JPH0525318Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525318Y2 JPH0525318Y2 JP1986101087U JP10108786U JPH0525318Y2 JP H0525318 Y2 JPH0525318 Y2 JP H0525318Y2 JP 1986101087 U JP1986101087 U JP 1986101087U JP 10108786 U JP10108786 U JP 10108786U JP H0525318 Y2 JPH0525318 Y2 JP H0525318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- link
- lower arm
- front vertical
- seat cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、シートの上下方向の位置調節が可能
な高さ調整シートに関する。
な高さ調整シートに関する。
(従来の技術)
従来の高さ調整シートにおいては、フロアに設
けられたシートトラツクのアツパレールにロアア
ームを固着し、シートクツシヨンフレームを上下
させることによりシートの高さ調節を行つてい
る。そして、シートの高さ調節を行う操作ハンド
ルはロアアーム側に設けられている。
けられたシートトラツクのアツパレールにロアア
ームを固着し、シートクツシヨンフレームを上下
させることによりシートの高さ調節を行つてい
る。そして、シートの高さ調節を行う操作ハンド
ルはロアアーム側に設けられている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の従来の高さ調節シートにおいては、操作
ハンドルを操作し、シートを上下させる場合、ロ
アアームはフロアに設けられたシートトラツクの
アツパレールに固着されているので、シートクツ
シヨンフレームのみが上下に移動し、シートクツ
シヨンフレームとロアアームの位置関係が変化す
る。よつて、シート全体の意匠がシートクツシヨ
ンフレームの高さによつて変化するという問題点
がある。又、ロアアームはシートトラツクのアツ
パレールに固着され、シートクツシヨンフレーム
のみが上下に移動するので、ロアアームとシート
クツシヨンフレームを布やレザー等のシート表皮
材で一体的に覆い、美観を増すことができない問
題点もある。
ハンドルを操作し、シートを上下させる場合、ロ
アアームはフロアに設けられたシートトラツクの
アツパレールに固着されているので、シートクツ
シヨンフレームのみが上下に移動し、シートクツ
シヨンフレームとロアアームの位置関係が変化す
る。よつて、シート全体の意匠がシートクツシヨ
ンフレームの高さによつて変化するという問題点
がある。又、ロアアームはシートトラツクのアツ
パレールに固着され、シートクツシヨンフレーム
のみが上下に移動するので、ロアアームとシート
クツシヨンフレームを布やレザー等のシート表皮
材で一体的に覆い、美観を増すことができない問
題点もある。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、シート全体の意匠がシートクツ
シヨンフレームの高さによつて変化せず、ロアア
ームとシートクツシヨンフレームを布やレーザ等
のシート表皮材で一体的に覆つて美観を増し、シ
ート全体の上下調節だけでなくシートクツシヨン
の前部の上下調節をも行えると共に、この調節の
際の操作性も良好な高さ調節シートを提供するこ
とにある。
で、その目的は、シート全体の意匠がシートクツ
シヨンフレームの高さによつて変化せず、ロアア
ームとシートクツシヨンフレームを布やレーザ等
のシート表皮材で一体的に覆つて美観を増し、シ
ート全体の上下調節だけでなくシートクツシヨン
の前部の上下調節をも行えると共に、この調節の
際の操作性も良好な高さ調節シートを提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段)
前記した問題点を解決する本考案は、シートト
ラツクのアツパレールの前部に垂直回動可能に配
設され、一方の回動端部はロアアームに枢着され
た第1のリフトリンクと、アツパレールの後部に
垂直回動可能に配設され、一方の回動端部は前記
ロアアームに枢着され、前記シートトラツクのア
ツパレール、前記ロアアーム及び前記第1のリフ
トリンクと共に平行クランク機構を形成する第2
のリフトリンクと、端部にギヤ部が設けられ前記
ロアアームに回動可能に取り付けられたリフトト
ラベルリンクと、前記第1,第2リフトリンクの
他方の回動端部に一端が枢着され、他端が前記リ
フトトラベルリンクの回動部分に枢着された第
1,第2の連結リンクと、端部にギヤ部が設けら
れ且つ略水平に配置されると共に、前記ロアアー
ムの前部に垂直回動可能に取付けられ、前部はシ
ートクツシヨンが取付られるシートクツシヨンフ
レームの前部に枢着されたフロントバーチカルト
ラベルリンクと、略垂直に配置されると共に、前
記ロアアームの後部に垂直回動可能に取付られ、
上部は前記シートクツシヨンフレームの後部に枢
着され、前記前記ロアアーム、前記フロントバー
チカルトラベルリンク及び前記シートクツシヨン
フレームと共に四節回転連鎖を形成するサポート
リンクと、前記ロアアーム側に設けられ、前記リ
フトトラベルリンクのギヤ部と噛合するリフトピ
ニオンと、前記ロアアーム側に設けられ、前記フ
ロントバーチカルトラベルリンクのギヤ部と噛合
するフロントバーチカルピニオンとを具備し、リ
フト操作ハンドルにより前記リフトピニオンを回
動することにより前記ロアアームを上下に移動さ
せ、フロントバーチカル操作ハンドルにより前記
フロントバーチカルピニオンを回動することによ
