JPH0525711B2 - - Google Patents
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- JPH0525711B2 JPH0525711B2 JP6701487A JP6701487A JPH0525711B2 JP H0525711 B2 JPH0525711 B2 JP H0525711B2 JP 6701487 A JP6701487 A JP 6701487A JP 6701487 A JP6701487 A JP 6701487A JP H0525711 B2 JPH0525711 B2 JP H0525711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- steering
- handle
- wheels
- rear wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1518—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
- B62D7/1527—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles comprising only mechanical parts, i.e. without assistance means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ハンドルの操向装置と連動する前車
輪操向用の駆動ギヤと、後車輪操向用の被駆動ギ
ヤとを咬合させ、前記ハンドルの操作により前記
前車輪と後車輪とをそれぞれ逆方向へ操向可能に
構成してある農作業車の操向装置に関する。
輪操向用の駆動ギヤと、後車輪操向用の被駆動ギ
ヤとを咬合させ、前記ハンドルの操作により前記
前車輪と後車輪とをそれぞれ逆方向へ操向可能に
構成してある農作業車の操向装置に関する。
かかる農作業車は、車体の旋回半径を小さくで
きるから、畦際などでの作業が能率良く行える利
点を有しているが、ハンドルを少しだけ操作した
時にも後車輪が前車輪と逆方向に操向されて車体
後部がふらつき易いために、略直進走行時での作
業が難しいという欠点がある。
きるから、畦際などでの作業が能率良く行える利
点を有しているが、ハンドルを少しだけ操作した
時にも後車輪が前車輪と逆方向に操向されて車体
後部がふらつき易いために、略直進走行時での作
業が難しいという欠点がある。
そこで、従来では、例えば特開昭61−146679号
公報開示されているように、ハンドルの操向角が
小さい時には後車輪をほとんど操向しないか、或
いは前車輪と同方向に操向するようにし、またハ
ンドルの操向角が大きい時には後車輪を前車輪の
操向方向に対して逆方向に操向させたものが提案
されている。
公報開示されているように、ハンドルの操向角が
小さい時には後車輪をほとんど操向しないか、或
いは前車輪と同方向に操向するようにし、またハ
ンドルの操向角が大きい時には後車輪を前車輪の
操向方向に対して逆方向に操向させたものが提案
されている。
ところが、従来の農作業者にあつては、ハンド
ルに連結された後車輪操向用のドラツグリンクは
車体フレームに対して斜め方向に配置されていて
車体フレームと平面視で交差するようになつてお
り、従つてこのドラツグリンクを車体フレームに
干渉しないように配置するには車体の上下幅が厚
いものとなり、車体の地上高さを高くする上で問
題があるとともに、また車体のステツプを極力低
くして乗り降りを良くする上でも改善の余地があ
つた。
ルに連結された後車輪操向用のドラツグリンクは
車体フレームに対して斜め方向に配置されていて
車体フレームと平面視で交差するようになつてお
り、従つてこのドラツグリンクを車体フレームに
干渉しないように配置するには車体の上下幅が厚
いものとなり、車体の地上高さを高くする上で問
題があるとともに、また車体のステツプを極力低
くして乗り降りを良くする上でも改善の余地があ
つた。
