JPH0525736A - バルーンブレーカの回転制御装置 - Google Patents
バルーンブレーカの回転制御装置Info
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- JPH0525736A JPH0525736A JP26427491A JP26427491A JPH0525736A JP H0525736 A JPH0525736 A JP H0525736A JP 26427491 A JP26427491 A JP 26427491A JP 26427491 A JP26427491 A JP 26427491A JP H0525736 A JPH0525736 A JP H0525736A
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- Japan
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- speed
- weft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルーンブレーカの回転速度を織機の主軸の
回転速度と独立に制御できるようにし、バルーンブレー
カの回転速度をよこ糸の解舒速度に適合させることであ
る。 【構成】 バルーンブレーカを可変速型のモータ駆動と
し、よこ糸の解舒速度に関連する所定のパラメータを入
力し、解舒速度に合わせてバルーンブレーカの回転速度
を決定する。解舒巻数、織機の回転数、よこ入れ期間な
どのパラメータのうち変化するパラメータを入力とし
て、速度指令を求める。
回転速度と独立に制御できるようにし、バルーンブレー
カの回転速度をよこ糸の解舒速度に適合させることであ
る。 【構成】 バルーンブレーカを可変速型のモータ駆動と
し、よこ糸の解舒速度に関連する所定のパラメータを入
力し、解舒速度に合わせてバルーンブレーカの回転速度
を決定する。解舒巻数、織機の回転数、よこ入れ期間な
どのパラメータのうち変化するパラメータを入力とし
て、速度指令を求める。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、よこ入れ装置におい
て、測長貯留用のドラムとよこ入れ手段との間でバルー
ンブレーカの回転速度を制御する装置に関する。
て、測長貯留用のドラムとよこ入れ手段との間でバルー
ンブレーカの回転速度を制御する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】実開昭５９−１２３１７７号公報は、よ
こ糸の解舒過程で、解舒速度と同じ速度で、かつ同じ方
向にバルーンブレーカを連続的に回転させることを開示
している。
こ糸の解舒過程で、解舒速度と同じ速度で、かつ同じ方
向にバルーンブレーカを連続的に回転させることを開示
している。
【０００３】上記技術では、バルーンブレーカの駆動源
が織機の主軸となっているため、製織中の回転速度が固
定されている。このため、製織中に解舒速度が変動した
ときに、バルーンブレーカとよこ糸との間に無用な摩擦
が生じ、回転制御の作用効果が充分に機能せず、よこ入
れが不安定になる。
が織機の主軸となっているため、製織中の回転速度が固
定されている。このため、製織中に解舒速度が変動した
ときに、バルーンブレーカとよこ糸との間に無用な摩擦
が生じ、回転制御の作用効果が充分に機能せず、よこ入
れが不安定になる。
【０００４】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、バルーン
ブレーカの回転速度を織機の主軸の回転速度と独立に制
御できるようにし、バルーンブレーカの回転速度をよこ
糸の解舒速度にできるだけ適合させることである。
ブレーカの回転速度を織機の主軸の回転速度と独立に制
御できるようにし、バルーンブレーカの回転速度をよこ
糸の解舒速度にできるだけ適合させることである。
【０００５】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、バルー
ンブレーカを可変速型のモータ駆動とし、速度指令部で
