JPH07123156A - ページングシステム制御装置 - Google Patents

ページングシステム制御装置

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JPH07123156A
JPH07123156A JP5287456A JP28745693A JPH07123156A JP H07123156 A JPH07123156 A JP H07123156A JP 5287456 A JP5287456 A JP 5287456A JP 28745693 A JP28745693 A JP 28745693A JP H07123156 A JPH07123156 A JP H07123156A
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/18Service support devices; Network management devices
    • H04W88/185Selective call encoders for paging networks, e.g. paging centre devices
    • H04W88/187Selective call encoders for paging networks, e.g. paging centre devices using digital or pulse address codes

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のバッチで構成され且つ各バッチが複数
グループで構成されるPOCSAG信号を採用するペー
ジングシステム制御装置において、ランダムに入力され
る呼の呼信号をPOCSAG信号用のキューバッファに
収容する際、既呼の再配置を行うことにより、バッチの
使用率を高める。 【構成】 現用キューバッファ,待機キューバッファと
して交互に使用する2個のキューバッファ1,2を備え
る。現時点で現用キューバッファとなっているキューバ
ッファ1に新呼の呼信号を格納する空きスペースが無く
なったとき、キューバッファ1に収容されている全ての
呼信号〜を、待機キューバッファであるキューバッ
ファ2の先頭より順にできる限り空きスペースが生じな
いように再配置しながら移し替え、再配置完了後のキュ
ーバッファ2を現用キューバッファとして使用して新呼
を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はページングシステム制御
装置に関し、特に、ランダムに入力される呼にかかる呼
信号を所定の送信信号列にまとめるキューイング(Qu
euing)処理を行うページングシステム制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のページングシステムとして、PO
CSAG信号として知られている国際標準信号方式を使
用したものがある(CCIR RECOMMENDATION 584-1(1
982-1986),STANDARD CODES AND FORMATS FOR INTERNATI
ONAL REDIO PAGING)。
【0003】このPOCSAG信号方式の送信信号は、
図12に示すように、複数のバッチ(BATCH)で構
成され、各バッチはページング識別信号の下位3ビット
に対応する8グループ(GROUP)に別れており、各
グループは更に2コードワード(以降、コードワードを
CWと記す)から成っている。
【0004】ページングシステム制御装置に入力された
呼データは、ページング呼び出し信号フォーマットの呼
信号に変換される。その呼信号は、文字表示の無い場合
は1CW分のアドレスCW(Address CW)か
ら成り、文字表示の有る場合は1CW分のアドレスCW
と表示メッセージの長さに対応する1つ以上のメッセー
ジCW(Message CW)から構成されており、
アドレスCWが、呼中のページャーアドレス(Page
r Address)の下位3ビットに対応するグルー
プに収容されるように配置される。このとき、メッセー
ジCWはアドレスCWの次のCWから、メッセージの長
さ分のCWだけ、必要により後続のグループにまたがっ
て配置される。
【0005】このようなPOCSAG信号を送出するた