つまり、前記公報の操向装置においては、ハン
ドルの操作軸下端に形成したピニオンギヤとセク
トギアとを咬合させるとともに、このセクトギア
に一体回動するように前車輪用のピツマンアーム
と後車輪操向用のドラツグリンクとを連動連結し
ているために、ハンドルの操作により前記前車輪
側のピツマンアームと後車輪側のドラツグリンク
とは同方向に回動する関係にあるから、前車輪と
後車輪とを逆方向に操向させようとすれば、前記
ドラツグリンクを車体フレームと交差して配置せ
ざるを得ない構造になつているのであつた。
ドルの操作軸下端に形成したピニオンギヤとセク
トギアとを咬合させるとともに、このセクトギア
に一体回動するように前車輪用のピツマンアーム
と後車輪操向用のドラツグリンクとを連動連結し
ているために、ハンドルの操作により前記前車輪
側のピツマンアームと後車輪側のドラツグリンク
とは同方向に回動する関係にあるから、前車輪と
後車輪とを逆方向に操向させようとすれば、前記
ドラツグリンクを車体フレームと交差して配置せ
ざるを得ない構造になつているのであつた。
本発明は上記の実情に着目してなされたもので
あつて、後車輪の操向が、前記のようにハンドル
の設定範囲内外の操向角度操作で異なるように構
成したものにおいて、操向装置が車体フレームに
極力干渉しないよう配置できるようにして、車体
の対地高さを高く設定し、また車体のステツプの
配置を低く設定できる農作業車の操向装置を提供
することを目的とする。
あつて、後車輪の操向が、前記のようにハンドル
の設定範囲内外の操向角度操作で異なるように構
成したものにおいて、操向装置が車体フレームに
極力干渉しないよう配置できるようにして、車体
の対地高さを高く設定し、また車体のステツプの
配置を低く設定できる農作業車の操向装置を提供
することを目的とする。
すなわち、本発明に係る農作業車の操向装置の
特徴構成は、操向角が設定範囲内に相当する回動
位相における前記駆動ギヤの外周部を、前記被駆
動ギヤの外周に形成した凹入円弧状の安息部に摺
接する円弧面で構成するとともに、操向角が設定
範囲を超える回動位相における前記駆動ギヤの外
周部を、前記被駆動ギヤのギヤ部に咬合するギヤ
部で構成してある点にあり、その作用及び効果は
次の通りである。
特徴構成は、操向角が設定範囲内に相当する回動
位相における前記駆動ギヤの外周部を、前記被駆
動ギヤの外周に形成した凹入円弧状の安息部に摺
接する円弧面で構成するとともに、操向角が設定
範囲を超える回動位相における前記駆動ギヤの外
周部を、前記被駆動ギヤのギヤ部に咬合するギヤ
部で構成してある点にあり、その作用及び効果は
次の通りである。
ハンドルの操向角が設定角度より小さい場合に
は、駆動ギヤの円弧面が被駆動ギヤの安息部に摺
接していて、後車輪を操向することができないと
ともに、ハンドルの操向角が設定角度より大きい
場合には、駆動ギヤのギヤ部と被駆動ギヤのギヤ
部とが咬合するから、後車輪を前車輪と共に操向
させることができる。しかも、ハンドルの操向操
作と連動する前車輪操向用の駆動ギヤと、後車輪
操向用の被駆動ギヤとを咬合させたので、ハンド
ル操作による前車輪側のピツマンアームと後車輪
側のピツマンアームの回動方向を逆方向に設定す
ることができ、従つて各ピツマンアームに連結さ
れるドラツグリンクの押し引き方向を反対方向に
設定して前車輪及び後車輪をそれぞれ逆方向に操
向操作することができるとともに、その際の各ド
ラツグリンクの配置を車体フレームに沿わせて配
置することができる。
は、駆動ギヤの円弧面が被駆動ギヤの安息部に摺
接していて、後車輪を操向することができないと
ともに、ハンドルの操向角が設定角度より大きい
場合には、駆動ギヤのギヤ部と被駆動ギヤのギヤ
部とが咬合するから、後車輪を前車輪と共に操向
させることができる。しかも、ハンドルの操向操
作と連動する前車輪操向用の駆動ギヤと、後車輪
操向用の被駆動ギヤとを咬合させたので、ハンド
ル操作による前車輪側のピツマンアームと後車輪
側のピツマンアームの回動方向を逆方向に設定す
ることができ、従つて各ピツマンアームに連結さ
