JPH05262209A - 作業車の旋回装置 - Google Patents
作業車の旋回装置Info
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- JPH05262209A JPH05262209A JP6282292A JP6282292A JPH05262209A JP H05262209 A JPH05262209 A JP H05262209A JP 6282292 A JP6282292 A JP 6282292A JP 6282292 A JP6282292 A JP 6282292A JP H05262209 A JPH05262209 A JP H05262209A
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- steering
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業車の旋回動作に要する時間を短縮させ
る。 【構成】 複数の走行車輪1L,1Rのうちの旋回中心
側の走行車輪1L,1Rを浮上させるように下降する下
降状態と、走行車輪1L,1Rを接地させるように上昇
する上昇状態とに昇降自在で、且つ、下降状態において
旋回中心を形成する昇降式接地体9が車体Vに備えら
れ、その昇降式接地体9の接地部9Aが、車体Vに対し
て縦軸芯周りで回転自在に構成され、昇降式接地体9の
昇降を制御すると共に、車体Vを旋回させるべく、ステ
アリング用の車輪1Fをステアリング操作し、且つ、推
進用の走行車輪1L,1Rを制御する制御手段11が、
昇降式接地体9の下降作動とステアリング用の車輪1F
の旋回方向側へのステアリング操作とを、少なくともそ
れらの一部を同時に行うとともに、昇降式接地体9の上
昇作動とステアリング用の車輪1Fの旋回方向側から直
進側への戻し操作とを、少なくともそれらの一部を同時
に行うように構成されている。
る。 【構成】 複数の走行車輪1L,1Rのうちの旋回中心
側の走行車輪1L,1Rを浮上させるように下降する下
降状態と、走行車輪1L,1Rを接地させるように上昇
する上昇状態とに昇降自在で、且つ、下降状態において
旋回中心を形成する昇降式接地体9が車体Vに備えら
れ、その昇降式接地体9の接地部9Aが、車体Vに対し
て縦軸芯周りで回転自在に構成され、昇降式接地体9の
昇降を制御すると共に、車体Vを旋回させるべく、ステ
アリング用の車輪1Fをステアリング操作し、且つ、推
進用の走行車輪1L,1Rを制御する制御手段11が、
昇降式接地体9の下降作動とステアリング用の車輪1F
の旋回方向側へのステアリング操作とを、少なくともそ
れらの一部を同時に行うとともに、昇降式接地体9の上
昇作動とステアリング用の車輪1Fの旋回方向側から直
進側への戻し操作とを、少なくともそれらの一部を同時
に行うように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の走行車輪のうち
の旋回中心側に位置する走行車輪を浮上させるように下
降する下降状態と、その走行車輪を接地させるように上
昇する上昇状態とに昇降自在で、且つ、前記下降状態に
おいて前記旋回中心を形成する昇降式接地体が車体に備
えられ、その昇降式接地体のうちの少なくとも接地部
が、前記車体に対して縦軸芯周りで回転自在に構成さ
れ、前記昇降式接地体の昇降を制御すると共に、前記下
降状態において前記車体を旋回させるべく、ステアリン
グ用の車輪をステアリング操作し、且つ、推進用の走行
車輪を制御する制御手段が設けられている作業車の旋回
装置に関する。
の旋回中心側に位置する走行車輪を浮上させるように下
降する下降状態と、その走行車輪を接地させるように上
昇する上昇状態とに昇降自在で、且つ、前記下降状態に
おいて前記旋回中心を形成する昇降式接地体が車体に備
えられ、その昇降式接地体のうちの少なくとも接地部
が、前記車体に対して縦軸芯周りで回転自在に構成さ
れ、前記昇降式接地体の昇降を制御すると共に、前記下
降状態において前記車体を旋回させるべく、ステアリン
グ用の車輪をステアリング操作し、且つ、推進用の走行
車輪を制御する制御手段が設けられている作業車の旋回
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車の旋回装置は、例えば、
芝刈り作業や農作業等を人手を介さずに行う自走式の作
業車が、作業行程に沿って走行しながら作業を行って作
業対象地の端に達したときに、次の作業行程に旋回する
場合等に用いられるものであるが、その旋回動作におい
て従来では、先ず、旋回中心側に位置する走行車輪を浮
上させ、且つ、旋回中心を形成するために昇降式接地体
の下降作動を行った後、次に、ステアリング用の車輪を
旋回方向側にステアリング操作してから車体を旋回動作
させるようにしていた。そして、車体が旋回させられて
次の作業行程に向いたことが確認されると、先ず、旋回
中心側に位置する走行車輪を接地させるように昇降式接
地体の上昇作動を行った後、次に、旋回方向側に操作さ
れているステアリング用の車輪を直進方向に戻す操作を
していた。
芝刈り作業や農作業等を人手を介さずに行う自走式の作
業車が、作業行程に沿って走行しながら作業を行って作
業対象地の端に達したときに、次の作業行程に旋回する
場合等に用いられるものであるが、その旋回動作におい
て従来では、先ず、旋回中心側に位置する走行車輪を浮
上させ、且つ、旋回中心を形成するために昇降式接地体
の下降作動を行った後、次に、ステアリング用の車輪を