よこ糸の解舒速度に関連するパラメータのうち、製織中
に変化するパラメータを入力し、解舒速度に合わせてバ
ルーンブレーカの回転速度を決定するようにしている。
ここで速度指令部は、解舒巻数、織機の回転数、よこ入
れ期間などのパラメータのうち変化するパラメータを入
力として、演算器によって、速度指令を求めていく。こ
の制御によると、バルーンブレーカの回転速度がよこ糸
の解舒速度に適合するため、よこ入れ過程で無用な摩擦
が回避でき、毛羽の発生などが未然に防止できる。
ンブレーカを可変速型のモータ駆動とし、速度指令部で
よこ糸の解舒速度に関連するパラメータのうち、製織中
に変化するパラメータを入力し、解舒速度に合わせてバ
ルーンブレーカの回転速度を決定するようにしている。
ここで速度指令部は、解舒巻数、織機の回転数、よこ入
れ期間などのパラメータのうち変化するパラメータを入
力として、演算器によって、速度指令を求めていく。こ
の制御によると、バルーンブレーカの回転速度がよこ糸
の解舒速度に適合するため、よこ入れ過程で無用な摩擦
が回避でき、毛羽の発生などが未然に防止できる。
【０００６】
【実施例】図１は、よこ入れ装置１との関連で、バルー
ンブレーカの回転制御装置２を示している。
ンブレーカの回転制御装置２を示している。
【０００７】よこ糸３は、給糸体４から供給され、静止
ドラム式測長貯留装置、すなわちモータ５によって駆動
される回転ヤーンガイド６の内部を通り、その回転運動
によって、静止状態の例えば分割式のドラム７の外周面
に係止ピン８によって係止されながら測長され、よこ入
れ時点まで貯留されていく。係止ピン８がソレノイド９
によって後退方向に駆動され、貯留状態のよこ糸３をド
ラム７の外周面で解舒したとき、よこ入れ手段としての
メインノズル１０は、流体を噴射し、解舒状態のよこ糸
３をたて糸開口１１中によこ入れする。このとき、解舒
状態のよこ糸３は、筒状で、先細りのバルーンブレーカ
２６の内部を経て、メインノズル１０に案内されてい
く。
ドラム式測長貯留装置、すなわちモータ５によって駆動
される回転ヤーンガイド６の内部を通り、その回転運動
によって、静止状態の例えば分割式のドラム７の外周面
に係止ピン８によって係止されながら測長され、よこ入
れ時点まで貯留されていく。係止ピン８がソレノイド９
によって後退方向に駆動され、貯留状態のよこ糸３をド
ラム７の外周面で解舒したとき、よこ入れ手段としての
メインノズル１０は、流体を噴射し、解舒状態のよこ糸
３をたて糸開口１１中によこ入れする。このとき、解舒
状態のよこ糸３は、筒状で、先細りのバルーンブレーカ
２６の内部を経て、メインノズル１０に案内されてい
く。
【０００８】このよこ入れ過程で、飛走中のよこ糸３
は、飛走経路に沿って、複数グループのサブノズル１２
やストレッチノズル１３によって加勢され、反よこ入れ
側の織り端に到達し、例えばフィーラ１４によって検出
される。増幅器１６は、フィーラ１４、１５からの信号
によってよこ入れの良否を判定し、良否に応じた信号を
よこ入れ制御装置１７に出力する。
は、飛走経路に沿って、複数グループのサブノズル１２
やストレッチノズル１３によって加勢され、反よこ入れ
側の織り端に到達し、例えばフィーラ１４によって検出
される。増幅器１６は、フィーラ１４、１５からの信号
によってよこ入れの良否を判定し、良否に応じた信号を
よこ入れ制御装置１７に出力する。
【０００９】このよこ入れ制御装置１７は、正常なよこ
入れ過程で、織機の主軸１８に連結されたシャフトエン
コーダ１９によって回転角度を検出し、ドライバ２０に
よってソレノイド９を制御し、ドライバ２１、２２によ
って電磁開閉弁２３、２４、２５の開閉状態を制御する
ことにより、メインノズル１０、サブノズル１２、およ
びストレッチノズル１３の噴射状態を制御していく。な
お、よこ入れ不良が発生したとき、よこ入れ制御装置１
７は、これらの制御を適切なタイミングで停止する。
入れ過程で、織機の主軸１８に連結されたシャフトエン
コーダ１９によって回転角度を検出し、ドライバ２０に
よってソレノイド９を制御し、ドライバ２１、２２によ
って電磁開閉弁２３、２４、２５の開閉状態を制御する
