JPH0684276A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH0684276A
JPH0684276A JP5183893A JP5183893A JPH0684276A JP H0684276 A JPH0684276 A JP H0684276A JP 5183893 A JP5183893 A JP 5183893A JP 5183893 A JP5183893 A JP 5183893A JP H0684276 A JPH0684276 A JP H0684276A
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JP
Japan
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recording medium
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recorded
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Pending
Application number
JP5183893A
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English (en)
Inventor
Masafumi Yokota
雅史 横田
Katsumi Suzuki
克己 鈴木
Tomohisa Yoshimaru
朝久 吉丸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0684276A publication Critical patent/JPH0684276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、カートリッジの識別子と光ディス
クに記録されている管理データの読取りにより、記録方
式を判別するため、より確実な判別ができることを目的
とする。 【構成】この発明の情報記録再生装置は、まず、光ディ
スク1a、1bを収納しているカートリッジ2、3の識
別子3aから光ディスク1a、1bの記録方式を判別
し、この判別した記録方式に対応する回転数で光ディス
ク1a、1bを回転するとともに、信号処理回路を切換
え、光ディスク1a、1bに記録されている記録方式を
示す管理データを読取り、この管理データが読取れたこ
とにより記録方式を判別するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば光ディスク
に対してマーク間記録方式あるいはマーク長記録方式で
情報を記録したり、マーク間記録方式あるいはマーク長
記録方式で記録されている情報を再生する情報記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学的な情報記録再生装置として
の光ディスク装置では、ディジタルデータ(記録デー
タ)の記録は、光ディスク等の記録媒体への記録方式と
してマーク間(ピットポジション)記録が行われてい
た。すなわち、マーク間記録方式は、同じ幅のピットが
形成され、ピットとピットの間隔で情報が記録されてい
るものである。
【0003】従来は、記録媒体に対して情報の記録方式
として、マーク間(ピットポジション)記録が行われて
いたが、更に高密度化に適した記録媒体の開発、および
記録媒体への記録方式の開発が進み、記録方式としてマ
ーク長記録が行えるようになりつつある。すなわち、マ
ーク長記録方式は、種々の幅のピットが形成され、ピッ
トの幅とピットとピットの間隔とで情報が記録されてい
るものである。
【0004】このマーク長記録方式は、従来のマーク間
(ピットポジション)記録方式に比べ原理的には2倍の
記録密度となるが、記録方式が異なるために、マーク長
記録方式を採用した情報記録再生装置では、従来のマー
ク間(ピットポジション)記録法で記録した記録媒体の
情報を読取ることができず、互換性を得ることができな
いという問題があった。
【0005】そこで、従来のマーク間(ピットポジショ
ン)記録方式の記録媒体も、より高密度記録が行えるマ
ーク長記録方式の記録媒体に対しても、情報の記録およ
び再生が行える情報記録再生装置が開発されている。こ
のような情報記録再生装置において、記録方式がマーク
間記録方式かマーク長記録方式かを確実に判定できるも
のが要望されている。すなわち、記録方式を誤ったまま
処理を行うことによって、光ディスクに記録されている
情報を破壊してしまう場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、記録方式がマーク間記録方式かマーク長記録方
式かを確実に判定できるものが要望されているもので、
マーク間記録方式とマーク長記録方式の2つの記録方式
に対する情報の記録、あるいは情報の再生を行うものに
おいて、記録方式がマーク間記録方式かマーク長記録方
式かを確実に判定できる情報記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の情報記録再生
装置は、種々の長さのピットが形成され、ピットの長さ
とピットとピットの間のスペースの長さとで情報が記録
される第1のタイプの情報記録媒体と、ピットとピット
の間隔の長さで情報が記録される第2のタイプの情報記
録媒体双方に記録されている情報を再生し、前記第1及
び第2のタイプの情報記録媒体はそれぞれ収納している
情報記録媒体のタイプを識別するための第1の識別部を
有しているカートリッジに収納されており、前記第1及
び第2のタイプの情報記録媒体は、これらの情報記録媒
体のタイプを示す第2の識別部を有しているものにおい
て、前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を支持
する支持手段、この支持された情報記録媒体を収納して
いる前記カートリッジの第1の識別部から、前記支持さ
れた情報記録媒体のタイプを識別する第1の識別手段、
前記支持された情報記録媒体に設けられている第2の識
別部から、前記支持された情報記録媒体のタイプを識別
する第2の識別手段、および前記第1の識別手段と前記
第2の識別手段による識別の結果が一致した場合に、前
記支持された情報記録媒体のタイプを判別する判別手段
から構成されている。
【0008】この発明の情報記録再生装置は、種々の長
さのピットが形成され、ピットの長さとピットとピット
の間のスペースの長さとで情報が記録される第1のタイ
プの情報記録媒体と、ピットとピットの間隔の長さで情
報が記録される第2のタイプの情報記録媒体双方に記録
されている情報を再生するものにおいて、前記第1また
は第2のタイプの情報記録媒体を支持する支持手段、前
記第1のタイプの情報記録媒体に記録されている情報を
読取り方式にて、前記支持された情報記録媒体に記録さ
れている情報記録媒体のタイプを示す情報を読取る第1
の読取手段、この第1の読取手段によって情報記録媒体
のタイプを示す情報が読取れた場合に、前記支持された
情報記録媒体を第1のタイプの情報記録媒体であると判
別する第1の判別手段、前記第1の読取手段によって情
報が読取れなかった場合に、前記第2のタイプの情報記
録媒体に記録されている情報を読取る方式にて、前記支
持された情報記録媒体に記録されている情報記録媒体の
タイプを示す情報を読取る第2の読取手段、およびこの
第2読取手段によって情報記録媒体のタイプを示す情報
が読取れた場合に、前記支持された情報記録媒体を前記
第2のタイプの情報記録媒体であると判別する第2の判
別手段から構成されている。
【0009】この発明の情報記録再生装置は、種々の長
さのピットが形成され、ピットの長さとピットとピット
の間のスペースの長さとで情報が記録される第1のタイ
プの情報記録媒体と、ピットとピットの間隔の長さで情
報が記録される第2のタイプの情報記録媒体双方に記録
されている情報を再生し、前記第1及び第2のタイプの
情報記録媒体はそれぞれ収納している情報記録媒体のタ
イプを識別するための識別部を有しているカートリッジ
に収納されており、前記第1及び第2のタイプの情報記
録媒体は、情報記録媒体のタイプを示す情報が記録され
ているコントロールトラック部が設けられているものに
おいて、前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を
支持する支持手段、この支持された情報記録媒体を収納
している前記カートリッジの識別部から、前記支持され
た情報記録媒体のタイプを識別する識別手段、この識別
手段にて前記支持された情報記録媒体が第1のタイプの
情報記録媒体であると識別された場合に、前記第1のタ
イプの情報記録媒体に記録されている情報を読取り方式
にて、前記支持された情報記録媒体のコントロールトラ