旋回方向側にステアリング操作してから車体を旋回動作
させるようにしていた。そして、車体が旋回させられて
次の作業行程に向いたことが確認されると、先ず、旋回
中心側に位置する走行車輪を接地させるように昇降式接
地体の上昇作動を行った後、次に、旋回方向側に操作さ
れているステアリング用の車輪を直進方向に戻す操作を
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来手段では、先ず昇降式接地体の昇降動作を行い、この
動作が完了した後にステアリング用の車輪のステアリン
グ操作を行うように制御していたために、作業車の旋回
動作に要する時間が長くなり、従って、芝刈り等の正味
の作業時間以外の走行時間が増加して作業能率が低下す
るという問題があった。ちなみに、上記昇降式接地体の
上昇あるいは下降動作に要する時間は3秒程度であり、
又、ステアリング操作に要する時間は2秒程度であるか
ら、両操作を行うのに合計5秒程度を要することにな
る。
来手段では、先ず昇降式接地体の昇降動作を行い、この
動作が完了した後にステアリング用の車輪のステアリン
グ操作を行うように制御していたために、作業車の旋回
動作に要する時間が長くなり、従って、芝刈り等の正味
の作業時間以外の走行時間が増加して作業能率が低下す
るという問題があった。ちなみに、上記昇降式接地体の
上昇あるいは下降動作に要する時間は3秒程度であり、
又、ステアリング操作に要する時間は2秒程度であるか
ら、両操作を行うのに合計5秒程度を要することにな
る。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、作業車の旋回動作に要する時間
を短縮させることにある。
であって、その目的は、作業車の旋回動作に要する時間
を短縮させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による作業車の旋
回装置の第1の特徴構成は、前記制御手段が、前記昇降
式接地体の下降作動と前記ステアリング用の車輪の旋回
方向側へのステアリング操作とを、少なくともそれらの
一部を同時に行うように構成されている点にある。
回装置の第1の特徴構成は、前記制御手段が、前記昇降
式接地体の下降作動と前記ステアリング用の車輪の旋回
方向側へのステアリング操作とを、少なくともそれらの
一部を同時に行うように構成されている点にある。
【0006】また第2の特徴構成は、前記制御手段が、
前記昇降式接地体の上昇作動と前記ステアリング用の車
輪の旋回方向側から直進側への戻し操作とを、少なくと
もそれらの一部を同時に行うように構成されている点に
ある。
前記昇降式接地体の上昇作動と前記ステアリング用の車
輪の旋回方向側から直進側への戻し操作とを、少なくと
もそれらの一部を同時に行うように構成されている点に
ある。
【0007】また第3の特徴構成は、前記制御手段が、
前記昇降式接地体の下降作動と前記ステアリング用の車
輪の旋回方向側へのステアリング操作とを、少なくとも
それらの一部を同時に行うとともに、前記昇降式接地体
の上昇作動と前記ステアリング用の車輪の旋回方向側か
ら直進側への戻し操作とを、少なくともそれらの一部を
同時に行うように構成されている点にある。
前記昇降式接地体の下降作動と前記ステアリング用の車
輪の旋回方向側へのステアリング操作とを、少なくとも
それらの一部を同時に行うとともに、前記昇降式接地体
の上昇作動と前記ステアリング用の車輪の旋回方向側か
ら直進側への戻し操作とを、少なくともそれらの一部を
同時に行うように構成されている点にある。
【0008】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、例えば、作
業車が作業行程の終端部に到着した後、次の作業行程に
向けての旋回動作に入る時において、昇降式接地体の下
降作動とステアリング用の車輪の旋回方向側へのステア
リング操作とを、少なくともそれらの一部を同時に行う
から、その同時に行った時間分だけ旋回に要する時間が
短縮される。ちなみに、通常は昇降式接地体の作動に要
する時間がステアリング操作に要する時間よりも長いの
で、例えば、ステアリング操作する時間を昇降式接地体
の作動時間に合わせると、両操作に要する時間は昇降式
接地体の作動時間で決まり、ステアリング操作に要する
時間分が短縮されることになる。
業車が作業行程の終端部に到着した後、次の作業行程に
向けての旋回動作に入る時において、昇降式接地体の下
降作動とステアリング用の車輪の旋回方向側へのステア
リング操作とを、少なくともそれらの一部を同時に行う
から、その同時に行った時間分だけ旋回に要する時間が
短縮される。ちなみに、通常は昇降式接地体の作動に要
する時間がステアリング操作に要する時間よりも長いの
で、例えば、ステアリング操作する時間を昇降式接地体
の作動時間に合わせると、両操作に要する時間は昇降式
接地体の作動時間で決まり、ステアリング操作に要する
時間分が短縮されることになる。
【0009】また第2の特徴構成によれば、例えば、作
業車が旋回して次の作業行程に向いた後において、昇降
式接地体の上昇作動とステアリング用の車輪の旋回方向
側から直進側への戻しのステアリング操作とを、少なく
ともそれらの一部を同時に行うから、その同時に行った
時間分だけ時間短縮される。この場合も、上記と同様
に、ステアリング操作時間を昇降式接地体の作動時間に
合わせると、ステアリング操作に要する時間分が短縮さ
れる。
業車が旋回して次の作業行程に向いた後において、昇降
