JP2001198062A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001198062A
JP2001198062A JP2000014508A JP2000014508A JP2001198062A JP 2001198062 A JP2001198062 A JP 2001198062A JP 2000014508 A JP2000014508 A JP 2000014508A JP 2000014508 A JP2000014508 A JP 2000014508A JP 2001198062 A JP2001198062 A JP 2001198062A
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Masakazu Fukushima
雅一 福嶋
Takafumi Ishibashi
崇文 石橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵するゴミの種類に影響されないゴミの満
杯報知が行える電気掃除機を提供する。 【解決手段】 本体に内蔵された吸引用の電動送風機1
06と、前記電動送風機106の電流、圧力または回転
数等の変化から間接的に風量を検知する風量検知手段1
と、前記風量検知手段1で検知された風量が所定満杯検
知風量以下になった時に報知を行う報知手段4とを備
え、前記所定満杯検知風量を使用者が自在に可変できる
ようにしたことにより、使用者の掃除環境に合った納得
のできる満杯検知風量に設定でき使い勝手が向上した電
気掃除機を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ満杯報知風量
を使用者または掃除環境によって最適設定にする使用勝
手向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機は、近年高吸い込み力が顕著
になっており、また、手元を小型、軽量にして使い勝手
を向上するのが主流となってきている。
【0003】従来、この種の電気掃除機は図9、図10
に示されるような構成が一般的であった。以下にその構
成について同図を参照しながら説明する。
【0004】図9に示すように、101は掃除機本体、
102はホース、103は手元操作部104は延長管、
105は床用吸い込み具である。
【0005】回路構成については、図10に示すように
本体101内部に電動送風機106と直列に電流センサ
110と駆動手段111が直列に接続されており、電流
センサ110の出力は平滑して増幅する制御部112を
介して信号処理部113に接続されている。また信号処
理部113の電源となる直流電源114と位相制御の基
準となる交流同期手段115を商用電源から作ってい
る。駆動手段111に位相制御信号を出力する位相制御
手段116は信号処理部113に接続されており信号処
理部113より出力される位相信号を駆動手段111に
伝達している。また、手元操作部103からの位相信号
を受け取る位相受け取り手段117も信号処理部113
に接続されている。ゴミがいっぱいになったことを使用
者に報知する報知手段である表示手段109を本体10
1天面に配し、信号処理部113に接続されている。
【0006】信号処理部113には手元のスイッチ操作
を入力する手元信号処理部118を配し、手元信号処理
部118の電源となる手元直流電源119と位相制御の
基準となる手元交流同期手段120をホース102から
の商用電源で作っている。手元直流電源119は手元操
作部103内部にある吸い込み力のパワー表示121、
ゴミセンサー122の電源も兼ねている。ゴミセンサー
122は手元信号処理部118に接続されておりゴミが
入ると電動送風機106の吸い込み力をあげるように位
相角を変化させる。この手元信号処理部118の位相を
手元信号処理部118に接続されている位相伝達手段1
23に出力しこの位相角をホース102の信号線を使っ
て位相受け取り手段117に伝達する。
【0007】また、床用吸い込み具105に内蔵された
電動機107を回転させるための電動機駆動手段124
も手元信号処理部118に接続されており、商用電源と
は直列に接続されている。
【0008】以上の構成における動作について説明する
と、手元スイッチである吸い込み力を選択するとある位
相角を出力する。選択ポジションについては床たたみで
標準、強、弱、絨毯で標準、強、弱で6つ備えている。
また、ゴミセンサー122によりゴミを検知すると吸い
込み力をあげるように位相角は変化をする。その位相角
が位相伝達手段123を介してホース102の信号線を
伝って本体101の位相受け取り手段117に伝達され
信号処理部113に入力される。
【0009】信号処理部113は手元からの位相信号と
電流センサ110からの信号によるゴミ集塵量によって
電動送風機106の吸い込み力を決め、その位相で電動
送風機106は回転する。また電動機107も、手元操
