JPH0525685U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0525685U
JPH0525685U JP8189291U JP8189291U JPH0525685U JP H0525685 U JPH0525685 U JP H0525685U JP 8189291 U JP8189291 U JP 8189291U JP 8189291 U JP8189291 U JP 8189291U JP H0525685 U JPH0525685 U JP H0525685U
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JP
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contact
connector
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connecting end
fpc
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辰一 森野
貴淑 宮下
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板とコネクタとの電気的接続を検
査する際、検査工程の簡略化及びFPCの銅箔パターン
への傷つけを防止する。 【構成】 コネクタ20は第1の接続端部及び第2の接
続端部を有するベースインシュレータ12aを備えてお
り、このベースインシュレータは第1の接続端部と第2
の接続端部との間に延在しコンタクト21を構成するコ
ンタクト体22のおのおのが圧入される収納室を複数形
成するための隔壁部12bを有し、さらに、ベースイン
シュレータには第1の接続端部側で複数のコンタクト体
を横断する方向に延びコンタクト体の一部を露出端部と
して露出させるための切欠き部12aが形成されてい
る。そして、これら露出部には溝部が形成されている。
このように、コンタクト体には溝部が形成されているか
ら、切欠き部を介してコンタクト体に確実にプローブピ
ンを当接することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコネクタに関し、特に、プリント基板等の配線部とケーブルとを直接 接続するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コネクタとして電子機器内のプリント基板とFPC又はFFC等のケ ーブルとを接続するコネクタ(例えば、FPC接続用コネクタ)が知られている 。 図6を参照して、FPC接続用コネクタ11はベースインシュレータ12を備 えており、このベースインシュレータ12にはコンタクト(図6には示さず)が 保持されている。そして、コンタクトはFPC接続端及びプリント基板接続端を 備えている。さらに、ベースインシュレータ12には補強板(図6には示さず) が保持されており、補強板によってプリント基板(図示せず)がプリント基板接 続端に固定される。FPC接続端側にはスライドインシュレータ13が配設され 、このスライドインシュレータ13はベースインシュレータ12に対して実線矢 印で示す方向に摺動可能となっている。 FPC14はその一端部に所定の銅箔パターン15が形成されており、他端部 にコンタクト接触部16を備えている。
【0003】 ところで、一般に、FPC接続用コネクタを用いた際には、FPC接続用コネ クタとプリント基板との間の電気的検査を行う必要がある。 図7を参照して、FPC接続用コネクタとプリント基板との間の電気的検査を 行う際には、まず、FPC14をコネクタ11に接続する。つまり、コンタクト 接触部16をFPC接続端に挿入した後、スライドインシュレータ13を実線矢 印で示す方向に摺動させて、FPC14をコネクタ11に接続する。 次に図8を参照して、電気的検査用プローブピン17を有する検査治具18を 用いて電気的検査を実行する。検査に当たっては、銅箔パターン15に電気的検 査用プローブピン17を当接する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来のFPC接続用コネクタでは、FPC接続用コネクタとプ リント基板間の電気的検査を行う際、FPC14がFPC接続用コネクタ11に 接続された状態で行う必要がある。つまり、スライドインシュレータ13を開放 して、FPC接続端にFPC14を差込み、この後、スライドインシュレータ1 3をロックする必要がある。 そして、FPC14をコネクタ11に接続した後、銅箔パターン15に検査用 プローブピン17を当接させている。従って、検査終了後の検査用プローブピン 17を銅箔パターン71から離す際、銅箔パターン17上の軟らかい半田メッキ が傷つくことが多い。この結果、銅箔パターン17においてヒゲバリ状のごとく メッキが剥がれ(つまり剥離部が生じ)、この剥離部が隣のパターンと接触し、 短絡してしまうという問題点がある。 本考案の目的は検査工程の簡略化及び銅箔パターンへの傷つけを防止すること のできるコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、第1の接続端部及び第2の接続端部を備えるベースインシュ レータと、該ベースインシュレータに保持され、前記第1の接続端部及び前記第 2の接続端部間に延在する複数のコンタクト体を有するコンタクトと、前記ベー スインシュレータに保持され、前記第1の接続端部側に配線部を固定する補強板 と、前記第2の接続端部側にケーブルを装着する際に操作されるスライドインシ ュレータとを有するコネクタにおいて、前記ベースインシュレータは前記第1の 接続端部と前記第2の接続端部との間に延在し前記コンタクト体のおのおのが圧 入される収納室を複数形成するための隔壁部を有し、さらに、前記ベースインシ ュレータには前記第1の接続端部側で前記複数のコンタクト体を横断する方向に 延び前記コンタクト体を露出端部として露出させるための切欠き部が形成されて おり、前記露出部には溝部が形成されていることを特徴とするコネクタが得られ る。
【0006】
【作用】
本考案では、第1の接続端側においてコンタクト体の一部が露出部として露出 するように、複数のコンタクト体を横断する方向に延びる切欠き部をベースイン シュレータに形成するとともにこの露出部に溝部を形成するようにしたから、プ リント基板とコネクタ間の電気的検査を行なう際に、プローブピンを露出部に当 接するだけでプローブピンが溝部に案内されて、電気的検査の最中においても溝 部にプローブピンが確実に保持された状態を維持できる。
【0007】
【実施例】
