JPH05254353A - 水素エンジンの水素ガス供給装置及び該供給装置への水素供給方法 - Google Patents

水素エンジンの水素ガス供給装置及び該供給装置への水素供給方法

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JPH05254353A
JPH05254353A JP9001292A JP9001292A JPH05254353A JP H05254353 A JPH05254353 A JP H05254353A JP 9001292 A JP9001292 A JP 9001292A JP 9001292 A JP9001292 A JP 9001292A JP H05254353 A JPH05254353 A JP H05254353A
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JP
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hydrogen
fuel
engine
hydrogen gas
fuel cartridge
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Application number
JP9001292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Minami
孝則 南
Noriaki Shiraishi
紀明 白石
Tsutomu Shimizu
勉 清水
Kenji Takakura
健治 高椋
Yoshinori Taio
良則 對尾
Yoshio Mizushima
善夫 水島
Kazuyuki Yoshimoto
和幸 吉本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水素ガスが燃料として使用される水素エンジ
ンにおいて、水素の補給の困難性を解消することを主た
る目的とする。 【構成】 エンジンの燃料供給システムに設けられた水
素貯蔵部2に複数のジョイント部12…12を有する接
続ユニット8を設けて、各ジョイント部12に設けた分
岐通路5aをエンジンへ通じる燃料供給通路5に集合さ
せる。そして、水素吸蔵合金を内蔵した燃料カートリッ
ジ11を上記ジョイント部12に着脱自在に装着するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水素を燃料として使用
するようにしたエンジンの水素ガス供給装置及び該供給
装置への水素の供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などのエンジンとして所謂
水素エンジンが注目されている(例えば、特開昭62−
279264号公報参照)。これは、エンジンの燃料と
して水素ガスを使用するようにしたもので、燃焼後には
水しか生成されないことからクリーンなエンジンとして
実用化が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の水素エンジンの実用化にあたっては未だ解決されてい
ない課題が存在する。
【0004】すなわち、一般に水素ガスは高圧容器に充
填された状態で流通されるようになっているため、特に
容積あたりの充填量が小さいことから輸送コストが高く
なり、例えば液体状態での輸送が可能なガソリンに比べ
て価格が高くなるという問題がある。
【0005】また、特にスペース的に制約される自動車
においては多量の水素を搭載することができないことか
ら、水素を頻繁に補給しなければならないことになる
が、社会的基盤が整備されていない現状においては水素
を補給できる所が少なく、水素エンジンの普及化にあた
っての大きな阻害要因となっている。
【0006】この発明は水素エンジンの実用化にあたっ
ての上記の問題に対処するもので、水素の補給の困難性
を解消することを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る水素エンジン
の水素ガス供給装置は、水素ガスが燃料として使用され
る水素エンジンにおいて、エンジンに対して水素吸蔵合
金を備えた燃料カートリッジを着脱自在としたことを特
徴とする。
【0008】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係る水素エンジンの水素ガス供給装置
は、第1発明の構成において、エンジンに燃料カートリ
ッジが接続される複数の接続部を設けたことを特徴とす
る。
【0009】そして、本願の請求項3の発明(以下、第
