JPH05265426A - 文字パターンの管理方法 - Google Patents
文字パターンの管理方法Info
- Publication number
- JPH05265426A JPH05265426A JP4060822A JP6082292A JPH05265426A JP H05265426 A JPH05265426 A JP H05265426A JP 4060822 A JP4060822 A JP 4060822A JP 6082292 A JP6082292 A JP 6082292A JP H05265426 A JPH05265426 A JP H05265426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- character pattern
- code
- pattern
- search table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 文字パターン検索用のテーブルを大幅に増加
することなく、多種類の文字パターンを用途に応じて入
れ替えながら使用し、通常の検索速度を向上させるとと
もに、文字パターン登録のフレキシビリティを保つ。 【構成】 文字種ごとに用意された２バイトコード用の
検索テーブル２０，３０は、文字コードのコード系に合
わせて分割され、不要な部分のテーブルの作成を最低限
に抑える。また、コード対応の検索テーブル３０に、使
用する文字パターンが登録しきれない場合、文字パター
ンの個数に比例した別の検索テーブル３１を使用する。
なお、検索テーブル３０，３１の使い分けは、検索テー
ブル２０の制御情報Ｓによって指定される。
することなく、多種類の文字パターンを用途に応じて入
れ替えながら使用し、通常の検索速度を向上させるとと
もに、文字パターン登録のフレキシビリティを保つ。 【構成】 文字種ごとに用意された２バイトコード用の
検索テーブル２０，３０は、文字コードのコード系に合
わせて分割され、不要な部分のテーブルの作成を最低限
に抑える。また、コード対応の検索テーブル３０に、使
用する文字パターンが登録しきれない場合、文字パター
ンの個数に比例した別の検索テーブル３１を使用する。
なお、検索テーブル３０，３１の使い分けは、検索テー
ブル２０の制御情報Ｓによって指定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文字パターン発生機構
を有する表示装置または印刷装置における文字パターン
の管理方法に関し、特に多種類の文字パターンを効率よ
く登録、検索するのに好適な文字パターンの管理方法に
関する。
を有する表示装置または印刷装置における文字パターン
の管理方法に関し、特に多種類の文字パターンを効率よ
く登録、検索するのに好適な文字パターンの管理方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】多種類の文字パターンを検索する方法と
しては、２バイトコード用では、標準としてサポートす
る部分（コード範囲および文字種）のみ文字コードより
直接検索可能とし、他の部分は、シーケンシャルに検索
を行なう方法がある。また、例えば、「日経エレクトロ
ニクス、１９８７．１１．３０（No.４３５）、第１３
３頁〜１４１頁」に記載されているように、欧文系（１
バイト系）の索引テーブルを拡張し、２バイトコードに
対応する方法も提案されている。
しては、２バイトコード用では、標準としてサポートす
る部分（コード範囲および文字種）のみ文字コードより
直接検索可能とし、他の部分は、シーケンシャルに検索
を行なう方法がある。また、例えば、「日経エレクトロ
ニクス、１９８７．１１．３０（No.４３５）、第１３
３頁〜１４１頁」に記載されているように、欧文系（１
バイト系）の索引テーブルを拡張し、２バイトコードに
対応する方法も提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、検
索性能と検索用テーブルの容量について、十分な配慮が
なされていなかった。例えば、コード範囲および文字種
のみを文字コードより直接検索する方法では、文字種を
増やそうとすると、追加した文字種に含まれる文字が全
てシーケンシャル検索用のテーブルに格納され、高速な
検索が難しくなるか、あるいは高速に検索しようとする
と、文字種ごとに大容量の検索用テーブルを用意する必
要があった。これでは、通常１６Ｋエントリ以上必要と
なり、それでも、幾つかのコードは、シーケンシャルア
クセス用のテーブルに割り当てざるを得ない。また、索
引テーブルを拡張する方法では、２バイトコード文字は
分割されて管理されるが、２バイトコード系に通常存在
する制御コード領域にまで、テーブルを割り当てる必要
