JPH05252803A - 芝刈作業車用の境界検出装置 - Google Patents

芝刈作業車用の境界検出装置

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JPH05252803A
JPH05252803A JP5584292A JP5584292A JPH05252803A JP H05252803 A JPH05252803 A JP H05252803A JP 5584292 A JP5584292 A JP 5584292A JP 5584292 A JP5584292 A JP 5584292A JP H05252803 A JPH05252803 A JP H05252803A
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JP
Japan
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lawn
deviation
density
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grass
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Application number
JP5584292A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tanaka
田中  滋
Yoshihiro Ueda
上田  吉弘
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 芝密度が変化した場合においても、その変化
に適切に対応して車体の横幅方向での偏位を極力少ない
誤差で検出できるようにする。 【構成】 車体横幅方向に沿って所定間隔毎に芝の有無
を検出する芝有無検出手段22,23と、芝有無検出手
段22,23の情報に基づいて、未処理作業地Aと処理
済作業地Bとの境界Lに対する車体の適正位置からの横
幅方向での偏位Xを検出する偏位検出手段11と、芝の
密度を予め設定する芝密度設定手段S5とが設けられ、
偏位検出手段11は、芝密度設定手段S5によって設定
された芝の密度に応じて検出する偏位Xの限界値XL を
芝密度が小さいほど小に設定して、偏位Xが限界値XL
よりも大きくなったときには、偏位Xを限界値XL とし
て検出するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体横幅方向に沿って
所定間隔毎に芝の有無を検出する芝有無検出手段と、こ
の芝有無検出手段の情報に基づいて、未処理作業地と処
理済作業地との境界に対する車体の適正位置からの横幅
方向での偏位を検出する偏位検出手段とが設けられた芝
刈作業車用の境界検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の芝刈作業車用の境界検出装置
は、芝刈り作業を人手を介さずに行うための自走式の作
業車に用いられるものであり、従来では、車体進行方向
と直交する車体横幅方向の所定間隔毎の芝の有無を、例
えばフォトインタラプト式のセンサを車体横幅方向に沿
って上記所定間隔で複数個並べて検出したり、あるいは
車体横幅方向に沿って前記センサを揺動させながら上記
所定間隔に対応する位置で検出し、それらの検出情報か
ら未処理作業地と処理済作業地との境界の位置を判別
し、この境界に対して車体が位置すべき適正位置と現在
位置の差を横幅方向での偏位として検出していた。そし
て、この偏位検出情報に基づいて車体を未処理作業地と
処理済作業地との境界に対して適正な位置に維持して自
動走行するように操向制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、芝刈り
作業対象地の芝の密度(疎密状態)は一定ではなく、場
所や季節等の要因によって変化するものであり、この芝
の密度の変化によって前記両作業地の境界を検出する際
の誤差が大きくなることがある。特に芝の密度が小(疎
状態)である場合には、未処理作業地(未刈り地)を処
理済作業地(既刈り地)と誤検出してしまい、この場合
には、車体が前記境界の位置に対してそれ程位置ずれし
ていないにもかかわらず、車体が未処理作業地側に進入
するように操向制御されて刈り残しを発生させる等の不