り前記シートクツシヨンフレームの前部を上下に
移動させることを特徴とするものである。
ラツクのアツパレールの前部に垂直回動可能に配
設され、一方の回動端部はロアアームに枢着され
た第1のリフトリンクと、アツパレールの後部に
垂直回動可能に配設され、一方の回動端部は前記
ロアアームに枢着され、前記シートトラツクのア
ツパレール、前記ロアアーム及び前記第1のリフ
トリンクと共に平行クランク機構を形成する第2
のリフトリンクと、端部にギヤ部が設けられ前記
ロアアームに回動可能に取り付けられたリフトト
ラベルリンクと、前記第1,第2リフトリンクの
他方の回動端部に一端が枢着され、他端が前記リ
フトトラベルリンクの回動部分に枢着された第
1,第2の連結リンクと、端部にギヤ部が設けら
れ且つ略水平に配置されると共に、前記ロアアー
ムの前部に垂直回動可能に取付けられ、前部はシ
ートクツシヨンが取付られるシートクツシヨンフ
レームの前部に枢着されたフロントバーチカルト
ラベルリンクと、略垂直に配置されると共に、前
記ロアアームの後部に垂直回動可能に取付られ、
上部は前記シートクツシヨンフレームの後部に枢
着され、前記前記ロアアーム、前記フロントバー
チカルトラベルリンク及び前記シートクツシヨン
フレームと共に四節回転連鎖を形成するサポート
リンクと、前記ロアアーム側に設けられ、前記リ
フトトラベルリンクのギヤ部と噛合するリフトピ
ニオンと、前記ロアアーム側に設けられ、前記フ
ロントバーチカルトラベルリンクのギヤ部と噛合
するフロントバーチカルピニオンとを具備し、リ
フト操作ハンドルにより前記リフトピニオンを回
動することにより前記ロアアームを上下に移動さ
せ、フロントバーチカル操作ハンドルにより前記
フロントバーチカルピニオンを回動することによ
り前記シートクツシヨンフレームの前部を上下に
移動させることを特徴とするものである。
(作用)
本考案の高さ調節シートでは、リフト操作ハン
ドルの操作によりリフトトラベルリンクを回動さ
せることにより、連結リンクを介してリフトリン
クが回動し、リフトリンクに取付けたロアアーム
は上下に移動する。又、フロントバーチカル操作
ハンドルの操作によりフロントバーチカルトラベ
ルリンクを回動させることによりシートクツシヨ
ンフレームの前部は上下に移動する。
ドルの操作によりリフトトラベルリンクを回動さ
せることにより、連結リンクを介してリフトリン
クが回動し、リフトリンクに取付けたロアアーム
は上下に移動する。又、フロントバーチカル操作
ハンドルの操作によりフロントバーチカルトラベ
ルリンクを回動させることによりシートクツシヨ
ンフレームの前部は上下に移動する。
(実施例)
以下、第1図乃至第5図を用いて本考案の一実
施例を説明する。第1図は第3図に示すドライバ
ーズシートAの斜視図における−断面、つま
りアウタ側の高さ調節機構の構成図であり、第2
図は第3図に示すドライバーズシートAの斜視図
における−断面、つまりインナ側の高さ調節
機構の構成図である。図において、1はブラケッ
ト2,3でもつて車体のフロア側に固定されるロ
アレール4及び該ロアレール4に摺動可能に嵌合
するアツパレール5より構成されたアウタシート
トラツクである。1′はアウタシートトラツク1
と同一構成で所定間隔を隔てて配設されるインナ
シートトラツクである。アウタ側、インナ側のア
ツパレール5上には貫通孔6a,7aが穿設され
たフロントホールドブラケツト6、リアホールド
ブラケツト7がそれぞれ固着されている。フロン
トホールドブラケツト6には貫通孔8aが中央部
に穿設された略L字形のフロントリフトリンク8
が貫通孔6a,8aを挿通するピン9でもつて垂
直回動可能に配設されている。同様にリアホール
ドブラケツト7には貫通孔10aが中央部に穿設
された略L字形のリアリフトリンク10が貫通孔
7a,10aを挿通するピン11でもつて垂直回
動可能に配設されている。フロントリフトリンク
8及びリアリフトリンク10の一方の回動端部に
は貫通孔8b及び10bが穿設され、ピン12及
び13でもつてフロントリフトリンク8及びリア
リフトリンク10はロアアーム14に回動可能に
取付けられている。15はアウタ側、インナ側の
ロアアーム14間に回動可能に支持されるリフト
シヤフトでありアウタ側にはアウタリフトトラベ
ルリンク16、インナ側にはインナリフトトラベ
ルリンク17が取付けられ、アウタリフトトラベ
ルリンク16、インナリフトトラベルリンク17
はリフトシヤフト15と一体となつて回動する。
施例を説明する。第1図は第3図に示すドライバ
ーズシートAの斜視図における−断面、つま
りアウタ側の高さ調節機構の構成図であり、第2
図は第3図に示すドライバーズシートAの斜視図
における−断面、つまりインナ側の高さ調節
機構の構成図である。図において、1はブラケッ
ト2,3でもつて車体のフロア側に固定されるロ
アレール4及び該ロアレール4に摺動可能に嵌合
するアツパレール5より構成されたアウタシート
トラツクである。1′はアウタシートトラツク1
と同一構成で所定間隔を隔てて配設されるインナ
シートトラツクである。アウタ側、インナ側のア
ツパレール5上には貫通孔6a,7aが穿設され
たフロントホールドブラケツト6、リアホールド
ブラケツト7がそれぞれ固着されている。フロン
トホールドブラケツト6には貫通孔8aが中央部
に穿設された略L字形のフロントリフトリンク8
が貫通孔6a,8aを挿通するピン9でもつて垂
直回動可能に配設されている。同様にリアホール
ドブラケツト7には貫通孔10aが中央部に穿設
された略L字形のリアリフトリンク10が貫通孔
7a,10aを挿通するピン11でもつて垂直回
動可能に配設されている。フロントリフトリンク
8及びリアリフトリンク10の一方の回動端部に
は貫通孔8b及び10bが穿設され、ピン12及
