JPH05265248A - トナー、画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

トナー、画像形成方法及び画像形成装置

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JPH05265248A
JPH05265248A JP4065690A JP6569092A JPH05265248A JP H05265248 A JPH05265248 A JP H05265248A JP 4065690 A JP4065690 A JP 4065690A JP 6569092 A JP6569092 A JP 6569092A JP H05265248 A JPH05265248 A JP H05265248A
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JP
Japan
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color
toner
image
developing
powder
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Application number
JP4065690A
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English (en)
Inventor
Yoshio Takigawa
美穂 瀧川
Chikatoshi Satou
周逸 佐藤
Shinjiro Ueda
慎二郎 上田
Katsunori Hirase
克則 平瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の外圧に対して優れた耐圧性を持ち、着
色剤の分散性不良によるカブリの発生等を未然に防止す
ることのできるトナーを提供することを目的とする。更
に本発明は画像形成装置内や転写材等を汚損することの
ないトナーを提供することを目的とする。 【構成】 本発明のトナーは固有の色を発色する性質を
もつ発色剤と、発色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する
第1の粉体と、発色剤と反応して発色剤を発色させる顕
色剤と、顕色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第2の
粉体と、第1及び第2の粉体を結着する重合体とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー、画像形成方法
及び画像形成装置に関する。特に外圧に対する耐圧性に
優れ、定着過程にて加熱及び加圧して発色するトナー、
画像形成方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乾式の静電複写プロセスを利用して複写
物を形成する電子複写機に使用されるトナーとしては、
結着樹脂、着色剤、荷電制御剤等から成るものがあっ
た。そしてこのようなトナーの製造方法としては、これ
らのトナー成分を溶融状態において混練し、結着樹脂中
に着色剤、荷電制御剤などの添加剤を分散させる溶融混
練法が広く用いられている。トナーは、上記溶融混練法
により最終的に得られる塊状の生成物を機械的に粉砕
し、この粉砕された粒子を通常5〜25μmの粒径を持
つ粒子に分級することにより得ることができる。
【0003】ところで上記の溶融混練法においては、着
色剤としてカーボンブラックや有機あるいは無機の顔料
粒子が広く使用されている。ところが、これらの物質は
強い凝集力を保持しているため、結着樹脂中で凝集物と
なって存在するという好ましくない現象が起こってい
た。このため、トナー中に着色剤を均一に分散すること
が非常に困難であった。カーボンブラックは導電性材料
であるため、その分散性が優れないとトナー自体の帯電
性が悪くなる。このような帯電性の悪いトナーを用いて
現像を行なうと、複写画像にカブリを生じるという欠点
があった。この欠点を解決する一手段として、従来の技
術としては特開昭59−19949号公報に示されてい
るようなマイクロカプセルトナーがある。この公報に開
示されているマイクロカプセルトナーは硬い樹脂から成
るマイクロカプセル壁と、その中に封入された芯材とか
ら構成され、芯材には着色剤が分散されている。このよ
うなカプセルトナーによれば、その帯電性はマイクロカ
プセル壁の材料に左右されるので、上述した着色剤の凝
集によってトナーの帯電性が悪くなるという問題は解消
される。しかし、マイクロカプセルトナーでは芯材を覆
うマイクロカプセル壁の厚さが薄く強度が弱い等の場合
にはマイクロカプセル壁が外界から種々の圧力により破
壊されることがあった。このようなことが起こると定着
過程以前においてトナーが発色し、複写用紙や複写機を
汚損するので好ましくない。以上のように、従来のマイ
クロカプセルトナーは満足のいくものではなかった。本
