JPH05257614A - ディスク入出力制御方法および装置 - Google Patents

ディスク入出力制御方法および装置

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JPH05257614A
JPH05257614A JP5568592A JP5568592A JPH05257614A JP H05257614 A JPH05257614 A JP H05257614A JP 5568592 A JP5568592 A JP 5568592A JP 5568592 A JP5568592 A JP 5568592A JP H05257614 A JPH05257614 A JP H05257614A
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JP5568592A
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Yoji Kaneda
洋二 金田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドの移動時間を短縮し、ディスクへのリ
ード/ライト処理のスループットを向上させる。 【構成】 入出力要求格納エリア8には中央処理装置1
からの入出力要求がキューイングされる。入出力要求ソ
ーティング6は入出力要求処理部7よりのソーティング
開始要求により起動され、入出力要求格納エリア8にキ
ューイングされている入出力要求のうち、ディスクの同
一領域へのリードとライトおよびライト同志の順番は保
持したまま、ヘッド位置格納エリア11に格納されてい
る、その時点のヘッド位置をもとに、キューイングされ
た入出力要求が全て処理されるまでのヘッドの移動距離
が最小になる順番を求め、処理順番格納テーブル10に
格納する。入出力要求処理部7はキューイングされてい
る入出力要求を処理順番格納テーブル10に格納されて
いる順番に処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置とディス
ク装置の間のデータの入出力を制御するディスク入出力
制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方法では、キューにたまった入出
力要求を順番に処理していたため、例えば、キューイン
グされた入出力要求が3個あり、1番目の入出力要求が
一番内側のシリンダへの書き込み要求、2番目の入出力
要求が一番外側のシリンダの読み込み、3番目の入出力
要求がまた一番内側のシリンダへの書き込みだった場
合、要求を順番に処理していった場合、ディスクのヘッ
ドは、一番内側から外側まで1往復移動することにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、2番目の要求
と3番目の入出力要求を入れ換えた場合には、処理結果
も矛盾せず、処理が完了するまでのヘッドの移動(シー
ク)距離は半分になる。このため、従来の方法ではヘッ
ドのシークに2倍の時間がかかるという問題がある。
【0004】また、単純にヘッドのシークが短くなるよ
うに処理の順番を入れ替えた場合には、同一領域へのリ
ードとライト、またはライト同士の順番が逆転し、処理
結果が正常とならない場合がでてくる。
【0005】本発明の目的は、ディスクのシークに必要
な時間を短縮し、ディスクへの入出力処理のスループッ
トが向上するディスク入出力制御方法および装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク入出力
制御方法は、ディスク装置への入出力要求を処理する時
点で、ディスクの同一領域へのリードとライトおよびラ
イト同士の順番は保持したまま、その時点のディスクの
ヘッド位置をもとに、キューイングされた入出力要求が
全て処理されるまでのヘッドの移動距離が最小になるよ
うにキューイングされた入出力要求の順番を並べ替え、
並べ替えられた順番に入出力要求を処理することを特徴
とする。
【0007】また、本発明のディスク入出力制御装置
は、処理順番格納テーブルと、ヘッド位置格納エリア
と、ソーティング開始要求により起動され、入出力要求
格納エリアにキューイングされている入出力要求のう
ち、同一領域へのリードとライトおよびライト同志の順
番は保持したまま、ヘッド位置格納エリアに格納されて
いる、その時点のディスクのヘッド位置をもとに、キュ
ーイングされている入出力要求が全て処理されるまでの
ヘッドの移動距離が最小になる順番を求め、前記処理順
番格納テーブルに格納した後、処理完了通知を出力する
入出力要求ソーティング部とを有し、入出力要求処理部
はディスク装置からヘッドの現在位置を読み取って前記
ヘッド位置エリアに格納し、前記入出力要求ソーティン
