JPH05255208A - 貯蔵安定性の1−ジ(c1〜c3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオール - Google Patents
貯蔵安定性の1−ジ(c1〜c3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールInfo
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- JPH05255208A JPH05255208A JP33155892A JP33155892A JPH05255208A JP H05255208 A JPH05255208 A JP H05255208A JP 33155892 A JP33155892 A JP 33155892A JP 33155892 A JP33155892 A JP 33155892A JP H05255208 A JPH05255208 A JP H05255208A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C213/00—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C213/04—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton by reaction of ammonia or amines with olefin oxides or halohydrins
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 貯蔵安定性の1−ジ(C1〜C3−)アルキル
アミノ−2,3−プロパンジオール。 【構成】 グリシドと、対称又は非対称のジ(C1〜C3
−)アルキルアミンとを、1対1以上のモル比で、溶剤
の存在下又は不存在下で反応させ、かつ反応混合物を蒸
留処理することによる貯蔵安定性の1−ジ(C1〜C
3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールの製
法において、未反応アミン及び更に存在する溶剤を実質
的に除去した反応混合物を、150℃〜200℃で0.
5〜5時間熱処理し、かつ引き続き蒸留する。 【効果】 本発明により製造された生成物は、貯蔵の際
に実質的に変色しない。
アミノ−2,3−プロパンジオール。 【構成】 グリシドと、対称又は非対称のジ(C1〜C3
−)アルキルアミンとを、1対1以上のモル比で、溶剤
の存在下又は不存在下で反応させ、かつ反応混合物を蒸
留処理することによる貯蔵安定性の1−ジ(C1〜C
3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールの製
法において、未反応アミン及び更に存在する溶剤を実質
的に除去した反応混合物を、150℃〜200℃で0.
5〜5時間熱処理し、かつ引き続き蒸留する。 【効果】 本発明により製造された生成物は、貯蔵の際
に実質的に変色しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵安定性の1−ジ
(C1〜C3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオ
ール、殊にジメチルアミノプロパンジオールを、グリシ
ド及び相当するジ(C1〜C3−)アルキルアミンから製
造する方法に関する。本発明により製造された生成物
は、貯蔵の際に実質的に変色しない。
(C1〜C3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオ
ール、殊にジメチルアミノプロパンジオールを、グリシ
ド及び相当するジ(C1〜C3−)アルキルアミンから製
造する方法に関する。本発明により製造された生成物
は、貯蔵の際に実質的に変色しない。
【0002】
【従来の技術】1−ジアルキルアミノ−2,3−プロパ
ンジオールは、自体公知の方法で、グリセリンモノクロ
ロヒドリンとジアルキルアミンから製造することができ
