JP3344111B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP3344111B2
JP3344111B2 JP25626694A JP25626694A JP3344111B2 JP 3344111 B2 JP3344111 B2 JP 3344111B2 JP 25626694 A JP25626694 A JP 25626694A JP 25626694 A JP25626694 A JP 25626694A JP 3344111 B2 JP3344111 B2 JP 3344111B2
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隆三 太田
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動鏡筒が固定鏡筒又
はカメラ本体から繰り出し可能にされた所謂沈胴型のレ
ンズ鏡筒に関する。詳しくは、変倍系及び/又は合焦系
の可動レンズを有したレンズ鏡筒であってもその小型化
を図ることができる新規なレンズ鏡筒を提供しようとす
るものである。
【0002】
【従来の技術】カメラの携帯性の見地から、レンズ鏡筒
を固定鏡筒又はカメラ本体に対して繰り出し可能にした
所謂沈胴型のレンズ鏡筒がある。
【0003】図14及び図15はカメラ本体に対して繰
り込まれるレンズ鏡筒の一例を概略的に示す。
【0004】aはレンズ鏡筒であり、該レンズ鏡筒aは
カメラ本体bに対して光軸方向に移動自在に支持されて
おり、撮影時にはレンズ鏡筒aがカメラ本体bから前方
へ突出して撮影可能状態(図14参照)とされ、また、
カメラの不使用時にはレンズ鏡筒aがカメラ本体b内に
繰り込まれて撮影不能状態(図15参照)となるように
なっている。
【0005】cはズームレンズであり、レンズホルダd
に支持されて該レンズホルダdが上記レンズ鏡筒aに対
して移動自在に支持され、図示しない駆動機構によりズ
ームレンズcがレンズ鏡筒b内を光軸方向に移動して、
ズーミングが為されるようになっている。
【0006】しかして、レンズ鏡筒aを沈胴させること
により、レンズ鏡筒aの大部分をカメラ本体b内に収納
することができ、不使用時におけるカメラ全体をコンパ
クトにすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに従来のレンズ鏡筒aにあっては、ズームレンズcを
レンズ鏡筒aの中でこれに対して移動自在に支持してい
るので、このようなレンズ鏡筒aを沈胴させるための空
間eをカメラ本体bに予め形成しておかなければなら
ず、カメラ全体の大きさが大きくなってしまうという問
題がある。
【0008】即ち、上記レンズ鏡筒aが沈胴するための
カメラ本体b内に形成された空間eはレンズ鏡筒aが繰
り出された状態においては無駄な空間となってしまって
おり、カメラ本体b内にはこの空間eの他にフォーカス
レンズやアイリス機構などを配設する空間fが必要であ
り、カメラ本体bの光軸方向における大きさが大きくな
ってしまっていた。
【0009】また、例えば、変倍率の高いレンズ鏡筒を
設計する場合、ズームレンズcの移動範囲を大きくする
必要があり、かかる場合、カメラ本体b内におけるズー
ムレンズcの可動空間eを大きくしなければならず、レ
ンズ鏡筒a自体を光軸方向に大きくする必要があり、大
きくなったレンズ鏡筒aをすべてカメラ本体b内に繰り
込もうとすると更に、カメラ本体bを大きくしなければ
ならなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明レンズ鏡
筒は、上記した課題を解決するために、沈胴型のレンズ
鏡筒において、変倍系及び/又は合焦系の可動レンズ
と、光軸周りに各別に配置されるようにそれぞれ固定鏡
筒に支持された変倍系及び/又は合焦系の可動レンズを
案内するためのガイド軸と、変倍系及び/又は合焦系の
可動レンズを駆動する駆動源とを有し、可動レンズの少