めに、従来のページングシステム制御装置は、図2に示
すような構成のキューバッファ(Queue Buff
er)を1個持ち、ランダムに入力される呼にかかる呼
信号を、その到着した順番にキューバッファに蓄積し、
周期的に順次送出するようにしている。なお、図2にお
いて、Batch n,Batch n+1はキューバ
ッファにおけるn番目,n+1番目のバッチに対応する
記憶領域を示し、G0〜G7は各バッチ内の各グループ
に対応する記憶領域であって、2CW分の記憶容量を持
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のページ
ングシステム制御装置は、入力された呼にかかる呼信号
を、到着した順番にキューバッファにキューイングする
に過ぎないため、キューバッファに例えば図6(b)に
示すように呼信号が蓄積されているとき、図6(a)の
ようなグループ2にかかる新しい呼をキューイングしよ
うとした場合、キューバッファの所々に空きがあるにも
かかわらず、所要の長さの空き領域を確保できないた
め、その呼の受付を拒否せざるを得ない場合が発生し
た。その結果、送信信号列中のバッチの使用率が低く、
貴重な無線資源を有効に利用できないという問題点があ
った。
【0007】本発明はこのような従来の問題点を解決し
たもので、その目的は、バッチの空き領域を極力少なく
し、バッチの使用率を高めることにある。
【0008】なお、本発明者は、同様の目的を達成する
技術を既に特開平5−186711号において提案して
いる。この既提案の技術は、1個のキューバッファを使
用し、キューバッファに既に収容されている呼信号の他
バッチへの再配置を同一キューバッファ上で実施しつつ
新呼にかかる呼信号を収容し得る空きスペースを確保す
るようにしたものである。この既提案の技術は、勿論、
大変有効な技術ではあるが、1個のキューバッファ上で
再配置を行っているので再配置処理が多少複雑になり、
また収容できない新呼が出現する毎にその新呼を収容し
得るに足る量の再配置だけを行うので、次に出現する新
呼も再び再配置処理を実施しないと収容できないことが
多いといった、解決すべき課題が残されていた。
【0009】そこで、本発明では、同一構成の2個のキ
ューバッファを用いてキューバッファ間で再配置処理を
進めることにより、再配置処理を比較的容易なものと
し、更に、キューバッファに既に格納されている全ての
呼信号に対して再配置処理を実施することにより、再配
置処理の契機となった1つの新呼だけでなく後に出現す
る新呼のために可能な限り大きな空きスペースを一度の
再配置処理で確保し得るようにしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のバッチ
から構成され且つ各バッチがページャーの識別番号によ
り関連付けられる複数のグループから成る送信信号列を
一時的に蓄積するキューバッファを備え、ランダムに入
力される呼信号を前記キューバッファに収容し、後刻ま
とめて送出するページングシステム制御装置において、
現用キューバッファ,待機キューバッファとして交互に
使用される2個のキューバッファと、現用キューバッフ
ァに対して呼信号のキューイングを行っている際に新た
な呼信号を収容する空きスペースが無くなった時点で、
現用キューバッファに収容されている全ての呼信号を再
配置しながら待機キューバッファへ移動する再配置部と
を備え、呼信号の再配置が完了した待機キューバッファ
を現用キューバッファに、元の現用キューバッファを待
機キューバッファに切り替えて、呼信号のキューイング
処理を続行する構成を有している。
【0011】
【作用】本発明においては、2個のキューバッファのう
ちの何れか一方を現用キューバッファとして使用して呼
信号のキューイングを行っている際に新たな呼信号を収
容する空きスペースが無くなると、再配置部が、現用キ
ューバッファに収容されている全ての呼信号を再配置し
ながら、他方のキューバッファである待機キューバッフ
ァへ移動する。そして、呼信号の再配置が完了した待機
キューバッファを現用キューバッファとして使用して、
呼信号のキューイング処理を続行する。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1を参照すると、本発明の一実施例のペ