る。この方法により製造された1−ジ(C1〜C3)アル
キルアミノ−2,3−プロパンジオールは、確かに貯蔵
安定性である。すなわち、これは、貯蔵時にほとんど変
色しない。しかしながら、この方法は、分離した塩化水
素酸からの塩の発生により、生態学的観点から不利であ
る。反応成分としてグリセリンモノクロロヒドリンの代
わりに、グリシド(2,3−エポキシプロパノール)を
使用する二者選択的方法によれば、相当するジアルキル
アミノプロパンジオールは、高収率で、全く塩の発生な
しに製造することができる。グリシドと2級アミンから
なるジアルキルアミノプロパンジオールの製造は、詳細
に記載されている(Glucidol,Properties reactions a
nd applications,A.Kleemann 及び R.Wangner,A.Huet
higVerlag(1981),90〜94頁参照)。反応成分は、当モル
で使用される;しかしながら、1級アミン又はアンモニ
アの場合、過剰のアミンが有利である。反応は、不活性
溶剤の存在下でか、又は過剰のアミンの場合、不活性溶
剤の不存在下で実施することができる(欧州特許(EP
−B)第0038409号明細書、西独特許(DE)第
3014098 C2号明細書参照)。
ンジオールは、自体公知の方法で、グリセリンモノクロ
ロヒドリンとジアルキルアミンから製造することができ
る。この方法により製造された1−ジ(C1〜C3)アル
キルアミノ−2,3−プロパンジオールは、確かに貯蔵
安定性である。すなわち、これは、貯蔵時にほとんど変
色しない。しかしながら、この方法は、分離した塩化水
素酸からの塩の発生により、生態学的観点から不利であ
る。反応成分としてグリセリンモノクロロヒドリンの代
わりに、グリシド(2,3−エポキシプロパノール)を
使用する二者選択的方法によれば、相当するジアルキル
アミノプロパンジオールは、高収率で、全く塩の発生な
しに製造することができる。グリシドと2級アミンから
なるジアルキルアミノプロパンジオールの製造は、詳細
に記載されている(Glucidol,Properties reactions a
nd applications,A.Kleemann 及び R.Wangner,A.Huet
higVerlag(1981),90〜94頁参照)。反応成分は、当モル
で使用される;しかしながら、1級アミン又はアンモニ
アの場合、過剰のアミンが有利である。反応は、不活性
溶剤の存在下でか、又は過剰のアミンの場合、不活性溶
剤の不存在下で実施することができる(欧州特許(EP
−B)第0038409号明細書、西独特許(DE)第
3014098 C2号明細書参照)。
【0003】今迄明らかにされなかった、グリシドを介
する方法の欠点は、製造した低級ジアルキルアミノプロ
パンジオール、殊にジメチルアミノプロパンジオール
が、貯蔵の際に黄変することである。この変色は、既
に、蒸留直後に認められる。変色は、先ず淡黄色であ
り、次いで、数日内に最大まで強められ、かつ高い蒸留
費又は空気遮断及び光遮断のような処理により抑制する
ことができる。
する方法の欠点は、製造した低級ジアルキルアミノプロ
パンジオール、殊にジメチルアミノプロパンジオール
が、貯蔵の際に黄変することである。この変色は、既
に、蒸留直後に認められる。変色は、先ず淡黄色であ
り、次いで、数日内に最大まで強められ、かつ高い蒸留
費又は空気遮断及び光遮断のような処理により抑制する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、グリ
シドと相当するジ−(C1〜C3−)アルキルアミンから
なる1−ジ(C1〜C3−)アルキルアミノ−2,3−プ
ロパンジオールを、グリシドと、ジ−(C1〜C3−)ア
ルキルアミンとを、モル比1対1以上で、溶剤の存在下
又は不存在下で反応させ、かつ反応混合物を蒸留により
後処理することにより製造する自体公知の方法を、貯蔵
安定性の、すなわち実質的に変色しない1−ジ(C1〜
C3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールを
得るように改良することである。
