JPH0610383Y2 - バスの運賃表示装置 - Google Patents

バスの運賃表示装置

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JPH0610383Y2
JPH0610383Y2 JP1988069882U JP6988288U JPH0610383Y2 JP H0610383 Y2 JPH0610383 Y2 JP H0610383Y2 JP 1988069882 U JP1988069882 U JP 1988069882U JP 6988288 U JP6988288 U JP 6988288U JP H0610383 Y2 JPH0610383 Y2 JP H0610383Y2
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JP
Japan
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light emitting
light
film
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Application number
JP1988069882U
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JPH01172087U (ja
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毅 石橋
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Shizuki Electric Co Inc
Original Assignee
Shizuki Electric Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、バスの運賃表示装置に関する。
(従来の技術) 路線バスのような乗合バスの車内に設置されるパネル形
式の運賃表示装置には、バスの走行地点が変わるごとに
変更を必要とする事項(更新事項)と、変更を必要とし
ない事項(不変事項)を表示する部分を設けることが多
く、更新事項にはたとえば次駅の停留所名(行先)や整
理券番号に対応した運賃があり、不変事項にはたとえば
上記整理券番号や一定の注意事項や説明事項がある。
従来のバスの運賃表示装置において、更新事項はLED
やネオン管などを用いた表示部によって発光表示させる
形式のものが多く、また、不変事項は前面パネルやその
上に配設した透明なフィルムまたはシートに印刷により
表示した形式のものが多い。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来のバスの運賃表示装置において、印刷によ
り表示された不変事項は、昼間などの車内が明るいとき
によく見えても、夜間などの車内が暗いときには車内灯
による照明が行われているにもかかわらず見にくいこと
があり、特に、後部座席のような遠い位置からは非常に
見にくいという問題があった。また従来のバスの運賃表
示装置に対しては、コンパクト化についての要望もあ
る。
この考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、更新事
項と不変事項の双方を発光表示することによって、夜間
のように室内が暗いときでも、更新事項や不変事項がよ
く見え、しかもコンパクトに構成可能なバスの運賃表示
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案のバスの運賃表示装置は、不変事項としての整
理券番号を列状に表示する整理券番号表示列と、更新事
項としての運賃を整理券番号に対応して表示する運賃表
示列との並設列をさらに複数個並設して成るバスの運賃
表示装置において、上記整理券番号がフィルムまたはシ
ートに形成された透光部により表されていると共に、こ
のフィルムまたはシートの裏側に発光体を配置し、また
上記運賃表示列は発光表示体によって構成し、さらに上
記発光体は上記発光表示体よりも薄くして、これにより
上記発光体の裏面が発光表示体の裏面よりも前面側に位
置するよう構成し、一対の運賃表示列間において、一対
の発光表示体の間の位置であって、かつ上記発光体の裏
側に形成される空間を配線スペースとしていることを特
徴としている。
(作用) この構成のバスの運賃表示装置によると、更新事項はそ
の表示部において発光表示される。また、不変事項は、
発光体からでた光が不変事項を表している不透光性のフ
ィルムまたはシートの透光部を透過することによって表
示される。そのため、更新事項や不変事項は、昼間のよ
うに車内が明るいときでも夜間のように車内が暗いとき
でも明確に視認される。また一対の発光表示体の間の位
置であって、かつ発光体の裏側に形成される空間を配線
スペースとし、発光体や発光表示体から導設される配線
の設置スペースとして利用し得るようにしてあるので、
その分だけ運賃表示装置をコンパクト、つまり薄形に構
成し得ることになる。
(実施例) 第1図及び第2図はこの考案の実施例によるパネル形式
の運賃表示装置を示している。1は偏平な箱形のケーシ
ングで、ケーシング本体2と縁枠3とより成り、縁枠3
がケーシング本体2にヒンジ機構4を介して開閉自在に
取り付けられ、かつ、ターンバックル5により縁枠3が
ケーシング本体2にロックされる構成になっている。図
示例の運賃表示装置において、更新事項は次駅の停留所
の表示と運賃であり、停留所名はケーシング1の前面の
左側に設けられた縦長の行先表示部6に表示され、運賃
はケーシング1の前面のほぼ全体に亘って縦横に規則的
に並べられた所要数の運賃表示部7・・に表示される。
また、不変事項は行先表示部6の表示が次駅の停留所名
であることをわかりやすくするための説明書きと、小児
運賃についての注意事項と、整理券番号であり、行先表
示部6の上下にそれぞれ設けられた表示部8、8に説明
書きが表示され、ケーシング1の前面の右上に設けられ
た横長の表示部9に注意事項が表示され、横に並んでい
る複数の運賃表示部7・・のそれぞれの表示列の上に設
けられた横長の表示部10に整理券番号が列状に表示さ
れる。そして図のように、上記運賃を表示した表示列と
整理券番号を表示した表示列とは並設され、さらにこの
並設列が上下に4段にわたって並設されている。
ケーシング1の前面にはその全体を覆う状態で比較的腰
の強い合成樹脂のフィルムまたはシート(以下、これら
