JPH05257203A - 液晶パネルによる覆い焼き機能を備えた写真焼付装置 - Google Patents

液晶パネルによる覆い焼き機能を備えた写真焼付装置

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JPH05257203A
JPH05257203A JP8784092A JP8784092A JPH05257203A JP H05257203 A JPH05257203 A JP H05257203A JP 8784092 A JP8784092 A JP 8784092A JP 8784092 A JP8784092 A JP 8784092A JP H05257203 A JPH05257203 A JP H05257203A
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JP
Japan
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crystal panel
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dodging
film
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JP8784092A
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Tadahisa Koga
忠尚 古賀
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】原画フィルムの画像を印画紙に焼付ける際に、
光源と印画紙を結ぶ光軸上に配置された液晶パネルによ
り焼付画像の覆い焼きを行い、複雑な形状の覆い焼きを
容易にかつ試し焼きをすることなく行う。 【構成】例えばフィルム3の画像をモニタ16上で観察
しながら光軸上の液晶パネル9を制御することにより、
フィルム3の画像を液晶パネル9で覆い焼きして印画紙
2に焼付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーのネガフィル
ム、ポジフィルム、白黒のネガフィルム、ポジフィルム
等の原画フィルムの画像を印画紙に焼付ける際に、その
画像の覆い焼き部分をモニタ上で指示することにより覆
い焼きを簡単に行う液晶パネルによる覆い焼き機能を備
えた写真焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の写真焼付ではなく、覆い焼
きを行う場合には、図2に示すような引き延ばし器を用
いて、光源1と印画紙2を結ぶ光軸上にネガフィルム3
を配置すると共に、そのネガフィルム3と印画紙2の間
に遮光板4を挿入することによって手作業で行われてい
るため、自動化は非常に困難であり、また、遮光板4自
体も、オペレータがネガフィルム3もしくは試し焼きの
プリントを観察し、目的部分の形状に合わせて適当に加
工しているため、作業の性質上複雑な形状を用いること
は困難である。さらに、例えば、図2に示す引き延ばし
器を用いて覆い焼きを行う場合には、最初に遮光板4な
しで、ネガフィルム3の画像を印画紙2に焼付けた後、
遮光板4を挿入して覆い焼き部分5を覆ってさらに焼付
けを行い、遮光板4を挿入したときの露光量と挿入しな
いときの露光量を組み合わせることにより覆い焼きの程
度および全体の焼き度をコントロールしているため、可
成りの熟練を要する工程となっている。さらに通常数回
の試し焼きを必要とする。このため、プリント1枚当た
りのコストが高くなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、オペ
レータが露光量を決定するのを容易にする手段として、
自動写真焼付装置のシミュレータがある。このようなシ
ミュレータの例としては、特開昭63−63029号公
報に開示されたものが知られている。この自動写真焼付
装置のシミュレータは、カメラの分光感度でみたカラー
ネガフィルムの濃度をR,G,B毎に印画紙の分光感度
でみたカラー濃度にネガポジ変換すると共に、CRTの
各色の蛍光体による発光輝度をプリントの色素による発
色特性と一致させて、焼付けられるプリントと同一の画
像をCRTに表示するようにしたものである。
【0004】しかしながら、このようなシミュレータを
覆い焼きに利用するようにした装置は未だ製品化されて
おらず、覆い焼きを行う場合には、上記のように手作業
で行う以外の方法はなかった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、カラーネガフィルム等の原画フィルムの画