グ部にソーティング開始要求を出し、前記処理完了通知
を検出すると、前記処理順番格納テーブルに格納されて
いる順番に入出力要求を実行する。
【0008】
【作用】本発明は、ディスク装置に対する入出力要求が
キューにたまった場合、その時点のヘッドの位置と各入
出力要求のリード/ライト位置から、アクセス領域が重
なるリードとライトの順番は保持したまま、ヘッドの移
動距離が最小になるように入出力要求の順番を並び替え
て入出力要求を実行するものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て証明する。
【0010】図1は本発明の一実施例のディスク入出力
制御装置を示すブロック図である。ディスク入出力制御
装置2は、ディスク装置3の制御、および中央処理装置
1の入出力要求により、ディスク装置3へのデータの読
み出し/書き込みを行う。送信制御部4は、ディスク装
置3からの読み込みデータの中央処理装置1へ送信を行
う。受信制御部5は中央処理装置1からの入出力要求を
受信し、該要求を入出力要求格納エリア8にキューイン
グするとともに、ディスク装置3への書き込みデータの
受信を行う。入出力要求ソーティング部6は、入出力要
求格納エリア8に格納された入出力要求を、ヘッドのシ
ーク距離が最小になるように並び替え、処理結果を処理
順番格納テーブル10に格納する。入出力要求処理部7
は、処理順番格納テーブル10で示された入出力要求の
処理順番に従いディスク装置3に対するデータの読み出
し/書き込みを実施する。入出力要求格納エリア8に
は、受信制御部5で受信された入出力要求が格納され
る。入出力要求管理テーブル9は、入出力要求格納エリ
ア8の空塞状態、入出力要求の格納位置の管理および入
出力要求の受信順番の管理を行う。処理順番格納テーブ
ル10は、入出力要求ソーティング部6の処理結果が格
納される。ヘッド位置格納エリア11は、DKのヘッド
位置をシリンダの位置で記憶する。ソーティング条件テ
ーブル12は、各入出力要求の入出力開始位置、終了位
置情報、同一領域へのリードとライトおよびライト同士
の処理順番を保持するための情報を管理する。
【0011】図2は、入出力要求格納エリア8の構成例
を示す図である。入出力要求格納エリア8には最大n個
の入出力要求を格納できる。入出力要求81は、リード
/ライト(R/W)種別811、リード/ライト(R/
W)開始位置812、リード/ライトサイズ(R/W)
813からなる。リード/ライト開始位置812は、デ
ィスク上の物理ブロック番号を指定し、リード/ライト
サイズ813は、サイズを物理ブロック数で指定する。
【0012】図3は、入出力要求管理テーブル9の構成
例を示す図である。格納エリア番号901の順に最大n
個分の入出力要求の管理を行う。格納エリア番号901
は、入出力要求格納エリア8の格納エリア番号に対応す
る。空塞状況902は、入出力要求格納エリア8の格納
エリアの空塞状況を示す。識別子名903は、入出力要
求を入出力制御装置2の中で識別するために用いる。受
信順番904は、入出力要求が入出力要求格納エリア8
に格納された順番を示す。入出力要求管理テーブル9は
入出力要求毎に格納エリア番号901、空塞状況90
2、識別子名903、受信番号904を管理する。入出
力要求格納数905は、入出力要求格納エリア8に格納
されている入出力要求格納数を示す。受信順番カウンタ
906の値は、入出力要求が入出力格納エリア8に格納
された時点で受信順番904にセットされる。
【0013】図4は、処理順番格納テーブル10の構成
例を示す図である。処理順番1001に沿って入出力要
求の識別子名903と、入出力要求が格納されている格
納エリア番号901が格納される。最大n個の入出力要
求の処理順番が格納される。格納個数1002は、処理
順番格納テーブル10に格納されている入出力要求の個
数を示す。
【0014】図5は、ソーティング条件テーブル12の
構成例を示す図である。受信順番904に沿って入出力
要求の格納エリア番号901、識別子名903、リード
/ライト種別801、物理ブロックアクセス範囲120
1、シリンダアクセス範囲1202、ソーティング条件
1203を管理する。物理ブロックアクセス範囲120
1は、リード/ライト時の開始・終了位置を物理ブロッ
ク番号で示したものであり、開始位置は、リード/ライ
ト開始位置812の値となり、終了位置は、リード/ラ
イト開始位置812にリード/ライトサイズ813を加
えた値となる。シリンダアクセス範囲1202は、物理
ブロックアクセス範囲1201の開始・終了位置をシリ
ンダの番号に変換した値を示す。ソーティング条件12
03は、同一エリアへのリードとライト、およびライト
同士の処理順番を保持するための条件を設定するもので
あり、図6に示す方法に従って、先に処理しなければな
らない入出力要求の識別子名が設定される。
