JPH0526405Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526405Y2 JPH0526405Y2 JP1986178350U JP17835086U JPH0526405Y2 JP H0526405 Y2 JPH0526405 Y2 JP H0526405Y2 JP 1986178350 U JP1986178350 U JP 1986178350U JP 17835086 U JP17835086 U JP 17835086U JP H0526405 Y2 JPH0526405 Y2 JP H0526405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- duct
- outlet
- conditioned
- air conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 14
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は空調機能を具えた事務机等における空
調パネルの調和空気吹出、吸込構造に係るもので
ある。
調パネルの調和空気吹出、吸込構造に係るもので
ある。
(従来の技術)
本考案者は曩に実願昭61−153098号(昭和61年
10月7日出願、考案の名称:空調機能を具えた事
務机)において、前面中段部に天板が装袈された
垂直の前面パネルの上下部に調和空気吹出ダクト
を内蔵し、同ダクト先端に設けた吸込口兼用吹出
口によつて調和空気を吹出すとともに還気を行な
い、局部的な空調効果を挙げる空調機能を具えた
事務机を提供した。
10月7日出願、考案の名称:空調機能を具えた事
務机)において、前面中段部に天板が装袈された
垂直の前面パネルの上下部に調和空気吹出ダクト
を内蔵し、同ダクト先端に設けた吸込口兼用吹出
口によつて調和空気を吹出すとともに還気を行な
い、局部的な空調効果を挙げる空調機能を具えた
事務机を提供した。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら前期のものにおいては調和空気吹
出ダクトが等径ダクトであるため、調和空気の吹
出にむらがあつた。
出ダクトが等径ダクトであるため、調和空気の吹
出にむらがあつた。
即ちダクト先端近傍からの吹出風速が速く、基
端部近傍からの吹出量が少なくなつてしまい、ま
た軸流吹出しの吹出口を複数個列設しているが、
吹出口から吹出された調和空気の左右の拡がりが
弱く、調和空気にむらを生じるという問題点があ
つた。
端部近傍からの吹出量が少なくなつてしまい、ま
た軸流吹出しの吹出口を複数個列設しているが、
吹出口から吹出された調和空気の左右の拡がりが
弱く、調和空気にむらを生じるという問題点があ
つた。
(問題点を解決するための手段)
本考案はこのような問題点を解決するために提
案された空調パネルの調和空気吹出、吸込構造に
係り、空調パネルに設けた調和空気吹出ダクトを
先端に至るに伴つて内径が漸減する勾配ダクトに
形成するとともに、同ダクトにその長手方向に亘
つて延びる幅広のスリツト状の吸込口兼用吹出口
を設けたことによつて、前記の問題点を解決する
ものである。
案された空調パネルの調和空気吹出、吸込構造に
係り、空調パネルに設けた調和空気吹出ダクトを
先端に至るに伴つて内径が漸減する勾配ダクトに
形成するとともに、同ダクトにその長手方向に亘
つて延びる幅広のスリツト状の吸込口兼用吹出口
を設けたことによつて、前記の問題点を解決する
ものである。
(作用)
本考案においては前記したように、空調パネル
に設けた調和空気吹出ダクトに、その長手方向に
亘つて延びる幅広の吸込口兼用吹出口が設けられ
ているので、同吹出口より均一に調和空気が吹出
され、左右にむらのない空調域が構成される。更
に前記吹出口はスリツト状に形成されているの
で、適当な吹出風速が得られる。
に設けた調和空気吹出ダクトに、その長手方向に
亘つて延びる幅広の吸込口兼用吹出口が設けられ
ているので、同吹出口より均一に調和空気が吹出
され、左右にむらのない空調域が構成される。更
に前記吹出口はスリツト状に形成されているの
で、適当な吹出風速が得られる。
更にまた前記ダクトは先端に至るに伴つて内径
の漸減された勾配ダクトに形成されているので、
前記吹出口から均等に調和空気が吹出される。
の漸減された勾配ダクトに形成されているので、
前記吹出口から均等に調和空気が吹出される。
(考案の効果)
このように本考案によれば、空調パネルに先端
