JPH0526304Y2 - - Google Patents

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JPH0526304Y2
JPH0526304Y2 JP13430687U JP13430687U JPH0526304Y2 JP H0526304 Y2 JPH0526304 Y2 JP H0526304Y2 JP 13430687 U JP13430687 U JP 13430687U JP 13430687 U JP13430687 U JP 13430687U JP H0526304 Y2 JPH0526304 Y2 JP H0526304Y2
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nozzle
angle
center
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fuel injection
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの2噴口燃料噴射弁構造に関
するものである。
(従来の技術) 従来から燃料供給装置として吸気ポートに燃料
噴射弁が設けられ、該燃料噴射弁からの噴射燃料
がシリンダ内へ送給されるエンジンが一般に多用
されている。そして、特に4バルブエンジン等の
吸気2弁を備えたエンジンに設けられる燃料噴射
弁は、噴射された燃料が吸気ポート壁面へ多量に
付着してエンジンの燃焼性が悪化することを避け
るために、第6図乃至第8図に示すように燃料噴
射弁aの中心線lと同一の水平面上の2箇所に噴
口b,bが穿設され、該噴口b,bは各々が対応
する吸気弁cに向つて左右方向に分岐角度θ1を
有して延長されていた。
また、上記噴口b,bの穿設加工時について説
明すると、吸気ポートの形状等に応じて予め分岐
角θ1と燃料噴射弁の先端面における中心Oから
噴口bの開口中心位置までの距離r2との2つの
加工条件を決定しておく。そして、先ず、噴口穿
設用の加工工具を上記中心線lの延長線上に配置
し、この状態から加工工具を水平方向に距離r2
だけ平行移動させて、その先端を上記開口中心位
置に当接させる。その後、この加工工具を、先端
を開口中心位置に当接させたままで水平面内にお
いて水平方向外側に上記分岐角度の半分の角度
(θ1/2)だけ傾斜させる。これによつて、この
加工工具が穿設しようとする噴口bの延長線上に
位置されることになり、この状態から加工工具を
前進させることによつて一方の噴口bを穿設す
る。その後、もう一方の噴口bも同様にして穿設
する。つまり、この穿設加工時にあつては、分岐
角θ1と燃料噴射弁の先端面における中心Oから
噴口bの開口中心位置までの距離r2との2つの
加工条件を決定して加工工具を1つの平面(2次
元空間)内において平行移動及び傾斜移動させる
ようにした所謂2次元の設定条件によつて加工さ
れるものであつた。また、予め、加工工具を上記
分岐角度の半分の角度(θ1/2)だけ上記中心線
lに対して傾斜させておいて、その先端部を上記
中心Oに当接させ、この状態から加工工具を水平
方向に距離r2だけ平行移動させて、その先端を
上記開口中心位置に当接させるようにした後、噴
口を穿設するような穿設加工動作を行うような場
合であつても、分岐角θ1と燃料噴射弁の先端面
における中心Oから噴口bの開口中心位置までの
距離r2との2つの加工条件を決定して加工工具
を1つの平面(2次元空間)内において移動させ
る所謂2次元の設定条件によつて加工されること
になる。尚、このような2方向に燃料を噴射さる
燃料噴射装置の一例として実開昭61−73072号公
報に示されるものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の燃料噴射弁において
は、燃料噴射方向が燃料噴射弁の中心線と同一平
面上であるため、吸気ポートへの該燃料噴射弁取
付け時に、燃料噴射方向は燃料噴射弁の取付角度
(第1図α)によつて決定され、噴射燃料を吸気