ック部に記録されている情報記録媒体のタイプを示す情
報を読取る第1の読取手段、この第1の読取手段によっ
て情報記録媒体のタイプを示す情報が読取れた場合に、
前記支持された情報記録媒体を第1のタイプの情報記録
媒体であると判別する第1の判別手段、前記第1の読取
手段によって情報が読取れなかった場合に、前記第2の
タイプの情報記録媒体に記録されている情報を読取る方
式にて、前記支持された情報記録媒体のコントロールト
ラック部に記録されている情報記録媒体のタイプを示す
情報を読取る第2の読取手段、およびこの第2読取手段
によって情報記録媒体のタイプを示す情報が読取れた場
合に、前記支持された情報記録媒体を前記第2のタイプ
の情報記録媒体であると判別する第2の判別手段から構
成されている。
【0010】この発明の情報記録再生装置は、種々の長
さのピットが形成され、ピットの長さとピットとピット
の間のスペースの長さとで情報が記録される第1のタイ
プの情報記録媒体と、ピットとピットの間隔の長さで情
報が記録される第2のタイプの情報記録媒体双方に記録
されている情報を再生するものにおいて、前記第1また
は第2のタイプの情報記録媒体を支持する支持手段、前
記第1のタイプの情報記録媒体に記録されている情報を
読取り方式にて、前記支持された情報記録媒体のコント
ロールトラック部に記録されている情報記録媒体のタイ
プを示す情報を読取る第1の読取手段、この第1の読取
手段によって前記コントロールトラックに記録されてい
る情報が読取れた場合に、前記支持された情報記録媒体
を第1のタイプの情報記録媒体であると判別する第1の
判別手段、前記第1の読取手段によって前記コントロー
ルトラックに記録されている情報が読取れなかった場合
に、前記第2のタイプの情報記録媒体に記録されている
情報を読取る方式にて、前記支持された情報記録媒体の
コントロールトラック部に記録されている情報記録媒体
のタイプを示す情報を読取る第2の読取手段、およびこ
の第2読取手段によって情報が読取れた場合に、前記支
持された情報記録媒体を前記第2のタイプの情報記録媒
体であると判別する第2の判別手段から構成されてい
る。
【0011】この発明の情報記録再生装置は、種々の長
さのピットが形成され、ピットの長さとピットとピット
の間のスペースの長さとで情報が記録される第1のタイ
プの情報記録媒体と、ピットとピットの間隔の長さで情
報が記録される第2のタイプの情報記録媒体双方に記録
されている情報を再生するものにおいて、前記第1また
は第2のタイプの情報記録媒体を支持する支持手段、前
記第2のタイプの情報記録媒体に記録されている情報を
読取り方式にて、前記支持された情報記録媒体のコント
ロールトラック部に記録されている情報記録媒体のタイ
プを示す情報を読取る第1の読取手段、この第1の読取
手段によって前記コントロールトラックに記録されてい
る情報が読取れた場合に、前記支持された情報記録媒体
を第2のタイプの情報記録媒体であると判別する第1の
判別手段、前記第1の読取手段によって前記コントロー
ルトラックに記録されている情報が読取れなかった場合
に、前記第1のタイプの情報記録媒体に記録されている
情報を読取る方式にて、前記支持された情報記録媒体の
コントロールトラック部に記録されている情報記録媒体
のタイプを示す情報を読取る第2の読取手段、およびこ
の第2読取手段によって情報が読取れた場合に、前記支
持された情報記録媒体を前記第1のタイプの情報記録媒
体であると判別する第2の判別手段から構成されてい
る。
【0012】
【作用】この発明は、上記のような構成において、種々
の長さのピットが形成され、ピットの長さとピットとピ
ットの間のスペースの長さとで情報が記録される第1の
タイプの情報記録媒体と、ピットとピットの間隔の長さ
で情報が記録される第2のタイプの情報記録媒体双方に
記録されている情報を再生し、前記第1及び第2のタイ
プの情報記録媒体はそれぞれ収納している情報記録媒体
のタイプを識別するための第1の識別部を有しているカ
ートリッジに収納されており、前記第1及び第2のタイ
プの情報記録媒体は、これらの情報記録媒体のタイプを
示す第2の識別部を有しているものにおいて、前記情報
記録媒体を収納している前記カートリッジの第1の識別
部から、情報記録媒体のタイプを識別し、情報記録媒体
に設けられている第2の識別部から、情報記録媒体のタ
イプを識別し、それら両方の識別の結果が一致した場合
に、前記情報記録媒体のタイプを判別するようにしたも
のである。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0014】図1はこの発明の情報記録再生装置として
の光ディスク装置の概略構成を示すものである。この光
ディスク装置に用いられる情報記録媒体としての光ディ
スク1a、1bは、例えばガラスあるいはプラスチック
スなどで円形に形成された基板の表面にテルルあるいは
ビスマス等の金属被膜層がド−ナツ形にコ−ティングさ
れて成るものである。
【0015】これらの光ディスク1a、1bとしては、
図2の(a)に示すような、記録方式がマーク間(ピッ
トポジション)記録の光ディスク1aと、図2の(b)
に示すような、記録方式がマーク長記録の光ディスク1
bの2つの記録方式のものが用いられるようになってい
る。
【0016】各光ディスク1a、1bには、それぞれア
ドレス情報部分としてのヘッダ81、82があらかじめ
エンボス状態でプリフォーマッテングされて形成されて
いる。
【0017】また、各光ディスク1a、1bには、それ
ぞれ特定アドレス領域に、記録方式を示す管理データを
あらかじめ記録した管理データ記録エリア(コントロー
ルトラック)83、84が形成されており、記録方式を
特定する識別子として用いられている。
【0018】マーク長記録の光ディスク1bには、マー
ク間記録による光ディスク1aの約2倍の情報が記録で
きるようになっており、マーク長記録の光ディスク1b
の方がマーク間記録による光ディスク1aよりも1トラ
ック当り約2倍の数のヘッダ(アドレス情報部分)が設
けられている。
【0019】マーク間記録の光ディスク1aとマーク長
記録の光ディスク1bとでは、セクタ数、アドレス数、
ヘッダ数等が異なる構造となっており、図3の(a)、
(b)に示す、カートリッジ2、3にそれぞれ収納され
ている。カートリッジ2、3の2種のカートリッジの外
形寸法は、それぞれ同一寸法であり、カートリッジ3に
は収納されている光ディスク1bの記録方式がマーク長
記録であることを示す識別子3aが設けられている。
【0020】上記光ディスク1a、1bが収納されてい
るカートリッジ2、3は、それぞれスピンドルモータ4
に着脱可能となっている。スピンドルモ−タ4は、所定
の回転数で回転されるようになっており、スピンドルモ
−タ制御回路5から出力される制御信号により回転の始
動、停止、回転数の変更等が制御されるようになってい
る。
【0021】スピンドルモ−タ制御回路5は、制御回路
6からの2種類の制御信号に従って制御信号を出力する
ことにより、スピンドルモ−タ4を正確に2種類の回転
数で一定回転するようになっている。マーク間記録の際
の回転数とマーク長記録の際の回転数とは、約2対1の
関係となっている。
【0022】このスピンドルモータ4の回転数変更の必
要性は次の理由による。一台の情報記録再生装置で異な
る記録方式の記録媒体への情報の記録再生は可能な限り
2種並行に持つ回路を少なくすることが望ましい。ま
た、記録方式が変わっても、記録再生のデータ転送速度
が同じであれば、同一回路で処理が可能となる。再生信
号の処理においても、再生信号の周波数帯域が同じで済
めば、大部分の回路を共通化することができる。
【0023】マーク長記録方式ではマーク間記録方式に
比べて2倍近く記録密度が上がっている。このため、デ
ータ転送速度、あるいは再生信号周波数帯域を略同一と
するためには、マーク長の場合マーク間記録に比べ回転
数を低くする必要があり、記録密度に反比例した回転数
にすることにより、両記録方式に対して、最も回路の構
成を少なくできる。また、記録方式が異なることによ
り、それに適した記録膜の特性が変わるので、最適な回
転数は対応して変える必要がある。制御回路6は、例え
ばマイクロコンピュ−タ、メモリ等により構成され、ス
ピンドルモ−タ4の回転制御の他、後述する種々の制御
を司るものである。
【0024】光ディスク1a、1bの下面側には、光学
ヘッド7が配設されている。この光学ヘッド7は光ディ
スク1a、1bに対して情報の記録あるいは再生を行う
もので、半導体レ−ザ発振器8、コリメ−タレンズ9、
ビ−ムスプリッタ10、対物レンズ11、シリンドリカ
ルレンズ12と凸レンズ13とから成る周知の非点収差
光学系14、光検出器15、及びレンズアクチェ−タ1
6、17等により構成されている。
【0025】この光学ヘッド7は、例えばリニアモ−タ
等によって構成される移動機構(図示しない)により光