両者を含めてフィルムという。)が配設されている。こ
のフィルムは行先表示部6と運賃表示部7に対応する部
分、及び不変事項の表示部8、9、10に表示される不
変事項を表す文字や数字をかたどった部分だけが透光性
を有し、その他の部分は不透光性を有するものである。
このフィルムは第3図に具体的に例示してあるように、
透明な合成樹脂薄層12の裏面または表面(図示例は裏
面)に不透光性を有するマスク層13を印刷などの公知
手段によってパターン形成することにより製作されてお
り、上記薄層12のマスク層13で覆われていない部
分、たとえば第4図に示すように整理券番号「3」をか
たどった部分やその整理券番号「3」に対応する運賃表
示部7に透光性が具備されている。第3図においては、
透光性が付与されている部分のうち、不変事項を表して
いる透光部に符号15を付してある。14はフィルムを
示す。
行先表示部6での表示には、たとえばLEDを発光ドッ
トに用いた16×16ドットマトリックス発光表示体ユニッ
トが必要数だけ縦に並べて用いられる一方、運賃表示窓
7における表示には、例えばLEDやネオンランプを用
いた発光表示体17が用いられており、いずれも発光表
示可能である。
また、第3図に示すように上記フィルム14の裏側には
整理券番号の表示部10・・に対応する個所に帯形の平
面状の発光体16・・が配設されている。この発光体1
6には第5図に示したEL発光体を好適に用いることが
可能である。このEL発光体は、発光層20を背面電極
21と透明電極22で挟み、交流電源23を用いて上記
発光層20に強い電場をかけることによって発光層20
を発光させるもので、それ自体は公知であり、豆電球な
どのような発熱を伴う光源に比べて消費電力が少なく、
耐用寿命が長い特徴を有している。このような発光体1
6において、発光層20から出た光は透明電極22及び
フィルム14の透光部15を透過する。図示していない
が、フィルム14の裏側には説明書きの表示部8、8や
注意書きの表示部9に対応する個所にも同様に平面状の
発光体が配設されている。第3図において、17は運賃
を表示するための発光表示体であり、この発光表示体1
7は上記発光体16に比べて嵩高であるため、上記発光
体16の裏側で発光表示体17、17の相互間には空間
Sが形成される。この空間Sは発光体16あるいは発光
表示体17から導設される電線(不図示)の配線スペー
スとして利用され、この構造により運賃表示装置のコン
パクト化を可能にしている。なお、第5図において、2
3は透光性を有するパッケージフィルムを示している。
以上説明した運賃表示装置によると、運賃表示部7・・
では発光表示体17から出た光がフィルム14の透光性
を有する部分を透過し、その透過光により整理券番号に
対応する運賃が発光表示される。行先表示部6について
も同様に発光表示体(不図示)により次駅の停留所名が
発光表示される。また、整理券番号は発光体16から出
た光がフィルム14の透光部15を透過することにより
発光表示される。このため、この実施例の運賃表示装置
は、更新事項のみならず、不変事項も発光表示でき、夜
間などの車内が暗いときでも不変事項が更新事項と同様
によく見えるようになる。
不変事項の発光表示は車内灯や前照灯の点灯に連動させ
て夜間のみ行っても、車内灯や前照灯とは別個に行って
もよい。そして、夜間のみ不変事項を発光表示させる場
合においては、発光体16のパッケージフィルム23を
黄色や赤色などの所望の色に着色しておき、昼間にはそ
のパッケージフィルム23の色がフィルム14の透光部
15を透して見えるようにしておいてもよい。また、透
光部15を着色しておいてもよい。
(考案の効果) この考案のバスの運賃表示装置は、更新事項と不変事項
の双方がいずれも発光表示されるため、車内の明るさに
関係なく、夜間のように車内が暗いときであってもそれ
らの事項がよく見えるようになる。また、発光体の裏側
に必然的に形成されるスペースを発光体の配線用スペー
スとして有効利用でき、このような構造により運賃表示
装置のコンパクト化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例によるバスの運賃表示装置の
正面図、第2図は同装置の底面図、第3図は同装置の要
部を拡大して示す縦断側面図、第4図はフィルムの要部
を示す拡大正面図、第5図は発光体の原理図である。 6……行先表示部、7……運賃表示部、8……説明書き
の表示部、9……注意書きの表示部、10……整理券番
号の表示部、14……フィルム、15……透光部、16
……発光体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】不変事項としての整理券番号を列状に表示
    する整理券番号表示列と、更新事項としての運賃を整理
    券番号に対応して表示する運賃表示列との並設列をさら
    に複数個並設して成るバスの運賃表示装置において、上
    記整理券番号がフィルムまたはシートに形成された透光
    部により表されていると共に、このフィルムまたはシー
    トの裏側に発光体を配置し、また上記運賃表示列は発光
    表示体によって構成し、さらに上記発光体は上記発光表
    示体よりも薄くして、これにより上記発光体の裏面が発
    光表示体の裏面よりも前面側に位置するよう構成し、一
    対の運賃表示列間において、一対の発光表示体の間の位
    置であって、かつ上記発光体の裏側に形成される空間を
    配線スペースとしていることを特徴とするバスの運賃表
    示装置。
JP1988069882U 1988-05-26 1988-05-26 バスの運賃表示装置 Expired - Lifetime JPH0610383Y2 (ja)

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JPH01172087U JPH01172087U (ja) 1989-12-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184984U (ja) * 1981-05-20 1982-11-24
JPS634231U (ja) * 1986-06-24 1988-01-12

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JPH01172087U (ja) 1989-12-06

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