バルブへ向けて噴射させるべく調整するに際し、
燃料噴射角度をシリンダの中心線に対して小さく
設置する場合、燃料噴射弁の取付角度αを小さく
しなければならないために該燃料噴射弁が立上が
り状態となつて該燃料噴射弁の取付スペースの高
さを高く設けねばならないことになる。一方、近
年の車体形状としてはボンネツト位置の低い流線
形状のものが要求されつつあり、即ちエンジンル
ームの高さの低い車体構造となるために、上記燃
料噴射弁の取付角度αを小さくするための取付ス
ペースを確保できず、このような車体に設けられ
るエンジンには噴射角度の設定範囲がかなり規制
されるという不具合があつた。
そこで、燃料噴射弁の噴口に傾斜角度を持たせ
ることにより燃料噴射弁の取付スペースの制約を
受けることなく燃料噴射方向を任意に設定するこ
とが考えられるが、このような噴口を穿設する場
合に、傾斜角度を分岐角度に関係なく設定する
と、以下に述べるような不具合が生じてしまうた
めに、このような噴口を有する燃料噴射弁は実用
性に至つていないのが現状である。つまり、この
ような噴口を穿設する際の穿設加工時について説
明すると、吸気ポートの形状等に応じて予め噴口
の分岐角、傾斜角度及び燃料噴射弁の先端面にお
ける中心から噴口の開口中心位置までの距離の3
つの加工条件を個別に決定しておく。そして、先
ず、噴口穿設用の加工工具を燃料噴射弁の中心線
の延長線上に配置させ、この状態から加工工具を
水平方向に所定距離だけ平行移動させた後、鉛直
方向に所定距離だけ平行移動させて、その先端を
上記開口中心位置に当接させる。その後、この加
工工具を、先端を開口中心位置に当接させたまま
で水平面内において水平方向外側に上記分岐角度
の半分の角度だけ傾斜させると共に鉛直面内にお
いて鉛直方向下側に上記傾斜角度だけ傾斜させ
る。これによつて、この加工工具が穿設しようと
する噴口の延長線上に位置されることになり、こ
の状態から加工工具を前進させることによつて一
方の噴口を穿設する。その後、もう一方の噴口も
同様にして穿設する。つまり、この穿設加工時に
あつては、分岐角、傾斜角度及び燃料噴射弁の先
端面における中心から噴口の開口中心位置まの距
離の3つの加工条件を決定して加工工具を複数の
平面(3次元空間)内において平行移動及び傾斜
移動させるようにした所謂3次元の設定条件によ
つて加工されるものであつた。また、予め、加工
工具を上記分岐角度の半分の角度だけ水平方向外
側に、上記傾斜角度だけ鉛直方向下側に夫々上記
噴射弁の中心線に対して傾斜させておいて、その
先端部を上記噴射弁先端面の中心に当接させ、こ
の状態から加工工具を水平方向外側及び鉛直方向
下側に所定距離だけ夫々平行移動させて、その先
端を上記開口中心位置に当接させるようにした
後、噴口を穿設するような穿設加工動作を行うよ
うな場合であつても、分岐角、傾斜角度及び燃料
噴射弁の先端面における中心から噴口の開口中心
位置までの距離との3つの加工条件を決定して加
工工具を複数の平面(3次元空間)内において移
動させる所謂3次元の設定条件によつて加工され
ることになる。
このように、傾斜角度を分岐角度に関係なく設
定すると、加工が複雑となつて、加工工具の燃料
噴射弁に対する位置の誤差が大きくなつて加工精
度が悪くなつてしまい所望の噴口を得ることがで
きなくなる虞れがあつた。
(課題を解決するための手段) 上記不具合に鑑み本考案は、吸気2弁を備えた
エンジンに備えられ、各吸気弁に対応した2つの
噴口を有する2噴口燃料噴射弁の構造であつて、
上記2噴口燃料噴射弁の各噴口が噴射弁本体の左
右方向に分岐角度および噴射弁本体の中心線に対
して下方に傾斜角度を有するように延長されて穿
設されていると共に、各噴口が、該各噴口の噴射
弁先端面における開口部中心と燃料噴射弁先端面
の中心とを結ぶ2つの直線が90°の挾角をなすよ
うな位置に設けられていることを特徴とするエン
ジンの2噴口燃料噴射弁構造に係るものである。
(作用) 上記構成により本考案の作用は噴口に傾斜角度
を持たせたことにより燃料噴射弁の鉛直面に対す
る取付角度を小さくすることなく噴射燃料の噴射
角度を小さく設定できると共に、各噴口の噴射弁