なくとも1つはガイド軸と該可動レンズの保持部材の係
合する部分を該可動レンズより後方に設けて、可動鏡筒
が固定鏡筒又はカメラ本体に対して繰り出された時に形
成される空間を可動レンズの可動空間としたものであ
る。
【0011】
【作用】従って、本発明レンズ鏡筒によれば、変倍系及
び/又は合焦系の可動レンズを案内するためのガイド軸
を光軸周りに各別に配置されるようにそれぞれ固定鏡筒
に支持したので、ガイド軸を可動鏡筒に支持させる場合
に比べると機構ガタなどによる影響を受けず、可動鏡筒
を繰り出す際の精度が確保される。また、収納時にガイ
ド部材同士が干渉し合うこともない。そして、可動レン
ズの少なくとも1つはガイド軸と可動レンズの保持部材
の係合する部分を該可動レンズより後方に設けて、可動
鏡筒を固定鏡筒又はカメラ本体に対して繰り出した時に
形成される空間を変倍系及び/又は合焦系の可動レンズ
の可動空間としたので、可動鏡筒の沈胴状態では変倍形
及び/又は合焦系の可動レンズの可動空間を設ける必要
がなく、また、ガイド軸と可動レンズの保持部材の係合
する部分を後方にずらすことでガイド軸を短くできるの
で、不必要に固定鏡筒又はカメラ本体を光軸方向に大き
くすることがなく、カメラ全体のコンパクト化に寄与す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明レンズ鏡筒の詳細を添付図面
に示した実施例に従って説明する。
【0013】図1は本発明レンズ鏡筒をビデオカメラ用
のレンズ鏡筒に適用した実施例の一例を示すものであ
る。
【0014】1はビデオカメラのレンズ鏡筒であり、該
レンズ鏡筒1には前方から第1群レンズ2、第2群レン
ズ3、アイリス機構4、第3群レンズ5、第4群レンズ
6がこの順に配設されており、第1群レンズ2及び第3
群レンズ5が固定レンズ、第2群レンズ3及び第4群レ
ンズ6が可動レンズとされている。尚、固定レンズとは
撮影可能状態において移動しないレンズであり、可動レ
ンズとは撮影時に撮影のために移動するレンズという意
味である。
【0015】7は上記第1群レンズ2を前端開口にそれ
を閉塞するように保持した円筒状の可動鏡筒であり、可
動鏡筒7は後述するように固定鏡筒に対して移動自在に
支持され、該固定鏡筒から可動鏡筒7が繰り出された状
態(撮影状態)で撮影可能(図1参照)とされ、繰り込
まれた状態(沈胴状態)で撮影不能(図2参照)とされ
る。
【0016】尚、図1において左斜め下方へ向かう方向
を前側、右斜め上方へ向かう方向を後側とし、又、左斜
め上方へ向かう方向を右側、右斜め下方へ向かう方向を
左側とし、更に、上方へ向かう方向を上側、下方へ向か
う方向を下側とする。以下の説明において向きを示すと
きはこの方向によるものとする。
【0017】第1群レンズ2は3つのレンズ2a、2
b、2cで構成され、レンズ2aは負のメニスカスレン
、レンズ2bは凸レンズ、レンズ2cは正のメニスカ
スレンズで、第1群レンズ2は全体として正レンズとさ
れており、また、レンズ2aと2bとが貼り合せられて
上記可動鏡筒7の前側レンズ枠7aに保持され、レンズ
2cは上記レンズ枠7aの稍後方に位置された後側レン
ズ枠7bに保持されている。
【0018】上記第1群レンズ2の後端のレンズ2cの
左斜め下部には円形を弓形に切除した如き切欠8が形成
されており、かかる切欠8は後述するように、可動鏡筒
7が固定鏡筒に対して繰り込まれたときに、後述する可
動鏡筒用リニアモータの前端部がレンズ2cに干渉しな
いようにするためのものである(図9参照)。
【0019】可動鏡筒7の後端縁の右斜め上部には後方
に開口する矩形の切欠7cが形成されており、後述する
ように、可動鏡筒7が固定鏡筒に対して繰り込まれたと
きに、アイリス機構4の後述する駆動モータが可動鏡筒
7に干渉しないようになっている。
【0020】可動鏡筒7の外周面の左斜め下部であって
上記レンズ2cの切欠8に対応した位置には、外方に突
出され更に後方へ突出された下部突出部9が形成されて
おり、該下部突出部9は横断面形状でU字状をしてい