像を印画紙に焼付ける際に、複雑な形状の覆い焼きを容
易にかつ試し焼きをすることなく行うことができる液晶
パネルによる覆い焼き機能を備えた写真焼付装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶パネルによ
る覆い焼き機能を備えた写真焼付装置は、光源からの光
によりフィルムの画像を印画紙に焼付ける写真焼付装置
において、光源と印画紙を結ぶ光軸上に配置された液晶
パネルと、この液晶パネルを制御することにより焼付画
像の覆い焼きを行う液晶パネル駆動回路とを設けたもの
である。
【0007】また、本発明の液晶パネルによる覆い焼き
機能を備えた写真焼付装置は、光源からの光によりフィ
ルムの画像を印画紙に焼付ける写真焼付装置において、
光源と印画紙を結ぶ光軸上に配置された液晶パネルと、
覆い焼き部分の濃度データを設定するCPUと、このC
PUが設定した濃度データに基づいて上記液晶パネルを
制御する液晶パネル駆動回路とを設けたものも包含され
る。
【0008】また、本発明の液晶パネルによる覆い焼き
機能を備えた写真焼付装置は、光源からの光によりフィ
ルムの画像を印画紙に焼付ける写真焼付装置において、
光源とフィルムの間の光軸上に配置された液晶パネル
と、上記フィルムの画像を撮像するTVカメラと、この
TVカメラが撮像した画像を表示するモニタと、このモ
ニタの画面上で覆い焼き部分の位置を指示する指示装置
と、この指示装置で指示した位置の濃度データを設定す
るCPUと、このCPUが設定した濃度データに基づい
て上記液晶パネルを制御する液晶パネル駆動回路とを設
けたものも包含される。
【0009】さらに、本発明の液晶パネルによる覆い焼
き機能を備えた写真焼付装置は、光源からの光によりフ
ィルムの画像を印画紙に焼付ける写真焼付装置におい
て、光源とフィルムの間の光軸上に配置された液晶パネ
ルと、上記フィルムの画像を撮像するTVカメラと、こ
のTVカメラで読み取った画像情報を処理して印画紙の
焼付画像と同一の画像をモニタ上に表示するシミュレー
タと、上記モニタの画面上で覆い焼き部分の位置および
濃度を指示する指示装置と、この指示装置で指示した位
置および濃度に基づいて濃度データを設定するCPU
と、このCPUが設定した濃度データに基づいて上記液
晶パネルを制御する液晶パネル駆動回路とを設けたもの
も包含される。
【0010】
【作用】本発明の液晶パネルによる覆い焼き機能を備え
た写真焼付装置では、光源からの光によりフィルムの画
像を印画紙に焼付ける際に、例えば予め露光制御を行っ
て調光された焼付光で照射されたフィルムの画像をTV
カメラで撮像し、読み取った画像情報をシミュレータで
処理して印画紙の焼付画像と同一の画像をモニタ上に表
示する。オペレータは、このモニタ上の画像を観察しな
がら覆い焼き部分の位置(および濃度)を指示装置で指
示し、それに基づいて濃度データをCPUが設定し、そ
の濃度データに基づいて液晶パネル駆動回路が光軸上の
液晶パネルを制御し、これにより覆い焼き部分の露光量
が変化したフィルムの画像を再度モニタ上に表示するこ
とにより覆い焼きの効果をシミュレートして確認する。
そして、シミュレートの結果、覆い焼きの効果に満足が
得られれば、フィルムの画像を印画紙に焼付ける。
【0011】
【実施例】以下、本発明の液晶パネルによる覆い焼き機
能を備えた写真焼付装置の一実施例を図1を参照して説
明する。
【0012】この実施例の写真焼付装置は、カラーネガ
画像を焼付ける装置であって、図1に示すように、背後
に反射板6を有する光源1と印画紙2を結ぶ光軸上に、
R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の各色の
フィルタを有する調光フィルタ7、拡散筒8、液晶パネ
ル9、ネガフィルム3、レンズ系10およびシャッタ1
1が配置されてなるプリンタ部分を主要構成としてい
る。上記印画紙2はフィードローラ12に券回されてお
り、ネガフィルム3の搬送及び停止と同期してローラ1
3に巻取られるようになっている。そして、光源1と印
画紙2を結ぶ光軸に傾斜してネガフィルム3近傍の斜め
上方にTVカメラ14および画像情報検出装置15が設
けられている。
【0013】上記液晶パネル9は、一般的に一画素ごと
に制御可能なもので、周知のものであり、例えば、二枚
の透明基板のうち、一方の透明基板に面積の大きい共通
電極を形成し、他方の透明基板に面積の小さい透明な個
別電極を形成し、これらの透明基板の共通電極と個別電
極とを向かい合わせてその間に液晶を封入し、かつ各透
明基板の外側に偏光板を配置したものである。ここで、
前記一対の偏光板の吸収軸を一致させておくと、電圧印