れるドラツグリンクの押し引き方向を反対方向に
設定して前車輪及び後車輪をそれぞれ逆方向に操
向操作することができるとともに、その際の各ド
ラツグリンクの配置を車体フレームに沿わせて配
置することができる。
その結果、ハンドルの操向角が小さい場合に
は、後車輪が操向されないようにして直進走行時
の走行安定性を保持し、またハンドルの操向角が
大きい場合には後車輪を前車輪とは逆方向へ操向
させて畦際などでの旋回性を確保しながら、操向
装置を車体フレームに沿つて配置することができ
て、この操向装置を含む車体の上下幅を小さく構
成することができ、車体の地上高さを極力高く構
成して畦超えなどの際に車体の底部が損傷するの
を防止できるとともに、車体のステツプ高さをで
きるだけ低く構成して乗り降りを良好なものとす
ることができるようになつた。
は、後車輪が操向されないようにして直進走行時
の走行安定性を保持し、またハンドルの操向角が
大きい場合には後車輪を前車輪とは逆方向へ操向
させて畦際などでの旋回性を確保しながら、操向
装置を車体フレームに沿つて配置することができ
て、この操向装置を含む車体の上下幅を小さく構
成することができ、車体の地上高さを極力高く構
成して畦超えなどの際に車体の底部が損傷するの
を防止できるとともに、車体のステツプ高さをで
きるだけ低く構成して乗り降りを良好なものとす
ることができるようになつた。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第4図は農作業車としてガーデントラクタを示
したもので、このガーデントラクタは、左右一対
の操向型前車輪12,12及び駆動後車輪13,
13を備えた車体フレーム1の前部にエンジン4
を搭載するとともに、車体フレーム1の後部に静
油圧式無段変速装置7及びミツシヨンケース8を
設け、前記エンジン4からの動力を静油圧式無段
変速装置7を介して後部ミツシヨンケース8に伝
達するとともに、その後部ミツシヨンケース8か
ら前記後車輪13に伝達するように構成し、さら
に、車体フレーム1に前記前車輪12及び後車輪
13を操向操作するハンドル5及びステツプ26
を備えた運転部6を設けるとともに、前後車輪1
2,13間に芝刈装置25を駆動可能に配設して
構成されている。
したもので、このガーデントラクタは、左右一対
の操向型前車輪12,12及び駆動後車輪13,
13を備えた車体フレーム1の前部にエンジン4
を搭載するとともに、車体フレーム1の後部に静
油圧式無段変速装置7及びミツシヨンケース8を
設け、前記エンジン4からの動力を静油圧式無段
変速装置7を介して後部ミツシヨンケース8に伝
達するとともに、その後部ミツシヨンケース8か
ら前記後車輪13に伝達するように構成し、さら
に、車体フレーム1に前記前車輪12及び後車輪
13を操向操作するハンドル5及びステツプ26
を備えた運転部6を設けるとともに、前後車輪1
2,13間に芝刈装置25を駆動可能に配設して
構成されている。
前記前車輪12及び後車輪13の操向装置につ
いて説明すると、第3図に示すように、左右前車
輪12,12はタイロツド15にて一体回転可能
に連動連結され、右側の前車輪12に取付けたナ
ツクルアーム16と前記ハンドル5とがドラツグ
リンク17及びギヤボツクス9内の各ギヤを介し
て連動連結されて、ハンドル5の回転操作により
前車輪12を操向操作できるように構成されてい
る。また、同様に左右の後車輪13,13はタイ
ロツド20にて一体回転可能に連動連結され、右
側の前車輪13に取付けたナツクルアーム21と
前記ギヤボツクス9内の各ギヤとがドラツグリン
ク22を介して連動連結されていて、ハンドル5
の回転操作により後車輪13を操向操作できるよ
うに構成されている。
いて説明すると、第3図に示すように、左右前車
輪12,12はタイロツド15にて一体回転可能
に連動連結され、右側の前車輪12に取付けたナ
ツクルアーム16と前記ハンドル5とがドラツグ
リンク17及びギヤボツクス9内の各ギヤを介し
て連動連結されて、ハンドル5の回転操作により
前車輪12を操向操作できるように構成されてい
