JPH05264878A - カメラ用レンズ鏡筒 - Google Patents

カメラ用レンズ鏡筒

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JPH05264878A
JPH05264878A JP9495992A JP9495992A JPH05264878A JP H05264878 A JPH05264878 A JP H05264878A JP 9495992 A JP9495992 A JP 9495992A JP 9495992 A JP9495992 A JP 9495992A JP H05264878 A JPH05264878 A JP H05264878A
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JP
Japan
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yoke
lens
lens barrel
camera
pass filter
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Pending
Application number
JP9495992A
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English (en)
Inventor
Ryokatsu Inoue
了活 井上
Kunio Nakazato
邦夫 中里
Kenzo Nakagawa
謙三 中川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所謂ボイスコイル型アクチュエータによりフ
ォーカシングレンズを駆動するカメラ用レンズ鏡筒にお
いて、フォーカシングレンズと撮像素子との間に配置さ
れるローパスフィルターの保持構造を工夫することによ
り、部品点数の削減と形状の小型化及び軽量化を図る。 【構成】 フォーカシングレンズ13の光軸14を囲繞
するように位置した略筒状の内ヨーク22及び該内ヨー
クの外側に位置した外ヨーク23を有するヨーク20と
外ヨークに固定されたマグネット24とフォーカシング
レンズを保持したレンズホルダー15から後方へ突出し
た略筒状のコイルボビン26に巻回され上記内ヨークと
マグネットとの間に位置したムービングコイル25とか
ら成るアクチュエータ19の上記内ヨークの内面にロー
パスフィルター27を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なカメラ用レンズ鏡
筒に関する。詳しくは、光軸を囲繞するように配設され
たボイスコイル型アクチュエータにより可動レンズを駆
動するカメラ用レンズ鏡筒に関するものであり、可動レ
ンズと撮像素子との間に配置されるローパスフィルター
の保持構造を工夫することにより、部品点数の削減と形
状の小型化及び軽量化を図ることができる新規なカメラ
用レンズ鏡筒を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】オートフォーカス機能を備えたカメラの
レンズ鏡筒には、フォーカシング用の可動レンズを光軸
方向へ移動するためのアクチュエータが必須であり、近
年、動作速度が早く、かつ、動作音が殆ど発生せず、し
かも、レンズ系の光軸の軸回りに配置することができる
所謂ボイスコイル型のアクチュエータが多用されてい
る。
【0003】図5はこのようなボイスコイル型アクチュ
エータを備えた従来のカメラ用レンズ鏡筒の一例aを示
すものである。
【0004】同図において、bはレンズ鏡筒aの外筐あ
り、前後両端面が開口した筒状をしており、その内部に
は第1群レンズc、第2群レンズd、第3群レンズe及
び第4群レンズfが一の光軸gを共通にして前側からこ
の順序で配置されている。
【0005】そして、第4群レンズfはフォーカシング
レンズとされ、該フォーカシングレンズfはこれを保持
しているレンズホルダーhが外筐b内部の後部に固定さ
れたガイド軸i、iに摺動自在に支持されることによっ
て光軸gと平行な方向に移動自在にされている。
【0006】jは外筐bの後端に配置された撮像素子で
あり、その前面中央部に位置し横長の矩形をした受光面
kを有する。
【0007】lは該撮像素子jとフォーカシングレンズ
fとの間に配置されたローパスフィルターであり、直方
