JPH10197775A - 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器 - Google Patents

沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器

Info

Publication number
JPH10197775A
JPH10197775A JP9000267A JP26797A JPH10197775A JP H10197775 A JPH10197775 A JP H10197775A JP 9000267 A JP9000267 A JP 9000267A JP 26797 A JP26797 A JP 26797A JP H10197775 A JPH10197775 A JP H10197775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding frame
optical axis
lens
lens barrel
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9000267A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yugi
直人 弓木
Takayuki Hayashi
孝行 林
Shigeki Murata
茂樹 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9000267A priority Critical patent/JPH10197775A/ja
Publication of JPH10197775A publication Critical patent/JPH10197775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学性能を維持し、非撮影時のレンズ鏡筒の
小型化を図る。 【解決手段】 第1レンズ群L1を保持する第1保持枠
1と、固定鏡筒の光軸物体側に設けられ第1保持枠1を
収納可能な本体6と、第1保持枠1に一端を固定した少
なくとも2つのガイド部材7と、これらのガイド部材7
の他端側を摺動支持するように固定鏡筒に設けられた支
持部と、ガイド部材7を固定鏡筒に対し光軸方向に摺動
させる駆動手段15とを備え、駆動手段15により、撮
影時には第1保持枠1を光軸物体側に繰り出し、非撮影
時には第1保持枠1を光軸像面側に移動させて本体6に
収納可能とした。これにより、第1レンズ群L1移動時
の光学ずれを最小限に抑えることができ、光学性能に対
する悪影響を少なくすることができる。また、非撮影時
にレンズ鏡筒の光軸方向の長さを短くできるため、光学
機器の小型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に撮影時に比
べ非撮影時におけるレンズ鏡筒の長さを短縮し、携帯性
に優れたビデオムービー等のレンズ鏡筒およびそれを用
いた光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル方式のビデオムービーの
普及とともに、超小型化が望まれている。そこでレンズ
鏡筒の小型化とともに、非撮影時における携帯性を考慮
し、非撮影時には鏡筒の長さが短くなる、いわゆる沈胴
式のレンズ鏡筒が提案されている。
【0003】従来、沈胴式のレンズ鏡筒としては、特開
平8−179188号公報に記載されたものが知られて
いる。図17、図18に従来の沈胴式レンズ鏡筒の構造
を示す。同図において、L1は撮影時(変倍及び合焦の
とき)に固定の第1レンズ群、L2は変倍用の第2レン
ズ群、L3は撮影時に固定の第3レンズ群、L4は変倍
に伴う像面変動の補正及び合焦の際に光軸上を移動する
第4レンズ群である。31は固定筒であり、撮像素子F
Aを固定保持している。37は第1保持枠であり、第1
レンズ群L1を保持している。39は第2保持枠であ
り、第2レンズ群L2を保持しており、第1保持枠37
とメスヘリコイド43との間に固定したバー40と41
によって光軸方向に移動可能となっている。メスヘリコ
イド43は第1保持枠37に固定され、固定筒31の外
周部に設けたヘリコイドと結合している。42は駆動モ
ータであり、メスヘリコイド43の外周部に設けたギア
43aと出力ギア42aとを噛み合わさせて非撮影時に
第1レンズ群L1を、即ち第1保持枠37を光軸方向に
直進駆動させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
沈胴式レンズ鏡筒においては、次のような問題点があっ
た。 (1) 撮影時に第1レンズ群L1を移動させる際、他の
レンズ群に対する位置ずれを最小限に抑え、光学性能に
対する悪影響を少なくする必要があるが、第1保持枠3
7の固定筒31に対するがたつきにより、光学ずれを最
小限に抑えることができなかった。また、第1保持枠3
7が固定筒31の外周面に案内されるため大型化し、非
撮影時においても第1レンズ群L1が外部に露出するな
どの構造から、レンズ鏡筒の小型化を図ることができな
かった。
【0005】(2) 第1レンズ群L1を移動させると、
光学機器本体より第1レンズ群L1が突出する。したが
って突出部分に外力が加わると、レンズそのものに力が
加わり、位置ずれが生じるため、基本の光学性能を維持
することができない。 (3) 突出する第1レンズ群L1には、コンバージョン
レンズやフィルタなどのアクセサリーを直接装着するこ
とができない。
【0006】したがって、この発明の目的は、光学性能
を維持し、非撮影時のレンズ鏡筒の小型化を図ることが
でき、またアクセサリーを直接装着することを可能とし
た沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の沈胴式レ
ンズ鏡筒は、撮像素子を固定した固定鏡筒に対して第1
レンズ群を光軸方向に進退自在に配置し、この第1レン
ズ群を撮影時には光軸物体側に移動させ、非撮影時には
光軸像面側に移動して使用する沈胴式レンズ鏡筒であっ
て、第1レンズ群を保持する第1保持枠と、固定鏡筒の
光軸物体側に設けられ第1保持枠を収納可能な本体と、
第1保持枠に一端を固定した少なくとも2つのガイド部
材と、これらのガイド部材の他端側を摺動支持するよう
に固定鏡筒に設けられた支持部と、ガイド部材を固定鏡
筒に対し光軸方向に摺動させる駆動手段とを備え、駆動
手段により、撮影時には第1保持枠を光軸物体側に繰り
出し、非撮影時には第1保持枠を光軸像面側に移動させ
て本体に収納可能としたことを特徴とする。
【0008】このように、少なくとも2つのガイド部材
の一端を第1レンズ群を保持する第1保持枠に固定し、
ガイド部材の他端側を固定鏡筒に設けられた支持部に摺
動支持するようにしたので、第1レンズ群移動時の光学
ずれを最小限に抑えることができ、光学性能に対する悪
影響を少なくすることができる。また、このようにガイ
ド部材を設けたことにより第1保持枠を固定鏡筒の光軸
物体側の本体に収納可能な形状にすることができ、非撮
影時にレンズ鏡筒の光軸方向の長さを短くできるため、
光学機器の小型化を図り、さらには携帯性を良くするこ
とができる。
【0009】請求項2記載の沈胴式レンズ鏡筒は、請求
項1において、ガイド部材は、第1レンズ群の最大径の
位置より光軸中心方向に設けた。このように、ガイド部
材を第1レンズ群の最大径の位置より光軸中心方向に設
けたので、沈胴式とすることにより増加するレンズ鏡筒
の外径の増加分を最小限に抑えることができ、さらに小
型化を図ることができる。
【0010】請求項3記載の沈胴式レンズ鏡筒は、請求