3発明という)に係る水素エンジンの水素ガス供給装置
は、上記第1、第2発明の構成において、燃料カートリ
ッジを20Kgfを超えない重量としたことを特徴とす
る。
【0010】さらに、本願の請求項4の発明(以下、第
4発明という)に係る水素エンジンの水素ガス供給装置
は、上記エンジンの燃料供給通路に水素吸蔵合金を備え
た複数の燃料カートリッジを並列状態で接続すると共
に、上記燃料供給通路から分岐されて燃料カートリッジ
側に通じる分岐通路上にそれぞれ設置された複数のバル
ブ手段と、これらのバルブ手段よりも下流側の燃料供給
通路に設置された第1圧力検出手段と、上記各バルブ手
段よりも上流側にそれぞれ設置された第2圧力検出手段
と、この第2圧力検出手段による検出結果を受けて燃料
カートリッジの水素貯留状態を判定する水素貯留状態判
定手段と、上記第1圧力検出手段によって検出される燃
料供給通路に接続された複数の燃料カートリッジのうち
の一部の燃料カートリッジの圧力が所定値以下のとき
に、他の燃料カートリッジ側を燃料供給通路に連通すべ
くバルブ手段を切り換えるバルブ制御手段と、このバル
ブ制御手段によるバルブ手段の切換動作に基づいて燃料
の残量表示を行う残量表示手段とを設けたことを特徴と
する。
【0011】一方、本願の請求項5の発明(以下、第5
発明という)に係る水素エンジンの水素ガス供給装置へ
の水素供給方法は、水素生産場所で生産された水素を水
素吸蔵合金に吸蔵させた状態で輸送すると共に、使用時
に際して水素吸蔵合金に吸蔵させた状態で上記水素ガス
供給装置へ水素を供給することを特徴とする。
【0012】さらに、本願の請求項6(以下、第6発明
という)に係る水素エンジンの水素ガス供給装置への水
素供給方法は、水素吸蔵合金を備えた燃料カートリッジ
に水素を吸蔵させた状態で貯蔵すると共に、使用時に際
して該燃料カートリッジを使用済みの燃料カートリッジ
と交換することにより水素ガス供給装置へ水素を供給す
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】第1〜第3発明によれば、エンジンに対して水
素吸蔵合金を備えた燃料カートリッジが着脱されるよう
になっているので、予備の燃料カートリッジに水素を吸
蔵させた状態で保管しておくことが可能となって、水素
の補給に際しての困難性が解消されることになる。しか
も、水素の補給に際しては、使用済みの燃料カートリッ
ジと交換するだけで良く、簡単かつ短時間で水素を補給
することができる。
【0014】そして、第2発明によれば、エンジンに燃
料カートリッジが接続される複数の接続部が設けられて
いるので、水素吸蔵合金を内蔵することによって重量が
重くなりがちな燃料カートリッジの単体重量の軽量化を
図れると共に、特に重量が燃費に影響する自動車等にお
いては水素の使用見込みに応じて使用する燃料カートリ
ッジの数を調節することが可能となって燃費性能の悪化
が回避されるという利点がある。
【0015】また、第3発明によれば、燃料カートリッ
ジの重量が20Kgfを超えないことから、燃料カート
リッジの交換が容易に行えるという利点がある。
【0016】さらに、第4発明によれば、燃料カートリ
ッジの下流側に設置されたバルブ手段よりも下流側の圧
力が所定値以下のときに、他の燃料カートリッジが燃料
供給通路に連通すべく下流側のバルブ手段が開通するよ
うになっているので、水素の供給不足によるエンジン停
止が防止されることになる。その際に、燃料カートリッ
ジ側の圧力に基づいて燃料カートリッジの水素充填状態
を判定するようになっているので、バルブ手段の切換作
動時には確実に満充填状態の燃料カートリッジに切り換
えられることになって、水素の供給不足によるエンジン
停止が確実に防止されることになる。しかも、バルブ手
段の切換動作に基づいて燃料の残量表示が行われること
になるので、水素の残量を確実に把握することが可能と
なる。
【0017】一方、第5発明によれば、水素生産場所で
生産された水素が水素吸蔵合金に吸蔵された状態で輸送
されるようになっているので、水素吸蔵合金に吸蔵され
た水素は熱を加えない限り水素が放出されないことから
一般貨物として取り扱うことができ、水素を液体状態あ
るいは気体状態で輸送する場合のような専用の輸送設備
が不要となると共に、水素吸蔵合金を構成する原子間の
隙間に水素が保持されるようになっているため、気体状
態に比べて容積効率が良く輸送コストが低減されること
になって、水素を安価に供給することが可能となる。
【0018】また、第6発明によれば、水素を水素吸蔵
合金を備えた燃料カートリッジに吸蔵させた状態で貯蔵
するようになっているので、専用の貯蔵設備が不要とな
ると共に、使用時に際して上記燃料カートリッジを使用