る。
【0021】下部突出部9の後端縁には、下部突出部9
内方に軸心が前後方向に延びる円筒状のムービングコイ
ル10が取着されている。該ムービングコイル10は後
述するように可動鏡筒7を固定鏡筒に対して前後方向に
移動させる可動鏡筒用リニアモータ11の一部を構成す
る。尚、可動鏡筒用リニアモータ11については後述す
る。
【0022】可動鏡筒7の外周面の右斜め上部であって
その略後半分の部分には、外方に突出され更に後方へ突
出された上部突出部12が形成されており、該上部突出
部12も横断面形状がU字状をしており、その後端部に
はその内側に向かって係止片13が突設され、該係止片
13には内方に向かって開口したU字状の切欠14が形
成されている。
【0023】15は第2群レンズ3のレンズホルダであ
り、該レンズホルダ15は上記可動鏡筒7内に収納され
得る大きさをしており、該レンズホルダ15は上記可動
鏡筒7と同様に固定鏡筒に対して移動自在に支持され、
上記可動鏡筒7が固定鏡筒から繰り出されることにより
形成される空間16内で移動自在になるようになってい
る。
【0024】第2群レンズ3は3つのレンズ3a、3
b、3cで構成され、レンズ3aは負のメニスカスレン
、レンズ3bは両凹レンズ、レンズ3cは正のレンズ
で、第2群レンズ3は全体として負レンズとされてお
り、上記レンズホルダ15に保持されている。
【0025】かかる第2群レンズ3は上記レンズホルダ
15の移動により前後方向に移動され、撮影時における
可動レンズであり、ズーミングを行なうズームレンズと
なっている。
【0026】レンズホルダ15の外周縁の左斜め下部に
は、側方から見てL字状をしたコイル支持腕17がその
長腕が後方に延びるように形成されており、該コイル支
持腕17の後端部であってその外側面に中心孔が前後方
向に延びる円筒状のムービングコイル18が取着されて
いる。該ムービングコイル18は後述するように第2群
レンズ3を前後方向に移動させるズームレンズ用リニア
モータ19の一部を構成する。尚、ズームレンズ用リニ
アモータ19については後述する。
【0027】レンズホルダ15の外周縁の右斜め上部に
は、側方から見てL字状をした係止片支持腕20がその
長腕が後方に延びるように形成されており、該係止片支
持腕20の後端部には外方に向かって係止片21が突設
され、該係止片21には外方に向かって開口するU字状
の切欠22が形成されている。
【0028】23はその外径が上記可動鏡筒7の内径よ
りも一回り小さいリング状をしたレンズホルダであり、
上記第3群レンズ5を保持するものである。
【0029】24は上記レンズホルダ23の外周縁から
前方に向かって一体に突設された略円筒状をした枠体で
あり、該枠体24はその外径が可動鏡筒7の内径よりも
一回り小さく、その内径が上記レンズホルダ15の外径
よりも一回り大きく形成されており、また、枠体24の
前端は開口されている。
【0030】上記レンズホルダ23に保持された第3群
レンズ5は1枚の凸レンズから成り、第1群レンズ2及
び第2群レンズ3を通過した光束をほぼ平行にする固定
レンズとなっている。
【0031】25は枠体24の前端縁のうち左斜め下部
に開口した略矩形の下部切欠であり、該下部切欠25は
上記可動鏡筒7の下部突出部9に対応した位置に形成さ
れ、上記レンズホルダ15が前後方向に移動した時にそ
のコイル支持腕17の短腕が枠体24に干渉しないよう
になっている。
【0032】26は枠体24の前端縁のうち右斜め上部
に開口した略矩形の上部切欠であり、該上部切欠26は
上記可動鏡筒7の上部突出部12に対応した位置に形成
され、上記レンズホルダ15が前後方向に移動した時に
その係止片支持腕20の短腕が枠体24に干渉しないよ
うになっている。
【0033】27は枠体24の後端部のうち左斜め上部
に形成された矩形孔であり、上記アイリス機構4の駆動
モータ28を配設するためのものである。
【0034】アイリス機構4は前後方向に扁平なドーナ
ツ状をしたケース体4aの中心孔に複数の絞り羽を有