シドと相当するジ−(C1〜C3−)アルキルアミンから
なる1−ジ(C1〜C3−)アルキルアミノ−2,3−プ
ロパンジオールを、グリシドと、ジ−(C1〜C3−)ア
ルキルアミンとを、モル比1対1以上で、溶剤の存在下
又は不存在下で反応させ、かつ反応混合物を蒸留により
後処理することにより製造する自体公知の方法を、貯蔵
安定性の、すなわち実質的に変色しない1−ジ(C1〜
C3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールを
得るように改良することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、未反応アミ
ン及び更に存在する溶剤を実質的に除去した反応混合物
を、50〜200℃で0.5〜5時間熱処理し、かつ引
き続き蒸留することにより、解決されることが分かっ
た。
ン及び更に存在する溶剤を実質的に除去した反応混合物
を、50〜200℃で0.5〜5時間熱処理し、かつ引
き続き蒸留することにより、解決されることが分かっ
た。
【0006】熱処理は、繊維助剤を製造するための出発
生成物として重要性のある1−ジメチルアミノ−2,3
−プロパンジオールを製造するために、殊に重要であ
る。熱処理は、特に、1−ジメチルアミノ−2,3−プ
ロパンジオールの場合に、160〜190℃で、1〜3
時間かかって行なわれる。
生成物として重要性のある1−ジメチルアミノ−2,3
−プロパンジオールを製造するために、殊に重要であ
る。熱処理は、特に、1−ジメチルアミノ−2,3−プ
ロパンジオールの場合に、160〜190℃で、1〜3
時間かかって行なわれる。
【0007】グリシド及びジアルキルアミンの間の反応
は、モル比1対1以上、有利には1対2以上、殊に1対
2〜3で行なわれる。使用されたジアルキルアミンは、
C−原子2〜6個を有し、ジメチルアミン及びジエチル
アミンが有利であるが、異なるアルキル基を有するジア
ルキルアミンも使用できる。同時に、溶剤として過剰の
アミンを使用する。しかし、更に、反応の際に、他の溶
剤、例えば、低沸点アルコールの系及びエーテルからの
有機溶剤又は水も使用することができる。特に、過剰の
アミン及び場合による水以外に、更に有機溶剤を使用し
ない。実質的に水不含の反応媒体は、簡単な後処理を考
慮すると有利である。反応は、連続装置中でか、又は不
連続装置中で実施することができる。
は、モル比1対1以上、有利には1対2以上、殊に1対
2〜3で行なわれる。使用されたジアルキルアミンは、
C−原子2〜6個を有し、ジメチルアミン及びジエチル
アミンが有利であるが、異なるアルキル基を有するジア
ルキルアミンも使用できる。同時に、溶剤として過剰の
アミンを使用する。しかし、更に、反応の際に、他の溶
剤、例えば、低沸点アルコールの系及びエーテルからの
有機溶剤又は水も使用することができる。特に、過剰の
アミン及び場合による水以外に、更に有機溶剤を使用し
ない。実質的に水不含の反応媒体は、簡単な後処理を考
慮すると有利である。反応は、連続装置中でか、又は不
連続装置中で実施することができる。
【0008】グリシドの重合を避けるために、常に、グ
リシドをアミンに供給し、かつその逆はしない。反応温
度は、有利には100℃より低く、殊に30〜60℃の
範囲にする。60℃より低い沸点を有するジアルキルア
ミンを使用する場合、反応を、有利には、選択された反
応温度で生じる圧力で実施する。
リシドをアミンに供給し、かつその逆はしない。反応温
度は、有利には100℃より低く、殊に30〜60℃の
範囲にする。60℃より低い沸点を有するジアルキルア
ミンを使用する場合、反応を、有利には、選択された反
応温度で生じる圧力で実施する。
【0009】反応終了後に、反応混合物から、未反応ア
ミン及び更に存在する溶剤を十分に除去する;これは、
公知の蒸留処理を用いて及び/又は不活性ガスの使用下
での脱着処理により行なわれる。低沸点成分を実質的に
除去した反応混合物の熱処理は、常圧又は高めた圧力で
行なわれる。
ミン及び更に存在する溶剤を十分に除去する;これは、
公知の蒸留処理を用いて及び/又は不活性ガスの使用下