ージングシステム制御装置PGCは、第1のキューバッ
ファ1と、第2のキューバッファ2と、キューイング部
3と、中央制御部4と、再配置部5と、移動元ポインタ
6と、移動先ポインタ7と、グループ番号記憶部8と、
送信バッファ9と、エンコード部10と、送信部11と
を含んでいる。
【0014】第1および第2のキューバッファ1,2
は、それぞれ図2に示したような構成を持つ同種のキュ
ーバッファである。この第1および第2のキューバッフ
ァ1,2は、現用キューバッファ,待機キューバッファ
として交互に使用される。
【0015】外部よりランダムに発生する呼データ12
は、中央制御部4の制御の下にキューイング部3におい
てページング呼び出し信号フォーマットの呼信号に変換
され、キューイング部3によって、第1および第2のキ
ューバッファ1,2のうち現時点で現用キューバッファ
となっているキューバッファに入力される。このとき、
現用キューバッファに今回の呼信号を収容する空きスペ
ースがない場合、中央制御部4は再配置部5を起動し、
再配置部5は現用キューバッファに収容されている全て
の呼信号を再配置しながら待機キューバッファへ移動す
る。そして、呼信号の再配置の完了した待機キューバッ
ファを現用キューバッファに、元の現用キューバッファ
を待機キューバッファに切り替え、現用キューバッファ
に対して呼信号のキューイング処理が続行される。
【0016】現用キューバッファの内容は、中央制御部
4の制御の下に或る周期に従って送信バッファ9へ転送
され、エンコード部10によって、送信バッファ9にセ
ットされた呼信号にBCH/パリティが付加された後、
送信部11によりページャー呼び出し信号13として出
力される。
【0017】図3はキューイング部3の処理の一例を示
すフローチャートである。キューイング部3は呼データ
12が発生すると、現用キューバッファ(例えば、現在
は第1のキューバッファ1が現用キューバッファになっ
ているとする)を検索し(S1)、今回の呼データ12
にかかる呼信号を格納する空きスペースが第1のキュー
バッファ1に存在するか否かを調べる。そして、今回の
呼信号を格納可能ならば(S2でYES)、今回の呼信
号を第1のキューバッファ1に格納する(S3)。
【0018】他方、今回の呼信号を格納する空きスペー
スが第1のキューバッファ1に存在しなければ(S2で
NO)、中央制御部4に第1のキューバッファ1に新呼
を格納することができない旨を通知し(S4)、中央制
御部4から再配置終了通知が返却されるのを待つ(S
5)。そして、再配置終了通知が返却されたら(S5で
YES)、現用キューバッファを第2のキューバッファ
2に切り替え(S6)、この第2のキューバッファ2を
検索し(S7)、今回の呼データ12にかかる呼信号を
格納する空きスペースが第2のキューバッファ2に存在
するか否かを調べる。そして、今回の呼信号を格納可能
ならば(S8でYES)、今回の呼信号を第2のキュー
バッファ2に格納する(S3)。なお、第2のキューバ
ッファ2にも格納できないときは(S8でNO)、今回
の呼信号のキューイングは断念し、今回の呼の受付を拒
否する。
【0019】図4は再配置部5の処理の一例を示すフロ
ーチャートである。再配置部5は、中央制御部4から現
用キューバッファを指定されて起動されると、先ず、移
動先ポインタ7に初期値をセットする(S11)。移動
先ポインタ7は図5に示すように、バッチ・ナンバとC
W・ナンバとをポイントするポインタであり、初期値と
してはバッチ・ナンバおよびCW・ナンバとも0をセッ
トする。これは、待機キューバッファの先頭のバッチ
(バッチ・ナンバ0のバッチ)における先頭のCW(C
W・ナンバ0のCW)から現用キューバッファに存在す
る既呼を詰め込んでいくためである。
【0020】次に、現在の移動先ポインタ7のCW・ナ
ンバに基づき、現用キューバッファから待機キューバッ
ファへ移動すべき呼の属するグループ番号(移動先グル
ープ番号)を求め、グループ番号記憶部8にセットする
(S12)。即ち、移動先ポインタ7のCW・ナンバが
0,1のときはグループ番号0を、2,3のときはグル
ープ番号1を、…、14,15のときはグループ番号7
を求め、それをグループ番号記憶部8にセットする。
【0021】次に、グループ番号記憶部8にセットした
移動先グループ番号のグループに属する呼信号を現用キ