以下本考案について実施例によって説明する。 まず、図1を参照して、ここでは、図6と同様の構成要素については同一の参 照番号を付し、説明を省略する。 図1に示すコネクタ20ではFPC14を接続する際には(つまり、FPC1 4を装着する際には)、まず、スライドインシュレータ13を図2に示すように 開放状態としてFPC接続端にFPC14(つまり、コンタクト接触部)を挿入 する。その後、スライドインシュレータ13をを実線矢印で示す方向に摺動させ てFPC14をコネクタ20に接続する。 コネクタ20では、図1に示すように、プリント基板接続端側において、ベー スインシュレータ12には長手方向に延びる切欠き部(切欠き溝)12aが形成 さている。この結果、図中上側からプリント基板接続端見た際、プリント基板接 続端側においてコンタクト21は露出することになる。
【0008】 ここで、図3及び図4も参照して、ベースインシュレータ12内にはプリント 基板接続端からFPC接続端に延びるコンタクト収納室が形成されており、この 収納部は等間隔に配設された複数の隔壁12bによって複数のコンタクト収納部 に区画されている。各コンタクト収納部にそれぞれコンタクト体22が圧入され ており、各コンタクト体22はプリント基板接続端からFPC接続端まで延びて いる。そして、これらコンタクト体22によってコンタクトが形成されている。
【0009】 図3に示すように、本発明では、各コンタクト体22の上面は隔壁12bの上 面より上方に位置しており、各コンタクト体22の上面には下方に延びるV字状 の溝部22aが形成されている。そして、各V字状溝部22aの底面は隔壁12 bの上面より下方に位置している。
【0010】 コネクタとプリント基板間の電気的検査を行う際には、図4に示すように、プ ローブピン17を切欠き溝12aを通して各コンタクト体22の上面に当接させ る。この際、各コンタクト体22の上面にV字状の溝部22aが形成されている から、プローブピン17はV字状溝部22aに挿入されることになる。しかも、 各V字状溝部22aは隔壁12bによって隔絶(絶縁)されているから、全ての コンタクト体22aを同時にプローブピン17に接触させても、短絡等が生じる ことがない。
【0011】 ところで、図6に示すように、各コンタクト体22の上面が隔壁12bの上面 の下方に位置するように、各コンタクト体22をコンタクト収納室に圧入するよ うにしてもよい。この場合には、上側から見た際、コンタクト体22は完全に隔 壁12b内に潜り込んでいるため、互い隣合うコンタクト体22と確実に絶縁す ることができる。この結果、誤ってプローブピン23が目的とするコンタクト体 22a以外に接触することを確実に防止できる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では配線部(例えば、プリント基板)接続端側に おいてコンタクト体の一部が露出部として露出するように、複数のコンタクト体 を横断する方向に延びる切欠き部をベースインシュレータに形成するとともにこ の露出部に溝部を形成するようにしたから、プリント基板とコネクタ間の電気的 検査を行なう際に、プローブピンを露出部に当接するだけでプローブピンが溝部 に案内されて、電気的検査の最中においても溝部にプローブピンが確実に保持さ れた状態を維持できるという効果がある。さらに、直接プローブピンをコンタク トに当接することができるから、銅箔パターンを剥がしてしまうといった不都合 が生じることがない。また、FPC等のケーブルを接続する必要がないから検査 を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタの外観であって、スライドイ
ンシュレータの接触状態を示す斜視図である。
【図2】本考案のコネクタの外観であって、スライドイ
ンシュレータを開放状態にした斜視図である。
【図3】図1に示すコネクタにおいて破線で示すB部を
拡大して示す図である。
【図4】図1に示すコネクタおいてのA−A線断面を示
す図である。
【図5】本考案によるコネクタの他の実施例を説明する
ための図である。
【図6】従来のコネクタをFPC(FFC)取付前の状
態で示す図である。
【図7】従来のコネクタをFPC(FFC)取付状態で
示す図である。
【図8】従来のコネクタにおける電気的検査を説明する
ための図である。
【符号の説明】
11 FPC接続用コネクタ 12 ベースインシュレータ 12a 切欠き部 12b 隔壁 13 スライドインシュレータ 14 FPC 15 銅箔パターン 16 コンタクト接触部 17 電気的検査用プローブピン 18 検査治具 20 コネクタ 21 コンタクト 22 コンタクト体 22a V字状溝部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続端部及び第2の接続端部を備
    えるベースインシュレータと、該ベースインシュレータ
    に保持され、前記第1の接続端部及び前記第2の接続端
    部間に延在する複数のコンタクト体を有するコンタクト
    と、前記ベースインシュレータに保持され、前記第1の
    接続端部側に配線部を固定する補強板と、前記第2の接
    続端部側にケーブルを装着する際に操作されるスライド
    インシュレータとを有するコネクタにおいて、前記ベー
    スインシュレータは前記第1の接続端部と前記第2の接
    続端部との間に延在し前記コンタクト体のおのおのが圧
    入される収納室を複数形成するための隔壁部を有し、さ
    らに、前記ベースインシュレータには前記第1の接続端
    部側で前記複数のコンタクト体を横断する方向に延び前
    記コンタクト体を露出端部として露出させるための切欠
    き部が形成されており、前記露出部には溝部が形成され
    ていることを特徴とするコネクタ。
JP1991081892U 1991-09-13 1991-09-13 コネクタ Expired - Lifetime JP2502227Y2 (ja)

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JPH0525685U true JPH0525685U (ja) 1993-04-02
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834381U (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 点検部付コネクタ
JPS62177460A (ja) * 1986-01-31 1987-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コネクタ接続装置
JPH02123081U (ja) * 1989-03-18 1990-10-09
JP3058883U (ja) * 1998-11-04 1999-06-22 東豊工業株式会社 回転式ディスク清掃器

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JP2502227Y2 (ja) 1996-06-19

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