があり、無駄が多い。また、全てをコードに対応させる
検索方法では、地名、人名等の特殊な文字のコード域も
常に用意する必要があり、それに伴ってテーブル容量を
増す必要ある。本発明の目的は、このような問題点を改
善し、文字パターン検索用のテーブルを大幅に増加する
ことなく、多種類の文字パターンを用途に応じて入れ替
えながら使用し、通常の検索速度を向上させるととも
に、文字パターン登録のフレキシビリティを保つことが
可能な文字パターンの管理方法を提供することにある。
索性能と検索用テーブルの容量について、十分な配慮が
なされていなかった。例えば、コード範囲および文字種
のみを文字コードより直接検索する方法では、文字種を
増やそうとすると、追加した文字種に含まれる文字が全
てシーケンシャル検索用のテーブルに格納され、高速な
検索が難しくなるか、あるいは高速に検索しようとする
と、文字種ごとに大容量の検索用テーブルを用意する必
要があった。これでは、通常１６Ｋエントリ以上必要と
なり、それでも、幾つかのコードは、シーケンシャルア
クセス用のテーブルに割り当てざるを得ない。また、索
引テーブルを拡張する方法では、２バイトコード文字は
分割されて管理されるが、２バイトコード系に通常存在
する制御コード領域にまで、テーブルを割り当てる必要
があり、無駄が多い。また、全てをコードに対応させる
検索方法では、地名、人名等の特殊な文字のコード域も
常に用意する必要があり、それに伴ってテーブル容量を
増す必要ある。本発明の目的は、このような問題点を改
善し、文字パターン検索用のテーブルを大幅に増加する
ことなく、多種類の文字パターンを用途に応じて入れ替
えながら使用し、通常の検索速度を向上させるととも
に、文字パターン登録のフレキシビリティを保つことが
可能な文字パターンの管理方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文字パターンの管理方法は、文字パターン
を格納するメモリを備えた文字パターン発生機構におい
て、複数バイトからなる文字コードを文字コード系の特
徴に合わせて分割して、ビット構成に対応した上位テー
ブル（自エントリ内に有効な文字パターンが登録されて
いるか否かを示す制御情報、および文字コード域の検索
は第１の索引テーブル（第２検索テーブル）によるか第
２の索引テーブル（第３検索テーブル）によるかを示す
制制情報を有する第１検索テーブル）は必ず用意し、同
じくビット構成に対応した第２検索テーブルは必要に応
じて用意し、文字パターンの個数に比例したエントリを
有する第３検索テーブルは第２検索テーブルに空きが無
くなった場合に設けることにより、テーブル容量と検索
時間のバランスをとるように、制御情報によって二つの
テーブルを制御し、文字パターンの選択情報および文字
コードから検索を行なう場合、その選択情報により、一
つの文字パターンセットが選択されてその文字パターン
セットに対応する第１検索テーブルがポイントされ、上
記文字コードにより、文字パターンの格納アドレスが第
１検索テーブルで直接ポイントされるか、あるいは、第
２検索テーブルの先頭アドレスがポイントされ、そのテ
ーブル内のエントリから文字パターンの格納アドレスを
直接求めるか、あるいは、第３検索テーブルのエントリ
のアドレスがポイントされ、そのアドレスから順にエン
トリをチェックして、その文字パターンの格納アドレス
を求めるかすることに特徴がある。また、上記文字パタ
ーンを登録する場合、登録順に第２検索テーブルを割り
当てて行き、空きが無くなると、第３検索テーブルを割
り当てるように、第１検索テーブルの制御情報を設定す
ることに特徴がある。さらに、上記文字パターンを登録
する場合、特定の文字種の文字コード域を第２検索テー
ブル用に固定して割り当て、その文字コード域以外につ
いては、文字パターンの登録順に第２検索テーブルを割
り当て行き、空きが無くなると、第３検索テーブルを割
り当てるように、第１検索テーブルの制御情報を設定す
ることに特徴がある。
め、本発明の文字パターンの管理方法は、文字パターン
を格納するメモリを備えた文字パターン発生機構におい
て、複数バイトからなる文字コードを文字コード系の特
徴に合わせて分割して、ビット構成に対応した上位テー
ブル（自エントリ内に有効な文字パターンが登録されて
いるか否かを示す制御情報、および文字コード域の検索
は第１の索引テーブル（第２検索テーブル）によるか第
２の索引テーブル（第３検索テーブル）によるかを示す
制制情報を有する第１検索テーブル）は必ず用意し、同
じくビット構成に対応した第２検索テーブルは必要に応
じて用意し、文字パターンの個数に比例したエントリを
有する第３検索テーブルは第２検索テーブルに空きが無
くなった場合に設けることにより、テーブル容量と検索
時間のバランスをとるように、制御情報によって二つの
テーブルを制御し、文字パターンの選択情報および文字
