JPH05250673A - レーザー装置のライト制御方法 - Google Patents

レーザー装置のライト制御方法

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JPH05250673A
JPH05250673A JP4047114A JP4711492A JPH05250673A JP H05250673 A JPH05250673 A JP H05250673A JP 4047114 A JP4047114 A JP 4047114A JP 4711492 A JP4711492 A JP 4711492A JP H05250673 A JPH05250673 A JP H05250673A
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功 正木
Shigetomo Yanagi
茂知 柳
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 装置の個々にバラツキがあっても、容易に最
適ライト条件でライト可能な、光ディスク装置等におい
て使用されるレーザー光源のライト性能を最適に制御す
るレーザー装置のライト制御方法の提供。 【構成】 レーザー光源100のライト条件値を設定す
る制御部44により、該駆動回路42が該ライト条件値
に従って、該レーザー光源100を駆動して、所望のラ
イト動作を行うレーザー装置において、該制御部44
に、不揮発性メモリ45を設け、予め該制御部44から
該駆動回路42のライト条件値を変化させて、該レーザ
ー光源100のライト性能が最適となるライト条件値を
測定し、該測定した最適ライト条件値を該不揮発性メモ
リ45に格納しておき、装置の動作開始時に、該制御部
44が、該不揮発性メモリ45の最適ライト条件値を読
み出し、該駆動回路42を該読み出した最適ライト条件
値に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図7) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 一実施例の構成の説明( 図2乃至図4) (b) 一実施例の処理の説明( 図5乃至図6) (c) 他の実施例の説明 発明の効果 【0002】 【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等にお
いて使用されるレーザー光源のライト性能を最適に制御
するレーザー装置のライト制御方法に関する。 【0003】光ディスク装置(光磁気ディスク装置を含
む)、レーザープリンタ等では、レーザー光源を利用し
て、情報の読み出し、書き込み、画像の書き込みを行っ
ている。 【0004】このようなレーザー光源を使用して、ライ
トを行う装置では、レーザー光源を所定のライト性能で
発光させるように、ライトパワー、ライトパルス幅等の
ライト条件を最適値に設定する必要がある。 【0005】 【従来の技術】図7は従来技術の説明図である。図7に
示すように、光ディスク(光磁気ディスク)装置では、
光学ヘッド10にレーザーダイオード100を設け、回
転させた光ディスク20に対し、レーザーダイオード1
00の光をハーフミラー103、対物レンズ102を介
し照射することにより、情報を記録したり(ピットを形
成したり)、その反射光の性質(光量、偏光面等)の変
化をディテクタ(光検出器)101で検出することによ
り、情報を再生する。 【0006】この光ディスク装置において、データをラ
イトする場合、ライト動作後に正常にライトできたかど
うかを調べるために、ライトしたデータをリード(ベリ
ファイ・リードという)して確認し、その時、ECC
(エラー訂正コード)処理により、ある程度のデータ・
エラーは救済できる。 【0007】しかし、データ・エラーの数が増えると、
たとえECC処理を行っても、データ・エラーを修正し
きれない場合があり、このような場合、光ディスク媒体
20のある場所に設けた交代領域(交代ブロック)に、
ライトしたデータをライトしなおして救済しており、こ
れを交代処理という。 【0008】制御部44は、レーザーダイオード100
を駆動するライト回路42に、ライト条件であるライト
パルス幅、ライトパワーを設定し、ライト信号に応じて
かかる条件でレーザーダイオード100を駆動するが、
ライトパワー、ライトパルス幅が最適値からずれると、
適切なライト動作が行われなくなり、ベリファイ・リー
ド時に、正常にライト出来ていないと判断され、交代処
理が行われる場合が増える。 【0009】交代ブロックの数には、限りがあるため、
