JP3063150B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、塵埃量の単位時間のカウント結果を累計し
て掃除する床面を識別し、電動送風機の入力(回転数)
を制御する電気掃除機に関する。
従来の技術 近年、電気掃除機は掃除する床面、塵埃量などにより
電動送風機の入力を自動的に制御して吸込力を制御する
ことが求められている。
従来、この種の電気掃除機は第10図に示すような構成
が一般的であった。以下、その構成について説明する。
図に示すように、掃除機本体(以下、本体という)1
は電動送風機2を内蔵しており、吸い込み口3にホース
4,延長管5および吸込具6を接続している。ホース4の
先端部には手元スイッチ7を設け、手元スイッチ7を操
作することで本体1内に配設した電動送風機2の回転数
制御を行うようにしていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電気掃除機では、掃除する床面を使
用者が判断し、床面に応じて手動で手元スイッチ7の操
作により入力(回転数)を変化させて吸込力を変化させ
ていた。そのため、操作が面倒であるという問題を有し
ていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、塵埃を
検知するセンサの出力を処理して自動的に床面を識別
し、きめ細かな電動送風機の入力制御を行うことを目的
としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、塵埃通路を通る
塵埃を検知するセンサと、前記センサの出力をパルス信
号に変換するパルス変換手段と、前記パルス変換手段か
らのパルス数を単位時間内で計数する計数手段と、前記
計数手段のカウント結果を累計し床面情報を得る累計手
段と、電動送風機の入力を決定するファジィ推論器とを
備え、前記ファジィ推論器は前記計数手段の出力と床面
情報とにより前記電動送風機の入力を決定するようにし
たことを課題解決手段としている。
作用 本発明は上記した課題解決手段により、塵埃を検知す
るセンサの出力を累計して床面情報を得ることができ、
この床面情報と塵埃量とにより床面と塵埃量に応じた電
動送風機の入力制御ができ、使い勝手を向上できる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図から第3図を
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
図に示すように、センサ8はホース4の一部の塵埃通
路9に発光ダイオード10を設け、この発光ダイオード10
に対向して受光部11を設け、塵埃通路9を通過する塵埃
12による光量の変化を検出するようにしている。受光部
11の信号は増幅部13で増幅し、パルス変換部(パルス変
換手段)14で波形整形してパルス信号に変換し、マイク
ロコンピュータ15に入力する。マイクロコンピュータ15
は、パルス変換部14からのパルス数を単位時間内でカウ
ントする計数手段16と、この計数手段16のカウント結果
を累計し床面情報を得る累計部(累計手段)17と、電動
送風機2の入力を決定するファジィ推論器18と、タイマ
ー部19とを備えている。マイクロコンピュータ15の出力
は位相制御回路20に入力し、電動送風機2の入力を制御
して回転数を制御する。
ファジィ推論器18は累計部17により得た床面情報と計
数手段16の出力とにより電動送風機2の入力を決定する
もので、第3図(a),(b)のような塵埃量メンバー
シップ関数と累計数メンバーシップ関数を基にして第1
表に示した入力推論ルールにより電動送風機2の入力を
決定する。
以上の構成において第4図(a)〜(d)から第7図
を参照しながら動作を説明する。
第4図に床面を掃除し、同一面を2回掃除したときの
時間経過と単位時間当たりの計数手段のカウント値の特
性を示す。第4図(a)、(b)は「むだ毛の多い絨毯
面」を掃除した場合を示し、1回目と2回目とも比較的
に多い数値を示す。これは絨毯のむだ毛が吸い込まれた
り、毛の間に付着した塵埃12が時間をかけて吸い込まれ
るからである。また、第4図(c)、(d)は「平坦な
床面」を掃除した場合を示し、1回目はたまに多い場合
もあるが、2回目にはほとんど少ない数値である。これ
は「平坦な床面」では、塵埃12が簡単に吸い込まれ塵埃
が12がすぐになくなるからである。このように床面によ
り塵埃12の検出に差が生じる。逆にその差を利用して床
面を判断することができる。破線については別途後述す
る。計数手段16は第5図(a)のようなパルス変換部14
の出力のパルス数を計数し、単位時間当たりのパルス数
として計上し、第5図(b)のようなカウント値を得
る。この単位時間当たりのカウント値は、塵埃通路9を
通過する塵埃12に相当するものである。累計部17で計数
手段16の累計を行い、第5図(c)のような値を得る。
この累計した値は床面によって異なるため、この値より