発明は、このような点に鑑みてなされたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、溶融混
練法により結着樹脂と着色剤とを混合させた場合、結着
樹脂中の着色剤の分散状態が良好なトナーを提供するこ
とが極めて困難である。そして分散状態の悪いトナーを
用いて複写を行なうと、複写画像にカブリが生じるとい
う欠点があった。
【0005】また、従来からあったマイクロカプセルト
ナーによれば、着色剤の分散性不良に起因するトナーの
帯電性不良を改善することができる。しかしマイクロカ
プセルトナーには、マイクロカプセル壁の強度が充分で
なく定着過程以前においてトナーが発色することがある
という問題があり、この問題を解決することが必要であ
った。
【0006】そこで本発明はこの問題を解決し、種々の
外圧に対して優れた耐圧性を持ち、着色剤の分散性不良
によるカブリの発生等を未然に防止することのできるト
ナーを提供することを目的とする。ひいては本発明は画
像形成装置内や転写材等を汚損することのないトナーを
提供することを目的とする。更に本発明はこのトナーを
使用した画像形成方法及び画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は固有の色を発色する性質をもつ発色剤と、
この発色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第1の粉体
と、発色剤と反応して発色剤を発色させる顕色剤と、こ
の顕色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第2の粉体
と、第1及び第2の粉体を結着する重合体とを有するこ
とを特徴とする電子写真用トナーを提供する。また、本
発明において重合体は重合反応によって生成され、この
重合反応により第1及び第2の粉体を含有する重合体で
ある。更に、本発明は上記トナーを加熱及び加圧して定
着する画像形成方法及び画像形成装置を提供する。
【0008】
【作用】本発明の電子写真用トナーは発色剤の周囲を樹
脂壁膜で覆った粉体及び顕色剤の周囲を樹脂壁膜で覆っ
た粉体を更に重合体で覆った構造をとっている。
【0009】このような構造をとっているトナーに外部
からの圧力が加わった場合、この圧力は粉体を覆う重合
体内で種々の方向へ分解されるので粉体にかかる圧力は
弱いものになる。従って種々の外圧により粉体を構成す
る樹脂壁膜を定着過程以前に破壊することがなくなる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0011】本実施例が提供する電子写真用トナーは、
図1に示されるとおり、重合体でできた結着樹脂1中
に、発色剤2を樹脂壁膜3で覆った粉体4と、顕色剤5
を樹脂壁膜3で覆った粉体6とが分散された状態にある
無色透明なトナーである。発色剤2は個有の色を発色す
る性質を持ち、顕色剤5は発色剤2と混合されて発色剤
2を発色させる物質のことを指す。樹脂壁膜3は発色剤
2及び顕色剤5のそれぞれを個別に覆って粉体4及び粉
体6を構成している。更にこの粉体4及び粉体6の周囲
を結着樹脂1が覆っている。本実施例に見られる粉体の
構造はいわゆるマイクロカプセル型構造であるので以下
の実施例では粉体のことをマイクロカプセルと記載して
説明する。続いてこのトナーが使用される複写機の概略
図を図2に示す。
【0012】図2に示すように、複写機本体101(以
下本体101と言う)の略中央部には、像担持体とし
て、ドラム状の感光体103が図示矢印a方向に回転可
能に設けられている。感光体103は表面に光導電性層
を有している。この感光体103の周囲には、その回転
方向にそって以下の装置が固設されている。
【0013】すなわち感光体103表面を一様に帯電さ
せる帯電チャージャ105及びこの帯電チャージャ10
5の感光体103の回転方向下流側上方には、帯電した
感光体103上に原稿像を光像としてスリット露光する
ためのスリットガラス107が設けてある。また、スリ
ットガラス107を感光体103の上流とし、感光体1
03の回転方向下流側には現像装置109が設置されて
いる。この現像装置109内には現像剤としてキャリア
を混合したトナー110が収容されている。また現像装
置109内にはローラの回転により現像剤を撹拌して摩
擦帯電させる撹拌ローラ201、及び撹拌ローラ201
により撹拌された現像剤を下記マグネットローラ203
に供給する供給ローラ202が設けられている。更に現
像装置109内には内部にS極とN極を交互に配置した
マグネットローラ203が感光体103に接近した状態
で図示矢印l方向に回転可能に設けられている。現像装
置109は、感光体103上の静電潜像にトナーを付着
させて現像を行う。更に、この現像装置109を上流と
し、感光体103の回転方向下流側には転写装置111
及び剥離装置113が設けられている。転写装置111
は、現像装置109により形成されたトナー像を複写用
紙としての紙上に転写する装置であり、剥離装置113
は転写装置111により感光体103表面に重ねられた