る。また、同様に左右の後車輪13,13はタイ
ロツド20にて一体回転可能に連動連結され、右
側の前車輪13に取付けたナツクルアーム21と
前記ギヤボツクス9内の各ギヤとがドラツグリン
ク22を介して連動連結されていて、ハンドル5
の回転操作により後車輪13を操向操作できるよ
うに構成されている。
前記ギヤボツクス9内の構造について詳細に説
明すると、第1図及び第2図に示すように、この
ギヤボツクス9内には前記ハンドル5の回転軸2
の下端に設けられたピニオンギヤ3と咬合するセ
クトギヤ10が配設され、このセクトギヤ10の
回転軸芯と同芯状に前記前車輪側のピツマンアー
ム14の操作軸11が配置され、前記ハンドル5
の操向操作により回転軸2が回転されると、ピツ
マンアーム14が機体前後方向へ揺動してドラツ
グリンク17を押し引きすることで前車輪12を
操向するようになつている。また、ギヤボツクス
9内には前記ハンドル5の回転軸2と同軸芯状に
後車輪側のピツマンアーム24の操作軸23が配
設され、この操作軸23にスプライン外嵌された
被駆動ギヤ18と前記前車輪操作用の操作軸11
にスプライン外嵌された駆動側ギヤ19とが咬合
可能に構成され、前記ハンドル5の設定範囲内で
の回動操作においては後車輪13が操向せず、ま
たハンドル5の設定範囲を超える回動操作では、
前記操作軸11、駆動ギヤ19、被駆動ギヤ18
及び操作軸23を介して前記ピツマンアーム24
を機体前後方向へ揺動することで後車輪13を操
向可能に構成されている。
明すると、第1図及び第2図に示すように、この
ギヤボツクス9内には前記ハンドル5の回転軸2
の下端に設けられたピニオンギヤ3と咬合するセ
クトギヤ10が配設され、このセクトギヤ10の
回転軸芯と同芯状に前記前車輪側のピツマンアー
ム14の操作軸11が配置され、前記ハンドル5
の操向操作により回転軸2が回転されると、ピツ
マンアーム14が機体前後方向へ揺動してドラツ
グリンク17を押し引きすることで前車輪12を
操向するようになつている。また、ギヤボツクス
9内には前記ハンドル5の回転軸2と同軸芯状に
後車輪側のピツマンアーム24の操作軸23が配
設され、この操作軸23にスプライン外嵌された
被駆動ギヤ18と前記前車輪操作用の操作軸11
にスプライン外嵌された駆動側ギヤ19とが咬合
可能に構成され、前記ハンドル5の設定範囲内で
の回動操作においては後車輪13が操向せず、ま
たハンドル5の設定範囲を超える回動操作では、
前記操作軸11、駆動ギヤ19、被駆動ギヤ18
及び操作軸23を介して前記ピツマンアーム24
を機体前後方向へ揺動することで後車輪13を操
向可能に構成されている。
第3図に示すように、前記前車輪側及び後車輪
側の各ピツマンアーム14及び24は車体フレー
ム1の前後方向の中心線に対してそれぞれギヤボ
ツクス9より一側方へ突出され、各ピツマンアー
ム14,24に連結された各ドラツグリンク17
及び22は車体フレーム1に沿つて前後方向に長
く配置されている。
側の各ピツマンアーム14及び24は車体フレー
ム1の前後方向の中心線に対してそれぞれギヤボ
ツクス9より一側方へ突出され、各ピツマンアー
ム14,24に連結された各ドラツグリンク17
及び22は車体フレーム1に沿つて前後方向に長
く配置されている。
次に、前記駆動ギヤ19及び被駆動ギヤ18の
構成について詳細に説明すると、第2図に示すよ
うに、駆動ギヤ19はその中央部が円弧面27で
構成された扇形ギヤで構成され、また前記被駆動
ギヤ18はその中央部に凹入円弧状の安息部30
が形成された扇形ギヤで構成され、ハンドル5の
操向角が設定範囲内に相当する回動位相において
は、前記駆動ギヤ19の前記円弧面27が、被駆
動ギヤ18の安息部30に摺接し、操向角が設定
範囲を超える回動位相においては、駆動ギヤ19
の両側に形成したギヤ部29が、被駆動ギヤ18
の両側に形成したギヤ部28に咬合するようにな
つている。
構成について詳細に説明すると、第2図に示すよ
うに、駆動ギヤ19はその中央部が円弧面27で
構成された扇形ギヤで構成され、また前記被駆動
ギヤ18はその中央部に凹入円弧状の安息部30
