JPH05262137A - 自動車のドアベルトモール - Google Patents

自動車のドアベルトモール

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Publication number
JPH05262137A
JPH05262137A JP4090113A JP9011392A JPH05262137A JP H05262137 A JPH05262137 A JP H05262137A JP 4090113 A JP4090113 A JP 4090113A JP 9011392 A JP9011392 A JP 9011392A JP H05262137 A JPH05262137 A JP H05262137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved
lip
door
belt molding
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4090113A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kanamori
善彦 金森
Atsuhito Murayama
篤人 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4090113A priority Critical patent/JPH05262137A/ja
Publication of JPH05262137A publication Critical patent/JPH05262137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リップ部のよたりを防止し、設計通りの湾曲
形状のリップ部を備えたドアベルトモールを得ること。 【構成】 自動車のドアパネルのベルトラインのウイン
ドゥ用開口の直線部と湾曲部とに沿って配置され、ドア
パネルから外部へ露出してウインドゥガラスと接触する
シールとなるリップ部(28)を有する押し出し成形さ
れたドアベルトモール(20)である。このドアベルト
モールでは、リップ部(28)の裏面に一連に突条(3
1)が設けられている。前記湾曲部の部分がリップ部
(28)を残して切断され、切断された箇所に前記ウイ
ンドゥ用開口の湾曲部に対応して復元部(38)が型成
形される。突条(31)は、切断された箇所を型成形す
るとき、型に設けられた湾曲した溝に嵌合され、リップ
部(28)が湾曲状に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアのドアベ
ルトモールに関し、特に、ドアパネルのウインドゥ用開
口の直線部と湾曲部とに沿って配置され、ドアパネルか
ら露出してウインドゥガラスと接触するシールとなるリ
ップ部を有するドアベルトモールに関する。
【0002】
【従来の技術】ドアベルトモールは押し出し成形され、
ドアパネルに取り付けたとき、ドアパネルから露出し、
ウインドゥガラスと接触するシールとなるリップ部が設
けられる。このドアベルトモールをドアのウインドゥ用
開口の直線部と湾曲部とに配置すべく湾曲すると、リッ
プ部が不規則に変形してシール性が低下する。
【0003】前記シール性の低下を防ぎかつリップ部の
見栄えを良好にするため、直線部から湾曲部にわたる部
分において、リップ部を残して切断し、切断した箇所を
その後、型成形することが提案されている(特開昭59-7
8837号公報)。さらに、型成形するとき、サイドモール
の端部をピンで固定する技術も知られている(特公昭56
-47852号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】切断した箇所を型成形
するとき、切り残された直線状のリップ部を湾曲させて
型に嵌め込み、固定しなければならないが、リップ部を
型に嵌め込んだだけでは、図7のaに示すように、リッ
プ部10が正規の位置11からずれて固定されることが
ある。リップ部10の端部をピン12で固定すれば、同
図bに示すように、端部のずれは防止できるけれども、
端部以外の箇所が、正規の位置11からずれることがあ
る。その結果、リップ部にうねり、しわなどができる、
いわゆるよたりが生じ、設計どおりの湾曲形状を得るこ
とができなくなる。
【0005】本発明の目的は、リップ部のよたりを防止
し、設計通りの湾曲形状のリップ部を備えた自動車のド
アベルトモールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のドア
パネルのウインドゥ用開口の直線部と湾曲部とに沿って
配置され、ドアパネルから露出してウインドゥガラスと
接触するシールとなるリップ部を有する押し出し成形さ
れたドアベルトモールである。このドアベルトモールで
は、前記リップ部の裏面に一連に突条が設けられてお
り、前記湾曲部に対応する部分が前記リップ部を残して
切断され、切断された箇所に前記ウインドゥ用開口の湾
曲部に対応して復元部が型成形されており、前記突条
は、切断された箇所を型成形するとき、型に設けられた
湾曲した溝に嵌合され、これによって前記リップ部が湾
曲形状に形成されている。
【0007】
【作用および効果】切断された箇所を型成形するとき、
リップ部裏面に一連に設けられた突条を、型に設けられ
た湾曲した溝に嵌め込むことによってリップ部の位置決
めをするため、リップ部を湾曲させての固定が確実であ
り、リップ部を設計通り湾曲させることができる。その
結果、型成形後にも、リップ部によたりが発生しない。
【0008】突条がリップ部の補強の役目を果たすた
め、ドアベルトモールをウインドゥ用開口に取り付けた
使用状態において、リップ部の変形を長期にわたって防
止できる。しかも、突条は裏面に設けてあるため、リッ
プ部の外観を損なうことがない。
【0009】
【実施例】ドアベルトモール20は、図6に示すよう
に、自動車のドアパネル22のベルトライン部位のウイ
ンドゥ用開口24の直線部25と湾曲部26とに沿って
配置される。ドアベルトモール20は、図1に断面表示
してあるように、ウインドゥガラス50(図3など)と
