JPH0793192A - ファイル管理方法 - Google Patents
ファイル管理方法Info
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- JPH0793192A JPH0793192A JP5241235A JP24123593A JPH0793192A JP H0793192 A JPH0793192 A JP H0793192A JP 5241235 A JP5241235 A JP 5241235A JP 24123593 A JP24123593 A JP 24123593A JP H0793192 A JPH0793192 A JP H0793192A
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- file
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ファイル領域確保が高速で行えると共に、ファ
イルのエクステント数の増加を抑えてファイル入出力速
度が低下するのを防止できるようにする。 【構成】新規ファイルの作成に伴う領域確保要求の場
合、ポインタの指す領域管理ビットマップ上の空き領域
検索開始位置より空き領域の検索を行って必要領域を確
保し(ステップS2)、その確保領域から一定サイズだ
けスキップした位置を検索開始位置とするようポインタ
を更新する(ステップS3)。一方、既存ファイルの拡
張に伴う領域確保要求の場合で、そのファイルの直後に
空きがないなら、ステップS2,S3を実行し、空きが
あるなら、その空き領域から必要領域を確保する(ステ
ップS5)。もし、要求サイズ分確保できなかったな
ら、ステップS2を実行して残りの要求サイズ分を確保
し、要求サイズ分確保できたなら、その確保領域が検索
開始位置を越えた場合だけステップS3を実行する。
イルのエクステント数の増加を抑えてファイル入出力速
度が低下するのを防止できるようにする。 【構成】新規ファイルの作成に伴う領域確保要求の場
合、ポインタの指す領域管理ビットマップ上の空き領域
検索開始位置より空き領域の検索を行って必要領域を確
保し(ステップS2)、その確保領域から一定サイズだ
けスキップした位置を検索開始位置とするようポインタ
を更新する(ステップS3)。一方、既存ファイルの拡
張に伴う領域確保要求の場合で、そのファイルの直後に
空きがないなら、ステップS2,S3を実行し、空きが
あるなら、その空き領域から必要領域を確保する(ステ
ップS5)。もし、要求サイズ分確保できなかったな
ら、ステップS2を実行して残りの要求サイズ分を確保
し、要求サイズ分確保できたなら、その確保領域が検索
開始位置を越えた場合だけステップS3を実行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク装置な
どの外部記憶装置により提供される論理ボリュームの所
定領域を一定サイズの割当単位領域に分割し、この各単
位領域の空きの有無を領域管理マップにより管理するフ
ァイル管理機構を備えたオペレーションシステムに適用
されるファイル管理方法に関する。
どの外部記憶装置により提供される論理ボリュームの所
定領域を一定サイズの割当単位領域に分割し、この各単
位領域の空きの有無を領域管理マップにより管理するフ
ァイル管理機構を備えたオペレーションシステムに適用
されるファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイル管理機構による論理ボリ
ュームの領域管理では、領域を管理している領域管理マ
ップ(領域管理ビットマップ)を先頭から検索するか、
或いは管理領域を複数に分割し、それぞれの空き領域の
数を管理している空き領域管理テーブルを参照すること
で決定される検索開始位置から検索することにより、最
初に存在していた(最初に検出された)空き領域をファ
イルデータ領域などに割当てるのが一般的であった。
ュームの領域管理では、領域を管理している領域管理マ
ップ(領域管理ビットマップ)を先頭から検索するか、
或いは管理領域を複数に分割し、それぞれの空き領域の
数を管理している空き領域管理テーブルを参照すること
で決定される検索開始位置から検索することにより、最
初に存在していた(最初に検出された)空き領域をファ
イルデータ領域などに割当てるのが一般的であった。
【0003】この従来の領域割当て技術では、或るファ
イルが割当てられている領域の直後に別のファイルが割
当てられる確率が高く、したがって、ファイルの拡張を
行った場合、そのファイルが割当てられた領域が分散
し、エクステント数が増える可能性が高かった。
イルが割当てられている領域の直後に別のファイルが割
当てられる確率が高く、したがって、ファイルの拡張を
行った場合、そのファイルが割当てられた領域が分散
し、エクステント数が増える可能性が高かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の領域割
当て技術(ファイル管理技術)では、領域管理マップを
先頭から検索するか、或いは空き領域管理テーブルを参
照することで決定される検索開始位置から検索すること
により、最初に検出された空き領域をファイルデータ領
域などに割当てるようにしていたため、ファイルの拡張
を行った場合には、エクステント数が増加する可能性が
高く、このエクステント数の増加によるファイル入出力
処理の速度の低下と、エクステント情報の増加による資
源の無駄使いを招くという問題があった。
当て技術(ファイル管理技術)では、領域管理マップを