コードから検索を行なう場合、その選択情報により、一
つの文字パターンセットが選択されてその文字パターン
セットに対応する第１検索テーブルがポイントされ、上
記文字コードにより、文字パターンの格納アドレスが第
１検索テーブルで直接ポイントされるか、あるいは、第
２検索テーブルの先頭アドレスがポイントされ、そのテ
ーブル内のエントリから文字パターンの格納アドレスを
直接求めるか、あるいは、第３検索テーブルのエントリ
のアドレスがポイントされ、そのアドレスから順にエン
トリをチェックして、その文字パターンの格納アドレス
を求めるかすることに特徴がある。また、上記文字パタ
ーンを登録する場合、登録順に第２検索テーブルを割り
当てて行き、空きが無くなると、第３検索テーブルを割
り当てるように、第１検索テーブルの制御情報を設定す
ることに特徴がある。さらに、上記文字パターンを登録
する場合、特定の文字種の文字コード域を第２検索テー
ブル用に固定して割り当て、その文字コード域以外につ
いては、文字パターンの登録順に第２検索テーブルを割
り当て行き、空きが無くなると、第３検索テーブルを割
り当てるように、第１検索テーブルの制御情報を設定す
ることに特徴がある。
【０００５】
【作用】本発明においては、文字種ごとに用意された２
バイトコード用の検索テーブルは、文字コードのコード
系に合わせて分割され、不要な部分のテーブルの作成を
最低限に抑える。また、コード対応のテーブルに、使用
する文字パターンが登録しきれない場合、文字パターン
の個数に比例した別の検索テーブルを使用することによ
り、文字検索時間の増加と検索用テーブルの増加のバラ
ンスをとることができる。
バイトコード用の検索テーブルは、文字コードのコード
系に合わせて分割され、不要な部分のテーブルの作成を
最低限に抑える。また、コード対応のテーブルに、使用
する文字パターンが登録しきれない場合、文字パターン
の個数に比例した別の検索テーブルを使用することによ
り、文字検索時間の増加と検索用テーブルの増加のバラ
ンスをとることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図１は、本発明の一実施例における文字パターンの
検索方法を示す図である。本実施例では、上位装置より
送られた文字コードと、文字パターンを表示または印刷
するための制御コードとから構成されたテキストデータ
を検索して所望の文字パターンを検索する場合について
述べる。図１において、１０は検索対象のテキストデー
タ、２０は文字パターンセットごとに設定された第１検
索テーブル、３０は文字コードが２バイトの場合に用い
る第２検索テーブル、３１はシーケンシャル検索用の第
３検索テーブル、４０は第２検索テーブルを用いて検索
される文字パターンである。また、第１検索テーブル２
０内には、そのエントリ内に有効な文字パターンが登録
されているかどうかを示す制御情報Ｖと、文字コード域
の検索が第２検索テーブル３０によるものか（テーブル
３０の先頭アドレスをポイントするか）、あるいは第３
検索テーブル３１によるものか（テーブル３１内のアド
レスをポイントするか）を示す制御情報Ｓがある。例え
ば、検索したエントリの制御情報Ｖが、無効（有効な文
字パターンが一つも登録されておらず、検索テーブルも
用意されていないこと）を示す場合には、その文字パタ
ーンは装置内にはないので、上位装置（図示せず）に対
し、エラーを報告するか、あるいは文字パターンのロー
ドを要求する。
る。図１は、本発明の一実施例における文字パターンの
検索方法を示す図である。本実施例では、上位装置より
送られた文字コードと、文字パターンを表示または印刷
するための制御コードとから構成されたテキストデータ
を検索して所望の文字パターンを検索する場合について
述べる。図１において、１０は検索対象のテキストデー
タ、２０は文字パターンセットごとに設定された第１検
索テーブル、３０は文字コードが２バイトの場合に用い
る第２検索テーブル、３１はシーケンシャル検索用の第
３検索テーブル、４０は第２検索テーブルを用いて検索
される文字パターンである。また、第１検索テーブル２
０内には、そのエントリ内に有効な文字パターンが登録
されているかどうかを示す制御情報Ｖと、文字コード域
の検索が第２検索テーブル３０によるものか（テーブル
３０の先頭アドレスをポイントするか）、あるいは第３
検索テーブル３１によるものか（テーブル３１内のアド
レスをポイントするか）を示す制御情報Ｓがある。例え
ば、検索したエントリの制御情報Ｖが、無効（有効な文
字パターンが一つも登録されておらず、検索テーブルも
用意されていないこと）を示す場合には、その文字パタ
ーンは装置内にはないので、上位装置（図示せず）に対
し、エラーを報告するか、あるいは文字パターンのロー
ドを要求する。