項1において、第1保持枠の外側にこの第1保持枠と係
合したレンズ保護のための外枠を備え、駆動手段により
外枠を移動させることにより、第1保持枠を光軸方向に
移動可能とするようにした。このように、第1保持枠の
外側にこの第1保持枠と係合したレンズ保護のための外
枠を備え、駆動手段により外枠を移動させることによ
り、第1保持枠を光軸方向に移動可能とするようにした
ので、突出時の第1レンズ群を外力から保護し、移動時
の光軸ずれを最小限に抑えることができる。
【0011】請求項4記載の沈胴式レンズ鏡筒は、請求
項3において、外枠にはアクセサリー装着用の装着手段
を設けた。このように、外枠にはアクセサリー装着用の
装着手段を設けたので、沈胴式のレンズ鏡筒であっても
容易にアクセサリーを装着できる。請求項5記載の沈胴
式レンズ鏡筒は、請求項1において、変倍に伴う像面変
動の補正と合焦を行う合焦系レンズ群と、この合焦系レ
ンズ群を保持する合焦系レンズ保持枠と、この合焦系レ
ンズ保持枠を光軸方向に移動させるリニアモータとを備
え、非撮影時には沈胴動作により合焦系レンズ保持枠を
固定鏡筒に固定するように構成した。
【0012】このように、リニアモータにより変倍に伴
う像面変動の補正及び合焦を行う合焦系レンズ群の合焦
系レンズ保持枠を移動させる方式においては、電源切断
時にはリニアモータのコイルに電流が流れないため、合
焦系レンズ保持枠を所定位置に保持することができない
が、非撮影時には沈胴動作により合焦系レンズ保持枠を
固定鏡筒に固定するように構成したので、電流非通電時
の合焦系レンズ保持枠のがたつきを防止することができ
る。
【0013】請求項6記載の沈胴式レンズ鏡筒は、撮像
素子を固定した固定鏡筒に対して第1レンズ群と変倍系
レンズ群を光軸方向に進退自在に配置し、この第1レン
ズ群を撮影時には光軸物体側に移動させ、非撮影時には
光軸像面側に移動して使用する沈胴式レンズ鏡筒であっ
て、第1レンズ群を保持する第1保持枠と、変倍系レン
ズ群を保持する変倍系レンズ保持枠と、固定鏡筒の光軸
物体側に設けられ第1保持枠と変倍系レンズ保持枠を収
納可能な本体と、第1保持枠と変倍系レンズ保持枠が係
合するカム溝を有し光軸中心に回転可能に本体に配置さ
れた断面円形のカム筒と、カム筒を回転させる回転手段
と、第1保持枠と変倍系レンズ保持枠の光軸方向の移動
をガイドするガイド部材と備え、カム筒の回転により、
撮影時には第1保持枠を光軸物体側に繰り出し、かつ変
倍範囲内で変倍レンズ保持枠を移動させ、非撮影時には
第1保持枠及び変倍レンズ保持枠を光軸像面側に移動さ
せて本体に収納したことを特徴とする。
【0014】このように、ガイド部材で第1保持枠と変
倍系レンズ保持枠の光軸方向の移動をガイドするので、
第1レンズ群移動時の光学ずれを最小限に抑えることが
でき、光学性能に対する悪影響を少なくすることができ
る。また、これに伴い第1保持枠の形状を小さくでき、
非撮影時には第1保持枠及び変倍レンズ群を光軸像面側
に移動させて本体に収納したので、レンズ鏡筒の小型化
を図ることができる。また、第1保持枠と変倍系レンズ
保持枠が係合するカム溝を有する断面円形のカム筒を光
軸中心に回転可能に本体に配置し、回転手段によりカム
筒を回転させることにより、第1保持枠を光軸物体側に
繰り出し、かつ変倍範囲内で変倍レンズ保持枠を移動さ
せることができるので、沈胴用モータと変倍用レンズ群
移動のモータを兼用することによる低コスト化を図るこ
とができる。
【0015】請求項7記載の光学機器は、請求項1,6
のいずれかに記載の沈胴式レンズ鏡筒と、第1保持枠の
外側に配置されたレンズ保護用の外装と、外装を光軸方
向に移動させる移動手段とを備え、移動手段により外装
と第1保持枠の沈胴動作を連動させ、同一方向に移動さ
せることを特徴とする。このように、第1保持枠の外側
にレンズ保護用の外装を配置し、この外装を移動手段に
より光軸方向に移動させるようにしたので、突出時の第
1レンズ群を外力から保護することができる。また、移
動手段は外装と第1保持枠の沈胴動作を連動させ、同一
方向に移動させるようにしたので操作性がよい。
【0016】請求項8記載の光学機器は、請求項7にお
いて、外装にアクセサリー装着用の装着手段を設けた。
このように、外装にアクセサリー装着用の装着手段を設
けたので、沈胴式のレンズを用いた光学機器であって
も、容易にアクセサリーを装着できる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態の沈
胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器を図1および図
2に基づいて説明する。L1は撮影時固定の第1レンズ
群、L2は変倍用の第2レンズ群、L3は撮影時に固定
の第3レンズ群、L4は変倍に伴う像面変動の補正及び
合焦の際に光軸上移動する第4レンズ群である。
【0018】1は第1保持枠であり、第1レンズ群L1
を保持している。第1保持枠1には、2本のガイドポー
ル(ガイド部材)7の一端が固定されている。一般にビ
デオムービーに使われるレンズ鏡筒では、第1レンズ群
L1の直径が一番大きくなる。そこでガイドポール7の
一端を、第1レンズ群L1の最外径の位置と同等、ある
いはそれより光軸中心方向で固定することにより、沈胴
式とすることにより増加するレンズ鏡筒の外径の増加分
を最小限に抑えることができる。2は第2レンズ群L2
を保持する第2保持枠であり、2本のガイドポール7に
よって光軸方向に移動可能となっている。また第2保持
枠2は、駆動用モータ11からの駆動力により送りねじ
(図示せず)を介して光軸方向に移動し、変倍を行う。
3は第3レンズ群L3を保持する固定の第3保持枠であ
り、本体6とマスターフランジ(固定鏡筒)5により挟
まれて固定されている。4は第4レンズ群L4を保持す
る第4保持枠であり、第3保持枠3とマスターフランジ
5の間に保持された2本のガイドポール8により光軸方
向に移動可能となっている。また、第4保持枠4は、駆
動用モータ12からの駆動力により送りねじ(図示せ
ず)を介して光軸方向に移動し、変倍に伴う像面変動の
補正と合焦を行っている。13は撮像素子であり、マス
ターフランジ5に固定されている。14は絞りユニット
である。
【0019】マスターフランジ5には、ガイドポール7
を摺動支持するための支持部9,10が光軸中心と平行
に設けられている。支持部9はマスターフランジ5と一
体の2つのメタル軸受9a,9bで構成され、これらの
メタル軸受9a,9bの内径の差、同軸度などの精度が
十分に確保されている。したがって、この2つの支持部
9,10をガイドポール7が摺動するため、ガイドポー
ル7の一端が固定された第1保持枠1に保持された第1
レンズ群L1の光軸中心は、第1保持枠1が移動して
も、固定レンズ群L3、合焦レンズ群L4の光軸及び撮
像素子13の中心からずれない。よって所定の光学性能
が確保できる。また変倍時に移動する第2保持枠2もこ
のガイドポール7により光軸方向に移動するため、第1
保持枠1と同様に光軸からずれない。
【0020】15は第1保持枠1を移動させるための駆
動用モータ(駆動手段)であり、一体に設けられた送り
ねじ15aは第1保持枠1の突起部1aに設けられたね
じ部と噛み合っている。よって駆動用モータ15の回転
により、第1保持枠1は光軸方向に移動可能となってい
る。以上のように構成された沈胴式レンズ鏡筒につい
て、以下その動作を述べる。
【0021】まず図1に示す撮影時の状態から、図2に
示す非撮影時の状態に移行する際の動作について説明す
る。図1の撮影時の状態より、撮影準備スイッチ等がオ
フされると、撮影が終了する。第2保持枠2が駆動用モ
ータ11により像面側(矢印A方向)に移動する。次に
