JPH05264599A - オシロスコープ - Google Patents
オシロスコープInfo
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- JPH05264599A JPH05264599A JP3541092A JP3541092A JPH05264599A JP H05264599 A JPH05264599 A JP H05264599A JP 3541092 A JP3541092 A JP 3541092A JP 3541092 A JP3541092 A JP 3541092A JP H05264599 A JPH05264599 A JP H05264599A
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- switch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切換スイッチを用いて調節つまみによる設定
値および/または回路設定値の保存・再生処理を簡単に
する。 【構成】 電圧データは、電圧値読取器2,4,6上の
調節つまみ1,3,5から読み取られ、書込制御回路7
からデータスイッチ12とメモリスイッチ8に転送され
る。メモリスイッチ8を閉じて書込制御回路7からレジ
スタ群9に書き込まれた電圧データは、保存操作により
保存メモリ11に保存される。再生操作でメモリスイッ
チ8を開いて保存メモリ11からレジスタ群9に再生さ
れた電圧データは、データスイッチ12およびD/A変
換器13を経て回路設定部14に転送され、再生された
設定値で回路を動作させる。
値および/または回路設定値の保存・再生処理を簡単に
する。 【構成】 電圧データは、電圧値読取器2,4,6上の
調節つまみ1,3,5から読み取られ、書込制御回路7
からデータスイッチ12とメモリスイッチ8に転送され
る。メモリスイッチ8を閉じて書込制御回路7からレジ
スタ群9に書き込まれた電圧データは、保存操作により
保存メモリ11に保存される。再生操作でメモリスイッ
チ8を開いて保存メモリ11からレジスタ群9に再生さ
れた電圧データは、データスイッチ12およびD/A変
換器13を経て回路設定部14に転送され、再生された
設定値で回路を動作させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定値保存・再生機能
付オシロスコープに関する。
付オシロスコープに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オシロスコープは、電気信号を
入力して時間の経過による電圧の変化を波形として画面
に表示する装置である。オシロスコープの画面に表示さ
れる波形の輝度調節、波形のポジションコントロール、
トリガレベルの設定等は、調節ボリュームつまみ(以
下、調節つまみという。)と呼ばれる操作つまみによっ
て調整される。設定値保存・再生機能とは、設定値をメ
モリに保存しておき、必要に応じて保存値を読み出して
回路に設定することができる機能である。
入力して時間の経過による電圧の変化を波形として画面
に表示する装置である。オシロスコープの画面に表示さ
れる波形の輝度調節、波形のポジションコントロール、
トリガレベルの設定等は、調節ボリュームつまみ(以
下、調節つまみという。)と呼ばれる操作つまみによっ
て調整される。設定値保存・再生機能とは、設定値をメ
モリに保存しておき、必要に応じて保存値を読み出して
回路に設定することができる機能である。
【0003】この種のオソロスコープは、調節つまみの
位置に応じて調整される電圧値を基に回路を動作させる
構成となっており、調節つまみを操作して回路設定値が
変化することにより、回路の動作が変更される。保存値
の再生の際は、波形観測に必要な回路に該当する設定値
を保存メモリから読み出し、D/A変換し、直接回路に
出力して動作を変更させている。
位置に応じて調整される電圧値を基に回路を動作させる
構成となっており、調節つまみを操作して回路設定値が
変化することにより、回路の動作が変更される。保存値
の再生の際は、波形観測に必要な回路に該当する設定値
を保存メモリから読み出し、D/A変換し、直接回路に
出力して動作を変更させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオシロスコープでは、調節つまみによって調節され
る電圧値の保存値の再生方法としては、1回路に対し1
