JPH05253144A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH05253144A JPH05253144A JP5256792A JP5256792A JPH05253144A JP H05253144 A JPH05253144 A JP H05253144A JP 5256792 A JP5256792 A JP 5256792A JP 5256792 A JP5256792 A JP 5256792A JP H05253144 A JPH05253144 A JP H05253144A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- power control
- control range
- electric blower
- counting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塵埃を検知するセンサの出力から適切な電動
送風機の入力制御を行う。 【構成】 塵埃通路９を通過する塵埃１２による光量の
変化を検出するセンサ８の出力を増幅、波形整形してパ
ルス信号に変換し、マイクロコンピュータ１５に入力す
る。マイクロコンピュータ１５は、パルス変換手段１４
からのパルス数を単位時間内でカウントする計数手段１
６と、この計数手段１６のカウント結果を累計し床面情
報を得るごみ変化率算出手段１７と、前記ごみ変化率算
出手段１７から得られた床面情報と前記計数手段１６よ
り電動送風機２の電力を決定する電力制御手段１８とを
有し、所定期間内の前記計数手段１６のカウント結果よ
り電動送風機２の電力制御範囲を選定し、マイクロコン
ピュータ１５の出力は位相制御手段３３に入力し、電動
送風機２の入力制御をする。
送風機の入力制御を行う。 【構成】 塵埃通路９を通過する塵埃１２による光量の
変化を検出するセンサ８の出力を増幅、波形整形してパ
ルス信号に変換し、マイクロコンピュータ１５に入力す
る。マイクロコンピュータ１５は、パルス変換手段１４
からのパルス数を単位時間内でカウントする計数手段１
６と、この計数手段１６のカウント結果を累計し床面情
報を得るごみ変化率算出手段１７と、前記ごみ変化率算
出手段１７から得られた床面情報と前記計数手段１６よ
り電動送風機２の電力を決定する電力制御手段１８とを
有し、所定期間内の前記計数手段１６のカウント結果よ
り電動送風機２の電力制御範囲を選定し、マイクロコン
ピュータ１５の出力は位相制御手段３３に入力し、電動
送風機２の入力制御をする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塵埃量の単位時間のカ
ウント結果を累計して掃除する床面を識別し、電動送風
機の入力制御を行う電気掃除機に関する。
ウント結果を累計して掃除する床面を識別し、電動送風
機の入力制御を行う電気掃除機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、電気掃除機は掃除する床面、塵埃
量などにより電動送風機の入力を自動的に制御して吸込
力を制御することが求められている。
量などにより電動送風機の入力を自動的に制御して吸込
力を制御することが求められている。
【０００３】従来、この種の電気掃除機は図６に示すよ
うな構成が一般的であった。以下、その構成について説
明する。
うな構成が一般的であった。以下、その構成について説
明する。
【０００４】図７に示すように、掃除機本体（以下、本
体という）１は電動送風機２を内蔵しており、吸い込み
口３にホース４、延長管５および回転ブラシ６を有する
電動式床用吸い込み具３６を接続している。ホース４の
先端部には手元スイッチ７を設け、手元スイッチ７を操
作することで本体１内に配設した電動送風機２の回転数
制御を行うようにしていた。
体という）１は電動送風機２を内蔵しており、吸い込み
口３にホース４、延長管５および回転ブラシ６を有する
電動式床用吸い込み具３６を接続している。ホース４の
先端部には手元スイッチ７を設け、手元スイッチ７を操
作することで本体１内に配設した電動送風機２の回転数
制御を行うようにしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
掃除機では、掃除する床面を使用者が判断し、床面に応
じて手動で手元スイッチ７の操作により入力（回転数）
を変化させて吸込力を変化させていた。そのため、操作
が面倒であるという問題を有していた。
掃除機では、掃除する床面を使用者が判断し、床面に応
じて手動で手元スイッチ７の操作により入力（回転数）
を変化させて吸込力を変化させていた。そのため、操作