し、該絞り羽がケース体4aの一端部に取着された上記
駆動モータ28により開閉するようになっており、この
ようなアイリス機構4はその駆動モータ28が枠体24
の上記矩形孔27内に位置するように配設され、かつ、
ケース体4aが枠体24内においてそのレンズホルダ2
3の稍前方に位置するように配設されている。
【0035】そして、可動鏡筒7、ズームレンズ3のレ
ンズホルダ15、レンズホルダ23及び枠体24は、第
1群レンズ2、ズームレンズ3、第3群レンズ5の光軸
が一致するように配置したとき、正面から見て、可動鏡
筒7のムービングコイル10の軸心とズームレンズ3の
レンズホルダ15のムービングコイル18の軸心とが一
致し、また、可動鏡筒7の係止片13の切欠14とレン
ズホルダ15の係止片21の切欠22とが開口する向き
を反対にして重なるようになっている。
【0036】29は後端が閉塞された略円筒状をした固
定鏡筒であり、該固定鏡筒29の後端壁29aには矩形
をした開口29bが形成され、該矩形の開口29bにロ
ーパスフィルタ30が取着されており、また、固定鏡筒
29の後端壁29aの内側であってその開口29bを挟
んだ上下の位置であって、固定鏡筒29の内部の上部及
び下部に側方から見て略U字状に折り曲げられて成るヨ
ーク31、31がそれぞれ配設されている。
【0037】ヨーク31、31のうち、軸心側に位置す
る片が内ヨーク片31a、31aで、また、その外側に
位置する片が外ヨーク片31b、31bであり、該外ヨ
ーク片31b、31bの内ヨーク片31a、31aに対
向する面にマグネット32、32が貼着されており、こ
れにより、内ヨーク片31a、31aとマグネット3
2、32との間に磁界が形成される。
【0038】33、33は上記第4群レンズ6を光軸方
向に摺動自在に支持するためのガイド軸であり、該ガイ
ド軸33、33は上記固定鏡筒29の後端壁29aの左
斜め上隅部及び右斜め下隅部から前方に向けて突設され
ている。尚、ガイド軸33、33の前端部は、固定鏡筒
29に上記レンズホルダ23が組み付けられたときに該
レンズホルダ23に形成されたガイド軸支持孔23a、
23aに支持されるようになっている。
【0039】34は後端面が閉塞され前端面が開口され
た円筒状で前後方向に長い円筒状ヨークであり、上記固
定鏡筒29の外面の左斜め下隅部にその軸心と固定鏡筒
29の軸心とが平行になるように取着されていて、該円
筒状ヨーク34はその後側の2/3の部分が固定鏡筒2
9に取着され前側の1/3の部分が固定鏡筒29の前端
から前方へ突出されている。
【0040】35、35は円筒状ヨーク34の側面に、
左斜め下方及び右斜め上方に開口するように、かつ、円
筒状ヨーク34の軸心と平行に延びるように形成された
スリットであり、該スリット35、35は円筒状ヨーク
34の長さ方向の中央から前端にかけて形成され、その
前端は円筒状ヨーク34の前端に開口されている。
【0041】36は透磁性の良好な材料により形成され
た丸棒状のガイド軸であり、上記円筒状ヨーク34内に
その中心とその軸心とが一致するように配設されてい
る。
【0042】38、38は横断面形状が円弧状のマグネ
ットであり、上記円筒状ヨーク34の内周面に上記スリ
ット35、35を避けるように貼着されており、これに
より、マグネット38、38とガイド軸36との間に磁
界が形成される。
【0043】37は透磁性の良好な材料により円板状で
中心に中心孔37aが形成された閉塞板であり、該閉塞
板37は上記円筒状ヨーク34の前端開口を覆うと共に
中心孔37aにガイド軸36の先端が圧入状に嵌合する
ように配設され、これにより、円筒状ヨーク34とガイ
ド軸36とを磁気的に連結して、後述のように磁路が形
成されたとき、マグネット38、38から円筒状ヨーク
34を経て円筒状ヨーク34の後端壁を通る磁路と当該
閉塞板37を通る磁路とが形成される。
【0044】また、閉塞板37には、その右斜め上部で
あって円筒状ヨーク34のスリット35、35のうち固
定鏡筒29側に形成されたスリット35に対応した位置
