JP2007324467A - パターン検査方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】目的とするパターンのサイズが小さくなっても、目的とするパターンを容易に検出することが可能なパターン検出方法及びその装置を提供する。
【解決手段】検査対象の観察視野の画像101より検査対象の目的とするパターン103を検出する際、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の画像102を取得し、取得した画像から目的とするパターンを検出し、目的とするパターンを指定された解像度にて検査することを特徴とする。このような方法によれば、広域の観察視野の画像であるため、視野内に目的とするパターンが入らない確率を低くすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウェハ上に形成されたパターンを検査するパターン検査方法及びその装置に関し、特に走査電子顕微鏡を用いて、目的とするパターンを容易に検出することができるパターン検査方法及びその装置に関する。
走査型荷電粒子線装置のひとつである走査電子顕微鏡において、半導体ウェハ上に形成されたパターンを観察する場合、ウェハが保持されているステージを駆動し、目的とするパターンのステージ上の座標へ移動し、パターンのサイズに応じた倍率で像を観察する。
パターンの形状が大きい場合には、ステージの移動精度が多少悪くても、走査電子顕微鏡の観察視野に目的とするパターンを検出することができる。しかし、パターンのサイズが小さくなると、パターンを表示するための倍率を高くする必要が生じる。このため走査電子顕微鏡の観察視野面積が小さくなり、観察視野内に目的とするパターンが入らなくなり、目的とするパターンを検出することができなくなる。この対策として、対象パターンが検出できるまでステージ移動を繰り返す方法が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6-283125号公報(段落0005−0006、図3)
目的とするパターンのサイズが小さい場合、パターンを表示するための倍率が高くなる。最新の工程ではステージの移動精度(数μm)に対して、パターンサイズが数10nmとなり、1回のステージ移動で目的のパターンを観察視野にいれることは困難である。このため、特にパターンの観察を自動で行うレシピを実行する場合、対象とする目的とするパターンが見付からず、パターンの検出のエラーとなる確率が高くなる。また、この対策として特許文献1では、ステージ移動のたびに観察画像の取得が行われるため、処理時間が長くなり、特に倍率が高くなると観察画像の取得回数が多くなる。このため、特に自動化工程ではスループットが悪くなる問題が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するための発明であって、目的とするパターンのサイズが小さくなっても、目的とするパターンを容易に検出することが可能なパターン検出方法及びその装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、検査画像から検査対象の目的とするパターンを検出する際、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の広域画像を取得し、取得した広域画像から目的とするパターンを検出し、目的とするパターンを指定された解像度にて検査することを特徴とする。このような方法によれば、広域の観察視野の広域画像であるため、視野内に目的とするパターンが入らない確率を低くすることができる。
また、広域の観察視野の画像の取得を1度行えばよく、複数回の画像の取得を行う必要がないためスループットへの影響も抑えることができる。
本発明によれば、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の広域画像を取得しているので、目的とするパターンを容易に検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の走査電子顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。走査電子顕微鏡装置は、電子顕微鏡の鏡体部201内で、電子銃202から発せられた電子線203が、収束レンズ215によって収束され、偏向器204で走査偏向され、対物レンズ216でステージ213上の試料205に焦点を合わせられ照射される。電子線照射によって、試料表面近傍から発生する二次電子や反射電子等の荷電粒子を検出器206により検出し、増幅器207で増幅される。
偏向器204は、電子線の位置を移動させる偏向器であり、制御用計算機210の制御信号208によって電子線を試料表面上でラスタ走査される。