体形状をしており、前後方向から見た大きさは上記受光
面kより略一回り小さくされている。
【0008】mは該ローパスフィルターlを保持したア
ダプターであり、矩形の筒状をしたフィルター保持部n
と該フィルター保持部nの後端部周縁から外方に向かっ
て突出したフランジ状の被取付部oとから成り、ローパ
スフィルターlはフィルター保持部nに内嵌状に固定さ
れると共に、被取付部oの外周部が外筐bに固定され
て、ローパスフィルターlが外筐bに対して支持され
る。
【0009】pはフォーカシングレンズf用のアクチュ
エータであり、内側に上記アダプターmのフィルター保
持部nがぴったり納まる大きさの矩形筒状をした内ヨー
クq及び該内ヨークqの4つの側壁に外側から対向する
ように位置した外ヨークr、r、・・・とが矩形環状を
した後面板を介して一体に形成されたヨークsと、上記
外ヨークr、r、・・・のうち内ヨークqに対向した面
に固定されたマグネットt、t、・・・と、前記レンズ
ホルダーhから後方へ突出し角筒状をしたコイルボビン
uの外周面に巻回されたムービングコイルvとから成
り、コイルボビンu及びムービングコイルvは上記内ヨ
ークqと外ヨークr、r、・・・のマグネットt、t、
・・・との間に稍余裕を有した状態で位置している。
【0010】しかして、ムービングコイルvに駆動電流
が供給されると、該ムービングコイルvにはその電流の
方向に応じた方向への移動力が付勢され、その移動力に
よりレンズホルダーhが光軸方向に移動される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1/3イン
チ乃至1/4インチサイズといった極小さな撮像素子が
開発されているが、上記の従来のカメラ用レンズ鏡筒a
にあっては、撮像素子が小さくなっても、アクチュエー
タpを小さくすることができず、結局、カメラ用レンズ
鏡筒aを小さくすることができないという問題があっ
た。
【0012】即ち、前記アクチュエータpを構成する部
材のうち一番大きい部材はヨークsであり、該ヨークs
の外形をできるだけ小さくしたいのであるが、その内ヨ
ークqの内法寸法はローパスフィルターlを保持してい
るアダプターmのフィルター保持部nの外形寸法によっ
て規定されてしまい、内ヨークqの外側にコイルボビン
u、ムービングコイルv及びマグネットt、t、・・・
の配置スペースを空けて外ヨークr、r、・・・を配置
しなければならないので、ヨークsの外形寸法はどうし
てもローパスフィルターlの外形寸法の2倍くらいの大
きさになってしまっていた。
【0013】また、ヨークsは鉄等の磁性材料によって
形成されるので、ヨークsの形状が大きいということ
は、それだけ重量もかさむことになり、このことがレン
ズ鏡筒aの軽量化を阻害する大きな原因になっていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明カメラ用
レンズ鏡筒は、上記した課題を解決するために、可動レ
ンズ用のボイスコイル型アクチュエータ、即ち、レンズ
系の光軸を囲繞するように位置した略筒状の内ヨーク及
び該内ヨークの外側に位置した外ヨークを有するヨーク
と該ヨークに固定されたマグネットと可動レンズを保持
したレンズホルダーから後方へ突出した略筒状のボビン
に巻回され上記内ヨークと外ヨークとの間に位置したム
ービングコイル等から成るアクチュエータの上記内ヨー
クの内面にローパスフィルターを保持したものである。
【0015】
【作用】従って、本発明カメラ用レンズ鏡筒にあって
は、ローパスフィルターをヨークによって直接保持する
ので、該ローパスフィルターを保持するための専用の部
材、即ち、従来のカメラ用レンズ鏡筒が有していたアダ
プターが不要となり、その分、ヨークの外形寸法、即
ち、アクチュエータの外形を小さくすることができ、こ
れにより、カメラ用レンズ鏡筒の小型化を図ることがで
きると共に、部品点数を削減することができるので、コ
ストを低減することができ、さらに、鉄製の部材である
ヨークを小型化することができるので、軽量化を図るこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明カメラ用レンズ鏡筒の詳細を
添付図面に示した各実施例に従って説明する。
【0017】図1乃至図3は本発明カメラ用レンズ鏡筒
の第1の実施例1を示すものである。
【0018】2はレンズ鏡筒1の外筐であり、前後両端
面が開口した略角筒状の外筐前部3と前端面が開口した