ディスク1a、1bの半径方向に移動可能に配設されて
おり、制御回路6からの指示に従って記録あるいは再生
の対象となる目標トラックへ移動されるようになってい
る。
【0026】半導体レ−ザ発振器8は、レーザドライバ
20からのドライブ信号に応じた発散性のレ−ザ光を発
生するもので、光ディスク1a、1bに情報を記録する
際は、記録すべき情報に応じてその光強度が変調された
レ−ザ光を発生し、情報を光ディスク1a、1bから読
出して再生する際は、一定の光強度を有するレ−ザ光を
発生するようになっている。
【0027】半導体レ−ザ発振器8から発生された発散
性のレ−ザ光は、コリメ−タレンズ9によって平行光束
に変換されてビ−ムスプリッタ10に導かれる。このビ
−ムスプリッタ10に導かれたレ−ザ光は、ビ−ムスプ
リッタ10を透過して対物レンズ11に入射され、この
対物レンズ11によって光ディスク1a、1bの記録膜
に向けて集束される。
【0028】対物レンズ11は、レンズ駆動機構として
のレンズアクチェ−タ16により、その光軸方向に移動
可能に支持されている。フォ−カス・トラッキング制御
回路21からのフォ−カスサ−ボ信号により光軸方向へ
移動されることにより対物レンズ11を通った集束性の
レ−ザ光が光ディスク1a、1bの表面上に投射され、
最小ビ−ムスポットが光ディスク1a、1bの記録膜の
表面上に形成されるようになっている。この状態におい
て、対物レンズ11は合焦点状態となる。
【0029】また、この対物レンズ11は、レンズアク
チェ−タ17により、光軸と直交する方向にも移動可能
になっており、フォ−カス・トラッキング制御回路21
からのトラッキングサ−ボ信号により対物レンズ11が
光軸と直交する方向へ移動されるようになっている。
【0030】そして、対物レンズ11を通った集束性の
レ−ザ光が光ディスク1a、1bの記録膜の表面上に投
射され、光ディスク1a、1bの記録膜の表面上に形成
された記録トラックの上に照射されるようになってい
る。この状態において、対物レンズ11はトラッキング
が可能となる。そして、合焦点状態、かつトラッキング
状態において、情報の書込み及び読出しが可能となる。
【0031】ところで、光ディスク1a、1bから反射
された発散性のレ−ザ光は、合焦点時には対物レンズ1
1によって平行光束に変換され、再びビ−ムスプリッタ
10に戻される。そして、このビ−ムスプリッタ10で
反射されてシリンドリカルレンズ12と凸レンズ13と
から成る非点収差光学系14によって光検出器15上に
導かれて、フォ−カスずれが形状の変化として現われ
る。トラッキングエラーは周知の2分割プッシュプル法
によって検出される。
【0032】光検出器15は、非点収差光学系14によ
って結像された光を電気信号に変換する4個の光検出セ
ル(図示しない)によって構成されている。この光検出
器15から出力される信号は、フォ−カス・トラッキン
グ制御回路21と信号アンプ22に供給されるようにな
っている。
【0033】フォ−カス・トラッキング制御回路21で
は、図示しないフォ−カスサ−ボ回路において、光検出
器15からの信号を入力してフォ−カスエラー信号を生
成し、アクチェ−タ16に供給することによりフォ−カ
スサ−ボル−プが形成されるようになっている。また、
図示しないトラッキングエラー回路においては、光検出
器15からの信号を入力してトラッキングサ−ボ信号を
生成し、アクチェ−タ17に供給することによりトラッ
キングサ−ボル−プが形成されるようになっている。
【0034】さらに、光検出器15が出力する信号は、
光ディスク1a、1bの記録された情報を示すものであ
り、信号アンプ22で増幅された後、デ−タ復調部23
に送出される。
【0035】信号アンプ22からは、図4の(f)に示
すような、光ディスク1aに記録されているマーク間記
録ピットに対して、図4の(h)に示すような、マーク
間記録再生信号が出力される。図4の(g)Gに示すよ
うな、光ディスク1bに記録されているマーク長記録ピ
ットに対しては信号アンプ22から図4の(i)に示す
ような、マーク長記録再生信号が出力される。
【0036】デ−タ復調部23は、制御回路6からの切
換信号により、信号アンプ22からの信号をマーク間記
録あるいはマーク長記録の記録方式に合わせた復調を行
うものである。たとえば、マーク間2値化回路24、マ
ーク長2値化回路25、エッジ検出回路26、切換回路
27、および復調回路28によって構成されている。
【0037】マーク間2値化回路24は、信号アンプ2
2からの信号をピーク検知により2値化する2値化回路
である。このマーク間2値化回路24からのマーク間記
録再生信号は切換回路27に出力される。たとえば、図
4の(h)に示すような、マーク間記録再生信号を、図
4の(j)に示すような、マーク間2値化信号にするよ
うになっている。
【0038】マーク長2値化回路25は、信号アンプ2
2からの信号の入力信号の中心レベルで2値化する2値
化回路である。たとえば、図4の(i)に示すような、
マーク長記録再生信号を、図4の(k)に示すような、
マーク長2値化信号にするようになっている。このマー
ク長2値化回路25からのマーク長記録再生信号はエッ
ジ検出回路26に出力される。
【0039】エッジ検出回路26は、図4の(k)に示
すような、マーク長2値化回路25からのマーク長2値
化信号の立上りエッジ、立下りエッジに対応した、図4
の(m)に示すようなエッジ検出信号を出力するもので
ある。エッジ検出回路26は、遅延回路31と排他的論
理和回路32とから構成されている。
【0040】遅延回路31は、図4の(k)に示すよう
な、マーク長2値化回路25からのマーク長2値化信号
を図4の(l)に示すように遅延し、排他的論理和回路
32へ遅延信号を出力する回路である。
【0041】排他的論理和回路32は、マーク長2値化
回路25からのマーク長2値化信号(図4の(k)参
照)とこの信号を遅延回路31で遅延した遅延信号(図
4の(l)参照)との排他的論理和をエッジ検出信号
(図4の(m)参照)として出力するものである。エッ
ジ検出回路26つまり排他的論理和回路32からのエッ
ジ検出信号は切換回路27に出力される。
【0042】切換回路27は、制御回路6から供給され
る切換信号に応じて、マーク間2値化回路24からのマ
ーク間記録再生信号あるいはエッジ検出回路26からの
エッジ検出信号を選択的に出力する回路である。切換回
路27は、アンド回路33、34、インバータ回路3
5、およびオア回路36から構成されている。
【0043】これにより、制御回路6から切換信号とし
て“1“信号が供給されている場合、アンド回路34の
ゲートが開き、エッジ検出回路26からのエッジ検出信
号が復調回路28へ出力され、制御回路6から切換信号
として“0“信号が供給されている場合、アンド回路3
3のゲートが開き、マーク間2値化回路24からのマー
ク間記録再生信号が復調回路28へ出力される。復調回
路28は、切換回路27からのマーク間記録再生信号あ
るいはエッジ検出信号を2−7コード逆変換により復調
する回路である。デ−タ復調部23の出力、つまり復調
回路28からの復調データは、エラー訂正回路41、お
よびアドレス解読回路42に出力される。
【0044】エラー訂正回路41は復調回路28からの
復調データに対してエラーを訂正したり、あるいはイン
ターフェース回路43からバッファメモリ44を介して
供給される記録データにエラー訂正用のコードを付与し
てデータ変調部50内の変調回路51へ出力する。エラ
ー訂正回路41は、管理データ記録エリア83(84)
に対する復調回路28からの復調データを制御回路6へ
出力する。エラー訂正回路41は、管理データ記録エリ
ア83(84)に対する復調回路28からの復調データ
を制御回路6へ出力する。アドレス解読回路42は、復
調回路28からの復調データによりアドレスの読取りが
行われるものであり、アドレスの解読結果は制御回路6
へ出力される。
【0045】インターフェース回路43は、エラー訂正
回路41からバッファメモリ44を介して供給される再
生データを外部装置としてのホストコンピュータへ出力
したり、あるいは外部装置から供給される記録デ−タを
バッファメモリ44を介してエラー訂正回路41へ出力
するものである。データ変調部50は、制御回路6から
の切換信号により、マーク間記録あるいはマーク長記録
の記録方式に合わせた変調、記録波形等化を行うもので
ある。
【0046】たとえば、変調回路51、フリップフロッ
プ回路52、マーク間記録波形等化回路53、マーク長
記録波形等化回路54、および切換回路55によって構
成されている。変調回路51は、エラー訂正回路41か
ら供給される記録デ−タとしての記録に適した信号つま
り2−7変調データに変調するものである。変調回路5
1からの2−7変調データは、フリップフロップ回路5
2およびマーク間記録波形等化回路53に出力される。