先端面における開口部中心と燃料噴射弁先端面の
中心とを結ぶ2つの直線が90°の挾角をなすよう
にしたことにより噴口の傾斜角度は分岐角度の1/
2角になり、傾斜角度と分岐角度との間に相関関
係をもたせることができて、傾斜角度と分岐角度
との何れか一方の角度を基準にして、噴口の開口
部中心と燃料噴射弁先端面の中心とを結ぶ直線を
含む1つの平面内で加工工具を移動させることで
噴口を穿設できるので、複数の平面内で加工工具
を移動させるようなものに比べて、加工誤差の低
減を図りながら分岐角度及び傾斜角度を有する噴
口を穿設できることになる。
(実施例) 次に本考案における一実施例を図面に沿つて説
明する。
第1図に示すエンジン1は吸気2弁2,2、排
気2弁3,3を有する4バルブエンジンであつ
て、吸気側の吸気ポート4の外壁4aには吸気弁
2側へ向けて燃料を噴射するための2噴口を有す
る燃料噴射弁5が設けられると共に、上記吸気ポ
ート4は上方へ屈曲されてヘツドカバー6に近設
されたサージタンク7を介してスロツトルボデイ
8へ連繋されている。つまり、該サージタンク7
およびスロツトルボデイ8は車体のボンネツト9
の下面に近接した位置に配設されるものである。
尚、該サージタンク7およびスロツトルボデイ8
は周知のものである。
次に本エンジン1に設けられる2噴口燃料噴射
弁5について説明する。該2噴口燃料噴射弁は第
2図乃至第5図に示すように噴口5aの設けられ
た円筒状本体5bの内部にプランジヤ(図示省
略)によつて作動されるニードルバルブ5cを具
備したもので、該ニードルバルブ5cの摺動によ
つて噴口を開閉し燃料の噴射を制御せしめるべく
構成されており、その内部構造は周知のものであ
る。そして上記噴口5a,5aは第3図(横断面
図)からわかるように従来と同様に、左右方向に
分岐角θ1を有して各々穿設されると共に、更に
該噴口5aは第2図(斜視断面図)および第4図
(縦断面図)に示すように本体の中心線lに対し
て下方へ傾斜角θ2を有したものであり、従つて
噴口5aは第5図に示すように本体5bの端面に
おいて該本体端面の中心Oより下方の左右両側部
に開口している。また、その開口位置は2噴口5
a,5aの各々の中心と本体5bの中心Oとを結
ぶ分岐線m,mの成す角度γ(噴口中心の燃料噴
射弁中心に対する挾角)が90°となる位置である。
つまり、模式的に示す第9図に基づいて説明する
と、本図において、Pは片側の噴口5aの開口部
中心であり、直線O′Pは片側の噴口の延長軌跡を
示している。そして、今、本体5bの中心線l
(直線OO′)と直線O′Pと本体5bの端面上の直
線OPとで形成される三角形について鉛直面Bに
投影した直角三角形ORO′と水平面Cに投影した
直角三角形OQO′とを考える。この両直角三角形
は、2辺(OO′,ORとOQ)とその挾角(角
ROO′と角QOO′)が合同であることから互いに
合同であることが分かる。従つて、角RO′Oと角
QO′Oとは等しく、上記角RO′Oは噴口5aの傾
斜角θ2に相当し、角QO′Oは噴口5aの分岐角
θ1の1/2に相当している。従つて、上述したよ
うな噴口の開口位置にあつては傾斜角度θ2は分
岐角度θ1の1/2角になり、この両者には相関関
係がもたされていることになる。
そして、上述のような2噴口燃料噴射弁5は本
体5bの中心線lと噴口5aとが傾斜角度θ2を
有しているために第1図からもわかるように燃料
噴射弁取付角度αを小さくすることなく、噴射角
度βを小さくすることが可能であり、上記傾斜角
度θ2を適宜設定して吸気弁3へ向けて燃料を噴
射させるものである。即ち、燃料噴射弁の取付ス
ペースを高く設ける必要のないものであるため、
エンジンルームの狭い流線形状の車体のエンジン
へ適用することができる。
次に、上記噴口5a,5aを本体5bに穿設す
る際の穿設加工時について説明する。この穿設加
工時には、上述したように、2噴口5a,5aの
各々の開口部中心(図11におけるP,P′)と本
体5bの中心Oとを結ぶ分岐線m,mの成す角度
γ(噴口中心の燃料噴射弁中心に対する挾角)が
90°となる位置に設けられているため、分岐角度