紙を感光体103表面から剥離する装置である。更に剥
離装置113を上流とし、感光体103の回転方向下流
側には、感光体103の表面に付着したトナー110の
内、転写装置111による転写を行った後に感光体10
3上に残留したトナー110を除去するクリーニング装
置115が設けられている。クリーニング装置115と
帯電チャージャ105の間には感光体103の電位を降
下するための除電装置117が固設されている。
【0014】また本体101は上部に原稿を乗せるため
の原稿ガラス119及び原稿ガラス119上の原稿に光
を当て、その反射光を感光体103表面上に導く光学系
121を有している。光学系121は光源となるランプ
123及び光源から照射された光を反射するためのミラ
ー124、125、127、129、131、133及
び反射光の焦点をあわせるためのレンズユニット135
を有している。
【0015】ランプ123及びミラー124は原稿ガラ
ス119の下を移動可能に構成されている。また、ラン
プ123が移動した時にもランプ123とレンズユニッ
ト135との光路長は常に一定になるようにミラー12
5及びミラー127はランプ123の2分の1の速度で
移動するよう構成されている。ミラー133からの反射
光はスリットガラス107を透過して感光体103表面
に導かれるよう構成されている。
【0016】また、本体101の一側方部の中段には転
写材としての紙を収納する手差しトレイ141が取りは
ずし可能に設けられている。また本体101にはこの手
差しトレイ141の先端上方に手差しトレイ141に収
納された紙を引き出すためのピックアップローラ143
が設けられている。
【0017】また、本体101の別の一側方部には、複
写された紙を受け取る排紙トレイ171が設けられてい
る。手差しトレイ141に収納された紙は後に説明する
一連の複写プロセスを経て排紙トレイ171に排出され
る。この手差しトレイ141と排紙トレイ171の間に
は紙を搬送する経路すなわち搬送路142が形成されて
いる。
【0018】搬送路142の上流には第1及び第2の2
組のローラ対が設けられている。第1のローラ対は手差
しトレイ141に隣接している。第1のローラ対は給紙
ローラ145及び分離ローラ147の2つのローラから
構成されている。給紙ローラ145は図示矢印b方向へ
回転可能でピックアップローラ143によって引き出さ
れた紙をローラの回転により第2のローラ対へ送るため
のローラである。分離ローラ147は給紙ローラ145
の下に接触対向して設けられており、ピックアップロー
ラ143から送られてきた紙が2枚以上の場合、給紙ロ
ーラ145の回転方向と逆方向に回転して余分な紙を手
差しトレイ141に引き戻す。分離ローラ147はピッ
クアップローラ143から送られた紙が1枚の場合には
給紙ローラの回転につられてまわる。第2のローラ対は
上部ローラ及び下部ローラから構成されるレジストロー
ラ149である。レジストローラ149は給紙ローラ1
45から送られてきた紙の先端と突あたることにより、
紙の整位を行う。
【0019】レジストローラ149はこの整位した紙を
感光体103と転写装置111との間に感光体103上
のトナー像と重なるように送り込む。搬送路142の中
程には上記転写装置111及び剥離装置113が配置さ
れており、その先には紙を搬送するための帯状のベル
ト、すなわち搬送ベルト151が設けられている。更に
搬送路142の搬送方向下流側にはトナー110に加熱
及び加圧を行ってトナー110を紙上に定着する定着装
置153が設置されている。定着装置153は図示矢印
c方向及びd方向へそれぞれ回転可能なヒートローラ1
57及び加圧ローラ159を有している。ヒートローラ
157は加熱体であるヒートランプ155を内臓し、加
圧ローラ159と一部圧着している。ヒートローラ15
7の表面は熱伝導性の良い金属部材から成り、加圧ロー
ラ159の表面はヒートローラ157に圧着しやすいよ
う弾性ゴム部材からできている。更に定着装置153の
搬送路142方向のすぐ先には複写像を乗せた紙を排紙
トレイ171に排出するための排紙ローラ161が設け
られている。上述した本体101における複写プロセス
は次の通りである。
【0020】まず、感光体103の表面が帯電チャージ
ャ105のコロナ放電により一様に帯電される。次に光
学系121内のランプ123は原稿の置かれた原稿ガラ
ス119の下を走査し原稿に光が照射される。
【0021】ミラー124はランプ123とともに原稿
ガラスの下を移動する。ミラー124が図2に破線で示
したミラー124Aまで移動した時、ミラー125及び
ミラー127は、ミラー124とミラー124Aとの間
のちょうど中間点に存在しているミラー125A及び1
27Aまで移動する。このようにしてランプ123とレ
ンズユニット135との光路長を一定に保ちながら原稿
に光を当て原稿の読みとりが行われると、ランプ123
から照射された光はミラー124からミラー125へ、
ミラー125からミラー127へ反射され、ミラー12
7から反射された光はレンズユニット135へと導かれ