が形成された扇形ギヤで構成され、ハンドル5の
操向角が設定範囲内に相当する回動位相において
は、前記駆動ギヤ19の前記円弧面27が、被駆
動ギヤ18の安息部30に摺接し、操向角が設定
範囲を超える回動位相においては、駆動ギヤ19
の両側に形成したギヤ部29が、被駆動ギヤ18
の両側に形成したギヤ部28に咬合するようにな
つている。
前記円弧面27の半径寸法は両側のギヤ部29
のギヤ半径よりもやや小さく設定されている。ま
た、前記安息部30は中央の3本の歯体30a,
30b,30bで構成されている。つまり、中央
側の歯体30aのギヤ半径は両側の歯体30b,
30bのギヤ半径よりもやや小さく設定されてい
るとともに、央側の歯体30aの先端は凹入円弧
状に形成されている。
のギヤ半径よりもやや小さく設定されている。ま
た、前記安息部30は中央の3本の歯体30a,
30b,30bで構成されている。つまり、中央
側の歯体30aのギヤ半径は両側の歯体30b,
30bのギヤ半径よりもやや小さく設定されてい
るとともに、央側の歯体30aの先端は凹入円弧
状に形成されている。
従つて、車体の直進操向時乃至ハンドル5の操
向角が小さい時には、前記駆動ギヤ19の円弧面
27と被駆動ギヤ18の安息部30とが摺接した
状態であり、ハンドル5操作により駆動ギヤ19
が回動し、前車輪12は操向することができる
が、後車輪側の被駆動ギヤ18は前記安息部30
と円弧面27部分でロツクされていて回動でき
ず、車体の直進走行時の操向安定性を良くするこ
とができる。また、ハンドル5を大きく切つて旋
回した時には、前記駆動ギヤ19のギヤ部29が
被駆動ギヤ18のギヤ部28に咬合して駆動ギヤ
19と共に被駆動ギヤ18を回動することができ
るから、後車輪13を前車輪12の逆方向に操向
させることができ、旋回半径が小さい状態で車体
を操向させることができるのである。
向角が小さい時には、前記駆動ギヤ19の円弧面
27と被駆動ギヤ18の安息部30とが摺接した
状態であり、ハンドル5操作により駆動ギヤ19
が回動し、前車輪12は操向することができる
が、後車輪側の被駆動ギヤ18は前記安息部30
と円弧面27部分でロツクされていて回動でき
ず、車体の直進走行時の操向安定性を良くするこ
とができる。また、ハンドル5を大きく切つて旋
回した時には、前記駆動ギヤ19のギヤ部29が
被駆動ギヤ18のギヤ部28に咬合して駆動ギヤ
19と共に被駆動ギヤ18を回動することができ
るから、後車輪13を前車輪12の逆方向に操向
させることができ、旋回半径が小さい状態で車体
を操向させることができるのである。
さらに、上記構成によれば、前記安息部30が
駆動ギヤ19の円弧面27に摺接した状態では、
被駆動ギヤ18を回動することができないので、
後車輪13から逆操向されることがないのであ
る。また、前記セクトギヤ10及び駆動ギヤ19
と、ピツマンアーム3及び従動ギヤ18はそれぞ
れ各ギヤの軸芯を一致させた状態でキヤボツクス
9内に上下に配置されており、各ギヤの配置がコ
ンパクトにできるとともに、ギヤボツクス9を車
体へ取付けることにより、同時に各ギヤを精度良
く組付けることができる。
駆動ギヤ19の円弧面27に摺接した状態では、
被駆動ギヤ18を回動することができないので、
後車輪13から逆操向されることがないのであ
る。また、前記セクトギヤ10及び駆動ギヤ19
と、ピツマンアーム3及び従動ギヤ18はそれぞ
れ各ギヤの軸芯を一致させた状態でキヤボツクス
9内に上下に配置されており、各ギヤの配置がコ
ンパクトにできるとともに、ギヤボツクス9を車
体へ取付けることにより、同時に各ギヤを精度良
く組付けることができる。
第5図に示すように、前記被駆動ギヤ18の安
息部30として、歯体を一連のもので構成しても
良く、この場合には安息部30両側の歯溝30c
の深さが他の歯溝よりも深く構成され、駆動ギヤ
19の円弧面27両側の歯体29aのギヤ半径が
他の歯体のギヤ半径よりもやや大きくなるように
設定されている。
息部30として、歯体を一連のもので構成しても
良く、この場合には安息部30両側の歯溝30c