ューバッファから1個検索する(S13)。そして、こ
の検索によって移動先グループ番号に当てはまる呼信号
が見つかった場合(S14でYES)、この見つけた呼
信号の現用キューバッファにおける位置情報を移動元ポ
インタ6にセットする(S15)。移動元ポインタ6は
図5に示すように、バッチ・ナンバとCW・ナンバとを
ポイントするポインタであり、S15では、見つけた呼
信号が収容されている現用キューバッファのバッチのナ
ンバを移動元ポインタ6のバッチ・ナンバにセットし、
その呼信号が収容されている先頭のCWのナンバを移動
元ポインタ6のCW・ナンバにセットする。
【0022】次に、現用キューバッファ上の、移動元ポ
インタ6で特定された呼信号(即ちS13で検索された
移動すべき呼信号)を、待機キューバッファの、移動先
ポインタ7で示される箇所へ移動する(S16)。これ
で、現用キューバッファの1つの呼信号が待機キューバ
ッファに再配置されたことになる。
【0023】次に、処理S16で移動した呼信号が占め
る待機キューバッファ上のCWの直後のCWのナンバ
を、移動先ポインタ7のCW・ナンバにセットする(S
17)。そして、このようなセットが行えたとき、即
ち、処理S16で移動した呼信号が占める待機キューバ
ッファ上のCWの直後に次のCWが残っていたときは
(S18でYES)、処理S12に戻って上述した処理
を繰り返す。また、そのようなCWが残っていなかった
ときは、再配置処理が完了したことになるので、中央制
御部4に再配置の完了を通知し(S19)、図4の処理
を終了する。
【0024】他方、処理S14において、グループ番号
記憶部8にセットした移動先グループ番号のグループに
属する呼信号を現用キューバッファから見つけることが
できなかった場合(S14でNO)、移動先ポインタ7
に、次のグループのCWのナンバをセットする(S2
0)。即ち、例えば現在のCW・ナンバを0または1と
すると、次のグループのCWのナンバは2と3なので、
移動先ポインタ7のCW・ナンバを先頭の2にセットす
る。また、現在のCW・ナンバが14または15であれ
ば、次のグループのCWのナンバは0と1なので、移動
先ポインタ7のCW・ナンバを先頭の0にセットし、バ
ッチ・ナンバを+1する。但し、移動先ポインタ7のバ
ッチ・ナンバが既に最終バッチを指示している場合にお
いて、現在のCW・ナンバが14または15であれば次
のグループのCWは存在しないことになる。処理S21
はこれを検出する処理であり、次のグループのCWが存
在しない場合、再配置処理が完了したと判断して、処理
S19へ進む。他方、次のグループのCWをセットし得
たときは(S21でYES)、処理S12に戻って上述
した処理を繰り返す。
【0025】以上のような処理が再配置部5で実行され
ることにより、現用キューバッファに収容されている呼
信号が、待機キューバッファの先頭バッチの先頭CWよ
り順に、できる限り空きスペースが生じないように再配
置されていくことになる。
【0026】以上の再配置処理の理解を容易にするため
に、具体例を挙げて説明する。
【0027】今、図1の第1のキューバッファ1が現用
キューバッファ、第2のキューバッファ2が待機キュー
バッファとして使用されており、第1のキューバッファ
1には、例えば図6(b)に示すような呼信号,,
,が収容されており、図6(a)に示すようなグル
ープ番号が2で6CW必要とする新たな呼信号を格納す
るための空きスペースが第1のキューバッファ1に無か
ったために、再配置部5が起動されたと仮定する。
【0028】先ず再配置部5は、移動先ポインタ7のバ
ッチ・ナンバに0を、CW・ナンバに0をセットし(S
11)、移動先ポインタ7のCW・ナンバが0なので移
動先グループ番号として0を求めてグループ番号記憶部
8にセットする(S12)。次に、第1のキューバッフ
ァ1の先頭よりグループ番号0の呼信号を1個検索する
ことにより、図6(b)の呼信号を検出する(S1
3,S14でYES)。次に、移動元ポインタ6に呼信
号の位置情報であるバッチ・ナンバ1,CW・ナンバ
0をセットする(S15)。そして、移動元ポインタ6
の示すバッチ・ナンバ1,CW・ナンバ0に存在する第
1のキューバッファ1の呼信号を、移動先ポインタ7
の示すバッチ・ナンバ0,CW・ナンバ0の第2のキュ
