JPH0525567Y2 - - Google Patents

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JPH0525567Y2
JPH0525567Y2 JP1987170005U JP17000587U JPH0525567Y2 JP H0525567 Y2 JPH0525567 Y2 JP H0525567Y2 JP 1987170005 U JP1987170005 U JP 1987170005U JP 17000587 U JP17000587 U JP 17000587U JP H0525567 Y2 JPH0525567 Y2 JP H0525567Y2
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hose
suction port
suction
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hose assembly
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、電気掃除機のホース組立に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第10図・第11図は、例えば実公昭48−
42760号公報に示された従来の本体上面に開閉蓋
を備え、その開閉蓋の上面に塵埃吸引用ホースを
接続する吸込口を有する電気掃除機を示す図で、
第10図は清掃状態における要部断面側面図、第
11図はフイルターの塵落し状態における要部断
面側面図である。
図において、87は電気掃除機の本体、88は
集塵ケース、89,90はフイルター、91は集
塵ケース88の上方を覆う開閉蓋、92,93は
フイルター89,90の下面及び上面を摺動する
掻き出しブラシ、94は塵埃吸引用ホースであ
る。95は吸込筒であり、この吸込筒95内は中
心部を吸込口96とするとともに、上縁部につま
み97を有するフランジ98が一体的に形成され
た回動筒99が回転自在で軸方向には抜け止めさ
れて取り付けられている。
そして、この回動筒99の下には掻き出しブラ
シ92,93が固着されており、その下側は第1
0図に示したようにフイルター89の除塵孔10
0に嵌合している。
そして、フイルター89もしくはフイルター9
0が目づまりをおこしそうになつたときは、吸込
管94を抜き出してつまみ97を把持し、回動筒
99を任意方向に回動する。このとき、除塵孔1
00は開放状態にあるので、掻き落しブラシ9
2,93がフイルター89,90に捕捉された細
塵掻き落している。
次に、第12図〜第14図は実公昭46−17346
号公報に示された従来の電気掃除機であり、第1
2図はホースの吸込口への接続部分のカバーを脱
した状態の正面図、第13図は同上側面図、第1
4図は第12図のAA線部横断面図である。
図において101は塵埃吸引用ホース、102
は塵埃吸引用ホース101の掃除機本体の吸込口
側接続部、103,104は吸込口側の電極ホー
ス101の接続時に接続される端子片、105,
106はホース101のリモート回路の操作盤に
接続されている摺動導電体、107,108は端
子片103と摺動導電体105を、端子片104
と摺動導電体106を電気的に接続するための接
触片である。109はホース101を掃除機本体
の吸込口に係止するための係止爪である。
そして、接続部102はホース101から取り
外すことはできないが、ホース102は接続部1
02に対して回動自在となつており、この接続部
111が掃除機本体の吸込口に嵌合させていた。
第15図、第16図は実開昭58−145153号公報
に示された従来の電気掃除機であり、第15図は
ホースの吸込口の要部断面図、第16図はホース
の吸込口の分解斜面図である。
図において、120は塵埃吸引用ホース、11
0はホース120に一体的に取り付けられている
ホース取付部、111はホース取付部110と一
体的に動くスリツプリング台で、下側に導電性金
属板112,113が設けられている。114,
115はホース120に設けられているリモート
回路の操作盤に接線されている芯線で、この芯線