駆動用モータ15が回転し、送りねじ15aが回転する
ことにより、第1保持枠1が像面方向に移動する。第1
保持枠1が所定の位置まで移動したことをセンサーが検
知し、駆動用モータ15の回転が停止する。その結果図
2に示すように、図1の場合に比べレンズ鏡筒の光軸方
向の長さが距離bだけ短くなった沈胴状態となる。
【0022】次に図2に示す非撮影時の状態から、図1
に示す撮影時の状態に移行する際の動作について説明す
る。図2の非撮影時の状態より、撮影準備スイッチ等が
オンとなると撮影準備状態になる。駆動用モータ15が
回転し、送りねじ15aが回転することにより、第1保
持枠1が物体側(矢印Aと反対方向)に移動する。第1
保持枠1が所定の位置まで移動したことをセンサーが検
知し、駆動用モータ15の回転が停止する。これにより
図1に示す第1レンズ群L1が所定の位置に固定された
撮影時の状態になる。ここで第1保持枠1は所定位置ま
で移動するが、ガイドポール7は精度良く取り付けられ
たマスターフランジ5の支持部材9,10を摺動するこ
とにより、ガイドポール7が固定された第1保持枠1も
光軸中心からずれることはなく、所定の光学性能が確保
できる。実際の撮影時には、駆動用モータ11と駆動用
モータ12により、それぞれ第2保持枠2と第4保持枠
4を初期位置に移動させた後、それぞれ変倍と変倍に伴
う像面変動の補正及び合焦の動作を開始する。
【0023】以上のようにこの実施の形態によれば、少
なくとも2つのガイドポール7の一端を第1レンズ群L
1を保持する第1保持枠1に固定し、ガイドポール7の
他端側をマスターフランジ5に設けられた支持部9,1
0に摺動支持するようにしたので、第1レンズ群L1移
動時の光学ずれを最小限に抑え、光学性能に対する悪影
響を少なくすることができる。また、沈胴式とすること
により増加するレンズ鏡筒の外径の増加分を最小限に抑
えつつ、上記のようにガイドポール7を設けたことによ
り第1保持枠1をマスターフランジ5の光軸物体側の本
体6に収納可能な形状にすることができ、非撮影時のレ
ンズ鏡筒の光軸方向の長さを短くできるため、光学機器
の小型化を図り、さらには携帯性を良くすることができ
る。
【0024】なおこの実施の形態では、第1保持枠1の
光軸方向の移動を送りねじ15aを用いて行ったが、リ
ニアモータ等を用いるなどのその他の構成であっても差
し支えない。また、ガイドポールを2本のみとし、第4
保持枠4も第2保持枠2と共通のガイドポールを移動さ
せる構成としても良い。また光学機器に設けられたビュ
ーファインダーのスライド動作をトリガーとして、第1
保持枠1を移動させる駆動用モータを動作させるような
構成としても良い。
【0025】またこの実施の形態では、撮影時に第1レ
ンズ群L1が物体側に繰り出され、所定の位置に固定さ
れて使用する光学系について述べたが、光学系の変更に
より、第1レンズ群L1を移動させながら任意の位置で
使用し、変倍の倍率によりレンズ鏡筒長さを変化させる
全長可変方式にも対応できる。つぎに、この発明の第2
の実施の形態について、図3〜図5を用いて説明する。
図5は外枠16を本体6から取り出した状態を示してい
る。なお、これまで説明したものについては同一の番号
を付し、その説明は省略する。
【0026】16は第1保持枠1の外側に設けられた外
枠であり、その外周は本体6の内周と摺動可能となって
いる。外枠16は、第1保持枠1が光学機器等から突出
した際、第1保持枠1に直接力が加わらないよう保護す
るためのものである。この枠16の外周の一部には、
図5に示すように、複数のカムシャフト16aが設けら
れている。さらにこのカムシャフト16aが設けられて
いない部分には歯車16bが形成されている。駆動用モ
ータ17の歯車17aは、本体6に取りつけられた歯車
18と、さらに歯車18は、外枠16に設けられた歯車
16bと噛み合っている。つまり、駆動用モータ17が
回転することにより、その駆動力は外枠16に伝達さ
れ、外枠16は光軸中心に一定速度で回転する。
【0027】本体6の一部には、らせん状のカム溝6a
が設けられており、外枠16に設けられたカムシャフト
16aがカム溝6aと係合している。さらに第1保持枠
1は、その一部1bにより外枠16と光軸中心に回転自
在に係合されている。したがって、外枠16が駆動用モ
ータ17の駆動力により、カム溝6aに沿って光軸方向
に回転移動する。そして第1保持枠1も、ガイドポール
7が支持部材9,10により支持され、光軸方向に移動
可能となっているため、光軸方向に直進移動するような
構成となっている。
【0028】以上のように構成された沈胴式レンズ鏡筒
について、以下その動作を述べる。まず図3に示す撮影
時の状態から、図4に示す非撮影時の状態に移行する際
の動作について説明する。図3の撮影時の状態より、撮
影準備スイッチ等がオフされると、撮影が終了する。第
2保持枠2が駆動用モータ11により像面側に移動す
る。次に駆動用モータ17が回転し、歯車18を介して
外枠16が光軸中心に回転しながら像面方向に移動する
ことにより、第1保持枠1も像面方向に移動する。第1
保持枠1が所定の位置まで移動したことをセンサーが検
知し、駆動用モータ17の回転が停止する。その結果、
図4に示すように、図3の場合に比べ鏡筒の光軸方向の
長さが距離bだけ短くなった沈胴状態となる。
【0029】次に図4に示す非撮影時の状態から、図3
に示す撮影時の状態に移行する際の動作について説明す
る。図4の非撮影時の状態より、撮影準備スイッチがオ
ンとなると撮影準備状態になる。駆動用モータ17が回
転し、歯車18を介して外枠16が光軸中心に回転しな
がら物体方向に移動することにより、第1保持枠1も物
体方向に移動する。第1保持枠1が所定の位置まで移動
したことをセンサーが検知し、駆動用モータ17の回転
が停止する。これにより図3に示す第1レンズ群L1が
所定の位置に固定された撮影時の状態になる。ここで第
1保持枠1は所定位置まで移動するが、ガイドポール7
は精度良く取り付けられたマスターフランジ5の支持部
材9,10を摺動することにより、ガイドポール7が固
定された第1保持枠1も光軸中心からずれることはな
く、所定の光学性能が確保できる。さらに第1保持枠1
と同時に突出した外枠16は、直接第1保持枠1に外力
が加わらないように保護する役目を果たす。実際の撮影
時には、駆動用モータ11と駆動用モータ12により、
それぞれ第2保持枠2と第4保持枠4を初期位置に移動
させた後、それぞれ変倍と変倍に伴う像面変動の補正及
び合焦の動作を開始する。
【0030】以上のようにこの実施の形態によれば、第
1の実施の形態と同様に沈胴式でない既存のレンズ鏡筒
に対する外径の増加分を最小限に抑えつつ、非撮影時の
レンズ鏡筒の光軸方向の長さを短くできるため、光学機
器の小型化を図り、さらには携帯性を良くすることがで
きる。しかも撮影時におけるレンズ移動時の光軸ずれを
最小限に抑え、光学性能に対する悪影響を少なくするこ
とができる。また、第1保持枠1の外側にレンズ保護用
の外枠16を設けたことにより、直接レンズに外力が加
わることを防止でき、撮影時の鏡筒の信頼性を高めるこ
とができる。
【0031】なおこの実施の形態では、外枠16の光軸
方向の移動をカムシャフト16aとカム溝6aが係合す
る円筒カムを用いて行ったが、その他の構成であっても
差し支えない。また光学機器に設けられたビューファイ
ンダーのスライド動作をトリガーとして、外枠16を移
動させる駆動用モータを動作させるような構成としても
良い。
【0032】またこの実施の形態では、撮影時に第1レ
ンズ群L1が物体側に繰り出され、所定の位置に固定さ
れて使用する光学系について述べたが、光学系の変更に
より、第1レンズ群L1を移動させながら任意の位置で
使用し、変倍の倍率によりレンズ鏡筒長さを変化させる