先頭から検索するか、或いは空き領域管理テーブルを参
照することで決定される検索開始位置から検索すること
により、最初に検出された空き領域をファイルデータ領
域などに割当てるようにしていたため、ファイルの拡張
を行った場合には、エクステント数が増加する可能性が
高く、このエクステント数の増加によるファイル入出力
処理の速度の低下と、エクステント情報の増加による資
源の無駄使いを招くという問題があった。
【0005】また、空き領域管理テーブルを用いない領
域管理マップ検索では、領域管理マップを先頭から検索
するために、論理ボリュームに空き領域が少ない場合な
どには、空き領域検索にかなりの時間を要するという問
題があった。
域管理マップ検索では、領域管理マップを先頭から検索
するために、論理ボリュームに空き領域が少ない場合な
どには、空き領域検索にかなりの時間を要するという問
題があった。
【0006】また、空き領域管理テーブルを用いた領域
管理マップ検索では、テーブル参照に時間を要するとい
う問題があった。この発明は上記事情を考慮してなされ
たものでその目的は、空き領域管理テーブルを用いない
領域管理マップ検索を基本としながら、ファイル領域確
保が高速で行えると共に、ファイルのエクステント数の
増加を抑えてファイルに対する入出力速度が低下するの
を防止できるファイル管理方法を提供することにある。
管理マップ検索では、テーブル参照に時間を要するとい
う問題があった。この発明は上記事情を考慮してなされ
たものでその目的は、空き領域管理テーブルを用いない
領域管理マップ検索を基本としながら、ファイル領域確
保が高速で行えると共に、ファイルのエクステント数の
増加を抑えてファイルに対する入出力速度が低下するの
を防止できるファイル管理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、論理ボリュ
ームの所定領域を構成する一定サイズの各単位領域の空
きの有無を管理するための領域管理マップ上の空き領域
検索開始位置を指すポインタを保持しておき、新規ファ
イルの作成が要求された場合、または既存ファイルのた
めの領域拡張が要求され且つ当該既存ファイルの領域の
直後の領域が空いていない場合には、上記ポインタの指
す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置より空き単
位領域の検索を行って必要な領域を確保して、その確保
した領域から予め定められたサイズだけスキップした位
置を新たな空き領域検索開始位置とするようにポインタ
を更新し、既存ファイルのための領域拡張が要求され且
つ当該既存ファイルの領域の直後の領域が空いている場
合には、その空き領域から必要な領域を確保する構成と
したことを特徴とするものである。
ームの所定領域を構成する一定サイズの各単位領域の空
きの有無を管理するための領域管理マップ上の空き領域
検索開始位置を指すポインタを保持しておき、新規ファ
イルの作成が要求された場合、または既存ファイルのた
めの領域拡張が要求され且つ当該既存ファイルの領域の
直後の領域が空いていない場合には、上記ポインタの指
す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置より空き単
位領域の検索を行って必要な領域を確保して、その確保
した領域から予め定められたサイズだけスキップした位
置を新たな空き領域検索開始位置とするようにポインタ
を更新し、既存ファイルのための領域拡張が要求され且
つ当該既存ファイルの領域の直後の領域が空いている場
合には、その空き領域から必要な領域を確保する構成と
したことを特徴とするものである。
【0008】また、この発明は、上記の空き領域から必
要な領域が確保しきれない場合には、上記ポインタの指
す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置より空き単
位領域の検索を行って残りの領域を確保し、その確保し
た領域から予め定められたサイズだけスキップした位置
を新たな空き領域検索開始位置とするようにポインタを
更新する構成としたことをも特徴とする。
要な領域が確保しきれない場合には、上記ポインタの指
す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置より空き単
位領域の検索を行って残りの領域を確保し、その確保し
た領域から予め定められたサイズだけスキップした位置
を新たな空き領域検索開始位置とするようにポインタを
更新する構成としたことをも特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成においては、新規ファイルの作成が
要求された場合には、ポインタの指す領域管理マップ上
の空き領域検索開始位置より空き単位領域の検索が行わ
れる。これにより、領域管理マップの先頭から検索を行
う従来方式に比べて、要求された新規ファイルのための
領域を高速に確保することができる。
要求された場合には、ポインタの指す領域管理マップ上
の空き領域検索開始位置より空き単位領域の検索が行わ
れる。これにより、領域管理マップの先頭から検索を行
う従来方式に比べて、要求された新規ファイルのための
領域を高速に確保することができる。
【0010】そして、この確保領域から予め定められた
サイズだけスキップした位置が新たな空き領域検索開始
位置となるようにポインタが更新される。これにより、
新規ファイルのために確保された領域の直後には、空き
領域が存在する確率が高くなる。
サイズだけスキップした位置が新たな空き領域検索開始
位置となるようにポインタが更新される。これにより、
