JPH05258412A - 回転磁気ヘッド装置の取付け構造 - Google Patents
回転磁気ヘッド装置の取付け構造Info
- Publication number
- JPH05258412A JPH05258412A JP4087651A JP8765192A JPH05258412A JP H05258412 A JPH05258412 A JP H05258412A JP 4087651 A JP4087651 A JP 4087651A JP 8765192 A JP8765192 A JP 8765192A JP H05258412 A JPH05258412 A JP H05258412A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- magnetic head
- rotary magnetic
- deck base
- shaft
- Prior art date
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転磁気ヘッド装置をデッキベースに精度良
くかつ効率良く取付ける。 【構成】 軸固定タイプの回転磁気ヘッド装置におい
て、固定軸２をデッキベース１０の穴１８に嵌合させ、
固定軸の上端面に設けた溝２１とその溝に先端部分が係
合する固定部材１４により、回転磁気ヘッド装置をデッ
キベースに固定する。 【効果】 回転中心の位置決めの精度向上と、作業性の
向上、及び部品点数と部品加工工数の削減が図れる。
くかつ効率良く取付ける。 【構成】 軸固定タイプの回転磁気ヘッド装置におい
て、固定軸２をデッキベース１０の穴１８に嵌合させ、
固定軸の上端面に設けた溝２１とその溝に先端部分が係
合する固定部材１４により、回転磁気ヘッド装置をデッ
キベースに固定する。 【効果】 回転中心の位置決めの精度向上と、作業性の
向上、及び部品点数と部品加工工数の削減が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダやデジタルオーディオテープレコーダなど、回転磁気
ヘッド装置を有する磁気記録装置のシリンダ取付け構造
に関するものである。
ダやデジタルオーディオテープレコーダなど、回転磁気
ヘッド装置を有する磁気記録装置のシリンダ取付け構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の回転磁気ヘッド装置の半部
断面図であり、図において、１は固定側シリンダ、２は
この固定側シリンダ１に固定され、シャフトがベアリン
グの内輪の役割りを果たすことによりベアリングとシャ
フトが一体構造となったシャフトベアリング、３はこの
シャフトベアリング２のベアリング外輪に固定され、回
転可能なフランジ、４はこのフランジ３に固定された回
転側シリンダ、５は磁気ヘッド、６は回転側である磁気
ヘッド５と固定側である電気回路（図示せず）との信号
を伝達するトランス、７は回転力を発生するモータであ
る。
断面図であり、図において、１は固定側シリンダ、２は
この固定側シリンダ１に固定され、シャフトがベアリン
グの内輪の役割りを果たすことによりベアリングとシャ
フトが一体構造となったシャフトベアリング、３はこの
シャフトベアリング２のベアリング外輪に固定され、回
転可能なフランジ、４はこのフランジ３に固定された回
転側シリンダ、５は磁気ヘッド、６は回転側である磁気
ヘッド５と固定側である電気回路（図示せず）との信号
を伝達するトランス、７は回転力を発生するモータであ
る。
【０００３】次に図２は従来の軸固定タイプのシリンダ
の取付け構造の一例を示すもので、８は固定側シリンダ
１に圧入された２個の位置決めピン、９は固定側シリン
ダに加工された３個のめねじ、１０はデッキベース、１
１と１２はこのデッキベース１０に設けられ、固定側シ
リンダ１を位置決めするための位置決め穴及びねじ穴、
１３は取付ねじである。そして上記位置決めピン８を位
置決め穴１１に挿入することによりシリンダの回転中心
位置決めと、回転方向の位置決めを同時に行い、その後
ねじ１３により固定を行っている。
の取付け構造の一例を示すもので、８は固定側シリンダ
１に圧入された２個の位置決めピン、９は固定側シリン
ダに加工された３個のめねじ、１０はデッキベース、１
１と１２はこのデッキベース１０に設けられ、固定側シ
リンダ１を位置決めするための位置決め穴及びねじ穴、
１３は取付ねじである。そして上記位置決めピン８を位
置決め穴１１に挿入することによりシリンダの回転中心
位置決めと、回転方向の位置決めを同時に行い、その後
ねじ１３により固定を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のシリンダ取付け
構造では、シリンダの回転中心位置決めと回転方向位置
決め及び固定の３つの機能を果たすために、固定シリン
ダへのピン圧入、３か所のめねじ加工及び５か所のデッ
キベースへの穴加工と、３本のねじが必要であり、即
ち、単純な３機能を果たすために、部品点数、加工工数
及び組立て工数を多く必要とするという問題点があっ
た。
構造では、シリンダの回転中心位置決めと回転方向位置
決め及び固定の３つの機能を果たすために、固定シリン
ダへのピン圧入、３か所のめねじ加工及び５か所のデッ
キベースへの穴加工と、３本のねじが必要であり、即
ち、単純な３機能を果たすために、部品点数、加工工数
及び組立て工数を多く必要とするという問題点があっ
た。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、部品点数、加工工数、組立て工
数を削減すると共に、より高度な位置決めを可能とする
ことを目的としたものである。
ためになされたもので、部品点数、加工工数、組立て工
数を削減すると共に、より高度な位置決めを可能とする
ことを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転磁気
ヘッド装置の取付け構造は、シリンダの固定軸芯である
シャフトの外径とデッキベースに設けた穴との嵌合によ
り回転中心の位置決めを行い、かつシャフトの上端面に
溝を設けてこの溝部に係合する固定部材により、シリン
ダとデッキベースを回転方向位置決めと共に固定するよ
うにしたものである。
ヘッド装置の取付け構造は、シリンダの固定軸芯である
シャフトの外径とデッキベースに設けた穴との嵌合によ
り回転中心の位置決めを行い、かつシャフトの上端面に
溝を設けてこの溝部に係合する固定部材により、シリン
ダとデッキベースを回転方向位置決めと共に固定するよ
うにしたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、シリンダの固定軸芯であ