画像処理プロセッサ209は、増幅器207から出力される信号をAD変換し、デジタル画像データを作成し、デジタル画像データを格納する画像メモリ214に記憶する。作成された画像データは、表示装置211で表示される。
また、画像処理プロセッサ209は、各種の画像処理を行う画像処理プロセッサであり、表示制御を行う表示制御回路を持つ。制御用計算機210には、キーボードやマウスなどの入力手段212が接続される。
半導体デバイス作成時、ウェハ(試料)上に描かれた微細なパターンの線幅を計測する場合に本走査電子顕微鏡装置が使用される。
なお、画像メモリ214内のメモリ位置に対応したアドレス信号が、制御用計算機210内で生成され、アナログ変換された後に走査コイル制御電源(図示せず)を経由して、偏向器204に供給される。X方向のアドレス信号は、例えば、画像メモリ214に記憶される画像が、512画素×512画素の場合、0から512を繰り返すデジタル信号である。Y方向のアドレス信号は、X方向のアドレス信号が0から始まり、512に到達したときに1加算され(このとき、X方向のアドレス信号は0に戻る。)、0から512の繰り返しのデジタル信号である。アナログ信号には、0から511のデジタル信号が0から511に対応したアナログ信号として変換される。画像メモリ214に記憶される画像のサイズは必要に応じて、例えば1024画素×1024画素に変更可能である。このとき、上記のデジタル信号の繰返し範囲は、0から1024になる。
画像メモリ214のアドレスと、電子線203を走査するための偏向信号のアドレスとが対応しているので、画像メモリ214には、偏向器204による電子線203の偏向領域の2次元像が記録される。なお、画像メモリ214内の信号は、読み出しクロックで同期された読み出しアドレス生成回路(図示せず)で時系列に順次読み出すことができる。アドレスに対応して読み出された信号はアナログ変換され、表示装置211への輝度変調信号となる。
画像メモリ214には、S/N比改善のため画像(画像データ)を重ねて(合成して)記憶する機能が備えられている。例えば、8回の2次元走査で得られた画像を重ねて記憶することで、1枚の完成した像を形成する。即ち、1回もしくはそれ以上のX−Y走査単位で形成された画像を合成して最終的な画像を形成する。1枚の完成した像を形成するための画像数(フレーム積算数)は任意に設定可能であり、2次電子発生効率等の条件を鑑みて適正な値が設定される。また、複数枚数積算して形成した画像をさらに複数枚重ねることで、最終的に取得したい画像を形成することもできる。所望の画像数が記憶された時点、あるいはその後に1次電子線のブランキングを実行し、画像メモリへの情報入力を中断するようにしてもよい。
試料205は、ステージ213上に配置され、電子線203と垂直な面内の2方向(X方向、Y方向)に移動することができる。
次にパターン検査方法の手順について、図2を参照して説明する。
図2は、目的とするパターンの画像及び広域の観察視野で取得した画像を示す説明図である。図2(a)には、検査対象の観察視野の画像101(以下、画像101という。)が示され、図2(b)には、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の画像102(以下、画像102という。)が示されている。画像中の太い白枠で囲まれた部分を目的とするパターン103とする。画像から検査対象の目的とするパターンを検出する際、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の画像102を取得する(取得ステップ)。画像102から目的とするパターン103と、パターン相関値が高い(例えば、相関値が1に近い。)画像の部分を検出する。目的とする画像の部分が検出すると、目的とするパターン103を指定された解像度にて検査する(検査ステップ)。
特許文献1に記載された方法では、画像101を取得して、画像101から白枠の部分の目的とするパターン103の検出を行う。つまり、目的とするパターンが小さくなるほど画像の領域は狭くなる。このため、ステージ213が移動して、観察視野の画像を取得した場合に、画像101に、目的とするパターン103が観察視野内に入っていないと、目的とするパターン103を検出することができない。
検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の画像102は、画像101に対して、画像の解像度を維持した状態で取得した画像になる。すなわち、例えば、1辺のサイズを4倍にした場合、画像の解像度を維持するため、画像メモリのサイズを、画像101の512画素×512画素に対して、画像102では、2048画素×2048画素としている。なお、1画素あたりの領域サイズは、画像101と画像102では同じにしている。
