JPH05259239A - 電子ビーム装置 - Google Patents

電子ビーム装置

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JPH05259239A
JPH05259239A JP5570592A JP5570592A JPH05259239A JP H05259239 A JPH05259239 A JP H05259239A JP 5570592 A JP5570592 A JP 5570592A JP 5570592 A JP5570592 A JP 5570592A JP H05259239 A JPH05259239 A JP H05259239A
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JP5570592A
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Hironori Teguri
弘典 手操
Kazuo Okubo
和生 大窪
Akio Ito
昭夫 伊藤
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被験試料の内部配線の動作状態を観測する電
子ビーム装置に関し、画像上で測定対象を誤りなく見付
け出し、自動的にその電圧測定を行える電子ビーム装置
を提供することを目的とする。 【構成】 ステージ8と、電子銃2と、電子ビームをパ
ルス化する電子ビームパルス化部4と、被験試料1を駆
動させるパターン発生駆動部12と、被験試料1の所定
部分の信号変化に応じて電子ビームパルス化部4の照射
位相を変化させる移相器13と、二次電子9を検出する
検出器11と、被験試料1の画像及び所定部分の電圧波
形を取得する電圧波形取得部16と、位相器13の異な
る位相毎に被験試料1の画像を取得するSEM画像取得
部14と、SEM画像取得部14の画像間の差分をとっ
て所定部分を識別する画像差分配線識別部15と、差分
後の画像上で所定の位置に電子ビーム3を照射する操作
偏向器6と、各構成要素を制御する制御計算機(31)
とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビームを用いて半導
体集積回路等(以下LSIチップという)の被験試料の
内部配線の動作状態を観測する電子ビーム装置に係り、
特に測定対象となる部分を誤りなく見付け出し、自動的
にその部分の電圧測定が可能な電子ビーム装置に関す
る。
【0002】電子ビーム装置は、走査形電子顕微鏡(S
EM)で観測される電位コントラスト(表面電位に応じ
て現われるSEM画像上のコントラスト)を利用し、L
SIチップ内部の配線電位を直接測定する装置であり、
測定しようとする被験試料の動作に同期したトリガ信号
を基準として、位相を制御してサンプリングし、平均加
算することにより測定を行なう。
【0003】
【従来の技術】従来、電子ビーム装置を用いたLSIチ
ップの検査においては、LSIチップ内部の配線の電圧
測定を行なうに際して、測定したい配線をステージを動
かしてSEM画像上で探索していた。
【0004】或いは、LSIチップのマスクレイアウト
図上の座標と、LSIが搭載されているステージ上の座
標との対応をとって登録することにより、マスクレイア
ウト図上で指定した配線の近傍が映し出されるようにス
テージが移動して、取得したSEM画像上で配線を探索
していた。
【0005】このような方法では、ステージ機構系の誤
差のため、図8に示すように、マスクレイアウト図上で
指定した点(図中×印)が、SEM画像上では配線から
ずれて、LSIチップ上の電子ビームを照射したい位置
に正しく対応していなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年のLSIの
高集積化に伴い、メモリ等のLSIのチップ面積に対す
る周期的なレイアウトパターンの密度は相対的に高くな
ってきており、従来の電子ビーム装置により、こうした
LSIチップのSEM画像から測定したい配線を識別す
るのは、煩わしく、且つ誤る可能性が高いという問題が
あった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するもので、