作スイッチの床面選択により床面ではゆっくり、絨毯で
はしっかりと回転するように位相制御されていた。
【0010】また、電流センサからの入力が、あらかじ
めそれぞれのポジションごとに信号部113で設定して
ある値になると集塵袋にゴミが溜まったと判断し、報知
を行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ポジション毎に電流センサ110からの
出力をあらかじめ設定してゴミ満杯風量を判断し報知し
ているため、集塵するゴミの種類によって集塵量にばら
つきが大きかった。例えば絨毯の多い家庭での掃除で
は、綿系のゴミが多いため設定している値に達し報知さ
れた後ではゴミが入りすぎて集塵袋が取り出しにくかっ
たり、木床の多い家庭の掃除では、木屑系のゴミが多く
集塵袋が目詰まりしてあまり集塵されていないのに設定
値になり報知されたりという不具合があった。
【0012】本発明は、ゴミ満杯報知風量を掃除環境に
応じて使用者が設定もしくは再設定できまた、自己補正
によりゴミ満杯検知風量を最適設定にしてゴミの種類に
関係なく一定量集塵できるようにし、使いやすさを高め
た電気掃除機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、本体に内蔵された吸引用の電動送風機と、
前記電動送風機の電流、圧力または回転数等の変化から
間接的に風量を検知する風量検知手段と、前記風量検知
手段で検知された風量が所定満杯検知風量以下になった
時に報知を行う報知手段とを備え、前記所定満杯検知風
量を使用者が自在に可変できるようにしたことにより、
使用者の掃除環境に合った納得のできる満杯検知風量に
設定でき使い勝手が向上した電気掃除機を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
本体に内蔵された吸引用の電動送風機と、前記電動送風
機の電流、圧力または回転数等の変化から間接的に風量
を検知する風量検知手段と、前記風量検知手段で検知さ
れた風量が所定満杯検知風量以下になった時に報知を行
う報知手段とを備え、前記所定満杯検知風量を使用者が
自在に可変できるようにしたことにより、使用者の掃除
環境(ゴミ質)に応じて納得のできる満杯検知風量に設
定できるため使い勝手が向上する。
【0015】本発明の請求項2記載の発明は、所定満杯
検知風量を他段階で切り替える可変スイッチを本体また
は手元操作部に備えたことにより、使用者の掃除環境
(ゴミ質)に応じた納得のできる満杯検知風量に容易に
設定でき使い勝手が向上する。
【0016】本発明の請求項3記載の発明は、風量検知
手段からの値を記憶する記憶手段と、集塵袋の交換時に
操作されるまたは動作するスイッチを備え、前記スイッ
チが操作されるまたは動作する前の前記風量検知手段か
らの値を記憶し、次回からは記憶された風量で報知を行
うことにより、使用者が集塵袋がゴミで満杯になったと
判断して集塵袋を交換した時の風量が、以降の満杯検知
風量に設定され、使用者の掃除環境(ゴミ質)に応じた
納得のできる満杯検知風量で報知するようになり満足で
き、かつ使い勝手も向上する。
【0017】本発明の請求項4記載の発明は、本体に内
蔵された吸引用の電動送風機と、前記電動送風機の電
流、圧力または回転数等の変化から間接的に風量を検知
する風量検知手段と、前記風量検知手段で検知された風
量が所定の満杯検知風量以下になった時に報知する報知
手段と、集塵袋が交換されたことを検知する集塵袋交換
検知手段とを備え、集塵袋が交換される際に、前記満杯
検知風量を補正する補正手段を設けたことにより、使用
者の掃除環境(ゴミ質)に応じた最適な満杯検知風量に
なるため満足できかつ使い勝手も向上する。
【0018】本発明の請求項5記載の発明は、風量検知
手段からの値を記憶する記憶手段を備え、集塵袋交換前
後の風量変化から集塵袋の交換を検知し、集塵袋交換前
の風量検知手段からの値を記憶し、次回からは記憶され
た風量で報知を行うことにより、使用者の掃除環境(ゴ
ミ質)に応じた最適な満杯検知風量になるため満足でき
かつ使い勝手も向上する。
【0019】本発明の請求項6記載の発明は、集塵袋を
交換する度に記憶される値を積算し、平均値または自然
対数値等の処理を行い最適な満杯検知風量を算出するこ
とにより、使用者の掃除環境(ゴミ質)に応じた最適な
満杯検知風量になるため満足できかつ使い勝手も向上す
る。
【0020】本発明の請求項7記載の発明は、電動送風
機近傍に設けた温度検出手段と、前記温度検出手段から
の信号を処理する信号処理部を備え、前記温度検出手段
からの温度変化を認識することで集塵袋の交換を判断す
ることにより、交換前の風量設定が認識できるため、以
降の最適な満杯検知風量算出が行え、満足できる使い勝
手の良い電気掃除機を提供できる。
【0021】本発明の請求項8記載の発明は、集塵経路
内に配され通過するゴミを検知するゴミ検知手段と、前
記ゴミ検知手段からの信号を記憶する記憶手段とを備