び13でもつてフロントリフトリンク8及びリア
リフトリンク10はロアアーム14に回動可能に
取付けられている。15はアウタ側、インナ側の
ロアアーム14間に回動可能に支持されるリフト
シヤフトでありアウタ側にはアウタリフトトラベ
ルリンク16、インナ側にはインナリフトトラベ
ルリンク17が取付けられ、アウタリフトトラベ
ルリンク16、インナリフトトラベルリンク17
はリフトシヤフト15と一体となつて回動する。
第1図において、アウタリフトトラベルリンク
16には貫通孔16a,16bが穿設され、貫通
孔16aを挿通するピン18でもつて連結リンク
19の一端がアウタトラベルリフトリンク16へ
枢着されている。そして、連結リンク19の他端
は、フロントリフトリンク8の他方の回動端部に
穿設された貫通孔8cを挿通するピン20でもつ
てフロントリフトリンク8へ枢着されている。
又、貫通孔16bにもピン21が挿通し、連結リ
ンク22の一端がアウタトラベルリフトリンク1
6へ枢着されている。そして、連結リンク22の
他端は、リアリフトリンク10の他方の回動端部
に穿設された貫通孔10cを挿通するピン23で
もつてリアリフトリンク10へ枢着されている。
そして、アツパレール5、ロアアーム14、フロ
ントリフトリンク8、リアリフトリンク10は平
行クランク機構を構成し、更に、アウタトラベル
リフトリンク16が回動するとフロントリフトリ
ンク8、リアリフトリンク10は同角度回動する
ように、形状、取付位置が選ばれ、アウタトラベ
ルリフトリンク16の回動によりロアアーム14
はロアレール4に対し上下方向に平行に移動可能
となつている。
16には貫通孔16a,16bが穿設され、貫通
孔16aを挿通するピン18でもつて連結リンク
19の一端がアウタトラベルリフトリンク16へ
枢着されている。そして、連結リンク19の他端
は、フロントリフトリンク8の他方の回動端部に
穿設された貫通孔8cを挿通するピン20でもつ
てフロントリフトリンク8へ枢着されている。
又、貫通孔16bにもピン21が挿通し、連結リ
ンク22の一端がアウタトラベルリフトリンク1
6へ枢着されている。そして、連結リンク22の
他端は、リアリフトリンク10の他方の回動端部
に穿設された貫通孔10cを挿通するピン23で
もつてリアリフトリンク10へ枢着されている。
そして、アツパレール5、ロアアーム14、フロ
ントリフトリンク8、リアリフトリンク10は平
行クランク機構を構成し、更に、アウタトラベル
リフトリンク16が回動するとフロントリフトリ
ンク8、リアリフトリンク10は同角度回動する
ように、形状、取付位置が選ばれ、アウタトラベ
ルリフトリンク16の回動によりロアアーム14
はロアレール4に対し上下方向に平行に移動可能
となつている。
次に第2図において、第1図と同様にインナト
ラベルリフトリンク17には貫通孔17a,17
bが穿設され、貫通孔17aを挿通するピン18
でもつて連結リンク19の一端がインナトラベル
リフトリンク17へ枢着されている。そして、連
結リンク19の他端は、フロントリフトリンク8
の他方の回動端部に穿設された貫通孔8cを挿通
するピン20でもつてフロントリフトリンク8へ
枢着されている。又、貫通孔17bにもピン21
が挿通し、連結リンク22の一端がインナトラベ
ルリフトリンク17へ枢着されている。そして、
連結リンク22の他端は、リアリフトリンク10
の他方の回動端部に穿設された貫通孔10cを挿
通するピン23でもつてリアリフトリンク10へ
枢着されている。よつて、アツパレール5、ロア
アーム14、インナトラベルリフトリンク17、
連結リンク19,22、フロントリフトリンク8
及びリアリフトリンク10は第1図における説明
と同様に、インナトラベルリフトリンク17が回
動することによりロアアーム14はロアレール4
に対し上下方向に平行に移動可能となつている。
更に、前述のようにアウタトラベルリンク16と
アウタトラベルリフトリンク17はリフトシヤフ
ト15に取付けられ、一体となつて回動するの
で、アウタトラベルリフトリンク16を回動させ
ることによりアウタ側、インナ側のロアアーム1
4は一体となつてロアレール4に対し上下方向に
平行に移動可能となつている。
ラベルリフトリンク17には貫通孔17a,17
bが穿設され、貫通孔17aを挿通するピン18
でもつて連結リンク19の一端がインナトラベル
リフトリンク17へ枢着されている。そして、連
結リンク19の他端は、フロントリフトリンク8
の他方の回動端部に穿設された貫通孔8cを挿通
するピン20でもつてフロントリフトリンク8へ
枢着されている。又、貫通孔17bにもピン21
が挿通し、連結リンク22の一端がインナトラベ
ルリフトリンク17へ枢着されている。そして、
連結リンク22の他端は、リアリフトリンク10
の他方の回動端部に穿設された貫通孔10cを挿
通するピン23でもつてリアリフトリンク10へ
枢着されている。よつて、アツパレール5、ロア
アーム14、インナトラベルリフトリンク17、
連結リンク19,22、フロントリフトリンク8
及びリアリフトリンク10は第1図における説明
と同様に、インナトラベルリフトリンク17が回
動することによりロアアーム14はロアレール4
に対し上下方向に平行に移動可能となつている。
更に、前述のようにアウタトラベルリンク16と
アウタトラベルリフトリンク17はリフトシヤフ
ト15に取付けられ、一体となつて回動するの
で、アウタトラベルリフトリンク16を回動させ
ることによりアウタ側、インナ側のロアアーム1
4は一体となつてロアレール4に対し上下方向に
平行に移動可能となつている。
アウタ側、インナ側のロアアーム14の後部に
はピン24でロアアーム14へ回動可能に取付け
られたサポートリンク25が配設されている。そ
して、サポートリンク25の上部はピン26でも