済みの燃料カートリッジと交換するようになっているの
で、エンジンへの燃料補給が容易となる実益がある。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0020】図1に示すように、エンジン1の燃料供給
システムには水素貯蔵部2が備えられて、この水素貯蔵
部2とエンジン3との間には、エンジン1から排出され
た高温のエンジン冷却水を水素貯蔵部2に導くエンジン
冷却水供給通路3と、該冷却水をエンジン側へ戻すリタ
ーン通路4と、水素貯蔵部2からエンジン1に水素ガス
を導く燃料供給通路5とが介設されている。そして、上
記エンジン冷却水供給通路3には、水素貯蔵部2に導入
されるエンジン冷却水の温度を調節する温度調節部6が
設けられている。
【0021】次に、この実施例における水素貯蔵部2の
構成を具体的に説明すると、図2〜図4に示すように、
水素貯蔵部2は前後端が開放されたカートリッジケース
7と、このカートリッジケース7の前方側に対面配置さ
れた接続ユニット8とを有すると共に、この接続ユニッ
ト8と上記カートリッジケース7とが連結板9を介して
一体的に連結されている。そして、上記カートリッジケ
ース7には上下、左右の隔壁7a…7aによって分画さ
れた複数のカートリッジ収容部10…10が形成されて
おり、本実施例に係る燃料カートリッジ11…11が上
記カートリッジ収容部10…10にそれぞれ内挿される
ようになっている。
【0022】一方、上記接続ユニット8には燃料カート
リッジ11を接続するための複数のジョイント部12…
12が、上記カートリッジケース7におけるカートリッ
ジ収容部10…10に対応位置して突設されている。な
お、この接続ユニット8には、上記エンジン冷却水供給
通路3、リターン通路4及び燃料供給通路5がそれぞれ
接続されている。
【0023】ここで、本実施例における燃料カートリッ
ジ11の構造を説明すると、図5に示すように、中空状
のケーシング13の前端側には、後方側へ凹入した状態
で前部壁14が設けられていると共に、ケーシング13
内に湾曲状に配設された導水管15の両端部が上記前部
壁14を貫通して装着された接続金具16,17にそれ
ぞれ接続されている。そして、上記前部壁14の後方側
には間隔をあけて水素ガスを濾過するためのフィルタ1
8が配設されていると共に、上記前部壁14を貫通して
装着された水素取出用の第3の接続金具19が、その一
端側が上記フィルタ18に臨んで開放された状態で配置
されている。
【0024】一方、上記ケーシング13の後端側には後
部壁20が設けられていると共に、この後部壁20と上
記フィルタ18との間に例えばチタン−マンガン系合金
からなる水素吸蔵合金Xが充填されている。この水素吸
蔵合金Xは後部壁20に螺合させたプラグ21を取り外
すことにより交換できるようになっている。この燃料カ
ートリッジ11の総重量は最大限でも20Kgfを超え
ない重量とされる。取扱性を考慮すれば10Kgf前後
が臨ましい。
【0025】そして、上記の燃料カートリッジ11を上
記接続ユニット8に接続したときには、上記各接続金具
16,17,19が接続ユニット8におけるジョイント
部12に設けられた接続金具22,23,24にそれぞ
れ結合されるようになっている。その場合に、上記ケー
シング13の前部壁14より前方に位置する突出端13
aが上記ジョイント部12の周囲を取り囲むようになっ
ている。
【0026】ここで、燃料カートリッジ11及び接続ユ
ニット8の接続部分の具体的な構造を説明すると、例え
ば燃料カートリッジ11側の水素取出用の接続金具19
は、図6に示すように、後部壁14を貫通する金具本体
19aに摺動自在に挿通された内筒部19bを有すると
共に、金具本体19aの後方突出端には水素流出口25
が形成されたスプリングリテーナ26が螺着されてい
る。そして、このスプリングリテーナ26と上記内筒部
19bの後端側に連設された弁体部19cとの間にはリ
ターンスプリング27が介設されて、上記弁体部19c
を上記金具本体19aの対向壁面に嵌着されたOリング
28へ弾圧付勢している。
【0027】一方、上記接続ユニット8の縦壁部8aに
は上記ジョイント部12の内方側に位置して上記接続金
具23を支持する中空状の支持金具29が螺着されてお
り、この支持金具29の後端側にスプリングリテーナ3
0が螺着されている。また、この支持金具29に摺動自
在に内挿された筒状体31の前端側には、燃料カートリ
ッジ11側の接続金具19が挿入される凹入部23aを
有する金具本体23bが固着されている。また、上記筒
状体31の後端側に連設された弁体部31aと上記スプ
リングリテーナ30との間にリターンスプリング32が
