JPH052631U - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH052631U JPH052631U JP4059992U JP4059992U JPH052631U JP H052631 U JPH052631 U JP H052631U JP 4059992 U JP4059992 U JP 4059992U JP 4059992 U JP4059992 U JP 4059992U JP H052631 U JPH052631 U JP H052631U
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】未刈り穀稈を刈取る刈取部に未刈り穀稈掻込み
用リールを備えると共に、前記リールを刈取部の支持フ
レーム(27)に軸支させるコンバインにおいて、前記
支持フレーム(27)上面に当接させるリール支持ブラ
ケット(28a)にリールを取付け、リール支持ブラケ
ット(28a)を上方に分離させて前記リールを支持フ
レーム(27)より取外し可能に構成したものである。 【効果】従来の如き支持フレームよりリール支持ブラケ
ットを抜取ってリールを取外すなどの手間の煩らわしさ
を解消でき、その取付位置で持上げるだけの簡易且つ迅
速な前記リールの取外し作業を可能とし、リール脱着作
業の能率向上と安全性向上を容易に図ることができると
共に、従来のように支持フレームを伸縮させることなく
リールの前後位置調節などを容易に行うことができるも
のである。
用リールを備えると共に、前記リールを刈取部の支持フ
レーム(27)に軸支させるコンバインにおいて、前記
支持フレーム(27)上面に当接させるリール支持ブラ
ケット(28a)にリールを取付け、リール支持ブラケ
ット(28a)を上方に分離させて前記リールを支持フ
レーム(27)より取外し可能に構成したものである。 【効果】従来の如き支持フレームよりリール支持ブラケ
ットを抜取ってリールを取外すなどの手間の煩らわしさ
を解消でき、その取付位置で持上げるだけの簡易且つ迅
速な前記リールの取外し作業を可能とし、リール脱着作
業の能率向上と安全性向上を容易に図ることができると
共に、従来のように支持フレームを伸縮させることなく
リールの前後位置調節などを容易に行うことができるも
のである。
Description
【0001】
本考案は例えば未刈り穀稈掻込み用リール並びに刈刃などを有する穀物ヘッダ ーと、刈取り穀稈供給ベルトを内設していて前記ヘッダーに連設させる供給室と 、扱胴及びビータなどの脱穀処理回転体並びに穀物選別機構を有していて前記供 給室に連設させる脱穀部とを備え、前記脱穀部の扱室に刈取り穀稈を連続的に投 入して脱粒するコンバインに関する。
【0002】
従来、実開昭55-169144 号公報に示す如く、穀稈掻込み用リールを機体前部に 装設させる技術があった。
【0003】
しかし乍ら、前記従来技術は、前記リールを機体前方に抜取って取外すもので あったから、リールを持上げて前方に引出す操作が必要である取外し作業が面倒 である等の問題があった。
【0004】 また、柱状の支持フレームを機体前方に突設させ、支持フレーム外側に先端側 から嵌着させる筒形のリール支持ブラケットを設け、該ブラケットに前記リール を取付けるものもあったが、前記の従来技術と同様に筒形のリール支持ブラケッ トを支持フレームから抜取ってリールを取外すことになり、リールを上方に持上 げ乍ら前方に引出す面倒な取外し作業が必要である等の問題があった。
【0005】
然るに、本考案は、未刈り穀稈を刈取る刈取部に未刈り穀稈掻込み用リールを 備えると共に、前記リールを刈取部の支持フレームに軸支させるコンバインにお いて、前記支持フレーム上面に当接させるリール支持ブラケットにリールを取付 け、リール支持ブラケットを上方に分離させて前記リールを支持フレームより取 外し可能に構成したもので、従来の如き支持フレームよりリール支持ブラケット を抜取ってリールを取外すなどの手間の煩らわしさを解消し得、その取付位置で 持上げるだけの簡易且つ迅速な前記リールの取外し作業を可能とし、リール脱着 作業の能率向上と安全性向上を容易に図り得ると共に、従来のように支持フレー ムを伸縮させることなくリールの前後位置調節などを容易に行い得るものである 。