具合のおそれがあったが、これに対して、従来手段で
は、有効に対処することができなかった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、芝密度が変化した場合において
も、その変化に適切に対応して車体の横幅方向での偏位
を極力少ない誤差で検出できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による芝刈作業車
用の境界検出装置の特徴構成は、芝の密度を予め設定す
る芝密度設定手段が設けられ、前記偏位検出手段は、前
記芝密度設定手段によって設定された芝の密度に応じて
検出する前記偏位の限界値を芝密度が小さいほど小に設
定して、前記芝有無検出手段の情報に基づいて検出した
前記偏位が前記限界値よりも大きくなったときには、そ
の偏位を前記限界値として検出するように構成されてい
る点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、芝密度が小さくて
芝有無検出手段の情報に基づいて検出する車体の横幅方
向での偏位の検出値の信頼度が低いと考えられるときに
は、その偏位の検出値に対して小さい限界値を設定して
大きい偏差の値とならないように制限する。一方、芝密
度が大きくて芝有無検出手段の情報に基づいて検出する
車体の横幅方向での偏位の検出値の信頼度が高いと考え
られるときには、その偏位の検出値に対して大きい限界
値を設定して大きい偏差の値となることを許容する。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明の特徴構成によれば、芝
の密度が小である場合でも、不要に車体が未処理作業地
側に進入して刈り残しを発生させる等の不具合が防止で
きると共に、芝の密度が大である場合には、車体を境界
に沿って適正位置を維持しながら精度良く走行させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を芝刈り作業機に適用
した例について図面に基づいて説明する。
【0009】図4乃至図7に示すように、エンジンEを
搭載した車体Vの下部に芝刈り用の回転刃体2を取付け
るとともに、車体Vの前後部に、操向用の遊転前輪1F
と、駆動ケース3を介してエンジンEの駆動力が伝達さ
れる左右一対の駆動後輪1L,1Rとを取付けて芝刈り
作業機を構成してある。前記前輪1Fは、これを直接操
向するステアリングギア1Aと、自動操向用のステアリ
ングモータM1と、ステアリングモータM1の駆動力を
ステアリングギア1Aに伝達するモータギア1Bとから
なる操向機構を介して前記車体Vに取付けてあり、前輪
1Fの回転軸部には、その回転数を検出するエンコーダ
14が設けられている。又、前記車体Vには、作業車の
走行時の現在方位を検出するためのトロイダルコアを用
いたフラックスゲート方式の地磁気センサS0が設置さ
れると共に、芝の密度を予め設定する芝密度設定手段と
しての芝密度設定ダイヤルS5が、密、やや密、疎、や
や疎の4段階の1つを作業者が選択して手動設定できる
ように設けられている。
【0010】図2にも示すように、車体Vの前側には、
未刈り芝の有無を検出する反射式フォトインタラプタで
なる4つの芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4
を、車体Vの車幅方向に往復揺動させる揺動機構23を
介して分散配置してあり、前記芝高さ検出センサS1,
S2,S3,S4は、芝高さが大であれば芝が刈取られ
ていない芝有り状態を検出し、又、芝高さが小であれば
芝が刈り取られている芝無し状態を検出する。従って、
この芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4でもって
芝有無検出センサ22が構成される。
【0011】前記揺動機構23は、車体Vの前側端部に
その基端部を縦軸芯周りに回転自在に枢着された先端二
股状のアーム24がバネ27で機体進行方向に位置する
ように付勢されて設けられるとともに、アーム24の基
端部に取付けた補助アーム24Aに偏心カム25Aが接
当するようにカム機構25を配置して構成している。ア
ーム24の二股状の各先端部には、車幅方向に間隔Wだ
け隔てて配置された前記芝高さ検出センサS1,S2或
いは芝高さ検出センサS3,S4が、取付部材26を介
