JPH0526214U - 工具判別装置 - Google Patents

工具判別装置

Info

Publication number
JPH0526214U
JPH0526214U JP7605191U JP7605191U JPH0526214U JP H0526214 U JPH0526214 U JP H0526214U JP 7605191 U JP7605191 U JP 7605191U JP 7605191 U JP7605191 U JP 7605191U JP H0526214 U JPH0526214 U JP H0526214U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
switch
state
rod
dog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7605191U
Other languages
English (en)
Inventor
敬受 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7605191U priority Critical patent/JPH0526214U/ja
Publication of JPH0526214U publication Critical patent/JPH0526214U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸に対する工具の挿着状態、非挿着状態、
クランプ、アンクランプ状態を判定する。 【構成】 コレットチャック5を一体のロッド4の後端
にドッグ21を設ける一方、ドッグ21を検出する検出
距離の異なる第1スイッチ22と第2スイッチ23を設
け、コレットチャック5による工具3の固定状態、工具
3がない場合、アンクランプ状態におけるドッグ21の
位置の違いを第1スイッチ22と第2スイッチ23のO
N,OFFにより判定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マシニングセンタ等の工作機械の主軸に装着される工具の状態を判 別する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マシニングセンタ等の工作機械の主軸に装着される工具をクランプする装置の 従来のものの一例を図2に示す。
【0003】 1はヘッドストック本体で、このヘッドストック本体1に主軸2が回転自在に 支持されており、所定の駆動系により駆動回転される。主軸2は筒状となってお り、その先端は工具3のソケット部が着座するテーパ面となっている。主軸2内 には、軸方向移動可能にロッド4が通され、その先端にはコレットチャック5が 設けられている。ロッド4には、コレットチャック5を後方に押してコレットチ ャック5を閉じさせるため、皿ばね6によりばね力が付与されている。
【0004】 一方、ヘッドストック本体1にはクランプシリンダ7が設けられ、そのクラン プピストン8が前記ロッド4の後方において同軸上に位置されている。
【0005】 主軸2の先端に工具3が挿着され、皿ばね6のばね力によりロッド4が後退さ れると、コレットチャック5が閉じられ、工具3が主軸2に把持される。工具3 を外すには、クランプシリンダ7のピストン8を前進させ、ピストン8によりロ ッド4を前方に押し出す。ロッド4が前方に移動することによりコレットチャッ ク5は開き、また、ロッド4先端により工具3は押し出される。
【0006】 ところで、マシニングセンタなどで加工の自動化を図るためには、工具が挿着 されているかどうかを自動的に検出する必要があるが、従来は、クランプピスト ン8の位置を検出することにより間接的に工具の挿着状態を検出していた。即ち 、図2に示してあるように、クランプシリンダ7上にブラケット9を介してクラ ンプ検出スイッチ10を設ける一方、クランプピストン8の後端にドッグ11を 設け、後退したクランプピストン8の後端のドッグ11を検出スイッチ10で検 出することにより、クランプ状態であると判定していたのである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような工具クランプ状態の判別方法では、クランプピス トン8が後退すればクランプ信号が検出されるため、工具がなかったり、確実に 挿着されていないのにクランプされたものと判定され、加工動作を実行してしま うという不具合があった。
【0008】 また、工作機械において、省人化、長時間無人化運転を図り、安定した加工を 行うためには、工具が確実にクランプされていることが必要であり、また、工具 なしの場合あるいは異常位置でのクランプの場合には、自動的にそれを検出し、 機械を停止させる必要がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案では、工作機械の主軸に装着される工具を直 接掴んで引張るロッドの動作位置の差を直接検出する検出器を設け、検出結果よ り工具のクランプ状態、アンクランプ状態、工具なしの状態を判別できるように したのである。
【0010】
【作用】
工具を掴んでクランプした状態、クランプ状態であるが工具がない場合、アン クランプ状態ではロッドの位置が異なる。この位置の違いを検出することにより 工具の状態を判別する。
【0011】
【実施例】
図1には本考案の一実施例に係る工具判別装置の断面を示す。この実施例にお いて、主軸2及びその駆動系、主軸2内に組み込まれている工具把持機構等は図 3に示したものと同じであるので、説明は省略する。
【0012】 先端にコレットチャック5を具えるロッド4の後端にはドッグ21が取付けら れる。クランプシリンダ7内には、ドッグ21を検出するための第1スイッチ2 2と第2スイッチ23とがブラケット24を介して取付けられる。第1スイッチ 22の検出距離は長く、第2スイッチ23の検出距離は短いものとなっている。
【0013】 したがって、主軸2に工具3を挿着し、コレットチャック5及びロッド4を皿 ばね6により後方に引っ張って固定した場合には、正常なクランプの状態であり 、コレットチャック5の端面と基準面との間には引張εVの隙間Gが確保される 。このとき、図2(a)に示すようにように検出距離の長い第1スイッチ22は ロッド4後端のドッグ21を検出してONとなり、検出距離の短い第2スイッチ 23はドッグ21を検出できずOFFとなる。
【0014】 工具3が装着されていない場合には、皿ばね6によりコレットチャック5及び ロッド4は後退端まで引き戻され、隙間Gは0となる。したがって、このときは 、図2(a)に示すように、第1スイッチ22、第2スイッチ23ともにドッグ 21を検出し、双方ともONとなる。
【0015】 また、アンクランプ時にはクランプピストン8によりロッド4は前方に押し出 された状態にある。したがって、第1スイッチ22、第2スイッチ23ともドッ グ21を検出できず、双方ともOFFとなる。
【0016】 以上のように、第1スイッチ22、第2スイッチ23のON,OFFにより工 具が装着されているのかどうか、クランプ状態かアンクランプ状態かが判別でき 、この判別結果に基づき機械が制御される。
【0017】
【考案の効果】 本考案に係る工具判別装置によれば、常時工具の挿着状態が自動的に検出され 、判定されるので、工具の異常位置挿着による加工不良や機械の破損が防止でき 、また工具なしでの加工動作による加工もれがなくなり、工作機械の長時間無人 運転が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る工具判別装置の断面図
である。
【図2】判別態様の説明図である。
【図3】従来の工具判別装置の断面図である。
【符号の説明】 1 ヘッドストック本体 2 主軸 3 工具 4 ロッド 5 コレットチャック 6 皿ばね 7 クランプシリンダ 8 クランプピストン 21 ドッグ 22 第1スイッチ 23 第2スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸に装着される工具を直接
    掴んで引張るロッドの動作位置の差を直接検出する検出
    器を設け、検出結果より工具のクランプ状態、アンクラ
    ンプ状態、工具なしの状態を判別できるようにしたこと
    を特徴とする工具判別装置。
JP7605191U 1991-09-20 1991-09-20 工具判別装置 Withdrawn JPH0526214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7605191U JPH0526214U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 工具判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7605191U JPH0526214U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 工具判別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526214U true JPH0526214U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13593987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7605191U Withdrawn JPH0526214U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 工具判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0526214U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1043910A (ja) * 1996-08-07 1998-02-17 Koyo Seiko Co Ltd 工作機械用磁気軸受スピンドル装置
CN112296724A (zh) * 2019-07-31 2021-02-02 发那科株式会社 机床