全長可変方式にも対応できる。つぎに、この発明の第3
の実施の形態について、図6を用いて説明する。なお第
2の実施の形態のものを使用するため、これまで説明し
たものと同一のものは同一の符号を付し、その説明は省
略する。
【0033】16cは、19に示すコンバージョンレン
ズやフィルタなどのアクセサリーを装着するためのねじ
であり、外枠16の先端部分に設けられている。アクセ
サリー装着は、光学機器の拡張性を増すためにも不可欠
なものであるが、第1保持枠1が撮影時には物体側に突
出するため、レンズ鏡筒の固定部分には取り付けること
はできない。また第1保持枠1は、装着の際の外力によ
り位置精度が保てず、光軸ずれが発生するためるため、
直接取り付けることはできない。そこでレンズ保護用の
外枠16に取り付ける。
【0034】以上のように構成された沈胴式レンズ鏡筒
について、以下その動作を述べる。非撮影時の状態(図
示せず)から駆動用モータ17が回転し、歯車18を介
して外枠16が光軸中心に回転しながら物体方向に移動
することにより、第1保持枠1も物体方向に移動する。
第1保持枠1が所定の位置まで移動したことをセンサー
が検知し、駆動用モータ17の回転が停止する。これに
より図6に示す第1レンズ群L1が所定の位置に固定さ
れた撮影時の状態になる。この状態で、アクセサリー1
9を外枠16の装着ねじ部16cに取り付けることによ
り、容易にアクセサリー装着ができる。
【0035】以上のようにこの実施の形態によれば、沈
胴式のレンズ鏡筒では困難であったアクセサリー装着
を、外枠16も第1保持枠1と同一量突出させるという
簡単な構成により実現するとができる。その結果、携帯
性に優れ、超小型の光学機器であっても、これまでの光
学機器同様、いろいろな拡張性を持たせることができ
る。
【0036】つぎに、この発明の第4の実施の形態につ
いて、図7および図8を用いて説明する。なお、本発明
の構成は、合焦系レンズを光軸方向に移動させる部分以
外は第2の実施の形態について説明したものと同一であ
るため、同一の番号を付し、その説明は省略する。4は
変倍に伴う像面変動の補正及び合焦を行う第4レンズ群
L4を保持する第4保持枠であり、その周りにはコイル
23が巻回されている。この第4保持枠4は、第3保持
枠3とマスターフランジ5の間に固定されたガイドポー
ル(図示せず)により、光軸方向に移動可能である。マ
スターフランジ5の後部には、略U字状に折り曲げられ
て成るヨーク24が配設されている。またヨーク24に
はマグネット25が設けられ、磁界が形成される。つま
り、コイル23、ヨーク24、マグネット25及びガイ
ドポールによりリニアモータ26を構成している。この
リニアモータ26により第4保持枠4を光軸方向に移動
させることができる。27は、ガイドポール7の後方に
取り付けられた押圧部材であり、ガイドポール7が光軸
像面方向に摺動することにより、第4保持枠4を押圧す
ることが可能である。
【0037】以上のように構成された沈胴式レンズ鏡筒
について、以下その動作を述べる。まず図7に示す撮影
時の状態から、図8に示す非撮影時の状態に移行する際
の動作について説明する。図7の撮影時の状態より、撮
影準備スイッチ等がオフされると、撮影が終了する。第
2保持枠2が駆動用モータ11により像面側に移動す
る。そして駆動用モータ17が回転し、歯車18を介し
て外枠16が光軸中心に回転しながら像面方向に移動す
ることにより、第1保持枠1も像面方向に移動する。第
1保持枠1が所定の位置まで移動したことをセンサーが
検知し、駆動用モータ17の回転が停止する。その結
果、図8に示すように、図7の場合比べ鏡筒の光軸方向
の長さが距離bだけ短くなった沈胴状態となる。また電
源切断時には、第4保持枠4を駆動するリニアモータ2
6のコイル23には電流が流れないため、リニアモータ
26は位置制御して、第4保持枠4を所定位置に保持す
ることができない。したがって外部からの振動や衝撃が
加わると、第4保持枠4の移動によりがたがた音が発生
する。そこで沈胴時には、ガイドポール7の後方に設け
られた押圧部材27で押圧することにより、第4保持枠
4をロックすることができる。
【0038】次に図8に示す非撮影時の状態から、図7
に示す撮影時の状態に移行する際の動作について説明す
る。図8の非撮影時の状態より、撮影準備スイッチがオ
ンとなると撮影準備状態になる。駆動用モータ17が回
転し、歯車18を介して外枠16が光軸中心に回転しな
がら物体方向に移動することにより、第1保持枠1も物
体方向に移動する。第1保持枠1が所定の位置まで移動
したことをセンサーが検知し、駆動用モータ17の回転
が停止する。これにより図7に示す第1レンズ群L1が
所定の位置に固定された撮影時の状態になる。またガイ
ドポール7の移動により押圧部材27も物体方向に移動
するため、第4保持枠4のロックも解除される。実際の
撮影時には、駆動用モータ11とリニアモータ26によ
り、それぞれ第2保持枠2と第4保持枠4を初期位置に
移動させた後、それぞれ変倍と変倍に伴う像面変動の補
正及び合焦の動作を開始する。
【0039】以上のようにこの実施の形態によれば、高
速化、低消費力化の点で優れたリニアモータ26を採用
したレンズ鏡筒であっても、沈胴動作による簡単な構成
で、電流非通電時の第4保持枠4をロックし、移動によ
る音の発生等を防止することができる。すなわち、リニ
アモータ26により変倍に伴う像面変動の補正及び合焦
を行う第4レンズ群L4の第4保持枠4を移動させる方
式においては、電源切断時にはリニアモータ26のコイ
ル23に電流が流れないため、第4保持枠4を所定位置
に保持することができないが、非撮影時には沈胴動作に
より第4保持枠4をマスターフランジ5に固定するよう
に構成したので、電流非通電時の第4保持枠4のがたつ
きを防止することができる。このため、レンズ鏡筒の信
頼性を高めることができる。
【0040】なお、同様に、変倍を行う第2レンズ群L
2の第2保持枠2をリニアモータで移動させる方式を採
用したレンズ鏡筒であっても、沈胴動作による簡単な構
成で電流非通電時の第2保持枠2をロックし、移動によ
る音の発生等を防止することができる。つぎに、この発
明の第5の実施の形態について、図9〜図11を用いて
説明する。なお、これまで説明したものについては同一
の番号を付し、その説明は省略する。
【0041】1は第1保持枠であり、第1レンズ群L1
を保持している。第1保持枠1は、本体6と第3保持枠
3とで固定されたガイドポール20により光軸方向に移
動可能となるように保持されている。さらに第1保持枠
1の片方にはカムシャフト1cが設けられている。2は
第2レンズ群L2を保持する第2保持枠であり、第1保
持枠1と同様に、2本のガイドポール20により光軸方
向に移動可能となるように保持されている。さらに第2
保持枠の片方にはカムシャフト2aが設けられている。
21はカム溝21a、21bを有する断面円形のカム筒
であり、その外周が本体6の内周と摺動することにより
光軸中心に回転可能である。
【0042】ここで図11に、カム筒21の形状を示
す。21aは第1保持枠1のカムシャフト1cが摺動す
るカム溝であり、21bは第2保持枠2のカムシャフト
2aが摺動するカム溝である。カム溝21aでは、カム
筒21が矢印B方向に一定回転することにより、カムシ
ャフト1cは矢印Dの方向に進む。カムシャフト1cの
移動により第1保持枠1は距離dだけ光軸方向に移動す
るが、Mの場所を越えるとカム溝21aが光軸と直交す
ることにより、それ以上は光軸方向に移動しない。つま
りこの位置が撮影時の第1保持枠1の所定の位置であ
る。カム溝21bでは、カム筒21が矢印B方向に一定
回転するが、初めは光軸と直交しているため、Nの位置