図3は、表示装置で表示した場合の目的とするパターンの画像及び広域の観察視野で取得した画像を示す説明図である。図3(a)及び(b)には、画像101と画像102が同じ大きさで表示された場合が示されている。画像102は、画像101と比較して広い観察視野の画像であるが、画像解像度は同じである。もし、表示装置211の表示解像度が悪ければ、画像の解像度は見た目には悪く表示される場合もあるが、画像メモリ214の画像データの解像度は、画像101と画像102とは同一の解像度を有している。この点が本発明の特徴となっている。このため、画像101をパターンマッチング用のテンプレートとして使用することが可能である。また画像を取得する回数は1度ですむため、複数回画像を取得しなくてはならない方法と比較してスループットに与える影響を低減できる。また、画像メモリの1画素あたりの領域が同じになるため、画像102の目的とするパターン103の部分を検査パターンとしてもよい。
走査形電子顕微鏡のステージ位置精度には、精度誤差を有する。ここで仮に再現精度誤差を2μmとすると、倍率100,000倍(表示装置211のCRTの大きさ100mm×100mm)の観察視野の面積は1μm×1μmであり、目的とするパターン103が、観察視野内に存在しない場合がある。本発明の場合、倍率を100,000倍のままで、観察視野を1辺4倍に設定すると、観察視野の面積が4μm×4μmに広がり、目的とするパターン103が、観察視野内に入る確率は高くなる。
画像102の1画素あたりの領域サイズが、パターン検査段階での1画素あたりの領域サイズの偶数倍になるように画像メモリサイズを調整して画像を取得してもよい。偶数倍にしているのは、画像102から目的とするパターン103を検出するのに、比較的相関度が容易に得ることができるためである。例えば、画像102の画像メモリのサイズを、画像101の512画素×512画素に対して1024画素×1024画素とし、1辺のサイズを2倍とすると、画像102と画像101では、1画素の面積は、1辺が偶数倍である2倍であり、面積比で4倍と対応関係が明確であるからである。
なお、前記のように、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察画像を取得しないで、1度、画像101を使用して目的とするパターンの検出を行い、検出が失敗した場合に、画像102を取得し、エラーが発生した場合の保証手段として使用することもできる。画像102を取得するために要する時間は、画像101を取得するのに要する時間より長いため、スループットを優先したい場合にはこの組み合わせにしてもよい。前記のどの方法を選択するかは、レシピを作成する際に、オペレータに指定させるようにしてもよいし、図4に示すように登録時の条件から自動的に決定するようにしてもよい。
図4は、目的とするパターンの登録と検査画像の撮像条件を自動的に決定するための一例を示すフローチャートである。ここで、検査画像(取得画像)とは、検査対象の観察視野での画像である。オペレータが目的とするパターンを登録時に、制御用計算機210が、検査画像の撮像条件を決定する。図4(a)は、フローチャートであり、説明の参考図を図4(b)、図4(c)に示す。
オペレータは、表示装置211の表示画像を見ながら、検査画像を表示させる。画像メモリのサイズは、512画素×512画素とし、観察視野は、1μm×1μmの範囲とする。表示されている画像のなかで、オペレータがユニークであると考える部分をテンプレート画像としてカーソルにて指定する(ステップS10)。図4(b)に、オペレータが登録するテンプレート画像の一例を示す。
オペレータが、操作画面上の登録ボタンを押す。すると、制御用計算機210は、テンプレート画像の部分を画像メモリ214に画像データとして登録する。このとき、制御用計算機210は、同時に表示されている画像の撮像条件(例えば、明るさ、ウェハ上の座標、画像メモリのサイズ、観察視野)も登録する。登録される条件は、画像メモリのサイズ512画素×512画素、観察視野1μm×1μm、単位画素当りの観察視野1/512μm×1/512μmとなる(ステップS11)。テンプレート登録自体は完了し、次に登録テンプレートの評価を行う。
制御用計算機210は、画像の撮像条件を再設定し画像を表示させ、この画像からテンプレート画像の検索を行う。表示画像からテンプレート画像に相当すると判断される箇所を計算する。その際、テンプレート画像と表示画像の正規相関係数が高いところが候補点となる。ここで、第1候補点、第2候補点が計算されるとする。そのときの正規相関係数をそれぞれ評価値A、評価値Bとする(ステップS12)。図4(c)に、第1候補点及び第2候補点における第1候補画像及び第2候補画像の一例を示す。
制御用計算機210は、評価値Aが所定以上の値であるか否かを判定する(ステップS13)。評価値Aが所定以上の値でなければ、ステップS15に進む。評価値Aが所定以上の値であれば、ステップS14に進む。