【0006】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2 は同平面図であり、図中(1)は前部駆動輪(2)及び後部操向輪(3)を装備 する機台、(4)は脱穀処理機構(5)及び穀物選別機構(6)を備えていて前 記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀筒(8)を介して取出す脱穀部( 4)の穀粒を溜める穀物タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シ リンダ(10)を介して昇降可能に装設する刈取部、(11)は運転席(12) 及び操向ハンドル(13)を備えていて前記脱穀部(4)の上部前方に固設させ る運転台である。
【0007】 そして前記刈取部(9)は、未刈り穀稈を取入れる穀物ヘッダー(14)と、 該ヘッダー(14)の後部中央に連結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給す る送給室(15)とによって構成すると共に、未刈り穀稈掻込み用リール(16 )及び往復駆動型刈刃(17)及び穀稈掻込オーガ(18)とを前記穀物ヘッダ ー(14)に備え、また前記供給室(15)に刈取り穀稈供給ベルト(19)を 内設させ、前記穀物ヘッダー(14)中央部から送込まれる刈取り穀稈を前記ベ ルト(19)によって脱穀部(4)に送給し、該脱穀部(4)内の脱穀処理機構 (5)つまり第1乃至第3扱胴(20)(21)(22)及び第1乃至第2ビー タ(23)(24)などによって脱穀処理した後整粒のみを前記穀物タンク(7 )に取出すように構成している。
【0008】 図3乃至図5に示す如く、前記リール(16)は、穀物ヘッダー(14)に昇 降シリンダ(25)及び回動支点軸(26)を介し上下揺動自在に枢支させる支 持フレーム(27)に回転自在に軸支させたもので、前記フレーム(27)に着 脱自在に取付けるリール支持ブラケット(28)に軸受体である軸受筒(29) 及び軸受メタル(29a)を介し前記(16)の回転リール軸(30)を支承さ せている。前記ブラケット(28)は二つの凵形状の上及び下部ブラケット(2 8a)(28b)に分割形成していて、上部ブラケット(28a)を前記軸受筒 (29)に一体固設すると共に、下部ブラケット(28b)をボルト(31)を 介し上部ブラケット(28a)に取外し自在に固着させ、これらブラケット(2 8a)(28b)により弾性パッキン(32)を介し前記支持フレーム(27) を抱持するように構成すると共に、リール(16)のリール軸(30)を軸支す る上部ブラケット(28a)を支持フレーム(27)上側に設けている。
【0009】 また、前記リール(16)の各支持アーム(33)は前記リール軸(30)に 一体連結する側部面板(34)にボルト(35)を介し着脱自在に固定支持させ て、該リール(16)の各支持アーム(33)の取外しを可能とさせることによ り、これらアーム(33)及びアーム(33)に支承する集稈部材(36)など の保守点検などを至便とさせると共に、アーム(33)の取付数を増減に変更し 得るように構成している。
【0010】 上記から明らかなように、未刈り穀稈を刈取る刈取部(9)に未刈り穀稈掻込 み用リール(16)を備えると共に、前記リール(16)を刈取部(9)の支持 フレーム(27)に軸支させるコンバインにおいて、前記支持フレーム(27) 上面に当接させるリール支持ブラケット(28)である上部ブラケット(28a )にリール(16)を取付け、上部ブラケット(28a)を上方に分離させて前 記リール(16)を支持フレーム(27)より取外し可能に構成すると共に、角 パイプ形の前記支持フレーム(27)の左右側面及び下面に当接させるリール支 持ブラケット(28)である下部ブラケット(28b)を設け、支持フレーム( 27)上面側に延設させる前記下部ブラケット(28b)の逆門形両端部にリー ル(16)の軸受体である軸受筒(29)を設けたものである。
【0011】 本実施例は上記の如く構成するものであり、前記穀物ヘッダー(14)にリー ル(16)を介して未刈り穀稈を取入れ、その未刈り穀稈の株元を刈刃(17) によって切断すると共に、前記ヘッダー(14)中央部から供給室(15)に穀 稈掻込オーガ(18)を介して刈取り穀稈を送込み、その刈取り穀稈を刈取り穀 稈供給ベルト(19)によって脱穀部(4)の扱室内に送給し、各扱胴(20) (21)(22)によって順次脱粒し、その脱粒した穀粒をチャフシーブ及びグ レンシーブを備える揺動穀物選別機構(6)を落下させる間に選別し、整粒のみ を穀物タンク(7)に取出すものである。
【0012】 なお、前記リール(9)の一側でリール軸(30)に従動スプロケットを設け ると共に、刈刃(17)又は掻込オーガ(18)などと連動する駆動スプロケッ トに対し、従動スプロケットをチェンにより連動連結させ、刈刃(17)又はオ ーガ(18)と連動してリール(9)を回転させることができるもので、前記ス プロケット及びチェンに代えてプーリ及びベルトを用いてもよく、またベベルギ ヤ及びドライブシャフトを用いてもよいものである。