略角筒状の外筐後部4とが中間壁5を介して結合されて
成り、また、上記外筐前部3の前端面にはレンズ支持枠
6が取着されている。
【0019】外筐後部4の後半部はその周壁がその前半
部の周壁より厚肉にされていて後半部の内部空間4aが
前半部のそれより正面形状で一回り小さく形成されてい
る。
【0020】外筐後部4の後面壁7にはその中央部に横
長な矩形の窓7aが形成されると共に、その後面に窓7
aを囲むように突条7bが一体に突設されている。
【0021】尚、後面壁7の窓7aは後述する内ヨーク
の内孔よりも充分に大きく形成されている。
【0022】8は上記突条7bの外形寸法と略同じ寸法
をした板部材からなる撮像素子支持部材であり、該撮像
素子支持部材8の中央部には上記窓7aより一回り小さ
い撮像素子配置孔8aが形成されていて、撮像素子支持
部材8はその外周縁部が上記突条7bの端面に取着され
ている。
【0023】9は外筐2の下部右側縁から右斜め下方に
突出するように形成された駆動部ケーシングであり、該
駆動部ケーシング9内には後述するズーミングレンズを
駆動するための図示しない駆動機構が配設されている。
【0024】10は第1群レンズ、11は第2群レン
ズ、12は第3群レンズ、13は第4群レンズであり、
これら4つのレンズ群10、11、12及び13は外筐
2内の左右方向及び上下方向における略中心を通って前
後方向へ延びる一の光軸14を共通にして前側から上記
した順序で配置され、第1群レンズ10は上記レンズ支
持枠6に支持されて外筐2の前端面を閉塞し、第3群レ
ンズ12は中間壁5に形成されたレンズ支持孔5aに支
持されている。
【0025】第4群レンズ13はフォーカシングレンズ
とされ、前後方向へ移動自在に設けられている。
【0026】15はフォーカシングレンズ13を支持す
るレンズホルダーであり、外形状が正面から見て略正方
形をしており、その中央部にレンズ支持孔15aが形成
されると共にその外周面の左上縁及び右下縁から腕片1
5b、15bが放射状にそれぞれ突設されている。
【0027】レンズ支持孔15aにはフォーカシングレ
ンズ13が支持され、また、上記腕片15b、15bは
外筐後部4内に光軸14と平行な方向に延びるように配
置されたガイド軸16、16に摺動自在にそれぞれ支持
されている。
【0028】第2群レンズ11はズーミングレンズとさ
れ、上記レンズホルダー15と同様な別のレンズホルダ
ー17に支持されており、該レンズホルダー17は外筐
前部3内に配置されたガイド軸18、18に移動自在に
支持されると共に、前記駆動部ケーシング9内に設けら
れた図示しない駆動手段によって移動されるようになっ
ている。
【0029】19はフォーカシングレンズ13を移動す
るためのアクチュエータであり、内ヨーク及び外ヨーク
を有するヨークと、該ヨークに固定されたマグネット
と、上記レンズホルダー15に一体に形成されたコイル
ボビンに支持されたムービングコイル等から成り、フォ
ーカシングレンズ13の後方に配置される。
【0030】20はヨークであり、矩形環状の平板状を
した後面部21と該後面部21の内周縁から前方に突設
され角筒状をした内ヨーク22と後面部21の外周縁か
ら前方に各別に突設され上記内ヨーク22の各外周面と
略平行に対向するようにされた4つの外ヨーク23、2
3、・・・とが一体に形成されて成る。
【0031】内ヨーク22の内孔22aの上下両内面の
前後方向における中央には左右方向に延びる位置決め突
条22b、22bが形成されており、これら位置決め突
条22b、22bは後述するローパスフィルターの前後
方向における位置を規制するためのものである。
【0032】このようなヨーク20は外筐後部4の後半
部の内部空間4aに略ぴったり内嵌されるように配置さ
れ、図示しない固定手段によって外筐後部4に固定され
る。
【0033】ヨーク20がこのように配置されると、ヨ
ーク20は前記光軸14を囲繞するように位置し、ま
た、ヨーク20の後面部21の後面と外筐後部4の後面
壁7の前面とが当接されると共に前後方向から見て後面
壁7の窓7aの略中央に内ヨーク22の内孔22aが位
置された状態となる。
【0034】24、24、・・・は上記外ヨーク23、
23、・・・の内ヨーク22に対向した面に各別に固定
されたマグネットであり、該マグネット24、24、・
・・から出た磁束はこれらマグネット24、24、・・
・と内ヨーク22との間のギャップ−内ヨーク22−ヨ
ーク20の後面部21−外ヨーク23、23、・・・−