θ1と傾斜角度θ2との間には相関関係(傾斜角
度θ2は分岐角度θ1の1/2)がもたされており、
上記分岐線m上の点(本体中心Oからの距離r
1)および分岐角度θ1もしくは傾斜角度θ2の
どちらか一方を設定することによつて適当な位置
への穿設が可能となるようになつている。具体的
に第10図及び第11図に基づいて説明すると、
吸気ポートの形状等に応じて例えば予め分岐角θ
1と燃料噴射弁5の先端面における中心Oから噴
口5aの開口中心位置Pまでの距離r1との2つ
の加工条件を決定しておく。そして、先ず、第1
0図に示すように、本体端面の中心Oと片側の噴
口5aの中心(第11図における点P)とを結ぶ
直線mが鉛直方向となるように本体5bを配置す
る。つまり、第11図における平面Dが鉛直面と
なるように配置する。この状態で、噴口穿設用の
加工工具を上記中心線lの延長線上に配置させ、
この状態から加工工具を鉛直方向下側に距離r1
だけ平行移動させて、その先端を上記開口中心位
置Pに当接させる。その後、この加工工具を、先
端を開口中心位置Pに当接させたままで鉛直面D
内において鉛直方向下側に上記分岐角度に基づい
て設定される角度θ3だけ傾斜させる(尚、この
角度θ3は所定の計算式に基づいて算出される)。
これによつて、この加工工具が穿設しようとする
噴口5aの延長線上に位置されることになり、こ
の状態から図10における矢印方向に加工工具
を前進させることによつて一方の噴口5aを穿設
する。つまり、この噴口5aの穿設加工にあつて
は、分岐角θ1と燃料噴射弁5の先端面における
中心Oから噴口5aの開口中心位置Pまでの距離
r1と2つの加工条件を決定して加工工具を1つ
の平面(2次元空間)D内において平行移動及び
傾斜移動させるようにした所謂2次元の設定条件
によつて加工されることになる。
その後、もう一方の噴口5aを穿設する場合に
は、噴射弁本体5bを中心線lを中心に90°回転
させて、本体5bの中心Oと他方の噴口5aの中
心(第11図における点P′)とを結ぶ直線mが鉛
直本向となるように本体5bを配置する。つま
り、第11図における平面Eが鉛直面となるよう
に配置する。この状態で、噴口穿設用の加工工具
を上記中心線lの延長線上に配置させ、この状態
から加工工具を鉛直方向下側に距離r1だけ平行
移動させて、その先端を上記開口中心位置P′に当
接させる。その後、この加工工具を、先端を開口
中心位置P′に当接させたままで鉛直面E内におい
て鉛直方向下側に上記分岐角度に基づいて設定さ
れる上記角度θ3だけ傾斜させる。これによつ
て、この加工工具が穿設しようとする噴口5aの
延長線上に位置されることになり、この状態から
図10における矢印方向に加工工具を前進させ
ることによつて他方の噴口5aを穿設する。つま
り、この他方の噴口5aの穿設加工にあつても、
分岐角θ1と燃料噴射弁の先端面における中心O
から噴口5aの開口中心位置までの距離r1との
2つの加工条件を決定して、加工工具を1つの平
面(2次元空間)E内において平行移動及び傾斜
移動させるようにした所謂2次元の設定条件によ
つて加工されることになる。
また、予め、加工工具を平面DやE内において
所定角度θ3だけ上記中心線lに対して傾斜させ
ておいて、その先端部を上記中心Oに当接させ、
この状態から加工工具を上記平面内で距離r1だ
け平行移動させて、その先端を上記開口中心位置
に当接させるようにした後、噴口5aを穿設する
ような穿設加工動作を行うような場合であつて
も、分岐角θ1と燃料噴射弁の先端面における中
心Oから噴口bの開口中心位置までの距離r1と
の2つの加工条件を決定して加工工具を1つの平
面(2次元空間)内において移動させる所謂2次
元の設定条件によつて加工することができる。
従つて、本例の構成によれば、燃料噴射弁の取
付角度αに関係なく任意の噴射角度β、即ち燃料
噴射方向を設定することができるような燃料噴射
弁を精度良く加工することができるので、このよ
うな燃料噴射弁の実用性の向上を図ることができ
る。
尚、上述した穿設加工動作にあつては分岐角度
θ1を予め設定するようにしたが、それに代えて