【0013】 而して、保守点検或いは交換などにおいて前記リール(16)を穀物ヘッダー (14)より取外しする場合には、従来の如く支持フレーム(27)よりリール (16)のブラケット(28)を一体取外しすることなく、前記ボルト(31) 操作によって下部ブラケット(28b)を取除きするだけで上部ブラケット(2 8a)と一体的に前記リール(16)の取外しが極めて容易に行えるものである 。
【0014】
以上実施例から明らかなように本考案は、未刈り穀稈を刈取る刈取部(9)に 未刈り穀稈掻込み用リール(16)を備えると共に、前記リール(16)を刈取 部(9)の支持フレーム(27)に軸支させるコンバインにおいて、前記支持フ レーム(27)上面に当接させるリール支持ブラケット(28a)にリール(1 6)を取付け、リール支持ブラケット(28a)を上方に分離させて前記リール (16)を支持フレーム(27)より取外し可能に構成したもので、従来の如き 支持フレームよりリール支持ブラケットを抜取ってリールを取外すなどの手間の 煩らわしさを解消でき、その取付位置で持上げるだけの簡易且つ迅速な前記リー ル(16)の取外し作業を可能とし、リール(16)脱着作業の能率向上と安全 性向上を容易に図ることができると共に、従来のように支持フレームを伸縮させ ることなくリール(16)の前後位置調節などを容易に行うことができるもので ある。
【図1】全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】刈取部の拡大側面図。
【図4】同部分拡大説明図。
【図5】同部分拡大説明図。
(9) 刈取部 (16) リール (27) 支持フレーム (28a)上部ブラケット(リール支持ブラケット)
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 未刈り穀稈を刈取る刈取部に未刈り穀稈
掻込み用リールを備えると共に、前記リールを刈取部の
支持フレームに軸支させるコンバインにおいて、前記支
持フレーム上面に当接させるリール支持ブラケットにリ
ールを取付け、リール支持ブラケットを上方に分離させ
て前記リールを支持フレームより取外し可能に構成した
ことを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992040599U JPH0713467Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992040599U JPH0713467Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052631U true JPH052631U (ja) | 1993-01-19 |
JPH0713467Y2 JPH0713467Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=12584980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992040599U Expired - Lifetime JPH0713467Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713467Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160073226A (ko) * | 2014-12-16 | 2016-06-24 | 엘에스엠트론 주식회사 | 콤바인의 릴 전후진 조절장치 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP1992040599U patent/JPH0713467Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160073226A (ko) * | 2014-12-16 | 2016-06-24 | 엘에스엠트론 주식회사 | 콤바인의 릴 전후진 조절장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713467Y2 (ja) | 1995-04-05 |
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