114,115は信号線116,117により導
電線性金属板112,113と接続されている。
118,119はスリツプリング台111を本
体に取付た時、導電金属板112,113に接触
して電気的に接続する接触片である。
第15図・第16図に示す電気掃除機は、掃除
時、・非掃除時いづれの時も第21図に示したよ
うにホース取付部110、スリツプリング台11
1は掃除機本体に接続したままの状態であり、保
守点検時のみ第16図に示すように分解するもの
である。
第17図は実開昭50−132956号公報に示された
従来の電気掃除機の要部断面図である。
図において121は掃除機本体、122はホー
ス、123はホース122の一端の接続パイプ、
124は接続パイプ123を回転自在にするため
の回転子、125は接続パイプ123を覆うパイ
プカバー、126はホース122、回転子12
4、ホースカバー125を本体121に対して非
着脱状態に抑えるカバーであり、本体121上を
覆つている。127は本体121のカバー126
上全体を覆う蓋体であり、蓋体127とカバー1
26の間がホース122やその他の備品の収納空
間となつている。
次に第18図は、例えば実公昭45−17750号公
報に示された従来の本体ケースに塵埃引用ホース
が着脱自在に接続される吸込口を設けた電気掃除
機の断面図である。
図において、135は掃除機本体、127は電
動送風機、128は集塵筒体、129は集塵筒体
128内部に設けられた布製の袋体、130は前
蓋、131は前蓋130の吸込口、132は軟質
ゴム材からなる逆止弁、133は後蓋、134は
後蓋の吸気孔である。
第18図に示すように従来の電気掃除機は、軟
質ゴム材からなる逆止弁132が設けられてい
て、ホースが吸込口130に接続されていないと
き、この吸込口130を塞ぐとともに、内部にた
まつた塵埃を外部に漏らさないようにしていた。
第19図は、例えば実公昭51−22551号公報に
示された建物の中に設けれたセントラル型吸塵装
置の吸塵口部分の要部断面図である。
図において141は建物の側壁、136は側壁
135に埋設したシリンダー、137は吸塵口、
138はシリンダー136内を自然落下して吸塵
口137を閉じる蓋、139は蓋138に設けら
れた把手、140は蓋138を把手139により
押し上げ開いた吸塵口137に接続する吸塵パイ
プである。
第19図に示されたものは建物に設けられたセ
ントラル型吸塵装置を対象としたものであるの
で、吸塵口137は固定した一側壁141に設け
られていて、吸塵口137の設けられている側で
ある室内を吸塵口137に接続した吸塵ホース1
40で掃除を行なうものであり、通常の電気掃除
機と対象を異にするものである。
また、USP3449787公報には、自動車内の後方
に設けられた集塵装置の接続口に蓋が設けられた
ものが示されているが、ホースは前方のみを向い
ているものであり、ホースを回転しようとして
も、後方の窓ガラス及び蓋がホースの回転を妨げ
ており、その上、この接続口は、集塵装置から出
すホースの車内側へのホース延長用の接続口にす
ぎず、第19図の吸塵装置と同様に、通常の電気
掃除機と構成及び対象を異にするものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記第10図・第11図に示すような従来の電
気掃除機では、回動筒99はフイルター89,9
0の除塵用のブラシ92,93を駆動するために
回動自在に設けられているが、塵埃吸引用ホース
94が挿入されて、掃除に使用されているときは
塵埃吸引用ホース94の下側がフイルター89の
除塵孔100に嵌合していて、塵埃吸引用ホース
94は回動できないので、挿入時の塵埃吸引用ホ
ース94の向き、例えば第10図のように前面を
向いている時に前面方向以外の掃除を行おうとす
ると常に、掃除機本体87の方向を変更しなけれ
ばならないし、掃除機本体87の方向変更時にホ
ース94の接している部分や曲がつている部分に
掃除機本体87全体の自重による負荷が加わり、
そのためにホース94や本体87に潰れ、歪み、
破損等が発生するという問題があつた。第12図
〜第14図に示す従来の電気掃除機においては、
ホースの回転機構及び電気接触機構がホース側に