介設されて、該弁体部31aを上記支持金具29の対向
壁面に嵌着されたOリング33へ弾圧付勢している。な
お、スプリングリテーナ30には上記燃料供給通路5に
通じる分岐通路5aが接続されている。
【0028】このような構成において、燃料カートリッ
ジ11の非装着状態においては、図のように燃料カート
リッジ11側の弁体部19cがOリング28に気密状態
に密着することから、外部からの空気の侵入が防止され
ることになって、水素吸蔵合金Xの酸化が防止されるこ
とになる。
【0029】一方、燃料カートリッジ11を図の矢印の
ように接続ユニット8へ向けて移動させると、図の鎖線
で示すように接続金具19の内筒部19bが接続ユニッ
ト8側の接続金具23に形成された段部23cに当接す
ることになる。この状態から燃料カートリッジ11を更
に押し込むと、接続金具19の内筒部19bが金具本体
19aに対して、リターンスプリング27の付勢力に逆
らって右方に移動すると共に、接続金具23と一体の筒
状体31が支持金具29に対してリターンスプリング3
2の付勢力に逆らって左方に移動することになる。そし
て、燃料カートリッジ11を完全に押し込んだ状態で
は、図7に示すように、燃料カートリッジ11側の接続
金具19に設けた水素流出口25が接続ユニット8側の
接続金具23を介して燃料供給通路5へ通じる分岐通路
5aに連通することになる。
【0030】なお、上記カートリッジケース7の後端側
には、図2、図3に示すように、開閉蓋34が片開き状
に枢着されていると共に、該開閉蓋34の上端側に固定
された掛止金具35,35が、カートリッジケース7の
上面側に固定された止め金具36,36に掛止されるよ
うになっている。そして、掛止金具35,35を止め金
具36,36に掛止させた状態においては、開閉蓋34
の裏面側に取り付けた板バネ37が燃料カートリッジ1
1,11の後部を弾圧するようになっている。
【0031】次に、本実施例における燃料供給システム
のシステム構成を説明すると、図8に示すように、接続
ユニット8に備えられたジョイント部12には、冷却水
供給通路3に通じる分岐通路3aと、リターン通路4に
通じる分岐通路4aと、燃料供給通路5に通じる分岐通
路5aとがそれぞれ設けられている。したがって、冷却
水供給通路3を介して所定温度に調節されたエンジン冷
却水を燃料カートリッジ11に供給することにより、導
水管15を通る温水によって水素吸蔵合金Xが加熱され
ることになって、吸蔵された水素がガス化して放出さ
れ、放出された水素ガスが分岐通路5aを経て燃料供給
通路5に流出することになる。
【0032】また、燃料供給通路5には上記各分岐通路
5a…5aが合流する集合部5bよりも下流側に位置し
て第1圧力センサ38が設置されていると共に、上記集
合部5bよりも上流側の分岐通路5a…5aに通路開閉
を行うON−OFFバルブ39…39がそれぞれ設置さ
れている。そして、各ON−OFFバルブ39…39の
上流側には燃料カートリッジ11から放出された水素ガ
スの圧力を検出する第2圧力センサ40…40が設置さ
れている。
【0033】さらに、この燃料供給システムには、図9
に示すように、電子制御式のコントロールユニット41
が備えられており、このコントロールユニット41は上
記第2圧力センサ40…40からの圧力信号をそれぞれ
入力して、各燃料カートリッジ11…11の水素充填状
態を判定して燃料表示器42に残量表示を行わせると共
に、第1圧力センサ38からの圧力信号に基づいて上記
ON−OFFバルブ39…39を切り換えるようになっ
ている。
【0034】ここで上記燃料表示器42の構成を説明す
ると、この燃料表示器42は、図10に示すように、直
列状態に配置された複数の表示セル43…43によって
構成されている。
【0035】次に、上記コントロールユニット41が行
う燃料供給制御を説明すると、この燃料供給制御は図1
1のフローチャートに従って次のように行われる。
【0036】すなわち、コントロールユニット41は燃
料カートリッジ11が交換された時点でステップS1を
実行して燃料表示器42の燃料表示をリセットした上
で、ステップS2に進んで所定の充填状態判定処理を実
行する。つまり、コントロールユニット41はジョイン
ト部12ごとに備えられた上記第2圧力センサ40…4
0からの圧力信号をそれぞれ読み込み、該信号が示す圧
力が所定圧力を超える第2圧力センサ40に通じる燃料
カートリッジ11を満充填状態と判定する。ここで、コ
ントロールユニット41は満充填状態と判定した燃料カ
ートリッジ11の中から予め設定された順番に従ってO
N−OFFバルブ39を択一的に開通させるようになっ
ている。
【0037】そして、コントロールユニット41はステ