新規ファイルのために確保された領域の直後には、空き
領域が存在する確率が高くなる。
【0011】次に、既存ファイルのデータ領域などの拡
張が要求された場合には、まず当該既存ファイルの領域
の直後に空きがあるか否かが調べられる。もし、既存フ
ァイルの領域の直後に空きがあるならば、その空き領域
から拡張に必要な領域が確保される。これにより、エク
ステント数の増加が抑えられるため、ファイルに対する
入出力速度の低下が防止できる。
張が要求された場合には、まず当該既存ファイルの領域
の直後に空きがあるか否かが調べられる。もし、既存フ
ァイルの領域の直後に空きがあるならば、その空き領域
から拡張に必要な領域が確保される。これにより、エク
ステント数の増加が抑えられるため、ファイルに対する
入出力速度の低下が防止できる。
【0012】これに対し、既存ファイルの領域の直後に
空きがないならば、現在の空き領域検索開始位置より空
き単位領域の検索が行われて、拡張に必要な領域が確保
され、その確保した領域から予め定められたサイズだけ
スキップした位置が新たな空き領域検索開始位置とされ
る。この場合、拡張された領域の直後に空き領域が確保
される。したがって、その後、同じファイルについての
拡張が要求された場合には、この空き領域が利用される
ことから、エクステント数の増加が抑えられ、ファイル
に対する入出力速度の低下が防止できる。
空きがないならば、現在の空き領域検索開始位置より空
き単位領域の検索が行われて、拡張に必要な領域が確保
され、その確保した領域から予め定められたサイズだけ
スキップした位置が新たな空き領域検索開始位置とされ
る。この場合、拡張された領域の直後に空き領域が確保
される。したがって、その後、同じファイルについての
拡張が要求された場合には、この空き領域が利用される
ことから、エクステント数の増加が抑えられ、ファイル
に対する入出力速度の低下が防止できる。
【0013】また、空き領域があっても、その領域だけ
では足りない場合には、残りの必要領域は、現在の空き
領域検索開始位置より検索されて確保され、その確保し
た領域から予め定められたサイズだけスキップした位置
が新たな空き領域検索開始位置とされる。
では足りない場合には、残りの必要領域は、現在の空き
領域検索開始位置より検索されて確保され、その確保し
た領域から予め定められたサイズだけスキップした位置
が新たな空き領域検索開始位置とされる。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係るオペレーシ
ョンシステムのこの発明に直接関係する部分のブロック
構成図である。図1において、1は磁気ディスク装置な
どの外部記憶装置により提供される論理ボリュームであ
る。この論理ボリューム1の所定のデータ領域(論理ボ
リュームデータ領域)11は、一定サイズの複数の割当
単位領域(以下、単に単位領域と称する)12に分割し
て管理される。
ョンシステムのこの発明に直接関係する部分のブロック
構成図である。図1において、1は磁気ディスク装置な
どの外部記憶装置により提供される論理ボリュームであ
る。この論理ボリューム1の所定のデータ領域(論理ボ
リュームデータ領域)11は、一定サイズの複数の割当
単位領域(以下、単に単位領域と称する)12に分割し
て管理される。
【0015】論理ボリューム1の他の所定領域には、各
単位領域12の空きの有無をビットデータの“0”,
“1”により管理するための領域管理ビットマップ13
と、このビットマップ13上の空き領域検索開始位置を
指すポインタ(P)14と、ファイル制御ブロック15
a〜15cが置かれている。
単位領域12の空きの有無をビットデータの“0”,
“1”により管理するための領域管理ビットマップ13
と、このビットマップ13上の空き領域検索開始位置を
指すポインタ(P)14と、ファイル制御ブロック15
a〜15cが置かれている。
【0016】ファイル制御ブロック15i(ここではi
=a〜c)はファイルiに対応しており、当該ファイル
iが論理ボリューム1(のデータ領域11)に格納(作
成)される際に生成されるものである。ファイル制御ブ
ロック15iには、対応するファイルiが置かれる論理
ボリューム1内の各連続領域(エクステント領域)を指
す領域指定情報(アドレス)が格納される。
=a〜c)はファイルiに対応しており、当該ファイル
iが論理ボリューム1(のデータ領域11)に格納(作
成)される際に生成されるものである。ファイル制御ブ
ロック15iには、対応するファイルiが置かれる論理
ボリューム1内の各連続領域(エクステント領域)を指
す領域指定情報(アドレス)が格納される。
【0017】2はオペレーティングシステム(以下、O
Sと称する)である。OS2は、ファイル管理を司るフ
ァイル管理機構21を有する。このファイル管理機構2
1は、ファイルiに対する領域割当てを、ポインタ14
およびファイル制御ブロック15iの少なくとも一方
と、領域管理ビットマップ13とを用いて実行する。
Sと称する)である。OS2は、ファイル管理を司るフ
ァイル管理機構21を有する。このファイル管理機構2
1は、ファイルiに対する領域割当てを、ポインタ14
およびファイル制御ブロック15iの少なくとも一方
と、領域管理ビットマップ13とを用いて実行する。
【0018】次に、この発明の一実施例の動作を、ファ
イル管理機構21によるファイル領域割当てのための領
域検索・確保処理を例に、(1)新規ファイルの作成要
求時と、(2)既存ファイルの拡張要求時のそれぞれに
ついて、図2のフローチャートおよび図3の動作説明図