え、集塵袋が交換されるまでのゴミカウント量を積算
し、前記積算値を記憶し、次回からは記憶されたゴミカ
ウント積算値または複数積算値の平均または自然対数な
どの処理値で満杯検知を行うことにより、使用者がゴミ
集塵量に納得し集塵袋を交換したゴミカウント積算数ま
たは複数回の処理値数を今後の設定とすることで、使用
者の掃除環境(ゴミ質)によって納得のいく集塵量で報
知することでき、満足度の高い、使い勝手のよい電気掃
除機を提供できる。
【0022】本発明の請求項9記載の発明は、風量検知
手段からの値を記憶する記憶手段を設け、前記風量検知
手段の出力値に著しい変化があった時は、その値で前記
記憶手段に記憶された記憶値を更新しないようにしたこ
とにより、吸い込み口に大きなゴミが吸い付いたとき等
の風量変化による誤動作値を算出しない信頼性の高い電
気掃除機を提供できる。
【0023】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、本体構成図
は従来例と同一のため説明は省略する。また回路構成図
および動作についてもほぼ同一のため簡略回路構成図で
説明する。従来例と同じ構成については同一符号を付け
て説明を省略する。図1において1は風量検知手段で電
動送風機106に流れる電流値の変化を検知する電流セ
ンサ110からの出力によって、間接的に風量検知を行
っており電動送風機106と接続されている。
【0024】2は3段階である「大」、「中」、「小」
を切り替える可変手段で使用者によって切り替えること
ができる。3は報知判断手段を備えた信号処理部で風量
検知手段1と可変手段2と接続されている。4は報知手
段で信号処理部3と接続されている。10は、電動送風
機106を制御している制御手段で、従来例の駆動手段
111、位相制御手段116等を含む制御部を簡略して
示している。
【0025】上記構成における動作は以下の通りであ
る。スイッチ(図示せず)を操作することにより、制御
手段10からの信号で電動送風機106が回転する。集
塵袋にゴミがないときは電動送風機106の吸引力によ
って図2に示す開放風量Q4が得られ、その風量での電
流値を電流センサ110を使った風量検知手段1により
a値が信号処理部3に入力される。
【0026】可変手段2により「中」を選択した状態で
ゴミが集塵袋に集塵され得られる風量が小さくなると電
流値が小さくなり風量検知手段1からの入力値も小さく
なる。あらかじめ信号処理部3で設定していたc値にな
ると風量がQ2になったと判断し、報知手段4に信号を
出力しゴミ満杯報知を行う。「大」を選択するとd値で
ある風量Q1、「小」を選択するとb値である風量Q3
でゴミ満杯報知を行う。信号処理部3の設定は各ポジシ
ョン毎に設定されていることは云うまでもない。
【0027】以上のように本実施例の構成によれば、使
用者によって満杯検知風量を選択することにより、絨毯
が多く綿系のゴミが多い家庭環境の場合には、ゴミの集
塵量に対して風量変化が小さいため可変手段2を「小」
に選択し、早めにゴミ満杯報知することでゴミの集塵し
すぎを防ぎ、木床が多く木屑系のゴミが多い家庭環境の
場合には、ゴミが集塵袋の隙間を詰まらせてしまうため
ゴミの集塵量に対して風量変化が大きいため可変手段2
を「大」に選択しある程度ゴミが集塵されないとゴミ満
杯報知を行わないようにでき、使用者の家庭環境にあっ
たゴミ満杯報知が行える。
【0028】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて、図3〜5を用いて説明する。5は集塵袋が交換
されたときに動作するスイッチで、集塵袋を交換する
際、使用者が操作したり、または集塵袋に当接するよう
に集塵袋取付け部(図示せず)に設けられ、集塵袋の取
り外し時に自動的に動作するようになっており、さらに
スイッチ5は動作信号処理部3に接続されている。
【0029】6は風量検知手段1の値で、スイッチ5が
操作されるまでの最小値であるゴミ満杯報知更新判断値
を記憶する記憶手段で信号処理部3と双方向で接続され
ている。
【0030】上記構成における動作をフローチャート図
4を用いて説明する。記憶手段6にあらかじめゴミ満杯
報知を判断する初期判断値を生産者側で設定しておく。
掃除動作が行われると、記憶された値を判断値として読
み出し、風量検知手段1からの風量値(以下CT値)と
判断値を比較し判断値よりもCT値が小さいと報知手段
4に出力しゴミ満杯報知を行う。また判断値は最小CT
値に集塵袋が交換されるまで更新される。
【0031】集塵袋が交換されたら記憶値も最小CT値
に変更される。判断値よりもCT値が大きいときは集塵
袋が交換されるまでは判断値に変化がなく、交換される
と交換されるまでの最小CT値に変更される。つまり図
5に示すように集塵袋が交換されるまでの最小CT値が
次回からの掃除ではゴミ満杯報知風量となる。
【0032】以上のように本実施例の構成によれば、使