ことにより、メインノズル１０、サブノズル１２、およ
びストレッチノズル１３の噴射状態を制御していく。な
お、よこ入れ不良が発生したとき、よこ入れ制御装置１
７は、これらの制御を適切なタイミングで停止する。
【００１０】上記バルーンブレーカ２６は、前後の軸受
け２７によって回転自在に支持されており、可変速型の
モータ２８によって駆動されるようになっている。な
お、モータ２８の回転力は、２つのプーリ２９およびこ
れらに巻き掛けられたベルト３０によって所定の減速比
でバルーンブレーカ２６に伝達される。
け２７によって回転自在に支持されており、可変速型の
モータ２８によって駆動されるようになっている。な
お、モータ２８の回転力は、２つのプーリ２９およびこ
れらに巻き掛けられたベルト３０によって所定の減速比
でバルーンブレーカ２６に伝達される。
【００１１】図２は、本発明のバルーンブレーカの回転
制御装置２の構成を示している。回転制御装置２は、上
記モータ２８の他、これの回転を制御するために、速度
指令部３１および回転制御部３２を備えている。速度指
令部３１は、解舒巻数Ｎの設定器３３、織機の回転数ｎ
の設定器３４、係数ａの算出器３５および演算器３６を
備えている。また、回転制御部３２は、回転指令を入力
条件として、速度指令部３１によって求められた目標の
指令速度Ｖｏを入力として上記モータ２８を駆動し、パ
ルスジェネレータ３７からのパルス信号を取り込んで、
フィードバック制御の下にモータ２８の回転速度を制御
していく。
制御装置２の構成を示している。回転制御装置２は、上
記モータ２８の他、これの回転を制御するために、速度
指令部３１および回転制御部３２を備えている。速度指
令部３１は、解舒巻数Ｎの設定器３３、織機の回転数ｎ
の設定器３４、係数ａの算出器３５および演算器３６を
備えている。また、回転制御部３２は、回転指令を入力
条件として、速度指令部３１によって求められた目標の
指令速度Ｖｏを入力として上記モータ２８を駆動し、パ
ルスジェネレータ３７からのパルス信号を取り込んで、
フィードバック制御の下にモータ２８の回転速度を制御
していく。
【００１２】１ピックのよこ入れに必要な解舒巻数Ｎが
３、織機の回転数ｎが６００〔ｒｐｍ〕で、よこ入れ期
間Ｔ（Ｔ＝よこ入れ開始タイミングΘｓ−到達タイミン
グΘｅ）が織機の１回転の周期の１／２とすると、係数
ａは下記の式によって求められる。
３、織機の回転数ｎが６００〔ｒｐｍ〕で、よこ入れ期
間Ｔ（Ｔ＝よこ入れ開始タイミングΘｓ−到達タイミン
グΘｅ）が織機の１回転の周期の１／２とすると、係数
ａは下記の式によって求められる。
【００１３】
【数１】
【００１４】したがって、よこ糸３の解舒速度、すなわ
ちバルーンブレーカ２６の回転速度Ｖ′ｏは、下記の式
によって求められる。
ちバルーンブレーカ２６の回転速度Ｖ′ｏは、下記の式
によって求められる。
【００１５】
【数２】
【００１６】そこで、係数算出器３５は、よこ入れ開始
前またはよこ入れ中に適切な周期ごとに、上記計算にも
とづいて係数ａを計算し、演算器３６に送り込んでい
る。演算器３６は、設定器３３、３４から解舒巻数Ｎや
回転数ｎを入力とし、上記計算式にもとづいてバルーン
ブレーカ２６の回転速度Ｖ′ｏを求め、２つのプーリ２
９間の減速比を考慮して目標の指令速度Ｖｏを計算し、
回転制御部３２に送り込む。そこで、回転制御部３２
は、回転指令の存在を入力条件として、与えられた指令
速度Ｖｏでよこ入れ中にバルーンブレーカ２６の回転を
制御していく。もちろんバルーンブレーカ２６の回転方
向は、よこ糸３の解舒方向と一致しており、しかもバル
ーンブレーカ２６の内周面の周速度は、よこ糸３の解舒
にともなう回転運動の周速度とほぼ一致している。
前またはよこ入れ中に適切な周期ごとに、上記計算にも
とづいて係数ａを計算し、演算器３６に送り込んでい
る。演算器３６は、設定器３３、３４から解舒巻数Ｎや
回転数ｎを入力とし、上記計算式にもとづいてバルーン
ブレーカ２６の回転速度Ｖ′ｏを求め、２つのプーリ２
９間の減速比を考慮して目標の指令速度Ｖｏを計算し、
回転制御部３２に送り込む。そこで、回転制御部３２
は、回転指令の存在を入力条件として、与えられた指令