【０００７】本実施例では、文字パターンを検索する場
合、まず、テキストデータ１０中の制御コードにより、
文字パターンの選択を行なう。すなわち、サイズ、コー
ド系、書体により、一つの文字パターンセットが選ばれ
る。これにより、文字パターンセットごとにある第１検
索テーブル２０がポイントされる。このテーブル２０
は、装置内に存在する文字種数分あり、それぞれが２５
６エントリを有する。次に、文字コードのバイト数に応
じて、文字パターンの格納アドレスあるいは他の検索テ
ーブルのアドレスが示される。例えば、文字コードが１
バイトの時は、その文字コードにより、第１検索テーブ
ル２０より文字パターンの格納アドレスが直接ポイント
される。また、文字コードが２バイトの時には、文字コ
ード内のコード系に合わせた適当な８ビットにより、第
１検索テーブル２０内の一つのエントリが選ばれる。そ
のエントリにより、第２検索テーブル３０の先頭アドレ
ス、またはシーケンシャル検索用の第３検索テーブル３
１内のエントリのアドレスがポイントされる。なお、ど
の文字種のどのコードエリアを第２検索テーブル３０ま
たは第３検索テーブル３１内に登録するかは、システム
の用途により静的あるいは動的に決定される。こうし
て、第２検索テーブル３０が選択された時は、文字コー
ドの残りの８ビットにより、テーブル３０内のエントリ
を直接求める。そのエントリ内に文字パターンの格納ア
ドレスがある。一方、第３検索テーブル３１が選択され
た時は、指定されたアドレスより順にエントリをテスト
し、求める文字コードに合ったエントリを選んで文字パ
ターンの格納アドレスを求める。
合、まず、テキストデータ１０中の制御コードにより、
文字パターンの選択を行なう。すなわち、サイズ、コー
ド系、書体により、一つの文字パターンセットが選ばれ
る。これにより、文字パターンセットごとにある第１検
索テーブル２０がポイントされる。このテーブル２０
は、装置内に存在する文字種数分あり、それぞれが２５
６エントリを有する。次に、文字コードのバイト数に応
じて、文字パターンの格納アドレスあるいは他の検索テ
ーブルのアドレスが示される。例えば、文字コードが１
バイトの時は、その文字コードにより、第１検索テーブ
ル２０より文字パターンの格納アドレスが直接ポイント
される。また、文字コードが２バイトの時には、文字コ
ード内のコード系に合わせた適当な８ビットにより、第
１検索テーブル２０内の一つのエントリが選ばれる。そ
のエントリにより、第２検索テーブル３０の先頭アドレ
ス、またはシーケンシャル検索用の第３検索テーブル３
１内のエントリのアドレスがポイントされる。なお、ど
の文字種のどのコードエリアを第２検索テーブル３０ま
たは第３検索テーブル３１内に登録するかは、システム
の用途により静的あるいは動的に決定される。こうし
て、第２検索テーブル３０が選択された時は、文字コー
ドの残りの８ビットにより、テーブル３０内のエントリ
を直接求める。そのエントリ内に文字パターンの格納ア
ドレスがある。一方、第３検索テーブル３１が選択され
た時は、指定されたアドレスより順にエントリをテスト
し、求める文字コードに合ったエントリを選んで文字パ
ターンの格納アドレスを求める。
【０００８】ここで、２バイトコード文字の分割方法に
ついて述べる。図２は、本発明の一実施例における２バ
イトコード文字のコード分割方法を示す図である。本実
施例では、文字コードの上位と下位の１バイトのうち、
上位バイトの最下位ビット（ａ7）と、下位バイトの最
上位ビット（ａ8）を入れ替えることにより、第２検索
テーブル３０内のアドレスを求める。これは、２バイト
のＪＩＳコード系のように、上位、下位の各バイトの最
上位ビットが固定的に使用される場合に有効な方法であ
る。この方法によれば、単純に文字コードを上位バイト
と下位バイトに分ける従来の方法に比べ、第２の検索用
テーブル（図１の第２検索テーブル３０）が１／２の容
量で同量のコード域をカバーできるため、テーブル容量
を少なくすることができる。
ついて述べる。図２は、本発明の一実施例における２バ
イトコード文字のコード分割方法を示す図である。本実
施例では、文字コードの上位と下位の１バイトのうち、
上位バイトの最下位ビット（ａ7）と、下位バイトの最
上位ビット（ａ8）を入れ替えることにより、第２検索
テーブル３０内のアドレスを求める。これは、２バイト
のＪＩＳコード系のように、上位、下位の各バイトの最
上位ビットが固定的に使用される場合に有効な方法であ
る。この方法によれば、単純に文字コードを上位バイト
と下位バイトに分ける従来の方法に比べ、第２の検索用
テーブル（図１の第２検索テーブル３０）が１／２の容
量で同量のコード域をカバーできるため、テーブル容量
を少なくすることができる。
【０００９】次に、第１検索テーブル２０の先頭アドレ
スを求める方法について述べる。図３は、本発明の一実