制御用計算機210は、評価値Aが低い(所定値以上の値でない)場合、表示画像にテンプレート画像がない場合であると判定し、画像メモリのサイズ1024画素×1024画素、観察視野2μm×2μmとし観察視野を広くする条件を撮像条件として再記録する(ステップS15)。このとき、単位画素当りの観察視野は、単位画素当りの観察視野1/512μm×1/512μmに保たれている。登録テンプレートの評価が終了し、パターン登録は完了する(ステップS18)。
ステップS13において、評価値Aが所定以上の値であれば、評価値Aと評価値Bとの差が大きいか否かを判定する(ステップS14)。評価値Aと評価値Bとの差が小さいとき(例えば、評価値Aが高く、評価値Bも高い)、第2候補の部分を候補としてみなす可能性がある。この場合は、ステップS16へ進む。評価値Aと評価値Bとの差が大きいときは、ステップS17へ進む。
制御用計算機210は、評価値Aと評価値Bが小さいと判定すると、パターン検索する対象領域を小さくし、第2候補画像が探索されないようにする。具体的には、画像メモリのサイズ256画素×256画素、観察視野を0.5μm×0.5μmと小さくして、表示画像に第1候補画像及び第2候補画像の部分が同時に表示されないようにする。この撮像条件を再登録する(ステップS16)。このとき、単位画素当りの観察視野は、1/512μm×1/512μmに保たれている。登録テンプレートの評価が終了し、パターン登録は完了する(ステップS18)。
制御用計算機210は、評価値Aと評価値Bとの差が大きいと判定すると、登録条件が
適切であると判定する(ステップS17)。登録テンプレートの評価が終了し、パターン登録は完了する(ステップS18)。
図4に示すように、テンプレート画像を登録するときに、検査画像の撮像条件、特に、画像メモリのサイズ及び観察視野を自動的に決定することができる。すなわち、図4のフローチャートの手順は、検査画像から、目的とするパターン(テンプレート画像)を取得する場合(取得ステップにおいて)、単位画素当りの観察視野を一定として、画像メモリのサイズ及び観察視野の条件を決定するのに使用できる。
以上述べた実施の形態においては、走査型荷電粒子線装置として走査電子顕微鏡を用いたパターン検査方法として説明した。しかし、走査型荷電粒子線装置としては、走査電子顕微鏡には限らない。例えば、走査電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)、走査透過電子顕微鏡(STEM:Scanning Transmission Electron Microscope)、走査トンネル顕微鏡、イオンビーム加工装置がある。走査透過電子顕微鏡では、試料にプローブとしての電子ビームを走査し、この走査にともなって、試料を透過してきた電子を検出している。イオンビーム加工装置は、イオンビームを細く絞り、試料面上の望む位置に照射して、試料を加工できる装置であり、試料表面をイオンビームで走査することにより、イオン衝突時に発生する2次電子量を検出して表面形状を顕微観察もできる。例えば、収束イオンビーム装置(FIB:Focused Ion Beam)の走査イオン顕微鏡(SIM:Scanning Ion Microscope)機能がある。このような走査型荷電粒子線装置を利用したパターン検査方法としてもよい。
本発明の走査電子顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。 目的とするパターンの画像及び広域の観察視野で取得した画像を示す説明図である。 表示装置で表示した場合の目的とするパターンの画像及び広域の観察視野で取得した画像を示す説明図である。 レシピ作成時のパターン登録の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101 検査対象の観察視野の画像
102 検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の画像
103 目的とするパターン
201 電子顕微鏡の鏡体部
202 電子銃
203 電子線
204 偏向器
205 試料
206 検出器
207 増幅器
208 制御信号
209 画像処理プロセッサ
210 制御用計算機
211 表示装置
212 入力手段
213 ステージ
214 画像メモリ
215 収束レンズ
216 対物レンズ

Claims (11)

  1. 荷電粒子線を試料上で走査し、前記走査によって得られた信号に基づいて得られた画像から前記試料のパターンを検査するパターン検査方法において、
    前記画像から検査対象の目的とするパターンを検出する際、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の広域画像を取得する取得ステップと、
