JPH0525483U - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JPH0525483U JPH0525483U JP7145991U JP7145991U JPH0525483U JP H0525483 U JPH0525483 U JP H0525483U JP 7145991 U JP7145991 U JP 7145991U JP 7145991 U JP7145991 U JP 7145991U JP H0525483 U JPH0525483 U JP H0525483U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- led element
- led
- display device
- green
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】赤色発光部分21および緑色発光部分22を有
する1個のLED素子2RGと、2個の緑色LED素子
2Gとで、単位ドット10が構成されている。そして、
この単位ドット10がマトリクス配列されている。 【効果】橙色での表示を高輝度で行うことができるか
ら、たとえば路線バスの行き先表示用として有利に用い
ることができる。
する1個のLED素子2RGと、2個の緑色LED素子
2Gとで、単位ドット10が構成されている。そして、
この単位ドット10がマトリクス配列されている。 【効果】橙色での表示を高輝度で行うことができるか
ら、たとえば路線バスの行き先表示用として有利に用い
ることができる。
Description
【0001】
本考案は、路線バスの車体の前部または後部に設けられて、その行き先の表示 を行う場合などに好適に用いられる表示装置に関するものである。
【0002】
たとえば路線バスの車体には、その前部や後部などに行き先を表示するための 表示装置が設けられ、旅客のバスの選択の便宜に供されている。この行き先表示 用の表示装置の基本的な構成は、図6に示されている。行き先などを表す文字を 表面に形成した帯状の可撓性シート体31は、一対のロール32,33に巻回さ れ、該当する行き先を表す文字を形成した部分がロール32,33の間の表示領 域34に位置するようにされる。ロール32,33は図外の駆動装置により各軸 線まわりに回転駆動されるようになっており、一方のロール32(またはロール 33)を駆動してシート体31を巻き上げることにより、他方のロール33(ま たは32)が従動してシート体31が繰り出される。このようにして、シート体 31の任意の部分に形成した文字を表示領域34に位置させ、任意の行き先を選 択して表示させることができる。
【0003】 表示領域34において、シート体31の背後には、蛍光灯35が配置されてお り、夜間における視認性の向上が図られている。36は、取付け用のフレームで ある。
【0004】
しかしながら、上記のような表示装置では、表示を変更するためにはシート体 31の巻き上げが必要であるため、表示の変更に長時間を要する場合があるとい う問題がある。 しかも、シート体31の移動のためにモータなどを含む機械的構成が必要であ るため、故障が生じやすいという問題もある。
【0005】 さらには、蛍光灯35の寿命が短いため、短期サイクルでのメンテナンスを要 するという問題もあった。 また、新しい行き先の表示を追加するためには、この新しい行き先を形成した 新たなシート体が必要となったり、シート体の余剰部分に新しい行き先を形成し たりすることが必要となったりして、多大な労力と費用とを要するという問題も あった。
【0006】 このような問題を解決するために、たとえば複数のLED(発光ダイオード) 素子をマトリクス配列し、各LED素子を選択的に点灯することによって、行き 先を表す文字をドットマトリクス表示することが考えられる。 この場合に、路線バスの行き先の表示は、比較的遠距離からも視認できること が必要であるから、LED素子には、必然的に高輝度のものを用いる必要がある 。ところが、このような要求を充足できるほど高輝度のLED素子としては、現 状では、赤色LED素子が存在しているに過ぎない。すなわち、緑色LED素子 や橙色LED素子には、充分な輝度が得られるものが存在しておらず、遠距離か らの視認性を考慮すると、赤色LED素子を使用せざるを得ない。
【0007】 しかしながら、赤色LED素子をバスの車体の前部や後部において、車外に向 けて取り付け、高輝度の赤色光を車外に向けて発生させることは、「道路運送車 両の保安基準」第42条の規定により、容認されないという問題がある。 したがって、結局、従来では、ドットマトリクスLED表示パネルを、路線バ スの行き先表示用に使用することができなかった。
【0008】 そこで、本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、LED素子を用いたド ットマトリクス表示により、赤色光以外での高輝度の表示を実現した表示装置を 提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するための本考案の表示装置は、赤色光および緑色光を同時 発光するLED素子と、少なくとも1個の緑色LED素子とで単位ドットを構成 し、この単位ドットをマトリクス配列したものである。
【0010】
上記の構成によれば、赤色光および緑色光を同時発光するLED素子を用いて おり、このようなLED素子からはほぼ橙色の光が発生する。また、赤色光は高 輝度で発生させることができるから、充分に高輝度の光を出力させることができ る。その一方で、高輝度の赤色光を緩和するために、上記のLED素子に、少な くとも1個の緑色LED素子を付加して単位ドットが構成されており、一層橙色 に近い表示が可能となっている。
【0011】 上記のような単位ドットは、マトリクス配列され、文字などの表示のために用 いられる。したがって、本考案の表示装置はドットマトリクスLED表示パネル としての基本構成を有しているから、表示の切換えが高速に行え、耐久寿命も長 く、またメンテナンスも簡素化できる。
【0012】
以下、本考案の実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。 図2は、本考案の一実施例の表示装置の基本的な構成を示す分解斜視図である 。この図2には、1文字の漢字やかな文字などを表示するために用いられる単位 モジュールが示されており、表示装置はこの単位モジュールを1個または複数個 組み合わせて構成される。すなわち、路線バスの車体の前部または後部に取り付 けられて、行き先の表示のために用いられるときには、必要な文字数だけ当該単 位モジュールが用いられることになる。