が面倒であるという問題を有していた。
【０００６】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、塵埃を検知するセンサの出力から適切な電動送風機
の入力制御を行うことを目的としている。
で、塵埃を検知するセンサの出力から適切な電動送風機
の入力制御を行うことを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、塵埃通路を通る塵埃を検知するセンサと、
前記センサの出力をパルス信号に変換するパルス変換手
段と、前記パルス変換手段からのパルス数を単位時間内
で計数する計数手段と、前記計数手段のカウント結果を
累計し床面情報を得る累計手段と、前記累計手段から得
られた床面情報と前記計数手段より電動送風機の電力を
決定する電力制御手段とを有し、運転開始時には所定の
吸込力で吸引を行い、所定期間内の前記計数手段のカウ
ント結果より複数段設けた電力制御範囲より適する電力
制御範囲を選定し、以降は所定時間毎の表示手段の出力
によって電力制御範囲を更新するようにしたことを課題
解決手段としている。
するために、塵埃通路を通る塵埃を検知するセンサと、
前記センサの出力をパルス信号に変換するパルス変換手
段と、前記パルス変換手段からのパルス数を単位時間内
で計数する計数手段と、前記計数手段のカウント結果を
累計し床面情報を得る累計手段と、前記累計手段から得
られた床面情報と前記計数手段より電動送風機の電力を
決定する電力制御手段とを有し、運転開始時には所定の
吸込力で吸引を行い、所定期間内の前記計数手段のカウ
ント結果より複数段設けた電力制御範囲より適する電力
制御範囲を選定し、以降は所定時間毎の表示手段の出力
によって電力制御範囲を更新するようにしたことを課題
解決手段としている。
【０００８】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、所定期
間内の塵埃の検出数により電力制御範囲を切り替えてよ
りきめ細かな電力制御ができ、使い勝手を向上できる。
間内の塵埃の検出数により電力制御範囲を切り替えてよ
りきめ細かな電力制御ができ、使い勝手を向上できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１から図
２を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
２を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
【００１０】図に示すように、センサ８はホース４の一
部の塵埃通路９に発光ダイオード１０を設け、この発光
ダイオード１０に対向して受光部１１を設け、塵埃通路
９を通過する塵埃１２により光量の変化を検出するよう
にしている。受光部１１の信号は増幅部１３で増幅し、
パルス変換手段１４で波形整形してパルス信号に変換
し、マイクロコンピュータ１５に入力する。マイクロコ
ンピュータ１５は、パルス変換手段１４からのパルス数
を単位時間内でカウントする計数手段１６と、この計数
手段１６のカウント結果を累計し床面情報を得るごみ変
化率算出手段１７と、電力制御手段１８とを備えてい
る。マイクロコンピュータ１５の出力は位相制御回路３
３，３４に入力し、電力制御手段１８がごみ変化率算出
手段１７により得た床面情報と計数手段１６の出力とに
より電動送風機２の入力を制御する。
部の塵埃通路９に発光ダイオード１０を設け、この発光
ダイオード１０に対向して受光部１１を設け、塵埃通路
９を通過する塵埃１２により光量の変化を検出するよう
にしている。受光部１１の信号は増幅部１３で増幅し、
パルス変換手段１４で波形整形してパルス信号に変換
し、マイクロコンピュータ１５に入力する。マイクロコ
ンピュータ１５は、パルス変換手段１４からのパルス数
を単位時間内でカウントする計数手段１６と、この計数
手段１６のカウント結果を累計し床面情報を得るごみ変
化率算出手段１７と、電力制御手段１８とを備えてい
る。マイクロコンピュータ１５の出力は位相制御回路３
３，３４に入力し、電力制御手段１８がごみ変化率算出
手段１７により得た床面情報と計数手段１６の出力とに
より電動送風機２の入力を制御する。
【００１１】以上の構成において動作を説明する。計数
手段１６では、センサ８で検出したごみを単位時間（例
えば０．１秒間）積算する。積算することによって、そ
の時点の床面にあるごみ量が判る。
手段１６では、センサ８で検出したごみを単位時間（例
えば０．１秒間）積算する。積算することによって、そ
の時点の床面にあるごみ量が判る。
【００１２】図３に掃除を継続して行っている場合のご
み量の積算値の変化の度合いを示している。同図におい
