JPH05257745A - マイクロコンピュータの暴走監視方式 - Google Patents

マイクロコンピュータの暴走監視方式

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JPH05257745A
JPH05257745A JP4000081A JP8192A JPH05257745A JP H05257745 A JPH05257745 A JP H05257745A JP 4000081 A JP4000081 A JP 4000081A JP 8192 A JP8192 A JP 8192A JP H05257745 A JPH05257745 A JP H05257745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
address
specific address
program
detection unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4000081A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ido
繁 井戸
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】暴走監視のためのプログラム作成をシステムプ
ログラムに影響を与えずに作成する。 【構成】CPU1とメモリ2はデータバス11およびア
ドレスバス12で接続され、アドレス検出部3はアドレ
スバス12でCPU1と接続されている。外部割込み信
号13はCPU1およびタイミング検出部4に入力され
る。割込み処理プログラム中で実行される特定アドレス
参照命令をアドレス検出部3で検出して出力される特定
アドレス検出信号14と、外部割込み信号13との周期
をタイミング検出部4で監視するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータの
暴走監視方式に関し、特にマイクロコンピュータが正規
の状態から逸脱して暴走していないかどうかを監視し検
出できるようにしたマイクロコンピュータの暴走監視方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に小規模なシステムにマイクロコン
ピュータを用いる場合は、システムが複雑でないのでマ
イクロコピュータの暴走を監視することは必ずしも必要
ではない。しかしながらマイクロコピュータが通信制御
装置や数値制御装置などに用いられる場合には、制御が
複雑になり、誤りの発見が困難であり、かつ誤り箇所が
見つけられても、そのために多くの時間を費すことが許
されない。したがってこの場合には、マイクロコンピュ
ータが正規の動作順序にしたがって動作しなかったり、
あるいは何らかの原因でプログラムが暴走するというよ
うな状態を監視することが必要となる。
【0003】従来、この種のマイクロコンピュータの暴
走監視方式においては、ある処理を行なわせるべきプロ
グラムの中の要所要所に、プログラムが正常に動作して
いることを示す特定の命令を挿入しておき、実際にプロ
グラムが実行されたときに所定の順序にしたがってプロ
グラムが正しく実行されているかどうかを特定の命令が
実行されているかどうかにより監視する方式となってお
り、プログラムの進行状況を監視するために特定の命令
が適正な時点で正しく検出されるかどうかを監視する方
式となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロコンピュータの暴走監視方式では、処理プログラム中
の特定の命令を挿入して監視する方式となっているた
め、プログラムの作成に特定の命令挿入のための余分な
作業が必要となって複雑なプログラムとなり、さらに処
理プログラムの変更においては一層複雑な作業になると
いう問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロコンピ
ュータの暴走監視方式は、予め定められた所定の周期で
割込みがかけられるマイクロコンピュータにアドレス検
出部と、タイミング検出部とを設け、前記マイクロコン
ピュータに対する割込みルーチンに予め定められた特定
アドレスを参照する特定アドレス参照命令を挿入し、外
部割込み信号が前記マイクロコンピュータへ与えられた
とき、通常のプログラム処理を中断して前記割込みルー
チンによって前記特定アドレス参照命令を実行し、前記
アドレス検出部で前記特定アドレスを検出し、検出され
た前記特定アドレスが参照される周期と前記外部割込み
信号が与えられる周期とを前記タイミング検出部で監視
する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を適用するマイク
ロコンピュータのブロック図、図2は本適用例の割込時
の動作手順を示すフローチャートである。
【0008】図1において、本適用例は処理プログラム
を格納するメモリ2と、外部からの割込信号による割込
開始時に予め定められた特定アドレスを検出するアドレ
ス検出部3と、外部からの割込信号の入力からアドレス
検出部3で検出された特定アドレス検出信号の入力まで
の期間が予め設定された期間内かどうかを検出して期間
内から外れた場合にアラーム信号15を送出するタイミ
ング検出部4と、本適用例全体をメモリ2に格納されて
いる処理プログラムによって処理を行うCPU1とを有
して構成している。
【0009】次に、本適用例の動作について図1,図2
を併用して説明する。
【0010】通常、CPU1からの指定したアドレスに
よってメモリ2から次々と命令が読出され、所定の順序
でプログラムが実行されている。CPU1の処理が正し
く実行されているかどうかを監視するために、予め定め
られたある周期で外部から外部割込み信号13をCPU
1に与える。これによりCPU1は正規のプログラム処
理を一時中断し、図2に示すような割込み処理プログラ
ム(サブルーチン)に入りその処理を実行する。
【0011】この割込み処理プログラムには、通常のプ
ログラム処理中には使用されない特定アドレスを参照す
る命令(特定アドレス参照命令)が挿入されてある。し
たがって特定アドレス参照命令が実行されるとアドレス
検出部3は特定アドレスを検出したことを示す特定アド
レス検出信号14をタイミング検出部4へ与える。タイ
ミング検出部4は外部割込み信号13と特定アドレス検
出信号14の周期が予め設定してある許容範囲内かどう
かを検出する。
【0012】CPU1が正常に動作していれば、外部割
込み信号13が入ったとき外部割込み信号13に同期し
てアドレス検出部3からタイミング検出部4に特定アド
レス検出信号14が供給され、タイミング検出部4で同
期していることが検出される。
【0013】しかし、CPU1の動作が正常な状態から
逸脱して暴走しはじめると、外部割込み信号13が入っ
た場合に特定アドレス検出信号14の周期が乱されるた
め、タイミング検出部4は異常状態の発生を知らせるア
ラーム信号15を出力する。なおこのアラーム信号15
を利用してCPU1をリセット状態に戻すこともでき
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、割込み動
作を利用して割込み処理プログラム中に予め定められた
特定アドレス参照命令の特定アドレスを検出する検出手
段を有することにより、プログラムの実行を割込み処理
による特定アドレスの検出の有無で監視しているので、
システムのプログラムに何ら変更を加えることを無くす
ることができるという効果がある。また、暴走監視のた
めのプログラムが2〜3ステップで作成できるので、暴
走監視のための処理を従来より短時間に行うことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用するマイクロコンピュ
ータを示すブロック図である。
【図2】本適用例の割込時の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 アドレス検出部 4 タイミング検出部 11 データバス 12 アドレスバス 13 外部割込み信号 14 特定アドレス検出信号 15 アラーム信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた所定の周期で割込みがか
    けられるマイクロコンピュータにアドレス検出部と、タ
    イミング検出部とを設け、前記マイクロコンピュータに
    対する割込みルーチンに予め定められた特定アドレスを
    参照する特定アドレス参照命令を挿入し、外部割込み信
    号が前記マイクロコンピュータへ与えられたとき、通常
    のプログラム処理を中断して前記割込みルーチンによっ
    て前記特定アドレス参照命令を実行し、前記アドレス検
    出部で前記特定アドレスを検出し、検出された前記特定
    アドレスが参照される周期と前記外部割込み信号が与え
    られる周期とを前記タイミング検出部で監視することを
    特徴とするマイクロコンピュータの暴走監視方式。
JP4000081A 1992-01-06 1992-01-06 マイクロコンピュータの暴走監視方式 Withdrawn JPH05257745A (ja)

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JP4000081A JPH05257745A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 マイクロコンピュータの暴走監視方式

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JPH05257745A true JPH05257745A (ja) 1993-10-08

Family

ID=11464204

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JP4000081A Withdrawn JPH05257745A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 マイクロコンピュータの暴走監視方式

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408