JPH05253141A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH05253141A
JPH05253141A JP5333792A JP5333792A JPH05253141A JP H05253141 A JPH05253141 A JP H05253141A JP 5333792 A JP5333792 A JP 5333792A JP 5333792 A JP5333792 A JP 5333792A JP H05253141 A JPH05253141 A JP H05253141A
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JP
Japan
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storage unit
signal
electric motor
pattern
fluctuation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5333792A
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English (en)
Inventor
Norihito Mochida
則仁 持田
Seiji Yamaguchi
誠二 山口
Mitsuhide Sugibayashi
充英 杉林
Akihiro Kitagawa
晃博 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5333792A priority Critical patent/JPH05253141A/ja
Publication of JPH05253141A publication Critical patent/JPH05253141A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動運転においてパワー切り替わり時に発生
する音が自然であり、聞きやすい運転音を実現すること
のできる電気掃除機を提供することを目的とする。 【構成】 ごみ量に応じた設定値を与える制御信号設定
部3と、適宜なタイミング信号のパルスを発生するタイ
ミング信号発生部4と、電動機2の1/fゆらぎ運転パ
ターンを記憶する1/fゆらぎパターン記憶部5と、直
前または以前の前記設定値を記憶する記憶部6と、前記
タイミング毎に前記1/fゆらぎパターン記憶部5と前
記記憶部6出力を入力として、前記電動機2に与える各
速度指令信号を演算する演算部7と、この演算部7の信
号を入力として、電動機2を駆動する駆動部8で構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変速可能な電気掃除機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、トライアック等の
トリガ素子を用いて、そのトライアックを駆動して、ユ
ニバーサルモータと呼ばれる交流を印加して直流駆動さ
れる電動機に単相交流を印加して、駆動する方式が主に
行われていた。その駆動パターンは、商用電源と商用周
波数で決まる回転数と停止のオン・オフの繰り返しで行
っていた。また、この電動機により回転数を可変制御す
るために、従来より位相制御方法による平均電圧制御が
行われてきた。そして、その運転は、強・標準・弱の切
り換え等によるものであった。
【0003】また、従来の電気掃除機の制御において、
図9に示すような構成でごみ量に応じた最適なパワーに
よる自動運転パワー制御が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方式
では、その駆動パターンが、オン・オフあるいは強・標
準・弱モードといった固定的で、かつ単純なものとなっ
てしまうため、その掃除機運転時における風切り音、あ
るいは電動機駆動音がサイクリックなため非常に煩わし
いものであった。
【0005】また、自動運転においては、各パワーの切
り替わりが階段状に制御されるため、その切り替わり時
に発生する音も不自然であり、非常に煩わしいものであ
った。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、サイ
クリックでない運転パターンの掃除機の制御装置を提供
するもので、特に自動運転のパワー切替時における、上
記弊害を除去することを主目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は上
記目的を達成するために、第1の手段は、ごみ量に応じ
た設定値を与える制御信号設定部と、タイミング信号の
パルスを発生するタイミング信号発生部と、電動機の1