を参照して説明する。 (1)新規ファイルの作成要求時の動作 今、領域管理ビットマップ13の内容が、図3(A)の
ようになっているものとする。
イル管理機構21によるファイル領域割当てのための領
域検索・確保処理を例に、(1)新規ファイルの作成要
求時と、(2)既存ファイルの拡張要求時のそれぞれに
ついて、図2のフローチャートおよび図3の動作説明図
を参照して説明する。 (1)新規ファイルの作成要求時の動作 今、領域管理ビットマップ13の内容が、図3(A)の
ようになっているものとする。
【0019】即ち、領域管理ビットマップ13のビット
マップ領域131により、論理ボリューム1のデータ領
域11上の対応する5つの連続する単位領域12がファ
イルaに割当てられていることが示され、後続のビット
マップ領域132により、対応する4つの連続する単位
領域12がファイルbに割当てられていることが示さ
れ、更に後続のビットマップ領域133により、対応す
る2つの連続する単位領域12がファイルaに割当てら
れていることが示されているものとする。
マップ領域131により、論理ボリューム1のデータ領
域11上の対応する5つの連続する単位領域12がファ
イルaに割当てられていることが示され、後続のビット
マップ領域132により、対応する4つの連続する単位
領域12がファイルbに割当てられていることが示さ
れ、更に後続のビットマップ領域133により、対応す
る2つの連続する単位領域12がファイルaに割当てら
れていることが示されているものとする。
【0020】この時点では、データ領域11上にはファ
イルcは存在せず、したがって図1中のファイル制御ブ
ロック15cは、未だ生成されていないものとする。ま
た、ポインタ14により符号134で示す空き領域検索
開始位置が示されているものとする。
イルcは存在せず、したがって図1中のファイル制御ブ
ロック15cは、未だ生成されていないものとする。ま
た、ポインタ14により符号134で示す空き領域検索
開始位置が示されているものとする。
【0021】このような状態で、外部からOS2に対し
て、新規ファイルcの作成に伴う領域確保が要求された
ものとする。すると、OS2内のファイル管理機構21
は、外部からの領域確保要求が、新規ファイルの作成に
伴うものであるか、或いは既存ファイルの拡張に伴うも
のであるかを判定する(ステップS1)。
て、新規ファイルcの作成に伴う領域確保が要求された
ものとする。すると、OS2内のファイル管理機構21
は、外部からの領域確保要求が、新規ファイルの作成に
伴うものであるか、或いは既存ファイルの拡張に伴うも
のであるかを判定する(ステップS1)。
【0022】この例のように、新規ファイルの作成に伴
う領域確保要求の場合には、ファイル管理機構21は、
ポインタ14の指す空き領域検索開始位置134より領
域管理ビットマップ13を検索して、要求されたサイズ
の空き領域を確保する(ステップS2)。
う領域確保要求の場合には、ファイル管理機構21は、
ポインタ14の指す空き領域検索開始位置134より領
域管理ビットマップ13を検索して、要求されたサイズ
の空き領域を確保する(ステップS2)。
【0023】ここでは、3つの空き単位領域12が確保
されたものとすると、ファイル管理機構21は、図3
(B)に示すように、確保した3つの単位領域12に対
応する領域管理ビットマップ13上のビットマップ領域
135の各ビットを、領域割当て表示状態(領域使用中
状態)を示す“1”に設定する。
されたものとすると、ファイル管理機構21は、図3
(B)に示すように、確保した3つの単位領域12に対
応する領域管理ビットマップ13上のビットマップ領域
135の各ビットを、領域割当て表示状態(領域使用中
状態)を示す“1”に設定する。
【0024】また、ファイル管理機構21は、ファイル
c用のファイル制御ブロック15c(図1参照)を生成
し、そこに確保した領域を指す情報を設定する。次にフ
ァイル管理機構21は、ステップS2で確保したファイ
ルcの領域の直後に(当該ファイルcの拡張が要求され
た際に利用可能な)領域を空けておくためにポインタ1
4を更新し、図3(B)に示すように、その領域直後か
ら符号136で示す一定サイズ分(ここでは、連続する
3つの単位領域12分)だけ領域管理ビットマップ13
上でスキップした位置を、新たな空き領域検索開始位置
137とする。
c用のファイル制御ブロック15c(図1参照)を生成
し、そこに確保した領域を指す情報を設定する。次にフ
ァイル管理機構21は、ステップS2で確保したファイ
ルcの領域の直後に(当該ファイルcの拡張が要求され
た際に利用可能な)領域を空けておくためにポインタ1
4を更新し、図3(B)に示すように、その領域直後か
ら符号136で示す一定サイズ分(ここでは、連続する
3つの単位領域12分)だけ領域管理ビットマップ13
上でスキップした位置を、新たな空き領域検索開始位置
137とする。
【0025】なお、このスキップにより領域管理ビット
マップ13の最終位置を越える場合には、同ビットマッ
プ13の先頭側に戻って位置設定される。この際、空き
領域(に対応するビット)だけがスキップの対象とな
る。 (2)既存ファイルの拡張要求時の動作 今、領域管理ビットマップ13の内容が図3(B)のよ
うになっている状態で、外部からOS2に対して、既存
ファイルaの拡張に伴う2つの単位領域12分の領域確
保が要求されたものとする。
マップ13の最終位置を越える場合には、同ビットマッ
プ13の先頭側に戻って位置設定される。この際、空き
領域(に対応するビット)だけがスキップの対象とな
る。 (2)既存ファイルの拡張要求時の動作 今、領域管理ビットマップ13の内容が図3(B)のよ
