JPH05261776A - 内径アンダーカットを有する円筒状物の成形金型 - Google Patents

内径アンダーカットを有する円筒状物の成形金型

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JPH05261776A
JPH05261776A JP9173092A JP9173092A JPH05261776A JP H05261776 A JPH05261776 A JP H05261776A JP 9173092 A JP9173092 A JP 9173092A JP 9173092 A JP9173092 A JP 9173092A JP H05261776 A JPH05261776 A JP H05261776A
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
    • B29C45/4421Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using expansible or collapsible cores

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 成形品の内径部を形成する分割したコアをア
リ継ぎ係合によらずに移動可能とする。 【構成】 截頭円錐形のコアピン20を上下動自在に設
ける。コアピン20の周りに、キャビティの内壁を形成
する第1スライドコア23と第2スライドコア24を交
互に設ける。第1、第2スライドコア23,24は、コ
アピン20の軸線と直交する方向に移動自在に設ける。
第1スライドコア23のキャビティ成形面23aの下方
部分を第2スライドコア24のキャビティ成形面24a
の下方部分より長く形成する。両下方部分の下端の外側
にはそれぞれテーパ23c,24cを設ける。第1、第
2スライドコア23,24の下方に、内面にテーパ26
aを設けたスリーブを上下動自在に設ける。スリーブ2
6を上方に移動し、第1スライドコア23を内方に移動
した後、第2スライドコア24を内方に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学用レンズ鏡筒のよ
うにテーパを有してはならない円筒状物で内周面に設け
た横穴やネジ溝等のアンダーカット部を有する製品を成
形する内径アンダーカットを有する円筒状物の成形金型
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内周面にアンダーカット部を有す
る円筒状物を成形する成形型としては、特公昭59−1
4333号公報に開示されている。上記成形型は、図1
6及び図17に示すように、複数のアリ溝を外周面軸方
向に形成した截頭錐形のコアピン1が設けられ、成形品
2の内周部2aを形成する分割した2種類のスライドコ
ア3,4が交互にコアピン1の外周にアリ継ぎ係合して
配置されている。このスライドコア3,4は、アリ溝に
よってコアピン1の外周面に沿って案内自在に設けられ
ており、成形品2を成形後、コアピン1をスライドコア
3,4から引き抜くように軸方向に移動することにより
スライドコア3,4が軸の直径方向へ移動し、成形品の
アンダーカット部分を抜くようになている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の成
形型にあっては、スライドコア3,4とアリ継ぎ係合し
ているコアピン1のアリ溝部は、加工する際にすべて合
わせ作業となり、スライドコア3,4の数が増えると加
工工数が多くなっていた。この合わせ作業は、各スライ
ドコア3,4が成形品2の内周部2aの成形面となるた
め、バリの発生防止と寸法精度上欠くことのできない工
程であり、さらに摺動部品のためすべて焼き入れとなっ
ており、このため合わせ作業に膨大な時間を要し、金型
のコストが高くなる問題があった。また、スライドコア
3,4をコアピン1に密着させるためにアリ溝を使って
いるため、内径が小さくかつアンダーカットを持つ成形
品2を成形する場合、アリ溝がとても小さくなり、その
加工が困難となる問題があった。さらに、成形品2の内
周部2aの大きさによっては、アリ溝を成形するスペー
スがない場合もあり、形成できたとしてもアリ溝が小さ
くなるため、アリ継ぎ係合部の耐久性が低くなり、また
加工に膨大な時間が掛り、成形型の制作コストが高くな
る問題があった。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、仕上げ精度が高くバリの少ない外
観のよい成形品を得ることができ、アリ溝を使用せず低
コストの内径アンダーカットを有する円筒状物の成形金
型を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の内径アンダーカットを有する円筒状物の成
形金型は、図1から図3に示すように、錐形の外面を持
つコアピン11の外面に一つおきにキャビティの内壁を
形成する小さい外周円弧面の第1スライドコア12と大
きい外周円弧面の第2スライドコア13をコアピン11