/fゆらぎ運転パターンを記憶する1/fパターン記憶
部と、直前または以前の前記設定値を記憶する記憶部
と、前記タイミング毎に前記1/fゆらぎパターン記憶
部と前記記憶部出力を入力として、前記電動機に与える
各速度指令信号を演算する演算部とを備え、この演算部
の信号を入力として、電動機を駆動部を介して駆動する
構成とする。
【0008】また、第2の手段は、ごみ量に応じた設定
値を与える制御信号設定部と、基準時間を与えるクロッ
クと、電動機の1/fゆらぎ運転パターンを記憶する1
/fパターン記憶部と、直前または以前の前記設定値を
記憶する記憶部と、前記クロックを基準として、前記1
/fゆらぎパターン記憶部と前記記憶出力を入力とし
て、前記電動機に与える各速度指令信号を演算する演算
部とを備え、この演算部の信号を入力として、電動機を
駆動部を介して駆動する構成とする。
【0009】
【作用】上記した第1手段の構成において、現在の指令
回転数と、その直前の指令回転数より演算された時間と
回転数の1次関数に、さらに、記憶部に記憶された1/
fゆらぎパターンを重畳させた信号の速度指令パターン
をタイミングパルスに同期して、駆動部に送り、これに
より電動機が可変速駆動されることとなる。
【0010】また、第2手段の構成において、1/fゆ
らぎパターンとなるような周期時間で駆動部に駆動指令
を与え、これにより電動機が駆動されることとなる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
〜図5を参照しながら説明する。
【0012】図において1は、ごみ量に応じたパワーで
電動機2が駆動される電気掃除機の本体、3は前記ごみ
量に応じた設定値を与える制御信号設定部、4は適宜な
タイミング信号のパルスを発生するタイミング信号発生
部、5は前記電動機2の1/fゆらぎ運転パターンを記
憶する1/fパターン記憶部、6は直前または以前の前
記設定値を記憶する記憶部、7は前記タイミング毎に前
記1/fゆらぎパターン記憶部5と前記記憶部6出力を
入力として、前記電動機2に与える各速度指令信号を演
算する演算部、8は演算部7の信号を入力として、電動
機2を駆動する駆動部である。
【0013】次に1/fゆらぎパターンについて説明す
る。一般に、自然界の風、川の流れ、小鳥のさえずりな
ど、あるいは生体のリズムなどには、固有のリズムがあ
ることがしられている。そして、これらの変化のパワー
スペクトルは、そのパワーが周波数の逆数に比例する。
いわゆる1/fゆらぎとなっていると言われている。そ
の一例として一定時間における自然の風速の変化につい
ての観測結果を図2aに示す。また、そのときパワース
ペクトル分析結果は、図2bに示すようにほぼ1/fを
呈している。従って、これら外界のリズムとのマッチン
グが、人の快・不快に大きな影響があると考えられる。
【0014】以下に本実施例の動作について図3を基に
説明する。本来、1/fゆらぎは自然界の風などのよう
に、無限に周期性のないもので定義されている。しか
し、これを演算処理などを施して、そのまま回転制御に
利用するのは、あまり実用的でないので、図4のような
周期性のあるパターンで実施した。この信号をフーリエ
変換により、パワースペクトルを演算で求め、グラフ化
したものを図5に示す。同図に示すように、ほぼ1/f
カーブにのっていることが解る。
【0015】まず、ごみ量に応じて、制御信号設定部3
で設定された現在(t=t2)の設定値P2と、記憶部6
に記憶されている、その直前(t=t1)の設定値P1
演算部7に入力されると、時間と回転数の1次関数Pn
=(P2−P1/t2−t1)×Tn-1+(P1×t2−P2×
1)/(t2−t1)より、ゆらぎの中心値がPnより求
められる。また、1/fゆらぎパターン記憶部5には、
各時間における指令回転数値N1,N2…N50のすべ
てのデータが保存され、また、タイミング信号発生部4
からは、Δt秒の周期のタイミング用パルス信号を出力
している。そして、このタイミング毎に各時間における
値PTnを用いて、P=(P2−P1)×PTn+Pnで求
められる指令信号回転数を切り替えながら、駆動部8に
出力して、パターン運転を行う。
【0016】これにより、掃除機を運転したところ、パ
ワー切り替わり時における異音がなくなり、聞きやすく
なった。
【0017】(実施例2)以下本発明の第2実施例につ
いて図6〜図8を参照しながら説明する。なお、第1実
施例と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略
する。
【0018】図に示すように、基準時間を与えるクロッ
ク9と、前記クロック9を基準として、1/fゆらぎパ
ターン記憶部5と記憶部6出力を入力として、電動機2
に与える各速度指令信号を演算する演算部10を設けて
いる。
【0019】以下に本実施例の動作について説明する。
