JPH05265349A - 複数のコピ−モ−ドを備えた画像形成装置 - Google Patents

複数のコピ−モ−ドを備えた画像形成装置

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JPH05265349A
JPH05265349A JP3074268A JP7426891A JPH05265349A JP H05265349 A JPH05265349 A JP H05265349A JP 3074268 A JP3074268 A JP 3074268A JP 7426891 A JP7426891 A JP 7426891A JP H05265349 A JPH05265349 A JP H05265349A
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JP
Japan
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image forming
temperature
sheet
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Application number
JP3074268A
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English (en)
Inventor
Montarou Nishimori
門太郎 西森
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非保存用のコピ−については保存用のコピ−
よりも低い温度での定着処理を許容して多量のコピ−の
連続処理を可能とし、加熱定着装置の消費電力を節減す
る。 【構成】 保存コピ−モ−ドと非保存コピ−モ−ドとを
操作パネルのコピ−モ−ド選択キ−86で選択可能と
し、CPU501内のプログラムで実行される加熱定着
装置の温度制御を、保存コピ−モ−ドが選択された場合
は所定の許容定着温度下限値Aで制御し、非保存コピ−
モ−ドが選択された場合は前記下限値Aよりも低く設定
した許容定着温度下限値Bで制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、保存に適した通常の
コピ−を作成する保存コピ−モ−ドと会議資料等一時的
な使用に適した非保存用のコピ−を作成する非保存コピ
−モ−ドとを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写装置は、作成されたコピ−が
保存用のものか一時的な使用のものか等、その使用態様
まで考慮されて設計されているものではなく、すべて通
常の使用と保存に耐えるようにトナ−を定着するよう
に、加熱定着装置の許容温度範囲が設定されている。そ
して、連続的に大量のコピ−作業を行なつた場合などに
生ずることがあるが、定着ロ−ラの温度が設定された所
定の許容温度範囲よりも低下した場合には、所定の基準
定着温度に回復するまでコピ−動作を中断するように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】会議などで配布される
資料は原稿を必要部数コピ−して用意されることが一般
的であるが、そのコピ−の使用態様をみると、保存され
るもののほか、会議などで検討した後は廃棄される一時
的な使用のものが相当部数ある。このような一時的な使
用のコピ−はその一時的な使用に耐える程度に定着され
ておれば十分であり、強固な定着を行う必要は無い。一
方、加熱定着装置の温度を設定された所定の作動許容温
度範囲に維持するには、相当の電力を必要とし、また単
位時間当たりのコピ−枚数も制約をうける。したがつ
て、前記したようにコピ−の使用態様、即ち保存用のコ
ピ−か、一時的な使用のコピ−かに応じて加熱定着装置
の作動許容温度範囲を変更できれば、定着用の電力消費
を減らすことができ、あるいは単位時間当たりのコピ−
枚数を増加させることができる。
【0004】しかしながら、従来の複写装置には、一枚
の原稿について、保存用のコピ−と非保存用のコピ−と
に応じて加熱定着装置の作動許容温度範囲を変更してコ
ピ−するものはなかつた。この発明は上記課題を解決す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、電子写真方式により光導電体に形成され
たトナ−像を記録用紙に転写し、加熱定着装置を通過さ
せることにより、上記トナ−像を記録用紙に溶融定着さ
せるとともに、加熱定着装置の温度が所定の作動許容温
度以下のときには標準温度でのトナ−像の形成動作を行
わない画像形成装置において、通常の使用と保存に適す
る定着温度でトナ−像を記録用紙に溶融定着させる保存
コピ−モ−ドと、前記保存コピ−モ−ドよりも低い定着
温度でもトナ−像を記録用紙に溶融定着させることを許
容する非保存コピ−モ−ドとを選択するコピ−モ−ド選
択手段と、選択されたコピ−モ−ドが保存コピ−モ−ド
の場合は加熱定着装置の作動許容温度下限値を予め設定
した第1の下限値に設定し、非保存コピ−モ−ドの場合
は作動許容温度下限値を前記第1の下限値よりも低い第
2の下限値に設定する制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0006】そして、前記画像形成装置は保存コピ−部