接触するシールとなるリップ部28と、中空の補助リッ
プ部29と、基部30とを有し、基部30からリップ部
28および補助リップ部29を一体に突出した形に押し
出し成形されている。押し出し成形の際、突条31がリ
ップ部28の裏面に一連に設けられる。
【0010】ウインドゥ用開口24の直線部25に沿っ
て配置される、ドアベルトモール20の部分では、図3
に示すように、金属製のインサート32が基部30に埋
設されており、補助リップ29がインサート32の内方
に位置する。
【0011】ウインドゥ用開口24の湾曲部26に沿っ
て配置されるドアベルトモール20の部分では、従来と
同様に、リップ部28を残して補助リップ部29と基部
30とが切断され、切断された箇所に、湾曲部26の形
状に対応した形状の復元部38が型成形によって設けら
れる。
【0012】図1に示す実施例では、突条31は、押し
出し成形によって形成されているリップ部28の裏面に
設けられ、ドアベルトモール20の全長にわたってい
る。これにより、突条31を設けるための手間を要する
ことなく、リップ部28に一体に突条31を得ることが
でき、さらに、リップ部28の補強をすることができ
る。
【0013】ドアベルトモール20の切断される箇所
は、図1に多数の点で示した部分である。この部分で
は、インサート32が基部30と共に切断されてしま
う。そこで、補強のために、図1および図4に示すよう
に、インサート32とは別のインサート34を切断され
た箇所に配置し、その端部においてはとめ36によって
直線部のインサート32に結合しておく。
【0014】ドアベルトモール20の切断された箇所を
型成形するとき、射出成形用の2つの金型(図示せず)
の一方の金型に設けられた湾曲した溝に、リップ部28
の裏面の突条31を嵌合し、リップ部28に設計どおり
の湾曲を与えて位置決めすると共に、インサート34を
所定の位置に固定する。2つの金型を合わせて金型内に
ゴム材料を射出すると、図5に示すように、インサート
34を埋設した復元部38が得られる。復元部38は、
リップ部28と基部30とに一体に結合される。
【0015】ドアベルトモール20をドアパネル22の
ウインドゥ用開口24に取り付けるには、図3ないし図
5に示すように、モール部40の内側の結合部41と基
部30とをはとめ42によって、さらに、結合部41と
復元部38とをはとめ42によって結合し、各インサー
トに設けたブラケット44(図1には、インサート34
のブラケットのみを示してある。)の穴にクランプ(図
示せず)を差し込み、このクランプをドアパネル22の
インナプレート23に差し込んで固定する。その結果、
ドアベルトモール20のリップ部28と補助リップ部2
9とがウインドゥガラス50に接触し、モール部40が
ドアパネル22のアウタプレート21に接触する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアベルトモールの背面から見た
斜視図で、一部を破断して示してある。
【図2】本発明に係るドアベルトモールの正面から見た
斜視図で、モール部を取りつけた状態で示してある。
【図3】図2の3−3線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図4】図2の4−4線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図5】図2の5−5線に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】本発明に係るドアベルトモールを装着した自動
車の側面図である。
【図7】従来のドアベルトモールを型成形するとき生じ
ていた問題を示す模式図で、aはピンのないもの、bは
ピンで固定したものを示す。
【符号の説明】
20 ドアベルトモール 22 ドアパネル 24 ウインドゥ用開口 25 直線部 26 湾曲部 28 リップ部 31 突条 38 復元部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 自動車のドアパネルのウインドゥ用開口
    の直線部と湾曲部とに沿って配置され、ドアパネルから
    露出してウインドゥガラスと接触するシールとなるリッ
    プ部を有する押し出し成形されたドアベルトモールであ
    って、前記リップ部の裏面に一連に突条が設けられてお
    り、前記湾曲部に対応する部分が前記リップ部を残して
    切断され、切断された箇所に前記ウインドゥ用開口の湾
    曲部に対応して復元部が型成形されており、前記突条
    は、切断された箇所を型成形するとき、型に設けられた
    湾曲した溝に嵌合され、これによって前記リップ部が湾
    曲形状に形成された、自動車のドアベルトモール。
JP4090113A 1992-03-17 1992-03-17 自動車のドアベルトモール Pending JPH05262137A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4090113A JPH05262137A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 自動車のドアベルトモール

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JP4090113A JPH05262137A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 自動車のドアベルトモール

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JPH05262137A true JPH05262137A (ja) 1993-10-12

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JP4090113A Pending JPH05262137A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 自動車のドアベルトモール

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