に扇状の切欠37aが形成されており、これによってズ
ームレンズ3のレンズホルダ15のコイル支持腕17の
移動を阻止しないようになっている。
【0045】そして、ガイド軸36に上記レンズホルダ
15のムービングコイル18及び可動鏡筒7のムービン
グコイル10がそれぞれ外嵌状に位置されると、マグネ
ット38、38−円筒状ヨーク34−(閉塞板37)−
ガイド軸36−マグネット38、38という磁路が形成
されて、可動鏡筒用リニアモータ11及びズームレンズ
用リニアモータ19が構成される。
【0046】39は固定鏡筒29の右斜め上部に外方に
突出するように一体に形成された筒状をした上部突出部
であり、該上部突出部39はその軸心が前後方向に延
び、固定鏡筒29の略全長に亘って形成されている。
【0047】また、上部突出部39の右斜め上部には、
右斜め上方に開口するように、かつ、円筒状ヨーク34
の軸心と平行に延びるようにスリット39aが形成され
ており、該スリット39aは上記可動鏡筒7の上部突出
部12の係止片13に対応した位置に形成され、可動鏡
筒7が前後方向に移動した時に係止片13が固定鏡筒2
9の上記上部突出部39に干渉しないようになってい
る。
【0048】40は上記上部突出部39の略軸心に位置
するように配設された回止軸であり、上部突出部39の
後端壁カら前方に向けて突設され、その前端は固定鏡筒
29の前端よりも前方に突出し、上記円筒状ヨーク34
と略同じ長さに形成されている。
【0049】そして、回止軸40に上記レンズホルダ1
5の係止片21の切欠22及び可動鏡筒7の係止片13
の切欠14がそれぞれ摺動自在に係合し、これにより、
レンズホルダ15及び可動鏡筒7が上記ガイド軸36を
中心に回動しないようになっている。
【0050】41は第4群レンズ6用の略円筒状をした
レンズ保持部材であり、その左斜め上部及び右斜め下部
にはそれぞれ外方へ向かって突出した被支持片42、4
2を有する。
【0051】第4群レンズ6は2つのレンズ6a、6b
で構成され、レンズ6aは負のメニスカスレンズ、レン
ズ6bは両凸レンズで、第4群レンズ6は全体として正
レンズとされており、上記レンズ保持部材41に保持さ
れている。
【0052】かかる第4群レンズ6は上記レンズ保持部
材41の移動により前後方向に移動され、撮影時におけ
る可動レンズであり、主にフォーカシングを行なうフォ
ーカスレンズとなっている。尚、かかるフォーカスレン
ズ6は上記変倍系レンズの補完もするようになってい
る。
【0053】43、43は上記レンズ保持部材41の被
支持片42、42に形成された案内孔であり、上記ガイ
ド軸33、33にそれぞれ対向する位置に設けられ、ま
た、その一方の案内孔43は上記ガイド軸33と略同じ
大きさか又は稍大きく形成され、他方の案内孔43は横
断面形状が長孔状でその短径が上記ガイド軸33と略同
じ大きさか又は稍大きく形成されている。
【0054】44は上記レンズ保持部材41の回りを囲
うようにその被支持片42、42に一体に形成された四
角筒状のコイルボビンであり、上記固定鏡筒29よりも
一回り小さな断面形状をしており、該コイルボビン44
の外周に可動コイル45が巻回されている。
【0055】可動コイル45が巻回されたコイルボビン
44の上下方向の外法寸法は上記固定鏡筒29の2つの
ヨーク31、31に取着されたマグネット38と38と
の間の間隔よりも小さく、また、コイルボビン44の上
下方向の内法寸法は内ヨーク片31a、31aのそれぞ
れのマグネット38、38に対向する面と面との間の間
隔より大きく形成されている。
【0056】しかして、以上のように構成された各部材
は次のように組み立てられて、レンズ鏡筒1が形成され
る。
【0057】先ず、固定鏡筒29のガイド軸33、33
に上記第4群レンズ6のレンズ保持部材41の案内孔4
3、43が外嵌され、レンズ保持部材41が固定鏡筒
(29)に摺動自在に支持される。
【0058】このとき、レンズ保持部材41が上記ガイ
ド軸33、33に支持された状態において、コイルボビ