つて図示しないシートクツシヨンフレームの後部
へ直接枢着されている。図示しないシートクツシ
ヨンフレームのアウタ側、インナ側前部にはフロ
ントバーチカルブラケツト27(これ自体シート
クツシヨンフレームの一部と見ることができる)
が固着され、アウタ側、インナ側のフロントバー
チカルブラケツト27にはフロントバーチカルシ
ヤフト28が回動可能に支持されている。そし
て、フロントバーチカルシヤフト28のアウタ側
にはアウタフロントバーチカルトラベルリンク2
9、インナ側にはインナフロントバーチカルトラ
ベルリンク30が取付けられている。これによ
り、アウタフロントバーチカルトラベルリンク2
9、インナフロントバーチカルトラベルリンク3
0は、フロントバーチカルブラケツト27を介し
てシートクツシヨンフレームに回動可能に取付け
られたことになり、フロントバーチカルシヤフト
28と一体となつて回動する。アウタフロントバ
ーチカルトラベルリンク29、インナフロントバ
ーチカルトラベルリンク30の前部はそれぞれピ
ン31でもつてロアアーム14の前部へ枢着され
ている。よつて、アウタ側のロアアーム14、ア
ウタフロントバーチカルトラベルリンク29、シ
ートクツシヨンフレーム、サポートリンク25と
インナ側のロアアーム14、インナフロントバー
チカルトラベルリンク30、シートクツシヨンフ
レーム、サポートリンク25とはそれぞれ四節回
転連鎖を構成する。即ち、第1図及び第2図に示
したように、フロントバーチカルトラベルリンク
29,30が略水平に位置し、サポートリンク2
5が略垂直に位置するような四節回転連鎖を構成
する。そして、アウタフロントバーチカルトラベ
ルリンク29を第1図の反時計方向に回動させる
と、フロントバーチカルブラケツト27及びこれ
に固着されたシートクツシヨンフレームの前部が
ロアアーム14に対して上方に移動し、アウタフ
ロントバーチカルトラベルリンク29を第1図の
時計方向に回動させると、シートクツシヨンフレ
ームの前部がロアアーム14に対して下方に移動
するようになつている。この際、サポートリンク
25はフロントバーチカルトラベルリンク29,
30が回動した時に生じるシートクツシヨンフレ
ームの前後方向の運動成分をその回動により吸収
することになる。第2図において、32はリフト
シヤフト15に設けられたリフトトーシヨンバー
ブラケツト33に支持されるリフトトーシヨンバ
ーで、一端はインナリフトトラベルリンク17に
設けられたトーシヨンバー係止部17cに係止さ
れ、他端はアウタ側のロアアーム14に係止さ
れ、インナリフトトラベルリンク17へロアアー
ム14が上方へ移動する方向の付勢力を与えてい
る。又、34は、フロントバーチカルシヤフト2
8に設けられたフロントバーチカルトーシヨンバ
ーブラケツト35に支持されるフロントバーチカ
ルトーシヨンバーで、一端はインナフロントバー
チカルトラベルリンク30に設けられたトーシヨ
ンバー係止部30aに係止され、他端はアウタ側
のロアアーム14に係止され、インナフロントバ
ーチカルトラベルリンク30へ図示しないシート
クツシヨンフレームの前部が上方へ移動する方向
の付勢力を与えている。
はピン24でロアアーム14へ回動可能に取付け
られたサポートリンク25が配設されている。そ
して、サポートリンク25の上部はピン26でも
つて図示しないシートクツシヨンフレームの後部
へ直接枢着されている。図示しないシートクツシ
ヨンフレームのアウタ側、インナ側前部にはフロ
ントバーチカルブラケツト27(これ自体シート
クツシヨンフレームの一部と見ることができる)
が固着され、アウタ側、インナ側のフロントバー
チカルブラケツト27にはフロントバーチカルシ
ヤフト28が回動可能に支持されている。そし
て、フロントバーチカルシヤフト28のアウタ側
にはアウタフロントバーチカルトラベルリンク2
9、インナ側にはインナフロントバーチカルトラ
ベルリンク30が取付けられている。これによ
り、アウタフロントバーチカルトラベルリンク2
9、インナフロントバーチカルトラベルリンク3
0は、フロントバーチカルブラケツト27を介し
てシートクツシヨンフレームに回動可能に取付け
られたことになり、フロントバーチカルシヤフト
28と一体となつて回動する。アウタフロントバ
ーチカルトラベルリンク29、インナフロントバ
ーチカルトラベルリンク30の前部はそれぞれピ
ン31でもつてロアアーム14の前部へ枢着され
ている。よつて、アウタ側のロアアーム14、ア
ウタフロントバーチカルトラベルリンク29、シ
ートクツシヨンフレーム、サポートリンク25と
インナ側のロアアーム14、インナフロントバー
チカルトラベルリンク30、シートクツシヨンフ
レーム、サポートリンク25とはそれぞれ四節回
転連鎖を構成する。即ち、第1図及び第2図に示
したように、フロントバーチカルトラベルリンク
29,30が略水平に位置し、サポートリンク2
5が略垂直に位置するような四節回転連鎖を構成
する。そして、アウタフロントバーチカルトラベ
ルリンク29を第1図の反時計方向に回動させる
と、フロントバーチカルブラケツト27及びこれ
に固着されたシートクツシヨンフレームの前部が
ロアアーム14に対して上方に移動し、アウタフ
ロントバーチカルトラベルリンク29を第1図の
時計方向に回動させると、シートクツシヨンフレ
ームの前部がロアアーム14に対して下方に移動
するようになつている。この際、サポートリンク
25はフロントバーチカルトラベルリンク29,
30が回動した時に生じるシートクツシヨンフレ
ームの前後方向の運動成分をその回動により吸収
することになる。第2図において、32はリフト
シヤフト15に設けられたリフトトーシヨンバー
ブラケツト33に支持されるリフトトーシヨンバ
ーで、一端はインナリフトトラベルリンク17に