数設定部と非保存コピ−部数設定部とを備え、保存コピ
−部数と非保存コピ−部数とが入力された場合は、前記
コピ−モ−ド選択手段は保存コピ−モ−ドによる作像動
作と非保存コピ−モ−ドによる作像動作とが連続して行
われるようにコピ−モ−ドを自動的に切換えるよう制御
してもよい。
【0007】前記画像形成装置は、さらにソ−タを備
え、保存コピ−モ−ドと非保存コピ−モ−ドとが同時に
作動する場合は、保存コピ−が排出されるソ−タビンと
非保存コピ−が排出されるソ−タビンとを区別して割り
当てるとともに、保存コピ−が排出されるソ−タビンと
非保存コピ−が排出されるソ−タビンとの間に1ビン以
上の使用しないビンを割り当てるようにソ−タを制御す
るようにしてもよい。
【0008】前記画像形成装置は、さらにシ−ト綴じ手
段と情報記録手段とを備え、排紙トレイに1組のコピ−
シ−トの排出の完了が検出されると排出されたコピ−シ
−トを綴じるとともに、非保存コピ−モ−ドにより作成
されたコピ−シ−トであると判別されたときは、前記綴
じられたコピ−シ−ト表面に非保存コピ−であることを
示す情報を記録するように前記シ−ト綴じ手段及び情報
記録手段を制御するようにしてもよい。
【0009】
【作用】作成すべきコピ−が保存用か非保存用かに応じ
てコピ−モ−ドを選択すると、選択されたコピ−モ−ド
に応じて加熱定着装置の作動許容温度下限値が予め設定
されている第1あるいは第2の下限値に設定される。こ
れにより、保存コピ−モ−ドの場合は保存に適した第1
の作動許容温度下限値よりも高い温度で定着処理が実行
され、非保存コピ−モ−ドの場合は加熱定着装置の作動
許容温度が第1の作動許容温度下限値より低下しても、
第2の作動許容温度下限値以上であれば、コピ−動作が
中断することなく実行され、多量のコピ−を連続して処
理することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明を実施した複写装置の構成の概略を示す
断面図である。図において、1は複写機、200は循環
式の自動原稿給送装置、300はコピ−シ−トを綴じ、
スタンプを押すフイニツシヤ、400はコピ−シ−トを
丁合するソ−タを示す。
【0011】まず、複写機1について説明する。2は感
光体ドラムで、図示しないメインモ−タにより反時計方
向に回転駆動される。感光体ドラム2の周囲には、その
回転方向に間隔をおいて順次帯電チヤ−ジヤ3、現像器
4、転写チヤ−ジヤ5、分離チヤ−ジヤ6、クリ−ナ
7、イレ−サ8が配置される。10は走査光学系を示
し、スリツト露光式光源11と第1可動ミラ−12から
なる走査ユニツトS、共通ホルダに保持された第2可動
ミラ−13、第3可動ミラ−14、投影レンズ15、固
定ミラ−16から構成される。また、9は光学系10の
上方向に配置された原稿ガラスを示す。21、22は給
紙カセツト、23は給紙ロ−ラ対、24はタイミングロ
−ラ対、25は搬送ベルト、26、27は定着ロ−ラ、
26aは定着ロ−ラ26を加熱する定着ヒ−タ、26b
は定着ロ−ラ26の表面温度を検出するための温度セン
サ、28は排紙ロ−ラ対、29は排出センサを示す。
【0012】その動作の概略を説明すると、原稿ガラス
9上に置かれた原稿像は走査光学系10により走査さ
れ、帯電チヤ−ジヤ3により帯電された感光体ドラム2
上に潜像として形成される。潜像は現像器4により現像
されて顕像化され、感光体ドラム2上にトナ−像が形成
される。給紙カセツト21または22から給紙され、タ
イミングロ−ラ24で一時停止されていた複写用紙は、
感光体ドラム2上のトナ−像が転写位置に達するタイミ
ングに合わせて駆動されるタイミングロ−ラ24で給送
される。感光体ドラム2上のトナ−像は、転写位置にお
いて転写チヤ−ジヤ5により複写用紙に転写され、トナ
−像の転写された複写用紙は分離チヤ−ジヤ6により感
光体ドラム2から分離される。この後、搬送ベルト25
で定着ロ−ラ26、27に搬送されて定着され、定着の
完了したコピ−シ−トは排紙ロ−ラ28により排出口に
搬送され、排出センサ29によりその排出が検出され
る。
【0013】循環式の自動原稿給送装置(以下ADFと
いう)200について説明する。ADF200は複写機
1の原稿ガラス9上に配置され、原稿トレイ上に載置さ
れた原稿を原稿ガラス9上に、その最終頁から順次循環
搬送するものである。ADF200は原稿載置トレイ2
01、給紙ベルト202、給紙ロ−ラ対203、反転ガ
イド204、搬送ベルト205、反転ロ−ラ206、排
出ロ−ラ対207から構成され、その動作は複写機側か
らの制御信号によつて制御される。
【0014】ADF200の原稿搬送動作の概略を説明
する。まず、原稿は最終頁裏面を下にして原稿載置トレ
イ201上に載置される。載置された原稿はその最終頁
から給紙ベルト202の回転により引き出され、給紙ロ
−ラ対203、反転ガイド204を介して搬送ベルト2
05と原稿ガラス9との間に送り込まれる。ついで、搬
送ベルト205の移動より原稿ガラス9上の所定位置に
設定され、露光の準備が完了する。この時点で複写機1
側の走査光学系10が作動を開始し、原稿の露光が開始
される。露光が終了すると、原稿は搬送ベルト205に
より原稿ガラス9上から図で右方に搬送され、反転ロ−