速度Ｖｏでよこ入れ中にバルーンブレーカ２６の回転を
制御していく。もちろんバルーンブレーカ２６の回転方
向は、よこ糸３の解舒方向と一致しており、しかもバル
ーンブレーカ２６の内周面の周速度は、よこ糸３の解舒
にともなう回転運動の周速度とほぼ一致している。
【００１７】上記のように、係数ａの算出器３５は、よ
こ入れ開始タイミングΘｓ、到達タイミングΘｅまたは
よこ入れ期間Ｔを入力として係数ａを算出し、演算器３
６は解舒巻数Ｎ、織機の回転数ｎ、減速比および係数ａ
から目標の指令速度Ｖｏを算出する。なお、製織中、織
機の回転数ｎ、よこ入れ開始タイミングΘｓが変化しな
い場合、算出器３５が、よこ糸の到達タイミングΘｅの
みを入力して係数ａを算出するようにすればよい。この
とき、設定器３４は、省略できる。また、製織中に、織
機の回転数ｎが変更される場合に、回転数ｎの検出が不
可欠となる。また、製織中に、織機の回転数ｎが変更さ
れ、よこ入れ用流体の圧力制御などによってよこ入れ開
始タイミングΘｓ、到達タイミングΘｅが一定のとき、
織機の回転数ｎのみが検出の必要なパラメータとなる。
したがって、速度指令部３１の構成部分のうち、設定器
３３、３４や、係数ａの算出器３５は、それぞれ変更さ
れる制御態様に応じて必要となる。
こ入れ開始タイミングΘｓ、到達タイミングΘｅまたは
よこ入れ期間Ｔを入力として係数ａを算出し、演算器３
６は解舒巻数Ｎ、織機の回転数ｎ、減速比および係数ａ
から目標の指令速度Ｖｏを算出する。なお、製織中、織
機の回転数ｎ、よこ入れ開始タイミングΘｓが変化しな
い場合、算出器３５が、よこ糸の到達タイミングΘｅの
みを入力して係数ａを算出するようにすればよい。この
とき、設定器３４は、省略できる。また、製織中に、織
機の回転数ｎが変更される場合に、回転数ｎの検出が不
可欠となる。また、製織中に、織機の回転数ｎが変更さ
れ、よこ入れ用流体の圧力制御などによってよこ入れ開
始タイミングΘｓ、到達タイミングΘｅが一定のとき、
織機の回転数ｎのみが検出の必要なパラメータとなる。
したがって、速度指令部３１の構成部分のうち、設定器
３３、３４や、係数ａの算出器３５は、それぞれ変更さ
れる制御態様に応じて必要となる。
【００１８】実際には、バルーンブレーカ２６の周速度
をよこ糸３の解舒速度よりわずかに大きくしたほうが、
よこ糸３の解舒を引き出し抵抗の少ない状態で行え、し
かもよこ入れ圧力の低減を図ることが可能となる。この
ような実情から、上述の式の係数ａは、計算値よりもや
や大きめ値とするために、補正係数などにより修正され
る。
をよこ糸３の解舒速度よりわずかに大きくしたほうが、
よこ糸３の解舒を引き出し抵抗の少ない状態で行え、し
かもよこ入れ圧力の低減を図ることが可能となる。この
ような実情から、上述の式の係数ａは、計算値よりもや
や大きめ値とするために、補正係数などにより修正され
る。
【００１９】図３は、これらの動作をグラフによって示
している。よこ入れ期間Ｔで、解舒巻数Ｎによって、よ
こ入れ長さＬだけ解舒されるが、そのときのよこ入れ長
さの変化は、初期でゆるやかに立ち上がり、その後一定
の勾配となっている。したがって、よこ糸３の解舒速度
は、よこ入れ期間Ｔのよこ入れ開始タイミングΘｓで速
やかに立ち上がり、その後一定の解舒速度ｖとなる。一
方、バルーンブレーカ２６の回転速度Ｖ′ｏは、解舒速
度ｖと一致させるか、またはそれよりもやや高めに設定
される。
している。よこ入れ期間Ｔで、解舒巻数Ｎによって、よ
こ入れ長さＬだけ解舒されるが、そのときのよこ入れ長
さの変化は、初期でゆるやかに立ち上がり、その後一定
の勾配となっている。したがって、よこ糸３の解舒速度
は、よこ入れ期間Ｔのよこ入れ開始タイミングΘｓで速
やかに立ち上がり、その後一定の解舒速度ｖとなる。一
方、バルーンブレーカ２６の回転速度Ｖ′ｏは、解舒速
度ｖと一致させるか、またはそれよりもやや高めに設定
される。
【００２０】なお、図４および図５は、よこ入れ制御装
置１７の具体例を示している。まず図４のものは、到達
タイミングΘｅが目標値Θｅｏとなるように、よこ入れ
開始タイミングΘｓを変更する制御装置であって、目標
の到達タイミングΘｅｏとよこ入れ開始タイミングΘｓ