ン44及び可動コイル45はその上片及び下片が上記固
定鏡筒29のヨーク31、31のそれぞれの磁界内に各
別に位置され、かつ、これらとは非接触な状態とされ、
マグネット32、32−外ヨーク片31b、31b−内
ヨーク片31a、31a−マグネット32、32という
磁路が形成される。
【0059】従って、可動コイル45に通電が為される
と、可動コイル45が前後方向への移動力を受けるの
で、レンズ保持部材41がガイド軸33、33に案内さ
れて前後方向へ移動され、これによって、フォーカスレ
ンズ6が前後方向、即ち、レンズ系の光軸方向へ移動さ
れて、フォーカシングが為される。
【0060】第3群レンズ5が取着されたレンズホルダ
23が上記固定鏡筒29の前面開口を覆うように、か
つ、第3群レンズ5の光軸と上記第4群レンズ6との光
軸とが一致するように配設される。
【0061】ズームレンズ3を保持したレンズホルダ1
5は、そのムービングコイル18が上記円筒状ヨーク3
4に遊嵌状に内嵌されると共にガイド軸36に摺動自在
に外嵌され、また、その係合片21の切欠22が上記固
定鏡筒29の回止軸40に摺動可能に係合される。この
状態においては、ズームレンズ3はその光軸が上記第3
群レンズ5及びフォーカスレンズ6の光軸と一致すると
共に、レンズホルダ15が光軸方向に摺動自在に支持さ
れる。
【0062】これにより、ムービングコイル18がガイ
ド軸36とマグネット38との間に形成される磁界内に
位置されてズームレンズ用リニアモータ19を構成し、
また、上記切欠22と回止軸40との係合によりレンズ
ホルダ15はガイド軸36の周方向に回動せず、ズーム
レンズ3の光軸が第3群レンズ5及びフォーカスレンズ
6の光軸からずれることはない。
【0063】そして、ムービングコイル18に通電が為
されると、ムービングコイル18が前後方向への移動力
を受けるので、レンズホルダ15がガイド軸36に案内
されて前後方向へ移動され、これによって、ズームレン
ズ3が前後方向、即ち、レンズ系の光軸方向へ移動され
て、ズーミングが為される。
【0064】可動鏡筒7は上記レンズホルダ15が固定
鏡筒29に支持された後、そのムービングコイル10が
上記円筒状ヨーク34に遊嵌状に内嵌されると共にガイ
ド軸36に摺動自在に外嵌され、また、その係合片13
の切欠14が上記固定鏡筒29の回止軸40に摺動自在
に係合される。この状態においては、可動鏡筒7の第1
群レンズ2はその光軸が上記ズームレンズ3、第3群レ
ンズ5及び第4群レンズ6の光軸と一致すると共に、可
動鏡筒7が光軸方向に摺動自在に支持される。
【0065】これにより、ムービングコイル10がガイ
ド軸36とマグネット38との間に形成される磁界内に
位置されて可動鏡筒リニアモータ11を構成し、また、
上記切欠14と回止軸40との係合により可動鏡筒7は
ガイド軸36の周方向に回動せず、第1群レンズ2の光
軸がズームレンズ3、第3群レンズ5及び第4群レンズ
6の光軸からずれることはない。
【0066】そして、ムービングコイル10に通電が為
されると、ムービングコイル10が前後方向への移動力
を受けるので、可動鏡筒7がガイド軸36に案内されて
前後方向へ移動され、これによって、可動鏡筒7が固定
鏡筒29側に位置された状態(沈胴状態)とこの状態か
ら前方に繰り出された撮影可能な状態(撮影状態)との
間を移動される。
【0067】しかして、可動鏡筒7が固定鏡筒29に対
して繰り込まれて沈胴状態とされると、ズームレンズ3
はその可動範囲のうち最も固定鏡筒29側の位置に位置
され、前方への移動が阻止される。
【0068】また、この状態においては、可動鏡筒用リ
ニアモータ11の前端部、即ち、円筒状ヨーク34、マ
グネット38、38、ガイド軸38のこれらの前端部及
び閉塞板37が第1群レンズ2の後端のレンズ2cの切
欠8内に位置されるため、これらが干渉することはな
く、従って、仮りに、切欠8がなかった場合と比較し
て、沈胴量を大きくすることができる。
【0069】一方、可動鏡筒7が固定鏡筒29から前方