に至るに伴つて内径が漸減する勾配ダクトを設
け、同ダクトにその長手方向に亘つて延びる幅広
のスリツト状の吹込口兼用吹出口を設けることに
よつて、同吹出口から適当な吹出風速を以つて調
和空気が均等に吹出され、左右にむらのない空調
域が形成され、空調効果が著しく改善されるもの
である。
に至るに伴つて内径が漸減する勾配ダクトを設
け、同ダクトにその長手方向に亘つて延びる幅広
のスリツト状の吹込口兼用吹出口を設けることに
よつて、同吹出口から適当な吹出風速を以つて調
和空気が均等に吹出され、左右にむらのない空調
域が形成され、空調効果が著しく改善されるもの
である。
(実施例)
以下本考案を空調装置を具えた事務机に適用し
た図示の実施例について説明する。
た図示の実施例について説明する。
Aは事務机の前面パネル、Bは左右一双の側面
パネル、Cは前記各パネルの中段部間に亘つて配
設された天板である。
パネル、Cは前記各パネルの中段部間に亘つて配
設された天板である。
前面パネルAの中空部内には切換ダンパ1が装
着された垂直ダクト2と同ダクト2の上端より水
平に延び、先端に至るに伴つて内径の漸減する上
段、水平勾配ダクト3と、垂直ダクト2の下端よ
り水平に延び、先端に至るに伴つて内径の漸減す
る下段水平勾配ダクト4と、同ダクト4に垂直立
上りダクト5を介して連設する、先端に至るに伴
つて内径の漸減する中段水平勾配ダクト6とが内
蔵されている。
着された垂直ダクト2と同ダクト2の上端より水
平に延び、先端に至るに伴つて内径の漸減する上
段、水平勾配ダクト3と、垂直ダクト2の下端よ
り水平に延び、先端に至るに伴つて内径の漸減す
る下段水平勾配ダクト4と、同ダクト4に垂直立
上りダクト5を介して連設する、先端に至るに伴
つて内径の漸減する中段水平勾配ダクト6とが内
蔵されている。
図中7は前記各ダクトの断熱材である。
前記各ダクト3,4,5には同各ダクトの長手
方向に亘つて延びる幅広のスリツト状の吸込口兼
用吹出口8,9,10が設けられ、同各吹出口8
及び9並に10は前面パネルAにおける天板C上
方部分の上部及び下部、並に前面パネルAの天板
C下方部分に開口している。なお前記各吹出口
8,9,10には上下方向可変翼11が設けられ
ている。
方向に亘つて延びる幅広のスリツト状の吸込口兼
用吹出口8,9,10が設けられ、同各吹出口8
及び9並に10は前面パネルAにおける天板C上
方部分の上部及び下部、並に前面パネルAの天板
C下方部分に開口している。なお前記各吹出口
8,9,10には上下方向可変翼11が設けられ
ている。
更に前面パネルAの天板下方部分の側方に空気
調和装置に接続する給気接続口12及び還気接続
口13が配設されている。
調和装置に接続する給気接続口12及び還気接続
口13が配設されている。
なお前記空調装置としては、本出願人が曩に実
願昭61−29124号において提案した、脇卓と同寸
法のケーシング内の前部には抽斗を、後部には空
調用の放熱器を内蔵し、ケーシング底部にキヤス
タを装着したデスクフアンコイルユニツト等が使
用される。
願昭61−29124号において提案した、脇卓と同寸
法のケーシング内の前部には抽斗を、後部には空
調用の放熱器を内蔵し、ケーシング底部にキヤス
タを装着したデスクフアンコイルユニツト等が使
用される。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、暖房時にはダンパ1を第1図の実線位置切
替えると、給気接続口12を介して垂直ダクト2
内に供給された暖気は下段水平勾配ダクト4、中
段水平勾配ダクト6に供送され、前面パネルAの
下端部及び中間部より前記吸込口兼用吹出口1
0,9より吹出され、事務机の周辺を局部的に暖
房する。
ので、暖房時にはダンパ1を第1図の実線位置切
替えると、給気接続口12を介して垂直ダクト2
内に供給された暖気は下段水平勾配ダクト4、中
段水平勾配ダクト6に供送され、前面パネルAの
下端部及び中間部より前記吸込口兼用吹出口1
0,9より吹出され、事務机の周辺を局部的に暖
房する。
一方、室内からの還気は前面パネルAの上端部
より吸込口兼用吹出口8を介して上段水平勾配ダ
クト3に吸入され、同ダクト3より垂直ダクト2
に導入され、還気接続口13より空調装置に戻さ
れる。
より吸込口兼用吹出口8を介して上段水平勾配ダ
クト3に吸入され、同ダクト3より垂直ダクト2
に導入され、還気接続口13より空調装置に戻さ
れる。
次に冷房時にはダンパ1を第1図の点線位置に
切替えると、前記ダクト2内には暖房時の下向き