SEM画像上で対象とする測定配線を誤りなく見付け出
し、自動的に配線の電圧測定を行える電子ビーム装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。上記課題を解決するために、請求項1に記載
の本発明の第1の特徴の電子ビーム装置は、被験試料1
を搭載するステージ8と、電子ビームを発する電子銃2
と、前記電子ビームをパルス化する電子ビームパルス化
部4と、前記被験試料1に対して周期的なパターンを供
給して駆動させるパターン発生駆動部12と、前記被験
試料1の所定部分の周期的な信号変化に応じて前記電子
ビームパルス化部4の照射の位相を変化させる移相器1
3と、前記電子ビームパルス化部4からの電子ビーム3
の照射によって、前記被験試料1から発生する二次電子
9を検出する検出器11と、前記検出器11の出力信号
から前記被験試料1の画像及び前記所定部分の電圧波形
を取得する電圧波形取得部16と、前記移相器13の異
なる位相毎に前記被験試料1の画像を取得するSEM画
像取得部14と、前記SEM画像取得部14の画像間の
差分をとって前記所定部分を識別する画像差分配線識別
部15と、前記差分後の画像上で所定の位置に前記電子
ビーム3を照射する走査偏向器6と、前記各構成要素を
制御する制御計算機(31)とを有して構成する。
【0009】また、本発明の第2の特徴の電子ビーム装
置は、請求項1に記載の電子ビーム装置において、前記
電子ビーム装置は、前記被験試料1の外観図を前記制御
計算機31に入力する入力手段32とを有し、前記制御
計算機31は、前記外観図上の座標と前記ステージ8上
の座標との対応を取る。
【0010】更に、本発明の第3の特徴の電子ビーム装
置は、請求項1または2に記載の電子ビーム装置におい
て、前記パターン発生駆動部12は、前記被験試料1の
所定部分のみが周期的に変化するパターンを供給して駆
動させる。
【0011】
【作用】本発明の電子ビーム装置では、例えば図2に示
す如く、電子ビームパルス化部4を偏向器4−1及び4
−2で、また移相器13を移相器26及び27で構成
し、図3(1)に示すような偏向電圧を偏向器4−1及
び4−2に与えると共に、図3(2)に示すような試料
電圧を被験試料1に与える。
【0012】以下、図2の構成、図3の電圧波形を例に
作用を説明する。先ず、座標登録を行なう。被検試料1
のマスクレイアウト図を入力手段32によって制御計算
機31に入力し、マスクレイアウト図上の2点p1及び
p2で決定される領域を設定する。この領域に対応する
ステージ上の領域をSEM画像で取得し、それぞれのス
テージ座標を登録する。マスクレイアウト図上の2点p
1及びp2で決定される領域と、ステージ上の2点P1
及びP2で決定される領域との座標変換式を求める。こ
の座標変換式により、マスクレイアウト図上で任意の点
を指定すれば、制御計算機31で対応するステージ座標
を計算して、ステージコントローラ28を介して指定し
た点にステージ8を移動させることができる。つまり、
指定した点の周囲の領域がSEM画像上に表示される。
【0013】次に、被験試料1に特定パターンを入力し
て被験試料1を駆動させる。図3(2)に示す様な周期
的なパターンを入力する。移相器26及び27により位
相A(A1,A2,…)の瞬間にパルス化した電子ビー
ムを照射するようにする。つまり、被験試料1へのパタ
ーンとパルスビームとの同期を取りつつ、被験試料1上
を2次元走査して、位相Aにおける電位分布図を得る。
【0014】次に、マスクレイアウト図上で測定配線の
存在する地点を指定する。制御計算機31は、上述の座
標変換式から測定配線を含む領域をSEM画像上に表示
する。また、測定対象である配線に、パターン発生駆動
部12からパターンを供給して、上述の位相を固定して
取得したストロボSEM画像(2次元電位分布図)をS
EM画像取得部14に格納し、取得する。
【0015】ここで1フレームの走査が終了すると、次
に、異なる位相のストロボSEM画像を取得する。つま
り、位相B(B1,B2,…)の瞬間にパルスビームを
照射するように移相器26及び27を設定して、SEM
画像を先に取得した画像とは別にSEM画像取得部14
内に格納し、取得する。この時のSEM画像では、測定