うになっている状態で、外部からOS2に対して、既存
ファイルaの拡張に伴う2つの単位領域12分の領域確
保が要求されたものとする。
【0026】OS2内のファイル管理機構21は、ステ
ップS1において新規ファイルの作成でないこと、即ち
既存ファイルの拡張が起きたことを検出すると、そのフ
ァイル(ここではファイルa)が置かれている領域の直
後に空き領域があるか否かを調べる(ステップS4)。
ップS1において新規ファイルの作成でないこと、即ち
既存ファイルの拡張が起きたことを検出すると、そのフ
ァイル(ここではファイルa)が置かれている領域の直
後に空き領域があるか否かを調べる(ステップS4)。
【0027】このステップS4での調査は、ファイルa
用のファイル制御ブロック15aから、ファイルa用に
最後に確保された領域を指す領域指定情報(即ち当該ブ
ロック15aに最後に設定された領域指定情報)を取出
し、その情報の指す領域に対応する領域管理ビットマッ
プ13上のビットマップ領域(ここではビットマップ領
域133)の直後のビットを参照することにより行われ
る。
用のファイル制御ブロック15aから、ファイルa用に
最後に確保された領域を指す領域指定情報(即ち当該ブ
ロック15aに最後に設定された領域指定情報)を取出
し、その情報の指す領域に対応する領域管理ビットマッ
プ13上のビットマップ領域(ここではビットマップ領
域133)の直後のビットを参照することにより行われ
る。
【0028】図3(B)の状態では、ファイルaへの領
域割当て表示状態を示す2つのビットマップ領域13
1,133のうち、後側のビットマップ領域133の直
後のビットは“0”である。このため上記のステップS
4においては、当該ビットマップ領域133に対応する
データ領域11上のファイルaの領域の直後に空き領域
があると判定される。
域割当て表示状態を示す2つのビットマップ領域13
1,133のうち、後側のビットマップ領域133の直
後のビットは“0”である。このため上記のステップS
4においては、当該ビットマップ領域133に対応する
データ領域11上のファイルaの領域の直後に空き領域
があると判定される。
【0029】ファイル管理機構21は、拡張すべきファ
イルaの領域の直後に空き領域を見つけると、そこから
要求サイズ分(ここでは2つの単位領域12分)の領域
を確保する(ステップS5)。
イルaの領域の直後に空き領域を見つけると、そこから
要求サイズ分(ここでは2つの単位領域12分)の領域
を確保する(ステップS5)。
【0030】図3(B)の例では、ビットマップ領域1
33に対応するデータ領域11上のファイルaの領域の
直後には、3つの単位領域12分の空き領域があるた
め、要求された2つの単位領域12分の領域が確保さ
れ、ファイルaが拡張される。この場合、ファイルaへ
の領域割当て表示状態を示すビットマップ領域133
も、図3(B)に示す2ビットから、図3(C)に示す
ように4ビットに拡張される。
33に対応するデータ領域11上のファイルaの領域の
直後には、3つの単位領域12分の空き領域があるた
め、要求された2つの単位領域12分の領域が確保さ
れ、ファイルaが拡張される。この場合、ファイルaへ
の領域割当て表示状態を示すビットマップ領域133
も、図3(B)に示す2ビットから、図3(C)に示す
ように4ビットに拡張される。
【0031】ファイル管理機構21は、上記したように
ファイルaの領域の直後の空き領域だけで要求サイズ分
の領域が確保できた場合には(ステップS6)、その確
保領域(の後端)がポインタ14の指す空き領域検索開
始位置137を越えたか否かを判定する(ステップS
7)。
ファイルaの領域の直後の空き領域だけで要求サイズ分
の領域が確保できた場合には(ステップS6)、その確
保領域(の後端)がポインタ14の指す空き領域検索開
始位置137を越えたか否かを判定する(ステップS
7)。
【0032】この例のように、空き領域検索開始位置1
37を越えていないならば(図3(C)参照)、ファイ
ル管理機構21は処理を終了する。これに対して、空き
領域検索開始位置137を越えているならば、ファイル
管理機構21はステップS3に進み、確保した領域直後
から一定サイズ分だけ領域管理ビットマップ13上でス
キップした位置が新たな空き領域検索開始位置となるよ
うに、ポインタ14を更新する。
37を越えていないならば(図3(C)参照)、ファイ
ル管理機構21は処理を終了する。これに対して、空き
領域検索開始位置137を越えているならば、ファイル
管理機構21はステップS3に進み、確保した領域直後
から一定サイズ分だけ領域管理ビットマップ13上でス
キップした位置が新たな空き領域検索開始位置となるよ
うに、ポインタ14を更新する。
【0033】なお、ファイルaの領域の直後の空き領域
だけでは、要求サイズ分の領域が確保しきれなかった場
合(即ちステップS6の判定がNOの場合)には、ステ
ップS2に進んで、ポインタ14の指す空き領域検索開
始位置137より領域管理ビットマップ13を検索し
て、残りの要求サイズ分の空き領域を確保する。
だけでは、要求サイズ分の領域が確保しきれなかった場
合(即ちステップS6の判定がNOの場合)には、ステ
ップS2に進んで、ポインタ14の指す空き領域検索開
始位置137より領域管理ビットマップ13を検索し
て、残りの要求サイズ分の空き領域を確保する。
【0034】この場合、確保した領域が空き領域検索開
始位置(137)を越えるため、ファイル管理機構21
は、確保した領域直後から一定サイズ分だけ領域管理ビ
ットマップ13上でスキップした位置が新たな空き領域