ーバッファ2の場所へ移動する(S16)。図7は、こ
のときの様子を示している。
【0029】次に、サイズが3CWの呼信号を第2の
キューバッファ2のバッチ・ナンバ0のCW・ナンバ0
を先頭に再配置したので、移動先ポインタ7のCW・ナ
ンバを3にセットする(S17)。従って、処理S12
に戻ると、移動先ポインタ7のCW・ナンバは3なの
で、移動先グループ番号として1を求めてグループ番号
記憶部8にセットし、第1のキューバッファ1の先頭よ
りグループ番号1の呼信号を1個検索することにより、
図7(a)の呼信号を検出する(S13,S14でY
ES)。次に、移動元ポインタ6に呼信号の位置情報
であるバッチ・ナンバ0,CW・ナンバ2をセットし
(S15)、この移動元ポインタ6の示すバッチ・ナン
バ0,CW・ナンバ2に存在する第1のキューバッファ
1の呼信号を、移動先ポインタ7の示すバッチ・ナン
バ0,CW・ナンバ3の第2のキューバッファ2の場所
へ移動する(S16)。図8は、このときの様子を示し
ている。
【0030】次に、サイズが4CWの呼信号を第2の
キューバッファ2のバッチ・ナンバ0のCW・ナンバ3
を先頭に再配置したので、移動先ポインタ7のCW・ナ
ンバを7にセットする(S17)。従って、処理S12
に戻ると、移動先ポインタ7のCW・ナンバは7なの
で、移動先グループ番号として3を求めてグループ番号
記憶部8にセットし、第1のキューバッファ1の先頭よ
りグループ番号3の呼信号を検索する(S13)。ここ
で、グループ番号3の呼信号が第1のキューバッファ1
に1つも存在しなかったと仮定すると、処理S14の判
定結果はNOとなり、移動先ポインタ7の現在の値はバ
ッチ・ナンバ0,CW・ナンバ7なので、CW・ナンバ
が7から次のグループのCWのナンバである8にセット
され、処理S12へ戻る。
【0031】処理S12へ戻ると、移動先ポインタ7の
CW・ナンバは8なので、移動先グループ番号として4
を求めてグループ番号記憶部8にセットし、第1のキュ
ーバッファ1の先頭よりグループ番号4の呼信号を1個
検索することにより、図8(a)の呼信号を検出する
(S13,S14でYES)。従って、次に、移動元ポ
インタ6に呼信号の位置情報であるバッチ・ナンバ
1,CW・ナンバ8をセットし(S15)、この移動元
ポインタ6の示すバッチ・ナンバ1,CW・ナンバ8に
存在する第1のキューバッファ1の呼信号を、移動先
ポインタ7の示すバッチ・ナンバ0,CW・ナンバ8の
第2のキューバッファ2の場所へ移動する(S16)。
図9は、このときの様子を示している。
【0032】次に、サイズが4CWの呼信号を第2の
キューバッファ2のバッチ・ナンバ0のCW・ナンバ8
を先頭に再配置したので、移動先ポインタ7のCW・ナ
ンバを12にセットする(S17)。従って、処理S1
2に戻ると、移動先ポインタ7のCW・ナンバは12な
ので、移動先グループ番号として6を求めてグループ番
号記憶部8にセットし、第1のキューバッファ1の先頭
よりグループ番号6の呼信号を検索する(S13)。こ
こで、グループ番号6の呼信号が第1のキューバッファ
1に1つも存在しなかったと仮定すると、処理S14の
判定結果はNOとなり、移動先ポインタ7の現在の値は
バッチ・ナンバ0,CW・ナンバ12なので、CW・ナ
ンバが12から次のグループのCWのナンバである14
にセットされ、処理S12へ戻る。
【0033】処理S12へ戻ると、移動先ポインタ7の
CW・ナンバは14なので、移動先グループ番号として
7を求めてグループ番号記憶部8にセットし、第1のキ
ューバッファ1の先頭よりグループ番号7の呼信号を1
個検索する。ここで、グループ番号7の呼信号が第1の
キューバッファ1に1つも存在しなかったと仮定する
と、処理S14の判定結果はNOとなり、移動先ポイン
タ7の現在の値はバッチ・ナンバ0,CW・ナンバ14
なので、バッチ・ナンバ1,CW・ナンバ0に変更され
て処理S12へ戻る。従って、再び、移動先グループ番
号0の呼信号から検索が行われる。
【0034】このような処理が進み、移動先ポインタ7
にバッチ・ナンバ1,CW・ナンバ10がセットされて
いる状態で処理S12に戻ると、移動先ポインタ7のC
W・ナンバは10なので、移動先グループ番号として5
を求めてグループ番号記憶部8にセットし、第1のキュ
ーバッファ1の先頭よりグループ番号5の呼信号を1個