床面情報が得られる。なお、第5図(b),(c)では
カウント値の具体数値は省略している。
以上の動作を第6図により説明すると、第6図のフロ
ーチャートの一連のサイクルは電源周波数の半サイクル
で行われる。ゆえに、電源周波数が60Hzの場合はステッ
プ1のタイマー部19で12回カウントすれば0.1秒であ
る。塵埃12の通過は割り込み機能により計数手段16でカ
ウントされる。ステップ2で単位時間の経過があれば、
ステップ3で計数手段16のカウント値を累計部17で累計
する。ステップ4で計数手段16のカウント値と後述する
ように先に累計値より得た床面情報とよりファジィ推論
して電動送風機2の最適入力を決定し、計数手段16のカ
ウント値をクリアする。ステップ5で所定時間の経過が
あれば、ステップ6で累計部17の内容より床面情報を得
る。これは「平坦な床面」では計数手段16は一般に少な
い値でありカウント値も少ない。また「むだ毛の多い絨
毯面」では計数手段16が連続して多くなる傾向があるた
め累計カウント値も多くなるため、累計部17のカウント
値より床面情報が得られる。そして、累計部8のカウン
ト値をクリアして一連の処理を終える。
このように、塵埃を検知するセンサ8の出力により操
作中の床面を自動的に識別し、床面に応じて電動送風機
2の入力を制御し、塵埃が多い床面(「むだ毛の多い絨
毯面」)では入力が高くなるように制御し、より早く塵
埃の吸引を行うようにすることができ、第7図の斜線部
(中間値)の制御が行え、きめ細かな滑らかな入力制御
ができる。このように人為的操作なしに塵埃の検知で床
面に応じて電動送風機を制御することができ、使い勝手
を向上できる。
つぎに、本発明の他の実施例について説明する。第1
図における累計部17は計数手段16の出力が所定の値(第
4図(a)〜(d)の破線)以下のとき、累計しないよ
うにしている。他の構成は上記実施例と同じである。
上記構成におけるフローチャートは、第8図に示すよ
うに第6図のフローチャートにステップ7が追加され、
計数手段16が所定の値以下であるかどうかの判断を行
う。すると第9図に第4図の所定の値(破線で示す)以
下の数値を計数手段16の計数に加算しないようにした場
合を示す。この場合特徴的な違いが「平坦な床面」の2
回目に生じる。つまり、計数手段16が、所定値以下の
時、加算しないようにした場合、計数手段のカウント値
がゼロとなり、明らかに「平坦な床面」の場合、違いが
生じ、「平坦な床面」を識別しやすくなり、床面識別の
正確さを向上できる。、「平坦な床面」での塵埃が非常
に少なくなり、より「平坦な床面」を識別し易くなり、
床面識別の正確さを向上できる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、累
計部のカウント値より得た床面情報と計数手段の出力と
によりファジィ推論して電動送風機の最適入力を決定す
るようにしたから、人為的操作無しに掃除床面を識別で
き、掃除床面に応じて電動送風機の入力を自動制御がで
き、塵埃が多い「絨毯面」では入力の高いように制御
し、より早く塵埃の吸引ができ、きめ細かでなめらかな
入力制御ができ、使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気掃除機のブロック回路
図、第2図は同電気掃除機のセンサの断面図、第3図
(a),(b)は同電気掃除機のファジィ推論器のメン
バーシップ関数を示す図、第4図(a)〜(d)は同電
気掃除機の塵埃検知時の特性図、第5図(a)〜(c)
は同電気掃除機の要部タイムチャート、第6図は同電気
掃除機の要部フローチャート、第7図は同電気掃除機の
動作状態の特性図、第8図は本発明の他の実施例の要部
フローチャート、第9図(a)〜(d)は同電気掃除機
の塵埃検知時の特性図、第10図は従来の電気掃除機の斜
視図である。 2……電気送風機、8……センサ、9……塵埃通路、12
……塵埃、14……パルス変換部(パルス変換手段)、16
……計数手段、17……累計部(累計手段)、18……ファ
ジィ推論器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵埃通路を通る塵埃を検知するセンサと、
    前記センサの出力をパルス信号に変換するパルス変換手
    段と、前記パルス変換手段からのパルス数を単位時間内
    でカウントする計数手段と、前記計数手段のカウント結
    果を累計し床面情報を得る累計手段と、電動送風機の入
    力を決定するファジィ推論器とを備え、前記ファジィ推
    論器は前記計数手段の出力と床面情報とにより前記電動
    送風機の入力を決定するようにしてなる電気掃除機。
  2. 【請求項2】累計手段は計数手段の出力が所定の値以下
    の場合累計しないようにした請求項1記載の電気掃除
    機。
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