対象の配線の電位レベルが変化しているため、対象配線
部分についてのみ、コントラストの明暗が最初のSEM
画像と異なる。
【0016】次に、画像差分・配線識別部15により、
これら異なる位相に対して得られた2つのSEM画像間
の差分を取ると、コントラストの明暗の差がある対象配
線部分を浮き彫りにして表示し、識別が可能となる。
【0017】位相A(A1,A2,…)及び位相B(B
1,B2,…)でのフレーム走査を交互に繰り返し、上
述の差分操作を繰り返すことにより、更にS/N比の良
い表示が可能となり、対象配線部分を明確に識別するこ
とが可能となる。
【0018】従って、SEM画像上で対象配線部分を識
別することで、人手を介さずに対象配線への電子ビーム
の照射位置を決定し、電圧波形取得部16により対象配
線部分の電圧測定が可能となる。
【0019】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。図4に本発明の一実施例に係る電子ビーム装
置の構成図を示す。
【0020】同図において、本実施例の電子ビーム装置
は、大きく電子ビーム鏡筒10と、これを制御する制御
系とで構成されている。電子ビーム鏡筒10内には、メ
モリLSI等の被験試料1に電子ビーム3を出射する電
子銃2と、ブランキング用偏向器4と、電子ビーム3の
フォーカシングを行う絞り5と、被験試料1上の所定の
位置に収束した電子ビーム3が照射するよう制御する走
査偏向器6と、レンズ7と、被験試料1を搭載するステ
ージ8と、被験試料1から放出される二次電子9を検出
する検出器11とを備えている。
【0021】また制御系20は、A/D変換器21、フ
レームメモリ22、画像処理装置23、信号処理回路2
4、スイッチSW、LSIテスタ25、移相器26及び
27、ステージコントローラ28、制御計算機31、入
力装置32、並びにCRT33から構成されている。
【0022】A/D変換器21は検出器11からの二次
電子信号101をディジタル値に変換する。フレームメ
モリ22は、3つのフレームメモリ22−1〜22−3
を備え、A/D変換器21からの信号102をスイッチ
SWを介して取り込んで、被験試料1のSEM画像とし
て記憶する。画像処理装置23では、異なった位相に対
して構成されたフレームメモリ22内のSEM画像間の
差分を取り、被験試料1の配線部を識別する。また、信
号処理回路24は、電圧波形取得モードにおいて、スイ
ッチSWを介して信号102を取り込み、電圧波形を取
得する。
【0023】また、LSIテスタ25は、被験試料1に
対しクロックCLKに同期した周期的なパターンを入力
して、被験試料1を駆動させる。入力パターンは移相器
26及び27にも供給されて、移相器26及び27で
は、入力パターンに応じてブランキング用偏向器4を制
御して、パルス電子ビーム照射の位相を変える。また、
ステージコントローラ28は、被験試料1を搭載するス
テージ8の位置を移動制御する。
【0024】制御計算機31は、上記の各構成要素を制
御して電子ビーム装置全体を作動させる。入力装置32
は、例えばディジタイザ等であり、被験試料1のLSI
チップレイアウト図を制御計算機31に入力する。また
CRT33は、フレームメモリ22からのビデオ信号を
基に画像を出力する。
【0025】尚、本実施例では、電子ビームパルス化部
4をブランキング用偏向器4により、パターン発生駆動
部12をLSIテスタ25により、移相器13を移相器
26及び27により、SEM画像取得部14及び画像差
分配線識別部15をフレームメモリ22及び画像処理装
置23により、電圧波形取得部16を信号処理回路24
により実現している。
【0026】次に本実施例の動作を図5に示すフローチ
ャートに沿って説明する。先ず、ステップS1で座標登
録を行なう。検査する被験試料1としてメモリLSI等
がステージ8上に搭載される。この被験試料1に対し
て、LSIテスタ25から周期的なパターンが供給さ
れ、被験試料1が駆動する。
【0027】一方、被検査LSIのマスク・レイアウト
図、または拡大されたチップ写真等が、入力装置32に
よって制御計算機31に入力される。制御計算機31で
は、マスクレイアウト図上の左下角の点p1の座標(x