ップS3に進んで満充填状態と判定した燃料カートリッ
ジ11…11の個数分だけ表示セル43…43を点灯す
る。この場合に、図8に示すように8個の満充填状態の
燃料カートリッジ11…11がジョイント部12…12
に接続されているときには、図12のハッチングで示す
ように、下から8番目までの表示セル43…43が連続
して点灯されるようになっている。
【0038】次いで、コントロールユニット41はステ
ップS4に進んで、燃料供給通路5における集合部5b
よりも下流側に設置した第1圧力センサ38からの圧力
信号が示す圧力値Pが基準値P0よりも低下したか否か
を判定し続け、上記圧力値Pが基準値P0よりも低下し
た時点でステップS5に移って表示セル43を1個分消
灯すると共に、ステップS6でON−OFFバルブ3
9,39を切り換える。この場合に、点灯状態の表示セ
ル43…43の中で最上段の表示セル43が消灯される
ことになる。したがって、図13に示すように下から8
番目の表示セルが消灯されることになる。このように、
燃料表示器42の表示状態は満充填状態の燃料カートリ
ッジ11…11の個数を反映することから、水素の残量
が確実に把握されることになる。
【0039】以上のように、本実施例においてはエンジ
ン1への燃料供給通路5へ別体の燃料カートリッジ11
が着脱自在に装着されるになっているので、予め水素ガ
スを吸蔵させた燃料カートリッジ11を使用済みの燃料
カートリッジ11と交換するだけで燃料補給を行うこと
が可能となる。
【0040】図14は燃料カートリッジ11’の別の実
施例を示す。この実施例においては、燃料カートリッジ
11’のケーシング13’が2重構造とされて、その内
部空間に水Yを充填した点を除いては、上記図5で示し
た燃料カートリッジ11と同様な構成となっている。し
たがって、仮に水素吸蔵合金Xの高温状態において燃料
カートリッジ11’が損壊したとしても、水素吸蔵合金
Xが急速に冷却されることになって水素ガスが不用意に
漏出することがない。
【0041】次に、燃料カートリッジの自動車への設置
形態について説明する。 例えば図15、図16に示す
ように、エンジン101の上方にキャビン102を配置
したキャブオーバー車においては、車体103の後部側
における車体103の前後方向に配設された2本のサイ
ドフレーム104,105の間と、車体中央部における
一方のサイドフレーム104の側方とに、燃料カートリ
ッジ106を装着するための接続ユニット107,10
8を車幅方向に沿って車体下面に露出させた状態でそれ
ぞれ設置する。なお、サイドフレーム105の側方に設
けられた接続ユニット108は、図の鎖線のように接続
ユニット108を車体側方側へ回動させた状態で燃料カ
ートリッジ106が着脱されるようになっている。
【0042】一方、セダンタイプの乗用車については、
例えば図17、図18に示すように、車体109の後部
に設けたトランクルーム110の下部側に、サイドフレ
ーム111,112の間に位置して燃料カートリッジ1
06を装着するための接続ユニット113を車幅方向に
配設しても良い。
【0043】また、図19、図20に示すように、車体
114の前後方向に配設したサイドフレーム115,1
16の中間部分に開口部117を設けると共に、燃料カ
ートリッジ106を装着するための接続ユニット118
を、車幅方向の中央部において車体方向に配設するよう
にしても良い。この場合には、車体114の両側方から
燃料カートリッジ106…106を装着することにな
る。したがって、多数の燃料カートリッジ106…10
6を装着することが可能となる。
【0044】なお、水素吸蔵合金Xのみをカートリッジ
化しても良い。
【0045】次に、水素エンジンを搭載した自動車への
水素の供給方法について説明すると、水素生産施設で生
産された水素は水素吸蔵合金に吸蔵させた状態で水素供
給所へ輸送される。この場合、水素吸蔵合金に吸蔵され
た水素は熱を加えない限り水素が放出されないことから
一般貨物として取り扱うことができ、水素を液体状態あ
るいは気体状態で輸送する場合のような専用の輸送設備
が不要となると共に、水素吸蔵合金を構成する原子間の
隙間に水素が保持されるようになっているため、気体状
態に比べて容積効率が良く輸送コストが低減されること
になって、水素を安価に供給することが可能となる。
【0046】そして、水素供給所においても水素吸蔵合
金に吸蔵させた状態で貯蔵される。したがって、専用の
貯蔵設備が不要となって水素をより一層安価に供給する
ことが可能となる。その場合に、水素吸蔵合金を備えた
燃料カートリッジに水素を吸蔵させた状態で貯蔵してお
けば、自動車へ水素を補給する場合には使用済みの燃料