設けられたトーシヨンバー係止部17cに係止さ
れ、他端はアウタ側のロアアーム14に係止さ
れ、インナリフトトラベルリンク17へロアアー
ム14が上方へ移動する方向の付勢力を与えてい
る。又、34は、フロントバーチカルシヤフト2
8に設けられたフロントバーチカルトーシヨンバ
ーブラケツト35に支持されるフロントバーチカ
ルトーシヨンバーで、一端はインナフロントバー
チカルトラベルリンク30に設けられたトーシヨ
ンバー係止部30aに係止され、他端はアウタ側
のロアアーム14に係止され、インナフロントバ
ーチカルトラベルリンク30へ図示しないシート
クツシヨンフレームの前部が上方へ移動する方向
の付勢力を与えている。
第1図において、アウタ側のロアアーム14に
固着されるリフトバーチカルブラケツト36に
は、後述のリフト操作ハンドル37でもつて回動
するリフトピニオン38が配設されている。リフ
トピニオン38はギヤが刻設されたアウタリフト
トラベルリンク16のギヤ部16cと噛合してい
る。又、フロントバーチカルブラケツト27に
は、後述のフロントバーチカル操作ハンドル39
でもつて回動するフロントバーチカルピニオン4
0が配設されている。フロントバーチカルピニオ
ン40はギヤが刻設されたアウタフロントバーチ
カルトラベルリンク29のギヤ部29aと噛合し
ている。
固着されるリフトバーチカルブラケツト36に
は、後述のリフト操作ハンドル37でもつて回動
するリフトピニオン38が配設されている。リフ
トピニオン38はギヤが刻設されたアウタリフト
トラベルリンク16のギヤ部16cと噛合してい
る。又、フロントバーチカルブラケツト27に
は、後述のフロントバーチカル操作ハンドル39
でもつて回動するフロントバーチカルピニオン4
0が配設されている。フロントバーチカルピニオ
ン40はギヤが刻設されたアウタフロントバーチ
カルトラベルリンク29のギヤ部29aと噛合し
ている。
リフト操作ハンドル37の回動は第4図に示す
ブレーキ機構を介してリフトピニオン38へ伝達
される。このブレーキ機構はストツパケース41
内に、該ストツパケース41の内壁に圧接するよ
うに2つのトーシヨンスプリング42,43を装
着した後、コア44と一体となつたハンドル軸4
5をストツパケース41内に挿入し、コア44の
切欠き44aの側端部44b,44cをトーシヨ
ンスプリング42,43の一方のフツク部42
a,43bに当接可能にし、その後、リフトピニ
オン38の爪部46がコア44の切欠き44a内
に配置され、且つ、爪部46のスリツト46a,
46bにトーシヨンスプリング42,43の他方
のフツク部42b,43aが嵌入するようにリフ
トピニオン38をハンドル軸45の一端に挿通す
ることにより構成される。そして、ハンドル軸4
5の他端にはセレーシヨンが刻設されたセレーシ
ヨン部45aが設けられ、該セレーシヨン部45
aにリフト操作ハンドル37が取付けられ、止輪
47でもつて抜止めがなされている。これによ
り、リフト操作ハンドル37から回動力を受けた
際には、その回動方向で決まる何れかのフツク部
42a若しくは43bに、コア44の側端部44
b若しくは44cが当接し、それを巻き込んでト
ーシヨンスプリング42,43の外径を引き縮め
るように動作し、リフトピニオン38から回動力
を受けた際には、トーシヨンスプリング42,4
3の外径を押し広げてブレーキ力を発生するよう
に動作するようになつている。
ブレーキ機構を介してリフトピニオン38へ伝達
される。このブレーキ機構はストツパケース41
内に、該ストツパケース41の内壁に圧接するよ
うに2つのトーシヨンスプリング42,43を装
着した後、コア44と一体となつたハンドル軸4
5をストツパケース41内に挿入し、コア44の
切欠き44aの側端部44b,44cをトーシヨ
ンスプリング42,43の一方のフツク部42
a,43bに当接可能にし、その後、リフトピニ
オン38の爪部46がコア44の切欠き44a内
に配置され、且つ、爪部46のスリツト46a,
46bにトーシヨンスプリング42,43の他方
のフツク部42b,43aが嵌入するようにリフ
トピニオン38をハンドル軸45の一端に挿通す
ることにより構成される。そして、ハンドル軸4
5の他端にはセレーシヨンが刻設されたセレーシ
ヨン部45aが設けられ、該セレーシヨン部45
aにリフト操作ハンドル37が取付けられ、止輪
47でもつて抜止めがなされている。これによ
り、リフト操作ハンドル37から回動力を受けた
際には、その回動方向で決まる何れかのフツク部
42a若しくは43bに、コア44の側端部44
b若しくは44cが当接し、それを巻き込んでト
ーシヨンスプリング42,43の外径を引き縮め
るように動作し、リフトピニオン38から回動力
を受けた際には、トーシヨンスプリング42,4
3の外径を押し広げてブレーキ力を発生するよう
に動作するようになつている。
フロントバーチカル操作ハンドル39の回動は
第5図に示すブレーキ機構を介してフロントバー
チカルピニオン40へ伝達される。このブレーキ
機構はストツパケース48内に、該ストツパケー
ス48の内壁に圧接するようにトーシヨンスプリ
ング49(フロントバーチカル操作ハンドル側は
荷重の加わり方が前述のリフト操作ハンドル側に
比べて小さいのでトーシヨンスプリングは1個と
している。)を装着した後、コア50と一体とな
つたハンドル軸51をストツパケース48内に挿
入し、コア50の切欠き50aの側端部50b,
50cをトーシヨンスプリング49の両端のフツ
ク部49a,49bに当接可能とし、その後フロ
ントバーチカルピニオン40の爪部52をフツク
部49a,49b間に配置し、フロントバーチカ
ルピニオン40をハンドル軸51の一端に挿通す
ることにより構成される。そして、ハンドル軸5
1の他端にはセレーシヨンが刻設されたセレーシ