【0013】 図2を参照して、裏面に配線導体を形成したプリント配線基板1の表面に、複 数の高輝度LED素子2が実装されている。LED素子2には、図1に拡大して 示すように赤色発光部分21と緑色発光部分22とを有するLED素子2RGと 、緑色LED素子Gとが含まれている。このLED素子2を実装したプリント配 線基板1には、LED素子2の発光部分が挿通する複数の孔3と外乱光を防ぐた めのシェード4を形成した合成樹脂製の格子枠5が嵌め込まれる。格子枠5は、 このボス6を挿通し、さらにプリント配線基板1に形成した挿通孔7を挿通する ボルト8により、プリント配線基板1とともに図外のフレームに固定される。
【0014】 図3は、LED素子2を実装したプリント配線基板の平面図である。本実施例 の表示装置では、マトリクス配列されている単位ドット10は、1個のLED素 子2RGと、2個の緑色LED素子2Gとで構成されている。各LED素子2は 、たとえば直径が5mmのものである。単位ドット10を構成する3個のLED素 子2は、それぞれの中心位置が正三角形の各頂点に位置するように配置されてい る。このような単位ドット10が、縦方向に16個、横方向に16個の、マトリ クス配列されている。
【0015】 各単位ドット10において、1個のLED素子2RGと、2個の緑色LED素 子2Gとは、個別に点灯制御できるようになっていてもよい。 LED素子2RGでは、その赤色発光部分21と緑色発光部分22とが同時に 発光し、この結果LED素子2RGからの出力光は、見掛け上橙色になる。しか し、一般に、赤色発光部分21からの赤色光は、緑色発光部分22からの緑色光 よりも輝度が高くなる。そこで、単位ドット10を、LED素子2RGのほかに 2個の緑色LED素子2Gを含ませて構成することで、高輝度の赤色光を緩和し 、より橙色に近い表示を実現している。
【0016】 なお、赤色発光部分21から発生される赤色光は充分に高輝度であるため、こ の表示装置は、遠方から表示が視認される用途に対しても充分に機能を果たすこ とができ、路線バスの行き先表示用などとして好適に用いることができる。 図4は格子枠5の平面図であり、図5は図4の切断面線V−Vから見た断面図 である。格子枠5の基板15には、単位ドット10を構成する3個ずつのLED 素子2がそれぞれ挿通する略三角形の孔3が、各単位ドット10に対応する位置 に形成されている。そして、水平方向に整列して1行を構成する16個の単位ド ット10を区切るように、基板15から起立したシェード4が形成されている。 このシェード4は、上方からの光が表示パネルの表面に入射することを防いで、 表示パネル表面からの外乱光の反射を抑制して視認性を向上するためのものであ る。
【0017】 以上のように本実施例の表示装置では、赤色光および緑色光を同時発光する1 個のLED素子2RGと、2個の緑色LED素子2Gとで単位ドット10を構成 し、この単位ドット10をマトリクス配列しており、ドットマトリクスLED表 示パネルとしての基本構成を有している。 このため、路線バスの行き先表示用として用いた場合に、行き先の表示の変更 を瞬時に行える。また、LED素子2の寿命は充分に長いため、表示装置として の寿命も長くなる。しかも、メンテナンスをほとんど要しないという利点がある 。
【0018】 さらに、赤色LED素子を用いずに、ほぼ橙色光を発生するLED素子2RG を用いており、さらにLED素子2RGとともに単位ドット10を構成する2個 の緑色LED素子2Gによって赤色光を緩和して一層橙色に近い表示を実現して いるので、保安基準上の問題が生じることもない。その一方で、LED素子2R Gの赤色発光部分21は充分に高輝度での発光が可能であるから、本実施例の表 示装置は、遠方から視認される用途にも充分に対応することができ、路線バスの 行き先表示用として有利に適用することができる。
【0019】 また、路線バスなどで用いられるのでなく、屋内外における通常の表示装置と して用いられる場合には、LED素子2RGとLED素子2Gとを個別に点灯制 御することで、緑色と橙色との2色表示を行うこともできる。 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではない。たとえば、上記の実 施例では、単位ドット10が1個のLED素子2RGと、2個の緑色LED素子 2Gとで構成されているが、単位ドットには赤色光および緑色光を同時発光する LED素子とともに、少なくとも1個の緑色LED素子が含まれていればよい。
【0020】 また、上記の実施例では、1文字を表示するための単位モジュールを16ドッ ト×16ドットで構成しているが、単位ドットのマトリクス配列の態様は任意で あり、たとえば24×24ドットで単位モジュールを構成したりすることも可能 である。 さらに、上記の実施例では、外乱光による影響を抑制するためにシェード4を 有する格子枠5を用いているが、このような格子枠は、必ずしも用いられる必要 はない。その他、本考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが 可能である。
【0021】
以上のように本考案の表示装置によれば、赤色光以外の光、すなわち橙色の光 を高輝度で発生させて、LED素子によるドットマトリクス表示が可能となる。 また、ドットマトリクスLED表示パネルとしての基本構成を有しているから 、表示の切換えが高速に行え、耐久寿命も長く、またメンテナンスも簡素化でき る。
【図1】本考案の一実施例の表示装置の要部の構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】表示装置を構成する単位モジュールの基本構成
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】LED素子を実装したプリント配線基板の平面
図である。
図である。
【図4】格子枠の平面図である。
【図5】格子枠の断面図である。
【図6】路線バスの行き先表示用に従来から用いられて
いる表示装置の構成を簡略化して示す図であり、(a) は
正面図であり、(b) は(a)の切断面線VI−VIから見た断
面図である。
いる表示装置の構成を簡略化して示す図であり、(a) は