での脱着処理により行なわれる。低沸点成分を実質的に
除去した反応混合物の熱処理は、常圧又は高めた圧力で
行なわれる。
【0010】本発明により熱処理した1−ジ(C1〜C3
−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールは、蒸
留後、実際上無色であり、かつその色は、より永く貯蔵
した後も変化しない。粗製−ジアルキルアミノプロパン
ジオールもしくはグリシドを介する製造からの反応混合
物を簡単に熱処理することにより、公知の方法におい
て、非常に不利であると認められていた貯蔵時の変色を
避けることができた。
−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオールは、蒸
留後、実際上無色であり、かつその色は、より永く貯蔵
した後も変化しない。粗製−ジアルキルアミノプロパン
ジオールもしくはグリシドを介する製造からの反応混合
物を簡単に熱処理することにより、公知の方法におい
て、非常に不利であると認められていた貯蔵時の変色を
避けることができた。
【0011】意外にも、熱処理は、確認可能な収量損失
をもたらさない。
をもたらさない。
【0012】
例1 溶剤として水を用いる1−ジメチルアミノ−2,3−プ
ロパンジオールの製造 使用物質:33%水中溶液としてのジメチルアミン68
3g=5モル グリシド296g=4モル 反応の実施:水性アミンを、フラスコ中に装入し、かつ
50℃まで加温する。次いで、撹拌下に、グリシドを、
3時間かかって、温度が75℃を超えないように供給す
る。引き続き、50℃で更に2時間撹拌する。先ず、反
応混合物から、水及び過剰のアミンを蒸留的に除去す
る。次いで、粗生成物を常圧で175℃まで2時間加温
し、引き続き50℃まで冷却する。その後に、1−ジメ
チルアミノプロパンジオールを、10mバール及び塔頂
温度90℃で蒸留する。ジメチルアミノプロパンジオー
ル343gが得られ、この収率は、使用したグリシドに
対して理論量の72%に相当する。
ロパンジオールの製造 使用物質:33%水中溶液としてのジメチルアミン68
3g=5モル グリシド296g=4モル 反応の実施:水性アミンを、フラスコ中に装入し、かつ
50℃まで加温する。次いで、撹拌下に、グリシドを、
3時間かかって、温度が75℃を超えないように供給す
る。引き続き、50℃で更に2時間撹拌する。先ず、反
応混合物から、水及び過剰のアミンを蒸留的に除去す
る。次いで、粗生成物を常圧で175℃まで2時間加温
し、引き続き50℃まで冷却する。その後に、1−ジメ
チルアミノプロパンジオールを、10mバール及び塔頂
温度90℃で蒸留する。ジメチルアミノプロパンジオー
ル343gが得られ、この収率は、使用したグリシドに
対して理論量の72%に相当する。
【0013】色指数: 蒸留直後:50ハーゼン 6ケ月貯蔵後(特に予防処置なし):80ハーゼン。
【0014】例2 溶剤を用いない1−ジメチルアミノ−2,3−プロパン
ジオールの製造 使用物質: ジメチルアミン(無水)77.6kg=114l=1.
72Kモル グリシド51.0kg=45.8l=0.69Kモル 反応の実施:ジメチルアミンを、撹拌器及び供給ポンプ
を備えた圧力反応器(有効容量160l)中に装入し、
かつ40℃まで加温し、その際、圧力を3〜4バールに
調節する。グリシドを、4.5時間かかって、温度が4
0℃を超えないように供給する。その際、圧力は低下す
る。供給後に、グリシドが完全に反応するように、40
℃で1時間撹拌する。その後に、温度を60℃まで高
め、かつ過剰のアミン(約42kg)の大部分を除去す
る。残留するジメチルアミンを除去するために、反応混
合物を、蒸留容器中で、缶内温度60℃及び圧力10m
バールで処理する。粗生成物を、標準圧で2時間、17
5℃まで加温し、引き続き、再び60℃まで冷却する。
引き続き、ジメチルアミノプロパンジオールを10mバ
ール及び塔頂温度90℃で蒸留する。ジメチルアミノプ
ロパンジオール75.2kgが得られ、この収率は、使
用したグリシドに対して理論量の92%に相当する。
ジオールの製造 使用物質: ジメチルアミン(無水)77.6kg=114l=1.