傾斜角度を予め設定するようにしても同様にして
噴口を形成することができる。
(考案の効果) 上述の如く本考案によれば2噴口燃料噴射弁の
噴口に傾斜角度を持たせたことにより燃料噴射弁
の取付角度を小さくすることなく噴射角度を小さ
く設定できるため、燃料噴射弁の取付スペースを
高く設ける必要がないもので、エンジンルーム高
さの低い車体に有効であると共に、各噴口の噴射
弁先端面における開口部中心と燃料噴射弁先端面
の中心とを結ぶ2つの直線が90°の挾角をなすよ
うにしたことにより、噴口の傾斜角度は分岐角度
の1/2角になつて傾斜角度と分岐角度との間に相
関関係をもたせることができて、傾斜角度と分岐
角度との何れか一方の角度を基準にして、噴口の
開口部中心と燃料噴射弁先端面の中心とを結ぶ直
線を含む1つの平面内で加工工具を移動させるこ
とで噴口を穿設できるので、複数の平面内で加工
工具を移動させるようなものに比べて、加工誤差
の低減を図りながら分岐角度及び傾斜角度を有す
る噴口を穿設できることになり、上述したような
噴口を有する燃料噴射弁の実用性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るエンジンの燃料
噴射弁周辺の縦断面図、第2図は燃料噴射弁本体
の噴口に沿つた断面とした斜視図、第3図は2噴
口燃料噴射弁の横断面図、第4図はその縦断面
図、第5図は第4図の矢印Aから見た正面図であ
り、第6図は従来の燃料噴射弁本体の噴口に沿つ
た断面とした斜視図、第7図は従来の2噴口燃料
噴射弁の横断面図、第8図はその縦断面図、第9
図は本考案における片側の噴口の形成位置を説明
するための模式図、第10図は噴口の穿設加工時
における噴射弁の配置状態を示す正面図、第11
図は各噴口の穿設加工時において加工工具が移動
される平面を説明するための図である。 1……エンジン、2……吸気弁、5……2噴口
燃料噴射弁、5a……噴口、5b……本体、γ…
…挾角、l……中心線、θ1……分岐角度、θ2
……傾斜角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吸気2弁を備えたエンジンに設けられ、各吸気
    弁に対応した2つの噴口を有する2噴口燃料噴射
    弁の構造であつて、 上記2噴口燃料噴射弁の各噴口は噴射弁本体の
    左右方向に分岐角度および噴射弁本体の中心線に
    対して下方に傾斜角度を有するように延長されて
    穿設されていると共に、各噴口は、該各噴口の噴
    射弁先端面における開口部中心と燃料噴射弁先端
    面の中心とを結ぶ2つの直線が90°の挾角をなす
    ような位置に設けられていることを特徴とするエ
    ンジンの2噴口燃料噴射弁構造。
JP13430687U 1987-09-02 1987-09-02 Expired - Lifetime JPH0526304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13430687U JPH0526304Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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JP13430687U JPH0526304Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6439473U JPS6439473U (ja) 1989-03-09
JPH0526304Y2 true JPH0526304Y2 (ja) 1993-07-02

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JP13430687U Expired - Lifetime JPH0526304Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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