JPH0525157U - ボイラコントローラの瞬時停電再起動システム - Google Patents

ボイラコントローラの瞬時停電再起動システム

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JPH0525157U
JPH0525157U JP2085991U JP2085991U JPH0525157U JP H0525157 U JPH0525157 U JP H0525157U JP 2085991 U JP2085991 U JP 2085991U JP 2085991 U JP2085991 U JP 2085991U JP H0525157 U JPH0525157 U JP H0525157U
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JP
Japan
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boiler
cpu
power
power failure
circuit
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Pending
Application number
JP2085991U
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English (en)
Inventor
康浩 三輪
登 今尾
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Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0525157U publication Critical patent/JPH0525157U/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイラコントローラにおこった停電の時間を
検出することができるようなシステムを構成することに
より、ボイラコントローラに停電が発生した場合に、
(A)ボイラを継続動作させるか、(B)ボイラを再起
動させるか、(C)ボイラを停止させるかを設定する事
を可能とする。 【構成】 CPUの命令により動作を停止し低消費電力
となるストップモードとストップモードを解除すること
の出来る割り込み入力端子3とデータを記憶するRAM
7を内蔵させたCPU1と、時計用IC5と、商用交流
電源の有り無しの信号をCPU1へ出力することのでき
る商用交流電源監視回路6と、停電時にもCPU1と時
計用IC5とに電源を供給することが可能なバックアッ
プ回路8と、バックアップ回路8の電圧がメモリ保持電
圧以下に低下した場合に、CPU1をリセットすること
のできるリセット回路7とにより構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ボイラの燃焼制御を行うコントローラの停電時の処理に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のボイラコントローラは、図2に示すごとく構成されており、停 電時間を検出していなかった為、停電時間による処理を行う事はできなかった。 従来のボイラコントローラにあたっては、運転中に瞬時停電があった場合に動作 を継続できる時間は通常0.1秒程度である。ボイラ運転中に当該時間以上の停 電が起こった場合は、運転が継続されないため、作業者がボイラに再度着火作業 を行う必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のボイラコントローラにあっては、運転中に瞬 時停電があった場合に動作を継続できる時間を大きくする為には、図2のコンデ ンサ9の容量を大幅に大きくする事により可能であるが、このような方法により ボイラコントローラの動作継続時間を大きくした場合には、コンデンサ9が放電 しCPU1の電源電圧がメモリ保持電圧以下になると記憶していた他のデータも 破壊されるというデメリットがあり、またコンデンサの容量にも限度があるため 動作継続時間を大幅に大きくすることは不可能であり、また停電中はボイラの燃 料ポンプ等の燃焼制御負荷も停止するため火炎が消え、停電が復帰した場合にボ イラの運転を継続することは不可能であった。
【0004】 それではボイラコントローラの電源投入時に、運転スイッチがっ入っていたら ボイラの運転を行うようにするという方法も考えられる。しかし、このような方 法にあっては、長時間の停電が起こった場合にボイラのスイッチを切り忘れ、停 電が復帰した場合にボイラが無条件に運転を行うという安全上の問題があり、こ のような方法を採用することはできなかった。
【0005】 この考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ボイラコ ントローラにおこった停電の時間を検出することができるようなシステムを構成 することにより、ボイラコントローラに停電が発生した場合に、(A)ボイラを 継続動作させるか、(B)ボイラを再起動させるか、(C)ボイラを停止させる かを設定する事を可能としたボイラコントローラの瞬時停電再起システムを提供 しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るボイラコントローラの瞬時停電再起動システムは、商用100 Vまたは200Vを電源とし、直流電源回路4により必要な直流電源を作り、C PU1の命令によりボイラの負荷を駆動する駆動回路2を制御するボイラコント ローラにおいて、CPUの命令により動作を停止し低消費電力となるストップモ ードとストップモードを解除することの出来る割り込み入力端子3とデータを記 憶するRAM7を内蔵させたCPU1と、時計用IC5と、商用交流電源の有り 無しの信号をCPU1へ出力することのできる商用交流電源監視回路6と、停電 時にもCPU1と時計用IC5とに電源を供給することが可能なバックアップ回 路8と、バックアップ回路8の電圧がメモリ保持電圧以下に低下した場合に、C PU1をリセットすることのできるリセット回路7とにより構成されており、停 電が発生して交流電源監視回路6からCPU1に商用交流電源有りの信号が入力 されなくなった時間から次に電源が入るまでの時間を時計用IC5により測定し 、この停電時間とプログラムに設定されている時間を比較し、停電が継続した時 間により(A)ボイラを継続動作させるか、(B)ボイラを再起動させるか、( C)ボイラを停止させるかを設定することを可能としたものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案によるボイラコントローラの回路構成図で、8は、停電により商 用電源が停止した後にも電源を供給することが出来るバックアップ回路であり、 商用交流電源につながる直流交流電源回路4と接続されている。 CPU1は、低消費電力となるストップモードと、ストップモードを解除するこ との出来る割り込み入力端子3と、データを記憶するRAM7とを内蔵しており 、停電中もRAM7の内容の保持を可能にするためバックアップ回路8より電源 の供給を受けている。