交代処理が多く行われると、交代ブロックを使い果たし
てしまい、通常記録に使用する媒体20の領域を使いき
っていないのに、その媒体20にライトできなくなり、
非常に無駄である。 【0010】又、ライト時にライトパワー、ライトパル
ス幅が最適値からずれると、例えベリファイ・リード時
に正常にライトできたと判断されても、マージンぎりぎ
りでライトされた可能性もあり、媒体の経時変化、媒体
表面の汚れが増えると、経時後にリードした時、ライト
時に比べ、データ・エラーが増加して、ECC処理を行
っても、データ・エラーを修正しきれない場合があり、
正常にライトできたはずのデータが、後でリード出来な
いことになり、問題となる。 【0011】従来は、ライト条件の最適値は、設計、製
造時に、試験等により一義的に定め、ファームウエアに
パラメータとして設定していた。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 装置間の回路系や光学系の性能にバラツキがあり、装
置毎にライト最適値が異なり、個々の装置で、設定され
たライト条件が実際の最適値からずれてしまい、所定の
ライト性能を発揮できない。 【0013】個々の装置のライト最適値を測定して、
ディップスイッチ等で設定する方法も考えられるが、作
業の自動化がしにくく、煩雑となる。従って、本発明
は、装置の個々にバラツキがあっても、容易に最適ライ
ト条件でライトすることができるレーザー装置のライト
制御方法を提供することを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。本発明の請求項1は、レーザー光源100と、
該レーザー光源を駆動する駆動回路42と、該レーザー
光源100のライト条件値を設定する制御部44とを有
し、該駆動回路42が該ライト条件値に従って、該レー
ザー光源100を駆動して、所望のライト動作を行うレ
ーザー装置において、該制御部44に、不揮発性メモリ
45を設け、予め該制御部44から該駆動回路42のラ
イト条件値を変化させて、該レーザー光源100のライ
ト性能が最適となるライト条件値を測定し、該測定した
最適ライト条件値を該不揮発性メモリ45に格納してお
き、装置の動作開始時に、該制御部44が、該不揮発性
メモリ45の最適ライト条件値を読み出し、該駆動回路
42を該読み出した最適ライト条件値に制御することを
特徴とする。 【0015】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記ライト条件値が、ライトパワー値であることを特徴
とする。本発明の請求項3は、請求項1において、前記
ライト条件値が、ライトパルス幅であることを特徴とす
る。 【0016】本発明の請求項4は、請求項1又は2又は
3において、前記格納される最適ライト条件値が、装置
に設定されたデフォルトライト条件値に対する補正値で
あり、前記制御部44が、前記読み出した補正値により
前記デフォルトライト条件値を変更して、最適ライト条
件を設定することを特徴とする。 【0017】本発明の請求項5は、請求項1又は2又は
3又は4において、前記レーザー装置が、前記レーザー
光源100により光学情報記憶媒体20に情報を書き込
み、読み出す光学情報記憶再生装置であることを特徴と
する。 【0018】本発明の請求項6は、請求項5において、
前記ライト性能が最適となるライト条件値は、前記レー
ザー光源100により情報を書き込んだ後、読み取って
得られる再生信号のCNRが最大となるライト条件値で
あることを特徴とする。 【0019】本発明の請求項7は、請求項5において、
前記ライト性能が最適となるライト条件値は、前記レー
ザー光源100により情報を書き込んだ後、読み取って
得られる再生信号のビット・エラー・レートが最小とな
るライト条件値であることを特徴とする。 【0020】本発明の請求項8は、請求項5又は6又は
7において、前記ライト性能が最適となるライト条件値
は、前記光学情報記憶媒体20の複数のゾーンについて
測定して、各ゾーンの最適ライト条件値を前記不揮発性
メモリ45に格納し、前記制御部44は、前記レーザー
光源100の前記光学情報記憶媒体20の書き込み位置
に応じたゾーンの最適ライト条件値を使用することを特
徴とする。 【0021】本発明の請求項9は、請求項5又は6又は
7において、前記ライト性能が最適となるライト条件値
は、複数の種類の前記光学情報記憶媒体20について測
定して、各媒体20の最適ライト条件値を前記不揮発性
メモリ45に格納し、前記制御部44は、前記光学情報
記憶媒体20の種類に応じて、対応する最適ライト条件