る。レンズユニット135で反射光は反転され、ミラー
129へ導かれる。反転した光はミラー129からミラ
ー131、ミラー131からミラー133へと導かれ
る。この光は更にミラー133からスリットガラス10
7へと導かれ、スリットガラス107を介して帯電した
感光体103上に露光される。光が露光されると感光体
103の表面に静電潜像が形成される。
【0022】現像装置109内では、撹拌ローラ201
により撹拌されて摩擦帯電したトナー110及びキャリ
アが供給ローラ202によりマグネットローラ203に
送られる。マグネットローラ203上に送られたトナー
110及びキャリアはマグネットローラ203内のS
極、N極間に形成された磁力線により磁気ブラシを形成
する。キャリアは常にマグネットローラ203に磁気に
より引き付けられており、トナー110はこのキャリア
と電気的に引き合っている。そしてマグネットローラ2
03と感光体103とが回転し、磁気ブラシと感光体1
03上の静電潜像とが近接すると静電潜像の持つより強
い静電引力によりトナー110はキャリアから離れて静
電潜像に付着する。静電潜像に付着したトナー110は
トナー像を形成する。またこのとき、トナー110付着
によるカブリを防ぐために図示しない電圧器によりDC
200V前後の電圧がマグネットローラ203にかけら
れている。一方、給紙カセット141内に収納された紙
はピックアップローラ143により引き出される。この
引き出された紙の内給紙ローラ145と分離ローラ14
7の回転により、1枚の紙だけがレジストローラ149
へ送られる。レジストローラ149は紙の先端の整位を
行い、この紙を感光体103と転写装置111との間に
送り込んで感光体103の静電潜像に重ね合わせる。こ
の送り込まれた紙の裏側に転写装置111からトナーと
反対極性の電荷を与えると、静電引力によりトナー像は
紙の上へ転写される。このようにしてトナー像をのせた
紙は剥離装置113により感光体103表面からはがさ
れて、搬送ベルト151上を搬送される。搬送された紙
は定着装置153に至る。定着装置153では、あらか
じめ内蔵したヒータランプ155により加熱されたヒー
トローラ157と加圧ローラ159とが一部圧着しなが
ら、それぞれの回転方向に回転する。ヒートローラ15
7と加圧ローラ159の回転時、これら2つのローラの
圧着している部分にトナー像がヒートローラ157側に
なるよう紙を通すことによってトナー像は紙上へ定着さ
れる。すなわちヒートローラ157の熱によりトナー1
10を溶融し、加圧ローラ159の圧力により熱の伝導
効率を高めると共にトナーを紙の繊維の間に浸み込ませ
る。上述した過程を経て複写画像が形成された紙は、排
紙ローラ161を介して排紙トレイ171へ排出され
る。
【0023】本実施例において、上記現像装置109内
には発色剤を芯材とするマイクロカプセル及び顕色剤を
芯材とするマイクロカプセルを含有するトナー110が
収容されている。本実施例のマイクロカプセルを含有す
るトナーは、定着装置153内において以下のようにし
て定着される。まずヒートローラ157の表面温度は約
200℃、加圧ローラ159の表面温度は約160℃に
加熱される。この加熱ローラ157と加圧ローラ159
との間に、トナー像が転写された紙が送り込まれると、
紙の上下から熱が加えられ、トナー中の結着樹脂が溶融
状態になる。また、この加熱と同時に加熱ローラ157
と加圧ローラ159が回転し紙上のトナーが押圧されて
マイクロカプセル壁が破られる。このとき、マイクロカ
プセル内の芯材が溶融状態にある結着樹脂中に流出して
拡散する。
【0024】本実施例のトナーに見られる芯材に発色剤
及び顕色剤を用いたマイクロカプセルを含有するトナー
は、定着装置153に至るまでは無色透明で存在してい
るが、定着装置153で上記のような定着処理をうける
と、溶融状態にある結着樹脂中に発色剤及び顕色剤が拡
散し、両者が混合して反応することによりトナーは発色
する。溶融状態にあるトナーは定着後間もなく大気によ
り冷却固化されて紙上に固着される。
【0025】以下にトナーの製造方法について説明す
る。発色剤を芯材とするマイクロカプセル及び顕色剤を
芯材とするマイクロカプセルを製造するには芯材を触媒
として芯材の周りで単量体が重合するインスィッツ重合
法を用いる。次にこの方法で得られたマイクロカプセル
を結着樹脂を与える重合成単量体中に混合し、この混合
物中に重合開始剤を加えて重合反応を開始する。重合反
応が開始されると、まず重合性単量体が重合して、結着
樹脂のポリマーを与える。このポリマーは1本だけ出な
く複数本存在し、これらのポリマーは互いにからみあっ
た状態にある。このような状態になる時、マイクロカプ
セルは、ポリマーとポリマーの間に取り込まれる。以上
のようにして重合反応が進んでポリマーが成長すると、
結着樹脂中にマイクロカプセルが分散されたトナーが生
成される。以下にトナーの製造方法の実施例を具体的に
述べる。
【0026】図6に見られるように、まず発色剤を芯材
とするマイクロカプセルを調製するため、発色剤として