との差からよこ入れ期間Ｔを求める例である。到達検出
器３８は、フィーラ１４とシャフトエンコーダ１９との
信号にもとづいて、到達タイミングΘｅを検出し、比較
器３９に送り込む。そこで、比較器３９は、目標の設定
器４０によって設定された目標の到達タイミングΘｅｏ
を入力として、到達タイミングΘｅが目標の到達タイミ
ングΘｅｏとなるように、次回のよこ入れ開始タイミン
グΘｓを算出し、求められたタイミングΘｓを速度指令
部３１の係数ａの算出器３５に送り込む。なお、このよ
こ入れ開始タイミングΘｓは、ソレノイド駆動部４１や
電磁弁駆動部４２にも送り込まれる。
置１７の具体例を示している。まず図４のものは、到達
タイミングΘｅが目標値Θｅｏとなるように、よこ入れ
開始タイミングΘｓを変更する制御装置であって、目標
の到達タイミングΘｅｏとよこ入れ開始タイミングΘｓ
との差からよこ入れ期間Ｔを求める例である。到達検出
器３８は、フィーラ１４とシャフトエンコーダ１９との
信号にもとづいて、到達タイミングΘｅを検出し、比較
器３９に送り込む。そこで、比較器３９は、目標の設定
器４０によって設定された目標の到達タイミングΘｅｏ
を入力として、到達タイミングΘｅが目標の到達タイミ
ングΘｅｏとなるように、次回のよこ入れ開始タイミン
グΘｓを算出し、求められたタイミングΘｓを速度指令
部３１の係数ａの算出器３５に送り込む。なお、このよ
こ入れ開始タイミングΘｓは、ソレノイド駆動部４１や
電磁弁駆動部４２にも送り込まれる。
【００２１】次に、図５のよこ入れ制御装置１７は、計
数手段によってよこ入れ期間Ｔを求める例である。ドラ
ム７の外周面で、解舒センサ４３によってよこ糸３の解
舒状態が検出され、その解舒巻数がカウンタ４４によっ
て検出される。解舒巻数Ｎ−１、解舒巻数Ｎ−２の信号
は、それぞれアンドゲート４５、４６の一方の入力端に
送り込まれる。そして、これらの他方の入力端にクロッ
クパルス発生器４７からのクロック信号が入力されてい
る。したがって１ピック当りの解舒巻数Ｎ＝３の場合
に、１巻解舒でカウンタ４７がセットされる。ここで、
カウンタ４７は、２巻から３巻までの時間を入力情報と
して、全体のよこ入れ期間Ｔを計算し、速度指令部３１
の係数算出器３５に送り込む。
数手段によってよこ入れ期間Ｔを求める例である。ドラ
ム７の外周面で、解舒センサ４３によってよこ糸３の解
舒状態が検出され、その解舒巻数がカウンタ４４によっ
て検出される。解舒巻数Ｎ−１、解舒巻数Ｎ−２の信号
は、それぞれアンドゲート４５、４６の一方の入力端に
送り込まれる。そして、これらの他方の入力端にクロッ
クパルス発生器４７からのクロック信号が入力されてい
る。したがって１ピック当りの解舒巻数Ｎ＝３の場合
に、１巻解舒でカウンタ４７がセットされる。ここで、
カウンタ４７は、２巻から３巻までの時間を入力情報と
して、全体のよこ入れ期間Ｔを計算し、速度指令部３１
の係数算出器３５に送り込む。
【００２２】
【発明の効果】本発明では、バルーンブレーカが専用の
モータによって直接回転駆動され、かつその回転速度が
よこ糸の解舒速度に適合した状態に制御されるため、解
舒中のよこ糸とバルーンブレーカの内周面での相対的な
速度差による摩擦が可能な限り回避でき、それにともな
う毛羽の発生が未然に防止できる。
モータによって直接回転駆動され、かつその回転速度が
よこ糸の解舒速度に適合した状態に制御されるため、解
舒中のよこ糸とバルーンブレーカの内周面での相対的な
速度差による摩擦が可能な限り回避でき、それにともな
う毛羽の発生が未然に防止できる。
【図１】よこ入れ制御装置の概略的な平面図である。
【図２】バルーンブレーカの回転制御装置のブロック線
図である。
図である。
【図３】よこ入れ過程での時間の経過に対するよこ入れ
長さ、よこ糸の解舒速度、バルーンブレーカの回転速度
の関係を示すグラフである。
長さ、よこ糸の解舒速度、バルーンブレーカの回転速度
の関係を示すグラフである。
【図４】よこ入れ制御装置のブロック線図である。
【図５】よこ入れ制御装置の他の実施例のブロック線図
である。
である。
１ よこ入れ装置
２ バルーンブレーカの回転制御装置
３ よこ糸
２６ バルーンブレーカ