ラ206、排出ロ−ラ対207を介して、その画像面を
上にして原稿載置トレイ201上に載置されている原稿
上に排出される。
【0015】フイニツシヤ300について説明する。フ
イニツシヤ300は複数部数の複写作業が実行されると
き、複写機1で複写されたコピ−シ−トを1部毎に綴
じ、その表紙にスタンプを押すものである。フイニツシ
ヤ300は複写機1から排出されるコピ−シ−トをフイ
ニツシヤ300に、あるいは後で説明するソ−タ400
に搬送する搬送ロ−ラ対301、302と切換え爪30
3から構成される搬送機構と、コピ−シ−トを収納する
ステイプルトレイ305、ステイプルトレイ305内の
コピ−シ−トをトレイ内で片寄せ、紙揃えするパドルホ
イ−ル306、ストツパ308、ステイプラ307、ス
タンプ309から構成され、その動作は複写機側からの
制御信号により制御される。
【0016】その動作の概略を説明する。コピ−シ−ト
を1部毎に綴じるステイプルモ−ドが選択されると、搬
送ロ−ラ対301、302と切換え爪303から構成さ
れる搬送機構は、コピ−シ−トをステイプルトレイ30
5に収納するように搬送路が切換えられる。コピ−シ−
トがステイプルトレイ305に収納され、パドルホイ−
ル306により片寄せ、紙揃えが行われる。1部(1セ
ツト)分のコピ−シ−トがステイプルトレイ305に収
納されると、ステイプラ307が作動し、綴じられる。
表紙にスタンプ表示(ここでは非保存の表示)をするス
タンプモ−ドが選択されているときは、スタンプ309
が作動し、スタンプ表示がなされる。この後、ストツパ
308が退避し、綴じられ、スタンプ表示されたコピ−
はスタツカ310に滑り落ち、収納積載される。
【0017】ソ−タ400について説明する。ソ−タ4
00は複数部数の複写作業が実行されるとき、複写機1
で複写されたコピ−シ−トを丁合するもので、ソ−テイ
ングモ−ドとグル−ピングモ−ドとが選択可能とされて
いる。
【0018】その構成は公知のものであるから簡単に説
明すると、複数のビン、この実施例では10個のビン4
05と、搬送ロ−ラ対401、上下に移動してコピ−シ
−トを各ビンに配分する切換え爪402、縦搬送ロ−ラ
403、および各ビン405に対応して配置された搬送
ロ−ラ404を備えており、その動作は複写機側からの
制御信号により制御される。
【0019】その動作の概略を説明する。ノンソ−トモ
−ドの場合は、切換え爪402は搬送されたコピ−シ−
トをそのまま再上段のビン405に収容する位置に設定
され、コピ−シ−トはソ−トされずに再上段のビン40
5に収容される。ソ−テイングモ−ドあるいはグル−ピ
ングモ−ドでは、搬送されたコピ−シ−トを複数のビン
405のそれぞれに収容するよう、モ−ドに応じて切換
え爪402が上から下に移動する。搬送されたコピ−シ
−トはソ−テイングあるいはグル−ピングされてビン4
05に収容される。
【0020】次に、複写機の操作パネルについて説明す
る。図2は操作パネルの正面図である。図において、3
1は複写動作を開始させるプリントキ−、32は作動中
の複写動作を停止させるストツプキ−、33は給紙カセ
ツトを選択する複写用紙選択キ−、33a乃至33dは
選択された複写用紙のサイズを表示する表示素子、34
及び35は画像濃度を段階的に変化させるアツプキ−及
びダウンキ−、36は設定された画像濃度を表示する画
像濃度表示素子である。50乃至59は保存コピ−の部
数を設定するテンキ−、61はその設定部数をクリヤす
るクリヤキ−、62はその部数を表示する保存コピ−部
数表示素子である。また、70乃至79は非保存コピ−
の部数を設定するテンキ−、81はその設定部数をクリ
ヤするクリヤキ−、82はその部数を表示する非保存コ
ピ−部数表示素子、83は綴じられた非保存コピ−の表
紙に非保存コピ−であることを示すスタンプを押すスタ
ンプモ−ドを選択するスタンプモ−ド選択キ−、83a
はその選択状態を表示する表示素子である。85はコピ
−シ−トを綴じるステイプルモ−ドを選択するステイプ
ルモ−ド選択キ−、85aはその選択状態を表示する表
示素子である。
【0021】また、86はコピ−モ−ド選択キ−であ
り、コピ−モ−ド選択キ−86を一回押す毎に、標準状
態である保存コピ−モ−ド、非保存コピ−モ−ド、自動
モ−ドに順次切換え設定される。設定された自動モ−ド
は表示素子86aの点灯により表示され、非保存コピ−
モ−ドは表示素子86bの点灯により表示され、表示素
子86a、86bが共に点灯しないときは標準状態であ
る保存コピ−モ−ドであることを示す。
【0022】次に、複写装置の制御回路について説明す
る。図3は制御回路のブロツク図である。図において5
01は制御用のCPUで、その入力ポ−トには、保存コ
ピ−、非保存コピ−の枚数を設定するテンキ−その他の
キ−50乃至61、70乃至81、アツプキ−及びダウ
ンキ−34、35等が組み込まれているキ−マトリクス
502、プリントキ−31、ストツプキ−32、複写用
紙選択キ−33、スタンプモ−ド選択キ−83、ステイ
プルモ−ド選択キ−85、コピ−モ−ド選択キ−86、
温度センサ26b等が接続され、出力ポ−トには、保存
コピ−部数表示素子62、非保存コピ−部数表示素子8
2、複写用紙サイズ表示素子33a〜33d、画像濃度
表示素子36、スタンプモ−ド表示素子83a、ステイ
プルモ−ド表示素子85a、自動モ−ド表示素子86