一体的に形成されているため、ホースの取り外し
時及び取り外し状態の時に、打ちつけたり、踏ん
だりという外圧がホースの回転機構及び電気接触
機構に加わり破損したり、歪んだりしやすい、そ
の上、ホースの接続時や取り外し時には使用者は
回転機構及び電気接触機構自体を握らなければな
らないので、より破損・歪みが発生しやすく、耐
久性に問題があつた。
また第15図・第16図に示す従来の電気掃除
機においては、ホースの回転機構及び電気接触機
構がいづれも、ホース側と本体側に2分割されて
いるので、ホースを本体より取り外した場合回転
機構及び電気接触機構が剥き出しになつてしまう
ため、各機構が汚れやすく、破損しやすく、しか
も、電源と接続されている本体側の電気回路端自
体も剥ぎ出しになるので、使用者が感電する心配
が有る。そこで、第15図・第16に示す従来の
電気掃除機は、保守点検以外には、ホースを掃除
機本体より取り外すことはできないという問題が
あつた。
しかも、本体上面の吸込口に接合されるパイプ
は第10図や第15図に示されているように通常
屈曲しているので、その曲がりパイプには吸引気
流によるうずや乱流が発生しやすく、しかも各部
品が抵抗となつて吸引力の低下や騒音の発生源と
なるという問題があつた。
また、第17図に示す従来の電気掃除機におい
ては、ホース122は通常本体121から取り外
す必要がなく、ホース122は本体121より取
り外す時はカバー126も含めて、本体121の
上面全体を分解しなければならないので、上記第
15図・第16図の従来の電気掃除機と同様にホ
ースは掃除機本体より取り外すことができないと
いう問題があつた。
そして、上記第18図に示すような従来の電気
掃除機では、吸込口104を軟質ゴムからなる逆
止弁106に塞いでいるだけであるから、逆止弁
の劣化により開いてしまい、内部にたまつた塵埃
が飛散したりして不衛生であり、その上ホースが
接続されていない状態では吸込口の内側を直接見
ることができ体裁が悪いといつた問題があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、ホースが着脱自在かつ回転自在で騒
音の少なく衛生的な電気掃除機を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る電気掃除機は、電動送風機と塵
埃捕集用フイルターを内蔵した本体ケース上面に
吸込口を設け、一端が前記吸込口に着脱自在に接
続され他端に可撓ホースを有し吸引空気に流路と
なるホース組立てとを備えた電気掃除機におい
て、前記吸込口近傍の本体ケース内側に前記吸込
口とも間を弾性体からなる弁を有し、前記ホース
組立ての接続時に前記ホース組立てと一体的に
360°回転自在に回転する回転具を設け、前記ホー
ス組立ての前記の前記一端に、前記弁より本体ケ
ース内側に嵌入して前記流路と前記塵埃捕集用フ
イルターを連通させる吐出口と、前記可撓ホース
に連通する吸込口と、前記吐出口と前記吸込部と
の間の屈曲部と、嵌入部分を除く前記吐出部から
前記屈曲部にかけての周囲を覆い前記流路とは独
立した空間を形成するにぎり部とを一体成形した
接続曲がりパイプを設け、前記にぎり部の前記吸
込口側端部の外形形状を略円形に形成し、この端
部がホース組立ての接続時に前記回転具に当接す
るようにしたものである。
〔作用〕
この考案の電気掃除機は、ホース自体は着脱自
在かつ360°回転自在であり、本体内側に回転具が
あるので、ホース組立ての吸込口へは弁を介して
嵌入して回転具と接続されるので回転具は確実に
汚れが防止され、破損・歪みが発生しづらく耐久
性に優れており、ホース組立ての内側の独立した
流路を形成する吐出口がその周囲に空間を形成す
るにぎり部より本体ケース内側に嵌入しているの
で、屈曲部で発生する音の遮断効果が高く、また
外気の侵入が防止されるし、ホースの着脱時にぎ
りやすく、耐久性にも優れており、その上弁が、
常に集塵室内の塵埃の外への飛散が防止されて衛
生的である。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図〜第9図を
用いて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示した電気掃除