1,y1)、並びに右上角の点p2の座標(x2,y
2)が設定される。また、マスクレイアウト図上の点p
1及びp2で決定される領域に対応する領域をSEM画
像で取得し、それぞれのステージ座標を登録する。ここ
では、点p1及びp2に対応する点P1及びP2の座標
を、それぞれ(X1,Y1)及び(X2,Y2)とする
(図6参照)。
【0028】ここで、マスクレイアウト図上の点p1及
びp2で決定される領域と、ステージ上の点P1及びP
2で決定される領域との座標変換は、マスクレイアウト
図上の任意の点p(x,y)に対応するステージ上の点
をP(X,Y)とする時、次の座標変換式で表される。
【0029】
【数1】 次に、ステップS2では、特定パターンを入力して被験
試料1を駆動する。つまり、配線の電圧測定を開始する
前に、測定配線探索モードに入り、測定したい配線にの
み図3(2)に示す様な周期的パターンを供給して、被
験試料1を駆動する。
【0030】次に、ステップS3でマスクレイアウト図
上で測定配線の存在する地点を指定する。制御計算機3
1は、座標変換式(1)から測定配線を含む領域をSE
M画像上に表示する。また、測定対象である配線に、パ
ターン発生駆動部12からパターンを供給して、上述の
位相を固定して取得したストロボSEM画像を取得す
る。つまり、パターンと同期して、位相Aの瞬間にパル
ス電子ビームを被験試料1に照射するように移相器26
及び27にタイミングを設定する。このタイミングで被
験試料1上を2次元走査し、この時のSEM画像を第1
フレームメモリ22−1に取得して格納する。位相Aで
は配線電位は負であるので、画像上では図7(1)に示
すような明るいコントラストとして表示される。(尚、
図7において、斜線部分が明るいコントラストを持つ部
分である。)ここで1フレームの走査が終了すると、次
に、ステップS4で異なる位相のストロボSEM画像を
取得する。つまり、次のフレームを位相Bのタイミング
で走査するように移相器26及び27を設定して、2次
元走査してSEM画像を先に取得した画像とは別の第2
フレームメモリ22−2に格納する。位相Bでは配線電
位は正であるので、対象とする配線は、図7(2)に示
すように、位相Aで走査した画像より暗いコントラスト
として現われる。
【0031】次に、ステップS5では、画像処理装置2
3において、第1フレームメモリ22−1と第2フレー
ムメモリ22−2の画像間の差分を取り、第3フレーム
メモリ22−3に格納する。位相Aと位相Bとで取得し
たSEM画像は、対象としている配線にのみ電圧コント
ラストの違いが現われているので、差分を取った画像
は、図7(3)に示すように対象配線の部分のみが輝度
を持つことになる。
【0032】このように位相A(A1,A2,…)及び
位相B(B1,B2,…)でのフレーム走査を交互に繰
り返し、上述の差分操作を繰り返し行なって、第3フレ
ームメモリ22−3に加算する処理を行なうことによ
り、更にS/N比の良い、対象配線部分の輝度を高める
ことが可能となる。
【0033】画像処理装置23での差分操作により、画
像上に測定したい配線部分が現われると、次にステップ
S6で画像全体の重心を算出して、配線の中央部を求め
る。更にステップS7では、算出した重心に電子ビーム
の照射位置を設定し、電圧波形取得モードに切り換え
て、信号処理回路24による配線電圧の測定を開始す
る。
【0034】本実施例では、測定対象の配線に周期的パ
ターン信号を入力したが、入力する配線を隣り合う2本
の配線に加え、上述のようにして信号を加えた配線を識
別し、重心位置を算出することで、それらの中間に位置
する測定対象の配線位置を識別してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力手段からマスクレイアウト図を入力して座標登録を
行ない、被験試料に特定パターンを入力して被験試料を
駆動させ、相異なる位相のSEM画像を取得して、これ
らの差分を取ることにより、SEM画像上で対象配線部
分を明確に識別することとしたので、人手を介さずに対
象配線への電子ビームの照射位置を決定し、電圧波形取
得部により対象配線部分の電圧測定を行なうことがで
き、測定対象となる部分を誤りなく見付け出し、自動的