a、非保存コピ−モ−ド表示素子86b、走査光学系制
御部503、現像器制御部504、定着ヒ−タ26aが
接続される。さらに出力ポ−トには、メインモ−タ、タ
イミングロ−ラクラツチ、上給紙クラツチ、下給紙クラ
ツチ、帯電チヤ−ジヤ、転写チヤ−ジヤ、分離チヤ−ジ
ヤ等が接続される。
【0023】次に、前記制御回路の制御動作について、
本発明に関連する部分を中心に図4乃至図14を参照し
て説明する。
【0024】図4はCPU501で実行される制御ル−
チンの概略を示すフロ−チヤ−トである。電源の投入に
より制御動作が開始され、まず内部メモリのクリヤ、初
期状態のセツト等、初期設定をし(ステツプS1)、制
御ル−チンの処理時間を管理する内部タイマをセツト
し、計時を開始する(ステツプS2)。ついで、モ−ド
切換ル−チン(ステツプS3)、定着温度下限値設定ル
−チン(ステツプS4)、定着温度制御ル−チン(ステ
ツプS5)、コピ−動作ル−チン(ステツプS6)、排
出処理ル−チン(ステツプS7)を順次実行し、内部タ
イマの計時終了を待つて(ステツプS8)ステツプS2
に戻る。
【0025】図5は図4においてステツプS3として示
したモ−ド切換ル−チンの詳細を示すフロ−チヤ−ト
で、保存コピ−モ−ド、非保存コピ−モ−ド、自動モ−
ドをとを切換えるル−チンである。コピ−モ−ド選択キ
−86がONとされたか否かを判定し(ステツプS1
1)、押された場合は非保存コピ−モ−ド表示素子86
bがONか否かを判定する(ステツプS12)。表示素
子86bがONの場合はこれをOFFとする(ステツプ
S13)。ステツプS12の判定で表示素子86bがO
Nでない場合は、自動モ−ド表示素子86aがONであ
るか否かを判定する(ステツプS15)。表示素子86
aがONの場合はこれをOFF、表示素子86bをON
とし(ステツプS16)とする。ステツプS15の判定
で自動モ−ド表示素子86aがONでない場合はこれを
ONとする(ステツプS18)。
【0026】以上の処理により、コピ−モ−ド選択キ−
86が押される毎に、標準状態である保存コピ−モ−
ド、非保存コピ−モ−ド、自動モ−ドが交互に設定され
る。
【0027】この後、後述するステイプルモ−ド選択ル
−チン(ステツプS20)、スタンプモ−ド選択ル−チ
ン(ステツプS21)を実行して、主ル−チンに戻る。
ステツプS11の判定で、コピ−モ−ド選択キ−86が
ONとされていないと判定されたときは、ステツプS2
0以降の処理に移る。
【0028】図6は図5においてステツプS20として
示したステイプルモ−ド選択ル−チンの詳細を示すフロ
−チヤ−トである。まず、コピ−中か否かを判定し(ス
テツプS201)、コピ−中であればモ−ドの選択をす
ることなく、直ちに主ル−チンに戻る。コピ−中でなけ
れば、ステイプルモ−ド選択キ−85がONとされたか
否かを判定し(ステツプS202)、ONの場合は、ス
テイプルモ−ド表示素子85aの点灯状態を調べ、ON
であればOFFとし、OFFあればONとして(ステツ
プS203、S204、S205)、主ル−チンに戻
る。
【0029】以上の処理により、ステイプルモ−ド選択
キ−85が押される毎に、ステイプルモ−ドの選択、解
除が交互に行われる。
【0030】図7は図5においてステツプS21として
示したスタンプモ−ド選択ル−チンの詳細を示すフロ−
チヤ−トである。まず、コピ−中か否かを判定し(ステ
ツプS211)、コピ−中であればモ−ドの選択をする
ことなく、直ちに主ル−チンに戻る。コピ−中でなけ
ば、ステイプルモ−ド表示素子85aの点灯状態を調べ
(ステツプS212)、ONであればスタンプモ−ド選
択キ−83がONとされたか否かを判定し(ステツプS
213)、ONの場合は、スタンプモ−ド表示素子83
aの点灯状態を調べ、ONであればOFFとし、OFF
あればONとして(ステツプS214、S215、S2
16)、主ル−チンに戻る。また、ステツプS212の
判定でステイプルモ−ド表示素子85aがONでない場
合は、スタンプモ−ド表示素子83aの点灯状態を調
べ、ONであればOFFとし、OFFあればそのままに
して(ステツプS217、S218)、主ル−チンに戻
る。
【0031】以上の処理により、ステイプルモ−ドが選
択されている場合には、スタンプモ−ド選択キ−83が
押される毎に、スタンプモ−ドの選択、解除が交互に行
われる。また、ステイプルモ−ドが選択されていない場
合にはスタンプモ−ドの選択、解除は行われない。
【0032】図8は図4においてステツプS4として示
した定着温度下限値設定ル−チンの詳細を示すフロ−チ
ヤ−トである。まず、自動フラグが1か否かを判定し
(ステツプS31)、1でない場合は非保存フラグが1
か否かを判定し(ステツプS32)、非保存フラグが1
の場合は非保存コピ−モ−ドが選択されていることを示
すから、定着温度下限値を保存コピ−モ−ドの場合の下
限値よりも低い所定の下限値B(例えば150゜C)に
設定する(ステツプS33)。また、非保存フラグが0
の場合は保存コピ−モ−ドが選択されていることを示す
から、定着温度下限値を保存コピ−モ−ドに適した下限
値A(例えば200゜C)に設定する(ステツプS3
4)。ステツプS31の判定で自動フラグが1の場合は
ステツプS34に移り、定着温度下限値を保存コピ−モ
−ドに適した下限値Aに設定する。
【0033】なお、上記の温度下限値の例は、標準定着