るシャフトを用いて位置決め及び固定を行うので、高精
度な位置決めが可能な上、部品点数の削減、部品の加工
工数及び組立工数をも削減することが出来る。
るシャフトを用いて位置決め及び固定を行うので、高精
度な位置決めが可能な上、部品点数の削減、部品の加工
工数及び組立工数をも削減することが出来る。
【０００８】
実施例１．図１はこの発明の一実施例によるシリンダ取
付け構造を示す斜視図であり、図１において、２は回転
中心であるシャフト、１０はデッキベース、１４は屈曲
状のシリンダ固定部材である。１５はシリンダ固定部材
１４をねじ穴１６、１７を介してデッキベース１０に固
定するためのねじ、１８はシャフト２と嵌合しシリンダ
の回転中心位置決めを行うための位置決め穴、１９はシ
リンダ固定部材１４を位置決めするためのボス、２０は
デッキベース１０にシリンダ固定部材１４を位置決めす
るために設けた位置決め穴である。２１はシリンダの回
転方向位置決めをシリンダ固定部材１４の先端片１４ａ
との係合により行うためにシャフト２の上端面に設けた
すり割り溝である。
付け構造を示す斜視図であり、図１において、２は回転
中心であるシャフト、１０はデッキベース、１４は屈曲
状のシリンダ固定部材である。１５はシリンダ固定部材
１４をねじ穴１６、１７を介してデッキベース１０に固
定するためのねじ、１８はシャフト２と嵌合しシリンダ
の回転中心位置決めを行うための位置決め穴、１９はシ
リンダ固定部材１４を位置決めするためのボス、２０は
デッキベース１０にシリンダ固定部材１４を位置決めす
るために設けた位置決め穴である。２１はシリンダの回
転方向位置決めをシリンダ固定部材１４の先端片１４ａ
との係合により行うためにシャフト２の上端面に設けた
すり割り溝である。
【０００９】次にシリンダの固定方法について述べる。
デッキベース１０の位置決め穴１８にシャフト２を挿入
し、シリンダの回転中心の位置決めを行う。次に、シャ
フト２に設けた溝２１にシリンダ固定部材１４の先端部
１４ａが係合する様にシリンダの回転方向の位置決めを
行い、これと同時に、ボス１９と位置決め穴２０、ねじ
穴１７と１６が一致する様に位置決めし、ねじ１５によ
りシリンダ固定部材１４をデッキベース１０にねじ止め
固定する。
デッキベース１０の位置決め穴１８にシャフト２を挿入
し、シリンダの回転中心の位置決めを行う。次に、シャ
フト２に設けた溝２１にシリンダ固定部材１４の先端部
１４ａが係合する様にシリンダの回転方向の位置決めを
行い、これと同時に、ボス１９と位置決め穴２０、ねじ
穴１７と１６が一致する様に位置決めし、ねじ１５によ
りシリンダ固定部材１４をデッキベース１０にねじ止め
固定する。
【００１０】なおシリンダ固定部材１４の形成方法は、
加工が容易で安価な様に溝２１にすき間なく挿入し得る
板厚の板金を抜き加工とねじり加工により成形するとよ
い。
加工が容易で安価な様に溝２１にすき間なく挿入し得る
板厚の板金を抜き加工とねじり加工により成形するとよ
い。
【００１１】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、シリン
ダの固定軸芯であるシャフトを用いて回転中心の位置決
めを行うので、より高精度な位置決めを容易に行うこと
ができ、またシャフトの上端面に溝を設け、その溝部に
係合する固定部材によりシリンダとデッキベースの回転
方向位置決めと固定を行うようにしたので、部品点数、
加工工数が削減できる上、組立作業性も向上するなどの
効果がある。
ダの固定軸芯であるシャフトを用いて回転中心の位置決
めを行うので、より高精度な位置決めを容易に行うこと
ができ、またシャフトの上端面に溝を設け、その溝部に
係合する固定部材によりシリンダとデッキベースの回転
方向位置決めと固定を行うようにしたので、部品点数、
加工工数が削減できる上、組立作業性も向上するなどの
効果がある。
【図１】この発明の一実施例による回転磁気ヘッド装置
の取付け構造を示す斜視図である。
の取付け構造を示す斜視図である。
【図２】従来の回転磁気ヘッド装置の取付け構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】従来の回転磁気ヘッド装置を示す半部断面図で
ある。
ある。
１ 固定側シリンダ ２ シャフト ４ 回転側シリンダ １０ デッキベース １４ シリンダ固定部材 １５ ねじ １６、１７ ねじ穴 １８、２０ 位置決め穴 １９ ボス ２１ 溝
Claims (1)
- 【請求項１】 軸固定タイプの回転磁気ヘッド装置をデ
ッキベースに取付けるものにおいて、シリンダの固定シ
ャフトとデッキベースに設けた穴との嵌合によって回転
中心の位置決めを行うとともに、上記シャフトの上端面
に設けた溝に係合する固定部材を介して、シリンダのデ
ッキベースへの取付け及び回転方向の位置決めを行うよ
うにしたことを特徴とする回転磁気ヘッド装置の取付け
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087651A JPH05258412A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 回転磁気ヘッド装置の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087651A JPH05258412A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 回転磁気ヘッド装置の取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258412A true JPH05258412A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13920871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4087651A Pending JPH05258412A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 回転磁気ヘッド装置の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05258412A (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4087651A patent/JPH05258412A/ja active Pending
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