式接地体の上昇作動とステアリング用の車輪の旋回方向
側から直進側への戻しのステアリング操作とを、少なく
ともそれらの一部を同時に行うから、その同時に行った
時間分だけ時間短縮される。この場合も、上記と同様
に、ステアリング操作時間を昇降式接地体の作動時間に
合わせると、ステアリング操作に要する時間分が短縮さ
れる。
【0010】また第3の特徴構成によれば、例えば、作
業車が作業行程の終端部に到着した後の次の作業行程に
向けて車体の旋回動作を行う場合において、旋回動作に
入るときにおける昇降式接地体の下降作動とステアリン
グ用の車輪の旋回方向側へのステアリング操作、及び旋
回した後の昇降式接地体の上昇作動とステアリング用の
車輪の旋回方向側から直進側への戻しのステアリング操
作とを、夫々少なくともそれらの一部を同時に行うか
ら、その同時に行った時間分だけ時間短縮される。この
場合も、上記と同様に、ステアリング操作時間を昇降式
接地体の作動時間に合わせると、ステアリング操作に要
する時間分が短縮される。
業車が作業行程の終端部に到着した後の次の作業行程に
向けて車体の旋回動作を行う場合において、旋回動作に
入るときにおける昇降式接地体の下降作動とステアリン
グ用の車輪の旋回方向側へのステアリング操作、及び旋
回した後の昇降式接地体の上昇作動とステアリング用の
車輪の旋回方向側から直進側への戻しのステアリング操
作とを、夫々少なくともそれらの一部を同時に行うか
ら、その同時に行った時間分だけ時間短縮される。この
場合も、上記と同様に、ステアリング操作時間を昇降式
接地体の作動時間に合わせると、ステアリング操作に要
する時間分が短縮される。
【0011】
【発明の効果】従って、本発明の第1の特徴構成によれ
ば、作業車が作業行程の終端部に到着した後、次の作業
行程への旋回動作に入る際の動作時間が短縮され、作業
能率の向上が実現される。
ば、作業車が作業行程の終端部に到着した後、次の作業
行程への旋回動作に入る際の動作時間が短縮され、作業
能率の向上が実現される。
【0012】また第2の特徴構成によれば、作業車が作
業行程の終端部において旋回した後、次の作業行程の走
行に移る際の動作時間が短縮され、作業能率の向上が実
現される。
業行程の終端部において旋回した後、次の作業行程の走
行に移る際の動作時間が短縮され、作業能率の向上が実
現される。
【0013】また第3の特徴構成によれば、作業車が作
業行程の終端部に到着した後の次の作業行程への旋回動
作に入る際の動作時間、及び旋回した後の次の作業行程
の走行に移る際の動作時間が夫々短縮され、もって、作
業能率のより一層の向上が実現できる。
業行程の終端部に到着した後の次の作業行程への旋回動
作に入る際の動作時間、及び旋回した後の次の作業行程
の走行に移る際の動作時間が夫々短縮され、もって、作
業能率のより一層の向上が実現できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、芝刈り作業機に適
用した例について図面に基づいて説明する。
用した例について図面に基づいて説明する。
【0015】図4乃至図6に示すように、エンジンEを
搭載した車体Vの下部に芝刈り用の回転刃体2を取付け
るとともに、車体Vの前後部に、ステアリング用の車輪
としての遊転前輪1Fと、駆動ケース3を介してエンジ
ンEの駆動力が伝達される走行車輪としての左右一対の
駆動後輪1L,1Rとを取付けて芝刈り作業機を構成し
てある。前記前輪1Fは、これを直接操向するステアリ
ングギア1Aと、自動操向用のステアリングモータM1
と、ステアリングモータM1の駆動力をステアリングギ
ア1Aに伝達するモータギア1Bとからなる操向機構を
介して前記車体Vに取付けてあり、又、前輪1Fの回転
軸部には、その回転数を検出するエンコーダ14が設け
られている。又、前記車体Vには、作業車の走行時の現
在方位を検出するために、トロイダルコアを用いたフラ
ックスゲート方式の地磁気センサS0が設置されてい
る。
搭載した車体Vの下部に芝刈り用の回転刃体2を取付け
るとともに、車体Vの前後部に、ステアリング用の車輪
としての遊転前輪1Fと、駆動ケース3を介してエンジ
ンEの駆動力が伝達される走行車輪としての左右一対の
駆動後輪1L,1Rとを取付けて芝刈り作業機を構成し
てある。前記前輪1Fは、これを直接操向するステアリ
ングギア1Aと、自動操向用のステアリングモータM1
と、ステアリングモータM1の駆動力をステアリングギ
ア1Aに伝達するモータギア1Bとからなる操向機構を
介して前記車体Vに取付けてあり、又、前輪1Fの回転
軸部には、その回転数を検出するエンコーダ14が設け
られている。又、前記車体Vには、作業車の走行時の現
在方位を検出するために、トロイダルコアを用いたフラ
ックスゲート方式の地磁気センサS0が設置されてい
る。
【0016】図2にも示すように、車体Vの前側には、
未刈り芝の有無を検出する反射式フォトインタラプタで
なる4つの芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4
を、車体Vの車幅方向に往復揺動させる揺動機構23を
介して分散配置してあり、前記芝高さ検出センサS1,
S2,S3,S4は、芝高さが大であれば芝が刈取られ
ていない芝有り状態を検出し、又、芝高さが小であれば
芝が刈り取られている芝無し状態を検出する。従って、
この芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4でもって
芝有無検出手段22が構成される。
未刈り芝の有無を検出する反射式フォトインタラプタで