電圧値を保存値の中から読み出して回路に設定しなけれ
ばならないため、オシロスコープの測定条件を変更する
場合、調節つまみの電圧値を保存値から読み出して該当
する回路へ設定するという動作を、存在する調節つまみ
毎に実施しなければならないという問題があった。
来のオシロスコープでは、調節つまみによって調節され
る電圧値の保存値の再生方法としては、1回路に対し1
電圧値を保存値の中から読み出して回路に設定しなけれ
ばならないため、オシロスコープの測定条件を変更する
場合、調節つまみの電圧値を保存値から読み出して該当
する回路へ設定するという動作を、存在する調節つまみ
毎に実施しなければならないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、保存値の再生時に、回路への設定を容易
に行なうことのできるオシロスコープを提供することを
目的とするものである。
るものであり、保存値の再生時に、回路への設定を容易
に行なうことのできるオシロスコープを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、調節つまみのそれぞれの位置に応じて電
圧値を入力値として読み取る複数の読取手段と、各入力
値の順番を制御する制御手段と、入力値を一時保持して
おく複数のレジスタと、各レジスタに書き込まれた値を
保存しておくメモリ手段と、任意の保存値をレジスタへ
再生する生成手段と、保存値をレジスタに再生するとき
に入力値のレジスタへの書き込みを阻止する第1のスイ
ッチと、入力値または保存値の選択を行なう第2のスイ
ッチと、読取手段によって読み取られた入力値および/
またはレジスタからの再生値を回路に設定可能な値に変
換する変換手段と、変換された設定値を基に各回路を動
作させる回路設定手段とを備えたものである。
成するために、調節つまみのそれぞれの位置に応じて電
圧値を入力値として読み取る複数の読取手段と、各入力
値の順番を制御する制御手段と、入力値を一時保持して
おく複数のレジスタと、各レジスタに書き込まれた値を
保存しておくメモリ手段と、任意の保存値をレジスタへ
再生する生成手段と、保存値をレジスタに再生するとき
に入力値のレジスタへの書き込みを阻止する第1のスイ
ッチと、入力値または保存値の選択を行なう第2のスイ
ッチと、読取手段によって読み取られた入力値および/
またはレジスタからの再生値を回路に設定可能な値に変
換する変換手段と、変換された設定値を基に各回路を動
作させる回路設定手段とを備えたものである。
【0007】本発明はまた、調節つまみのそれぞれの位
置に応じて電圧値を入力値として読み取る複数の読取手
段と、各入力値の順番を制御する制御手段と、各回路の
設定値を複数保存しておくメモリ手段と、メモリ手段か
ら任意の保存値を再生する再生手段と、再生された保存
値を一時的に保持しておく複数のレジスタと、入力値ま
たは保存値の選択を行なうスイッチと、読取手段によっ
て読み取られた入力値および/またはレジスタからの再
生値を回路に設定可能な値に変換する変換手段と、変換
された設定値をもとに各回路を動作させる回路設定手段
とを備えたものである。
置に応じて電圧値を入力値として読み取る複数の読取手
段と、各入力値の順番を制御する制御手段と、各回路の
設定値を複数保存しておくメモリ手段と、メモリ手段か
ら任意の保存値を再生する再生手段と、再生された保存
値を一時的に保持しておく複数のレジスタと、入力値ま
たは保存値の選択を行なうスイッチと、読取手段によっ
て読み取られた入力値および/またはレジスタからの再
生値を回路に設定可能な値に変換する変換手段と、変換
された設定値をもとに各回路を動作させる回路設定手段
とを備えたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、保存値の再生時
にスイッチを切り換えるだけで、再生した保存値を用い
て素早く回路を動作させることができる。また本発明に
よれば、スイッチの切り換えをリモートコントロールで
行なうことによって、調節つまみで手動操作を行なう場
合と同様に回路を動作させることができる。
にスイッチを切り換えるだけで、再生した保存値を用い
て素早く回路を動作させることができる。また本発明に
よれば、スイッチの切り換えをリモートコントロールで
行なうことによって、調節つまみで手動操作を行なう場
合と同様に回路を動作させることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のであり、調節つまみが3個存在する場合の実施例であ