にその部分の電圧測定が可能な電子ビーム装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】図3(1)は偏向器に与える偏向電圧波形図、
図3(2)は被験試料に与える電圧波形図である。
【図4】本発明の一実施例に係る電子ビーム装置の構成
図である。
【図5】実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】マスクレイアウト図上の座標とステージ上の座
標の関係説明図である。
【図7】実施例のSEM画像の説明図であり、図7
(1)は位相AにおけるSEM画像、図7(2)は位相
BにおけるSEM画像、図7(3)は両者の差分画像で
ある。
【図8】座標登録により対応を取ったSEM画像(図8
(1))とマスクレイアウト図(図8(2))である。
【符号の説明】
1…被験試料 2…電子銃 3…電子ビーム 4…電子ビームパルス化部(ブランキング用偏向器) 5…絞り 6…走査偏向器 7…レンズ 8…ステージ 9…二次電子 10…電子ビーム鏡筒 11…検出器 12…パターン発生駆動部 13…移相器 14…SEM画像取得部 15…画像差分配線識別部 16…電圧波形取得部 20…制御系 21…A/D変換器 22…フレームメモリ 23…画像処理装置 24…信号処理回路 25…LSIテスタ 26,27…移相器 28…ステージコントローラ 31…制御計算機 32…入力手段(入力装置) 33…CRT 35…LSIチップレイアウト図 SW…スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験試料(1)を搭載するステージ
    (8)と、 電子ビームを発する電子銃(2)と、 前記電子ビームをパルス化する電子ビームパルス化部
    (4)と、 前記被験試料(1)に対して周期的なパターンを供給し
    て駆動させるパターン発生駆動部(12)と、 前記被験試料(1)の所定部分の周期的な信号変化に応
    じて前記電子ビームパルス化部(4)の照射の位相を変
    化させる移相器(13)と、 前記電子ビームパルス化部(4)からの電子ビーム
    (3)の照射によって、前記被験試料(1)から発生す
    る二次電子(9)を検出する検出器(11)と、 前記検出器(11)の出力信号から前記被験試料(1)
    の画像及び前記所定部分の電圧波形を取得する電圧波形
    取得部(16)と、 前記移相器(13)の異なる位相毎に前記被験試料
    (1)の画像を取得するSEM画像取得部(14)と、 前記SEM画像取得部(14)の画像間の差分をとって
    前記所定部分を識別する画像差分配線識別部(15)
    と、 前記差分後の画像上で所定の位置に前記電子ビーム
    (3)を照射する走査偏向器(6)と、 前記各構成要素を制御する制御計算機(31)とを有す
    ることを特徴とする電子ビーム装置。
  2. 【請求項2】 前記被験試料(1)の外観図を前記制御
    計算機(31)に入力する入力手段(32)を有し、 前記制御計算機(31)は、前記外観図上の座標と前記
    ステージ(8)上の座標との対応を取ることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子ビーム装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン発生駆動部(12)は、前
    記被験試料(1)の所定部分のみが周期的に変化するパ
    ターンを供給して駆動させることを特徴とする請求項1
    または2に記載の電子ビーム装置。
  4. 【請求項4】 前記走査偏向器(6)は差分画像での重
    心位置を求め、求めた重心位置に電子ビームを照射する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    電子ビーム装置。
JP5570592A 1992-03-13 1992-03-13 電子ビーム装置 Withdrawn JPH05259239A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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