温度が220゜Cの場合の一例である。
【0034】図9は図4においてステツプS5として示
した定着温度制御ル−チンの詳細を示すフロ−チヤ−ト
である。温度センサ26bで検出した定着ロ−ラ26の
温度が所定の標準定着温度以上か否かを判定し(ステツ
プS41)、標準定着温度以上の場合は定着ロ−ラ26
内に設けられている定着ヒ−タ26aをOFFとする
(ステツプS42)。この複写機では、定着ロ−ラ26
の温度が下限値以下になるとコピ−動作を一時停止し、
定着ロ−ラ26の温度が標準定着温度に回復するのを待
つよう制御されるから、コピ−動作一時停止中であるか
否かを判定し(ステツプS43)、一時停止中であれば
コピ−動作再開フラグを1に設定し、コピ−動作一時停
止フラグを0に設定してコピ−動作を再開させるように
し(ステツプS44、S45)、主ル−チンに戻る。ス
テツプS41の判定で定着ロ−ラ26の温度が所定の標
準定着温度以下の場合は定着ヒ−タ26aをONとする
(ステツプS46)。コピ−中か否かを判定し(ステツ
プS43)、コピ−中であれば定着ロ−ラの温度が下限
値以上あるか否かを判定し(ステツプS48)、下限値
以上ある場合は主ル−チンに戻り、定着ロ−ラの温度が
下限値以下の場合は、コピ−動作一時停止フラグを1に
設定してコピ−動作を一時停止させるようにし(ステツ
プS49)、主ル−チンに戻る。
【0035】図10a及び図10bは図4においてステ
ツプS6として示したコピ−動作ル−チンの詳細を示す
フロ−チヤ−トである。まず、複写動作中か否かを判定
し(ステツプS51)、複写動作中でなければ、更にプ
リントキ−31がONとされたか否かを判定し(ステツ
プS52)、ONの場合は非保存コピ−モ−ド表示素子
86bがONか否かを判定する(ステツプS53)。表
示素子86bがONの場合は自動フラグを0にリセツト
し、非保存フラグを1にセツトする(ステツプS5
4)。ステツプS53の判定で非保存コピ−モ−ド表示
素子86bがONでない場合は、自動モ−ド表示素子8
6aがONか否かを判定する(ステツプS55)。表示
素子86aがONの場合は自動フラグを1にセツトし、
非保存フラグを1にセツトする(ステツプS56)。ス
テツプS55の判定で自動モ−ド表示素子86aがON
でない場合は、自動フラグを1にセツトし、非保存フラ
グを0にリセツトする(ステツプS57)。
【0036】コピ−動作の開始に先立つて複写すべき原
稿枚数(これは複数部数のコピ−を行う上で必要な情報
である)をカウントするため、カウントフラグを1に設
定する(ステツプS58)。カウントフラグが1か否か
を判定し(ステツプS59)、フラグが1であれば原稿
枚数のカウントを行う(ステツプS60)。原稿枚数の
カウントは、ADF200のみを作動させて原稿を給送
すると、図示しないカウンタにより原稿枚数のカウント
がなされる。複写動作を開始するための所定の前処理を
実施し(ステツプS61)、原稿枚数のカウントの終了
を判定し(ステツプS62)、終了の場合はカウントフ
ラグを0にリセツトし、コピ−フラグを1にセツトする
(ステツプS63、S64)。コピ−フラグが1か否か
を判定し(ステツプS65)、1の場合は更にコピ−動
作再開フラグが1か否かを判定する(ステツプS6
6)。コピ−動作再開フラグが1の場合は所定のコピ−
動作再開処理を実行し、コピ−動作再開フラグを0にリ
セツトして(ステツプS67、S68)、所定の複写動
作を実行する(ステツプS69)。ステツプS59の判
定でカウントフラグが1でない場合、及びステツプS6
2の判定で原稿枚数のカウントが終了していない場合は
ステツプS65に移る。ステツプS66の判定でコピ−
動作再開フラグが1でない場合はコピ−動作の再開では
ないから直ちにステツプS69に移り、所定の複写動作
を実行する。
【0037】ステツプS51の判定で複写動作中の場合
は直ちにステツプS69に移る。また、ステツプS52
の判定でプリントキ−がONでない場合は直ちにステツ
プS59に移る。
【0038】画像露光の終了を判定し(ステツプS7
0)、露光終了の場合は更にコピ−動作一時停止フラグ
が1か否かを判定し(ステツプS71)、1の場合は定
着ヒ−タが所定の作動許容温度限界値以下になつたので
あるから、所定のコピ−動作一時停止処理を実行する
(ステツプS72)。ステツプS71の判定でコピ−動
作一時停止フラグが1でない場合は、前記ステツプS7
2は省かれる。
【0039】最終原稿(複数枚1組の原稿のうちの最後
の紙葉)の露光か否かを判定し(ステツプS73)、最
終原稿の露光であれば自動フラグが1か否かを判定する
(ステツプS74)。自動フラグが1でない場合は、非
保存フラグが1か否かを判定する(ステツプS75)。
非保存フラグが1、即ち非保存コピ−モ−ドであれば、
設定された非保存コピ−部数から1を減算し、残数が0
か否かを判定する(ステツプS76、S77)。残数が
0でないときはコピ−動作を継続するため、ステツプS
87に移り、画像形成のためのその他の処理を実行し、
主ル−チンに戻るが、残数が0のときは、必要部数の非
保存コピ−が終了したので、非保存フラグを0にリセツ
トし、コピ−フラグ、マルチフラグを0にリセツトし
(ステツプS78、S79、S80)、ステツプS87
に移る。
【0040】ステツプS75の判定で、非保存フラグが