ヨン部51aが設けられ、該セレーシヨン部51
aにフロントバーチカル操作ハンドル39が取付
けられ、止輪47でもつて抜止めがなされてい
る。これにより、フロントバーチカル操作ハンド
ル39から回動力を受けた際には、その回動方向
で決まる何れかのフツク部49a若しくは49b
に、コア50の側端部50b若しくは50cが当
接し、それを巻き込んでトーシヨンスプリング4
9の外径を引き締めるように動作し、フロントバ
ーチカルピニオン40から回動力を受けた際に
は、トーシヨンスプンリグ49の外径を押し広げ
てブレーキ力を発生するように作動するようにな
つている。
第5図に示すブレーキ機構を介してフロントバー
チカルピニオン40へ伝達される。このブレーキ
機構はストツパケース48内に、該ストツパケー
ス48の内壁に圧接するようにトーシヨンスプリ
ング49(フロントバーチカル操作ハンドル側は
荷重の加わり方が前述のリフト操作ハンドル側に
比べて小さいのでトーシヨンスプリングは1個と
している。)を装着した後、コア50と一体とな
つたハンドル軸51をストツパケース48内に挿
入し、コア50の切欠き50aの側端部50b,
50cをトーシヨンスプリング49の両端のフツ
ク部49a,49bに当接可能とし、その後フロ
ントバーチカルピニオン40の爪部52をフツク
部49a,49b間に配置し、フロントバーチカ
ルピニオン40をハンドル軸51の一端に挿通す
ることにより構成される。そして、ハンドル軸5
1の他端にはセレーシヨンが刻設されたセレーシ
ヨン部51aが設けられ、該セレーシヨン部51
aにフロントバーチカル操作ハンドル39が取付
けられ、止輪47でもつて抜止めがなされてい
る。これにより、フロントバーチカル操作ハンド
ル39から回動力を受けた際には、その回動方向
で決まる何れかのフツク部49a若しくは49b
に、コア50の側端部50b若しくは50cが当
接し、それを巻き込んでトーシヨンスプリング4
9の外径を引き締めるように動作し、フロントバ
ーチカルピニオン40から回動力を受けた際に
は、トーシヨンスプンリグ49の外径を押し広げ
てブレーキ力を発生するように作動するようにな
つている。
次に上記構成の作動を説明する。リフト操作ハ
ンドル37を回動させるとリフトピニオン38が
回動する。するとリフトピニオン38と噛合して
いるアウタリフトトラベルリンク16が回動し、
アウタ側、インナ側のロアアーム14が上下に移
動し、ロアアーム14側に取付けられたシートク
ツシヨンフレームも上下に移動し、シート全体の
高さが変化する。次にフロントバーチカル操作ハ
ンドル39を回動させるとフロントバーチカルピ
ニオン40が回動する。するとフロントバーチカ
ルピニオン40と噛合しているアウタフロントバ
ーチカルトラベルリンク29がピン31を中心に
回動し、シートクツシヨンフレームの前部に固着
されたフロントバーチカルブラケツト27が上下
に移動し、シートクツシヨンフレームの前部の高
さが変化する。そして、リフト操作ハンドル3
7、フロントバーチカル操作ハンドル39を操作
しない限りブレーキ機構によりシートは一定の位
置を保持する。
ンドル37を回動させるとリフトピニオン38が
回動する。するとリフトピニオン38と噛合して
いるアウタリフトトラベルリンク16が回動し、
アウタ側、インナ側のロアアーム14が上下に移
動し、ロアアーム14側に取付けられたシートク
ツシヨンフレームも上下に移動し、シート全体の
高さが変化する。次にフロントバーチカル操作ハ
ンドル39を回動させるとフロントバーチカルピ
ニオン40が回動する。するとフロントバーチカ
ルピニオン40と噛合しているアウタフロントバ
ーチカルトラベルリンク29がピン31を中心に
回動し、シートクツシヨンフレームの前部に固着
されたフロントバーチカルブラケツト27が上下
に移動し、シートクツシヨンフレームの前部の高
さが変化する。そして、リフト操作ハンドル3
7、フロントバーチカル操作ハンドル39を操作
しない限りブレーキ機構によりシートは一定の位
置を保持する。
上記構成によれば、リフト操作ハンドル37、
フロントバーチカル操作ハンドル39が設けられ
ているロアアーム14はアツパレール5側でな
く、シートクツシヨンフレーム側に取付けられて
いるので、シートクツシヨンフレームと一体とな
つて上下に移動し、シート全体の意匠はシートク
ツシヨンフレームの高さによつて変化しない。
又、ロアアーム14とシートクツシヨンフレーム
を布やレザー等のシート表皮材で一体的に覆うこ
とができシートの美観を増すことができる。又、
リフト操作ハンドル37を操作することによりシ
ート全体の上下調節ができ、フロントバーチカル
操作ハンドル39を操作することによりシートク
ツシヨンの前部の上下調節ができる。このとき、
リフト操作ハンドル37を操作することによりロ
アアームを上下させる時はロアアームと共にリフ
ト操作ハンドル37も上下し、フロントバーチカ
ル操作ハンドル39を操作することによりシート
クツシヨンフレームの前部を上下させる時はシー
トクツシヨンフレームと共にフロントバーチカル
操作ハンドル39も上下するので、シートクツシ
ヨンの上面からリフト操作ハンドル37及びフロ
ントバーチカル操作ハンドル39までの距離が調
節時に変化する(過大になる)ことがなく、操作
性がよい。
フロントバーチカル操作ハンドル39が設けられ
ているロアアーム14はアツパレール5側でな
く、シートクツシヨンフレーム側に取付けられて
いるので、シートクツシヨンフレームと一体とな
つて上下に移動し、シート全体の意匠はシートク
ツシヨンフレームの高さによつて変化しない。
又、ロアアーム14とシートクツシヨンフレーム
を布やレザー等のシート表皮材で一体的に覆うこ
とができシートの美観を増すことができる。又、
リフト操作ハンドル37を操作することによりシ