加時に不透明状態に変化するが、このタイプのものは常
時開タイプと称されている。本発明においては、そのい
ずれのタイプも使用することができるが、覆い焼きを行
う領域を除いた領域では透明にすることが必要であるた
め、この実施例では常時開タイプが使用されている。
【0014】なお、この装置においては、液晶パネル9
は、覆い焼き部分の露光量を他の部分より少なくすれば
良いのであるから、画素数はモニタ16よりもかなり少
なく、覆い焼き部分だけを区別することができる程度の
画素数とすれば良いのであるが、より精密な濃度分布の
覆い焼き設定を行う場合などには画素数を多くした方が
良い。また、液晶パネル9は、覆い焼きのためだけでな
く、光源1からの光の照度分布を均一にしてネガフィル
ム3の中央部と周辺部とに照射される光が均一になるよ
うにすることもできる。
【0015】上記TVカメラ14にはシミュレータ28
が接続されている。このシミュレータ28は、シミュレ
ーション回路17とこのシミュレーション回路17に接
続されたモニタ16(例えばCRT、LCD等であり、
白黒でもカラーでも良い)とで構成されている。このシ
ミュレータ28は、例えば上記の従来技術で説明した特
開昭63−63029号のシミュレータでも良いが、本
発明におけるシミュレータ28は覆い焼きの位置及び焼
付画像の明るさが設定できれば良く、必ずしも印画紙7
の焼付画像と同等の色再現性は要求されないので、簡略
化されたものを用いても良い。上記モニタ16にはライ
トペン18(指示装置)を備えた位置検出回路19が接
続されている。なお、指示装置としてライトペン18の
代わりに、カーソルセレクタ、マウス、ディジタイザ、
トラックボール、タッチタブレット、フィンガータッチ
透明パネル、スティックコントローラ等を用いても良
い。上記の位置検出回路19にはキーボード20を備え
たCPU21が接続され、このCPU21にはフレーム
メモリ22が接続され、このフレームメモリ22にはD
/Aコンバータ23が接続されている。このD/Aコン
バータ23には液晶パネル駆動回路24が接続され、こ
の液晶パネル駆動回路24に上記の液晶パネル9が接続
されている。
【0016】上記画像情報検出装置15には露光制御部
25が接続され、この露光制御回路25にはフィルタ駆
動回路26およびシャッタ駆動回路27が接続され、フ
ィルタ駆動回路26には上記の調光フィルタ7が接続さ
れ、シャッタ駆動回路27には上記のシャッタ11が接
続されている。なお、この露光制御部25および上記の
シミュレーション回路17も上記CPU21に接続され
ている。
【0017】次に、この写真焼付装置の使用方法を説明
する。
【0018】露光制御 まず、露光制御回路25がLATD方式等により適正な
露光量を決定する。露光制御回路25が、光軸上に挿入
された調光フィルタ7により予め基準となる状態に調節
されている焼付光(または調光フィルタ7を通過しない
白色光)で照射されたネガフィルム3のR,G,Bの画
像濃度情報を画像情報検出装置15で同時に検出し、そ
の画像情報に基づいて、調光フィルタ7のR,G,B各
色のフィルタをフィルタ駆動回路26により調節するこ
とにより焼付光を調節する。次に、この焼付光で照射さ
れたネガフィルム3の画像をTVカメラ14で撮像し、
読み取った画像情報に対してシミュレーション回路17
でネガポジ変換等の処理を行うことにより、その焼付光
で焼付けられたときの印画紙7の画像と同一の画像をモ
ニタ16上に表示する。
【0019】さらに、このようにしてモニタ16上に表
示された画像の明るさ及びカラーバランスに不満がある
場合には、キーボード20を操作することにより修正量
を指示し、これに応じて、露光制御回路25が、調光フ
ィルタ7のR,G,B各色のフィルタをフィルタ駆動回
路26により調節することにより焼付光を調節した後、
この焼付光で照射されたネガフィルム3の画像を再度T
Vカメラ14で撮像し、その焼付光で焼付けられたとき
の印画紙7の画像と同一の画像をモニタ16上に表示す
る。
【0020】なお、ここでは、露光時間を一定の値に設
定して焼付光(調光フィルタ7の調光状態)を決定して
いるが、焼付光の決定と同時に露光時間を決定するよう
にしても良い。
【0021】覆い焼きの設定 そして、必要に応じて、上記のような修正操作を繰り返
し、モニタ16上の画像に満足が得られれば、覆い焼き
の設定を行う。覆い焼きの設定は、オペレータが、モニ
タ16上の画像を観察しながら画面上の覆い焼き部分を
ライトペン18で指示する。このようにしてモニタ16
上で指示された覆い焼き部分の位置は位置検出回路19
に検出され、複数のドットまたは連続した領域としてC
PU21に入力される。覆い焼きの程度は、予め濃度デ