図8は1/f運転パターンの一実施例で、同図のような
周期性のあるパターンで実施した。
【0020】図7に示すように、まず、ごみ量に応じ
て、制御信号設定部で設定された現在(t=t2)の設
定値T2と、記憶部6に記憶されている、その直前(t
=t1)の設定値T1が演算部10に入力されると、単位
時間とその単位時間におけるON時間TONは1次関数T
n=(T2−T1/t2−t1)×tn-1+(T1×t2−T2
×t1)/(t2−t1)により、ゆらぎの中心値がTn
り求められる。また、1/fゆらぎパターン記憶部5に
は、オン・オフ時間T1,T2,…T50のすべてのデ
ータが保存されている。また、クロック9からは、基準
となるクロック信号が出力されている。そして、このク
ロック9を基準として、記憶部5に保存されているオン
・オフ周期を切り替えながら、駆動部8に駆動指令を出
力し、電動機2をパターン運転する。そして、このタイ
ミング毎に各時間における値PTnを用いて、Tn=(T
2−T1)×PTn+Tnで求められる指令信号を切り替え
ながら、駆動部86に出力して、パターン運転を行う。
【0021】これにより、特に可変速駆動装置がないに
もかかわらず掃除機運転時の異音がなくなり、聞きやす
くなった。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば現在の指令回転数と、その直前の指令回転数
より演算された時間と回転数の一次関数に、さらに記憶
部に記憶された1/fゆらぎパターンを重畳させた信号
の速度指令パターンをタイミングパルスに同期して、駆
動部に送り、これにより電動機が可変速駆動されるので
自動運転においては、パワー切り替わり時に発生する音
が自然であり、聞きやすい運転音で実現できる電気掃除
機を提供できる。
【0023】また、1/fゆらぎパターンとなるような
周期時間で駆動部に駆動指令を与え、これにより電動機
が駆動されるので、特に耳障りの少ない聞きやすい運転
音で運転できる電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電気掃除機の構成を示す
ブロック図
【図2】(a)同一定時間における自然の風速の変化を
示す観測結果による特性図 (b)同パワースペクトル分析結果によるパワースペク
トル図
【図3】(a)同時間と回転数の関係を示す説明図 (b)Δt秒の周期のタイミング用パルス信号を示す説
明図
【図4】同1/f可変速運転パターンを示す説明図
【図5】同運転パターンのパワースペクトル図
【図6】本発明の第2実施例の電気掃除機の構成を示す
ブロック図
【図7】(a)同ゆらぎの中心値がもとめられる状態を
説明する説明図 (b)同図7aのゆらぎの中心値部分を示す拡大図
【図8】同1/f可変速運転パターンを示す説明図
【図9】従来の電気掃除機の構成を示すブロック図
【符号の説明】
2 電動機 3 制御信号設定部 4 タイミング信号発生部 5 1/fゆらぎパターン記憶部 6 記憶部 7,10 演算部 8 駆動部 9 クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 晃博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ量に応じた設定値を与える制御信号
    設定部と、タイミング信号のパルスを発生するタイミン
    グ信号発生部と、電動機の1/fゆらぎ運転パターンを
    記憶する1/fパターン記憶部と、直前または以前の前
    記設定値を記憶する記憶部と、タイミング毎に前記1/
    fパターン記憶部と、直前または以前の前記設定値を記
    憶する記憶部と、タイミング毎に前記1/fゆらぎパタ
    ーン記憶部と前記記憶部出力を入力として、前記電動機
    に与える各速度指令信号を演算する演算部とを備え、こ
    の演算部信号を入力として、電動機を駆動する駆動部を
    構成した電気掃除機。
  2. 【請求項2】 ごみ量に応じた設定値を与える制御信号
    設定部と、基準時間を与えるクロックと、電動機の1/
    fゆらぎ運転パターンを記憶する1/fパターン記憶部
    と、直前または以前の前記設定値を記憶する記憶部と、
    前記クロックを基準として、前記1/fゆらぎパターン
    記憶部と前記記憶部出力を入力として、前記電動機に与
    える各速度指令信号を演算する演算部とを備え、この演
    算部信号を入力として、電動機を駆動する駆動部を構成
    した電気掃除機。
JP5333792A 1992-03-12 1992-03-12 電気掃除機 Pending JPH05253141A (ja)

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