【0047】フリップフロップ回路52は、図4の
(b)に示すような、変調回路51からの2−7変調デ
ータを、図4の(c)に示すようなマーク長データに変
更し、マーク長記録波形等化回路54へ出力する。
【0048】マーク間記録波形等化回路53は、記録補
償回路であり、変調回路51からの変調データに対し
て、光ディスク1a上にマーク間記録方式のピットがで
きるだけ正確に形成されるように、光ディスク1a上の
記録位置(制御回路6から供給されるアドレス)に応じ
て、振幅、幅を調整することにより、記録波形等化を行
う回路である。これにより、図4の(b)に示すよう
な、変調回路51からの2−7変調データから、図4の
(d)に示すようなマーク間記録波形を出力する。
【0049】マーク長記録波形等化回路54は、記録補
償回路であり、変調回路51からの変調データに対し
て、光ディスク1b上にマーク長記録方式のピットがで
きるだけ正確に形成されるように、フリップフロップ5
2の出力波形に対して、記録長の長さに応じた熱制御を
行なうことにより、記録波形等化を行う回路である。
【0050】すなわち、パルスの長さを全ビット幅にわ
たって“1“にしているのではなく、一旦“0“に(間
欠的なパルスに)することにより、過度な熱上昇を防い
でいる。これにより、図4の(c)に示すような、フリ
ップフロップ回路52からのマーク長データから、図4
の(d)に示すようなマーク長記録波形を出力する。マ
ーク間記録波形等化回路53からの記録波形、マーク長
記録波形等化回路54からの記録波形は切換回路55に
供給される。
【0051】切換回路55は、制御回路6から供給され
る切換信号に応じて、マーク間記録波形等化回路53か
らの記録波形あるいはマーク長記録波形等化回路54か
らの記録波形を選択的に出力する回路である。切換回路
55からのマーク間記録波形、あるいはマーク長記録波
形はレーザドライバ20へ出力される。
【0052】これにより、マーク間記録波形によりレー
ザドライバ20が制御されることにより、光ディスク1
a上に、図4の(f)に示すような、マーク間記録ピッ
トが形成され、マーク長記録波形によりレーザドライバ
20が制御されることにより、光ディスク1b上に、図
4の(g)に示すような、マーク長記録ピットが形成さ
れる。
【0053】図2の(a)、(b)に示す、記録方式の
異なる光ディスク1a、1bの最内周領域71、72に
は、情報記録領域以外で、かつ案内溝(トラック)も形
成されておらず、ミラー部と呼ばれる部分がある。この
領域(ミラー部)71、72には、記録膜が塗布されて
いるので、この部分で、記録膜の反射率を測定すること
ができる。
【0054】すなわち、フォーカス・トラッキング制御
回路21を動作させ、フォーカッシングを行わせる。上
記ミラー部71あるいは72からの反射光は対物レンズ
11を通してビームプリッタ10で反射され、光検出器
15で光電変換され信号アンプ22で増幅が行われる。
増幅された信号はのA/Dコンバータ59を介してディ
ジタル化され制御回路6に供給される。これにより、制
御回路6は供給されるディジタルデータにより反射率を
測定し、その反射率が所定の反射率よりも高いか低いか
により光ディスク1a、1bの記録方式を判定する。
【0055】従来、マーク間記録に用いられてきた光デ
ィスク1aはレーザ光により溶融して除去してピット
(図4Fを形成するため、このピットからは反射光がな
くなる。このため、従来のマーク間記録方式の記録膜は
一般に反射率が高い(50〜40%)ものが用いられて
いる。
【0056】一方、マーク長記録の光ディスク1bには
記録膜を除去するタイプの記録膜は適切ではなく、記録
することにより、非晶質から結晶への変化あるいは2層
記録膜間の拡散による合金化記録等が適しており、これ
らの記録膜の反射率は10〜20%程度である。
【0057】このため、ミラー部71、72からの反射
光量をA/Dコンバータ59を介して制御回路6が得る
ことにより、制御回路6は供給される反射率が高い場合
には、マーク間記録方式の光ディスク1aの装着を判定
し、供給される反射率が低い場合には、マーク長記録方
式の光ディスク1bの装着を判定できる。
【0058】また、スピンドルモ−タ4に装着されたカ
ートリッジ2、3に収納されている光ディスク1a、1
bの記録方式を識別する識別子3aを検知する検知器6
0が設けられている。検知器60は、たとえば発光ダイ
オード等の光源61と光検出素子62とから構成されて
いる。検知器60の検知出力は記録方式判別回路63に
供給される。
【0059】記録方式判別回路63は検知器60からの
検知出力により、光ディスク1a、1bの記録方式がマ
ーク間(ピットポジション)記録かマーク長記録かの判
別が行われるものであり、コンパレータ等で構成されて
いる。記録方式判別回路63による記録方式の判別結果
は制御回路6へ出力されている。たとえば、判別結果が
マーク長記録方式の場合、“1“信号が出力され、マー
ク間記録方式の場合、“0“信号が出力される。
【0060】これにより、記録方式判別回路63の出力
が“1“信号の場合、制御回路6はマーク長記録方式の
光ディスク1bの装着と判別し、記録方式判別回路63
の出力が“0“信号の場合、制御回路6はマーク間記録
方式の光ディスク1aの装着と判別する。また、制御回
路6は、マーク間記録方式の光ディスク1aの装着を判
断した場合、続けてその光ディスク1aに対する記録、
再生処理を行う。また、制御回路6は、マーク長記録方
式の光ディスク1bの装着を判断した場合、続けてその
光ディスク1bに対する記録、再生処理を行う。
【0061】次に、上記のような構成において、装着さ
れた光ディスク1aあるいは1bの記録方式の判定動作
について、図5、〜図8に示すフローチャートを参照し
つつ説明する。
【0062】まず、光ディスク1aが収納されているカ
ートリッジ2、あるいは光ディスク1bが収納されてい
るカートリッジ3がスピンドルモータ4に装着される
(ST1)。すると、検知器60により識別子3aの有
無が検知され(ST2)、その有無に応じた検知信号が
記録方式判別回路63に供給される。
【0063】これにより、記録方式判別回路63は、検
知器60から識別子3aがなしに対応する検知信号が供
給された場合、マーク間記録方式を判別し、その記録方
式の判別結果を制御回路6へ出力する(ST3)。ま
た、記録方式判別回路63は、検知器60から識別子3
aが有るに対応する検知信号が供給された場合、マーク
長記録方式を判別し、その記録方式の判別結果を制御回
路6へ出力する(ST4)。
【0064】上記ステップ3でマーク間記録方式を判別
した場合、制御回路6は、切換信号として“0“信号を
切換回路27、55に出力するとともに、マーク間記録
の回転数設定制御信号をモータ制御回路5に出力する
(ST5)。
【0065】この結果、モータ制御回路5によりスピン
ドルモータ4がマーク間記録、再生のための回転数で回
転され、マーク間の記録、再生が可能な状態となる(S
T6)。
【0066】このような状態において、光ディスク1a
(1b)の最内周位置から所定トラック数分、移動した
位置、つまり管理データ記録エリア(コントロールトラ
ック)83(84)に対応した位置で、管理データ記録
エリア(コントロールトラック)83(84)内の管理
データの読取りを開始する(ST7)。
【0067】これにより、光ディスク1a(1b)の管
理データ記録エリア(コントロールトラック)83(8
4)に対して、光学ヘッド7内の光検出器15で光電変
換が行われ、信号アンプ22で増幅されることにより、
再生信号が出力される。この再生信号はマーク間2値化
回路24で2値化され、2値化信号となる(ST8)。
【0068】マーク間2値化回路24の出力は切換回路
27を介して復調回路28に供給される。復調回路28
は、供給される2値化信号を2−7コード逆変換により
復調し、この復調データをエラー訂正回路41に出力す
る(ST9)。これにより、エラー訂正回路41で復調
データのエラー訂正が行われ、このエラー訂正後の読取
結果が、制御回路6へ出力される(ST10)。
【0069】この結果、制御回路6はエラー訂正回路4
1からの読取結果として管理データが供給された場合
(ST11)、カートリッジの識別子による判別結果と
光ディスクに記録されている管理データによる判別結果
とが一致すると判断し、光ディスクの記録方式がマーク
間記録方式であると判別する(ST12)。
【0070】また、ステップ11で、制御回路6はエラ
ー訂正回路41から読取結果として管理データが供給さ
れなかった場合、カートリッジの識別子による判別結果
と光ディスクに記録されている管理データによる判別結
果とが一致しないと判断し、管理データの読取りを異な
った(マーク長)記録方式に合わせて行うことを判断
し、切換信号として“1“信号を切換回路27、55に
出力するとともに、マーク長記録の回転数設定制御信号