に繰り出されて撮影状態にされたとき、可動鏡筒7と固
定鏡筒29との間に空間16が形成され、該空間16内
においてズームレンズ3が移動可能となる。
【0070】また、この状態においては、可動鏡筒7の
後端縁は第3群レンズ5のレンズホルダ23よりも前方
に位置されるが、該レンズホルダ23には前方へ突設さ
れた枠体24が一体に形成されているため、該枠体24
に上記可動鏡筒7の後端部が外嵌された状態に保たれ、
よって、当該部分から塵埃などが侵入することを防止す
ることができる。
【0071】そして、可動鏡筒7が撮影状態とされた
後、ズームレンズ用リニアモータ19のムービングコイ
ル18に駆動電流が供給されてズームレンズ3が移動さ
れて、適宜ズーミングが為されると共に、上記可動コイ
ル45に駆動電流が供給されてフォーカスレンズ6が移
動されて、適宜フォーカシングが為される。
【0072】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明レンズ鏡筒は、可動鏡筒が固定鏡筒又はカメ
ラ本体に対して光軸方向に繰り出し可能に配設され、該
可動鏡筒が繰り出された状態撮影可能とされた沈胴型
のレンズ鏡筒において、変倍系及び/又は合焦系の可動
レンズと、光軸周りに各別に配置されるようにそれぞれ
固定鏡筒に支持された変倍系及び/又は合焦系の可動レ
ンズを案内するためのガイド軸と、変倍系及び/又は合
焦系の可動レンズを駆動する駆動源とを有し、可動レン
ズの少なくとも1つはガイド軸と該可動レンズの保持部
材の係合する部分を該可動レンズより後方に設けて、
動鏡筒が固定鏡筒又はカメラ本体に対して繰り出された
時に形成される空間を可動レンズの可動空間としたこと
を特徴とする。
【0073】従って、本発明レンズ鏡筒によれば、変倍
系及び/又は合焦系の可動レンズを案内するためのガイ
ド軸を光軸周りに各別に配置されるようにそれぞれ固定
鏡筒に支持したので、ガイド軸を可動鏡筒に支持させる
場合に比べると機構ガタなどによる影響を受けず、可動
鏡筒を繰り出す際の精度が確保される。また、収納時に
ガイド部材同士が干渉し合うこともない。そして、可動
レンズの少なくとも1つはガイド軸と可動レンズの保持
部材の係合する部分を該可動レンズより後方に設けて、
可動鏡筒を固定鏡筒又はカメラ本体に対して繰り出した
時に形成される空間を変倍系及び/又は合焦系の可動レ
ンズの可動空間としたので、可動鏡筒の沈胴状態では変
倍形及び/又は合焦系の可動レンズの可動空間を設ける
必要がなく、また、ガイド軸と可動レンズの保持部材の
係合する部分を後方にずらすことでガイド軸を短くでき
るので、不必要に固定鏡筒又はカメラ本体を光軸方向に
大きくすることがなく、カメラ全体のコンパクト化に寄
与することができる。
【0074】尚、上記実施例において本発明レンズ鏡筒
をビデオカメラのレンズ鏡筒に適用したものについて説
明したが、本発明はこれに限らず、所謂スチルカメラの
レンズ鏡筒に適用することもでき、また、可動鏡筒を固
定鏡筒に対して繰り出し自在にした沈胴型レンズ鏡筒に
ついて説明したが、本発明は可動鏡筒をカメラ本体に対
して繰り出し自在にした沈胴型レンズ鏡筒に適用するこ
ともできる。
【0075】また、上記実施例において各駆動手段をリ
ニアモータにより構成したが、本発明レンズ鏡筒の可動
部の駆動手段は、例えば、送りネジと送りナットとの組
み合せによる駆動手段であっても良い。
【0076】更に、上記実施例において示した具体的な
形状乃至構造は、本発明の実施に当たっての具体化のほ
んの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明
の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明レンズ鏡筒をビデオカメラの沈胴
型レンズ鏡筒に適用した実施の一例を示すものであり、
撮影状態を示す斜視図である。
【図2】沈胴状態を示す斜視図である。
【図3】分解斜視図である。