値を使用することを特徴とする。 【0022】本発明の請求項10は、請求項5又は6又
は7において、前記ライト性能が最適となるライト条件
値を、複数の環境温度について測定して、各環境温度最
適ライト条件値を前記不揮発性メモリ45に格納し、前
記制御部44は、前記環境温度に応じて、対応する最適
ライト条件値を使用することを特徴とする。 【0023】 【作用】本発明の請求項1では、制御部44に、不揮発
性メモリ45を設け、予め該制御部42から該駆動回路
42のライト条件値を変化させて、該レーザー光源10
0のライト性能が最適となるライト条件値を測定し、該
測定した最適ライト条件値を該不揮発性メモリ45に格
納しておき、装置の動作開始時に、該制御部44が、該
不揮発性メモリ45の最適ライト条件値を読み出し、該
駆動回路42を該読み出した最適ライト条件値に制御す
るので、個々の装置のライト性能が相違しても、その装
置の最適なライト条件値でライト制御でき、ライト性能
が向上でき、しかも自動化にも対応できる。 【0024】本発明の請求項2及び3では、ライト条件
値が、ライトパワー値又はライトパルス幅としたので、
その装置の最適ライトパワー又はパルス幅でライト制御
できる。 【0025】本発明の請求項4では、格納される最適ラ
イト条件値が、装置に設定されたデフォルトライト条件
値に対する補正値であり、前記制御部44が、前記読み
出した補正値により前記デフォルトライト条件値を変更
して、最適ライト条件を設定するので、不揮発性メモリ
に格納する容量を減少して、個々の装置の性能に対応し
た最適ライト制御が可能となる。 【0026】本発明の請求項5では、レーザー装置が、
前記レーザー光源100により光学情報記憶媒体20に
情報を書き込み、読み出す光学情報記憶再生装置である
ので、個々の情報記憶再生装置の性能に対応した最適ラ
イト制御が可能となり、ライト・リード性能が向上す
る。 【0027】本発明の請求項6及び7では、ライト性能
が最適となるライト条件値は、前記レーザー光源100
により情報を書き込んだ後、読み取って得られる再生信
号のCNRが最大となるライト条件値又は再生信号のビ
ット・エラー・レートが最小となるライト条件値である
ので、個々の情報記憶再生装置の性能に対応した最適ラ
イト制御が可能となり、ライト・リード性能が向上す
る。 【0028】本発明の請求項8では、ライト性能が最適
となるライト条件値は、前記光学情報記憶媒体20の複
数のゾーンについて測定して、各ゾーンの最適ライト条
件値を前記不揮発性メモリ45に格納し、前記制御部4
4は、前記レーザー光源100の前記光学情報記憶媒体
20の書き込み位置に応じたゾーンの最適ライト条件値
を使用するので、光学情報記憶媒体20の書き込み位置
に応じた最適のライト条件でライトでき、一層個々の情
報記憶再生装置の性能に対応した最適ライト制御が可能
となり、ライト・リード性能が向上する。 【0029】本発明の請求項9では、ライト性能が最適
となるライト条件値を、複数の種類の前記光学情報記憶
媒体20について測定して、各媒体20の最適ライト条
件値を前記不揮発性メモリ45に格納し、前記制御部4
4は、前記光学情報記憶媒体20の種類に応じて、対応
する最適ライト条件値を使用するので、個々の情報記憶
再生装置及び使用媒体に応じた最適ライト制御が可能と
なり、ライト・リード性能が向上する。 【0030】本発明の請求項10では、ライト性能が最
適となるライト条件値を、複数の環境温度について測定
して、各環境温度最適ライト条件値を前記不揮発性メモ
リ45に格納し、前記制御部44は、前記環境温度に応
じて、対応する最適ライト条件値を使用するので、個々
の情報記憶再生装置及び使用環境温度に応じた最適ライ
ト制御が可能となり、ライト・リード性能が向上する。 【0031】 【実施例】 (a) 一実施例の構成の説明 図2は本発明の一実施例構成図、図3は本発明の一実施
例裏面図であり、光磁気ディスク装置を示している。 【0032】図2(A)中、1は光磁気ディスク装置で
あり、10は可動光学ヘッドであり、光ディスク20に
光を照射して、書き込み、読み出しを行うもの、10a
は固定光学ヘッドであり、発光部(レーザーダイオー
ド)100、光学系(ハーフミラー103等)、受光部
101等の固定部分を収納するもの、11はVCM(ボ
イスコイルモータ)コイルであり、光学ヘッド10を光
ディスク20の半径方向に駆動するもの、12はポジシ
ョナー(可動部分)であり、光学ヘッド10とVCMコ
イル11を備えるものである。 【0033】13はポジショナー12の内周ストッパで
あり、14はポジショナー12の外周ストッパであり、