正面図であり、(b) は(a)の切断面線VI−VIから見た断
面図である。
1 プリント配線基板 2 LED素子 2RG 赤色光と緑色光とを同時発光するLED素子 2G 緑色LED素子 4 シェード 5 格子枠 10 単位ドット 21 赤色発光部分 22 緑色発光部分
Claims (1)
- 【請求項1】赤色光および緑色光を同時発光するLED
素子と、少なくとも1個の緑色LED素子とで単位ドッ
トを構成し、この単位ドットをマトリクス配列したこと
を特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145991U JPH0525483U (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145991U JPH0525483U (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525483U true JPH0525483U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13461191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145991U Pending JPH0525483U (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525483U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016037164A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | レシップホールディングス株式会社 | 車載用表示装置 |
JP2018092058A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | レシップホールディングス株式会社 | 表示器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5633683A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Display unit |
JPS56132384A (en) * | 1980-03-22 | 1981-10-16 | Tokyo Shibaura Electric Co | Display unit |
JPS60256189A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-17 | 東芝ライテック株式会社 | 表示装置 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP7145991U patent/JPH0525483U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5633683A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Display unit |
JPS56132384A (en) * | 1980-03-22 | 1981-10-16 | Tokyo Shibaura Electric Co | Display unit |
JPS60256189A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-17 | 東芝ライテック株式会社 | 表示装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016037164A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | レシップホールディングス株式会社 | 車載用表示装置 |
JP2018092058A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | レシップホールディングス株式会社 | 表示器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6424269B1 (en) | LED warning signal light and light bar | |
US6995681B2 (en) | LED warning signal light and movable support | |
US6880276B2 (en) | Transparent electronic illuminated display | |
US11035540B2 (en) | Lamp for vehicle | |
JP2002287076A (ja) | 車両用表示装置 | |
KR101596731B1 (ko) | 패턴 점등 기능을 갖는 led가 부착된 안전 삼각대 | |
US20240125444A1 (en) | Lighting device for a motor vehicle | |
JPH0525483U (ja) | 表示装置 | |
JPH0922261A (ja) | 可動式ソーラー・バッテリー内蔵光ファイバー表示器 | |
JP3180957U (ja) | 視線誘導装置 | |
JP2675849B2 (ja) | 室内バックミラー | |
JPH10309001A (ja) | 車両案内表示装置 | |
JP2021193425A (ja) | タクシーの表示灯 | |
JP3235312B2 (ja) | タクシーの表示灯 | |
JPH0610383Y2 (ja) | バスの運賃表示装置 | |
JP3090221U (ja) | 工事現場等に設置される表示板 | |
JPH04122980A (ja) | 電光掲示装置 | |
JP2010060882A (ja) | 情報表示装置 | |
JP3048601U (ja) | キャラクター表示装置 | |
JPH064385Y2 (ja) | Led表示式標識装置 | |
JPH0673978U (ja) | 車両用モニター装置 | |
JP3013179U (ja) | 発光ダイオード表示器 | |
CN113646582A (zh) | 车辆用灯具 | |
JPH0546061Y2 (ja) | ||
JPH0525482U (ja) | ドツトマトリクスled表示パネル |