【0015】図6(1),(2),(3)は、ソーティ
ング条件の設定方法を示す。図中の「R」と「W」は、
それぞれアクセス領域が重なるリード要求(R)とライ
ト要求(W)を示す。また、A,B,C,Dはその識別
子を示す。入出力要求の処理順番を保持する必要のある
ケースは、図6(1),(2),(3)の場合である。
【0016】図6(1)は、ライト要求よりも前にアク
セス領域が重なるリード要求がある場合であり、この場
合は、ライト要求(W)よりも受信順番が先でアクセス
領域が重なる全てのリード要求(R)の識別子名(A,
B,C)を、ライト要求(W)のソーティング条件に設
定する。
【0017】図6(2)は、ライト要求よりも後でアク
セス領域が重なるリード要求がある場合であり、この場
合は、上記条件に該当する全てのリード要求(R)のソ
ーティング条件にライト要求(W)の識別子名(A)を
設定する。
【0018】図6(3)は、ライト要求同士のアクセス
領域が重なる場合であり、この場合は、直前のライト要
求(W)の識別子名を該当するライト要求(W)のソー
ティング条件に設定する。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
【0020】本実施例は、入出力要求受信処理、入出力
要求ソーティング処理、入出力要求実行処理の3つの処
理からなる。
【0021】図7のフローチャートを基に、受信制御部
5の入出力要求受信処理について説明する。
【0022】受信制御部5は、中央処理装置1からの入
出力要求を監視し(ステップ2001)、入出力要求を
受信した場合には、入出力要求格納エリア8の空きを確
認するため、入出力要求管理テーブル9の空塞状況90
2を検索する(ステップ2002)。入出力要求格納エ
リア8に空きが有る場合には、該当するエリアに入出力
要求を格納する(ステップ2003)。入出力要求格納
エリア8に空きがない場合には、入出力要求管理テーブ
ル9を定期的に検索し、空きができるまで待つ。入出力
要求格納エリア8に入出力要求を格納した後、入出力要
求管理テーブル9に以下の項目を設定し、再度、入出力
要求の監視を開始する(ステップ2004)。
【0023】・入出力要求格納数905→1増やす ・空塞状況902→「塞」設定 ・識別子名903→最大n個の入出力要求が識別できれ
ば良いため本例ではアルファベットの1文字を設定 ・受信順番カウンタ906→1増やす ・受信順番904に受信順番カウンタ906の値を設定 次に、図8のフローチャートを基に、入出力要求ソーテ
ィング部6による入出力要求ソーティング処理について
説明する。
【0024】入出力要求ソーティング部6が入出力要求
処理部7よりソーティング開始要求を受け取った時点
で、入出力要求ソーティング処理が起動される(ステッ
プ3001)。ソーティング開始要求を受けた入出力要
求ソーティング部6は、入出力要求管理テーブル9の入
出力要求格納数905より、入出力要求があるか判断し
(ステップ3002)、入出力要求が無い場合には、新
たに入出力要求が格納されるまで、入出力要求格納数9
05を定期的に監視する。次に、入出力要求が1個かど
うか判断する(ステップ3003)。入出力要求が1個
の場合は、入出力要求管理テーブル9の該当する入出力
要求の受信順番904をクリアし、受信順番カウンタ9
06に0を設定して(ステップ3004)、後述する
(6)(ステップ3005)の処理を行う。入出力要求
が2個以上の場合は、次の処理(1)〜(5)(ステッ
プ3006〜3010)を行う。 (1)入出力要求ソーティング部6は、入出力要求管理
テーブル9で空塞状況902が「塞」となっている入出
力要求について、入出力要求管理テーブル9の受信順番
904と、ソーティング条件テーブル12の受信順番9
04を対応づけながら、ソーティング条件テーブル12
に、格納エリア番号901、識別子名903、リード/
ライト種別811、物理ブロックアクセス範囲1201
を設定する。物理ブロックアクセス範囲1201の開
始、終了位置は、入出力要求格納エリア8のリード/ラ
イト開始位置812とリード/ライトサイズ813より
求める。ソーティング条件テーブル12への設定終了
後、入出力要求管理テーブル9の受信順番904を全て
クリアし、受信順番カウンタ906を0に設定する(ス
テップ3006)。 (2)入出力要求ソーティング部6は、物理ブロックア
クセス範囲1201より、同一領域へのリードとライト
およびライト同士が重なる入出力要求を抽出し、図6に
示す方法に従ってソーティング条件1203を設定する
(ステップ3007)。また、物理ブロックアクセス範
囲1201の開始・終了位置の物理ブロック番号をシリ
ンダ番号に変換し、シリンダアクセス範囲1202の開
始・終了位置に設定する。 (3)入出力要求ソーティング部6は、ソーティング条
件テーブル12の情報を基に、順列のパターンを作成す