て掃除を開始してからＴ１まではごみは一気に減るが、
これは床表面のごみがとれたことを示している。またＴ
１から以降は、同図に示す様に、その後のごみのとれ方
によって大きく（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）の様に分れる。
（Ｃ）の場合はごみの積算値がほぼ０であり、Ｔ１まで
の間にほとんどとれてしまったことを示している。これ
は掃除を行う床面が木床やクッションフロア、畳などの
場合である。また、床面が絨毯の場合は、毛足の間にご
みが埋もれてしまい、一般的に木床や畳に比べて相対的
にごみの量が多くなかなかとれにくい。すなわち同図の
（Ａ）（Ｂ）のようにごみ量の積算値が徐々に減ってい
くような特性を示す。この様にごみ量の変化率をごみ変
化率算出手段１７により算出すると、現在掃除をしてい
る床面の特性がどんなものであるか推定することができ
る。ここで、床面情報として指数化した値（たとえば０
〜７）を推定する。ごみ量の変化率が小さいというの
は、ごみがなかなかとれにくい床面であることを示して
おり、ごみ量の変化率が大きいというのは、ごみがとれ
やすい床面であるということを示している。
み量の積算値の変化の度合いを示している。同図におい
て掃除を開始してからＴ１まではごみは一気に減るが、
これは床表面のごみがとれたことを示している。またＴ
１から以降は、同図に示す様に、その後のごみのとれ方
によって大きく（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）の様に分れる。
（Ｃ）の場合はごみの積算値がほぼ０であり、Ｔ１まで
の間にほとんどとれてしまったことを示している。これ
は掃除を行う床面が木床やクッションフロア、畳などの
場合である。また、床面が絨毯の場合は、毛足の間にご
みが埋もれてしまい、一般的に木床や畳に比べて相対的
にごみの量が多くなかなかとれにくい。すなわち同図の
（Ａ）（Ｂ）のようにごみ量の積算値が徐々に減ってい
くような特性を示す。この様にごみ量の変化率をごみ変
化率算出手段１７により算出すると、現在掃除をしてい
る床面の特性がどんなものであるか推定することができ
る。ここで、床面情報として指数化した値（たとえば０
〜７）を推定する。ごみ量の変化率が小さいというの
は、ごみがなかなかとれにくい床面であることを示して
おり、ごみ量の変化率が大きいというのは、ごみがとれ
やすい床面であるということを示している。
【００１３】掃除を行う場合の最適な吸い込み力は、床
面のごみの量や床面の特性などによって決まるものであ
り、計数手段１６とごみ変化率検出手段１７の出力から
電力制御手段１８で制御する。
面のごみの量や床面の特性などによって決まるものであ
り、計数手段１６とごみ変化率検出手段１７の出力から
電力制御手段１８で制御する。
【００１４】ここで運転開始時とは、電源投入時や自動
モード再設定時や回転ブラシ６のＯＮ／ＯＦＦ時を指
し、この時は前述したごみ量による床面情報が無かった
り、手動による任意の吸込力であったために情報が不正
確であるため所定の吸込力で吸引を行い、吸い込み力電
力制御範囲１９の選定は、図４に示すようにごみ量の検
出があった場合、所定期間Ｔ３間の累計より、ごみが多
ければ図５に示す強いパワーの範囲ｃ）を、ごみが少な
ければ弱いパワーの範囲ａ）を選定する。例えばパワー
の範囲ａ）は３００Ｗ〜６００Ｗ、パワーの範囲ｃ）は
６００Ｗ〜９００Ｗのように制御範囲を定める。
モード再設定時や回転ブラシ６のＯＮ／ＯＦＦ時を指
し、この時は前述したごみ量による床面情報が無かった
り、手動による任意の吸込力であったために情報が不正
確であるため所定の吸込力で吸引を行い、吸い込み力電
力制御範囲１９の選定は、図４に示すようにごみ量の検
出があった場合、所定期間Ｔ３間の累計より、ごみが多
ければ図５に示す強いパワーの範囲ｃ）を、ごみが少な
ければ弱いパワーの範囲ａ）を選定する。例えばパワー
の範囲ａ）は３００Ｗ〜６００Ｗ、パワーの範囲ｃ）は
６００Ｗ〜９００Ｗのように制御範囲を定める。
【００１５】ここで表示手段２０は床面情報と計数手段
１６より電動送風機２の電力を決定する電力制御手段１
８にて決定された電力よりその度合いを表示させるもの
で、例えばごみが無ければ緑ランプを表示し、ごみの度
合いにより赤ランプを表示数を変えて表わすものであ
る。
１６より電動送風機２の電力を決定する電力制御手段１
８にて決定された電力よりその度合いを表示させるもの
で、例えばごみが無ければ緑ランプを表示し、ごみの度
合いにより赤ランプを表示数を変えて表わすものであ
る。
【００１６】以降は例えば所定時間１秒毎の表示手段２
０の出力が５回の内２回以上赤２個が点灯すれば電力制