をモータ制御回路5に出力する(ST13)。
【0071】この結果、モータ制御回路5によりスピン
ドルモータ4がマーク長記録、再生のための回転数で回
転され、マーク長の記録、再生が可能な状態となる(S
T14)。
【0072】このような状態において、光ディスク1a
(1b)の最内周位置から所定トラック数分、移動した
位置、つまり管理データ記録エリア(コントロールトラ
ック)83(84)に対応した位置で、管理データ記録
エリア(コントロールトラック)83(84)内の管理
データの読取りを開始する(ST15)。
【0073】これにより、光ディスク1a(1b)の管
理データ記録エリア(コントロールトラック)83(8
4)に対して、光学ヘッド7内の光検出器15で光電変
換が行われ、信号アンプ22で増幅されることにより、
再生信号が出力される。この再生信号はマーク長2値化
回路25で2値化され、2値化信号となる(ST1
6)。
【0074】マーク長2値化回路25の出力はエッジ検
出回路26に供給され、2値化信号の立上りエッジと立
下りエッジに対応した、エッジ検出信号が検出される
(ST17)。このエッジ検出回路26からのエッジ検
出信号は切換回路27を介して復調回路28に供給され
る。復調回路28は、供給されるエッジ検出信号を2−
7コード逆変換により復調し、この復調データをエラー
訂正回路41に出力する(ST18)。これにより、エ
ラー訂正回路41で復調データのエラー訂正が行われ、
このエラー訂正後の読取結果が、制御回路6へ出力され
る(ST19)。
【0075】この結果、制御回路6はエラー訂正回路4
1からの読取結果として管理データが供給された場合
(ST20)、光ディスクに記録されている管理データ
による判別結果をカートリッジの識別子による判別結果
よりも優先することにより、光ディスクの記録方式がマ
ーク長記録方式であると判別する(ST21)。
【0076】また、ステップ20で、制御回路6はエラ
ー訂正回路41から読取結果として管理データが供給さ
れなかった場合、エラー処理としてたとえば図示しない
表示手段で表示する。
【0077】上記ステップ4でマーク長記録方式を判別
した場合、制御回路6は、切換信号として“1“信号を
切換回路27、55に出力するとともに、マーク長記録
の回転数設定制御信号をモータ制御回路5に出力する
(ST22)。
【0078】この結果、モータ制御回路5によりスピン
ドルモータ4がマーク長記録、再生のための回転数で回
転され、マーク間の記録、再生が可能な状態となる(S
T23)。
【0079】このような状態において、光ディスク1a
(1b)の最内周位置から所定トラック数分、移動した
位置、つまり管理データ記録エリア(コントロールトラ
ック)83(84)に対応した位置で、管理データ記録
エリア(コントロールトラック)83(84)内の管理
データの読取りを開始する(ST24)。
【0080】これにより、光ディスク1a(1b)の管
理データ記録エリア(コントロールトラック)83(8
4)に対して、光学ヘッド7内の光検出器15で光電変
換が行われ、信号アンプ22で増幅されることにより、
再生信号が出力される。この再生信号はマーク長2値化
回路25で2値化され、2値化信号となる(ST2
5)。
【0081】マーク長2値化回路25の出力はエッジ検
出回路26に供給され、2値化信号の立上りエッジと立
下りエッジに対応した、エッジ検出信号が検出される
(ST26)。このエッジ検出回路26からのエッジ検
出信号は切換回路27を介して復調回路28に供給され
る。復調回路28は、供給されるエッジ検出信号を2−
7コード逆変換により復調し、この復調データをエラー
訂正回路41に出力する(ST27)。これにより、エ
ラー訂正回路41で復調データのエラー訂正が行われ、
このエラー訂正後の読取結果が、制御回路6へ出力され
る(ST28)。
【0082】この結果、制御回路6はエラー訂正回路4
1からの読取結果として管理データが供給された場合
(ST29)、カートリッジの識別子による判別結果と
光ディスクに記録されている管理データによる判別結果
とが一致すると判断し、光ディスクの記録方式がマーク
長記録方式であると判別する(ST30)。
【0083】また、ステップ29で、制御回路6はエラ
ー訂正回路41から読取結果として管理データが供給さ
れなかった場合、カートリッジの識別子による判別結果
と光ディスクに記録されている管理データによる判別結
果とが一致しないと判断し、管理データの読取りを異な
った(マーク間)記録方式に合わせて行うことを判断
し、切換信号として“0“信号を切換回路27、55に
出力するとともに、マーク間記録の回転数設定制御信号
をモータ制御回路5に出力する(ST31)。
【0084】この結果、モータ制御回路5によりスピン
ドルモータ4がマーク間記録、再生のための回転数で回
転され、マーク間の記録、再生が可能な状態となる(S
T32)。
【0085】このような状態において、光ディスク1a
(1b)の最内周位置から所定トラック数分、移動した
位置、つまり管理データ記録エリア(コントロールトラ
ック)83(84)に対応した位置で、管理データ記録
エリア(コントロールトラック)83(84)内の管理
データの読取りを開始する(ST33)。
【0086】これにより、光ディスク1a(1b)の管
理データ記録エリア(コントロールトラック)83(8
4)に対して、光学ヘッド7内の光検出器15で光電変
換が行われ、信号アンプ22で増幅されることにより、
再生信号が出力される。この再生信号はマーク間2値化
回路24で2値化され、2値化信号となる(ST3
4)。
【0087】マーク間2値化回路24の出力は切換回路
27を介して復調回路28に供給される。復調回路28
は、供給される2値化信号を2−7コード逆変換により
復調し、この復調データをエラー訂正回路41に出力す
る(ST35)。これにより、エラー訂正回路41で復
調データのエラー訂正が行われ、このエラー訂正後の読
取結果が、制御回路6へ出力される(ST36)。
【0088】この結果、制御回路6はエラー訂正回路4
1からの読取結果として管理データが供給された場合
(ST37)、光ディスクに記録されている管理データ
による判別結果をカートリッジの識別子による判別結果
よりも優先することにより、光ディスクの記録方式がマ
ーク間記録方式であると判別する(ST38)。
【0089】また、ステップ37で、制御回路6はエラ
ー訂正回路41から読取結果として管理データが供給さ
れなかった場合、エラー処理としてたとえば図示しない
表示手段で表示する。
【0090】したがって、カートリッジ2、3の識別子
3aの有無を判別して、制御回路6からの制御信号によ
り、信号処理回路を切換えて上記記録方式を示す管理デ
ータを読取り、この管理データによる記録方式とカート
リッジ2、3の識別子3aの判別結果とが一致した際
に、記録方式を特定することにより、より確実な判別が
行えることになる。
【0091】これにより、カートリッジ2、あるいは3
がスピンドルモータ4に装着された時点で記録方式が判
別されることにより、この記録方式に対応したスピンド
ルモータ4の回転数と信号処理回路の切換えとが前もっ
て行われるので、情報の記録動作、あるいは再生動作に
素早く移行できる。
【0092】しかし、カートリッジ2、あるいは3の識
別子3aの有無だけで記録方式を決定したとすると、万
一、検知器60の故障、あるいはカートリッジへの光デ
ィスクの収納が間違って行われた場合、1枚の光ディス
ク上に間違った記録方式で記録を行ってしまうことも生
じ得ることにもなる。
【0093】このため、前述したように、カートリッジ
からの識別子の判別結果と光ディスク上の記録方式を示
す管理データを光学ヘッド7で読取って判別を行い、一
致を持って記録方式の判別を行うが、上記のように何等
かの原因により判別結果の一致が得られない場合が生じ
得る。また、光ディスクによる光ディスク上の記録方式
を示す管理データが読取れない場合もある。
【0094】このような判別結果の不一致あるいは管理
データが読取れない場合、制御回路6から記録方式の変
更、再設定を行い、すなわち、回転数の変更、再設定を
行い、信号処理回路の切換えを行う。こうして、再度、
光ディスク上の記録方式を示す管理データを光学ヘッド
7を介して読取りを行う。このときに読取りができた判
別結果を優先し、マーク長記録方式か、マーク間記録方
式かの記録方式を決定し、この記録方式にしたがった情
報の記録あるいは再生を行う。
【0095】なお、上記例では、カートリッジ2、ある
いは3の識別子3aの有無と光ディスク上の記録方式を
示す管理データが読めるか否かで記録方式を判別する場
合について説明したが、これに限らず、カートリッジ
2、あるいは3の識別子3aの有無と光ディスク上に記
録されているヘッダ内のアドレスが読めるか否かで記録
方式を判別するようにしても良い。この場合、復調デー