る(ステップ3008)。ソーティング対象の入出力要
求の個数がk個の場合、k!通りの順列パターンが作成
される。このなかで、ソーティング条件1203を満た
す順列を除き、最終的な順列パターンを求める。例え
ば、識別名A,B,Cの3つの入出力要求がソーティン
グ対象で、ソーティング条件としてAはCより前に処理
という条件が設定されていた場合、最終的に以下に示す
3通りの順列が求まる。
【0025】 ABC ACB BAC (4)ヘッド位置格納エリア11よりヘッド位置を求め
る。(3)で求めた各順列パターンに対し、以下に示す
式でヘッドのシーク距離を算出し、その中で一番シーク
距離が短い順列を次式より求める(ステップ300
9)。
【0026】
【数1】 (5),(4)で求めたシーク距離が一番短い順列に従
い、処理順番格納テーブル10に各入出力要求の識別子
名903と格納エリア番号901を設定する。格納個数
1002には、ソーティング対象の入出力要求の数を設
定する。処理順番格納テーブル10の設定完了後、ヘッ
ド位置格納エリア11に、処理順番格納テーブル10に
設定された順番で入出力要求を実行した場合の最終ヘッ
ド位置(処理順番が一番最後の入出力要求のシリンダア
クセス範囲1202の終了位置)を設定する。その後ソ
ーティング条件テーブル12の情報を全てリセットし、
入出力要求処理部7に処理完了を通知し、処理を終了す
る。 (6)入出力要求ソーティング部6は、処理順番格納テ
ーブル10に、該当の入出力要求の識別名903と格納
エリア番号901を設定し、格納個数1002に1を設
定する。該当の入出力要求のリード/ライト開始位置8
12とリード/ライトサイズ813よりリード/ライト
終了位置を求め、その値をシリンダ位置に変換して、ヘ
ッド位置格納エリア11に設定する。その後、入出力要
求処理部7に処理完了を通知し、処理を終了する。
【0027】次に、図9のフローチャートを基に、入出
力要求処理部7による入出力要求実行処理について説明
する。
【0028】入出力要求処理部7は、ディスク装置3か
ら現在のヘッド位置を読み取り、ヘッド位置格納エリア
11に設定し、その後入出力要求ソーティング部6にソ
ーティング開始要求を出す(ステップ4001)。入出
力要求処理部7は、入出力要求ソーティング部6からの
処理完了通知を定期的に監視する(ステップ400
2)。入出力要求ソーティング部6からの処理完了通知
を検出した時点で、処理順番格納テーブル10の格納個
数1002を読み込み、また、入出力要求処理部7が処
理順番格納テーブル10から読み込む処理順番の値をi
とし、初期値を1とする(ステップ4003)。入出力
要求処理部7は、処理順番格納テーブル10から処理順
番iの識別子名903、格納エリア番号901を取得
し、得られた格納エリア番号901を用いて、入出力要
求格納エリア8より該当する入出力要求を取り出す(ス
テップ4004)。入出力要求処理部7は、(ステップ
4004)で取得した格納エリア番号901より、入出
力要求管理テーブル9の該当格納エリア番号の空塞状況
902を「空き」とし、入出力要求格納数905の値を
1つ減らす(ステップ4005)。次に、格納個数10
02が値の処理順番iに等しいかどうか調べる(ステッ
プ4006)。入出力要求処理部7は、格納個数100
2の値と処理順番iの値が等しくなった時点で(処理順
番格納テーブル10で示された入出力要求のなかで、実
行すべき入出力要求が残り1つになった時点で)、処理
順番格納テーブル10をクリアし、入出力要求ソーティ
ング部6に、ソーティング開始要求を出す(ステップ4
007)。入出力要求処理部7はステップ4004で取
りだした入出力要求を実行する(ステップ4008)。
入出力要求の実行完了後、処理順番iの値を1増やし
(ステップ4009)。格納個数1002の値が処理順
番iの値より小さいかどうか調べる(ステップ401
0)、小さい場合、ステップ4002に、小さくない場
合、ステップ4004に戻る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ディス
クへの入出力要求を処理する時点で、キューイングされ
た入出力要求がある場合、現時点のヘッドの位置を基
に、同一領域へのリードとライトおよびライト同士の順
番は保持したまま、キューイングされた入出力要求が全
て処理されるまでのヘッドの移動距離が最小になるよう
に入出力要求の順番を入れ換えて入出力要求を処理する
ことにより、リードとライトが逆転して処理結果が異常
となることなく、ヘッドの移動時間を短縮することがで
き、ディスクへのリード/ライト処理のスループットが
向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディスク入出力制御装置の
構成図である。
【図2】入出力要求格納エリア8の構成例を示す図であ
