JPH05250768A - テープ巻き速度自動三段調整コントローラ - Google Patents

テープ巻き速度自動三段調整コントローラ

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JPH05250768A
JPH05250768A JP3078776A JP7877691A JPH05250768A JP H05250768 A JPH05250768 A JP H05250768A JP 3078776 A JP3078776 A JP 3078776A JP 7877691 A JP7877691 A JP 7877691A JP H05250768 A JPH05250768 A JP H05250768A
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JP
Japan
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winding
tape
speed
motor
circuit
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JP3078776A
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Run Chin Rin
リン・ルン−チン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーププレーヤにおいて、プレーしない時の
テープの巻き時間を短縮すると共にテープの傷害や断切
を予防する様にする。 【構成】 テープ巻き速度を三段に分割して、巻き始め
と巻き終わる直前を低速度にし、その中間を高速度にし
て、巻き軸を駆動するモーターの回転速度をこの三段に
適合する様、自動的に制御できる電子回路を上述の各種
機器に架設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセット録音機や、ビ
デオレコーダーや、ビデオテープ巻き返し器等のテープ
プレーヤの中に使用され、テープ巻き軸を駆動するモー
ターの回転速度を自動的に三段に、すなわち巻き始めの
低速度、そのあとの中間の高速度、巻き終わる直前の低
速度に制御できるテープ巻き速度自動三段調整コントロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来のカセット録音機やビ
デオレコーダーやビデオテープ巻き返し器のプレーしな
い時のテープ巻き速度は、色々の条件、例えばテープの
長さが同一でないこと、巻き動作中の二本の巻き軸に巻
かれるテープの長さの不断な変化、二本の巻き軸の回転
速度の不断な変化、テープが切れたり傷ついたりするこ
と等に拘束されて、一律に一定の速度を持ち、非常に速
くすることは出来ずに時間が長くかかってしまう問題が
ある。
【0003】
【問題点を解決しようとする手段】上述のプレーしない
時のテープの巻き返し或は前方巻きの速度を従来のカセ
ット録音機やビデオレコーダーやテープ巻き返し器が採
用している速度よりももっと速くする為に、テープ巻き
速度を三段に分割して、巻き始めと巻き終わる直前を低
速度にし、その中間を高速度にして、巻き軸を駆動する
モーターの回転速度をこの三段に適合する様、自動的に
制御できる電子回路を上述の各種機器に架設して、テー
プの巻き時間を短縮すると共にテープの傷害や断切を予
防する様にする。
【0004】
【実施例】本案のテープ巻き速度自動三段調整コントロ
ーラは、図1に示すように、電源供給回路1と、モータ
ー速度正反回転制御回転2と、パルス調整位相反転回路
3と、電圧変更回路4と、SCR形態制御回路5と、起
動時低速制御回路6と、信号発生器7とで組み合わされ
て構成される。
【0005】電源供給回路1は、このコントローラの全
回路に必要な直流電気を供給する。
【0006】モーター速度正反回転制御回路2は、図2
に示すように、一個の正反回転スイッチ21と、正反回
転表示ランプ22と、一個のモーター23を含んでい
る。若しくは単方向の巻き機器に応用する時にはこの正
反回転制御回路は必要がなく、正反回転表示灯22は一
個だけで足りる。モーター23の回転速度は供給電力の
大小により制御される。
【0007】パルス調整位相反転回路3は、信号発生器
7より送られてくる信号に、この回路3の中で発振され
る信号を混合させたあと、その位相を反転させて大電圧
の信号にしたあと電圧変更回路4に送る。
【0008】電圧変更回路4は、その中に調整できる事
前にセットされた信号数値を持ち、パルス調整位相反転
回路3から来た信号がこの信号数値と合致した時には作
動して、SCR形態制御回路5を起動させて、リレー5
0の接続点を変更接続し、モーターの供給電力が減少さ