ータとしてキーボード20でCPU21に入力し、フレ
ームメモリ22に記憶させておく。その場合、記憶させ
る濃度は一段階だけでも良いが、何段階か設定してお
き、一度ライトペン18で指示した部分を重ねて指示す
ると、その度に段々覆い焼きの程度が増してゆく(モニ
タ16の画面上では段々明るくなっていく)ようにして
も良い。そして、このようにしてライトペン18で指示
された覆い焼き部分の位置(および濃度)に基づいてC
PU21は濃度データを設定し、その濃度データがフレ
ームメモリ22に入力され、さらにD/Aコンバータ2
3に入力される。D/Aコンバータ23は、入力された
濃度データを液晶パネル9の各画素に対応させる。すな
わち、上記のようにしてドットまたは領域に対応させら
れて設定された濃度データを液晶パネル9の画素ごとの
透過率に対応させなければならないため、例えば指示さ
れたドットと液晶パネル9の画素が一対一で対応する場
合には、そのドットの濃度データを対応する画素の透過
率のデータに変換すれば良く、あるいは指示された領域
に比べて液晶パネル9の画素が十分に小さい場合などに
は、指示された領域に対応する画素を全てその領域の濃
度データに基づく透過率のデータに変換すれば良いが、
液晶パネル9の画素が比較的大きい場合には、指示され
たドットまたは領域の濃度データを画素の透過率に変換
するのは容易ではない。そのような場合には、指示さ
れたドットの一つまたは領域の一部でも液晶パネル9の
画素と対応したときにその画素の透過率をドットまたは
領域の濃度データに均一に変換させる、ドットの所定
数または領域の所定面積が液晶パネル9の画素と対応し
たときにその画素の透過率をドットまたは領域の濃度デ
ータに均一に変換させる、指示されたドットまたは領
域に対応する画素の透過率をドット数または領域の面積
に応じて比例させるなどの方法をとる必要がある。そし
て、このようにして液晶パネル9の各画素に対応させら
れた濃度データは液晶パネル駆動回路24に入力され、
これにより液晶パネル9の各画素の透過率が制御され、
ネガフィルム3への露光量が覆い焼きされる部分だけ変
化する。そして、そのネガフィルム3の画像が再度TV
カメラ14で撮像され、その画像がモニタ16上に表示
されて覆い焼きの効果がシミュレートされる。なお、上
記のような覆い焼き部分の指示からシミュレートまでは
通常リアルタイムで行われる。
【0022】焼付 そして、上記のように覆い焼きの効果をシミュレートに
より確認し、さらに必要に応じてこの操作を複数回繰り
返し、シミュレートの結果に満足が得られれば、焼付を
開始する。焼付の開始は、オペレータがキーボード20
のキーを操作して行う。このようにすると、CPU21
が露光制御回路25に焼付け開始を指示する信号を入力
させ、これにより露光制御回路25は、決定された露光
量に基づいて露光時間を決定し、次いで、シャッタ駆動
回路27によりシャッタ11を上記露光時間だけ開放さ
せることにより、ネガフィルム3のカラー画像が印画紙
2に焼付けられる。
【0023】なお、この実施例では、カラーネガフィル
ムの焼付けを行っているが、本発明では、印画紙の種類
を変えることにより、カラーポジフィルム、白黒のネガ
フィルム、ポジフィルム等の焼付けおよび覆い焼きを行
うこともできる。その場合には、上記実施例の装置を用
いても良いが、例えば白黒のフィルムの焼付けを行う場
合には、上記装置の調光フィルタ7を省略し、かつモニ
タ16を白黒モニタとした装置を用いることもできる。
【0024】また、この実施例では、TVカメラ14で
撮像されたネガフィルム3の画像情報をシミュレーショ
ン回路17によりネガポジ変換してモニタ16上に表示
したが、本発明では、シミュレーション回路17を設け
ずに、TVカメラ14で撮像された画像情報をそのまま
(ネガ画像のまま)モニタ16上に表示しても良い。ま
た、この実施例では、シミュレートそのものを行わなく
ても良い。その場合、シミュレーション回路17だけで
なく、TVカメラ14、モニタ16、ライトペン18お
よび位置検出回路19も設けずに、例えば予め設定され
た一つまたは複数の領域(に対応するドット)に所定の
濃度データを対応させることにより覆い焼きの設定を行
うようにしても良く、さらにCPU21、フレームメモ
リ22およびD/Aコンバータ23も設けずに、ネガ画
像を直接観察しながら液晶パネル9の各画素の透過率を
制御して覆い焼き部分の位置および濃度を設定するよう
にしても良い。なお、シミュレートを行わない場合に
は、液晶パネル16は、光源1とネガフィルム3の間の
光軸上に限らず、光源1と印画紙2を結ぶ光軸上のどの
位置に配置しても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明の液晶パネルによる覆い焼き機能