検索することにより、図9(a)の呼信号を検出する
(S13,S14でYES)。従って、次に、移動元ポ
インタ6に呼信号の位置情報であるバッチ・ナンバ
0,CW・ナンバ10をセットし(S15)、この移動
元ポインタ6の示すバッチ・ナンバ0,CW・ナンバ1
0に存在する第1のキューバッファ1の呼信号を、移
動先ポインタ7の示すバッチ・ナンバ1,CW・ナンバ
10の第2のキューバッファ2の場所へ移動する(S1
6)。図10は、このときの様子を示している。
【0035】次に、サイズが6CWの呼信号を第2の
キューバッファ2のバッチ・ナンバ1のCW・ナンバ1
0を先頭に再配置したので、移動先ポインタ7のバッチ
・ナンバを2にセットし、CW・ナンバを0にセットす
る(S17)。従って、処理S21に戻った以降は、移
動先グループ番号0の呼信号から検索が続けられる。
【0036】以上のようにして、移動先ポインタ7のバ
ッチ・ナンバが最終バッチのナンバを指示し且つCW・
ナンバが最終のCWのナンバを指示している状態に至っ
た為に処理S21の判定結果がNOとなるか、或いは処
理S18の判定結果がNOとなると、第1のキューバッ
ファ1をクリアして図4の処理が終了する。そして、キ
ューイング部3の図3に示した処理S3により、再配置
済の第2のキューバッファ2を現用キューバッファとし
て使用して、この第2のキューバッファ2に図6(a)
に示した新呼にかかる呼信号が格納される。図11はこ
のときの様子を示している。
【0037】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は以上の実施例にのみ限定されず、その他各種の
付加変更が可能である。例えば、以下のように構成する
こともできる。
【0038】希に、再配置処理において現用キューバッ
ファ中の全ての呼信号を待機キューバッファに収容する
ことができないことが起こり得る。このような場合に対
処するため、現用キューバッファ中の全ての呼信号を待
機キューバッファに収容できないことが判明した時点で
再配置処理を断念し、現用キューバッファを再配置前の
状態に復元する。その方法としては、例えば、現用キュ
ーバッファから待機キューバッファへの呼信号の移動時
に、移動した呼信号を現用キューバッファから削除せず
に例えば別のテーブルでその呼信号を移動した旨を記録
しておき、再配置処理が無事完了すれば現用キューバッ
ファをクリアするが、再配置処理を断念する場合はその
現用キューバッファをそのまま使用する方法等がある。
【0039】希に、再配置処理を行っても呼信号の収容
状態が再配置前後で変化しない場合が起こり得る。この
ような場合、再び再配置処理することは無駄なので、再
配置終了後に、再配置前後の呼信号の並びを比較して全
く同一ならば、次の送信周期までは、再配置処理を行わ
ないようにして無駄な処理を省く。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような効果を得ることができる。
【0041】キューバッファに既に収容されている呼信
号を再配置して新呼を収容する空きスペースを確保して
収容するため、バッチの空き領域が極力減少し、バッチ
の使用率が高まる。これにより、貴重な無線資源を有効
に利用した経済的なページングシステムを提供できる。
【0042】2個のキューバッファを使用し、キューバ
ッファ間で再配置処理を進めるようにしたので、1個の
キューバッファ上で再配置処理を行う場合に比べて再配
置処理が容易となる。
【0043】キューバッファに既に格納されている全て
の呼信号に対して再配置処理を実施するので、再配置処
理の契機となった1つの新呼だけでなく後に出現する新
呼のために可能な限り大きな空きスペースを一度の再配
置処理で確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のページングシステム制御装
置の要部ブロック図である。
【図2】キューバッファの構成例を示す図である。
【図3】キューイング部の処理例を示すフローチャート
である。
【図4】再配置部の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図5】移動先ポインタおよび移動元ポインタの説明図
である。
【図6】現用キューバッファとして使用中の第1のキュ