検索開始位置となるように、ポインタ14を更新する。
始位置(137)を越えるため、ファイル管理機構21
は、確保した領域直後から一定サイズ分だけ領域管理ビ
ットマップ13上でスキップした位置が新たな空き領域
検索開始位置となるように、ポインタ14を更新する。
【0035】次に、領域管理ビットマップ13の内容が
図3(C)のようになっている状態で、今度は既存ファ
イルbの拡張に伴う2つの単位領域12分の領域確保が
要求されたものとする。
図3(C)のようになっている状態で、今度は既存ファ
イルbの拡張に伴う2つの単位領域12分の領域確保が
要求されたものとする。
【0036】この場合、図3(C)から明らかなよう
に、ファイルbの直後には空き領域がないことから、フ
ァイル管理機構21は上記ステップS4でNOを判定す
る。すると、ファイル管理機構21はステップS2に進
み、先に述べた新規ファイルの作成の場合と同様に、ポ
インタ14の指す空き領域検索開始位置137より領域
管理ビットマップ13を検索して、要求サイズ分(ここ
では2つの単位領域12分)の空き領域を確保する。
に、ファイルbの直後には空き領域がないことから、フ
ァイル管理機構21は上記ステップS4でNOを判定す
る。すると、ファイル管理機構21はステップS2に進
み、先に述べた新規ファイルの作成の場合と同様に、ポ
インタ14の指す空き領域検索開始位置137より領域
管理ビットマップ13を検索して、要求サイズ分(ここ
では2つの単位領域12分)の空き領域を確保する。
【0037】この場合、ファイル管理機構21は、図3
(D)に示すように、確保した2つの単位領域12に対
応する領域管理ビットマップ13上のビットマップ領域
138の各ビットを、領域割当て表示状態を示す“1”
に設定する。またファイル管理機構21は、ファイルb
用のファイル制御ブロック15b(図1参照)中に、新
たに確保した領域を指す情報を追加設定する。
(D)に示すように、確保した2つの単位領域12に対
応する領域管理ビットマップ13上のビットマップ領域
138の各ビットを、領域割当て表示状態を示す“1”
に設定する。またファイル管理機構21は、ファイルb
用のファイル制御ブロック15b(図1参照)中に、新
たに確保した領域を指す情報を追加設定する。
【0038】次にファイル管理機構21は、確保した領
域直後から一定サイズ分だけ領域管理ビットマップ13
上でスキップした位置が、図4(D)に示す新たな空き
領域検索開始位置139となるように、ポインタ14を
更新する。
域直後から一定サイズ分だけ領域管理ビットマップ13
上でスキップした位置が、図4(D)に示す新たな空き
領域検索開始位置139となるように、ポインタ14を
更新する。
【0039】なお、前記実施例では、論理ボリューム1
上に置かれた領域管理ビットマップ13、ポインタ14
およびファイル制御ブロック15iを用いて、領域検索
・確保処理を行うものとして説明したが、システム立上
げ時等において、これら領域管理ビットマップ13、ポ
インタ14およびファイル制御ブロック15iを主記憶
上に展開し、この主記憶上で参照、更新等(ファイル制
御ブロック15iの生成も含む)を行うならば、領域検
索・確保処理の一層の高速化を図ることができる。この
主記憶上に展開された領域管理ビットマップ13、ポイ
ンタ14およびファイル制御ブロック15iは、適宜論
理ボリューム1に書き戻すことにより、主記憶と論理ボ
リューム1との間の一致化を図ることができる。
上に置かれた領域管理ビットマップ13、ポインタ14
およびファイル制御ブロック15iを用いて、領域検索
・確保処理を行うものとして説明したが、システム立上
げ時等において、これら領域管理ビットマップ13、ポ
インタ14およびファイル制御ブロック15iを主記憶
上に展開し、この主記憶上で参照、更新等(ファイル制
御ブロック15iの生成も含む)を行うならば、領域検
索・確保処理の一層の高速化を図ることができる。この
主記憶上に展開された領域管理ビットマップ13、ポイ
ンタ14およびファイル制御ブロック15iは、適宜論
理ボリューム1に書き戻すことにより、主記憶と論理ボ
リューム1との間の一致化を図ることができる。
【0040】また、前記実施例では、論理ボリュームが
1つの場合について説明したが、本発明は複数の論理ボ
リュームの場合にも適用可能である。ここで、論理ボリ
ュームの使われ方は、それぞれ異なるため、空き領域検
索開始位置の移動サイズ(スキップサイズ)も、各論理
ボリューム毎に設定することが好ましい。
1つの場合について説明したが、本発明は複数の論理ボ
リュームの場合にも適用可能である。ここで、論理ボリ
ュームの使われ方は、それぞれ異なるため、空き領域検
索開始位置の移動サイズ(スキップサイズ)も、各論理
ボリューム毎に設定することが好ましい。
【0041】例えば、拡張サイズが大きくなる傾向にあ
るファイルを格納するための論理ボリュームでは、エク
ステント数の増加を抑えるためにも、移動サイズを大き
くとる(即ちファイル領域直後の空き領域を大きくと
る)ことが好ましい。但し、移動サイズを大きくとった
場合には、空き領域検索開始位置が領域管理ビットマッ
プ13の先頭側に早めに戻りやすく、或るファイルの領
域の直後に確保した空き領域が他のファイルの領域に用
いられる可能性が高くなるため、多数のファイルを格納
するのに用いられる論理ボリュームでは、移動サイズを
小さめにとることが好ましい。
るファイルを格納するための論理ボリュームでは、エク
ステント数の増加を抑えるためにも、移動サイズを大き
くとる(即ちファイル領域直後の空き領域を大きくと