る。図1において、1,3,5は操作者により操作され
る調節つまみ、2,4,6は各調節つまみ1,3,5を
備え、これらによって可変される電圧値を読み取る電圧
値読取器、7は電圧値読取器2,4,6から出力される
各入力電圧データの順番を制御する書込制御回路、8は
レジスタ群9に電圧データを書き込むかどうかを選択す
るメモリスイッチ、9はメモリスイッチ8を通って転送
される複数の電圧データを一時的に保持する3個のレジ
スタ9a,9b,9cからなるレジスタ群、10は電圧
データを保存・再生する際のメモリアドレスを発生させ
る保存・再生アドレス発生器、11は電圧データを保存
する保存メモリ、12は転送する電圧データを書込制御
回路7を介して電圧値読取器2,4,6から直接入力す
るか(A側)、レジスタ群9から入力するか(B側)を
切り換えるデータスイッチ、13はデータスイッチ12
を通った電圧データを回路設定部14へ入力可能な値に
変換するD/A変換器、14は転送されてきた電圧値を
各回路に設定して動作させる回路設定部である。
のであり、調節つまみが3個存在する場合の実施例であ
る。図1において、1,3,5は操作者により操作され
る調節つまみ、2,4,6は各調節つまみ1,3,5を
備え、これらによって可変される電圧値を読み取る電圧
値読取器、7は電圧値読取器2,4,6から出力される
各入力電圧データの順番を制御する書込制御回路、8は
レジスタ群9に電圧データを書き込むかどうかを選択す
るメモリスイッチ、9はメモリスイッチ8を通って転送
される複数の電圧データを一時的に保持する3個のレジ
スタ9a,9b,9cからなるレジスタ群、10は電圧
データを保存・再生する際のメモリアドレスを発生させ
る保存・再生アドレス発生器、11は電圧データを保存
する保存メモリ、12は転送する電圧データを書込制御
回路7を介して電圧値読取器2,4,6から直接入力す
るか(A側)、レジスタ群9から入力するか(B側)を
切り換えるデータスイッチ、13はデータスイッチ12
を通った電圧データを回路設定部14へ入力可能な値に
変換するD/A変換器、14は転送されてきた電圧値を
各回路に設定して動作させる回路設定部である。
【0010】図2は図1に示した電圧読取器2,4,6
の調節つまみ1,3,5が取り付けられる可変抵抗器1
5の内部構成を示すものである。この可変抵抗器15
は、1相で出力値の最大値・最小値が規定されていて、
左右に回転させることにより電源16によって規定され
る出力電圧値が増減する。各電圧値読取器2,4,6
は、図3に示すように、このような可変抵抗器15と、
可変抵抗器15が出力する電圧値を2進数の電圧データ
に変換するA/D変換器17とからなる。
の調節つまみ1,3,5が取り付けられる可変抵抗器1
5の内部構成を示すものである。この可変抵抗器15
は、1相で出力値の最大値・最小値が規定されていて、
左右に回転させることにより電源16によって規定され
る出力電圧値が増減する。各電圧値読取器2,4,6
は、図3に示すように、このような可変抵抗器15と、
可変抵抗器15が出力する電圧値を2進数の電圧データ
に変換するA/D変換器17とからなる。
【0011】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。図1において、操作者は、調節つまみ1,3,5
を右または左に回すことによって、出力する電圧データ
を変化させる。電圧値読取器2,4,6の内部では、図
2および図3に示すように、調節つまみ1,3,5の回
転角度(調節つまみの位置)に応じて可変抵抗器15の
抵抗が変化するので、可変抵抗器15から出力される電
圧値を、A/D変換器17がサンプリングして2進数の
電圧データに変換し、書込制御回路7へ出力する。書込
制御回路7は、転送されて来た電圧データを順番に一定
時間間隔で入力し、データスイッチ12およびメモリス
イッチ8へ転送する。データスイッチ12がA側に切り
換えられている場合、電圧値読取器2,4,6から出力
された電圧データは、書込制御回路7を介してD/A変
換器13に直接入力される。一方、書込制御回路7から
メモリスイッチ8へ転送された電圧データは、メモリス
イッチ8を介してレジスタ群9の各レジスタ9a,9
b,9cに、次の電圧データがくるまで一時的に保持さ
れる。
する。図1において、操作者は、調節つまみ1,3,5
を右または左に回すことによって、出力する電圧データ