の軸線方向へコアピン11と相対的に移動自在に配置す
るとともに内方へ移動自在に設け、前記キャビティを形
成する部分12a,13aより下方部分を第2スライド
コア13より第1スライドコア12の方を長く形成し、
かつ前記下方部分の未端部分の側面にそれぞれテーパ1
2b,13bを設け、前記テーパ12b,13bに接す
るテーパ14aを内面に設けたスリーブ14を前記コア
ピン11の軸線方向へ移動自在に設けて構成することと
した。
【0005】
【作用】上記構成によれば、コアピン11は、第1,第
2スライドコア12,13を外方向に移動し、第1,第
2スライドコア12,13を互いに密着させる(図4,
5参照)。溶融樹脂を射出し冷却した後、型開きし、コ
アピン11を下方に移し、かつスリーブ14を上方に移
動する。この時、第1スライドコア12のテーパ12b
部がスリーブ14のテーパ14a部を滑り、各第1スラ
イドコア12は内側に移動し、成形品の内径面から各第
1スライドコア12のキャビティ成形面12aが離れる
(図6,7参照)。その後、さらにスリーブ14が上昇
すると、第1スライドコア13のテーパ13bがスリー
ブ14のテーパ14a部を滑り、各第2スライドコア1
3は内側に移動し、成形品の内径面から各第2スライド
コア13のキャビティ成形面13aが離れる(図8,9
参照)。
【0006】
【実施例1】図10は、本発明の実施例1の成形金型の
可動側金型部を示す縦断面図である。図において20
は、略中央部から先端に錐形の外面を持つコアピンで、
基端部がコアピン取付け板上,下21,22に固定され
ており、コアピン取付け板上,下21,22と共にその
軸線方向(図において上下方向)へ移動自在に設けられ
ている。コアピン20の錐形外面部の周りには、内面が
錐形外面と同じ傾斜に形成され、かつ、先部外側面にキ
ャビティの内壁面を形成する(以下、キャビティ成形面
という)小さい外周円弧面を有する第1スライドコア2
3と大きい外周円弧面を有する第2スライドコア24が
交互に配置されるとともに、コアピン20の軸線と直交
する方向にそれぞれ移動自在に設けられている。第1,
第2スライドコア23,24のキャビティ成形面23
a,24aの下方外側面には、それぞれ先端から同じ位
置に鍔23b,24bが形成され、三層に積層した可動
側型板25a,25b,25cにより、各鍔23b,2
4bが上記方向へ摺動自在に保持されている。鍔23
b,24bより下方の部分は、第1スライドコア23が
第2スライドコア24より長く形成され、その末端外側
面には同じ傾斜角を有するテーパ23c,24cがそれ
ぞれ設けられている。
【0007】第1、第2スライドコア23,24の下方
には、スリーブ26がコアピン20に挿通した状態でコ
アピン20の軸線方向へ移動自在に設けられている。ス
リーブ26の、下端にはイジェクタロッド27の先端が
連結され、イジェクタロッド27の基端部は、コアピン
取付け板下22の下方に配置した上下動自在なイジェク
タロッド取付け板上,下28,29間に固定されてい
る。スリーブ26の内面には、上記テーパ23c,24
cと接するように、テーパ23c,24cと同じ傾斜角
を有するテーパ26aが設けられている。
【0008】スリーブ26とコアピン取付け板23間に
は、型板30が上下動自在に配置されている。また、ス
リーブ26の周りには、可動側型板25cに取り付けた
スペーサブロック31が配置されている。スペーサブロ
ック31には、ストップピン32がコアピン取付け板
上,下21,22及び型板30を貫通して取り付けられ
ている。型板30に設けたストップピン32の貫通孔3
0a内には、ストップピン32を巻回するようにバネ3
3が設けられ、コアピン取付け板上,下21,22をス
ペーサブロック31から離す方向に付勢している。
【0009】次に、本実施例の成形金型の作用を図10
から図13を用いて説明する。溶融樹脂を射出し冷却し
た後、可動側金型部を下げて型開きを行い、圧縮装着し
たバネ33によって型板30と共にコアピン取付け板
上,下21,22を下げることにより、コアピン20を
下げ、コアピン20の錐形外面と第1、第2スライドコ
ア23,24の内面とを離型する(図11)。次に、イ
ジェクタロッド27を上方に動かし、スリーブ26を押
し上げる。この時、第1スライドコア23のテーパ23
c部がスリーブ26のテーパ26a部を滑り、第1スラ
イドコア23が内側に移動し、成形品Mの内径面から各
第1スライドコア23のキャビティ成形面23aを離型
する(図12参照)。
【0010】さらに、スリーブ26を押し上げると、第
2スライドコア24のテーパ24c部とスリーブ26の
テーパ26a部が接し、その後、テーパ24c部がテー
パ26a部を滑り、第2スライドコア24を内側に移動
させ、成形品Mの内径面から各第2スライドコア24の
キャビティ成形面24aを離型する(図13参照)。以
上により、成形品Mの内径全周に形成されたアンダーカ
ットより第1、第2スライドコア23,24のキャビテ
ィ成形面23a,24aが完全に離れ、成形品Mの取り
出しが可能になる。
【0011】本実施例によれば、コアピン20により外
方向に拡開され、相互に密着された第1、第2のスライ