なる4つの芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4
を、車体Vの車幅方向に往復揺動させる揺動機構23を
介して分散配置してあり、前記芝高さ検出センサS1,
S2,S3,S4は、芝高さが大であれば芝が刈取られ
ていない芝有り状態を検出し、又、芝高さが小であれば
芝が刈り取られている芝無し状態を検出する。従って、
この芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4でもって
芝有無検出手段22が構成される。
【0017】前記揺動機構23は、車体Vの前側端部に
その基端部を縦軸芯周りに回転自在に枢着された先端二
股状のアーム24がバネ27で機体進行方向に位置する
ように付勢されて設けられるとともに、アーム24の基
端部に取付けた補助アーム24Aに偏心カム25Aが接
当するようにカム機構25を配置して構成している。ア
ーム24の二股状の各先端部には、車幅方向に間隔Wだ
け隔てて配置された前記芝高さ検出センサS1,S2或
いは芝高さ検出センサS3,S4が、取付部材26を介
して取り付けられている。尚、前記取付部材26は、芝
高さ検出センサS1,S2或いは芝高さ検出センサS
3,S4の対地高さを調節するために、その途中箇所に
設けた上下調整機構で上下位置を調整してから先端側部
分26Bが固定されるようになっている。以上の構成に
より、偏心カム25Aがセンサ揺動用モータm(図1参
照)にて回転されると、アーム24が車幅方向に揺動し
て、左右一対の芝高さ検出センサS1,S2或いは芝高
さ検出センサS3,S4の夫々が走査距離W/2だけ往
復走査される。
その基端部を縦軸芯周りに回転自在に枢着された先端二
股状のアーム24がバネ27で機体進行方向に位置する
ように付勢されて設けられるとともに、アーム24の基
端部に取付けた補助アーム24Aに偏心カム25Aが接
当するようにカム機構25を配置して構成している。ア
ーム24の二股状の各先端部には、車幅方向に間隔Wだ
け隔てて配置された前記芝高さ検出センサS1,S2或
いは芝高さ検出センサS3,S4が、取付部材26を介
して取り付けられている。尚、前記取付部材26は、芝
高さ検出センサS1,S2或いは芝高さ検出センサS
3,S4の対地高さを調節するために、その途中箇所に
設けた上下調整機構で上下位置を調整してから先端側部
分26Bが固定されるようになっている。以上の構成に
より、偏心カム25Aがセンサ揺動用モータm(図1参
照)にて回転されると、アーム24が車幅方向に揺動し
て、左右一対の芝高さ検出センサS1,S2或いは芝高
さ検出センサS3,S4の夫々が走査距離W/2だけ往
復走査される。
【0018】従って、前記揺動機構23により揺動走査
される芝高さ検出センサS1,S2或いは芝高さ検出セ
ンサS3,S4の各センサによって、所定対地高さにお
ける芝の有無が、その走査距離W/2を8分割した間隔
でサンプリングされ、これにより一対のセンサS1,S
2或いはS3,S4の揺動走査により16個の芝有無デ
ータD0〜D15が得られる。各データD0〜D15
は、芝検出時に“1”、未検出時に“0”を示すデジタ
ルデータである。尚、上記サンプリング間隔は、前記偏
心カム25Aの回転軸に設けられたポテンショメータG
により走査位置を検出することで定める。以上より、前
記芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4からなる芝
有無検出手段22と前記揺動機構23とが、未処理作業
地Aと処理済作業地Bの境界L(図3参照)を走行中に
繰返し検出する境界検出手段22,23を構成すること
になる。
される芝高さ検出センサS1,S2或いは芝高さ検出セ
ンサS3,S4の各センサによって、所定対地高さにお
ける芝の有無が、その走査距離W/2を8分割した間隔
でサンプリングされ、これにより一対のセンサS1,S
2或いはS3,S4の揺動走査により16個の芝有無デ
ータD0〜D15が得られる。各データD0〜D15
は、芝検出時に“1”、未検出時に“0”を示すデジタ
ルデータである。尚、上記サンプリング間隔は、前記偏
心カム25Aの回転軸に設けられたポテンショメータG
により走査位置を検出することで定める。以上より、前
記芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4からなる芝
有無検出手段22と前記揺動機構23とが、未処理作業
地Aと処理済作業地Bの境界L(図3参照)を走行中に
繰返し検出する境界検出手段22,23を構成すること
になる。
【0019】又、前記取付部材26は、その上方基端部
を支点として進行方向前後に揺動可能となるように前記
アーム24に枢支されて取り付けられ、又、その途中箇
所には機体前方に突出する突出部26Aが設けられ、こ
の突出部26Aとアーム24の先端部との間には、取付
部材26を機体前方側に付勢するためのバネ28が設け
られるとともに、取付部材26の角度調整用の調整ネジ
29が、その先端を上記バネ28の付勢力によってアー
ム24に突き当てた状態で突出部26Aに螺合内嵌支持
されている。これにより、前記芝高さ検出センサS1,
S2或いは芝高さ検出センサS3,S4が異物等に突き
当たった場合には後方に倒れることで芝高さ検出センサ
の破損を極力回避するとともに、その後方への倒れが異
物等に突き当たったその芝高さ検出センサだけに限られ
るので、他の芝高さ検出センサの検出動作は継続して行
うことができる。