を変化させる。電圧値読取器2,4,6の内部では、図
2および図3に示すように、調節つまみ1,3,5の回
転角度(調節つまみの位置)に応じて可変抵抗器15の
抵抗が変化するので、可変抵抗器15から出力される電
圧値を、A/D変換器17がサンプリングして2進数の
電圧データに変換し、書込制御回路7へ出力する。書込
制御回路7は、転送されて来た電圧データを順番に一定
時間間隔で入力し、データスイッチ12およびメモリス
イッチ8へ転送する。データスイッチ12がA側に切り
換えられている場合、電圧値読取器2,4,6から出力
された電圧データは、書込制御回路7を介してD/A変
換器13に直接入力される。一方、書込制御回路7から
メモリスイッチ8へ転送された電圧データは、メモリス
イッチ8を介してレジスタ群9の各レジスタ9a,9
b,9cに、次の電圧データがくるまで一時的に保持さ
れる。
【0012】レジスタ群9に一時的に保持されている電
圧データは、一定の操作により、保存メモリ11に保存
される。すなわち、保存・再生アドレス発生器10は、
保存操作時の操作者からの指定に基づいて、電圧データ
を保存メモリ11に保存するためのメモリアドレスを発
生させ、レジスタ群9の各レジスタ9a,9b,9cか
ら順番に電圧データを保存メモリ11に転送する。1回
の保存操作で、レジスタ群9内の電圧データを1組とし
て保存する。レジスタ群9には、最新の電圧データが保
存されているため、保存メモリ11に保存される電圧デ
ータは、現在の調節つまみの設定と同じである。保存メ
モリ11は、次の保存操作が実行されるまで、この電圧
データを保存する。保存メモリ11は、バッテリ電源に
より電源切断後もバックアップされているが、RAMを
用いて電源切断後は保存値が消去され、電源立ち上げ時
に再び保存値が設定されるように構成してもよい。
圧データは、一定の操作により、保存メモリ11に保存
される。すなわち、保存・再生アドレス発生器10は、
保存操作時の操作者からの指定に基づいて、電圧データ
を保存メモリ11に保存するためのメモリアドレスを発
生させ、レジスタ群9の各レジスタ9a,9b,9cか
ら順番に電圧データを保存メモリ11に転送する。1回
の保存操作で、レジスタ群9内の電圧データを1組とし
て保存する。レジスタ群9には、最新の電圧データが保
存されているため、保存メモリ11に保存される電圧デ
ータは、現在の調節つまみの設定と同じである。保存メ
モリ11は、次の保存操作が実行されるまで、この電圧
データを保存する。保存メモリ11は、バッテリ電源に
より電源切断後もバックアップされているが、RAMを
用いて電源切断後は保存値が消去され、電源立ち上げ時
に再び保存値が設定されるように構成してもよい。
【0013】保存メモリ11に保存されている電源デー
タは、その後は一定の操作によりレジスタ群9に転送し
て再生することができる。すなわち、保存・再生アドレ
ス発生器10は、操作者の再生操作の指定に基づいて、
電圧データが保存されている保存メモリ11内のメモリ
アドレスを発生させ、保存メモリ11から順番に電圧デ
ータをレジスタ群9のレジスタ9a,9b,9cに転送
する。レジスタ群9の各レジスタ内の電圧データは、保
存メモリ11に保存されていた電圧データに書き変えら
れ、B側に切り換えれらたデータスイッチ12を介して
D/A変換13へ転送される。
タは、その後は一定の操作によりレジスタ群9に転送し
て再生することができる。すなわち、保存・再生アドレ
ス発生器10は、操作者の再生操作の指定に基づいて、
電圧データが保存されている保存メモリ11内のメモリ
アドレスを発生させ、保存メモリ11から順番に電圧デ
ータをレジスタ群9のレジスタ9a,9b,9cに転送
する。レジスタ群9の各レジスタ内の電圧データは、保
存メモリ11に保存されていた電圧データに書き変えら
れ、B側に切り換えれらたデータスイッチ12を介して
D/A変換13へ転送される。
【0014】データスイッチ12により選択された電圧
値読取器2,4,6からの入力値またはレジスタ群9か
らの再生値に基づく電圧データは、D/A変換器13に
よって回路設定部14へ入力可能な値に変換され、回路
設定部14へ転送される。回路設定部14では、入力さ
れた電圧値を用いて各回路を動作させる。
値読取器2,4,6からの入力値またはレジスタ群9か
らの再生値に基づく電圧データは、D/A変換器13に
よって回路設定部14へ入力可能な値に変換され、回路
設定部14へ転送される。回路設定部14では、入力さ
れた電圧値を用いて各回路を動作させる。