れてモーターの回転速度を低速にし、止まるまでこの低
速を維持する。
【0009】SCR形態制御回路5は高速回転時低速制
御回路を含み、電圧変更回路4のアウトプットを受けた
時、この回路が起動し、リレー50の接続点が抵抗器R
9のある回路に切り換えられて、モーター供給電気はこ
の抵抗器R9を通過して、高速回転時の大電流から減少
されて小電流となり、従ってモーター23の回転速度も
低下し、止まるまでその低速度を維持する。抵抗器R9
は固定数値のものでもよいし、また可変式のものでもよ
い。
【0010】起動時低速度制御回路6は起動命令を受け
た時に作動し、前以てセットしてある作動限定時間を持
ち、リレー50の接続点を抵抗器R9のある回路に切り
換えさせて、モーター23の供給電気をこの抵抗器R9
に通過させて電流を低下させて、モーター23の回転速
度を低速度にさせ、作動限定時間をすぎた時には、リレ
ー50の接続点は自動的に元の回路に切り換えられ、モ
ーター23の供給電気は抵抗器R9を経過しなくなるの
で大電流になり、モーター23の回転速度は高速になっ
て、テープも従って高速で巻かれる。
【0011】信号発生器7は、一個或は一個以上の電磁
気スイッチ、或はホトダイオード或はホトトランジスタ
等のON、OFF信号を持つものを使用し、一本の巻き
軸の回転数或は二本の巻き軸の回転数の比例、或は正反
回転時の両巻き軸の回転数の変化を偵察し、その偵察信
号をパルス調整位相反転回路3に送る。
【0012】次にこのコントローラの作用を図2を参考
にして説明する。
【0013】電源供給回路1が作動されたあと、起動命
令により起動時低速制御回路6に電気が通じて、トラン
ジスタQ5,Q6が作動して、リレー50の接続点を抵
抗器R9がある回路に切り換えさせて、モーターの電気
を抵抗器R9に通過させて小電流に低下させる。この起
動時低速制御回路6には又抵抗器R8と蓄電器C3があ
って、この回路の作動限定時間を構成し、この作動限定
時間を過ぎたら自動的にこの回路6が切断されて、リレ
ー50は元の接続点に返って、モーター23の電気は大
電流になり、モーター23は高速度で回転する。従って
テープも高速度で巻かれる。
【0014】又信号発生器7は、電源がONになったら
絶えず指定の巻き軸(例えばモーター23に駆動されな
い巻き軸)の回転数を偵察し、その偵察信号を絶えずパ
ルス調整値位相反転回路3に送り、この回路にあるトラ
ンジスタQ1,Q2と抵抗器R1と蓄電器C4と抵抗器
R5のフィードバックにより或るパルスを発振させて、
信号発生器7から受けた信号と混合させたあと、抵抗器
R2とR3の間に入る低電圧のアウトプットの位相を反
転させて、高電圧の信号にして電圧変更回路4に送る。
【0015】電圧変更回路4は、上述の高電圧信号を受
けたら、抵抗器R4と蓄電器C1で以てこの高電圧信号
を変更させて、可変抵抗器VR2に送る。もしこの可変
抵抗器VR2が受けた信号が自身具備の前以てセットし
た数値と合致したらすぐにSCR形態制御回路5を作動
させて、トランジスタQ3,Q4が導通してリレー50
の接続点が抵抗器R9の回路に切り換えられて、モータ
ー23の電気が大電流から低下されて、モーター23は
高速から低速になり、その低速を止るまで維持する。
【0016】以上の説明の如く、本実施例によれば、図
3に示すように、テープを巻く巻き軸を駆動するモータ
ー23は巻き始めの起動時は前以てセットした作動限定
時間だけ低速で回転した後、自動的に高速で回転してテ
ープを高速度で巻き、テープが巻き終わる直前偵察信号
が前以てセットした数値と合致した瞬間関係回路が作動
して、モーター23は自動的に又低速の回転に変わり、
テープの巻き作用を終了して止まる。それによりモータ
ーの回転速度は三段に分けられることになる。
【0017】
【発明の効果】本案のコントローラをテープを使用する
各種の機器に付設すれば、テープを巻く軸を駆動するモ
ーターの回転速度を、開始と終了直前の二段の低速とそ
の中間の一段の高速(従来のテープを使用する機器に採
用されている速度よりももっと速い)でテープを巻くの
で、テープを巻くための時間を短縮することができ、し
かもテープ巻の起動時と終了時の急激なショックがモー
ターの低速でやわらげられるのでテープが傷がついたり
断切するようなことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例を示す回路図である。
【図3】本実施例の動作を説明するための作動曲線図で
ある。
【符号の説明】
1:電源供給回路 2:モーター速度正反回転制御回路 3:パルス調整位相反転回路 4:電圧変更回路 5:SCR形態制御回路 6:起動時低速制御回路 7:信号発生器 21:正反回転スイッチ 22:表示ランプ 23:モーター 50:リレー Q1〜Q6:トランジスタ C1〜C6:蓄電器 R1〜R10:抵抗器 V1〜V2:可変抵抗器 D:ダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット録音機やビデオレコーダーやビ