クリスタルバイオレットラクトン201、クリスタルバ
イオレットラクトン201を溶解するための溶媒として
ヘキサン202及びマイクロカプセル壁を構成するため
の樹脂単量体としてアクリロニトリル203を用意し
た。これらの用意された物質を原材料とし、図6に示さ
れたプロセスを経て、クリスタルバイオレットラクトン
201のマイクロカプセル209を調整した。
【0027】クリスタルバイオレットラクトン201を
溶媒に溶かして用いるため、まずクリスタルバイオレッ
トラクトン201を飽和になるまでステップST1にて
水204に溶解し、クリスタルバイオレットラクトン2
01の水溶液205(以下水溶液205という)を作っ
た。次にステップST2として、この水溶液205、1
00gにヘキサン202、500mlを加えて混合し、
混合により得られた溶液をステップST3として窒素置
換し、クリスタルバイオレットラクトン201のヘキサ
ン溶液206(以下溶液206という)とした。この溶
液206をステップST4として、−50℃に冷却し、
凍結したクリスタルバイオレットラクトン201の液滴
207を作って、マイクロカプセルの芯剤とした。
【0028】次に、ステップST5にてクリスタルバイ
オレットラクトン201の液滴207中に、26.5g
のアクリロニトリル203を混合し、クリスタルバイオ
レットラクトン201の液滴207とアクリロニトリル
203の混合物208とした。この混合物208をステ
ップST6にて−30℃以下の温度で50時間撹拌し、
クリスタルバイオレットラクトン201の液滴207の
まわりにポリアクリロニトリルの重合体を形成した。こ
のステップST6による撹拌により、クリスタルバイオ
レットラクトン201のマイクロカプセル209を調整
した。
【0029】次に図7に見られるように、クリスタルバ
イオレットラクトン201ののマイクロカプセル209
を調整するときと同様の手順に従い、顕色剤ビスフェノ
ールA301のマイクロカプセル309を調製した.
【0030】一方、図8には、トナーの生成プロセスが
示されている。原材料としては、離型剤として低分子量
プロピレンワックス401、結着樹脂を与える重合性単
量体としてn−ブチルアクリレート402及びスチレン
403、上記のクリスタルバイオレットラクトン201
のマイクロカプセル209及びビスフェノールA301
のマイクロカプセル309及び荷電制御剤として第4級
アンモニウム塩406を用意した。
【0031】これらの原材料を使ってトナーを生成する
プロセスを図8を使って説明する。まず、低分子量プロ
ピレンワックス401、5重量部、n−ブチルアクリレ
ート402、10重量部及びスチレン403、80重量
部をステップST13にてボールミルを使って予備混合
し、混合物407を得た。次にこの混合物407に重合
開始剤408として過酸化ベンゾイル2重量部及びリン
酸カルシウムの1.2%水溶液33重量部を加えて、ス
テップST14においてホモミキサー(特殊機工業)に
より、6000rpmで5分間撹拌した。更にこの撹拌
により得られたものをステップST15として60℃の
窒素ガス奮囲気下で、150rpmで60分間撹拌し、
プレポリマー409を得た。このプレポリマー409に
ステップST16にて、クリスタルバイオレットラクト
ン201のマイクロカプセル209、6重量部、ビスフ
ェノールA301のマイクロカプセル309、6重量
部、第4級アンモニウム塩406、1重量部を混合し、
混合物410を得た。この混合物410にステップST
17にて重合開始剤411として,ラウリルメルカプタ
ン0.2重量部と2.2−アゾビスイソブチルニトリル
0.7重量部を添加して混合した。更にこの混合の後、
ステップST18として3時間の撹拌重合を行いマイク
ロカプセルが分散したポリマー412を得た。このポリ
マー412をステップST19にて水洗及びろ過した
後、ステップST20にて50℃で減圧乾燥を行った。
このようにして得られた粒子を分級し、50%体積平均
粒径が8μmのトナー413を得た。
【0032】このトナー413とフェライトキャリア
(F−150日本鉄粉製)とを、トナー比濃度4%とな
るように混合して二成分現像剤を作成し、先に述べた複
写機(レオドライBD−8510東芝製)にて10万枚
の複写テストを行った。その結果、複写機内のトナーに
よる汚損は見られなかった。また得られた画像にはクリ
スタルバイオレットラクトン201とビスフェノールA
が良好に混合されて黒の発色をした。画像濃度も1.2
以上と高くカブリもなかった。
【0033】実施例は次のような製造方法、材料を用い
て種々の形に変形することができる。マイクロカプセル
を製造する方法としては、インスィッツ重合法の他、有
機相と水相との間で重合反応が進む界面重合法がある。
【0034】発色材と顕色剤との組み合わせには、発色
材としてラクトン環を持つ無色の染料を用い、また顕色
剤として酸又はアルカリのいずれかとを使用する組み合
わせがある。
【0035】ラクトン環を持つ無色の染料としては電子
供与性を有するほぼ無色のアミノ化合物、トリフェニル