72Kモル グリシド51.0kg=45.8l=0.69Kモル 反応の実施:ジメチルアミンを、撹拌器及び供給ポンプ
を備えた圧力反応器(有効容量160l)中に装入し、
かつ40℃まで加温し、その際、圧力を3〜4バールに
調節する。グリシドを、4.5時間かかって、温度が4
0℃を超えないように供給する。その際、圧力は低下す
る。供給後に、グリシドが完全に反応するように、40
℃で1時間撹拌する。その後に、温度を60℃まで高
め、かつ過剰のアミン(約42kg)の大部分を除去す
る。残留するジメチルアミンを除去するために、反応混
合物を、蒸留容器中で、缶内温度60℃及び圧力10m
バールで処理する。粗生成物を、標準圧で2時間、17
5℃まで加温し、引き続き、再び60℃まで冷却する。
引き続き、ジメチルアミノプロパンジオールを10mバ
ール及び塔頂温度90℃で蒸留する。ジメチルアミノプ
ロパンジオール75.2kgが得られ、この収率は、使
用したグリシドに対して理論量の92%に相当する。
【0015】色指数: 蒸留直後:30ハーゼン 6ケ月貯蔵後(特に予防処理なし):80ハーゼン 空気−及び光遮断下で6ケ月貯蔵後:45ハーゼン。
【0016】比較例 1−ジメチルアミノ−2,3−プロパンジオールを例2
と同様にして製造したが、その際、175℃での熱処理
を実施しなかった。収率は、理論量の92%である。
と同様にして製造したが、その際、175℃での熱処理
を実施しなかった。収率は、理論量の92%である。
【0017】色指数: 蒸留直後:150ハーゼン 6ケ月貯蔵後(特に予防処理なし):>1000ハーゼ
ン 空気−及び光遮断下で6ケ月貯蔵後:400ハーゼン。
ン 空気−及び光遮断下で6ケ月貯蔵後:400ハーゼン。
Claims (3)
- 【請求項1】 グリシドと、対称又は非対称のジ(C1〜
C3−)アルキルアミンとを、1対1以上のモル比で、溶
剤の存在下又は不存在下で反応させ、かつ反応混合物を
蒸留により後処理することによる、貯蔵安定性の1−ジ
(C1〜C3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオー
ルの製法において、未反応アミン及び更に存在する溶剤
を実質的に除去した反応混合物を、150℃〜200℃
で、0.5〜5時間熱処理し、かつ引き続き蒸留するこ
とを特徴とする、貯蔵安定性の1−ジ(C1〜C3−)ア
ルキルアミノ−2,3−プロパンジオールの製法。 - 【請求項2】 1−ジメチルアミノ−2,3−プロパン
ジオールをグリシド及びジメチルアミンから製造し、そ
の際、反応を、特に、ジメチルアミン及び必要に応じて
水以外の溶剤の不存在下で実施する、請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 熱処理を、160℃〜190℃で1〜2
時間実施する、請求項2記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4141349.0 | 1991-12-14 | ||
DE19914141349 DE4141349C1 (ja) | 1991-12-14 | 1991-12-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05255208A true JPH05255208A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=6447109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33155892A Pending JPH05255208A (ja) | 1991-12-14 | 1992-12-11 | 貯蔵安定性の1−ジ(c1〜c3−)アルキルアミノ−2,3−プロパンジオール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0547402A3 (ja) |
JP (1) | JPH05255208A (ja) |
CA (1) | CA2084335A1 (ja) |
DE (1) | DE4141349C1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6284930B1 (en) | 1999-07-30 | 2001-09-04 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Process for the preparation of 3-hydroxypropanal |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3014098C2 (de) * | 1980-04-12 | 1984-08-30 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von 1-Amino-propandiol-(2,3) |
JPS625939A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 酸着色のないトリエタノ−ルアミンの製造方法 |
-
1991
- 1991-12-14 DE DE19914141349 patent/DE4141349C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-23 EP EP19920119879 patent/EP0547402A3/de not_active Withdrawn
- 1992-12-02 CA CA 2084335 patent/CA2084335A1/en not_active Abandoned
- 1992-12-11 JP JP33155892A patent/JPH05255208A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0547402A2 (de) | 1993-06-23 |
EP0547402A3 (en) | 1993-09-08 |
DE4141349C1 (ja) | 1993-06-03 |
CA2084335A1 (en) | 1993-06-15 |
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