る。
【図3】入出力要求管理テーブル9の構成例を示す図で
ある。
【図4】処理順番格納テーブル10の構成例を示す図で
ある。
【図5】ソーティングテーブル12の構成例を示す図で
ある。
【図6】ソーティング条件の設定方法の一例を示す図で
ある。
【図7】入出力要求受信処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】入出力要求ソーティング処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】入出力要求実行処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 ディスク入出力制御装置 3 ディスク装置 4 送信制御部 5 受信制御部 6 入出力要求ソーティング部 7 入出力要求処理部 8 入出力要求格納エリア 9 入出力要求管理テーブル 10 処理順番格納テーブル 11 ヘッド位置格納エリア 12 ソーティング条件テーブル 81 入出力要求 811 リード/ライト識別 812 リード/ライト開始位置 813 リード/ライトサイズ 901 格納エリア番号 902 空塞状況 903 識別子名 904 受信順番 905 入出力要求格納数 906 受信番号カウンタ 1001 処理順番 1002 格納個数 1201 物理ブロックアクセス範囲 1202 シリンダアクセス範囲 1203 ソーティング条件 2001〜2004 ステップ 3001〜3010 ステップ 4001〜4010 ステップ
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【数1】 (5),(4)で求めたシーク距離が一番短い順列に従
い、処理順番格納テーブル10に各入出力要求の識別子
名903と格納エリア番号901を設定する。格納個数
1002には、ソーティング対象の入出力要求の数を設
定する。処理順番格納テーブル10の設定完了後、ヘッ
ド位置格納エリア11に、処理順番格納テーブル10に
設定された順番で入出力要求を実行した場合の最終ヘッ
ド位置(処理順番が一番最後の入出力要求のシリンダア
クセス範囲1202の終了位置)を設定する。その後ソ
ーティング条件テーブル12の情報を全てリセットし、
入出力要求処理部7に処理完了を通知し、処理を終了す
る。 (6)入出力要求ソーティング部6は、処理順番格納テ
ーブル10に、該当の入出力要求の識別名903と格納
エリア番号901を設定し、格納個数1002に1を設
定する。該当の入出力要求のリード/ライト開始位置8
12とリード/ライトサイズ813よりリード/ライト
終了位置を求め、その値をシリンダ位置に変換して、ヘ
ッド位置格納エリア11に設定する。その後、入出力要
求処理部7に処理完了を通知し、処理を終了する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置とディスク装置の間のデー
    タの入出力を制御するディスク入出力制御方法におい
    て、 前記ディスク装置への入出力要求を処理する時点で、デ
    ィスクの同一領域へのリードとライトおよびライト同士
    の順番は保持したまま、その時点のディスクのヘッド位
    置をもとに、キューイングされた入出力要求が全て処理
    されるまでのヘッドの移動距離が最小になるようにキュ
    ーイングされた入出力要求の順番を並べ替え、並べ替え
    られた順番に入出力要求を処理することを特徴とするデ
    ィスク入出力制御方法。
  2. 【請求項2】 中央処理装置とディスク装置の間のデー
    タの入出力を制御するディスク入出力制御装置におい
    て、 処理順番格納テーブルと、 ヘッド位置格納エリアと、 ソーティング開始要求により起動され、入出力要求格納
    エリアにキューイングされている入出力要求のうち、同
    一領域へのリードとライトおよびライト同志の順番は保
    持したまま、前記ヘッド位置格納エリアに格納されてい
    る、その時点のディスクのヘッド位置をもとに、キュー
    イングされている入出力要求が全て処理されるまでのヘ
    ッドの移動距離が最小になる順番を求め、前記処理順番
    格納テーブルに格納した後、処理完了通知を出力する入
    出力要求ソーティング部とを有し、 入出力要求処理部はディスク装置からヘッドの現在位置
    を読み取って前記ヘッド位置エリアに格納し、前記入出
    力要求ソーティング部にソーティング開始要求を出し、
    前記処理完了通知を検出すると、前記処理順番格納テー
    ブルに格納されている順番に入出力要求を実行すること
    を特徴とするディスク入出力制御装置。
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