に達するまでは第2保持枠2は光軸方向に移動しない。
その後、Nを越えると距離eだけ移動可能となる。つま
りこの距離eが変倍の範囲である。またカム筒21の一
部には歯車21cが設けられ、駆動用モータ22の歯車
22aと噛み合っている。
【0043】以上のように構成された沈胴式レンズ鏡筒
について、以下その動作を述べる。まず図9に示す撮影
時の状態から、図10に示す非撮影時の状態に移行する
際の動作について説明する。図9の撮影時の状態より、
撮影準備スイッチ等がオフされると、撮影が終了する。
駆動用モータ22が回転し、カム筒21が矢印C方向に
回転することにより、カムシャフト2aがカム溝21b
に沿って摺動し、変倍範囲内の最も像面側のNの位置ま
で移動する。つまり第2保持枠2が最も像面側まで移動
したことになり、それ以上は光軸方向に移動しない。さ
らにカム筒21が回転すると、カムシャフト1cがMの
位置を越え、第1保持枠1が像面方向に移動する。そし
て第1保持枠1が距離dだけ移動し所定の位置まで達し
たことをセンサーが検知し、駆動用モータ22の回転が
停止する。その結果図10に示すように、図7の場合に
比べ鏡筒の光軸方向の長さが距離cだけ短くなった沈胴
状態となる。
【0044】次に図10に示す非撮影時の状態から、図
9に示す撮影時の状態に移行する際の動作について説明
する。図10の非撮影時の状態より、撮影準備スイッチ
がオンとなると撮影準備状態になる。駆動用モータ22
が回転し、カム筒21が矢印B方向に回転することによ
り、カムシャフト1cがカム溝21aに沿って摺動し、
第1保持枠1が距離dだけ光軸物体方向に移動する。カ
ム筒21をこれ以上回転させても第1保持枠1は光軸方
向に移動しないため、この位置で第1保持枠1は固定さ
れる。つまりこの状態が撮影開始時の状態である。実際
の撮影時には、駆動用モータ22がさらに回転し、変倍
範囲内eを正逆方向に回転することにより変倍動作を行
う。同時に第4保持枠4は駆動用モータ12により駆動
されることにより、変倍に伴う像面変動の補正及び合焦
動作を行う。
【0045】以上のようにこの実施の形態によれば、非
撮影時のレンズ鏡筒の光軸方向の長さを短くできるた
め、光学機器の小型化を図り、さらには携帯性を良くす
ることができる。しかも撮影時におけるレンズ移動時の
光軸ずれを最小限に抑え、光学性能に対する悪影響を少
なくすることができる。すなわち、ガイドポール20で
第1保持枠1と第2保持枠2の光軸方向の移動をガイド
するので、第1レンズ群L1移動時の光学ずれを最小限
に抑えることができ、光学性能に対する悪影響を少なく
することができる。また、これに伴い第1保持枠1の形
状を小さくでき、非撮影時には第1保持枠1及び第2保
持枠2を光軸像面側に移動させて本体6に収納したの
で、レンズ鏡筒の小型化を図ることができる。また、第
1保持枠1と第2保持枠2が係合するカム溝21a,2
1bを有する断面円形のカム筒21を光軸中心に回転可
能に本体6に配置し、回転手段によりカム筒21を回転
させることにより、第1保持枠1の沈胴動作と変倍用レ
ンズの第2保持枠2の移動を1つの駆動用モータ22で
行うことができるため、低コスト化を図ることができ
る。
【0046】つぎに、この発明の第6の実施の形態につ
いて、図12から図15を用いて説明する。なお、本発
明の光学機器の構成は、第1の実施の形態について説明
した沈胴式レンズ鏡筒を用いているため、説明したもの
については同一の番号を付し、その説明は省略する。5
0はビデオムービー等の光学機器である。28は沈胴式
レンズ鏡筒を取り付ける光学機器50に設けられた第1
の外装である。29は第1の外装28に対し、光軸方向
に移動可能な第2の外装29である。この第2の外装2
9は、沈胴式レンズ鏡筒の第1保持枠1の移動量と略同
一量移動可能である。また第2の外装29には、手動操
作により第2の外装29を移動可能とするスイッチ29
aが、第1の外装28より突出した状態で取り付けられ
ている。
【0047】以上のように構成された光学機器につい
て、以下その動作を述べる。まず図12に示す撮影時の
状態から、図13に示す非撮影時の状態に移行する際の
動作について説明する。図12の撮影時の状態より、撮
影準備スイッチ等がオフされると、撮影が終了する。第
2保持枠2が駆動用モータ11により像面側に移動す
る。そして駆動用モータ15が回転し、送りねじ15a
が回転することにより、第1保持枠1が像面方向に移動
する。第1保持枠1が所定の位置まで移動したことをセ
ンサーが検知し、駆動用モータ15の回転が停止する。
その結果図13に示すように、図12の場合に比べ鏡筒
の光軸方向の長さが距離bだけ短くなった沈胴状態とな
る。そして第2の外装29を手動ボタン29aにより像
面側に移動させることにより動作が完了する。
【0048】次に図13に示す非撮影時の状態から、図
12に示す撮影時の状態に移行する際の動作について説
明する。図13の非撮影時の状態より、手動ボタン29
aにより第2の外装29を物体側に移動させ、所定位置
まで移動したことを検知すると撮影準備状態になる。駆
動用モータ15が回転し、送りねじ15aが回転するこ
とにより、第1保持枠1が物体側に移動する。第1保持
枠1が所定の位置まで移動したことをセンサーが検知
し、駆動用モータ15の回転が停止する。これにより図
12に示す第1レンズ群L1が所定の位置に固定された
撮影時の状態になる。実際の撮影時には、駆動用モータ
11と駆動用モータ12により、それぞれ第2保持枠2
と第4保持枠4を初期位置に移動させた後、それぞれ変
倍と変倍に伴う像面変動の補正及び合焦の動作を開始す
る。
【0049】以上のようにこの実施の形態によれば、非
撮影時のレンズ鏡筒の光軸方向の長さを短くし、ビデオ
ムービー等の光学機器の携帯性を良くできるることは言
うまでもなく、光学機器の外装をスライド可能としたこ
とにより、突出する第1保持枠1を保護することがで
き、撮影時の光学機器の信頼性を高めることができる。
なおこの実施の形態においては、撮影準備スイッチをオ
フにしたことにより駆動用モータ15を駆動する構成と
したが、第2の外装29の像面方向への移動動作をトリ
ガーとして駆動用モータ15を駆動する構成としても良
い。
【0050】またこの第2の外装29は従来の光学機器
において、レンズ鏡筒の前面に設けられた開閉シャッタ
ーに変わるものであり、第2の外装29の繰り出し、収
納の動作に連動して、光学機器に設けられた開閉シャッ
ターの動作を行うような構成であっても良い。また外装
のスライド動作については、ビューファインダーのスラ
イド動作と連動させる構成としてもよい。つまりビュー
ファインダーと外装とは、機械的に逆方向にスライドす
る構成とする。撮影時には、ビューファインダーを後方
に繰り出すため、この後方移動により、外装は前方に繰
り出す。逆に非撮影時には、ビューファインダーを前方
に収納するため、この前方移動により、外装は後方に収
納される。また、この実施の形態の外装を第5の実施の
形態に適用することもできる。
【0051】最後に、この発明の第7の実施の形態につ
いて、図16を用いて説明する。なお第6の実施の形態
のものを使用するため、これまで説明したものと同一の
ものは同一の符号を付し、その説明は省略する。29b
は、30に示すコンバージョンレンズやフィルタなどの
アクセサリーを装着するためのねじであり、光学機器5
0の第2の外装29の先端部分に設けられている。アク
セサリー装着は、光学機器の拡張性を増すためにも不可
欠なものであるが、第1保持枠1が撮影時には物体側に
突出するため、レンズ鏡筒の固定部分には取り付けるこ
とはできない。また第1保持枠1には、装着の際に外力
により位置精度が保てず、光軸ずれが発生するためるた