タがアドレス解読回路42に出力され、このアドレス解
読回路42でのアドレスの読取結果が、制御回路6へ出
力され、制御回路6でアドレスが読取れたか否かで記録
方式を判別する。この場合も、アドレスが読取りによる
判別結果を、カートリッジ2、あるいは3の識別子3a
の有無による判別結果よりも優先させている。
【0096】次に、マーク長記録方式の光ディスク1b
が装着されたことが、制御回路6により判別された状態
での情報の記録、再生動作について、図9、図10に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0097】すなわち、記録時、ホストコンピュータか
らインターフェース回路43を介してディジタルデータ
(記録データ)が供給され、バッファメモリ44を経て
エラー訂正回路41に供給される(ST41)。エラー
訂正回路41は供給される記録データに訂正コードを付
加して、変調回路51に出力する(ST42)。変調回
路51は供給される記録データとしての図4の(a)に
示す、2−7コードを記録に適した信号つまり図4の
(b)に示すような2−7変調データに変調してフリッ
プフロップ回路52に出力する(ST43)。フリップ
フロップ回路52は、2−7変調データを、図4の
(c)に示すようなマーク長データに変更し、マーク長
記録波形等化回路54へ出力する(ST44)。
【0098】マーク長記録波形等化回路54は、供給さ
れるマーク長データを、図4の(e)に示すようなマー
ク長記録波形の信号に変換する(ST45)。このマー
ク長記録波形の信号は、切換回路55を介してレーザド
ライバ20に供給される。
【0099】これにより、レーザドライバ20は、供給
されるマーク長記録波形に応じて、半導体レーザ発振器
8のドライブ電流を変調する(ST46)。すると、マ
ーク長記録波形に応じたレーザ光がコリメータレンズ
9、ビームスプリッタ10、対物レンズ11を介して光
ディスク1b上に照射されることにより、光ディスク1
b上に図4の(g)に示すマーク長記録ピットが形成さ
れる(ST47)。
【0100】また、再生時において、光ディスク1b上
に形成されたマーク長記録ピット(図4の(g))に対
して、光学ヘッド7内の検出器15で光電変換が行わ
れ、信号アンプ22で増幅されることにより、図4の
(i)に示すような、マーク長記録再生信号が出力され
る(ST48)。このマーク長記録再生信号はマーク長
2値化回路25で2値化され、図4の(k)に示すよう
な、マーク長2値化信号となる(ST49)。
【0101】このマーク長2値化回路25の出力はエッ
ジ検出回路26に供給され、マーク長2値化信号の立上
りエッジと立下りエッジに対応した、図4の(m)に示
すような、エッジ検出信号が検出される(ST50)。
このエッジ検出回路26からエッジ検出信号は切換回路
27を介して復調回路28に供給される。復調回路28
は、供給されるエッジ検出信号を2−7コード逆変換に
より復調し、この復調データをエラー訂正回路41およ
びアドレス解読回路42に出力する(ST51)。
【0102】これにより、アドレス解読回路42でアド
レスの読取りが行われ、制御回路6へ出力されるととも
に、エラー訂正回路41でエラー訂正が行われて、再生
データとしてバッファメモリ44およびインターフェー
ス回路43を介してホストコンピュータへ出力される
(ST52)。
【0103】次に、マーク間記録方式の光ディスク1a
が装着されたことが、制御回路6により判別された状態
での情報の記録、再生動作について、図11、図12に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0104】すなわち、記録時、ホストコンピュータか
らインターフェース回路43を介してディジタルデータ
(記録データ)が供給され、バッファメモリ44を経て
エラー訂正回路41に供給される(ST61)。エラー
訂正回路41は供給される記録データに訂正コードを付
加して、変調回路51に出力する(ST62)。変調回
路51は供給される記録データとしての図4の(a)に
示す、2−7コードを記録に適した信号つまり図4の
(b)に示すような2−7変調データに変調してマーク
間記録波形等化回路53へ出力する(ST63)。
【0105】マーク間記録波形等化回路53は、供給さ
れるマーク間データを、図4の(d)に示すようなマー
ク間記録波形の信号に変換する(ST64)。このマー
ク間記録波形の信号は、切換回路55を介してレーザド
ライバ20に供給される。
【0106】これにより、レーザドライバ20は、供給
されるマーク間記録波形の信号に応じて、半導体レーザ
発振器8のドライブ電流を変調する(ST65)。する
と、マーク間記録波形に応じたレーザ光がコリメータレ
ンズ9、ビームプリッタ10、対物レンズ11を介して
光ディスク1a上に照射されることにより、光ディスク
1a上に図4の(f)に示すマーク間記録ピットが形成
される(ST66)。
【0107】また、再生時において、光ディスク1a上
に形成されたマーク間記録ピット(図4の(f))に対
して、光学ヘッド7内の検出器15で光電変換が行わ
れ、信号アンプ22で増幅されることにより、図4の
(h)に示すような、マーク間記録再生信号が出力され
る(ST67)。このマーク間記録再生信号はマーク間
2値化回路24で2値化され、図4の(j)に示すよう
な、マーク間2値化信号となる(ST68)。
【0108】マーク間2値化回路24の出力は切換回路
27を介して復調回路28に供給される。復調回路28
は、供給されるマーク間2値化信号を2−7コード逆変
換により復調し、この復調データをエラー訂正回路41
およびアドレス解読回路42に出力する(ST69)。
【0109】これにより、アドレス解読回路42でアド
レスの読取りが行われ、制御回路6へ出力されるととも
に、エラー訂正回路41でエラー訂正が行われて、再生
データとしてバッファメモリ44およびインターフェー
ス回路43を介してホストコンピュータへ出力される
(ST70)。
【0110】上記したように、まず、光ディスクを収納
しているカートリッジの識別子から光ディスクの記録方
式を判別し、この判別した記録方式に対応する回転数で
光ディスクを回転するとともに、信号処理回路を切換
え、光ディスクに記録されている記録方式を示す管理デ
ータを読取り、この管理データが読取れたことにより記
録方式を判別することにより、より確実な判別が行え
る。
【0111】また、管理データが読取れなかった場合
に、記録方式の変更、再設定、つまり回転数の変更、再
設定と、信号処理回路の切換えを行い、再度、光ディス
ク上の記録方式を示す管理データを読取り、この管理デ
ータが読取れたことにより記録方式を判別し、この読取
れたことによる記録方式の判別結果を、カートリッジの
識別子による判別結果よりも優先する。これにより、カ
ートリッジの識別子と光ディスクに記録されている管理
データの読取りにより、記録方式を判別するため、より
確実な判別ができる。
【0112】なお、前記実施例では、光ディスク上の記
録方式を示す管理データが読取れたか否かで、光ディス
クの記録方式を判別したが、光ディスクのミラー部によ
り測定した反射率が比較用の反射率よりも高いか低いか
により記録方式を判別するようにしても良い。
【0113】また、光ディスク1a、1b上の1トラッ
ク当たりのヘッダ数を計数し、この計数結果に応じてマ
ーク間記録方式かマーク長記録方式かを判別するように
しても良い。
【0114】これは、マーク間記録方式に比べて、マー
ク長記録方式の場合、原理的には、2倍の記録密度とな
るため、当然、図2の(a)、(b)に示したようにマ
ーク間記録よりもマーク長記録の方がヘッダの数が多く
なる。この実施例は、図13に示すように、ヘッダ検知
回路45を追加することにより実現できる。
【0115】すなわち、ヘッダ検知回路45は、図13
に示すように、信号アンプ22からの信号によりヘッダ
を検知するものであり、たとえば図示しない包絡線検知
器と2値化回路によって構成されている。これにより、
ヘッダに対応したパルス信号が制御回路6へ出力され
る。
【0116】制御回路6は、1トラック分に対するヘッ
ダ検知回路45からのパルス信号を計数することによ
り、1トラック当たりのヘッダ数を計数し、この計数結
果に応じてマーク間記録方式かマーク長記録方式かを判
定する。たとえば、1トラック当たりのヘッダ数が15
の場合、マーク間記録方式と判定し、1トラック当たり
のヘッダ数が30の場合、マーク長記録方式と判定す
る。
【0117】すなわち、ヘッダ検知回路45を介して制
御回路6で計数を行うことにより、記録方式を判別でき
る。この場合、ヘッダ検知回路45は単にヘッダ部分を
かたまりとしてとらえれば良いので、切換回路27がど
ちらを選択しても差しつかえない。
【0118】また、ヘッダ検知回路45によりヘッダを
検知する場合、正確なヘッダ数を検知するために、判定