マグネット24、24、・・・という閉磁路を形成す
る。
【0035】25は上記ギャップ内に位置されたムービ
ングコイルである。
【0036】ムービングコイル25は内ヨーク22より
も一回り大きい角筒状をしたコイルボビン26に巻回さ
れており、該コイルボビン26はフォーカシングレンズ
13のレンズホルダー15から後方へ一体に突設されて
いる。
【0037】そして、これらコイルボビン26及びムー
ビングコイル25は内ヨーク22とマグネット24、2
4、・・・との間に稍余裕を有した状態で位置される。
【0038】しかして、ムービングコイル25に駆動電
流が供給されると、該ムービングコイル25にはその電
流の方向に応じた方向への移動力が付勢されるので、こ
の移動力によりコイルボビン26、レンズホルダー15
及びフォーカシングレンズ13が一体的に前後方向へ移
動される。
【0039】27は水晶体から成るローパスフィルター
であり、垂直断面形状が上記内ヨーク22の内孔22a
と略同じか又は僅かに小さく形成された直方体をしてお
り、このようなローパスフィルター27は内ヨーク22
の内孔22aにその後方から内嵌され、かつ、内孔22
aの内面に接着剤などを介して固定される。
【0040】また、ローパスフィルター27の前後方向
における位置決めはローパスフィルター27を内ヨーク
22の内孔22aに挿入したときに該ローパスフィルタ
ー27の前端縁が内孔22aに形成された突条22b、
22bに当接されることにより為される。
【0041】しかして、ローパスフィルター27はヨー
ク20の内ヨーク22に支持された状態でフォーカシン
グレンズ13の後方に配置される。
【0042】28は撮像素子ホルダーであり、その前面
に形成された凹部28aに撮像素子29が嵌込状に支持
されている。
【0043】撮像素子ホルダー28は前記撮像素子支持
部材8の撮像素子配置孔8aに撮像素子29が前方を向
く向きで、かつ、撮像素子支持部材8の前面から突出す
るように内嵌状に固定され、これにより、撮像素子29
がローパスフィルター27の後方に配置される。
【0044】30は上記撮像素子ホルダー28の前後方
向における位置を規制するための位置決めリングであ
り、該位置決めリング30はゴム材料から成り、内ヨー
ク22の内孔22aより稍大きな内法形状を有しかつ上
記撮像素子29の正面形状と略同じ大きさをした内孔を
有する角筒状に形成されている。
【0045】また、位置決めリング30はその長さがヨ
ーク20の後面部21の後面と撮像素子支持部材8の前
面との間の間隔と略同じか稍大きく形成されていると共
に、その後端面の内側縁が切り欠かれて後方を向いた段
差面30aが形成されている。
【0046】そして、位置決めリング30はヨーク20
の後面部21と撮像素子支持部材8との間にその内孔と
内ヨーク22の内孔22aとが連通するように配置され
ると共に、撮像素子ホルダー28はその前端部が位置決
めリング30の後端部に内嵌され、かつ、その前端面が
段差面30aに衝合することによって前後方向における
位置が規定される。
【0047】しかして、第1群レンズ10を通して外筐
2内に入射した光はズーミングレンズ11、第3群レン
ズ12及びフォーカシングレンズ13を透過して、ま
た、ローパスフィルター27を透過して、撮像素子29
の受光面に焦点を結ぶように制御される。
【0048】図4は本発明カメラ用レンズ鏡筒の第2の
実施例1Aを示すものである。
【0049】この第2の実施例に示すレンズ鏡筒1Aが
前記第1の実施例に示したレンズ鏡筒1と比較して相違
する点は、ローパスフィルターの固定を位置決めリング
を利用して行なうようにした点のみである。従って、図
面には要部のみを示し、また、その説明は上記相違点に
ついてのみ行ない、その他の部分については、図面の各
部に前記第1の実施例における同様の部分に付した符号
と同じ符号を付することによってその説明を省略する。
【0050】31はゴム材料から成り略角筒状をした位
置決めリングであり、その大きさは前記第1の実施例に
おける位置決めリング30と略同じであるが、この位置
決めリング31はその前端面の内周縁から一回り小さい
角筒状の押え突条31bが前方へ突出するように一体に
形成されている。
【0051】押え突条31bの前端部の外形寸法は内ヨ
ーク22の内孔22aの内法寸法と略一致されていて、
位置決めリング31がヨーク20の後面に突き当てられ
たときに押え突条31bが内ヨーク22の内孔22aの