用者が集塵袋は満杯であると納得して、その集塵袋を取
り替えた時点での風量が、次回から満杯検知風量となる
ため、掃除面の種類に応じて使用者の満足のいく満杯報
知が行える。
【0033】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて、図6、7を用いて説明する。7は集塵袋が交換
されたことを検知する集塵袋交換検知手段で信号処理部
3に接続されている。8は信号処理部3からの信号を得
て演算し記憶手段6に記憶する値を決定する自己補正手
段で信号処理部3と記憶手段6に接続されている。
【0034】上記構成における動作をフローチャート図
7を用いて説明する。記憶手段6にあらかじめゴミ満杯
報知を判断する初期判断値を生産者側で設定しておく。
掃除動作が行われると記憶された値を判断値として読み
出し、風量検知手段1からの風量値(以下CT値)と判
断値を比較し判断値よりもCT値が小さいと報知手段4
に出力しゴミ満杯報知を行う。
【0035】ゴミ満杯報知のまま動作を継続したり、C
T値が判断値よりも大きいときはCT値を入力し続け最
小値を更新する。CT値が前回CT値よりもかなり大き
くなったことで集塵袋の交換が検知でき、検知されると
前回CT値を自己補正手段8に出力する。
【0036】その信号を受け複数回の値の平均値を算出
しその値を記憶値として記憶手段6に出力され記憶値が
更新される。そして次回からは更新された記憶値がゴミ
満杯報知風量の判断値となる。またこの記憶値を更新す
るにあたり、CT値の変化が大きすぎたり、判断値より
もかなり小さいときは集塵経路が大きなゴミ等で詰まっ
たと信号処理部3は判断し、自己補正手段8には出力し
ないようにしている。また本実施例の集塵袋交換検知手
段7は風量検知手段1からの出力変化で検知している
が、電動送風機106近傍に備えた温度検出手段9の温
度変化による出力変化によっても検知できる。
【0037】以上のように本実施例の構成によれば、使
用者が集塵袋に溜まったゴミ量が満足でき集塵袋を取り
替えた多数回の平均値風量が次回からのゴミ満杯報知風
量となるため使用者の掃除環境に合ったゴミ満杯報知が
行える。
【0038】またここでは、CT値を複数回の値の平均
値を算出してその値を記憶値としているが、自然対数値
等の処理を行って最適値を算出しても同様の効果が得ら
れることは言うまでもないことである。
【0039】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて、図8を用いて説明する。9は集塵経路を通るゴ
ミを検知するゴミ検知手段で、集塵経路に対向して配さ
れた発光素子(図示せず)、と受光素子(図示せず)等
から形成され、さらに信号処理部3に接続されている。
その他の構成は実施例3と同様のため省略する。
【0040】上記構成における動作は以下の通りであ
る。記憶手段6にあらかじめゴミカウント数を初期判断
値として生産者側が設定し記憶させておく。掃除動作が
行われると記憶された値を判断値として読み出し、ゴミ
検知手段9からのゴミカウント積算数と判断値を比較し
判断値よりもゴミカウント積算数が多くなると報知手段
4に出力しゴミ満杯報知を行う。その後も掃除を続ける
と、集塵袋が交換されるまでゴミカウント数は積算され
続け、交換されたらその時点まで積算されたゴミカウン
ト数が次回からの新たな判断値となり記憶手段6の記憶
値は更新される。
【0041】以上のように本実施例によれば、使用者が
集塵袋がゴミで満杯になったと判断し、集塵袋を取り替
え時、その時点までのたゴミカウント数が次回からのゴ
ミカウント数となるため使用者の掃除環境に合った満足
のいくゴミ満杯報知が行える。
【0042】なおここでは、積算されたゴミカウント数
を次回からの判断値として更新させているが、複数回の
積算値の平均値または自然対数値等の処理を行って最適
値を算出して、それを次回からの判断値として更新させ
ても同様の効果が得られることは言うまでもないことで
ある。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1、2記載の発明によれ
ば、使用者が多段階のスイッチでゴミ満杯検知風量を可
変できることにより、使用者の掃除環境(ゴミ質)にあ
った集塵量が確保できる満足度の高い使い、勝手のよい
電気掃除機を提供できる。
【0044】本発明の請求項3〜7記載の発明によれ
ば、使用者が集塵袋に溜まったゴミ量が満足でき集塵袋
を取り替えた風量が次回では満杯検知風量となるため使
用者の掃除面環境にあってきて満足のいくゴミ満杯報知
が行える満足度の高い、使い勝手の良い電気掃除機を提
供できる。
【0045】本発明の請求項8記載の発明によれば、使
用者が集塵袋に溜まったゴミ量が満足でき集塵袋を取り
替えた時までの積算ゴミカウント数が次回からのゴミカ
ウント数となるため使用者の掃除環境に合った満足のい
くゴミ満杯報知が行える満足度の高い、使い勝手の良い
電気掃除機を提供できる。