1でない、即ち保存コピ−モ−ドの場合は直ちに主ル−
チンに戻る。ステツプS74の判定で自動フラグが1の
場合は、保存コピ−と非保存コピ−とを連続して作成す
る自動モ−ド、あるいは保存コピ−の作成を示すから、
設定された保存コピ−部数から1を減算し、残数が0か
否かを判定する(ステツプS81、S82)。保存コピ
−部数が0でない場合は、コピ−動作を継続するため、
ステツプS87に移り、画像形成のためのその他の処理
を実行し、主ル−チンに戻るが、残数が0のときは、必
要部数の保存コピ−が終了したので、自動フラグを0に
リセツトする(ステツプS83)。非保存コピ−部数カ
ウンタの内容を判定し(ステツプS84)、非保存コピ
−部数が0であれば、ステツプS79以降の処理を実行
する。
【0041】ステツプS84の判定で非保存コピ−部数
が0でない場合は、非保存コピ−フラグが1か否かを判
定する(ステツプS85)。非保存コピ−フラグが1で
なければ非保存コピ−を終了させるため、ステツプS7
9に移る。非保存フラグが1であればマルチフラグを1
にセツトし(ステツプS86)、ステツプS87に移
る。
【0042】以上の処理では、選択されたコピ−モ−ド
の判定を、自動フラグと非保存フラグが共に1であると
き自動モ−ド、自動フラグが1、非保存フラグが0であ
るとき保存モ−ド、自動フラグが0、非保存フラグが1
であるとき非保存モ−ドと判定している。そして、自動
モ−ドの場合は設定された所定部数の保存コピ−の作成
後、非保存コピ−の作成が開始され、設定された所定部
数のコピ−の作成後コピ−動作が終了し、保存モ−ドの
場合は設定された所定部数の保存コピ−の作成後コピ−
動作が終了し、非保存モ−ドの場合は設定された所定部
数の非保存コピ−の作成後コピ−動作が終了するように
処理される。
【0043】図11は図4においてステツプS7として
示した排出処理ル−チンの詳細を示すフロ−チヤ−トで
ある。ステイプルモ−ド表示85aがONか否かを判定
し(ステツプS91)、ONでない場合は後述するソ−
タサブル−チン(ステツプS94)に移る。ステツプS
91の判定でステイプルモ−ド表示85aがONの場合
は、スタンプモ−ド表示83aがONか否かを判定し
(ステツプS92)、ONでない場合は後述するステイ
プルサブル−チン(ステツプS95)に移る。ステツプ
S92の判定でスタンプモ−ド表示83aがONの場合
は、非保存フラグが1か否かを判定し(ステツプS9
3)、1の場合はスタンプ/ステイプルサブル−チン
(ステツプS96)に移り、1でない場合はステイプル
サブル−チン(ステツプS95)に移る。
【0044】図12は図11においてステツプS94と
して示したソ−タサブル−チンの詳細を示すフロ−チヤ
−トである。まず、コピ−中か否かを判定し(ステツプ
S101)、コピ−中でない場合は排出ビン番号を1に
設定する(ステツプS102)。コピ−中の場合は処理
中のコピ−がビンに排出されたことを確認し(ステツプ
S103)、ついで、1組のコピ−が全てビンに排出さ
れたか否かを判定する(ステツプS104)。排出完了
でない場合は予め定められているビンの収容枚数以上の
コピ−が排出されたか否かを判定し(ステツプS10
9)、ビンの収容枚数以下であればステツプS112に
移り、ソ−タ制御を実行し、主ル−チンに戻る。ビンの
収容枚数以上のコピ−が排出された場合は、未使用のビ
ンがあるか否かを判定する(ステツプS110)。未使
用のビンが無い場合はコピ−動作を停止し(ステツプS
111)、未使用のビンがある場合はその排出ビンの次
の番号のビンを使用するよう指定する(ステツプS10
8)。ステツプS104の判定で1組のコピ−が全てビ
ンに排出されている場合はマルチフラグを判定し(ステ
ツプS105)、0の場合は通常の複数部数のコピ−で
あるから、以降給送されるコピ−の丁合に、使用済の最
後の番号のビンの次の番号のビンを使用するよう指定し
(ステツプS108)、ソ−タ制御を実行して(ステツ
プS112)、主ル−チンに戻る。ステツプS105の
判定でマルチフラグが0でない(即ち1)の場合は、さ
きに図10bのステツプS86の処理で明らかなよう
に、保存コピ−の処理が終了してマルチフラグが1にセ
ツトされた場合で、以降非保存コピ−の処理に移るか
ら、保存コピ−と非保存コピ−との間に空の排出ビンを
1個設けるよう、使用済の最後のビンの番号に2を加え
た番号のビンを使用するよう指定し(ステツプS10
6)、以後は空の排出ビンを設けないためにマルチフラ
グを0にリセツトし(ステツプS107)、ソ−タ制御
を実行して(ステツプS112)、主ル−チンに戻る。
【0045】図13は図10においてステツプS95と
して示したステイプルサブル−チンの詳細を示すフロ−
チヤ−トである。まず、ステイプルフラグが0か否かを
判定し(ステツプS121)、0の場合は1組のコピ−
が全てステイプルトレイ305内に収納されたか否かを
判定する(ステツプS122)。収納されていない場合
は直ちに主ル−チンに戻るが、収納されている場合はス
テイプルフラグを1に設定し(ステツプS123)、ス
テイプル処理を実行して(ステツプS124)、主ル−
チンに戻る。ステツプS121の判定でステイプルフラ
グが0でない場合は、コピ−シ−トがステイプルトレイ
305内に収納されたか否かを判定する(ステツプS1
25)。コピ−シ−トがステイプルトレイ305内に収