【0015】このように、上記第1の実施例によれば、
電圧値読取器2,4,6で読み取られた電圧データをレ
ジスタ群9、保存・再生アドレス発生器10を経て保存
メモリ11に保存しておき、必要に応じてメモリスイッ
チ8を開けた状態で、一定の操作で保存電圧データをレ
ジスタ群9に再生し、データスイッチ12をB側に切り
換えることにより、以前の調節つまみの設定値を回路に
設定することができる。
電圧値読取器2,4,6で読み取られた電圧データをレ
ジスタ群9、保存・再生アドレス発生器10を経て保存
メモリ11に保存しておき、必要に応じてメモリスイッ
チ8を開けた状態で、一定の操作で保存電圧データをレ
ジスタ群9に再生し、データスイッチ12をB側に切り
換えることにより、以前の調節つまみの設定値を回路に
設定することができる。
【0016】上記第1の実施例では、書込制御回路7を
介した電圧値読取器2,4,6からの出力とレジスタ群
9からの出力とをデータスイッチ12により選択してD
/A変換器13に入力するように構成されているが、図
4に示す第2の実施例では、書込制御回路7を介した電
圧値読取器2,4,6からの出力とレジスタ群9からの
出力とを、それぞれD/A変換器13A,13BでD/
A変換してからデータスイッチ12により選択して回路
設定部14へ入力するように構成してある。この第2の
実施例でも、第1の実施例と同様な作用効果を有する。
介した電圧値読取器2,4,6からの出力とレジスタ群
9からの出力とをデータスイッチ12により選択してD
/A変換器13に入力するように構成されているが、図
4に示す第2の実施例では、書込制御回路7を介した電
圧値読取器2,4,6からの出力とレジスタ群9からの
出力とを、それぞれD/A変換器13A,13BでD/
A変換してからデータスイッチ12により選択して回路
設定部14へ入力するように構成してある。この第2の
実施例でも、第1の実施例と同様な作用効果を有する。
【0017】図5は本発明の第3の実施例を示してい
る。この第3の実施例が上記第1の実施例と異なるの
は、書込制御回路7とレジスタ群9との間にメモリスイ
ッチ8がないこと、および再生アドレス発生器18およ
び保存メモリ19によって固定電圧データが再生される
ことであり、他の構成は図1に示す第1の実施例と同じ
なので、同じ要素には同じ符号を付して重複した説明を
省略する。
る。この第3の実施例が上記第1の実施例と異なるの
は、書込制御回路7とレジスタ群9との間にメモリスイ
ッチ8がないこと、および再生アドレス発生器18およ
び保存メモリ19によって固定電圧データが再生される
ことであり、他の構成は図1に示す第1の実施例と同じ
なので、同じ要素には同じ符号を付して重複した説明を
省略する。
【0018】次に、上記第3の実施例の動作について説
明する。調節つまみ1,3,5の操作により電圧値読取
器2,4,6で読み取られ、2進数に変換された電圧デ
ータは、書込制御回路7へ出力される。書込制御回路7
は転送されてきた電圧データを順番に一定時間間隔で入
力し、データスイッチ12へ転送する。データスイッチ
12がA側に切り換えられている場合。電圧値読取器
2,4、6から出力された電圧データは、D/A変換器
13に直接入力される。
明する。調節つまみ1,3,5の操作により電圧値読取
器2,4,6で読み取られ、2進数に変換された電圧デ
ータは、書込制御回路7へ出力される。書込制御回路7
は転送されてきた電圧データを順番に一定時間間隔で入
力し、データスイッチ12へ転送する。データスイッチ
12がA側に切り換えられている場合。電圧値読取器
2,4、6から出力された電圧データは、D/A変換器
13に直接入力される。
【0019】保存メモリ19に保存されている固定電圧
データは、一定の操作により、再生アドレス発生器18
を経て、レジスタ群9に転送して再生することができ
る。保存メモリ19は、ROMにより固定値を保存する
か、RAMにより電源立ち上げ時に再び保存値が設定さ
れるようにしておく。レジスタ群9の中の電圧データ
は、B側に切り換えられたデータスイッチ12を介して
D/A変換器13へ転送され、ここで回路設定部14へ
入力可能な値に変換されて回路設定部14へ転送され
る。回路設定部14では、入力された電圧値を用いて回
路を動作させる。
データは、一定の操作により、再生アドレス発生器18
を経て、レジスタ群9に転送して再生することができ
る。保存メモリ19は、ROMにより固定値を保存する
か、RAMにより電源立ち上げ時に再び保存値が設定さ