    デオテープ巻き返し器等のテーププレーヤにおいて、二
    本の巻き軸に巻かれるテープの直径のサイズの変化に関
    連する巻き軸の回転数或は回転数の比例を信号の偵察目
    標とし、前以てある信号数値をセットし、或はある信号
    数値を調整セットし、前者の偵察目標の信号数値と後者
    のセットした信号数値とが合致した時には、自動的に巻
    き軸を駆動するモーターの速度が変更されるテープ巻き
    速度自動三段調整コントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテープ巻き速度自動三段
    調整コントローラであって、テープが最初巻き始められ
    る時には、巻き軸駆動モーターは小電流或は小電圧の電
    気を或るセットされた作動限定時間の間だけ供給され
    て、テープはおそい速度で巻かれ、この作動限定時間が
    過ぎたら自動的にモーターの供給電気は大電流或は大電
    圧に変更されてモーターは高速度で回転しテープも高速
    度で巻かれて、偵察を受けている一本の巻き軸の回転数
    或は二本の巻き軸の回転数の比例の信号数値が前以てセ
    ットしてある信号数値に合致した時には、そのモーター
    の供給電気は大電流或は大電圧から小電流或は小電圧に
    変更されて、モーターは従って回転が遅くなり、テープ
    の巻き速度も遅くなり、そのままの速度を維持してテー
    プが巻き終わったら自動的に止まるテープ巻き速度自動
    三段調整コントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテープ巻き速度自動三段
    調整コントローラであって、その偵察目標はモーターに
    駆動されない方の巻き軸の回転数或は二本の巻き軸の回
    転数の比例或はテープを巻過程中に回転数の変化を発生
    する回転機構とするテープ巻き速度自動三段調整コント
    ローラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテープ巻き速度自動三段
    調整コントローラであって、単方向回転の巻き装置に使
    用される場合には、ただ一本の巻き軸の回転数を、或は
    二本の巻き軸の回転数の比例を偵察するが、もしも正反
    回転の巻き装置に使用される場合には、正回転の時はあ
    る指定の一本の巻き軸の回転数を、反回転の時は別の一
    本の巻き軸の回転数を、正反回転の時は二本の巻き軸の
    指定方向回転の回転数の比例を偵察の目標にするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のテープ巻き速度自動三段
    調整コントローラであって、その中にはこのコントロー
    ラの全部の回路に直流電気を供給する電源供給回路と、
    テープを巻き始める時一個のリレーの接続点を一個の抵
    抗器のある回路に変更接続させて、モーターの供給電気
    を前以てセットした作動限定時間の間だけその抵抗器に
    通過させて小電流或は小電圧に降下させ、その作動限定
    時間を過ぎたらリレーは正常の回路に回復されて、モー
    ターの供給電気は大電流或は大電圧に変更させる起動時
    低速度制御回路と、ONとOFF信号を発する電磁気ス
    イッチ、ホトダイオードまたはホトトランジスタ等を使
    用してテープを巻く巻き軸の回転数を偵察して信号を発
    生する信号発生器と、信号発生器の信号を受けて自己発
    振した信号と混合させた後、位相を反転させて大電圧を
    アウトプットするパルス調整位相反転回路と、このパル
    ス調整位相反転回路のアウトプットを受けて、この大電
    圧のアウトプットを変更し、この信号数値が自己具備の
    セット数値に合致した時には、すぐある信号をアウトプ
    ットする電圧変更回路と、この電圧変更回路のアウトプ
    ットに作動されて、中に具備してある高速度回転時低速
    制御回路が起動し、上述のリレーの接続点を上述の抵抗
    器のある回路に変更接続させて、モーターの供給電気を
    その抵抗器に通過させ小電流或は小電圧に降下させて、
    モーターの回転速度を低下させテープが巻き終わるまで
    その低速度を維持するSCR(Silicon Controlled Rec
    tifier)形態制御回路とを具備したテープ巻き速度自動
    三段調整コントローラ。
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