め、直接取り付けることはできない。そこでレンズ保護
用の第2の外装29に取り付ける。
【0052】以上のように構成された光学機器につい
て、以下その動作を述べる。非撮影時の状態(図示せ
ず)から手動ボタン29aにより第2の外装29を物体
側に移動させ、所定位置まで移動したことを検知すると
撮影準備状態になる。駆動用モータ15が回転し、送り
ねじ15aが回転することにより、第1保持枠1が物体
側に移動する。第1保持枠1が所定の位置まで移動した
ことをセンサーが検知し、駆動用モータ15の回転が停
止する。これにより図16に示す第1レンズ群L1が所
定の位置に固定された撮影時の状態になる。この状態
で、アクセサリー30を第2の外装29の装着ねじ部2
9bに取り付けることにより、容易にアクセサリーを装
着できる。
【0053】以上のようにこの実施の形態によれば、沈
胴式のレンズ鏡筒を用いたビデオムービー等の光学機器
では困難であったアクセサリー装着を、外装を第1保持
枠1と同一量突出させるという簡単な構成により実現す
るとができる。その結果、携帯性に優れ、超小型の光学
機器であっても、これまでの光学機器同様、いろいろな
拡張性を持たせることができる。
【0054】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の沈胴式レンズ
鏡筒によれば、少なくとも2つのガイド部材の一端を第
1レンズ群を保持する第1保持枠に固定し、ガイド部材
の他端側を固定鏡筒に設けられた支持部に摺動支持する
ようにしたので、第1レンズ群移動時の光学ずれを最小
限に抑えることができ、光学性能に対する悪影響を少な
くすることができる。また、このようにガイド部材を設
けたことにより第1保持枠を固定鏡筒の光軸物体側の本
体に収納可能な形状にすることができ、非撮影時にレン
ズ鏡筒の光軸方向の長さを短くできるため、光学機器の
小型化を図り、さらには携帯性を良くすることができ
る。また、第1レンズ群を移動させながら任意の位置で
使用することにより、変倍の倍率により鏡筒長さが変化
する全長可変方式にも対応できるという顕著な効果が得
られる。
【0055】請求項2では、ガイド部材を第1レンズ群
の最大径の位置より光軸中心方向に設けたので、沈胴式
とすることにより増加するレンズ鏡筒の外径の増加分を
最小限に抑えることができ、さらに小型化を図ることが
できる。請求項3では、第1保持枠の外側にこの第1保
持枠と係合したレンズ保護のための外枠を備え、駆動手
段により外枠を移動させることにより、第1保持枠を光
軸方向に移動可能とするようにしたので、突出時の第1
レンズ群を外力から保護し、移動時の光軸ずれを最小限
に抑えることができる。
【0056】請求項4では、外枠にはアクセサリー装着
用の装着手段を設けたので、沈胴式のレンズ鏡筒であっ
ても容易にアクセサリーを装着できる。請求項5では、
リニアモータにより変倍に伴う像面変動の補正及び合焦
を行う合焦系レンズ群の合焦系レンズ保持枠を移動させ
る方式においては、電源切断時にはリニアモータのコイ
ルに電流が流れないため、合焦系レンズ保持枠を所定位
置に保持することができないが、非撮影時には沈胴動作
により合焦系レンズ保持枠を固定鏡筒に固定するように
構成したので、電流非通電時の合焦系レンズ保持枠のが
たつきを防止することができる。
【0057】この発明の請求項6記載の沈胴式レンズ鏡
筒によれば、ガイド部材で第1保持枠と変倍系レンズ保
持枠の光軸方向の移動をガイドするので、第1レンズ群
移動時の光学ずれを最小限に抑えることができ、光学性
能に対する悪影響を少なくすることができる。また、こ
れに伴い第1保持枠の形状を小さくでき、非撮影時には
第1保持枠及び変倍レンズ群を光軸像面側に移動させて
本体に収納したので、レンズ鏡筒の小型化を図ることが
できる。また、第1保持枠と変倍系レンズ保持枠が係合
するカム溝を有する断面円形のカム筒を光軸中心に回転
可能に本体に配置し、回転手段によりカム筒を回転させ
ることにより、第1保持枠を光軸物体側に繰り出し、か
つ変倍範囲内で変倍レンズ保持枠を移動させることがで
きるので、沈胴用モータと変倍用レンズ群移動のモータ
を兼用することによる低コスト化を図ることができる。
【0058】この発明の請求項7記載の光学機器によれ
ば、第1保持枠の外側にレンズ保護用の外装を配置し、
この外装を移動手段により光軸方向に移動させるように
したので、突出時の第1レンズ群を外力から保護するこ
とができる。また、移動手段は外装と第1保持枠の沈胴
動作を連動させ、同一方向に移動させるようにしたので
操作性がよい。
【0059】請求項8では、外装にアクセサリー装着用
の装着手段を設けたので、沈胴式のレンズを用いた光学
機器であっても、容易にアクセサリーを装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による撮影時の要
部断面図である。
【図2】第1の実施の形態による非撮影時の要部断面図
である。
【図3】この発明の第2の実施の形態による撮影時の要
部断面図である。
【図4】第2の実施の形態による非撮影時の要部断面図
である。
【図5】第2の実施の形態の一部分解斜視図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態によるアクセサリ
ー装着時の要部断面図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態による撮影時の要
部断面図である。
【図8】第4の実施の形態による非撮影時の要部断面図
である。
【図9】この発明の第5の実施の形態による撮影時の要
部断面図である。
【図10】第5の実施の形態による非撮影時の要部断面
図である。
【図11】第5の実施の形態によるカム筒のカム溝の形
状概略図である。
【図12】この発明の第6の実施の形態による撮影時の
要部断面図である。
【図13】第6の実施の形態による非撮影時の要部断面
図である。
【図14】第6の実施の形態による撮影時の光学機器の
概略図である。
【図15】第6の実施の形態による非撮影時の光学機器
の概略図である。
【図16】この発明の第7の実施の形態によるアクセサ
リー装着時の要部断面図である。
【図17】従来の沈胴式レンズ鏡筒による撮影時の要部
断面図である。
【図18】従来の沈胴式レンズ鏡筒による非撮影時の要
部断面図である。
【符号の説明】
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群 L4 第4レンズ群 1 第1保持枠 2 第2保持枠 3 第3保持枠 4 第4保持枠 5 マスターフランジ 6 本体 7 ガイドポール 9,10 支持部材 15,17,22 駆動モータ 21 カム筒 50 光学機器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を固定した固定鏡筒に対して第
    1レンズ群を光軸方向に進退自在に配置し、この第1レ
    ンズ群を撮影時には光軸物体側に移動させ、非撮影時に
    は光軸像面側に移動して使用する沈胴式レンズ鏡筒であ
    って、前記第1レンズ群を保持する第1保持枠と、前記
    固定鏡筒の光軸物体側に設けられ前記第1保持枠を収納
    可能な本体と、前記第1保持枠に一端を固定した少なく
    とも2つのガイド部材と、これらのガイド部材の他端側
    を摺動支持するように前記固定鏡筒に設けられた支持部
    と、前記ガイド部材を前記固定鏡筒に対し光軸方向に摺
    動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段により、撮影
    時には前記第1保持枠を光軸物体側に繰り出し、非撮影