15はスピンドルモータであり、光ディスク20を回転
するもの、16は外部磁石であり、光ディスク20に磁
界を与え、書き込み可能とするものである。 【0034】2は光ディスクカートリッジであり、光デ
ィスク20を備え、光磁気ディスク装置1に着脱される
ものである。図2(B)において、17は発光部であ
り、LED(発光ダイオード)で構成され、ポジショナ
ー12に設けられ、半導体位置検出素子18に光を発光
するもの、18は半導体位置検出素子(PSD)であ
り、ポジショナー12の可動経路に並行に設けられ、発
光部17の光を受光面18aで検出して、ポジショナー
12の位置(絶対位置)に対応する電流出力を発生する
ものである。 【0035】図2(B)、図3において、11aはVC
M磁石であり、VCMコイル11とともに、VCM(直
進モータ)を構成するもの、12aは空間部であり、ス
ピンドルモータ15が邪魔にならずポジショナー12を
移動可能とするためのもの、12bは連結部であり、V
CMコイル11と光学ヘッド10とを連結し、空間部1
2aを形成するものである。 【0036】図3の裏面図に示すように、光学ヘッド1
0の光照射方向と反対の裏面側に、半導体位置検出素子
18が固定され、発光部17がポジショナー12の光学
ヘッド10の近傍に設けられている。 【0037】このように、発光部17を独立に設けてい
るので、光学ヘッド10が発光していない時でも、位置
検出ができ、シーク動作が可能となり、発光量も十分と
れ、正確な位置検出によるシーク動作が可能となる。 【0038】しかも、裏面側に設けたので、光学ヘッド
10の発光時に、迷い光により、位置を誤検出するおそ
れがない。又、光学ヘッド10は対物レンズ、トラック
/フォーカスアクチュエータ等の可動部のみを搭載し、
発光部、受光部、光学系は固定光学ヘッド10aに設け
られ、固定光学ヘッド10aと可動光学ヘッド10とは
光結合しており、これにより、可動光学ヘッド10を軽
くでき、高速駆動が可能となる。 【0039】更に、スピンドルモータ15を横から跨ぐ
ように、ポジショナー12を構成しているので、高速の
VCMを用いて、装置を小型化できる。図4は本発明の
一実施例ブロック図である。 【0040】図中、図2、図3で示したものと同一のも
のは同一の記号で示してあり、30、31は各々電流・
電圧変換回路であり、半導体位置検出素子18の両端の
電流出力I1 、I2 を電圧V1 、V2 に変換するもの、
32は差回路であり、電圧V 1 から電圧V2 を差引き、
位置信号を発生するもの、33はAD(アナログ・デジ
タル)コンバータであり、アナログ位置信号をデジタル
信号に変換して、制御部44に入力するものである。 【0041】34はDA(デジタル・アナログ)コンバ
ータであり、制御部44のデジタル駆動信号をアナログ
駆動信号に変換するもの、35は差回路であり、位置信
号から駆動信号を差引き、位置誤差信号を発生するも
の、36は位相補償回路であり、位置誤差信号の高域成
分を進ませ、位相補償するもの、37はVCM駆動アン
プであり、位相補償回路36の出力により、ポジショナ
ー12のVCMコイル11を電流駆動するものである。 【0042】38はトラックサーボ制御部であり、可動
光学ヘッド10の反射光から固定光学ヘッド10aが発
生したトラックエラー信号TESにより、光学ヘッド1
0のトラックアクチュエータをサーボ制御するもの、3
9はフォーカスサーボ制御部であり、光学ヘッド10の
発射光から固定光学ヘッド10aが発生したフォーカス
エラー信号FESにより、光学ヘッド10のフォーカス
アクチュエータをサーボ制御するものである。 【0043】40はDAコンバータであり、制御部44
のレーザーダイオード100のライトパワー値をアナロ
グ駆動量に変換するもの、41はスイッチであり、制御
部44の制御により、アナログ駆動量をレーザーダイオ
ード駆動回路42に出力するもの、42はレーザーダイ
オード駆動回路であり、アナログ駆動量によりレーザー
ダイオード100を駆動するもの、43はADコンバー
タであり、レーザーダイオード100のモニター光量を
デジタル値に変換して、制御部44に入力するものであ
る。 【0044】44は制御部であり、マイクロプロセッサ
(MPU)で構成され、上位からの指示により、シーク
制御、リード/ライト制御等をプログラムの実行により
行うもの、45は不揮発性メモリであり、EEPROM
(電気的消去可能なプログラマブル・リード・オンリー
・メモリ)で構成され、パラメータ等を格納するもの、
46はリード回路であり、固定ヘッド10aのデティク
タ101からの再生信号からリードデータを再生し、E