を行うトラックでは、ヘッダだけで、データ情報が記録
されていない光ディスク1a、1b上の特定位置(同じ
半径位置)で行われるようになっている。上記したよう
に、複数の記録方式の判別手段を、少なくとも2つ用い
て、それらの判別結果が一致した際に、記録方式の判定
を行うものである。
【0119】また、記録方式に対応したスピンドルモー
タ4の回転数と信号処理回路の切換えとが前もって行わ
れるので、情報の記録動作、あるいは再生動作に素早く
移行できる。
【0120】また、光ディスクに記録されている管理デ
ータの読取りによる記録方式の判別結果を、カートリッ
ジの識別子による記録方式の判別結果よりも優先させる
ようにしたので、万一、検知器60の故障、あるいはカ
ートリッジへの光ディスクの収納が間違って行われた場
合でも、確実に光ディスクの記録方式を判別できる。次
に、2つの記録方式に対してもトラックの外周に行くに
従って1トラック当りの記録容量を大きくする実施例に
ついて説明する。
【0121】図13に示すように、所定周波数の信号を
発生する発振器91、この発振器91からの信号を制御
回路6から設定される分周比で分周する位相ロック(P
LL)回路92からなるマスタクロック回路93を設
け、このマスタクロック回路93からの出力で、記録、
再生系の各部回路を動作させるようにする。
【0122】ここで、光ディスク1a、1bの外周に行
くのにしたがって、マスタクロック回路93のクロック
周波数を高くすることにより、どちらの記録方式であっ
ても、1トラック当りの記録容量を上げることができ
る。すなわち、どちらの記録方式であっても、それぞれ
の対応する所定の回転数で光ディスク1a、1bを回転
している状態で、線密度一定の記録、再生(MCAVに
よる記録、再生)を行わせることができる。
【0123】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
マーク間記録方式とマーク長記録方式の2つの記録方式
に対する情報の記録、あるいは情報の再生を行うものに
おいて、記録方式がマーク間記録方式かマーク長記録方
式かを確実に判定できる情報記録再生装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における光ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】記録方式の異なる光ディスクを説明するための
図。
【図3】記録方式の異なる光ディスクを収納したカート
リッジを説明するための図。
【図4】光ディスク装置における各部の信号波形を説明
するための図。
【図5】光ディスクの記録方式の判定動作を説明するた
めのフローチャート。
【図6】光ディスクの記録方式の判定動作を説明するた
めのフローチャート。
【図7】光ディスクの記録方式の判定動作を説明するた
めのフローチャート。
【図8】光ディスクの記録方式の判定動作を説明するた
めのフローチャート。
【図9】マーク長記録方式の光ディスクに対する情報の
記録、再生動作を説明するためのフローチャート。
【図10】マーク長記録方式の光ディスクに対する情報
の記録、再生動作を説明するためのフローチャート。
【図11】マーク間記録方式の光ディスクに対する情報
の記録、再生動作を説明するためのフローチャート。
【図12】マーク間記録方式の光ディスクに対する情報
の記録、再生動作を説明するためのフローチャート。
【図13】この発明の他の実施例における光ディスク装
置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1a、1b…光ディスク、2、3…カートリッジ、3a
…識別子、6…制御回路、7…光学ヘッド、23…デー
タ復調部、50…データ変調部、60…検知器、63…
処理回路。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の長さのピットが形成され、ピット
    の長さとピットとピットの間のスペースの長さとで情報
    が記録される第1のタイプの情報記録媒体と、ピットと
    ピットの間隔の長さで情報が記録される第2のタイプの
    情報記録媒体双方に記録されている情報を再生し、前記
    第1及び第2のタイプの情報記録媒体はそれぞれ収納し
    ている情報記録媒体のタイプを識別するための第1の識
    別部を有しているカートリッジに収納されており、前記
    第1及び第2のタイプの情報記録媒体は、これらの情報
    記録媒体のタイプを示す第2の識別部を有している情報
    記録再生装置において、 前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を支持する
    支持手段と、 この支持された情報記録媒体を収納している前記カート
    リッジの第1の識別部から、前記支持された情報記録媒
    体のタイプを識別する第1の識別手段と、 前記支持された情報記録媒体に設けられている第2の識
    別部から、前記支持された情報記録媒体のタイプを識別
    する第2の識別手段と、 前記第1の識別手段と前記第2の識別手段による識別の
    結果が一致した場合に、前記支持された情報記録媒体の
    タイプを判別する判別手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の識別手段が、情報記録媒体の
    ミラー部の反射率が比較用の反射率よりも高いか低いか
    で、情報記録媒体のタイプを識別するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の識別手段が、情報記録媒体の
    1トラック内のヘッダ部の数により、情報記録媒体のタ
    イプを識別するものであることを特徴とする請求項1に
    記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の識別手段が、情報記録媒体の
    ヘッダ部のアドレスが再生できるか否かにより、情報記
    録媒体のタイプを識別するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記判別手段が、上記第1の識別手段と
    上記第2の識別手段による識別の結果が一致しなかった
    場合に、エラーを判別するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 種々の長さのピットが形成され、ピット
    の長さとピットとピットの間のスペースの長さとで情報
    が記録される第1のタイプの情報記録媒体と、ピットと
    ピットの間隔の長さで情報が記録される第2のタイプの
    情報記録媒体双方に記録されている情報を再生する情報
    記録再生装置において、 前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を支持する
    支持手段と、 前記第1のタイプの情報記録媒体に記録されている情報
    を読取り方式にて、前記支持された情報記録媒体に記録
    されている情報記録媒体のタイプを示す情報を読取る第
    1の読取手段と、 この第1の読取手段によって情報記録媒体のタイプを示
    す情報が読取れた場合に、前記支持された情報記録媒体
    を第1のタイプの情報記録媒体であると判別する第1の
    判別手段と、 前記第1の読取手段によって情報が読取れなかった場合
    に、前記第2のタイプの情報記録媒体に記録されている
    情報を読取る方式にて、前記支持された情報記録媒体に
    記録されている情報記録媒体のタイプを示す情報を読取
    る第2の読取手段と、 この第2読取手段によって情報記録媒体のタイプを示す
    情報が読取れた場合に、前記支持された情報記録媒体を
    前記第2のタイプの情報記録媒体であると判別する第2
    の判別手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の読取手段が、ピットの長さと
    ピットとピットの間のスペースの長さとで情報を読取
    り、上記第1の読取手段が、ピットとピットの間隔の長
    さで情報を読取ることを特徴とする請求項6に記載の情
    報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 種々の長さのピットが形成され、ピット
    の長さとピットとピットの間のスペースの長さとで情報
    が記録される第1のタイプの情報記録媒体と、ピットと
    ピットの間隔の長さで情報が記録される第2のタイプの
    情報記録媒体双方に記録されている情報を再生し、前記
    第1及び第2のタイプの情報記録媒体はそれぞれ収納し
    ている情報記録媒体のタイプを識別するための識別部を
