出し波形が第4
図(a)になるようにデータが書かれている。密なくり
返しパターン(2〜4μm程度の間隔をもつ)と何も記
録されていない部分との組合せでP.E変調を構成して
いる。密なくり返しバターンの部分を長いパターンにし
ないのは、サーボ系への影響を少なくするためである。
マイクロプログラムで読むためにはディジタル化する必
要があるから第4図(a)の低周波成分(b)をとり出
し、スライスレベル30でパルス化し、パルス出力
(C)を得る。パルス出力(c)をマイクロプログラム
で復調し必要なデータを読みとる。1トラックに複数セ
クタ有り、それが複数トラック有るからデータの信頼度
を上げるためには複数セクタを読んで確認するという方
法もある。又欠陥に対する影響も防止できる。
施例を第4図に示す。光検出器15の読出し波形が第4
図(a)になるようにデータが書かれている。密なくり
返しパターン(2〜4μm程度の間隔をもつ)と何も記
録されていない部分との組合せでP.E変調を構成して
いる。密なくり返しバターンの部分を長いパターンにし
ないのは、サーボ系への影響を少なくするためである。
マイクロプログラムで読むためにはディジタル化する必
要があるから第4図(a)の低周波成分(b)をとり出
し、スライスレベル30でパルス化し、パルス出力
(C)を得る。パルス出力(c)をマイクロプログラム
で復調し必要なデータを読みとる。1トラックに複数セ
クタ有り、それが複数トラック有るからデータの信頼度
を上げるためには複数セクタを読んで確認するという方
法もある。又欠陥に対する影響も防止できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザー領域のデータ
変調方式に関わらず、円板の識別情報を再生できるとい
う効果がある。
変調方式に関わらず、円板の識別情報を再生できるとい
う効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の実施例によるトラックの構成を示す図
である。
である。
【図3】図2に示すトラックを詳細に示す図である。
【図4】本発明の実施例による識別情報の読出し方式を
説明する図である。
説明する図である。
1…光ディスク、2…光へッド、12…位置検出器、1
5…光検出器、17,18…コン1トロールトラックエ
リア、23…復調回路、24…マイクロプロセッサ、。
5…光検出器、17,18…コン1トロールトラックエ
リア、23…復調回路、24…マイクロプロセッサ、。
Claims (4)
- 【請求項1】ユーザのためのデータが記録される第一の
領域と、該データの識別情報が記録される第二の領域と
を有する光ディスク媒体であって、 前記識別情報がマイクロプログラムで復調が可能なP.
E変調方式で記録されていることを特徴とするディスク
媒体。 - 【請求項2】前記第二の領域は、前記第一の領域の内周
側又は/及び外周側に配置された領域であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載のディスク媒体。 - 【請求項3】前記識別情報は、密な繰り返しパターンと
前記パターンがない部分との組み合わせで記録されるこ
とを特徴とする請求項1または2記載のディスク媒体。 - 【請求項4】前記識別情報は、前記データの変調方式を
示す情報を含むことを特徴とする請求項1から第3項の
いずれかに記載のディスク媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7586196A JP2600638B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ディスク媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7586196A JP2600638B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ディスク媒体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61251628A Division JP2609593B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | ディスク媒体の記録方法及びディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321046A JPH08321046A (ja) | 1996-12-03 |
JP2600638B2 true JP2600638B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13588460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7586196A Expired - Lifetime JP2600638B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ディスク媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600638B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7586196A patent/JP2600638B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08321046A (ja) | 1996-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |