JPH052534U - アース端子付中間接続用分岐金具 - Google Patents
アース端子付中間接続用分岐金具Info
- Publication number
- JPH052534U JPH052534U JP4859991U JP4859991U JPH052534U JP H052534 U JPH052534 U JP H052534U JP 4859991 U JP4859991 U JP 4859991U JP 4859991 U JP4859991 U JP 4859991U JP H052534 U JPH052534 U JP H052534U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- ground
- ground wire
- bolt
- ground terminal
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- Pending
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】通信用の自己支持型ケーブルの中間にアース線
を接続する場合において、外被のついた支持線において
も外被のはぎ取り作業を要しないアース端子付中間接続
用分岐金具を提供する。 【構成】通信用ケーブルαの外被付支持線βとアース線
γとを電通するための突起6を持つ挾持部3a,4aお
よび裸支持線とアース線γとを電通する当該突起を持た
ない挾持部3b,4bとを相対向面上下にそれぞれ有
し,中央部にボルト貫通孔3c,4cを設けるとともに
片方の端部に前記アース線γを導入するアース端子孔2
を陥設した一対のクランプ平板3,4を相対峙した挾金
具本体1と、前記アース線γを係留する留具Bを掛止す
るためのフック部9aを形成しかつ前両挾持部3a,4
aと3b,4bが前記支持線βを挾着保持するためにボ
ルト貫通孔3c,4cに挿通してナット11と螺合する
螺子部9bを有するフックボルト9とからなり、アース
線γを通信用ケーブルαの中間に接続することを特徴と
する。
を接続する場合において、外被のついた支持線において
も外被のはぎ取り作業を要しないアース端子付中間接続
用分岐金具を提供する。 【構成】通信用ケーブルαの外被付支持線βとアース線
γとを電通するための突起6を持つ挾持部3a,4aお
よび裸支持線とアース線γとを電通する当該突起を持た
ない挾持部3b,4bとを相対向面上下にそれぞれ有
し,中央部にボルト貫通孔3c,4cを設けるとともに
片方の端部に前記アース線γを導入するアース端子孔2
を陥設した一対のクランプ平板3,4を相対峙した挾金
具本体1と、前記アース線γを係留する留具Bを掛止す
るためのフック部9aを形成しかつ前両挾持部3a,4
aと3b,4bが前記支持線βを挾着保持するためにボ
ルト貫通孔3c,4cに挿通してナット11と螺合する
螺子部9bを有するフックボルト9とからなり、アース
線γを通信用ケーブルαの中間に接続することを特徴と
する。
Description
【0001】
本案は、通信用の自己支持型ケーブル(以下、SSケーブルとする)にアース ボンド線を取り付ける際のアース端子付中間接続用分岐金具に関する。
【0002】
従来、SSケーブルにアース線の設置を行う場合、当該SSケーブルの一体と なっている心線部分と支持線部分とを分離してから、支持線部分の外被をはぎと り、アースクランプを取り付けて接続しなければならなかった。
【0003】
そのため、当該作業は作業時間を長く必要とする。この場合、作業環境によっ ては、高所作業車が使用できずに梯子などを使用して作業を行うが、きわめて不 安定な状態で無理な姿勢での作業となり、気象や四季や昼夜や体調に影響され易 く、作業者の転落の危険があり、当該作業の安全性を著しく低下させ、不安定な 状況下での作業のため作業能率も著しく低下させる原因となっていた。 ここにおいて本案は、当該課題を解決するのに有効・適切なアース端子付中間 接続用分岐金具を提供せんとするものである。
【0004】
前記課題の解決は、本案が次の新規な特徴的構成手段を採用することにより達 成される。 即ち、本案の特徴は、通信用ケーブルの外被付支持線とアース線とを電通する ための突起を持つ挾持部および裸支持線とアース線とを電通する当該突起を持た ない挾持部とを対向面に有するとともに,中央部にボルト貫通孔を設け,片方の 端部に前記アース線を導入するアース端子孔を陥設した一対のクランプ平板を相 対峙した挾金具本体と、前記アース線を係留する留具を掛止するためのフック部 を形成しかつ前記両挾持部が前記支持線を挾着保持するために前記ボルト貫通孔 に挿通してナットと螺合する螺子部を有するフックボルトとからなり、アース線 を通信用ケーブルの中間に接続してなるアース端子付中間接続用分岐金具である 。
【0005】
本案は、前記のような手段を講じたので、外被のついた支持線を接続する場合 においても、電通するための突起を持つ挾持部で支持線を把持するから、支持線 部分の分離と外被をはぎ取ることをせずとも、容易にアース線と支持線との接続 をワンタッチでなすことができる。
【0006】
本案の実施例を図面につき説明する。 図1は本実施例のアース端子付中間接続用分岐金具の斜視図、図2は本実施例 の右側面図、図3は本実施例の正面図、図4は挾金具本体の底面図、図5は舌片 付ワッシャーの拡大斜視図、図6は本実施例のSSケーブルへの取付状態説明図 である。
【0007】 図中、Aは本実施例のアース端子付中間接続用分岐金具、Bはアース線を本実 施例のアース端子付中間接続用分岐金具Aに係留固定するための屋外線留具、α はSSケーブル、βは外被付支持線、γはアース線、1はアース線γを導入する アース端子孔2を有するクランプ平板2とクランプ平板3との相対峙からなる挾 金具本体、3a,4aは外被付支持線βを固定する場合に使用するクランプ平板 3,4の相対向面下部に湾曲形成された外被付支持線挾持部、3b,4bは裸支 持線を固定する場合に用いるクランプ平板3,4の相対向面上部に湾曲形成され た裸支持線挾持部である。
【0008】 5はアース端子孔2から導入されたアース線γを横合いから固定するための螺 子、6は外被のついた支持線βを外被付支持線挾持部3a,4aで固定する場合 において当該支持線βと挾金具本体1を電通するための外被を突き破る突起、7 は舌片部7aとワッシャ部7bとを一体成形した舌片付ワッシャーで、ワッシャ 部7bの中央部に鍔8付フックボルト9のボルト貫通孔9cを設けフック部9a に掛止された屋外線留具Bの係留線10をはずれないようにし、9bはクランプ 平板3,4のボルト貫通孔3c,4cを挿通してナット11と螺合して外被付支 持線挾持部3a,4a又は裸支持線挾持部3b,4bで支持線βをしっかりと挾 着保持するためのフックボルト9の螺子部である。
【0009】 本実施例の仕様は、このような具体的実施態様を呈するから、次に外被のつい た支持線βを有する通信用ケーブルへの取付けを図6につき説明する。 まず、外被のついた支持線βを突起6を有する外被付支持線挾持部3a,4b で把持し、挾持した後に突起6が外被を突き刺して支持線β内部の導線と接触電 通し固定されるようにナット11と螺子部9bとを締結する。そして、アース線 γを係留する屋外線留具Bの係留線10をフック部9aに引掛け、アース線γを アース端子孔2に導入し、螺子5でしっかりと横合いから固定する。これで、ア ース線取付作業は完了である。 また、外被を有しない裸支持線の場合には、支持線を挾持する部位を、裸支持 線挾持部3b,4bに変更するだけである。
【0010】
以上のように、本案によれば、通信用ケーブルの外被がついた支持線について アース線を取り付ける作業でも、外被のはぎ取りという面倒な作業をする必要が なく、作業手順の簡略化、電柱上の高所での作業時間短縮及び作業能率の向上が 達成でき、当該作業を行っている者の安全性も増加し、しかも、支持線の外被の 有無に関わらず使用することができる等優れた実用性,有用性,至便性を発揮す る。
【図1】本案の実施例の斜視図である。
【図2】同上・右側面図である。
【図3】同上・正面図である。
【図4】同上・底面図である。
【図5】舌片付ワッシャーの拡大斜視図である。
【図6】本案の実施例のSSケーブルに対する取付状態
説明図である。
説明図である。
【符号の説明】 A…アース端子付中間接続用分岐金具 B…屋外線留具 α…SSケーブル β…外被付支持線 γ…アース線 1…挾金具本体 2…アース端子孔 3,4…クランプ平板 3a,4a…外被付支持線挾持部 3b,4b…裸支持線挾持部 3c,4c,7c…ボルト貫通孔 5…螺子 6…突起 7…舌片付ワッシャー 7a…舌片部 7b…ワッシャ部 8…鍔 9…フックボルト 9a…フック部 9b…螺子部 11…ナット
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】通信用ケーブルの外被付支持線とアース線
とを電通するための突起を持つ挾持部および裸支持線と
アース線とを電通する当該突起を持たない挾持部とを対
向面に有するとともに中央部にボルト貫通孔を設け,片
方の端部に前記アース線を導入するアース端子孔を陥設
した一対のクランプ平板を相対峙した挾金具本体と、前
記アース線を係留する留具を掛止するためのフック部を
形成しかつ前記両挾持部が前記支持線を挾着保持するた
めに前記ボルト貫通孔に挿通してナットと螺合する螺子
部とを有するフックボルトとからなり、アース線を通信
用ケーブルの中間に接続することを特徴とするアース端
子付中間接続用分岐金具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859991U JPH052534U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | アース端子付中間接続用分岐金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859991U JPH052534U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | アース端子付中間接続用分岐金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052534U true JPH052534U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12807877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4859991U Pending JPH052534U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | アース端子付中間接続用分岐金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052534U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016004662A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 第一精工株式会社 | 同軸型電気コネクタ |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4859991U patent/JPH052534U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016004662A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 第一精工株式会社 | 同軸型電気コネクタ |
US9509067B2 (en) | 2014-06-16 | 2016-11-29 | Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. | Coaxial electrical connector |
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