御範囲１９を上位に更新させたり、１０回連続して緑の
点灯であれば電力制御範囲１９を下位に更新する。この
様にごみが多ければ強い吸込力を持続し、早くごみを吸
い取るような動作をする。逆にごみが少なければ弱い吸
込力となり、軽い操作感で掃除ができる。
０の出力が５回の内２回以上赤２個が点灯すれば電力制
御範囲１９を上位に更新させたり、１０回連続して緑の
点灯であれば電力制御範囲１９を下位に更新する。この
様にごみが多ければ強い吸込力を持続し、早くごみを吸
い取るような動作をする。逆にごみが少なければ弱い吸
込力となり、軽い操作感で掃除ができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明の掃除機は次
のような効果を有している。電動送風機の制御範囲を複
数段設けて、所定期間内の吸引されるごみの量から制御
量の範囲を選定し、所定時間毎に更新するため、ごみが
多ければ強い吸込力を持続し、早くごみを吸い取るよう
な動作をする。逆にごみが少なければ弱い吸込力とな
り、軽い操作感の掃除機を提供できる。
のような効果を有している。電動送風機の制御範囲を複
数段設けて、所定期間内の吸引されるごみの量から制御
量の範囲を選定し、所定時間毎に更新するため、ごみが
多ければ強い吸込力を持続し、早くごみを吸い取るよう
な動作をする。逆にごみが少なければ弱い吸込力とな
り、軽い操作感の掃除機を提供できる。
【図１】本発明の実施例における回路ブロック図
【図２】塵埃センサー取り付け部断面図
【図３】ごみ量の変化を示す特性図
【図４】ごみの変化を示す特性図
【図５】制御範囲を示す特性図
【図６】表示手段による電力制御範囲の更新を示す特性
図
図
【図７】従来の電気掃除機の斜視図
２ 電動送風機 ６ 回転ブラシ ８ センサ ９ 塵埃通路 １２ 塵埃 １４ パルス変換手段 １６ 計数手段 １７ ごみ変化率算出手段 １８ 電力制御手段 １９ 電力制御範囲 ２０ 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 公軌 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】吸引のための電動送風機と回転ブラシを有
する電動式床用吸い込み具と塵埃通路を通る塵埃を検知
するセンサと、前記センサの出力をパルス信号に変換す
るパルス変換手段と、前記パルス変換手段からのパルス
数を単位時間内でカウントする計数手段と、前記計数手
段のカウント結果を累計し床面情報を得る累計手段と、
前記累計手段から得られた床面情報と前記計数手段より
電動送風機の電力を決定する電力制御手段と、決定され
た電力よりその度合いを表示させる表示手段とを有する
もので、運転開始時には所定の吸込力で吸引を行い、所
定時間内の前記計数手段のカウント結果より複数段設け
た電力制御範囲より適する電力制御範囲を選定し、以降
は所定時間毎の表示手段の出力によって電力制御範囲を
更新する電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5256792A JPH05253144A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5256792A JPH05253144A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253144A true JPH05253144A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12918384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5256792A Pending JPH05253144A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112107253A (zh) * | 2019-06-21 | 2020-12-22 | 江苏美的清洁电器股份有限公司 | 一种控制方法、装置及吸尘器 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP5256792A patent/JPH05253144A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112107253A (zh) * | 2019-06-21 | 2020-12-22 | 江苏美的清洁电器股份有限公司 | 一种控制方法、装置及吸尘器 |
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