ート全体の上下調節ができ、フロントバーチカル
操作ハンドル39を操作することによりシートク
ツシヨンの前部の上下調節ができる。このとき、
リフト操作ハンドル37を操作することによりロ
アアームを上下させる時はロアアームと共にリフ
ト操作ハンドル37も上下し、フロントバーチカ
ル操作ハンドル39を操作することによりシート
クツシヨンフレームの前部を上下させる時はシー
トクツシヨンフレームと共にフロントバーチカル
操作ハンドル39も上下するので、シートクツシ
ヨンの上面からリフト操作ハンドル37及びフロ
ントバーチカル操作ハンドル39までの距離が調
節時に変化する(過大になる)ことがなく、操作
性がよい。
尚、本考案は上記実施例に限ることなく種々の
変形が可能である。例えば、本実施例では、手動
による高さ調節シートであつたが、勿論モータ駆
動の高さ調節シートでも本考案は適用できる。
変形が可能である。例えば、本実施例では、手動
による高さ調節シートであつたが、勿論モータ駆
動の高さ調節シートでも本考案は適用できる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、シート
全体の意匠がシートクツシヨンフレームの高さに
よつて変化せず、ロアアームとシートクツシヨン
フレームを布やレザー等のシート表皮材で一体的
に覆つて美観を増し、シート全体の上下調節とシ
ートクツシヨン前部の上下調節を行え、この時、
リフト操作ハンドルを操作することによりロアア
ームを上下させる時はロアアームと共にリフト操
作ハンドルも上下し、フロントバーチカル操作ハ
ンドルを操作することによりシートクツシヨンフ
レームの前部を上下させる時はシートクツシヨン
フレームと共にフロントバーチカル操作ハンドル
も上下するので、シートクツシヨンの上面からリ
フト操作ハンドル及びフロントバーチカル操作ハ
ンドルまでの距離が調節時に変化することがな
く、良好な操作性が得られる高さ調節シートを実
現できる。
全体の意匠がシートクツシヨンフレームの高さに
よつて変化せず、ロアアームとシートクツシヨン
フレームを布やレザー等のシート表皮材で一体的
に覆つて美観を増し、シート全体の上下調節とシ
ートクツシヨン前部の上下調節を行え、この時、
リフト操作ハンドルを操作することによりロアア
ームを上下させる時はロアアームと共にリフト操
作ハンドルも上下し、フロントバーチカル操作ハ
ンドルを操作することによりシートクツシヨンフ
レームの前部を上下させる時はシートクツシヨン
フレームと共にフロントバーチカル操作ハンドル
も上下するので、シートクツシヨンの上面からリ
フト操作ハンドル及びフロントバーチカル操作ハ
ンドルまでの距離が調節時に変化することがな
く、良好な操作性が得られる高さ調節シートを実
現できる。
第1図は第3図の−断面で本考案の一実施
例のアウタ側の構成図、第2図は第3図の−
断面でインナ側の構成図、第3図は本考案のドラ
イバーズシートの斜視図、第4図はリフト操作ハ
ンドル側のブレーキ機構の分解斜視図、第5図は
フロントバーチカル操作ハンドル側のブレーキ機
構の分解斜視図である。 1……アウタシートトラツク、1′……インナ
シートトラツク、2,3……ブラケツト、4……
ロアレール、5……アツパレール、6……フロン
トホールドブラケツト、6a,7a,8a,8
b,8c,10a,10b,10c,16a,1
6b,17a,17b……貫通孔、7……リアホ
ールドブラケツト、8……フロントリフトリン
ク、9,11,12,13,18,20,21,
23,24,26,31,……ピン、10……リ
アリフトリンク、14……ロアアーム、15……
リフトシヤフト、16……アウタリフトトラベル
リンク、16c,29a……ギヤ部、17c,3
0a……トーシヨンバー係止部、19,22……
連結リンク、25……サポートリンク、27……
フロントバーチカルブラケツト、28……フロン
トバーチカルシヤフト、29……アウタフロント
バーチカルリンク、30……インナフロントバー
チカルリンク、32……リフトトーシヨンバ、3
3……リフトトーシヨンバーブラケツト、34…
…フロントバーチカルトーシヨンバ、35……フ
ロントバーチカルトーシヨンバーブラケツト、3
6……リフトバーチカルブラケツト、37……リ
フト操作ハンドル、38……リフトピニオン、3
9……フロントバーチカル操作ハンドル、40…
…フロントバーチカルピニオン、41,48……
ストツパケース、42,43,49……トーシヨ
ンスプリング、42a,42b,43a,43
b,49a,49b……フツク部、44,50…
…コア、44a,50a……切欠き、42b,4
2c,50b,50c……側端部、45,51…
…ハンドル軸、45a,51a……セレーション
部、46,52……爪部、46a,46b,……
スリツト、47……止輪。
例のアウタ側の構成図、第2図は第3図の−
断面でインナ側の構成図、第3図は本考案のドラ
イバーズシートの斜視図、第4図はリフト操作ハ
ンドル側のブレーキ機構の分解斜視図、第5図は
フロントバーチカル操作ハンドル側のブレーキ機
構の分解斜視図である。 1……アウタシートトラツク、1′……インナ
シートトラツク、2,3……ブラケツト、4……
ロアレール、5……アツパレール、6……フロン
トホールドブラケツト、6a,7a,8a,8
b,8c,10a,10b,10c,16a,1
6b,17a,17b……貫通孔、7……リアホ
ールドブラケツト、8……フロントリフトリン
ク、9,11,12,13,18,20,21,
23,24,26,31,……ピン、10……リ
アリフトリンク、14……ロアアーム、15……
リフトシヤフト、16……アウタリフトトラベル
リンク、16c,29a……ギヤ部、17c,3
0a……トーシヨンバー係止部、19,22……
連結リンク、25……サポートリンク、27……