カートリッジと交換するだけで良く、燃料補給に手間取
らないという実益がある。
【0047】もちろん、高圧ガスタンクに水素ガスを充
填した状態で貯蔵するようにしてもよい。
【0048】また、水素吸蔵合金を備えた車載タンクを
有する自動車に対しては、高圧ガスタンクあるいは水素
吸蔵合金から取り出した水素ガスが注入されることにな
る。
【0049】そして、水素供給所から事業所あるいは一
般家庭に向けては燃料カートリッジに吸蔵させた状態で
供給される。その場合に、上記したように水素吸蔵合金
には安定した状態で水素が吸蔵されるようになっている
ため、一般家庭においても燃料カートリッジを保管する
ことができ、必要なときに水素を補給することが可能と
なって燃料切れという不測の事態が回避されることにな
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように第1〜第3発明のいずれに
おいても、エンジンに対して水素吸蔵合金を備えた燃料
カートリッジが着脱されるようになっているので、予備
の燃料カートリッジに水素を吸蔵させた状態で保管して
おくことが可能となって、水素の補給に際しての困難性
が解消されることになる。しかも、水素の補給に際して
は、使用済みの燃料カートリッジと交換するだけで良
く、簡単かつ短時間で水素を補給することができる。
【0051】そして、第2発明によれば、エンジンに燃
料カートリッジが接続される複数の接続部が設けられて
いるので、水素吸蔵合金を内蔵することによって重量が
重くなりがちな燃料カートリッジの単体重量の軽量化を
図れると共に、特に重量が燃費に影響する自動車等にお
いては水素の使用見込みに応じて使用する燃料カートリ
ッジの数を調節することが可能となって燃費性能の悪化
が回避されるという利点がある。
【0052】また、第3発明によれば、燃料カートリッ
ジの重量が20Kgfを超えないことから、燃料カート
リッジの交換が容易に行えるという利点がある。
【0053】さらに、第4発明によれば、燃料カートリ
ッジの下流側に設置されたバルブ手段よりも下流側の圧
力が所定値以下のときに、他の燃料カートリッジが燃料
供給通路に連通すべく下流側のバルブ手段が開通するよ
うになっているので、水素の供給不足によるエンジン停
止が防止されることになる。その際に、燃料カートリッ
ジ側の圧力に基づいて燃料カートリッジの水素充填状態
を判定するようになっているので、バルブ手段の切換作
動時には確実に満充填状態の燃料カートリッジに切り換
えられることになって、水素の供給不足によるエンジン
停止が確実に防止されることになる。しかも、バルブ手
段の切換動作に基づいて燃料の残量表示が行われること
になるので、水素の残量を確実に把握することが可能と
なる。
【0054】一方、第5発明によれば、水素生産場所で
生産された水素が水素吸蔵合金に吸蔵された状態で輸送
されるようになっているので、水素吸蔵合金に吸蔵され
た水素は熱を加えない限り水素が放出されないことから
一般貨物として取り扱うことができ、水素を液体状態あ
るいは気体状態で輸送する場合のような専用の輸送設備
が不要となると共に、水素吸蔵合金を構成する原子間の
隙間に水素が保持されるようになっているため、気体状
態に比べて容積効率が良く輸送コストが低減されること
になって、水素を安価に供給することが可能となる。
【0055】また、第6発明によれば、水素を水素吸蔵
合金を備えた燃料カートリッジに吸蔵させた状態で貯蔵
するようになっているので、専用の貯蔵設備が不要とな
ると共に、使用時に際して上記燃料カートリッジを使用
済みの燃料カートリッジと交換するようになっているの
で、エンジンへの燃料補給が容易となる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジンの燃料供給システムを示すブロック
図である。
【図2】 実施例に係る水素貯蔵部の構成を示す平面図
である。
【図3】 図2のA−A線で切断した断面図である。
【図4】 図2のB−B線で切断した断面図である。
【図5】 燃料カートリッジの横断面図である。
【図6】 燃料カートリッジと接続ユニットとが分離し
た状態における接続金具及びその周辺の構造を示す要部
拡大断面図である。
【図7】 接続ユニットに燃料カートリッジが装着され
た状態における接続金具及びその周辺の構造を示す要部
拡大断面図である。
【図8】 燃料供給システムにおける水素貯蔵部の周辺
のシステム構成図である。
【図9】 燃料供給システムの制御システム図である。
【図10】 燃料表示器の構成を示す模式図である。
【図11】 燃料供給制御を示すフローチャート図であ
る。
【図12】 燃料カートリッジの交換直後の燃料表示器