空気流に代つて上向き空気流が生じる。
切替えると、前記ダクト2内には暖房時の下向き
空気流に代つて上向き空気流が生じる。
即ち給気接続口12を介して垂直ダクト2に供
給された冷気は、上段水平勾配ダクト3より吸込
口兼用吹出口8を介して、前面パネルAの上端部
より吹出され、事務机の周辺を局所的に冷房す
る。
給された冷気は、上段水平勾配ダクト3より吸込
口兼用吹出口8を介して、前面パネルAの上端部
より吹出され、事務机の周辺を局所的に冷房す
る。
一方、室内からの還気は前面パネルの中段水平
勾配ダクト6及び下段水平勾配ダクト4に各吸込
口兼用吹出口9,10を介して吸引され、垂直ダ
クト2に入り、還気接続口13により空調装置に
戻される。
勾配ダクト6及び下段水平勾配ダクト4に各吸込
口兼用吹出口9,10を介して吸引され、垂直ダ
クト2に入り、還気接続口13により空調装置に
戻される。
而して前記各ダクト3,4,6に設けられた吸
込口兼用吹出口8,9,10は前記各ダクトの長
手方向に亘つて延びる幅広の吹出口に形成されて
いるので、同各吹出口8,9,10より均一に調
和空気が吹出され、左右にむらのない空調域が構
成される。更に前記吹出口8,9,10はスリツ
ト状に形成されているので、適当な吹出風速が得
られる。
込口兼用吹出口8,9,10は前記各ダクトの長
手方向に亘つて延びる幅広の吹出口に形成されて
いるので、同各吹出口8,9,10より均一に調
和空気が吹出され、左右にむらのない空調域が構
成される。更に前記吹出口8,9,10はスリツ
ト状に形成されているので、適当な吹出風速が得
られる。
更にまた前記各ダクト3,4,6は先端に至る
に伴つて内径の漸減された勾配ダクトに形成され
ているので、前記各吹出口8,9,10より均等
に暖気、または冷気が吹出される。
に伴つて内径の漸減された勾配ダクトに形成され
ているので、前記各吹出口8,9,10より均等
に暖気、または冷気が吹出される。
第1図は本考案に係る空調パネルの調和空気吹
出、吸込構造を具えた事務机の一実施例を示す縦
断面図で、第3図の矢視−図である。第2図
はその正面図、第3図はその縦断側面図、第4図
は吸込口兼用吹出口部分の斜面図である。 A……前面パネル、3……上段水平勾配ダク
ト、4……下段水平勾配ダクト、6……中段水平
勾配ダクト、8,9,10……吸込口兼用吹出
口。
出、吸込構造を具えた事務机の一実施例を示す縦
断面図で、第3図の矢視−図である。第2図
はその正面図、第3図はその縦断側面図、第4図
は吸込口兼用吹出口部分の斜面図である。 A……前面パネル、3……上段水平勾配ダク
ト、4……下段水平勾配ダクト、6……中段水平
勾配ダクト、8,9,10……吸込口兼用吹出
口。
Claims (1)
- 空調パネルに設けた調和空気吹出ダクトを先端
に至るに伴つて内径が漸減する勾配ダクトに形成
するとともに、同ダクトにその長手方向に亘つて
延びる幅広のスリツト状の吸込口兼用吹出口を設
けてなることを特徴とする空調パネルの調和空気
吹出、吸込構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986178350U JPH0526405Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986178350U JPH0526405Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383543U JPS6383543U (ja) | 1988-06-01 |
JPH0526405Y2 true JPH0526405Y2 (ja) | 1993-07-05 |
Family
ID=31120396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986178350U Expired - Lifetime JPH0526405Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526405Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP1986178350U patent/JPH0526405Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383543U (ja) | 1988-06-01 |
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