を支点として進行方向前後に揺動可能となるように前記
アーム24に枢支されて取り付けられ、又、その途中箇
所には機体前方に突出する突出部26Aが設けられ、こ
の突出部26Aとアーム24の先端部との間には、取付
部材26を機体前方側に付勢するためのバネ28が設け
られるとともに、取付部材26の角度調整用の調整ネジ
29が、その先端を上記バネ28の付勢力によってアー
ム24に突き当てた状態で突出部26Aに螺合内嵌支持
されている。これにより、前記芝高さ検出センサS1,
S2或いは芝高さ検出センサS3,S4が異物等に突き
当たった場合には後方に倒れることで芝高さ検出センサ
の破損を極力回避するとともに、その後方への倒れが異
物等に突き当たったその芝高さ検出センサだけに限られ
るので、他の芝高さ検出センサの検出動作は継続して行
うことができる。
【0020】図7及び図8に示すように、前記左右一対
の駆動後輪1L,1Rの内側部分には、旋回時に旋回中
心側に位置する駆動後輪1L,1Rを地面から浮上させ
るように下降する下降状態と、旋回が完了した後に前記
旋回中心側に位置する駆動後輪1L,1Rを接地させる
ように上昇する上昇状態とに昇降自在で、且つ、上記下
降状態において旋回中心を形成する左右一対の昇降式接
地体9を接地機構を介して車体Vに取付てあり、又、上
記昇降式接地体9の地面に接地する接地部9Aは、縦軸
芯周りに回転自在な状態で昇降式接地体9の基端側によ
って支持されている。前記接地機構は、左右一対のくの
字型のリンク4の屈曲部を夫々の支点P1,P2周りに
揺動自在に前記駆動ケース3に取付け、リンク4の一端
部に昇降式接地体9を、他端部に昇降式接地体9を上方
に付勢するスプリング5を取り付けると共に、そのスプ
リング5の付勢力に抗してリンク4の他端部を前記昇降
式接地体9を接地させるように揺動操作するカム機構6
とで構成してある。
の駆動後輪1L,1Rの内側部分には、旋回時に旋回中
心側に位置する駆動後輪1L,1Rを地面から浮上させ
るように下降する下降状態と、旋回が完了した後に前記
旋回中心側に位置する駆動後輪1L,1Rを接地させる
ように上昇する上昇状態とに昇降自在で、且つ、上記下
降状態において旋回中心を形成する左右一対の昇降式接
地体9を接地機構を介して車体Vに取付てあり、又、上
記昇降式接地体9の地面に接地する接地部9Aは、縦軸
芯周りに回転自在な状態で昇降式接地体9の基端側によ
って支持されている。前記接地機構は、左右一対のくの
字型のリンク4の屈曲部を夫々の支点P1,P2周りに
揺動自在に前記駆動ケース3に取付け、リンク4の一端
部に昇降式接地体9を、他端部に昇降式接地体9を上方
に付勢するスプリング5を取り付けると共に、そのスプ
リング5の付勢力に抗してリンク4の他端部を前記昇降
式接地体9を接地させるように揺動操作するカム機構6
とで構成してある。
【0021】前記カム機構6は、カム6Aと、カム6A
を回転するための1組のギア7と、このギア7に連結さ
れた接地用モータ8とで構成してあり、カム6Aが90
°回転するたびに、左右一対の昇降式接地体9の夫々
が、上記昇降式接地体9側の前記左右一対の駆動後輪1
L,1Rを浮上させるように下降する下降状態と、その
浮上した駆動後輪1L,1Rを接地させるように上昇す
る上昇状態とを、交互に繰り返すようになっている。
を回転するための1組のギア7と、このギア7に連結さ
れた接地用モータ8とで構成してあり、カム6Aが90
°回転するたびに、左右一対の昇降式接地体9の夫々
が、上記昇降式接地体9側の前記左右一対の駆動後輪1
L,1Rを浮上させるように下降する下降状態と、その
浮上した駆動後輪1L,1Rを接地させるように上昇す
る上昇状態とを、交互に繰り返すようになっている。
【0022】図1に示すように、マイクロコンピュータ
利用の制御装置Hが設けられており、この制御装置H
に、前記芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4、前
記ポテンショメータG、前記地磁気センサS0、及び前
記エンコーダ14からの信号が入力されている。又、前
記制御装置Hからは、前記ステアリングモータM1、セ
ンサ揺動用モータm、及び前記接地用モータ8に対して
駆動信号が出力される。又、上記制御装置Hは情報記憶
用のメモリMに接続されている。
利用の制御装置Hが設けられており、この制御装置H
に、前記芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4、前
記ポテンショメータG、前記地磁気センサS0、及び前
記エンコーダ14からの信号が入力されている。又、前
記制御装置Hからは、前記ステアリングモータM1、セ
ンサ揺動用モータm、及び前記接地用モータ8に対して
駆動信号が出力される。又、上記制御装置Hは情報記憶
用のメモリMに接続されている。
【0023】前記メモリM及び前記地磁気センサS0を
利用して、作業開始時に作業者により車体Vが向けられ
る第1作業行程K1の方向、すなわち、未処理作業地A
と処理済作業地Bとの境界Lが示す方向(図3参照)と
地磁気センサS0が検出する地磁気の向きJとのなす角
度θを基準方位θ0 として前記メモリMに記憶すること
により、未処理作業地Aと処理済作業地Bとの境界Lが
示す方向を基準方位として設定する基準方位設定手段1
0が構成され、前記制御装置Hは、前記基準方位設定手
段10の情報と前記境界検出手段22,23の情報とに
基づいて、車体Vを前記境界Lに沿って走行させるよう
に車体Vを操向制御する。
利用して、作業開始時に作業者により車体Vが向けられ