【0046】本発明の請求項9記載の発明によれば、吸
い込み口に大きなゴミが吸い付いたとき等の風量変化を
ゴミ風量検知手段の著しい変化で判断し、そのときの値
で記憶値と更新しないことにより、集塵袋の安定した集
塵量でのゴミ満杯報知が行われる信頼性の高い電気掃除
機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を電気掃除機の回路ブロ
ック図
【図2】同回路ブロックの動作を説明する特性図
【図3】第2の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック
【図4】同回路ブロックの動作を説明するフローチャー
【図5】同回路ブロックの動作を説明する特性図
【図6】第3の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック
【図7】同回路ブロックの動作を説明するフローチャー
【図8】第4の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック
【図9】従来例を示す電気掃除機の外観斜視図
【図10】同電気掃除機の回路ブロック図
【符号の説明】
1 風量検知手段 2 可変手段 3 信号処理部 4 報知手段 5 スイッチ操作 6 記憶手段 7 集塵袋交換検知手段 8 自己補正手段 9 ゴミ検知手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に内蔵された吸引用の電動送風機
    と、前記電動送風機の電流、圧力または回転数等の変化
    から間接的に風量を検知する風量検知手段と、前記風量
    検知手段で検知された風量が所定満杯検知風量以下にな
    った時に報知を行う報知手段とを備え、前記所定満杯検
    知風量を使用者が自在に可変できるようにした電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】 所定満杯検知風量を他段階で切り替える
    可変スイッチを本体または手元操作部に備えた請求項1
    記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 風量検知手段からの値を記憶する記憶手
    段と、集塵袋の交換時に操作されるまたは動作するスイ
    ッチを備え、前記スイッチが操作されるまたは動作する
    前の前記風量検知手段からの値を記憶し、次回からは記
    憶された風量で報知を行う請求項1記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 本体に内蔵された吸引用の電動送風機
    と、前記電動送風機の電流、圧力または回転数等の変化
    から間接的に風量を検知する風量検知手段と、前記風量
    検知手段で検知された風量が所定の満杯検知風量以下に
    なった時に報知する報知手段と、集塵袋が交換されたこ
    とを検知する集塵袋交換検知手段とを備え、集塵袋が交
    換される際に、前記満杯検知風量を補正する補正手段を
    設けた電気掃除機。
  5. 【請求項5】 風量検知手段からの値を記憶する記憶手
    段を備え、集塵袋交換前後の風量変化から集塵袋の交換
    を検知し、集塵袋交換前の風量検知手段からの値を記憶
    し、次回からは記憶された風量で報知を行う請求項4記
    載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 集塵袋を交換する度に記憶される値を積
    算し、平均値または自然対数値等の処理を行い最適な満
    杯検知風量を算出する請求項4または5記載の電気掃除
    機。
  7. 【請求項7】 電動送風機近傍に設けた温度検出手段
    と、前記温度検出手段からの信号を処理する信号処理部
    を備え、前記温度検出手段からの温度変化を認識するこ
    とで集塵袋の交換を判断する請求項4記載の電気掃除
    機。
  8. 【請求項8】 集塵経路内に配され通過するゴミを検知
    するゴミ検知手段と、前記ゴミ検知手段からの信号を記
    憶する記憶手段とを備え、集塵袋が交換されるまでのゴ
    ミカウント量を積算し、前記積算値を記憶し、次回から
    は記憶されたゴミカウント積算値または複数積算値の平
    均または自然対数などの処理値で満杯検知を行う請求項
    4記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 風量検知手段からの値を記憶する記憶手
    段を設け、前記風量検知手段の出力値に著しい変化があ
    った時は、その値で前記記憶手段に記憶された記憶値を
    更新しないようにした請求項1、4〜7のいずれか1項
    記載の電気掃除機の制御回路。
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