して取り付けられている。尚、前記取付部材26は、芝
高さ検出センサS1,S2或いは芝高さ検出センサS
3,S4の対地高さを調節するために、その途中箇所に
設けた上下調整機構によって上下位置を調整してから先
端側部分26Bが固定されるようになっている。以上の
構成により、偏心カム25Aがセンサ揺動用モータm
(図1参照)にて回転されると、アーム24が車幅方向
に揺動して、左右一対の芝高さ検出センサS1,S2或
いは芝高さ検出センサS3,S4の夫々が走査距離W/
2だけ往復走査される。
【0012】従って、前記揺動機構23により揺動走査
される芝高さ検出センサS1,S2或いは芝高さ検出セ
ンサS3,S4の各センサによって、所定対地高さにお
ける芝の有無が、その走査距離W/2を8分割した間隔
でサンプリングされ、これにより一対のセンサS1,S
2或いはS3,S4の揺動走査により16個の芝有無デ
ータD0〜D15が得られる。各データD0〜D15
は、芝検出時に“1”、未検出時に”0”を示すデジタ
ルデータである。尚、上記サンプリング間隔は、前記偏
心カム25Aの回転軸に設けられたポテンショメータG
により走査位置を検出することで定める。以上より、前
記芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4からなる芝
有無検出センサ22と前記揺動機構23とが、車体横幅
方向に沿って所定間隔毎に芝の有無を検出する芝有無検
出手段22,23を構成することになる。
【0013】又、前記取付部材26は、その上方基端部
を支点として進行方向前後に揺動可能となるように前記
アーム24に枢支されて取り付けられ、又、その途中箇
所には機体前方に突出する突出部26Aが設けられ、こ
の突出部26Aとアーム24の先端部との間には、取付
部材26を機体前方側に付勢するためのバネ28が設け
られるとともに、取付部材26の角度調整用の調整ネジ
29が、その先端を上記バネ28の付勢力によってアー
ム24に突き当てた状態で突出部26Aに螺合内嵌支持
されている。これにより、前記芝高さ検出センサS1,
S2或いは芝高さ検出センサS3,S4が異物等に突き
当たった場合には後方に倒れることで芝高さ検出センサ
の破損を極力回避するとともに、その後方への倒れが異
物等に突き当たったその芝高さ検出センサだけに限られ
るので、他の芝高さ検出センサの検出動作は継続して行
うことができる。
【0014】図8及び図9に示すように、前記左右一対
の駆動後輪1L,1Rの内側部分には、旋回時に旋回中
心側に位置する駆動後輪1L,1Rを地面から浮上させ
るように下降する下降状態と、旋回が完了した後に前記
旋回中心側に位置する駆動後輪1L,1Rを接地させる
ように上昇する上昇状態とに昇降自在で、且つ、上記下
降状態において旋回中心を形成する左右一対の昇降式接
地体9を接地機構を介して車体Vに取付てあり、又、上
記昇降式接地体9の地面に接地する接地部9Aは、縦軸
芯周りに回転自在な状態で昇降式接地体9の基端側によ
って支持されている。前記接地機構は、左右一対のくの
字型のリンク4の屈曲部を夫々の支点P1,P2周りに
揺動自在に前記駆動ケース3に取付け、リンク4の一端
部に昇降式接地体9を、他端部に昇降式接地体9を上方
に付勢するスプリング5を取り付けると共に、そのスプ
リング5の付勢力に抗してリンク4の他端部を前記昇降
式接地体9を接地させるように揺動操作するカム機構6
とで構成してある。
【0015】前記カム機構6は、カム6Aと、カム6A
を回転するための1組のギア7と、このギア7に連結さ
れた接地用モータ8とで構成してあり、カム6Aが90
°回転するたびに、左右一対の昇降式接地体9の夫々
が、上記昇降式接地体9側の前記左右一対の駆動後輪1
L,1Rを浮上させるように下降する下降状態と、その
浮上した駆動後輪1L,1Rを接地させるように上昇す
る上昇状態とを、交互に繰り返すようになっている。
【0016】図1に示すように、マイクロコンピュータ
利用の制御装置Hが設けられており、この制御装置H
に、前記芝高さ検出センサS1,S2,S3,S4、前
記ポテンショメータG、前記地磁気センサS0、前記芝
密度設定ダイヤルS5及び前記エンコーダ14からの信
号が入力されている。又、前記制御装置Hからは、前記
ステアリングモータM1、センサ揺動用モータm、及び
前記接地用モータ8に対して駆動信号が出力される。
又、上記制御装置Hは情報記憶用のメモリMに接続され