機の外観図、第2図はその要部断面図、第3図は
ホースを外した状態の要部断面図、第4図は回転
具の上面図、第5図は回転具の詳細断面図、第6
図はホース組立ての部分断面図、第7図は第6図
のA−A断面図、第8図はホース組立ての下面
図、第9図は第6図のB−B断面図である。
図において1は上・下ケース2,3により形成
され、前方にハンドル3a、後方に排気口4を近
傍に送風機5とコードリール(図示せず)が並列
状態で収納されている。
6は本体を立てて使用する場合の脚で、前記排
気口4近傍に形成されその内部には補助排気口7
が形成されている。
8は上、下ケース2,3に狭持されたバンパー
で、本体ケース1の内外の気密も兼ねている。9
は前記下ケース3の後方に取り付けられた一対の
後車輪、10は前記下ケース3の前方に取り付け
られたキヤスター、11は可撓ホース12と、こ
のホース端部に固定されほぼ105°に曲げられた接
続曲がりパイプ13より形成された塵埃吸引用ホ
ース組立てで前記接続曲がりパイプ13は後述す
る吸込口15に着脱に嵌入され、このホース組立
て11は送風機5駆動により発生する空気の流れ
の流路となつている。前記接続曲がりパイプ13
はホース組立ての吸込側に連通する吸込部16と
本体ケース1の上面の吸込口15に嵌入する吐出
口17、これら両方を結合するほぼ105°に屈曲さ
れた屈曲部18と前記吐出口17の嵌入部分を除
く部分から屈曲部18にかけての周囲を覆いホー
ス組立て11の流路とは独立した空間を形成する
にぎり部19により一体形成されている。
20はホース組立て11の流路とは独立した吐
出口17とにぎり部19により形成された空間、
21はこの空間を覆う蓋、22は押し部23がに
ぎり部19より突き出し、掛かり部24が吐出口
17の先端側に位置するよう前記空間20内に前
記蓋21により収納されているラツチボタン、2
5は前記ラツチボタン22をにぎり部19より出
没自在に形成させる為のコイルバネ、26,27
は前記吐出口17の先端側壁に相対して形成され
た支持壁28,29の外周にそれぞれ支持された
凸状の摺動端子板、30は摺動端子板26,27
が支持壁28,29より脱落するのを防止する前
記蓋21に形成された脱落防止壁である。
31,32はホース組立て11の一端に形成さ
れている手元スイツチ(図示せず)と、前記摺動
端子板26・27を電気的に接続するリード線、 33は前記上ケース2の先方に有するフイルタ
ー取出口34を開閉自在に覆う後端をヒネリバネ
35を介して回動自在に上ケース2に支持され、
先端を上ケース2に支持されているラツチ36に
保持された開閉蓋、15は開閉蓋33の上面に形
成され、その一部にはツマミ収納部37を有する
吸込口で、前記キヤスター10の真上に位置して
いる。
38は前記吸込口15を対向した位置に連通口
39を有し、前記開閉蓋33との間に収納空間4
0を形成するよう開閉蓋33に取り付けられた
蓋、41は連通口39部に取り付けられ、後述す
る使い捨て紙フイルター42の吸口43周囲と圧
接シールするパツキンA、A4は前記収納空間4
0に取り付けられた360°回転自在な回転具で、固
定板45の中央に有する中間口46の上側には、
吸込口板47、下側には摺動板48がそれぞれ回
動自在に取り付けられている。吸込口板47の中
央には主吸口49が形成され、この主吸口の周囲
には前記ホース組立て11のラツチボタン22の
掛かり部24と、着脱自在に結合するボタン支持
穴50と、前記摺動端子板26,27と電気的に
接続される端子受板51,52を支持する端子受
板用支持穴53,54がそれぞれ形成されてい
る。
前記摺動板48の中央には、吐出口55が形成
され外周壁面56には一端がそれぞれ前記端子受
板51,52と電気的にリード線(図示せず)に
より接続される回転接続板57,58が互いに接
触しないよう上・下2列に巻回固定されている。
59,60は両端が前記回転接続板57,58
を圧接し電気的に接続される固定接続板で、前記
固定板45に互いに対向した位置に固定されてい
る。
又この固定接続板59,60の一端はそれぞれ
前記送風機5と電気的にリード線61,62によ
り接続されている。
63は固定板47の中間口46外周に形成され