の深さが他の歯溝よりも深く構成され、駆動ギヤ
19の円弧面27両側の歯体29aのギヤ半径が
他の歯体のギヤ半径よりもやや大きくなるように
設定されている。
なお、特許請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構造に限定されるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る農作業車の操向装置の実施
例を示し、第1図はギヤボツクス部分の一部破断
側面図、第2図はギヤボツクス部分の縦断平面
図、第3図は操向装置の概略平面図、第4図はガ
ーデントラクタの全体側面図、第5図は別実施例
の駆動ギヤと被駆動ギヤの平面図である。 5……ハンドル、18……被駆動ギヤ、19…
…駆動ギヤ、27……円弧面、30……安息部。
例を示し、第1図はギヤボツクス部分の一部破断
側面図、第2図はギヤボツクス部分の縦断平面
図、第3図は操向装置の概略平面図、第4図はガ
ーデントラクタの全体側面図、第5図は別実施例
の駆動ギヤと被駆動ギヤの平面図である。 5……ハンドル、18……被駆動ギヤ、19…
…駆動ギヤ、27……円弧面、30……安息部。
Claims (1)
- 1 ハンドル5の操向操作と連動する前車輪操向
用の駆動ギヤ19と、後車輪操向用の被駆動ギヤ
18とを咬合させ、前記ハンドル5の操作により
前記前車輪12と後車輪13とをそれぞれ逆方向
へ操向可能に構成してある農作業車の操向装置で
あつて、操向角が設定範囲内に相当する回動位相
における前記駆動ギヤ19の外周部を、前記被駆
動ギヤ18の外周に形成した凹入円弧状の安息部
30に慴接する円弧面27で構成するとともに、
操向角が設定範囲を超える回動位相における前記
駆動ギヤ19の外周部を、前記被駆動ギヤ18の
ギヤ部28に咬合するギヤ部29で構成してある
農作業車の操向装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62067014A JPS63232078A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 農作業車の操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62067014A JPS63232078A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 農作業車の操向装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63232078A JPS63232078A (ja) | 1988-09-28 |
JPH0525711B2 true JPH0525711B2 (ja) | 1993-04-13 |
Family
ID=13332633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62067014A Granted JPS63232078A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 農作業車の操向装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63232078A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0733975Y2 (ja) * | 1988-11-28 | 1995-08-02 | 株式会社クボタ | 芝刈機 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP62067014A patent/JPS63232078A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63232078A (ja) | 1988-09-28 |
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