    時には前記第1保持枠を光軸像面側に移動させて前記本
    体に収納可能としたことを特徴とする沈胴式レンズ鏡
    筒。
  2. 【請求項2】 ガイド部材は、第1レンズ群の最大径の
    位置より光軸中心方向に設けた請求項1記載の沈胴式レ
    ンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 第1保持枠の外側にこの第1保持枠と係
    合したレンズ保護のための外枠を備え、駆動手段により
    前記外枠を移動させることにより、前記第1保持枠を光
    軸方向に移動可能とするようにした請求項1記載の沈胴
    式レンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 外枠にはアクセサリー装着用の装着手段
    を設けた請求項3記載の沈胴式レンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 変倍に伴う像面変動の補正と合焦を行う
    合焦系レンズ群と、この合焦系レンズ群を保持する合焦
    系レンズ保持枠と、この合焦系レンズ保持枠を光軸方向
    に移動させるリニアモータとを備え、非撮影時には沈胴
    動作により前記合焦系レンズ保持枠を固定鏡筒に固定す
    るように構成した請求項1記載の沈胴式レンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 撮像素子を固定した固定鏡筒に対して第
    1レンズ群と変倍系レンズ群を光軸方向に進退自在に配
    置し、この第1レンズ群を撮影時には光軸物体側に移動
    させ、非撮影時には光軸像面側に移動して使用する沈胴
    式レンズ鏡筒であって、前記第1レンズ群を保持する第
    1保持枠と、前記変倍系レンズ群を保持する変倍系レン
    ズ保持枠と、前記固定鏡筒の光軸物体側に設けられ前記
    第1保持枠と前記変倍系レンズ保持枠を収納可能な本体
    と、前記第1保持枠と前記変倍系レンズ保持枠が係合す
    るカム溝を有し光軸中心に回転可能に前記本体に配置さ
    れた断面円形のカム筒と、前記カム筒を回転させる回転
    手段と、前記第1保持枠と前記変倍系レンズ保持枠の光
    軸方向の移動をガイドするガイド部材と備え、前記カム
    筒の回転により、撮影時には前記第1保持枠を光軸物体
    側に繰り出し、かつ変倍範囲内で変倍レンズ保持枠を移
    動させ、非撮影時には前記第1保持枠及び変倍レンズ保
    持枠を光軸像面側に移動させて前記本体に収納したこと
    を特徴とする沈胴式レンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 請求項1,6のいずれかに記載の沈胴式
    レンズ鏡筒と、第1保持枠の外側に配置されたレンズ保
    護用の外装と、前記外装を光軸方向に移動させる移動手
    段とを備え、前記移動手段により前記外装と前記第1保
    持枠の沈胴動作を連動させ、同一方向に移動させること
    を特徴とする光学機器。
  8. 【請求項8】 外装にアクセサリー装着用の装着手段を
    設けた請求項7記載の光学機器。
JP9000267A 1997-01-06 1997-01-06 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器 Pending JPH10197775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9000267A JPH10197775A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9000267A JPH10197775A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器

Related Child Applications (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002299956A Division JP2003149538A (ja) 2002-10-15 2002-10-15 光学機器
JP2002303727A Division JP3410731B2 (ja) 2002-10-18 2002-10-18 光学機器
JP2002303728A Division JP3410732B2 (ja) 2002-10-18 2002-10-18 光学機器
JP2002314451A Division JP2003177297A (ja) 2002-10-29 2002-10-29 光学機器
JP2002315445A Division JP3410733B1 (ja) 2002-10-30 2002-10-30 光学機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10197775A true JPH10197775A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11469145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9000267A Pending JPH10197775A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10197775A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350706A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Canon Inc レンズ鏡筒および撮影装置
WO2004031826A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器
JP2004126027A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器
JP2005017981A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Canon Inc カメラ
JP2005189443A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Chinontec Kk レンズ鏡筒およびカメラ
WO2006011621A1 (en) * 2004-07-26 2006-02-02 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel, camera and portable information terminal apparatus
US7199945B2 (en) 2004-05-11 2007-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Lens apparatus and optical apparatus equipped with same
JP2009223234A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Ricoh Co Ltd レンズユニットおよびカメラ
JP2011215653A (ja) * 2011-08-04 2011-10-27 Canon Inc レンズ鏡筒ユニット