を備えた写真焼付装置によれば、モニタ上で覆い焼き部
分を指示することにより、従来困難であった複雑な形状
の覆い焼き部分を覆い焼きする場合にも覆い焼きを容易
に行うことができる。また、露光量の決定もモニタ上の
シミュレーションを観察しながら行うことができるの
で、試し焼きをすることなく、一回の露光で満足のゆく
プリントを作成することができ、プリント1枚当たりの
コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネルによる覆い焼き機能を備え
た写真焼付装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】従来の覆い焼き方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 光源 2 印画紙 3 ネガフィルム(フィルム) 4 遮光板 5 覆い焼き部分 6 反射板 7 フィルタ 8 拡散筒 9 液晶パネル 10 レンズ系 11 シャッタ 12 フィードローラ 13 ローラ 14 TVカメラ 15 画像情報検出装置 16 モニタ 17 シミュレーション回路 18 ライトペン(指示装置) 19 位置検出回路 20 キーボード 21 CPU 22 フレームメモリ 23 D/Aコンバータ 24 液晶パネル駆動回路 25 露光制御部 26 フィルタ駆動回路 27 シャッタ駆動回路 28 シミュレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光によりフィルムの画像を印画
    紙に焼付ける写真焼付装置において、光源と印画紙を結
    ぶ光軸上に配置された液晶パネルと、この液晶パネルを
    制御することにより焼付画像の覆い焼きを行う液晶パネ
    ル駆動回路とを設けたことを特徴とする液晶パネルによ
    る覆い焼き機能を備えた写真焼付装置。
  2. 【請求項2】光源からの光によりフィルムの画像を印画
    紙に焼付ける写真焼付装置において、光源と印画紙を結
    ぶ光軸上に配置された液晶パネルと、覆い焼き部分の濃
    度データを設定するCPUと、このCPUが設定した濃
    度データに基づいて上記液晶パネルを制御する液晶パネ
    ル駆動回路とを設けたことを特徴とする液晶パネルによ
    る覆い焼き機能を備えた写真焼付装置。
  3. 【請求項3】光源からの光によりフィルムの画像を印画
    紙に焼付ける写真焼付装置において、光源とフィルムの
    間の光軸上に配置された液晶パネルと、上記フィルムの
    画像を撮像するTVカメラと、このTVカメラが撮像し
    た画像を表示するモニタと、このモニタの画面上で覆い
    焼き部分の位置を指示する指示装置と、この指示装置で
    指示した位置の濃度データを設定するCPUと、このC
    PUが設定した濃度データに基づいて上記液晶パネルを
    制御する液晶パネル駆動回路とを設けたことを特徴とす
    る液晶パネルによる覆い焼き機能を備えた写真焼付装
    置。
  4. 【請求項4】光源からの光によりフィルムの画像を印画
    紙に焼付ける写真焼付装置において、光源とフィルムの
    間の光軸上に配置された液晶パネルと、上記フィルムの
    画像を撮像するTVカメラと、このTVカメラで読み取
    った画像情報を処理して印画紙の焼付画像と同一の画像
    をモニタ上に表示するシミュレータと、上記モニタの画
    面上で覆い焼き部分の位置および濃度を指示する指示装
    置と、この指示装置で指示した位置および濃度に基づい
    て濃度データを設定するCPUと、このCPUが設定し
    た濃度データに基づいて上記液晶パネルを制御する液晶
    パネル駆動回路とを設けたことを特徴とする液晶パネル
    による覆い焼き機能を備えた写真焼付装置。
JP8784092A 1992-03-11 1992-03-11 液晶パネルによる覆い焼き機能を備えた写真焼付装置 Pending JPH05257203A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960032076A (ko) * 1995-02-28 1996-09-17 이대원 사진 인화장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960032076A (ko) * 1995-02-28 1996-09-17 이대원 사진 인화장치

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