    前記広域画像から前記目的とするパターンを検出し、指定された解像度にて前記目的とするパターンを検査する検査ステップと、を含む
    ことを特徴とするパターン検査方法。
  2. 荷電粒子線を試料上で走査し、前記走査によって得られた信号に基づいて得られた画像から前記試料のパターンを検査するパターン検査方法において、
    前記画像から検査対象の目的とするパターンが検出できない際は、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の広域画像を取得する取得ステップと、
    前記広域画像から目的とするパターンを検出し、指定された解像度にて前記目的とするパターンを検査する検査ステップと、を含む
    ことを特徴とするパターン検査方法。
  3. 前記取得ステップにおいて、前記広域画像の1画素あたりの領域サイズが、前記検査ステップの1画素あたりの領域サイズと同じになるようにして画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパターン検査方法。
  4. 前記取得ステップにおいて、前記広域画像の1画素あたりの領域サイズが、前記検査ステップの1画素あたりの領域サイズの偶数倍になるようにして画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパターン検査方法。
  5. 前記取得ステップにおいて、前記広域画像の解像度が、前記検査ステップにおける前記指定された解像度と同じ解像度である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパターン検査方法。
  6. 荷電粒子線を試料上で走査し、前記走査によって得られた信号に基づいて得られた画像から前記試料のパターンを検査するパターン検査方法において、
    制御装置が、
    前記画像から検査対象の目的とするパターンを検出する際、前記目的とするパターンとの正規相関係数が高い候補画像の第1の相関値と、次に正規相関係数が高い候補画像の第2の相関値を計算し、
    前記第1の相関値が所定値以上でない場合、単位画素あたりの観察視野を一定として、前記画像の観察視野よりも広くした観察視野の画像を取得し、
    前記第1の相関値が所定値以上であり、かつ、前記第1の相関値と前記第2の相関値との差が、第2の所定値以上でない場合、単位画素あたりの観察視野を一定として、前記画像の観察視野よりも狭くした観察視野の画像を取得する
    ことを特徴とするパターン検査方法。
  7. 荷電粒子線を試料上で走査する走査手段と、前記走査手段の走査に伴って得られた信号を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された信号を画像として記憶する記憶手段と、前記記憶装置に記憶されている画像から検査対象の目的とするパターンを検出する検出手段と、前記記憶手段に記憶されている画像を検査する検査手段とを備えたパターン検査装置であって、
    前記検出手段により目的とするパターンを検出する際、あらかじめ、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の広域画像を取得する
    ことを特徴とするパターン検査装置。
  8. 荷電粒子線を試料上で走査する走査手段と、前記走査手段の走査に伴って得られた信号を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された信号を画像として記憶する記憶手段と、前記記憶装置に記憶されている画像から検査対象の目的とするパターンを検出する検出手段と、前記記憶手段に記憶されている画像を検査する検査手段とを備えたパターン検査装置であって、
    前記検出手段により目的とするパターンが検出できない際は、検査対象の観察視野よりも広くした観察視野の広域画像を取得する
    ことを特徴とするパターン検査装置。
  9. 前記広域画像の1画素あたりの領域サイズが、前記検査手段での画像の1画素あたりの領域サイズと同じである
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のパターン検査装置。
  10. 前記広域画像の1画素あたりの領域サイズが、前記検査手段での1画素あたりの領域サイズの偶数倍である
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のパターン検査装置。
  11. 前記広域画像の解像度は、前記検査手段での画像の解像度と同じである
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のパターン検査装置。
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