【図4】正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図で、沈胴状態を示
す。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図で、撮影状態
のテレ端を示す。
【図7】図4のVII−VII線に沿う断面図で、撮影
状態のワイド端を示す。
【図8】図4のVIII−VIII線に沿う断面図で、
撮影状態のテレ端を示す。
【図9】図6のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図9のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】図6のXII−XII線に沿う断面図であ
る。
【図13】図6のXIII−XIII線に沿う断面図で
ある。
【図14】図15と共に従来のレンズ鏡筒の一例を概略
的に示すものであり、本図は撮影状態を示す断面図であ
る。
【図15】沈胴状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 2 第1群レンズ 3 第2群レンズ(変倍系可動レンズ) 5 第3群レンズ 6 第4群レンズ(合焦系可動レンズ) 7 可動鏡筒 11 可動鏡筒リニアモータ 16 可動空間 19 ズームレンズリニアモータ 29 固定鏡筒33 ガイド軸 36 ガイド軸 45 可動コイル(駆動源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/04 G02B 7/04 G02B 7/08 H04N 5/232

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動鏡筒が固定鏡筒又はカメラ本体に対
    して光軸方向に繰り出し可能に配設され、該可動鏡筒が
    繰り出された状態撮影可能とされた沈胴型のレンズ鏡
    において、 変倍系及び/又は合焦系の可動レンズと、 光軸周りに各別に配置されるようにそれぞれ固定鏡筒に
    支持された、上記変倍系及び/又は合焦系の可動レンズ
    を案内するためのガイド軸と、 上記変倍系及び/又は合焦系の可動レンズを駆動する駆
    動源と、 を有し、上記可動レンズの少なくとも1つは上記ガイド軸と該可
    動レンズの保持部材の係合する部分を該可動レンズより
    後方に設けて、 上記可動鏡筒が固定鏡筒又はカメラ本体に対して繰り出
    された時に形成される空間を上記可動レンズの可動空間
    としたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 レンズ鏡筒に収納されるレンズ系を構成
    する複数のレンズ群が4つのレンズ群で、物体側から正
    のレンズ群、負のレンズ群、正のレンズ群、正のレンズ
    群の順になるように並べられたことを特徴とする請求項
    1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 第2群レンズが変倍系可動レンズ群で、
    第4群レンズが合焦系可動レンズ群であることを特徴と
    する請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 変倍系及び/又は合焦系の可動レンズの
    前後方向の移動動作をリニアモータにより行なうように
    したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のレ
    ンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 ビデオカメラにおけるレンズ鏡筒として
    用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    又は請求項4に記載のレンズ鏡筒。
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