    有しているカートリッジに収納されており、前記第1及
    び第2のタイプの情報記録媒体は、情報記録媒体のタイ
    プを示す情報が記録されているコントロールトラック部
    が設けられている情報記録再生装置において、 前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を支持する
    支持手段と、 この支持された情報記録媒体を収納している前記カート
    リッジの識別部から、前記支持された情報記録媒体のタ
    イプを識別する識別手段と、 この識別手段にて前記支持された情報記録媒体が第1の
    タイプの情報記録媒体であると識別された場合に、前記
    第1のタイプの情報記録媒体に記録されている情報を読
    取り方式にて、前記支持された情報記録媒体のコントロ
    ールトラック部に記録されている情報記録媒体のタイプ
    を示す情報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段によって情報記録媒体のタイプを示
    す情報が読取れた場合に、前記支持された情報記録媒体
    を第1のタイプの情報記録媒体であると判別する第1の
    判別手段と、 前記第1の読取手段によって情報記録媒体のタイプを示
    す情報が情報が読取れなかった場合に、前記第2のタイ
    プの情報記録媒体に記録されている情報を読取る方式に
    て、前記支持された情報記録媒体のコントロールトラッ
    ク部に記録されている情報記録媒体のタイプを示す情報
    を読取る第2の読取手段と、 この第2読取手段によって情報が読取れた場合に、前記
    支持された情報記録媒体を前記第2のタイプの情報記録
    媒体であると判別する第2の判別手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の読取手段が、ピットの長さと
    ピットとピットの間のスペースの長さとで情報を読取
    り、上記第1の読取手段が、ピットとピットの間隔の長
    さで情報を読取ることを特徴とする請求項8に記載の情
    報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 上記第1、第2の情報記録媒体は、そ
    れぞれコントロールデータエリアを有し、情報記録媒体
    のタイプを示す情報がコントロールデータエリアに記録
    されていることを特徴とする請求項8に記載の情報記録
    再生装置。
  11. 【請求項11】 上記第1、第2の情報記録媒体は、そ
    れぞれアドレスが記録されているヘッダ部を有し、上記
    情報がヘッダ部に記録されているアドレスであることを
    特徴とする請求項8に記載の情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 上記第1の読取手段が、入力信号の中
    心レベルより入力信号を2値化するマーク長2値化回
    路、このマーク長2値化回路からの2値化信号エッジを
    検出するエッジ検出回路、このエッジ検出回路により得
    られるエッジ検出信号を復調する復調回路から構成され
    ており、上記第2の読取手段が、入力信号のピーク検知
    により得られる信号を2値化するマーク間2値化回路、
    このマーク間2値化回路からの2値化信号信号を復調す
    る復調回路から構成されていることを特徴とする請求項
    8に記載の情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 上記第2の判別手段が、上記第2読取
    手段によって情報が読取れなかった場合に、エラーと判
    別することを特徴とする請求項8に記載の情報記録再生
    装置。
  14. 【請求項14】 種々の長さのピットが形成され、ピッ
    トの長さとピットとピットの間のスペースの長さとで情
    報が記録される第1のタイプの情報記録媒体と、ピット
    とピットの間隔の長さで情報が記録される第2のタイプ
    の情報記録媒体双方に記録されている情報を再生する情
    報記録再生装置において、 前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を支持する
    支持手段と、 前記第1のタイプの情報記録媒体に記録されている情報
    を読取り方式にて、前記支持された情報記録媒体のコン
    トロールトラック部に記録されている情報記録媒体のタ
    イプを示す情報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段によって前記コントロールトラック
    に記録されている情報が読取れた場合に、前記支持され
    た情報記録媒体を第1のタイプの情報記録媒体であると
    判別する第1の判別手段と、 前記第1の読取手段によって前記コントロールトラック
    に記録されている情報が読取れなかった場合に、前記第
    2のタイプの情報記録媒体に記録されている情報を読取
    る方式にて、前記支持された情報記録媒体のコントロー
    ルトラック部に記録されている情報記録媒体のタイプを
    示す情報を読取る第2の読取手段と、 この第2読取手段によって情報が読取れた場合に、前記
    支持された情報記録媒体を前記第2のタイプの情報記録
    媒体であると判別する第2の判別手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  15. 【請求項15】 種々の長さのピットが形成され、ピッ
    トの長さとピットとピットの間のスペースの長さとで情
    報が記録される第1のタイプの情報記録媒体と、ピット
    とピットの間隔の長さで情報が記録される第2のタイプ
    の情報記録媒体双方に記録されている情報を再生する情
    報記録再生装置において、 前記第1または第2のタイプの情報記録媒体を支持する
    支持手段と、 前記第2のタイプの情報記録媒体に記録されている情報
    を読取り方式にて、前記支持された情報記録媒体のコン
    トロールトラック部に記録されている情報記録媒体のタ
    イプを示す情報を読取る第1の読取手段と、 この第1の読取手段によって前記コントロールトラック
    に記録されている情報が読取れた場合に、前記支持され
    た情報記録媒体を第2のタイプの情報記録媒体であると
    判別する第1の判別手段と、 前記第1の読取手段によって前記コントロールトラック
    に記録されている情報が読取れなかった場合に、前記第
    1のタイプの情報記録媒体に記録されている情報を読取
    る方式にて、前記支持された情報記録媒体のコントロー
    ルトラック部に記録されている情報記録媒体のタイプを
    示す情報を読取る第2の読取手段と、 この第2読取手段によって情報が読取れた場合に、前記
    支持された情報記録媒体を前記第1のタイプの情報記録
    媒体であると判別する第2の判別手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
JP5183893A 1992-03-23 1993-03-12 情報記録再生装置 Pending JPH0684276A (ja)

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JP5183893A JPH0684276A (ja) 1992-03-23 1993-03-12 情報記録再生装置

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JP6497792 1992-03-23
JP4-64977 1992-03-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10008236B2 (en) 2016-08-10 2018-06-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording device, and optical disk playback device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10008236B2 (en) 2016-08-10 2018-06-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording device, and optical disk playback device

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