ドコア23,24は、スリーブ26により内方向にそれ
ぞれ移動されるため、コアピン20と第1、第2スライ
ドコア23,24とをアリ継ぎ係合するアリ溝とアリが
不要になる。よって、アリ溝及びアリを形成するスペー
スが不要になるため、コアピン20及び第1、第2スラ
イドコア23,24を小さくでき、内径にアンダーカッ
トを有する小さい製品の成形が可能となる。さらに、コ
アピン20及び第1、第2スライドコア2324の成形
が容易となり、成形金型の制作コストが安くなる。ま
た、キャビティを形成する第1、第2スライドコア2
3,24は、従来例に比べ成形品Mの取り出しにおい
て、各部品のクリアランス等を必要としないので相互に
密着し、相互位置関係を高精度に保つことができるた
め、仕上げ精度が高くバリの少ない外観のよい成形品M
を得ることができる。
【0012】
【実施例2】図14は、本発明の実施例2の成形金型の
可動側金型部を示す断面図である。本実施例のスリーブ
26は、基端部がスリーブ取付け板上35とスリーブ取
付け板下36との間に固定されて配置されている。スリ
ーブ取付け板上,下35,36は、コアピン20に貫通
され、コアピン取付け板上21と可動側取付け板25c
との間で上下方向に移動自在に設けられている。
【0013】コアピン取付け板上21とスリーブ取付け
板下36との間には、コアピン20に貫通されたカム取
付け板上37及びカム取付け板下38が上下方向に移動
自在に設けられている。カム取付け板上37の側面には
切欠き37aが形成され、切欠き37a内にはカム39
が配置されている。カム39は、その略中央部でピン4
0により上下方向へ回動自在にカム取付け板上37に取
り付けられ、カム39の一端39aでスリーブ取付け板
下36の下面を上方へ押し上げ得るようになっている。
なお、カム39は、カム取付け板上37を短く形成し、
カム取付け板下38に設けた突部に取り付けてもよい。
【0014】スリーブ取付け板上,下35,36及びカ
ム取付け板上,下37,38の周りにはスペーサブロッ
ク41が配置されている。スペーサブロック41と可動
側型板25cとの間には型板42が配置され、スペーサ
ブロック41と型板42は、可動側型板25cと分離し
て上下動し得るように設けられている。スペーサブロッ
ク41の側面には、カム39の他端39bが挿入する切
欠き41aが形成されている。また、スリーブ取付け板
下36の下方には、固定側金型から、可動側型板25
a,25b,25c、型板42及びスリーブ取付け板
上,下35,36を貫通して設けたストップピン43の
下端部が配置され、型開きの際、ストップピン43の下
端大径部とスリーブ取付け板下36の下面とが係止し、
スリーブ取付け板上,下35,36が一定量以上下降し
ないようになっている。ストップピン43には、スリー
ブ取付け板上,下35,36を型板42から離す方向に
付勢するバネ44が巻回するように設けられている。そ
の他、コアピン20,第1、第2スライドコア22,2
3、スリーブ26等の構成は上記実施例1と同様である
ので、その説明は省略する。
【0015】次に、本実施例の成形金型の作用を説明す
る。溶融樹脂を射出し冷却した後、可動側金型部を下げ
て型開きを行なう。可動側金型部が所定量だけ下がる
と、ストッパピン43により可動側型板25a,25
b,25c、スリーブ取付け板上,下35,36及びカ
ム取付け板上,下37,38の下降が停止され、一方、
コアピン取付け板上,下21,22、スペーサブロック
41及び型42は継続して下降が行なわれる。これによ
り、コアピン20が第1、第2スライドコア23,24
内から抜き引かれるように下方に移動し、コアピン20
の錐形外面と第1、第2スライドコア23,24の内面
とを離間する。
【0016】さらに、コアピン取付け板上,下21,2
2、スペーサブロック41等を下降して、スペーサブロ
ック41の切欠き41aの上面がカム39の他端39b
と当接し下方に押すと、カム39はピン40を中心に回
転し、カム39の一端39aがスリーブ取付け板上,下
35,36を押し上げる。これによりスリーブ26が上
方に移動し、上記実施例1と同様に、まず第1スライド
コア23を内側に移動させ、次に第2スライドコア24
を内側に移動させる。以上により、成形品(図示省略)
の内径全周に形成されたアンダーカットより第1,第2
スライドコア23,24のキャビティ成形面23a,2
4aが完全に離れ、成形品の取り出しが可能になる。
【0017】本実施例によれば、上記実施例1と同様な
効果を得ることができるとともに、さらに、型開きの一
連の作動で、型開力を利用して成形品Mの離型を行なう
ことができる。
【0018】
【実施例3】図15は、本発明の実施例3の成形金型の
可動側金型部を示す断面図である。本実施例のスリーブ
26は、受け板45上に載置されている。受け板45
は、コアピン取付け板上21上に載置され、コアピン2
0が貫通されている。受け板45と可動側型板25cと
の間にはスペーサブロック31が設けられ、スリーブ2
6の上方への移動を可能にしている。受け板45の下方
には、受け板45を押し上げる第1イジェクタロッド4
6が、コアピン取付け板上,下21,22を貫通して配