２８ モータ
３１ 速度指令部
３２ 回転制御部
３３ 設定器
３４ 設定器
３５ 算出器
３６ 演算器
Claims (2)
- 【請求項１】 静止ドラム式測長貯留装置において、ド
ラムとよこ入れ手段との間で回転自在に支持された筒状
のバルーンブレーカと、このバルーンブレーカを駆動す
る可変速型のモータと、よこ糸の解舒速度に関連するパ
ラメータのうち、製織中に変化するパラメータを入力し
て解舒速度に適合する速度で解舒方向と同じ指令速度の
信号を発生する速度指令部と、回転指令を入力として上
記速度指令部からの指令速度で上記モータを駆動する回
転制御部とからなることを特徴とするバルーンブレーカ
の回転制御装置。 - 【請求項２】 上記速度指令部を、解舒巻数の設定器、
織機の回転数の設定器、よこ入れ開始タイミングから到
達タイミングまでのよこ入れ期間を入力し、これにもと
づいて係数を算出する算出器、および上記解舒巻数、織
機の回転数および係数を入力として指令速度を計算する
演算器により構成することを特徴とする請求項１記戴の
バルーンブレーカの回転速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26427491A JPH0525736A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | バルーンブレーカの回転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26427491A JPH0525736A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | バルーンブレーカの回転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525736A true JPH0525736A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=17400894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26427491A Pending JPH0525736A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | バルーンブレーカの回転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525736A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012224959A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Tsudakoma Corp | 空気噴射式織機におけるサブノズルの噴射角度位置の調整方法及び装置 |
| JP2013002007A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-01-07 | Tsudakoma Corp | 空気噴射式織機における補助ノズルの噴射位置の調整方法及び装置 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP26427491A patent/JPH0525736A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012224959A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Tsudakoma Corp | 空気噴射式織機におけるサブノズルの噴射角度位置の調整方法及び装置 |
| JP2013002007A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-01-07 | Tsudakoma Corp | 空気噴射式織機における補助ノズルの噴射位置の調整方法及び装置 |
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