メタンフタリド類、フルオラン類、スピロピラン類及び
フェノチアジン類等がある。上記の顕色剤の内いくつか
のものについて、構造式を図3,図4及び図5に示す。
図3はトリフェニルメタンフタリドの構造式を、また図
4はフェノチアジンの構造式を、また図5は3−ジメチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオーランの構
造式をそれぞれ表している。また、このようなラクトン
環をもつ無色の染料に対する顕色剤としては、発色剤が
供与する電子を受容する電子受容性の無色化合物が使用
される。例えばフェノール性樹脂、酸性白土及びサリチ
ル酸誘導体の亜鉛塩等がある。
【0036】また上に列挙した以外の組み合わせとして
は発色剤として脂肪酸重金属塩と顕色剤として還元剤と
を用いいる組み合わせがある。脂肪酸重金属塩と還元剤
との組合せを、具体的に述べると、ステアリン酸第二鉄
とタンニン酸との組合せ、ステアリン酸第二鉄と没食子
酸との組合せ、ミリスチン酸鉛とジフェニルカルバジト
との組合せ、ステアリン酸カドミウムとジフェニルカル
バゾンとの組合せ及びステアリン酸鉛とジフェニルカル
バゾンとの組合せ等がある。
【0037】尚、以上の如き、発色剤と顕色剤とが反応
して、トナーが呈する色は、発色剤が脂肪酸重金属塩の
場合はいずれも黒であり、染料系の発色剤の場合には、
発色剤に基づく個々の色を有する。上にあげた染料系の
発色剤の中で、例えば、トリフェニルメタンフタリドは
青、3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオーランは黒を呈する。このように、発色剤と顕色剤
の組合せを変えることにより、トナーを様々な色に着色
することができる。
【0038】マイクロカプセル壁構成樹脂としては、透
明性や力学的強度の性質が優れた、スチレンとビニル系
モノマーとの共重合体が用いられる。マイクロカプセル
壁構成樹脂は外圧に対しての耐圧性を持っていなければ
ならないので、力学的強度が優れているものが望まし
い。しかし力学的強度が強すぎると定着装置において加
圧された時にマイクロカプセル壁が破壊されなくなるの
でスチレンとビニル系モノマーとの混合重量比が1:0
〜1:1の共重合体が好ましい。上記ビニル系モノマー
としては、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチ
ル、メタアクリル酸イソブチル、メタアクリル酸シクロ
ヘキシル、メタアクリル酸エチルヘキシル、メタアクリ
ル酸ラウリル、メタアクリル酸ステアリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、メタアクリロニトリル、マレ
イン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、フマル酸ジメチ
ル、フマル酸ジブチル、イタコン酸ジメチル、イタコン
酸ジブチル、メチルビニルエーテル、エチルビニルエー
テル、n−ブチルビニルエーテル及びイソブチルエーテ
ルなどが用いられ、これらのビニル系モノマーは単独で
あるいは2種以上組合せて使用することが好ましい。ま
た、マイクロカプセルの芯材として使用する発色剤ある
いは顕色剤の量は、マイクロカプセル全重量の30〜9
9%、好ましくは88〜98%とする。次に、以上のよ
うにして製造されるマイクロカプセルを含有するトナー
について説明する。
【0039】結着樹脂を重合法により得るには、水溶液
中に親水性の重合開始剤を加えて重合を開始させる懸濁
重合法や、溶液中に疎水性の重合開始剤を加える乳化重
合法などがある。トナーの結着樹脂を与える重合性単量
体には、スチレン系単量体や、α−メチレン脂肪族モノ
カルボン酸エステル等がある。
【0040】スチレン系単量体の具体例としては、スチ
レン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチ
ルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−
ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−
オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−
デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メト
キシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチ
レン及び3,4−ジクロルスチレン等がある。これらの
単量体は組合せて用いてもよい。
【0041】α−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステ
ルの具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリ
ル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリ
ル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタアク
リル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸
プロピル、メタアクリル酸n−ブチル、メタアクリル酸
イソブチル、メタアクリル酸n−オクチル、メタアクリ
ル酸ドデシル、メタアクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タアクリル酸ステアリル、メタアクリル酸フェニル、メ
タアクリル酸ジメチルアミノエチル及びメタアクリル酸
ジエチルアミノエチル等の中から一種あるいは二種以上
の組合せを用いるのが好ましい。
【0042】その他の単量体の具体例としては、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン
不飽和モノオレフイン類、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、臭化ビニル、フツ化ビニル等のハロゲン化ビニル
類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニ
ル、酢酸ビニル等のビニルエステル類、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリル、アクリルアミドなどのアク
リル酸もしくはメタアクリル酸誘導体、ビニルメチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエー
テル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニ
ルヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケトンなどの
ビニルケトン類、N−ビニルピロール、N−ビニルカル
バゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリド
ン等のN−ビニル化合物及びビニルナフタレン類等があ
る。これらの単量体は組み合わせて用いてもよい。
【0043】トナーの結着樹脂中に含有されるマイクロ
カプセルの量は結着樹脂全重量の0.1〜20%、好ま
しくは3〜9%である。マイクロカプセルの含有量が
0.1%未満であると、発色量が不足しトナーが充分に
発色できない。また含有量が20%を越えると結着樹脂
中にマイクロカプセルを良好に含有できない。
【0044】また、発色材を芯材とするマイクロカプセ
ルと顕色剤を芯材とするマイクロカプセルとの結着樹脂
中における混合比は10:1〜1:10、好ましくは1
0:7〜5:7である。発色材が顕色剤の10倍を越え
た濃度で結着樹脂中に存在すると、発色材と顕色剤の混
合による発色が良好に行えない。顕色剤が発色材の10
倍を越えて存在した時も同様である。
【0045】トナーを製造するにあたっては、必要に応
じて添加剤が添加されて重合反応が行われる。添加剤と
しては、定着時にトナー粒子が定着ローラに付着するの
を防止する離型剤、トナー粒子の帯電性を安定させる荷
電制御剤及びトナーの流動性を向上させる流動化剤等が
ある。
【0046】離型剤として代表的なものには、ワックス
化合物がある。例えば天然ワックス、アミド系ワック
ス、脂肪酸及びその金属塩、ポリエチレングリコール及
びその誘導体、低分子量ポリエチレン及び低分子量ポリ
プロピレンなどがある。
【0047】荷電制御剤としては例えばアルキルサリチ
ル酸の金属塩、塩素化ポリエステル、酸基過剰のポリエ
ステル、塩素化ポリオレフィン、脂肪酸の金属塩及び脂
肪酸石けんなどの負極性制御剤や、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート−スチレン共重合体、フッ素系活性剤
及び疎水性シリカ等の正極性制御剤が例示される。ま
た、流動化剤として代表的なものには、疎水性シリカ、
金属石けん、フッ化物などがある。本実施例においてト
ナーはキャリアとともに二成分現像剤として使用された
が、トナー中に磁性粒子を添加し、一成分現像剤として
使用することもできる。
【0048】磁性粒子としては、コバルト、鉄、ニッケ
ルのような金属がある。他の磁性粒子としては、アルミ
ニウム、コバルト、銅、鉄、鉛、マグネシウム、ニッケ
ル、スズ、亜鉛、金、銀のような遷移金属の合金または
混合物がある。更に他の磁性粒子としては、酸化アルミ
ニウム、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸
化ジルコニウム、酸化チタン及び酸化マグネシウムのよ
うな金属酸化物を含む金属化合物、窒化クロムのような
耐火性窒化物、炭化タングステン及び炭化シリカのよう
な炭化物及び強磁性フェライトなどがある。また上に例
記したものを組合せても使用しても良い。キャリアとし
てはガラスビーズ、フェライト、鉄粉等がある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトナーは
外部の種々の圧力に対し優れた耐圧性を有し、着色剤の
分散性不良によるカブリの発生を未然に防ぐことができ
る。そして本発明のトナーを電子複写機等の画像形成装
置に現像剤として用いた場合、画像形成装置内や転写紙
等を汚損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のトナーの断面図である。
【図2】実施例のトナーが使用される複写機の断面図で
ある。
【図3】発色剤の1つであるトリフェニルメタンフタリ
ドの構造式である。
【図4】発色剤の1つであるフェノチアジンの構造式で
ある。
【図5】発色剤の1つである3−ジメチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオーランの構造式である。
【図6】発色剤のマイクロカプセルの生成プロセスを示
す図である。
【図7】顕色剤のマイクロカプセルの生成プロセスを示
す図である。
【図8】トナーの生成プロセスを示す図である。
【符号の説明】
1 結着樹脂 2 発色剤 3 樹脂壁膜 4 発色剤を樹脂壁膜で覆った粉体 5 顕色剤 6 顕色剤を樹脂壁膜で覆った粉体 101 複写機本体 153 定着機 157 加熱ローラ 159 加圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平瀬 克則 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の色を発色する性質をもつ発色剤
    と、この発色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第1の
    粉体と、上記発色剤と反応して発色剤を発色させる顕色
    剤と、この顕色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第2
    の粉体と、上記第1及び第2の粉体を結着する重合体と
    を有することを特徴とするトナー。
  2. 【請求項2】 固有の色を発色する性質を持つ発色剤
    と、この発色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第1の
    粉体と、上記発色剤と反応して発色剤を発色させる顕色
    剤と、この顕色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第2
    の粉体と、重合反応によって生成され、この重合反応に
    より上記第1及び第2の粉体を含有する重合体とを有す
    ることを特徴とする電子写真用トナー。
  3. 【請求項3】 像担持体上に静電潜像を形成する工程
    と、固有の色を発色する性質をもつ発色剤の周囲を樹脂
    壁膜で覆った第1の粉体及び上記発色剤と反応して発色
    剤を発色させる顕色剤の周囲を樹脂壁膜で覆った第2の
    粉体を重合体で結着したトナーを帯電させる帯電工程
    と、上記帯電工程により帯電したトナーを上記静電潜像
    に付着せしめてトナー像を形成する現像工程と、上記現
    像工程により形成されたトナー像を被画像形成媒体上に
    転写する転写工程と、上記転写工程により被画像形成媒
    体上に転写されたトナー像を加熱及び加圧して定着する
    定着工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】 像担持体上の静電潜像をトナーにより現
    像する現像手段と、上記現像手段により形成されたトナ
    ー像を被画像形成媒体上に転写する転写手段と、上記転
    写手段により転写されたトナー像を加熱及び加圧して定
    着する定着手段とを有する画像形成装置において、上記
    トナーとして固有の色を発色する性質を持つ発色剤と、
    この発色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第1の粉体
    と、上記発色剤と反応して発色剤を発色させる顕色剤
    と、この顕色剤の周囲を覆う樹脂壁膜とを有する第2の
    粉体と、上記第1及び第2の粉体を結着するの重合体と
    を有するトナーを使用することを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034908A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 コニカミノルタ株式会社 静電荷像現像用トナー、その製造方法および画像形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015034908A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 コニカミノルタ株式会社 静電荷像現像用トナー、その製造方法および画像形成方法

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