の表示状態を示す模式図である。
【図13】 図12の状態から1個分の燃料カートリッ
ジが使用された後の燃料表示器の表示状態を示す模式図
である。
【図14】 燃料カートリッジの別の実施例を示す横断
面図である。
【図15】 燃料カートリッジの設置形態の一例を示す
車体の概略側面図である。
【図16】 同じく車体の概略低面図である。
【図17】 燃料カートリッジの別の設置形態を示す車
体の概略側面図である。
【図18】 同じく車体の外板パネルの一部を破断した
状態を示す車体後部の概略平面図である。
【図19】 燃料カートリッジの更に別の設置形態を示
す車体の概略側面図である。
【図20】 同じく後方から見た車体の概略立面図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 5 燃料供給通路 5a 分岐通路 11 燃料カートリッジ 12 ジョイント部 38 第1圧力センサ 39 ON−OFFバルブ 40 第2圧力センサ 41 コントロールユニット 42 燃料表示器
フロントページの続き (72)発明者 高椋 健治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 對尾 良則 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 水島 善夫 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 吉本 和幸 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスが燃料として使用される水素エ
    ンジンの水素ガス供給装置であって、上記エンジンに対
    して水素吸蔵合金を備えた燃料カートリッジが着脱自在
    とされていることを特徴とする水素エンジンの水素ガス
    供給装置。
  2. 【請求項2】 エンジンに燃料カートリッジが接続され
    る複数の接続部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の水素エンジンの水素ガス供給装置。
  3. 【請求項3】 燃料カートリッジが20Kgfを超えな
    い重量であることを特徴とする請求項1もしくは請求項
    2のいずれかに記載の水素エンジンの水素ガス供給装
    置。
  4. 【請求項4】 水素ガスが燃料として使用される水素エ
    ンジンの水素ガス供給装置であって、エンジンの燃料供
    給通路に水素吸蔵合金を備えた複数の燃料カートリッジ
    が並列状態で接続されていると共に、上記燃料供給通路
    から分岐されて燃料カートリッジ側に通じる分岐通路上
    にそれぞれ設置された複数のバルブ手段と、これらのバ
    ルブ手段よりも下流側の燃料供給通路に設置された第1
    圧力検出手段と、上記各バルブ手段よりも上流側にそれ
    ぞれ設置された第2圧力検出手段と、この第2圧力検出
    手段による検出結果を受けて燃料カートリッジの水素貯
    留状態を判定する水素貯留状態判定手段と、上記第1圧
    力検出手段によって検出される燃料供給通路に接続され
    た複数の燃料カートリッジのうちの一部の燃料カートリ
    ッジの圧力が所定値以下のときに、他の燃料カートリッ
    ジ側を燃料供給通路に連通すべくバルブ手段を切り換え
    るバルブ制御手段と、このバルブ制御手段によるバルブ
    手段の切換動作に基づいて燃料の残量表示を行う残量表
    示手段とを設けたことを特徴とする水素エンジンの水素
    ガス供給装置。
  5. 【請求項5】 水素ガスが燃料として使用される水素エ
    ンジンの水素ガス供給装置への水素供給方法であって、
    水素生産場所で生産された水素を水素吸蔵合金に吸蔵さ
    せた状態で輸送すると共に、使用時に際して水素吸蔵合
    金に吸蔵させた状態で上記水素ガス供給装置へ水素を供
    給することを特徴とする水素エンジンの水素ガス供給装
    置への水素供給方法。
  6. 【請求項6】 水素ガスが燃料として使用される水素エ
    ンジンの水素ガス供給装置への水素供給方法であって、
    水素吸蔵合金を備えた燃料カートリッジに水素を吸蔵さ
    せた状態で貯蔵すると共に、使用時に際して該燃料カー
    トリッジを使用済みの燃料カートリッジと交換すること
    により水素ガス供給装置へ水素を供給することを特徴と
    する水素エンジンの水素ガス供給装置への水素供給方
    法。
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