ーバッファに格納することができないと判定された新呼
とその時点の第1のキューバッファの呼信号の格納状態
の例を示す図である。
【図7】第1のキューバッファの呼信号を第2のキュ
ーバッファに再配置した状態を示す図である。
【図8】第1のキューバッファの呼信号を第2のキュ
ーバッファに再配置した状態を示す図である。
【図9】第1のキューバッファの呼信号を第2のキュ
ーバッファに再配置した状態を示す図である。
【図10】第1のキューバッファの呼信号を第2のキ
ューバッファに再配置した状態を示す図である。
【図11】再配置完了後の第2のキューバッファに新呼
を格納した状態を示す図である。
【図12】POCSAG信号のフォーマットを示す図で
ある。
【符号の説明】
1…第1のキューバッファ 2…第2のキューバッファ 3…キューイング部 4…中央制御部 5…再配置部 6…移動元ポインタ 7…移動先ポインタ 8…グループ番号記憶部 9…送信バッファ 10…エンコード部 11…送信部 12…呼データ 13…ページャー呼び出し信号 PGC…ページングシステム制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバッチから構成され且つ各バッチ
    がページャーの識別番号により関連付けられる複数のグ
    ループから成る送信信号列を一時的に蓄積するキューバ
    ッファを備え、ランダムに入力される呼信号を前記キュ
    ーバッファに収容し、後刻まとめて送出するページング
    システム制御装置において、 現用キューバッファ,待機キューバッファとして交互に
    使用される2個のキューバッファと、 現用キューバッファに対して呼信号のキューイングを行
    っている際に新たな呼信号を収容する空きスペースが無
    くなった時点で、現用キューバッファに収容されている
    全ての呼信号を再配置しながら待機キューバッファへ移
    動する再配置部とを備え、 呼信号の再配置が完了した待機キューバッファを現用キ
    ューバッファに、元の現用キューバッファを待機キュー
    バッファに切り替えて、呼信号のキューイング処理を続
    行する構成を有することを特徴とするページングシステ
    ム制御装置。
  2. 【請求項2】 前記再配置部は、待機キューバッファの
    先頭部分から最後の部分まで順に、既に移動した呼信号
    を上書きすることなく収容できる呼信号を現用キューバ
    ッファから順次検索して再配置を行うことを特徴とする
    請求項1記載のページングシステム制御装置。
  3. 【請求項3】 既呼信号の移動元の場所を示す移動元ポ
    インタと、 既呼信号の移動先の場所を示す移動先ポインタと、 移動する既呼信号のグループ番号を記憶するグループ番
    号記憶部とを備え、 前記再配置部は、 前記移動先ポインタに基づき移動先グループ番号を求め
    て前記グループ番号記憶部へ書き込むグループ番号書き
    込み手段と、 現用キューバッファから前記グループ番号記憶部に記憶
    された移動先グループ番号に属する既呼信号を検索する
    検索手段と、 該検索手段にて検索された既呼信号の位置情報を前記移
    動元ポインタに書き込む移動元呼信号位置情報書き込み
    手段と、 前記移動元ポインタの示す既呼信号を前記移動先ポイン
    タの示す待機キューバッファの場所に移動する呼信号移
    動手段と、 該呼信号移動手段によって移動された呼信号の待機キュ
    ーバッファ上での次のコードワードの位置情報を前記移
    動先ポインタに書き込む次コードワード位置情報書き込
    み手段と、 前記検索手段にて既呼信号が検出されなかった場合に、
    前記移動先ポインタの位置情報を次のグループの位置情
    報に変更する次グループ位置情報書き込み手段と、 前記次コードワード位置情報書き込み手段または前記次
    グループ位置情報書き込み手段にて前記移動先ポインタ
    が最後尾で次の位置情報が設定できなくなることによ
    り、再配置完了と判断する判断手段とを含むことを特徴
    とする請求項2記載のページングシステム制御装置。
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