後端部に内嵌される。
【0052】このような位置決めリング31を用いて、
ローパスフィルター27を固定するときは、ローパスフ
ィルター27を内ヨーク22の内孔22aに接着する必
要はなく、単に、ローパスフィルター27を内ヨーク2
2の内孔22aにその後方から内嵌し、さらにその後方
から当該位置決めリング31の押え突条31bを内ヨー
ク22の内孔22aに内嵌すれば良い。
【0053】しかして、ローパスフィルター27はその
後方から位置決めリング31により押圧されて内ヨーク
22の位置決め突条22b、22bに押しつけられ、該
位置決め突条22b、22bと位置決めリング30の押
え突条30bとにより前後両側から挟持状に保持され
る。
【0054】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明カメラ用レンズ鏡筒は、可動レンズを保持し
その光軸と平行な方向に移動自在に支持されたレンズホ
ルダーと、上記光軸を囲繞するように位置し略筒状をし
た内ヨーク及び該内ヨークの外側に位置した外ヨークを
有するヨークと該ヨークに固定されたマグネットと上記
レンズホルダーから後方へ突出し略筒状をしたコイルボ
ビンに巻回され上記ヨークの内ヨークと外ヨークとの間
に位置したムービングコイルとから成るアクチュエータ
と、可動レンズの後方に配置された撮像素子と、該撮像
素子と可動レンズとの間に配置されたローパスフィルタ
ーとを備えたカメラ用レンズ鏡筒であって、ローパスフ
ィルターを上記内ヨークの内面に保持したことを特徴と
する。
【0055】従って、本発明カメラ用レンズ鏡筒にあっ
ては、ローパスフィルターをヨークによって直接保持す
るので、該ローパスフィルターを保持するための専用の
部材、即ち、従来のカメラ用レンズ鏡筒が有していたア
ダプターが不要となり、その分、ヨークの外形寸法、即
ち、アクチュエータの外形を小さくすることができ、こ
れにより、カメラ用レンズ鏡筒の小型化を図ることがで
きると共に、部品点数を削減することができるので、コ
ストを低減することができ、さらに、鉄製の部材である
ヨークを小型化することができるので、軽量化を図るこ
とができる。
【0056】尚、前記実施例に示した各部の構造ないし
形状、特に、ヨークやボビンの形状等は本発明を実施す
るに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に本発明カメラ用レンズ鏡筒
の第1の実施例を示すもので、一部を切り欠いた状態で
示す全体の側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】要部を分解して示す拡大斜視図である。
【図4】本発明カメラ用レンズ鏡筒の第2の実施例を示
す要部の断面図である。
【図5】従来のカメラ用レンズ鏡筒の一例を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 カメラ用レンズ鏡筒 13 可動レンズ 14 光軸 15 レンズホルダー 19 アクチュエータ 20 ヨーク 22 内ヨーク 23 外ヨーク 24 マグネット 25 ムービングコイル 26 コイルボビン 27 ローパスフィルター 29 撮像素子 1A カメラ用レンズ鏡筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動レンズを保持しその光軸と平行な方
    向に移動自在に支持されたレンズホルダーと、上記光軸
    を囲繞するように位置し略筒状をした内ヨーク及び該内
    ヨークの外側に位置した外ヨークを有するヨークと該ヨ
    ークに固定されたマグネットと上記レンズホルダーから
    後方へ突出し略筒状をしたコイルボビンに巻回され上記
    ヨークの内ヨークと外ヨークとの間に位置したムービン
    グコイルとから成るアクチュエータと、可動レンズの後
    方に配置された撮像素子と、該撮像素子と可動レンズと
    の間に配置されたローパスフィルターとを備えたカメラ
    用レンズ鏡筒であって、ローパスフィルターを上記内ヨ
    ークの内面に保持したことを特徴とするカメラ用レンズ
    鏡筒。
JP9495992A 1992-03-23 1992-03-23 カメラ用レンズ鏡筒 Pending JPH05264878A (ja)

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