【0008】 時計用IC5は、停電中の継続動作が可能なようにバックアップ回路8から電 源の供給を受けており、またCPU1により時計用IC5への書き込みが可能な ようにCPU1に接続されている。 リセット回路7は、バックアップ回路8とCPU1に接続されており、バックア ップ回路8の電源電圧がCPU1のメモリ保持電圧以下になった場合にCPU1 にリセットをかけるものである。 駆動回路2は、CPU1の命令によりボイラの燃焼制御を行うための負荷を駆動 するものである。
【0009】
【作用】
次に、このように構成されたボイラコントローラの瞬時停電再起動システムに ついて、ボイラの運転中に停電が発生した場合の動作例を図1の回路構成図と図 3のフローチャートに基づいて説明する。
【0010】 停電が発生した場合には、先ず商用交流電源監視回路6からCPU1の割り込 み入力端子3への信号が入力されなくなる。停電が0.1秒未満で回復した場合 は、ボイラの燃焼動作に影響しない為シーケンス制御を継続する。停電時間0. 1秒以上の場合は、CPU1は、駆動回路2を停止することにより燃焼制御負荷 を全て停止させ、時計用IC5より現在の時間を停電が発生した時間としてRA M7に記憶して、CPU1の消費電流が少なくなるストップモードにはいる。こ の後、CPU1の動作は停止されるがバックアップ回路8に接続された時計用I C5は継続して動作する。
【0011】 CPU1のRAM7のデータは、バックアップ回路8がメモリ保持電圧以上で ある数十日間は保持されている。 バックアップ回路8がメモリ保持電圧以下になった場合は、リセット回路7が働 きCPU1のRAM7のデータをクリアする。
【0012】 停電が復帰した場合の動作は図4のフローチャートに示すごとく、交流電源監 視回路6に接続されたCPU1の割り込み入力端子3に信号が入力されることに よりCPU1のストップモードが解除され、プログラムがスタートする。 CPU1は、先ず運転スイッチの状態のチェックを行い、運転中の停電により電 源が切られたのか否か判定する。 運転スイッチが停止であった場合は、通常の電源投入であり、運転スイッチを運 転側にすることにより運転を開始する。運転スイッチが運転側であった場合は、 ボイラ運転中に停電が発生した場合であるため、時計用IC5より現在の時間を 入力し、停電が発生した時間と比較し、5秒以内であればボイラを再起動、5秒 以上であればボイラの運転は行わない。
【0013】
【他の実施例】
なお上記の実施例ではRAM7がCPU1に内蔵された例を示したが、RAM がCPU1に内蔵されずに部品として接続された場合でも同様の効果を得ること が出来る。 また、考案の作用で示した例の0.1秒、5秒という時間は使用に合わせて設 定するものであり、その他の時間であっても問題はない。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、停電が発生した時間を記憶出来るように構成さ れているため、(A)ボイラを継続動作させるか、(B)ボイラを再起動させる か、(C)ボイラを停止させるかを停電が継続していた時間により設定する事が 可能となるため、瞬時停電が起こった場合にボイラが停止する回数を減少するこ とができ、その実用的効果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 瞬時停電再起動システムの回路構成図。
【図2】 従来の回路構成図。
【図3】 停電時の動作説明を示すフローチャート図。
【図4】 停電復帰時の動作説明を示すフローチャート
図。
【符号の説明】
1 CPU。 2 駆動回路。 3 割り込み入力端子。 4 直流電源回路。 5 時計用IC。 6 商用交流電源監
視回路。 7 RAM。 8 バックアップ回
路。 9 コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用100Vまたは200Vを電源と
    し、直流電源回路4により必要な直流電源を作り、CP
    U1の命令によりボイラの負荷を駆動する駆動回路2を
    制御するボイラコントローラにおいて、CPUの命令に
    より動作を停止し低消費電力となるストップモードとス
    トップモードを解除することの出来る割り込み入力端子
    3とデータを記憶するRAM7を内蔵させたCPU1
    と、時計用IC5と、商用交流電源の有り無しの信号を
    CPU1へ出力することのできる商用交流電源監視回路
    6と、停電時にもCPU1と時計用IC5とに電源を供
    給することが可能なバックアップ回路8と、バックアッ
    プ回路8の電圧がメモリ保持電圧以下に低下した場合
    に、CPU1をリセットすることのできるリセット回路
    7とにより構成されており、停電が継続した時間により
    (A)ボイラを継続動作させるか、(B)ボイラを再起
    動させるか、(C)ボイラを停止させるかを設定するこ
    とを可能としたボイラコントローラの瞬時停電再起動シ
    ステム。
JP2085991U 1991-03-07 1991-03-07 ボイラコントローラの瞬時停電再起動システム Pending JPH0525157U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189520A (ja) * 1986-02-14 1987-08-19 Nec Corp マイクロコンピユ−タの時計カウント方式
JPS6380123A (ja) * 1986-09-19 1988-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 停電バツクアツプ回路
JPH01191918A (ja) * 1988-01-27 1989-08-02 Nec Corp マイクロコンピュータ
JPH01225823A (ja) * 1988-03-02 1989-09-08 Rinnai Corp 燃焼機器の制御装置

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