ている。
【0017】前記メモリM及び前記地磁気センサS0を
利用して、作業開始時に作業者により車体Vが向けられ
る第1作業行程K1の方向、すなわち、未処理作業地A
と処理済作業地Bとの境界Lが示す方向(図3参照)と
地磁気センサS0が検出する地磁気の向きJとのなす角
度θを基準方位θ0 として前記メモリMに記憶すること
により、未処理作業地Aと処理済作業地Bとの境界Lが
示す方向を基準方位として設定する基準方位設定手段1
0が構成される。
【0018】また、前記制御装置Hを利用して、前記芝
有無検出手段22,23の情報に基づいて、未処理作業
地Aと処理済作業地Bとの境界Lに対する車体の適正位
置からの横幅方向での偏位Xを検出する偏位検出手段1
1が構成されると共に、前記制御装置Hは、前記各種の
センサ等からの入力情報及び前記偏位検出手段11の偏
位情報に基づいて車体Vを境界Lに対して適正位置に維
持しながら走行制御するように構成されている。
【0019】つまり、車体Vを前記初期設定された基準
方位θ0 の方向に向けながら、前述のようにして得られ
た16個の芝有無データD0〜D15を下記式(i)及
び(ii)にて処理して境界Lに対する車体Vの横幅方向
での適正位置からの偏位Xを求め、この偏位Xが零にな
るように、前記ステアリングモータM1を制御する。
尚、車体Vの進行方向に向かって右側の芝高さ検出セン
サS3,S4を使用しているときは式(i)を用い、左
側の芝高さ検出センサS1,S2を使用しているときは
式(ii)を用いる。
【0020】
【数1】 X=8−(D0+D1+──+D15) ……(i) あるいは X=(D0+D1+──+D15)−8 ……(ii)
【0021】具体的には、式(i)の場合は、上記偏位
Xが負であれば、車体Vが未処理地A側にずれているの
で処理済地B側に修正操向させ、偏差Xが正であれば、
車体Vが処理済地B側にずれているので未処理地A側に
修正操向させる。又、式(ii)の場合は、上記偏位Xが
正であれば、車体Vが未処理地A側にずれているので処
理済地B側(図3では進行方向左側)に修正操向させ、
偏差Xが負であれば、車体Vが処理済地B側にずれてい
るので未処理地A側(図3では進行方向右側)に修正操
向させる。以上のことから、適正な操向状態では、処理
済地B側に位置する前記一対の芝高さ検出センサS1,
S2或いはS3,S4の中央位置に境界Lが一致するこ
とになる。
【0022】又、前記偏位検出手段11は、前記芝密度
設定ダイヤルS5によって前記4段階のいずれかに設定
された芝の密度に応じて、検出する前記偏位Xの限界値
XLを芝密度が小さいほど小に設定して、前記芝有無検
出手段22,23の情報に基づいて検出した前記偏位X
が前記限界値XL よりも大きくなったときには、その偏
位Xを前記限界値XL として検出するように構成されて
いる。尚、ここで、偏位Xと限界値XL とは絶対値の大
きさで比較されるものとする。具体的に述べると、入力
された芝の密度の4段階である密、やや密、疎、やや疎
の各段階に対応させて、偏位Xの限界値XL の絶対値を
夫々4、3、2、1に設定するのであり、また、その限
界値XL の符号については、車体Vの進行方向に向かっ
て右側の芝高さ検出センサS3,S4を使用していると
き(式(i)の場合)は正の符号を付け、左側の芝高さ
検出センサS1,S2を使用しているとき(式(ii)の
場合)は負の符号を付ける。これにより、絶対値が同じ
で符号が異なる右側センサ用の限界値XL と左側センサ
用の限界値XL の2組の限界値XL が用意される。
【0023】次に、図10に示すフローチャートに基づ
いて、前記制御装置Hの制御動作について説明する。
【0024】先ず、走行開始時に、車体Vが向いた方向
を基準方位θ0 に初期設定して記憶すると共に、前輪1
Fのステアリング方向をこの基準方位θ0 に合わせる。
走行を開始すると、芝密度の設定値を入力し、これに基
づいて偏位Xの限界値XL を設定する。尚、この限界値
XL は前述のように、右側センサ用の限界値XL と左側
センサ用の限界値XL の2組の値が用意される。次に、
前記検出手段22により検出された芝有無データD0〜
D15を入力して境界Lの位置を検出し、これより車体
Vの適正位置に対する偏差Xを算出する。
【0025】次に、現在使っている芝有無検出センサが
右側のものか左側のものかを判別し、右側のセンサであ