置され、第1イジェクタロッド46の基端部は、スペー
サブロック31の下方位置に配置した上下動自在な第1
イジェクタロッド取付け板上,下47,48間に固定さ
れている。また、スリーブ26の下方には、スリーブ2
6を押し上げる第2イジェクタロッド49が、コアピン
取付け板上,下21,22及び受け板45を貫通して配
置され、第2イジェクタロッド49の基端部は、上下動
自在な第2イジェクタロッド取付け板上,下50,51
間に固定されている。その他、コアピン20,第1、第
2スライドコア23,24,スリーブ26等の構成は上
記実施例1と同様であるので、その説明は省略する。
【0019】次に、本実施例の成形金型の作用を説明す
る。溶融樹脂を射出し冷却した後、固定側金型部(図示
省略)と可動側金型部とを分離して型開きを行い、第1
イジェクタロッド46を上方に動かして受け板45を突
き上げ、第1、第2スライド23,24等を上方に移動
し、コアピン20を第1、第2スライドコア23,24
内で相対的に下げ、コアピン20の錐形外面と第1、第
2スライドコア23,24の内面とを離間する。次に、
第2イジェクタロッド49を上方に移動してスリーブ2
6を押し上げ、上記実施例1と同様に、まず第1スライ
ドコア23を内側に移動し、その後第2スライドコア2
4を内側に移動する。以上により、成形品(図示省略)
の内径全周に形成されたアンダーカットより第1、第2
スライドコアのキャビティ成形面23a,24aが完全
に離れ、成形品の取り出しが可能になる。本実施例によ
れば、上記実施例1と同様な効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コアピ
ンと第1、第2スライドコアとをアリ継ぎ係合する加工
が不要となるので、コアピン及び両スライドコアの制作
が容易となり、成形型の制作コストを安くすることがで
きる。また、キャビティを形成する第1、第2スライド
コアは、従来例に比べ製品の取り出しにおいて、各部品
のクリアランス等を必要としないので相互に密着させ、
相互位置関係を高精度に保つことができるので、仕上げ
精度が高くバリ少ない外観のよい成形品を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内径アンダーカットを有する円筒状物
の成形金型の要部を示す断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の成形金型の要部を示す分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の成形金型の射出成形時の状態を示す断
面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】本発明の成形金型の第1スライドコアの離型時
を示す断面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】本発明の成形金型の第2スライドコアの離型時
を示す断面図である。
【図9】図8の平面図である
【図10】本発明の実施例1の成形金型を示す断面図で
ある。
【図11】本発明の実施例1の成形金型におけるコアピ
ンを下げた状態を示す断面図である。
【図12】本発明の実施例1の成形金型における第1ス
ライドコアの離型時を示す断面図である。
【図13】本発明の実施例1の成形金型における第2ス
ライドコアの離型時を示す断面図である。
【図14】本発明の実施例2の成形金型を示す断面図で
ある。
【図15】本発明の実施例3の成形金型を示す断面図で
ある。
【図16】従来の成形金型の要部を示す平面図である。
【図17】従来の成形金型の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
11,20 コアピン 12,23 第1スライドコア 12a,23a キャビティ成形面 12b,23c テーパ面 13,24 第2スライドコア 13a,24a キャビティ成形面 13b,24c テーパ 14,26 スリーブ 14a,26a テーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 23:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錐形の外面を持つコアピンの外面に一
    つおきにキャビティの内壁を形成する小さい外周円弧面
    の第1スライドコアと大きい外周円弧面の第2スライド
    コアをコアピンの軸線方向へコアピンと相対的に移動自
    在に配置するとともに内方へ移動自在に設け、前記キャ
    ビティを形成する部分より下方部分を第2スライドコア
    より第1スライドコアの方を長く形成し、かつ前記下方
    部分の未端部分の側面にそれぞれテーパを設け、前記テ
    ーパに接するテーパを内面に設けたスリーブを前記コア
    ピンの軸線方向へ移動自在に設けたことを特徴とする内
    径アンダーカットを有する円筒状物の成形金型。
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