れるようにしておく。レジスタ群9の中の電圧データ
は、B側に切り換えられたデータスイッチ12を介して
D/A変換器13へ転送され、ここで回路設定部14へ
入力可能な値に変換されて回路設定部14へ転送され
る。回路設定部14では、入力された電圧値を用いて回
路を動作させる。
【0020】このように、上記第3の実施例によれば、
固定電圧データを保存メモリ19に保存しておき、必要
に応じて一定の操作で保存電圧データをレジスタ群9に
転送して再生し、データスイッチ12をB側に切り換え
ることにより、固定電圧データをデータスイッチ12の
1回の操作により各回路に設定することができる。な
お、この第3の実施例においても、第2の実施例のよう
なD/A変換器13A,13Bを2個使用してその後段
にデータスイッチ12を配置する構成にすることができ
る。
固定電圧データを保存メモリ19に保存しておき、必要
に応じて一定の操作で保存電圧データをレジスタ群9に
転送して再生し、データスイッチ12をB側に切り換え
ることにより、固定電圧データをデータスイッチ12の
1回の操作により各回路に設定することができる。な
お、この第3の実施例においても、第2の実施例のよう
なD/A変換器13A,13Bを2個使用してその後段
にデータスイッチ12を配置する構成にすることができ
る。
【0021】上記した各実施例の具体的な使用方法とし
ては、例えばトリガレベルの場合、複数のレベルを保存
メモリに保存しておけば、検査工程において、順次再生
ボタンを押す1操作でトリガレベルを再生して検査する
ことが可能になる。また、再生ボタン操作をコマンドに
しておけば、リモートコントロールで最適なトリガレベ
ルを選択することが可能になる。勿論、トリガレベル以
外にも、輝度調整、焦点調整、主掃引波形のポジション
コントロール、主掃引波形に対する遅延掃引波形のポジ
ションコントロール、ホールドオフ時間、電圧軸・時間
軸の感度連続調整等にも同様な使用方法が可能である。
ては、例えばトリガレベルの場合、複数のレベルを保存
メモリに保存しておけば、検査工程において、順次再生
ボタンを押す1操作でトリガレベルを再生して検査する
ことが可能になる。また、再生ボタン操作をコマンドに
しておけば、リモートコントロールで最適なトリガレベ
ルを選択することが可能になる。勿論、トリガレベル以
外にも、輝度調整、焦点調整、主掃引波形のポジション
コントロール、主掃引波形に対する遅延掃引波形のポジ
ションコントロール、ホールドオフ時間、電圧軸・時間
軸の感度連続調整等にも同様な使用方法が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記各実施例から明らかなよ
うに、調節つまみによる設定値および/または回路の設
定値を保存メモリに保存しておき、必要に応じてスイッ
チ切り換え、以前の設定値や固定電圧値を各回路に設定
することができるという効果を有する。
うに、調節つまみによる設定値および/または回路の設
定値を保存メモリに保存しておき、必要に応じてスイッ
チ切り換え、以前の設定値や固定電圧値を各回路に設定
することができるという効果を有する。
【図1】本発明によるオシロスコープの第1の実施例を
示す概略ブロック図
示す概略ブロック図
【図2】同オシロスコープにおける電圧値読取器上の調
節つまみが取り付けられる可変抵抗器の内部構成を示す
回路図
節つまみが取り付けられる可変抵抗器の内部構成を示す
回路図
【図3】同オシロスコープにおける電圧読取器の内部構
成を示す回路図
成を示す回路図
【図4】本発明によるオシロスコープの第2の実施例を
示す概略ブロック図
示す概略ブロック図
【図5】本発明によるオシロスコープの第3の実施例を
示す概略ブロック図
示す概略ブロック図
1,3,5 調節つまみ 2,4,6 電圧値読取器 7 書込制御回路 8 メモリスイッチ 9 レジスタ群 10 保存・再生アドレス発生器 11 保存メモリ 12 データスイッチ 13,13A,13B D/A変換器 14 回路設定部 15 可変抵抗器 16 電源 17 A/D変換器 18 再生アドレス発生器 19 保存メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 調節つまみのそれぞれの位置に応じて電
圧値を入力値として読み取る複数の読取手段と、前記各
入力値の順番を制御する制御手段と、前記入力値を一時
保持しておく複数のレジスタと、前記各レジスタに書き
込まれた値を保存しておくメモリ手段と、任意の保存値