納されている場合はステイプルフラグを0に設定し(ス
テツプS126)、主ル−チンに戻る。ステツプS12
5の判定で、コピ−シ−トがステイプルトレイ305内
に収納されてない場合は、直に主ル−チンに戻る。
【0046】図14は図10においてステツプS96と
して示したスタンプ/ステイプルサブル−チンの詳細を
示すフロ−チヤ−トである。まず、スタンプフラグが0
か否かを判定し(ステツプS131)、0の場合は1組
のコピ−が全てステイプルトレイ305内に収納された
か否かを判定する(ステツプS132)。収納されてい
ない場合は直ちに主ル−チンに戻るが、収納されている
場合はステイプルフラグを1に設定し(ステツプS13
3)、スタンプ及びステイプル処理を実行して(ステツ
プS134)、主ル−チンに戻る。ステツプS131の
判定でステイプルフラグが0でない場合は、コピ−シ−
トがステイプルトレイ305内に収納されたか否かを判
定する(ステツプS135)。コピ−シ−トがステイプ
ルトレイ305内に収納されている場合はスタンプフラ
グを0に設定し(ステツプS136)、主ル−チンに戻
る。ステツプS135の判定で、コピ−シ−トがステイ
プルトレイ305内に収納されてない場合は、直に主ル
−チンに戻る。
【0047】図15は本発明の加熱定着装置の温度制御
と複写枚数との関係の一例を示す図である。
【0048】例として250枚のコピ−を作成するもの
とし、保存用コピ−に適した定着処理で、許容定着温度
下限値を下限値A(例えば200°C)に設定したとす
る。コピ−動作の開始前の期間TAでは定着ロ−ラの温
度は標準定着温度(例えば220°C)に維持されてい
る。時点PAでコピ−動作が開始されると、定着処理に
より定着ロ−ラの温度は次第に低下する。時点PBで許
容定着温度の下限値Aを下回つたので一時コピ−動作が
中断される。この期間TBで例えば90枚のコピ−が作
成される。期間TCの間、定着ロ−ラの温度は上昇を続
ける。標準定着温度に達した時点PCでコピ−動作が再
開されると、先と同様に定着ロ−ラの温度は次第に低下
し、時点PDで再び許容定着温度下限値Aを下回るか
ら、一時コピ−動作が中断される。この期間TDでも9
0枚のコピ−が作成される。期間TEの間、定着ロ−ラ
の温度は上昇を続ける。標準定着温度に達した時点PE
でコピ−動作が再開され、この期間TEでも70枚のコ
ピ−が作成され、合計250枚のコピ−の作成が完了す
る。1枚のコピ−に1秒を要し、また、期間TC、TE
はそれぞれ30秒であるとすれば、250枚のコピ−の
作成に310秒を要したことになる。
【0049】これに対し、許容定着温度下限値を下限値
B(例えば150°C)に設定した場合は、時点PAで
コピ−動作が開始されると、定着処理により定着ロ−ラ
の温度は次第に低下するが、許容定着温度下限値A(例
えば200°C)を下回つてもコピ−動作は中断され
ず、点線で示すように定着ロ−ラの温度は次第に低下す
る。そして時点PGまでの間、定着ロ−ラの温度は許容
定着温度下限値Bを下回ることがないのでコピ−動作は
中断されず、連続して250枚のコピ−の作成が完了す
る。1枚のコピ−に1秒を要するとすれば所用時間25
0秒で済み、前者に比較して60秒短縮することができ
る。
【0050】以上説明した実施例では、単位時間当たり
のコピ−枚数を一定とし、非保存コピ−モ−ドの場合に
加熱定着装置の許容定着温度下限値を保存コピ−モ−ド
の場合よりも低く設定しているから、加熱定着装置の消
費電力を節減することができる。これを、非保存コピ−
モ−ドの場合には保存コピ−モ−ドの場合よりも少ない
熱エネルギで済むと考えれば、加熱定着装置の消費電力
を変えずにおいて、単位時間当たりのコピ−枚数を増加
させることもできる。
【0051】なお、上記実施例では、定着ロ−ラの温度
が下限値以下になるとコピ−動作を中断するようにした
が、これに代えてコピ−動作を中断することなく、複写
速度(単位時間当たりのコピ−枚数)低下させるように
した装置に対しても、この発明を適用することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は一時的
な使用を目的とする非保存コピ−については、加熱定着
装置の許容定着温度下限値を保存コピ−の場合よりも低
く設定して定着処理を行うようにしたから、多量のコピ
−作業においても加熱定着装置の温度低下によるコピ−
動作の一時中断が生ずる可能性が著しく少なくなり、連
続してコピ−作業を継続することができる。そして、加
熱定着装置の許容定着温度下限値を低く設定することに
より、加熱定着装置の消費電力を節減することができ、
あるいは、単位時間当たりのコピ−部数を増加させるこ
とも可能となる。
【0053】さらに、保存コピ−と非保存コピ−とのコ
ピ−部数を別個に設定するれば一回のコピ−作業で、所
定部数の保存コピ−と非保存コピ−とを作成でき、ソ−
ト作業においては、保存コピ−を排出するソ−タのビン
と非保存コピ−とを排出するソ−タのビンとの間に1ビ
ン以上の使用しないビンを設けるようビンの配分をする
から、保存コピ−と非保存コピ−との区別が容易に行え
る。さらに、スタンプモ−ドを選択したときは、綴じら
れたコピ−の表面に非保存コピ−であることを示す情報
を表示するようにしたので、コピ−の取扱いを誤ること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した複写装置の構成の概略を示す