ゴミが固定板45に堆積し、吸込口板47の回転
を妨げるのを防止する為のゴミ落下穴Aであり、 64,65は、前記ゴミ落下穴A63より侵入
したゴミを摺動板48上に堆積させず、内蓋38
上に落下させるゴミ落下穴Bであり、いずれも摺
動板48と吸込口板47の回転をスムースに行う
ものである。
66はゴミの逆流を防止する軟質ゴム材より成
る逆止弁で吸込口板47と摺動板48により狭持
されている。
67は摺動板48の吐出口55外周に一端が取
り付けられ他端は前記内蓋38の中間口39外周
と回転自在に圧接するシール用の回転パツキン、 68は前記吸込口15と固定板45の傾斜支持
壁69間に摺動自在に支持されたシヤツターで、
先端にツマミ70、後端に一対の止め片70が形
成されている。止め片71はシヤツター68が移
動しないよう開閉蓋33に有する止め突起73,
74に支持されている。
75は前記上ケース2の開口部76にそのフラ
ンジ部77をシール用フイルターパツキン78を
介して支持されている上面開口の塵埃捕集用のフ
イルターボツクスで内部上面には後述する使い捨
て紙袋フイルター42を支持する支持面と台紙支
持ピン79,80が形成されている。
42は使捨て紙フイルターで、中央に吸口43
と外方に前記支持ピン79,80に係合される支
持穴を有する台紙台紙83と、この台紙83に接
着された塵埃補集用の紙フイルター84より構成
されており、前記フイルター75の内に保持され
ている。
85,86は前記フイルターボツクス75の下
方で、下ケース3の内壁に突出して形成されたホ
ルダー支持ピンである。
この考案は以上のように構成されており、その
動作を説明する。
ラツチ36を操作すると、開閉蓋33はヒネリ
バネ35により上方に開き、フイルター取出口3
4を開口する。
次に、使い捨て紙袋フイルター42をフイルタ
ーボツクス75の台紙支持ピン79,80に挿入
しながらフイルターボツクスの開口部に載置す
る。その後開閉蓋33をラツチ36に係合させる
ことによりパツキンA41は台紙83の吸口43
周囲と圧接される。
シヤツター68のツマミ70をツマミ収納部3
7に移動させ吸込口15を開口し、ホース組立て
11の接続曲がりパイプ13を吸込口15に差し
込む、この時ラツチボタン22の掛かり部24は
吸込口板47のボタン支持穴50に結合支持さ
れ、摺動端子板26,27も端子受板用支持穴5
3,54の端子受穴51,52とそれぞれ電気的
に接続される。又ホース組立て11の吐出口17
先端は、紙袋フイルター42の吸口43を貫通
し、紙フイルター84内に位置している。この状
態で送風機5を回転させ掃除をする。この時回転
具44は、収納空間40に360°回転自在にに支持
されているので、ホース組立て11は接続曲がり
パイプ13を中心に360°自由に回転するので掃除
の際、ホース組立て11がねじれたり、又本体が
回転して家具等に衝突して傷付けることがない。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の電気掃除機によれば、
電動送風機と塵埃捕集用フイルターを内蔵した本
体ケース上面に吸込口を設け、一端が前記吸込口
に着脱自在に接続され他端に可撓ホースを有し吸
引空気の流路となるホース組立てとを備えた電気
掃除機において、前記吸込口近傍の本体ケース内
側に前記吸込口との間を弾性体からなる弁を有
し、前記ホース組立ての接続時に前記ホース組立
てと一体的に360°回転自在に回転する回転具を設
け、前記ホース組立ての前記一端に、前記弁より
本体ケース内側に嵌入して前記流路と前記塵埃捕
通用フイルターを連通させる吐出口と、前記可撓
ホースに連通する吸込口と、前記吐出口と前記吸
込部との間の屈曲部と、嵌入部分を除く前記吐出
部から前記屈曲部にかけての周囲を覆い前記流路
とは独立した空間を形成するにぎり部とを一体形
成した接続曲りパイプを設け、前記にぎり部の前
記吸込口側端部の外形形状を略円形に形成し、こ
の端部が前記ホース組立ての接続時に前記回転具
に当接するので、ホース自体は着脱自在かつ360°
回転自在であり、本体ケース内側に回転具がある
ので、ホース組立ての吸込口へは弁を介して嵌入
して回転具と接続されるので回転具は確実に汚れ
が防止され、破損・歪みが発生しづらく耐久性に