施例における第１検索テーブルの先頭アドレスを求める
方法を示す図である。本実施例では、第１検索テーブル
２０の先頭アドレスは、テキストデータ１０の制御コー
ド中の書体番号、文字サイズ、コード系により、予め用
意した変換テーブル５０を使用して求める。この変換テ
ーブル５０は、理論上可能な全ての組み合わせについて
用意する必要はなく、装置内に同時に存在しうる分を用
意すればよい。また、アウトラインフォント等、サイズ
によらない文字パターンデータや、一つの文字パターン
データを複数のサイズに対して使用する場合は、文字パ
ターンデータの種類分だけ用意すればよい。
スを求める方法について述べる。図３は、本発明の一実
施例における第１検索テーブルの先頭アドレスを求める
方法を示す図である。本実施例では、第１検索テーブル
２０の先頭アドレスは、テキストデータ１０の制御コー
ド中の書体番号、文字サイズ、コード系により、予め用
意した変換テーブル５０を使用して求める。この変換テ
ーブル５０は、理論上可能な全ての組み合わせについて
用意する必要はなく、装置内に同時に存在しうる分を用
意すればよい。また、アウトラインフォント等、サイズ
によらない文字パターンデータや、一つの文字パターン
データを複数のサイズに対して使用する場合は、文字パ
ターンデータの種類分だけ用意すればよい。
【００１０】次に、文字パターンを、第２検索テーブル
３０に登録するか、第３検索テーブル３１に登録するか
を割り当てる方法について述べる。本実施例では、次に
示す方法（１）（２）の何れかを用いる。 （１）文字パターンの登録順に第２検索テーブル３０を
割り当てて行き、テーブルに空きが無くなった場合に、
第３検索テーブル３１に登録する。この方法は比較的単
純な方法であり、よく使用する文字パターンから順に登
録する場合に適用する。このようにして、高速なテーブ
ル（第２検索テーブル３０）と、比較的低速な検索テー
ブル（第３検索テーブル３１）とを組み合わせることに
より、装置のメモリ容量や要求される検索性能に合わせ
て効率的な検索テーブル構成を実現できる。 （２）基本的でよく使用する文字種の文字コード域を、
予め第２検索テーブル３０に割り当てておき、残りのコ
ード域を（１）の方法で割り当てる。この方法は、その
システム上で比較的よく使用される文字種およびコード
域が固定されており、それに、各ユーザまたはジョブ別
に固有の文字種およびコード域を追加して使用する場合
に適用する。
３０に登録するか、第３検索テーブル３１に登録するか
を割り当てる方法について述べる。本実施例では、次に
示す方法（１）（２）の何れかを用いる。 （１）文字パターンの登録順に第２検索テーブル３０を
割り当てて行き、テーブルに空きが無くなった場合に、
第３検索テーブル３１に登録する。この方法は比較的単
純な方法であり、よく使用する文字パターンから順に登
録する場合に適用する。このようにして、高速なテーブ
ル（第２検索テーブル３０）と、比較的低速な検索テー
ブル（第３検索テーブル３１）とを組み合わせることに
より、装置のメモリ容量や要求される検索性能に合わせ
て効率的な検索テーブル構成を実現できる。 （２）基本的でよく使用する文字種の文字コード域を、
予め第２検索テーブル３０に割り当てておき、残りのコ
ード域を（１）の方法で割り当てる。この方法は、その
システム上で比較的よく使用される文字種およびコード
域が固定されており、それに、各ユーザまたはジョブ別
に固有の文字種およびコード域を追加して使用する場合
に適用する。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、文字パターンの検索テ
ーブルの容量を、従来の方法の１／２程度に減少させ、
多種類の文字パターンの検索を高速に実行することがで
きる。さらに、高速な検索テーブルと比較的低速な検索
テーブルとを組み合わせ、多種類の文字パターンを用途
に応じて入れ替えながら使用することにより、装置のメ
モリ容量や要求される検索性能に合わせて検索速度を向
上させるとともに、文字パターン登録のフレキシビリテ
ィを保つことができる。
ーブルの容量を、従来の方法の１／２程度に減少させ、
多種類の文字パターンの検索を高速に実行することがで
きる。さらに、高速な検索テーブルと比較的低速な検索
テーブルとを組み合わせ、多種類の文字パターンを用途
に応じて入れ替えながら使用することにより、装置のメ
モリ容量や要求される検索性能に合わせて検索速度を向
上させるとともに、文字パターン登録のフレキシビリテ
ィを保つことができる。
【００１２】
【図１】本発明の一実施例における文字パターンの検索
方法を示す図である。
方法を示す図である。
【図２】本発明の一実施例における２バイトコード文字
のコード分割方法を示す図である。
のコード分割方法を示す図である。
【図３】本発明の一実施例における第１検索テーブルの