US8432478B2 (en) 2004-03-22 2013-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Image-taking apparatus including lens apparatus operable between housed state and image-taking state
CN108563004A (zh) * 2018-02-02 2018-09-21 中国科学院西安光学精密机械研究所 光轴高稳定的三组联动连续变焦机构

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350706A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Canon Inc レンズ鏡筒および撮影装置
US7907842B2 (en) 2002-09-30 2011-03-15 Panasonic Corporation Collapsible lens barrel and optical instrument using the same
WO2004031826A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器
JP2004126027A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器
US7308195B2 (en) 2002-09-30 2007-12-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Collapsible lens barrel and optical instrument using the same
CN100399097C (zh) * 2002-09-30 2008-07-02 松下电器产业株式会社 伸缩式透镜镜筒和使用该镜筒的光学仪器
US8023813B2 (en) 2002-09-30 2011-09-20 Panasonic Corporation Collapsible lens barrel and optical instrument using the same
US7653295B2 (en) 2002-09-30 2010-01-26 Panasonic Corporation Collapsible lens barrel and optical instrument using the same
JP2005017981A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Canon Inc カメラ
JP2005189443A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Chinontec Kk レンズ鏡筒およびカメラ
US8432478B2 (en) 2004-03-22 2013-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Image-taking apparatus including lens apparatus operable between housed state and image-taking state
US7199945B2 (en) 2004-05-11 2007-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Lens apparatus and optical apparatus equipped with same
WO2006011621A1 (en) * 2004-07-26 2006-02-02 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel, camera and portable information terminal apparatus
US7832945B2 (en) 2004-07-26 2010-11-16 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel, camera and portable information terminal apparatus
US7963706B2 (en) 2004-07-26 2011-06-21 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel, camera and portable information terminal apparatus
CN100432734C (zh) * 2004-07-26 2008-11-12 株式会社理光 镜筒、照相机和便携式信息终端设备
JP2009223234A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Ricoh Co Ltd レンズユニットおよびカメラ
JP2011215653A (ja) * 2011-08-04 2011-10-27 Canon Inc レンズ鏡筒ユニット
CN108563004A (zh) * 2018-02-02 2018-09-21 中国科学院西安光学精密机械研究所 光轴高稳定的三组联动连续变焦机构
CN108563004B (zh) * 2018-02-02 2024-01-05 中国科学院西安光学精密机械研究所 光轴高稳定的三组联动连续变焦机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4817877B2 (ja) レンズ装置および撮像装置
JP5448630B2 (ja) レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器
WO2004031826A1 (ja) 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器
JP5006602B2 (ja) 撮像装置
JPH10197775A (ja) 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器
JP2004151503A (ja) レンズ装置
JP2007033961A (ja) レンズ駆動装置
JP4471371B2 (ja) レンズ鏡筒および光学装置
JP2003131111A (ja) レンズ駆動装置
JP2002214667A (ja) レンズ鏡筒および撮影装置
JP2002107598A (ja) 沈胴式レンズ鏡筒及びこれを用いた光学機器
JP2006259130A (ja) レンズ鏡筒
JP4434601B2 (ja) カメラ
JP3410733B1 (ja) 光学機器
JP3410731B2 (ja) 光学機器
JP2003177297A (ja) 光学機器
JP3371571B2 (ja) レンズ鏡筒
JP3410732B2 (ja) 光学機器
JP2017126013A (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
EP2203773B1 (en) Lens apparatus and imaging apparatus
JP2003149538A (ja) 光学機器
JP2011203385A (ja) レンズ駆動装置及び撮像装置
JP2008151938A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP4532673B2 (ja) 光学機器および撮影装置
JP2007163841A (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置並びにレンズ位置調整方法