る)ことが好ましい。但し、移動サイズを大きくとった
場合には、空き領域検索開始位置が領域管理ビットマッ
プ13の先頭側に早めに戻りやすく、或るファイルの領
域の直後に確保した空き領域が他のファイルの領域に用
いられる可能性が高くなるため、多数のファイルを格納
するのに用いられる論理ボリュームでは、移動サイズを
小さめにとることが好ましい。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
領域管理マップ上の空き領域検索開始位置を指すポイン
タを保持しておき、新規ファイルの作成が要求された場
合、または既存ファイルのための領域拡張が要求され且
つ当該既存ファイルの領域の直後の領域が空いていない
場合には、上記ポインタの指す領域管理マップ上の空き
領域検索開始位置より空き単位領域の検索を行って必要
な領域を確保して、その確保した領域から予め定められ
たサイズだけスキップした位置を新たな空き領域検索開
始位置とするようにポインタを更新し、既存ファイルの
ための領域拡張が要求され且つ当該既存ファイルの領域
の直後の領域が空いている場合には、その空き領域から
必要な領域を確保するように構成した他、この空き領域
だけでは必要な領域が確保しきれない場合には、上記ポ
インタの指す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置
より空き単位領域の検索を行って残りの領域を確保し、
その確保した領域から予め定められたサイズだけスキッ
プした位置を新たな空き領域検索開始位置とするように
ポインタを更新する構成としたので、次に列挙する効果
を得ることができる。
領域管理マップ上の空き領域検索開始位置を指すポイン
タを保持しておき、新規ファイルの作成が要求された場
合、または既存ファイルのための領域拡張が要求され且
つ当該既存ファイルの領域の直後の領域が空いていない
場合には、上記ポインタの指す領域管理マップ上の空き
領域検索開始位置より空き単位領域の検索を行って必要
な領域を確保して、その確保した領域から予め定められ
たサイズだけスキップした位置を新たな空き領域検索開
始位置とするようにポインタを更新し、既存ファイルの
ための領域拡張が要求され且つ当該既存ファイルの領域
の直後の領域が空いている場合には、その空き領域から
必要な領域を確保するように構成した他、この空き領域
だけでは必要な領域が確保しきれない場合には、上記ポ
インタの指す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置
より空き単位領域の検索を行って残りの領域を確保し、
その確保した領域から予め定められたサイズだけスキッ
プした位置を新たな空き領域検索開始位置とするように
ポインタを更新する構成としたので、次に列挙する効果
を得ることができる。
【0043】(1)空き領域管理テーブルを用いていな
いにも拘らず、新規ファイルの作成時には、ポインタの
指す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置より直ち
に空き領域が検索でき、したがって要求された新規ファ
イルのための領域を高速に確保することができる。
いにも拘らず、新規ファイルの作成時には、ポインタの
指す領域管理マップ上の空き領域検索開始位置より直ち
に空き領域が検索でき、したがって要求された新規ファ
イルのための領域を高速に確保することができる。
【0044】(2)新規ファイルのために確保された領
域の直後を、当該ファイルの拡張用に空けておき、次に
当該ファイルの拡張が要求された場合には、その空き領
域から拡張に必要な領域が確保されるため、エクステン
ト数の増加が抑えられ、ファイルに対する入出力速度の
低下が防止できると共に、エクステント情報の減少によ
り資源の利用効率が向上する。
域の直後を、当該ファイルの拡張用に空けておき、次に
当該ファイルの拡張が要求された場合には、その空き領
域から拡張に必要な領域が確保されるため、エクステン
ト数の増加が抑えられ、ファイルに対する入出力速度の
低下が防止できると共に、エクステント情報の減少によ
り資源の利用効率が向上する。
【0045】(3)既存ファイルの拡張の場合にも、そ
の直後の空き領域だけでは足りないならば、残りの必要
領域は、現在の空き領域検索開始位置より検索されて確
保され、その確保した領域の直後に当該ファイルの拡張
用の空き領域が確保されるため、上記(2)と同様に、
エクステント数の増加が抑えられ、ファイルに対する入
出力速度の低下が防止できると共に、エクステント情報
の減少により資源の利用効率が向上する。
の直後の空き領域だけでは足りないならば、残りの必要
領域は、現在の空き領域検索開始位置より検索されて確
保され、その確保した領域の直後に当該ファイルの拡張
用の空き領域が確保されるため、上記(2)と同様に、
エクステント数の増加が抑えられ、ファイルに対する入
出力速度の低下が防止できると共に、エクステント情報
の減少により資源の利用効率が向上する。
【0046】(4)既存ファイルの拡張時の空き領域の
検索は、当該ファイルのために最後に確保された領域の
直後を対象に行うだけでよく、そこに空き領域がない場
合でも、現在の空き領域検索開始位置より行えばよいた
め、空き領域管理テーブルを用いなくても空き領域を効
率的に見つけることができる。
検索は、当該ファイルのために最後に確保された領域の
直後を対象に行うだけでよく、そこに空き領域がない場
合でも、現在の空き領域検索開始位置より行えばよいた
め、空き領域管理テーブルを用いなくても空き領域を効
率的に見つけることができる。