先頭アドレスを求める方法を示す図である。
先頭アドレスを求める方法を示す図である。
１０ テキストデータ ２０ 第１検索テーブル ３０ 第２検索テーブル ３１ 第３検索テーブル ４０ 文字パターン
Claims (3)
- 【請求項１】 文字パターンを格納するメモリを備えた
文字パターン発生機構における文字パターンの管理方法
において、複数バイトからなる文字コードを文字コード
系の特徴に合わせて分割し、文字コードに対応するエン
トリを有する第１の索引テーブルと、文字パターンの個
数に比例したエントリを有する第２の索引テーブルと、
文字コードに対応するエントリを有し、エントリ内に有
効な文字パターンが登録されているか否かを示す制御情
報、および文字コード域の検索は第１の索引テーブルに
よるか第２の索引テーブルによるかを示す制制情報を有
する上位テーブルとを備え、文字パターンの選択情報お
よび文字コードから該文字パターンを検索する場合、該
選択情報により、一つの文字パターンセットが選択され
て該文字パターンセットに対応する上位テーブルがポイ
ントされ、上記文字コードにより、文字パターンの格納
アドレスを直接ポイントするか、第１の索引テーブルか
第２の索引テーブルの何れかを用いて文字パターンの格
納アドレスを求めることを特徴とする文字パターンの管
理方法。 - 【請求項２】 上記文字パターンを登録する場合、登録
順に第１の索引テーブルを割り当てて行き、空きが無く
なると、第２の索引テーブルを割り当てるように、上位
テーブルの制御情報を設定することを特徴とする請求項
１記載の文字パターンの管理方法。 - 【請求項３】 上記文字パターンを登録する場合、特定
の文字種の文字コード域を第１の索引テーブル用に固定
して割り当て、該文字コード域以外については、文字パ
ターンの登録順に第１の索引テーブルを割り当て行き、
空きが無くなると、第２の索引テーブルを割り当てるよ
うに、上位テーブルの制御情報を設定することを特徴と
する請求項１記載の文字パターンの管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06082292A JP3240673B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 文字パターンの管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06082292A JP3240673B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 文字パターンの管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05265426A true JPH05265426A (ja) | 1993-10-15 |
| JP3240673B2 JP3240673B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=13153436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06082292A Expired - Fee Related JP3240673B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 文字パターンの管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240673B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013255629A (ja) * | 2012-06-12 | 2013-12-26 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007101605A (ja) | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Eastman Kodak Co | フォント管理装置 |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP06082292A patent/JP3240673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013255629A (ja) * | 2012-06-12 | 2013-12-26 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3240673B2 (ja) | 2001-12-17 |
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