断面図。
【図2】操作パネルの正面図。
【図3】制御回路のブロツク図。
【図4】制御ル−チンの概略を示すフロ−チヤ−ト。
【図5】モ−ド切換ル−チンのフロ−チヤ−ト。
【図6】ステイプルモ−ド選択ル−チンのフロ−チヤ−
ト。
【図7】スタンプモ−ド選択ル−チンのフロ−チヤ−
ト。
【図8】定着温度下限値設定ル−チンのフロ−チヤ−
ト。
【図9】定着温度制御ル−チンのフロ−チヤ−ト。
【図10a】コピ−動作ル−チンのフロ−チヤ−ト。
【図10b】コピ−動作ル−チンのフロ−チヤ−ト(つ
づき)。
【図11】排出処理ル−チンのフロ−チヤ−ト。
【図12】ソ−タサブル−チンのフロ−チヤ−ト。
【図13】ステイプルサブル−チンのフロ−チヤ−ト。
【図14】スタンプ/ステイプルサブル−チンのフロ−
チヤ−ト。
【図15】加熱定着装置の温度制御と複写枚数との関係
の一例を示す図。
【符号の説明】
1:複写機 200:自動原稿給送装置(ADF) 300:フイニツシヤ 400:ソ−タ 26b:温度センサ 83:スタンプモ−ド選択キ− 85:ステイプルモ−ド選択キ− 86:コピ−モ−ド選択キ− 305:ステイプルトレイ 307:ステイプラ 309:スタンプ 501:CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式により光導電体に形成され
    たトナ−像を記録用紙に転写し、加熱定着装置を通過さ
    せることにより、上記トナ−像を記録用紙に溶融定着さ
    せるとともに、加熱定着装置の温度が所定の作動許容温
    度以下のときには標準温度でのトナ−像の形成動作を行
    わない画像形成装置において、 通常の使用と保存に適する定着温度でトナ−像を記録用
    紙に溶融定着させる保存コピ−モ−ドと、前記保存コピ
    −モ−ドよりも低い定着温度でもトナ−像を記録用紙に
    溶融定着させることを許容する非保存コピ−モ−ドとを
    選択するコピ−モ−ド選択手段と、選択されたコピ−モ
    −ドが保存コピ−モ−ドの場合は加熱定着装置の作動許
    容温度下限値を予め設定した第1の下限値に設定し、非
    保存コピ−モ−ドの場合は作動許容温度下限値を前記第
    1の下限値よりも低い第2の下限値に設定する制御手段
    とを備えたことを特徴とする複数のコピ−モ−ドを備え
    た画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複数のコピ−モ−ドを備
    えた画像形成装置において、保存コピ−部数設定部と非
    保存コピ−部数設定部とを備え、保存コピ−部数と非保
    存コピ−部数とが入力された場合は、前記コピ−モ−ド
    選択手段は保存コピ−モ−ドによる作像動作と非保存コ
    ピ−モ−ドによる作像動作とが連続して行われるように
    コピ−モ−ドを自動的に切換えることを特徴とする複数
    のコピ−モ−ドを備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の複数のコピ−モ−ドを備
    えた画像形成装置において、さらにソ−タを備え、保存
    コピ−が排出されるソ−タビンと非保存コピ−が排出さ
    れるソ−タビンとを区別して割り当てるとともに、保存
    コピ−が排出されるソ−タビンと非保存コピ−が排出さ
    れるソ−タビンとの間に1ビン以上の使用しないビンを
    割り当てるようにソ−タを制御することを特徴とする複
    数のコピ−モ−ドを備えた画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の複数のコピ
    −モ−ドを備えた画像形成装置において、さらにシ−ト
    綴じ手段と情報記録手段とを備え、排紙トレイに1組の
    コピ−シ−トの排出の完了が検出されると排出されたコ
    ピ−シ−トを綴じるとともに、非保存コピ−モ−ドによ
    り作成されたコピ−シ−トであると判別されたときは、
    前記綴じられたコピ−シ−ト表面に非保存コピ−である
    ことを示す情報を記録するように前記シ−ト綴じ手段及
    び情報記録手段を制御することを特徴とする複数のコピ
    −モ−ドを備えた画像形成装置。
JP3074268A 1991-03-15 1991-03-15 複数のコピ−モ−ドを備えた画像形成装置 Pending JPH05265349A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000155505A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016161639A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および仕分け方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000155505A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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