を前記レジスタへ再生する生成手段と、保存値をレジス
タに再生するときに前記入力値のレジスタへの書き込み
を阻止する第1のスイッチと、前記入力値または保存値
の選択を行なう第2のスイッチと、前記読取手段によっ
て読み取られた入力値および/またはレジスタからの再
生値を回路に設定可能な値に変換する変換手段と、前記
変換された設定値を基に各回路を動作させる回路設定手
段とを備えたオシロスコープ。 - 【請求項2】 調節つまみのそれぞれの位置に応じて電
圧値を入力値として読み取る複数の読取手段と、前記各
入力値の順番を制御する制御手段と、各回路の設定値を
複数保存しておくメモリ手段と、前記メモリ手段から任
意の保存値を再生する再生手段と、前記再生された保存
値を一時的に保持しておく複数のレジスタと、前記入力
値または保存値の選択を行なうスイッチと、前記読取手
段によって読み取られた入力値および/またはレジスタ
からの再生値を回路に設定可能な値に変換する変換手段
と、前記変換された設定値をもとに各回路を動作させる
回路設定手段とを備えたオシロスコープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3541092A JPH05264599A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | オシロスコープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3541092A JPH05264599A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | オシロスコープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264599A true JPH05264599A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=12441115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3541092A Pending JPH05264599A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | オシロスコープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05264599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115051534A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-09-13 | 浙江网新智能技术有限公司 | 中间母线电压自适应调节的级联电源系统及控制方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52131768A (en) * | 1976-03-26 | 1977-11-04 | Norland Corp | Wave form measuring analizer |
JPS5713367A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 | Iwatsu Electric Co Ltd | Program oscilloscope |
JPS646817A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Hioki Electric Works | Recorder |
JPH01308919A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-13 | Hioki Ee Corp | 測定器の操作条件設定方法 |
JPH0228519A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-01-30 | Yokogawa Electric Corp | バーコードリーダ付き計測器 |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP3541092A patent/JPH05264599A/ja active Pending
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