る第1作業行程K1の方向、すなわち、未処理作業地A
と処理済作業地Bとの境界Lが示す方向(図3参照)と
地磁気センサS0が検出する地磁気の向きJとのなす角
度θを基準方位θ0 として前記メモリMに記憶すること
により、未処理作業地Aと処理済作業地Bとの境界Lが
示す方向を基準方位として設定する基準方位設定手段1
0が構成され、前記制御装置Hは、前記基準方位設定手
段10の情報と前記境界検出手段22,23の情報とに
基づいて、車体Vを前記境界Lに沿って走行させるよう
に車体Vを操向制御する。
【0024】つまり、車体Vを前記初期設定された基準
方位θ0 の方向に向けながら、前述のようにして得られ
た16個の芝有無データD0〜D15を下記式にて処理
して境界Lに対する位置偏差Xを求め、この偏差が零に
なるように、前記ステアリングモータM1を制御する。
方位θ0 の方向に向けながら、前述のようにして得られ
た16個の芝有無データD0〜D15を下記式にて処理
して境界Lに対する位置偏差Xを求め、この偏差が零に
なるように、前記ステアリングモータM1を制御する。
【数1】X=8−(D0+D1+……+D15) 具体的には、上記偏差Xが負であれば、車体Vが未処理
地A側にずれているので処理済地B側(図3では進行方
向左側)に修正操向させ、偏差Xが正であれば、車体V
が処理済地B側にずれているので未処理地A側(図3で
は進行方向右側)に修正操向させる。従って、適正な操
向状態では、処理済地B側に位置する前記一対の芝高さ
検出センサS1,S2或いはS3,S4の中央位置に境
界Lが一致することになる。
地A側にずれているので処理済地B側(図3では進行方
向左側)に修正操向させ、偏差Xが正であれば、車体V
が処理済地B側にずれているので未処理地A側(図3で
は進行方向右側)に修正操向させる。従って、適正な操
向状態では、処理済地B側に位置する前記一対の芝高さ
検出センサS1,S2或いはS3,S4の中央位置に境
界Lが一致することになる。
【0025】また、前記制御装置Hを利用して、前記昇
降式接地体9の昇降を制御すると共に、前記旋回中心側
の昇降式接地体9が下降した状態において前記車体Vを
旋回させるべく、ステアリング用の前記前輪1Fをステ
アリング操作し、且つ、推進用の前記駆動後輪1L,1
Rを制御する制御手段11が構成されている。又、この
制御手段11は、前記昇降式接地体9の下降作動と前記
ステアリング用の前輪1Fの旋回方向側へのステアリン
グ操作とを、少なくともそれらの一部を同時に行うとと
もに、前記昇降式接地体9の上昇作動と前記ステアリン
グ用の前輪1Fの旋回方向側から直進側への戻し操作と
を、少なくともそれらの一部を同時に行うように構成さ
れている。
降式接地体9の昇降を制御すると共に、前記旋回中心側
の昇降式接地体9が下降した状態において前記車体Vを
旋回させるべく、ステアリング用の前記前輪1Fをステ
アリング操作し、且つ、推進用の前記駆動後輪1L,1
Rを制御する制御手段11が構成されている。又、この
制御手段11は、前記昇降式接地体9の下降作動と前記
ステアリング用の前輪1Fの旋回方向側へのステアリン
グ操作とを、少なくともそれらの一部を同時に行うとと
もに、前記昇降式接地体9の上昇作動と前記ステアリン
グ用の前輪1Fの旋回方向側から直進側への戻し操作と
を、少なくともそれらの一部を同時に行うように構成さ
れている。
【0026】次に、図9及び図10に示すフローチャー
トに基づいて、前記制御装置Hの制御動作について説明
する。
トに基づいて、前記制御装置Hの制御動作について説明
する。
【0027】先ず、走行開始時に、車体Vが向いた方向
を基準方位θ0 に初期設定して記憶すると共に、前輪1
Fのステアリング操作の方向をこの基準位置θ0 に合わ
せる。走行を開始すると、前記検出手段22により検出
された芝有無データD0〜D15を入力する。このデー
タD0〜D15が全て”0”でなければ、作業行程の端
ではないと判断されるので、これから境界Lの位置を検
出して車体Vの適正操向位置に対する位置偏差Xを算出
するとともに、現在の検出方位θと基準方位θ 0 との差
より方位偏差Δθ=θ−θ0 を算出する。そして、上記
位置偏差X及び方位偏差Δθ夫々に所定のゲイン係数p
及びqを掛け、下式にてステアリング角θSTを求め、こ
のステアリング角θSTでステアリング操作を行う。
を基準方位θ0 に初期設定して記憶すると共に、前輪1
Fのステアリング操作の方向をこの基準位置θ0 に合わ
せる。走行を開始すると、前記検出手段22により検出
された芝有無データD0〜D15を入力する。このデー
タD0〜D15が全て”0”でなければ、作業行程の端
ではないと判断されるので、これから境界Lの位置を検
出して車体Vの適正操向位置に対する位置偏差Xを算出
するとともに、現在の検出方位θと基準方位θ 0 との差
より方位偏差Δθ=θ−θ0 を算出する。そして、上記
位置偏差X及び方位偏差Δθ夫々に所定のゲイン係数p
及びqを掛け、下式にてステアリング角θSTを求め、こ
のステアリング角θSTでステアリング操作を行う。
【数2】θST=p・X+q・Δθ
【0028】前記検出手段22のデータD0〜D15が
全て”0”で処理済地Bを検出して、作業行程の端に達
したことが検出されていれば、次の作業行程に向けての
旋回制御を行うことになる。旋回制御においては、先ず
走行を停止させ、次に、旋回中心側の昇降式接地体9を
下降させると同時に、ステアリングモータM1により前
輪1Fを旋回中心に対してほぼ直交するように旋回方向
側にステアリング操作する。この後、旋回中心でない側