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1043910A (ja) * 1996-08-07 1998-02-17 Koyo Seiko Co Ltd 工作機械用磁気軸受スピンドル装置
CN112296724A (zh) * 2019-07-31 2021-02-02 发那科株式会社 机床
JP2021024000A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 ファナック株式会社 工作機械
CN112296724B (zh) * 2019-07-31 2024-09-24 发那科株式会社 机床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4628586A (en) Tool clamping device for main spindle
JP3409321B2 (ja) 工作機械の主軸装置
US7165921B2 (en) Collet chuck
JP3159923B2 (ja) 工作機械の工具クランプ装置
JPH0526214U (ja) 工具判別装置
JPH0451922Y2 (ja)
JP2000079537A (ja) 工具ホルダーの密着状態検出装置
JP2003181747A (ja) 工具装着状態検出装置を備えた工作機械の主軸装置
JP3779527B2 (ja) 工作機械の主軸に装備されるツールクランプバネの監視装置
JP2004025389A (ja) 主軸装置
JP2004025388A (ja) 主軸の工具装着確認装置及び方法
JPS6018280Y2 (ja) 数値制御旋削機における把持ワ−クの検出装置
JPH0570842U (ja) アーム付工具用可動式位置決めブロック
JP3296029B2 (ja) コレット形のチャック装置
JP4279526B2 (ja) コレットクランプ装置
JP4907021B2 (ja) 工作物を加工する方法とそれを実行する中心ピンを備えるチャック
JP2820467B2 (ja) ナットの検査装置
JP2580362Y2 (ja) 軸物部品の回転方向位置決め装置
JPS639370Y2 (ja)
JP3099461B2 (ja) 工作物把持機構
WO2024030099A1 (en) Sensing element position adjustment system
JPH07100271B2 (ja) 工具ホルダークランプ装置
JP2009018353A (ja) 工具アンクランプ装置
JP3186036B2 (ja) フィンガーチャック
JPH0236083Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951130