フロントバーチカルブラケツト、28……フロン
トバーチカルシヤフト、29……アウタフロント
バーチカルリンク、30……インナフロントバー
チカルリンク、32……リフトトーシヨンバ、3
3……リフトトーシヨンバーブラケツト、34…
…フロントバーチカルトーシヨンバ、35……フ
ロントバーチカルトーシヨンバーブラケツト、3
6……リフトバーチカルブラケツト、37……リ
フト操作ハンドル、38……リフトピニオン、3
9……フロントバーチカル操作ハンドル、40…
…フロントバーチカルピニオン、41,48……
ストツパケース、42,43,49……トーシヨ
ンスプリング、42a,42b,43a,43
b,49a,49b……フツク部、44,50…
…コア、44a,50a……切欠き、42b,4
2c,50b,50c……側端部、45,51…
…ハンドル軸、45a,51a……セレーション
部、46,52……爪部、46a,46b,……
スリツト、47……止輪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シートトラツクのアツパレールの前部に垂直回
動可能に配設され、一方の回動端部はロアアーム
に枢着された第1のリフトタンクと、 アツパレールの後部に垂直回動可能に配設さ
れ、一方の回動端部は前記ロアアームに枢着さ
れ、前記シートトラツクのアツパレール、前記ロ
アアーム及び前記第1のリフトリンクと共に平行
クランク機構を形成する第2のリフトリンクと、 端部にギヤ部が設けられ前記ロアアームに回動
可能に取り付けられたリフトトラベルリンクと、 前記第1,第2リフトリンクの他方の回動端部
に一端が枢着され、他端が前記リフトトラベルリ
ンクの回動部分に枢着された第1,第2の連結リ
ンクと、 端部にギヤ部が設けられ且つ略水平に配置され
ると共に、前記ロアアームの前部に垂直回動可能
に取付けられ、前部はシートクツシヨンが取付ら
れるシートクツシヨンフレームの前部に枢着され
たフロントバーチカルトラベルリンクと、 略垂直に配置されると共に、前記ロアアームの
後部に垂直回動可能に取付られ、上部は前記シー
トクツシヨンフレームの後部に枢着され、前記前
記ロアアーム、前記フロントバーチカルトラベル
リンク及び前記シートクツシヨンフレームと共に
四節回転連鎖を形成するサポートリンクと、 前記ロアアーム側に設けられ、前記リフトトラ
ベルリンクのギヤ部と噛合するリフトピニオン
と、 前記ロアアーム側に設けられ、前記フロントバ
ーチカルトラベルリンクのギヤ部と噛合するフロ
ントバーチカルピニオンとを具備し、 リフト操作ハンドルにより前記リフトピニオン
を回動することにより前記ロアアームを上下に移
動させ、フロントバーチカル操作ハンドルにより
前記フロントバーチカルピニオンを回動すること
により前記シートクツシヨンフレームの前部を上
下に移動させることを特徴とする高さ調節シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986101087U JPH0525318Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986101087U JPH0525318Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637033U JPS637033U (ja) | 1988-01-18 |
JPH0525318Y2 true JPH0525318Y2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=30971511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986101087U Expired - Lifetime JPH0525318Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525318Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4499856B2 (ja) * | 1999-11-11 | 2010-07-07 | 富士機工株式会社 | シート高さ調整装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58126226A (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-27 | Shiraki Kinzoku Kogyo Kk | 4ウエイシ−ト調整装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152547U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-11 | 富士機工株式会社 | シ−トリフタ |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP1986101087U patent/JPH0525318Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58126226A (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-27 | Shiraki Kinzoku Kogyo Kk | 4ウエイシ−ト調整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS637033U (ja) | 1988-01-18 |
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