の駆動後輪1L,1Rを駆動して、上記昇降式接地体9
を中心とする円弧状に旋回する。このときにエンコーダ
14により前輪1Fの回転数を検出して車体Vの180
°旋回に相当する所定量になるまで旋回動作を続ける。
車体Vが180°旋回したことが確認されると、駆動後
輪1L,1Rの駆動を停止し、昇降式接地体9を上昇作
動させると同時に、ステアリングモータM1により前輪
1Fを旋回方向から戻して直進方向にステアリング操作
する。そして、次の作業行程での走行に移行する。
全て”0”で処理済地Bを検出して、作業行程の端に達
したことが検出されていれば、次の作業行程に向けての
旋回制御を行うことになる。旋回制御においては、先ず
走行を停止させ、次に、旋回中心側の昇降式接地体9を
下降させると同時に、ステアリングモータM1により前
輪1Fを旋回中心に対してほぼ直交するように旋回方向
側にステアリング操作する。この後、旋回中心でない側
の駆動後輪1L,1Rを駆動して、上記昇降式接地体9
を中心とする円弧状に旋回する。このときにエンコーダ
14により前輪1Fの回転数を検出して車体Vの180
°旋回に相当する所定量になるまで旋回動作を続ける。
車体Vが180°旋回したことが確認されると、駆動後
輪1L,1Rの駆動を停止し、昇降式接地体9を上昇作
動させると同時に、ステアリングモータM1により前輪
1Fを旋回方向から戻して直進方向にステアリング操作
する。そして、次の作業行程での走行に移行する。
【0029】〔別実施例〕上記実施例では、旋回動作の
開始時において昇降式接地体9の下降作動とステアリン
グ用の車輪1Fのステアリング操作を同時に行い、又、
旋回動作の完了後において昇降式接地体9の上昇作動と
ステアリング用の車輪1Fの戻し操作を同時に行うよう
にしたが、旋回動作の開始時だけ或いは旋回動作の完了
後だけにおいて上記同時操作することもできる。
開始時において昇降式接地体9の下降作動とステアリン
グ用の車輪1Fのステアリング操作を同時に行い、又、
旋回動作の完了後において昇降式接地体9の上昇作動と
ステアリング用の車輪1Fの戻し操作を同時に行うよう
にしたが、旋回動作の開始時だけ或いは旋回動作の完了
後だけにおいて上記同時操作することもできる。
【0030】又、上記実施例では、昇降式接地体9の作
動とステアリング用の車輪1Fのステアリング操作を同
時にスタートさせたが、昇降式接地体9の作動スタート
後所定時間経過してからステアリング操作してもよく、
逆に、ステアリング操作のスタート後所定時間経過して
から昇降式接地体9の作動をスタートさせてもよく、上
記両操作を同時に実行する時間の設定は任意にできる。
動とステアリング用の車輪1Fのステアリング操作を同
時にスタートさせたが、昇降式接地体9の作動スタート
後所定時間経過してからステアリング操作してもよく、
逆に、ステアリング操作のスタート後所定時間経過して
から昇降式接地体9の作動をスタートさせてもよく、上
記両操作を同時に実行する時間の設定は任意にできる。
【0031】又、上記実施例では、次の作業行程に向け
るための所定旋回量の検出をステアリング用の車輪1F
に設けたエンコーダ14の情報に基づいて行ったが、前
記地磁気センサS0で車体Vの向きが前の作業行程の方
向に対して180°になったかどうかを検出して判別す
るようにしてもよい。
るための所定旋回量の検出をステアリング用の車輪1F
に設けたエンコーダ14の情報に基づいて行ったが、前
記地磁気センサS0で車体Vの向きが前の作業行程の方
向に対して180°になったかどうかを検出して判別す
るようにしてもよい。
【0032】又、上記実施例では、本発明を芝刈り作業
機に適用したものを例示したが、これ以外の草刈り作業
機等の各種自動走行用の作業機に適用することができ
る。
機に適用したものを例示したが、これ以外の草刈り作業
機等の各種自動走行用の作業機に適用することができ
る。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0034】
【図1】走行制御装置のブロック構成図
【図2】境界検出手段の平面図
【図3】作業形態の説明図
【図4】車体の概略平面図
【図5】車体の概略側面図
【図6】芝有無検出手段の側面図
【図7】昇降式接地体の背面図
【図8】昇降式接地体の動作説明図
【図9】制御作動のフローチャート
【図10】旋回制御のフローチャート
1F 車輪 1L,1R 走行車輪 9 昇降式接地体 9A 接地部 11 制御手段 V 車体
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の走行車輪(1L),(1R)のう
ちの旋回中心側に位置する走行車輪(1L),(1R)
を浮上させるように下降する下降状態と、その走行車輪
(1L),(1R)を接地させるように上昇する上昇状
態とに昇降自在で、且つ、前記下降状態において前記旋
回中心を形成する昇降式接地体(9)が車体(V)に備
えられ、その昇降式接地体(9)のうちの少なくとも接
地部(9A)が、前記車体(V)に対して縦軸芯周りで
回転自在に構成され、前記昇降式接地体(9)の昇降を
制御すると共に、前記下降状態において前記車体(V)
を旋回させるべく、ステアリング用の車輪(1F)をス
テアリング操作し、且つ、推進用の走行車輪(1L),
(1R)を制御する制御手段(11)が設けられている
作業車の旋回装置であって、 前記制御手段(11)が、前記昇降式接地体(9)の下
降作動と前記ステアリング用の車輪(1F)の旋回方向
側へのステアリング操作とを、少なくともそれらの一部