優れており、ホース組立ての内側の独立した流路
を形成する吐出口が周囲の空間を形成するにぎり
部より本体ケース内側に嵌入しているので屈曲部
で発生する騒音は周囲の別空間からなるにぎり部
により確実に遮音され、にぎり部近くよりの外気
の侵入も防止されるし、太くなつたにぎり部はホ
ースの着脱時にぎりやすく、一番負荷の加わる屈
曲部分が二重構造であるので耐久性にも大変優れ
ているし、弁が常に集塵室内の塵埃の外への飛散
が防止されて衛生的であるという特有の効果を有
している。
しかも、可撓ホースの吸引空気の流路の周囲を
覆うにぎり部の吸込口側端部の形状が略円形であ
るので、ホース取り付け時にホースの外周のにぎ
り部分まで、吸込口に回転をさまたげることなく
接続できるだけでなく、その吸込口側端部が、本
体の内側の回転具に当接しているのでホースの回
転が、本体に対して安定しており、その上、当接
部分の耐久性も優れているという特有の効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した電気掃除
機の外観図、第2図は要部断面図、第3図はホー
スを外した状態の要部断面図、第4図は回転具の
上面図、第5図は回転具の詳細断面図、第6図は
ホース組立ての部分断面図、第7図は第6図A−
A断面図、第8図はホース組立ての下面図、第9
図は第6図のB−B断面図、第10図・第11は
実公昭48−42760号公報に記載された従来の電気
掃除機の要部断面側面図、第12図〜第14図は
実公昭46−17346号公報に記載された従来の電気
掃除機を示す図で、第12図はホース吸込口への
接続部のカバーを脱した状態の正面図、第13図
は同上側面図、第14図は第12図のAA線部横
断面図、第15図・第16図は実公昭58−145153
号公報に記載された従来の電気掃除機のホース吸
込口の要部断面図と分解斜視図、第17図は実開
昭50−132956号公報に示された従来の電気掃除機
の要部断面図、第18図は実公昭45−17750号公
報記載の従来の電気掃除機の側断面図、第19図
は実公昭51−22551号公報記載のセントラル型吸
塵装置の要部断面図である。 図において、1は本体ケース、4は排気口、1
1は塵埃吸引用ホース組立て、13は接続曲がり
パイプ、16は吸引部、17は吐出口、18は屈
曲部、19はにぎり部、33は開閉蓋、37は吸
込口、44は回転具、66は逆止弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動送風機と塵埃捕集用フイルターを内蔵した
    本体ケース上面に吸込口を設け、一端が前記吸込
    口に着脱自在に接続され他端に可撓ホースを有し
    吸引空気の流路となるホース組立てとを備えた電
    気掃除機において、前記吸込口近傍の本体ケース
    内側に前記吸込口との間を弾性体からなる弁を有
    し、前記ホース組立ての接続時に前記ホース組立
    てと一体的に360°回転自在に回転する回転具を設
    け、前記ホース組立ての前記一端に、前記弁より
    本体ケース内側に嵌入して前記流路と前記塵埃捕
    集用フイルターを連通させる吐出口と、前記可撓
    ホースに連通する吸込口と、前記吐出口と連記吸
    込部との間の屈曲部と、嵌入部分を除く前記吐出
    部から前記屈曲部にかけての周囲を覆い前記流路
    とは独立した空間を形成するにぎり部とを一体形
    成した接続曲りパイプを設け、前記にぎり部の前
    記吸込口側端部の外形形状を略円形に形成し、こ
    の端部が前記ホース組立ての接続時に前記回転具
    に当接することを特徴とする電気掃除機。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827771U (ja) * 1971-08-05 1973-04-04
JPS5122551U (ja) * 1974-08-07 1976-02-19
JPS5536212U (ja) * 1978-08-25 1980-03-08

Patent Citations (3)

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