れば、偏差Xを右側センサ用の限界値XL と比較して偏
差Xの方が大きければその偏差Xを上記右側センサ用の
限界値XL で置き換え、大きくなければ偏差Xの値は検
出値のままとする。一方、左側のセンサであれば、偏差
Xを左側センサ用の限界値XL と比較して偏差Xの方が
小さければその偏差Xを上記右側センサ用の限界値XL
で置き換え、小さくなければ偏差Xの値は検出値のまま
とする。
【0026】次に、現在の検出方位θと基準方位θ0
の差より方位偏差Δθ=θ−θ0 を算出し、前記のよう
にして得られた偏差X及び方位偏差Δθ夫々に所定のゲ
イン係数p及びqを掛け、下式にてステアリング角θST
を求め、このステアリング角θSTでステアリング操作を
行う。
【0027】
【数2】θST=p・X+q・Δθ
【0028】尚、前記芝有無データD0〜D15が全て
“0”で処理済地Bを検出することで、1つの作業行程
の端部に達したことが検出されれば、前記のように駆動
後輪1L,1Rの一方側の昇降式接地体9を旋回中心と
し、さらに、旋回方向にステアリング操作しながら、旋
回中心でない側の駆動後輪1L,1Rを駆動させて車体
Vを旋回させることになる。この際、前記地磁気センサ
S0で車体Vの向きを確認して第1作業行程の方向K1
に対して180°の向きになったかどうかの情報と、前
記エンコーダ14にて検出される上記旋回中心でない側
の駆動後輪1L,1Rの走行量とから次の作業行程に向
いたことの判別を行う。
【0029】〔別実施例〕上記実施例では、車体横幅方
向に沿って所定間隔毎に芝の有無を検出する芝有無検出
手段22,23を、機体横幅方向に揺動させるように構
成したが、機体横幅方向に、上記間隔に対応する複数個
のセンサを固定して設けるものでもよい。又、検出間
隔、つまり検出位置の数も上記実施例の16個に限定さ
れない。
【0030】又、上記実施例では、芝の密度を予め設定
する芝密度設定手段S5をダイヤル式に4段階に設定す
るように構成したが、4段階以外の複数段階に設定する
ようにしたり、あるいは、無段階連続式に設定できるよ
うにしてもよい。
【0031】又、上記実施例では、本発明を芝刈り作業
機に適用したものを例示したが、これ以外の草刈り作業
機等の自動走行用の各種作業機に適用することができ
る。
【0032】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置のブロック構成図
【図2】芝有無検出手段の平面図
【図3】作業形態の説明図
【図4】芝刈作業車の概略平面図
【図5】芝密度設定手段の平面図
【図6】芝刈作業車の概略側面図
【図7】芝有無検出手段の前部側面図
【図8】旋回機構の背面図
【図9】旋回機構の動作説明図
【図10】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
A 未処理作業地 B 処理済作業地 L 境界 S5 芝密度設定手段 X 偏位 XL 限界値 11 偏位検出手段 22,23 芝有無検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体横幅方向に沿って所定間隔毎に芝の
    有無を検出する芝有無検出手段(22,23)と、この
    芝有無検出手段(22,23)の情報に基づいて、未処
    理作業地(A)と処理済作業地(B)との境界(L)に
    対する車体の適正位置からの横幅方向での偏位(X)を
    検出する偏位検出手段(11)とが設けられた芝刈作業
    車用の境界検出装置であって、 芝の密度を予め設定する芝密度設定手段(S5)が設け
    られ、 前記偏位検出手段(11)は、前記芝密度設定手段(S
    5)によって設定された芝の密度に応じて検出する前記
    偏位(X)の限界値(XL )を芝密度が小さいほど小に
    設定して、前記芝有無検出手段(22,23)の情報に
    基づいて検出した前記偏位(X)が前記限界値(XL )
    よりも大きくなったときには、その偏位(X)を前記限
    界値(XL )として検出するように構成されている芝刈
    作業車用の境界検出装置。
JP5584292A 1992-03-16 1992-03-16 芝刈作業車用の境界検出装置 Pending JPH05252803A (ja)

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