を同時に行うように構成されている作業車の旋回装置。 - 【請求項2】 複数の走行車輪(1L),(1R)のう
ちの旋回中心側に位置する走行車輪(1L),(1R)
を浮上させるように下降する下降状態と、その走行車輪
(1L),(1R)を接地させるように上昇する上昇状
態とに昇降自在で、且つ、前記下降状態において前記旋
回中心を形成する昇降式接地体(9)が車体(V)に備
えられ、その昇降式接地体(9)のうちの少なくとも接
地部(9A)が、前記車体(V)に対して縦軸芯周りで
回転自在に構成され、前記昇降式接地体(9)の昇降を
制御すると共に、前記下降状態において前記車体(V)
を旋回させるべく、ステアリング用の車輪(1F)をス
テアリング操作し、且つ、推進用の走行車輪(1L),
(1R)を制御する制御手段(11)が設けられている
作業車の旋回装置であって、 前記制御手段(11)が、前記昇降式接地体(9)の上
昇作動と前記ステアリング用の車輪(1F)の旋回方向
側から直進側への戻し操作とを、少なくともそれらの一
部を同時に行うように構成されている作業車の旋回装
置。 - 【請求項3】 複数の走行車輪(1L),(1R)のう
ちの旋回中心側に位置する走行車輪(1L),(1R)
を浮上させるように下降する下降状態と、その走行車輪
(1L),(1R)を接地させるように上昇する上昇状
態とに昇降自在で、且つ、前記下降状態において前記旋
回中心を形成する昇降式接地体(9)が車体(V)に備
えられ、その昇降式接地体(9)のうちの少なくとも接
地部(9A)が、前記車体(V)に対して縦軸芯周りで
回転自在に構成され、前記昇降式接地体(9)の昇降を
制御すると共に、前記下降状態において前記車体(V)
を旋回させるべく、ステアリング用の車輪(1F)をス
テアリング操作し、且つ、推進用の走行車輪(1L),
(1R)を制御する制御手段(11)が設けられている
作業車の旋回装置であって、 前記制御手段(11)が、前記昇降式接地体(9)の下
降作動と前記ステアリング用の車輪(1F)の旋回方向
側へのステアリング操作とを、少なくともそれらの一部
を同時に行うとともに、前記昇降式接地体(9)の上昇
作動と前記ステアリング用の車輪(1F)の旋回方向側
から直進側への戻し操作とを、少なくともそれらの一部
を同時に行うように構成されている作業車の旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6282292A JPH05262209A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 作業車の旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6282292A JPH05262209A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 作業車の旋回装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05262209A true JPH05262209A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13211413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6282292A Pending JPH05262209A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 作業車の旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05262209A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7281736B2 (en) | 2004-01-06 | 2007-10-16 | Jlg Industries, Inc. | Pothole protection mechanism |
US7950695B2 (en) | 2008-01-03 | 2011-05-31 | Kan Cui | Safety guard mechanism for lifting device |
KR20200116211A (ko) * | 2019-04-01 | 2020-10-12 | 주식회사하나기업 | 포트홀에 대한 전복방지가 가능한 고소작업장치 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP6282292A patent/JPH05262209A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7281736B2 (en) | 2004-01-06 | 2007-10-16 | Jlg Industries, Inc. | Pothole protection mechanism |
US7950695B2 (en) | 2008-01-03 | 2011-05-31 | Kan Cui | Safety guard mechanism for lifting device |
KR20200116211A (ko) * | 2019-04-01 | 2020-10-12 | 주식회사하나기업 | 포트홀에 대한 전복방지가 가능한 고소작업장치 |
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