【図1】この発明を適用するオペレーションシステムの
一実施例を示す要部のブロック構成図。
一実施例を示す要部のブロック構成図。
【図2】図1中のファイル管理機構21によるファイル
領域割当てのための領域検索・確保処理の手順を示すフ
ローチャート。
領域割当てのための領域検索・確保処理の手順を示すフ
ローチャート。
【図3】領域検索・確保処理の動作説明図。
1…論理ボリューム、2…OS(オペレーティングシス
テム)、11…データ領域(論理ボリュームデータ領
域)、12…単位領域(割当単位領域)、13…領域管
理ビットマップ(領域管理マップ)、14…ポインタ、
15a〜15c…ファイル制御ブロック、21…ファイ
ル管理機構、134,137,139…空き領域検索開
始位置。
テム)、11…データ領域(論理ボリュームデータ領
域)、12…単位領域(割当単位領域)、13…領域管
理ビットマップ(領域管理マップ)、14…ポインタ、
15a〜15c…ファイル制御ブロック、21…ファイ
ル管理機構、134,137,139…空き領域検索開
始位置。
Claims (2)
- 【請求項1】論理ボリュームの所定領域を一定サイズの
割当単位領域に分割し、この各単位領域の空きの有無を
領域管理マップにより管理するファイル管理機構を備え
たオペレーションシステムに適用されるファイル管理方
法において、 前記領域管理マップ上の空き領域検索開始位置を指すポ
インタを保持しておき、 新規ファイルの作成が要求された場合、または既存ファ
イルのための領域拡張が要求され且つ当該既存ファイル
が存在する前記論理ボリューム内領域の直後の領域が空
いていない場合には、前記ポインタの指す前記領域管理
マップ上の空き領域検索開始位置より空き単位領域の検
索を行って必要な領域を確保して、その確保した領域か
ら予め定められたサイズだけスキップした位置を新たな
空き領域検索開始位置とするように前記ポインタを更新
し、 既存ファイルのための領域拡張が要求され且つ当該既存
ファイルが存在する前記論理ボリューム内領域の直後の
領域が空いている場合には、その空き領域から必要な領
域を確保することを特徴とするファイル管理方法。 - 【請求項2】前記空き領域から必要な領域が確保しきれ
ない場合には、前記ポインタの指す前記領域管理マップ
上の空き領域検索開始位置より空き単位領域の検索を行
って残りの領域を確保し、その確保した領域から予め定
められたサイズだけスキップした位置を新たな空き領域
検索開始位置とするように前記ポインタを更新すること
を特徴とする請求項1記載のファイル管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5241235A JPH0793192A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ファイル管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5241235A JPH0793192A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ファイル管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793192A true JPH0793192A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17071218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5241235A Pending JPH0793192A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ファイル管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793192A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257317A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Hitachi Ltd | 記憶システム及び記憶領域解放方法並びにストレージシステム |
US9489388B2 (en) | 2012-09-28 | 2016-11-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Computing system, host system and method for managing data |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5241235A patent/JPH0793192A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257317A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Hitachi Ltd | 記憶システム及び記憶領域解放方法並びにストレージシステム |
US9489388B2 (en) | 2012-09-28 | 2016-11-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Computing system, host system and method for managing data |
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