CC処理して、出力するものである。 【0045】この実施例では、制御部44の駆動信号と
位置信号との差である位置誤差信号により、VCMコイ
ル11を駆動できる。即ち、制御部(以下、プロセッサ
という)44は、上位から与えられた目標位置rに対す
る出力値Xを算出し、DAコンバータ34に駆動信号X
を出力し、差回路35から発生する半導体位置検出素子
18の位置信号とDAコンバータ34の駆動信号Xとの
位置誤差信号が、位相補償回路36、VCM駆動アンプ
37を介しVCMコイル11に与えられ、シーク移動す
る。 【0046】プロセッサ44は、ADコンバータ33か
らの位置信号が目標位置となると、目標位置(トラッ
ク)に位置決めされたことになり、シーク完了と判定
し、シーク動作を終了する。 【0047】その後、プロセッサ41は、トラックサー
ボ制御部38、フォーカスサーボ制御部39をサーボオ
ンして、光学ヘッド10によりリード/ライトを行う。 (b) 一実施例の処理の説明 図5は本発明の一実施例説明図、図6は本発明の一実施
例処理フロー図である。 【0048】図5において、図2乃至図4で説明したも
のと同一のものは、同一の記号で示してあり、5はスペ
クトラムアナライザーであり、リード回路46のパルス
整形前のアナログ再生信号のスペクトラムを分析して、
CNR(キャリア・ノイズ・レシオ)を測定するもので
ある。 【0049】6はターミナルであり、測定最適値を光磁
気ディスク装置1に入力するもの、7はテスターであ
り、ライトパワー設定値を光磁気ディスク装置1のプロ
セッサ44に設定して、起動するもの、8はパーソナル
・コンピュータであり、スペクトラムアナライザー5、
ターミナル6、テスター8を制御するものである。 【0050】この実施例では、出荷前の装置立ち上げ時
に、光磁気ディスク装置1に、スペクトラムアナライザ
ー5、ターミナル6、テスター8を接続して、最適ライ
トパワーを測定し、最適ライトパワーを不揮発性メモリ
45に書き込むものであり、図6(A)の装置立ち上げ
時の測定処理フロー図により説明する。 【0051】パーソナル・コンピュータ8の制御によ
り、テスター7からライトパワー設定値(デフォルト値
−2mW)を、初期値としてプロセッサ44に設定し
て、起動する。 【0052】テスター7は、ライトパワー現在値+0.
2mWをライトパワー設定値として、プロセッサ44に
与え、プロセッサ44は、これをDAコンバータ40に
出力し、レーザー駆動回路42に与え、このライトパワ
ー設計値で、レーザーダイオード100を駆動して、ラ
イトデータを与えて、データを光ディスク20にライト
させる。 【0053】次に、プロセッサ44は、レーザー駆動
回路42にリード指示して、リードパワーでレーザーダ
イオード100を駆動して、リード回路46により、デ
ータをリードさせる。 【0054】この時のリード再生波形をスペクトラムア
ナライザーが分析し、CNR(キャリア・ノイズ・レシ
オ)を測定し、パーソナル・コンピュータ8に測定値を
通知する。 【0055】テスター7は、ライトパワー設定値が、
デフォルト値+2mW(測定制限値)になったかを判定
し、なっていないと、ステップに戻り、なっている
と、パーソナル・コンピュータ8に測定終了通知する。 【0056】パーソナル・コンピュータ8は、測定し
た20回分のCNRを比較して、CNRが最大となるラ
イトパワーを求める。ターミナル6から測定した最適ラ
イトパワー値をプロセッサ44に出力し、不揮発性メモ
リ45に書き込み、セーブする。 【0057】このようにして、測定器からライトパワー
値を種々設定し、CNRが最大となるライトパワー値を
測定器で測定して、光磁気ディスク装置1の不揮発性メ
モリ45に書き込んでおく。 【0058】又、不揮発性メモリ45に書き込むので、
電源オフしても、最適ライトパワー値を失うことがな
い。次に、電源オン時の処理について、図6(B)によ
り説明する。 【0059】電源オンにより、プロセッサ44は、不
揮発性メモリ45から格納した最適ライトパワー値を内
蔵RAMにロードする。 プロセッサ44は、ロードした最適ライトパワー値を
ライト条件テーブルに設定する。 【0060】以降ライトコマンド到来時には、プロセッ
サ44は、この最適ライトパワー値をDAコンバータ4
0に出力して、レーザー駆動回路42により、レーザー
ダイオード100の電流値をライトパワー値で駆動す
る。 【0061】このように、光磁気ディスク装置1に不揮
発性メモリ45を設けて、予め測定器で自動測定した再
生信号のCNRが最大となるライトパワー値を格納し、
電源オン時に、読み出してライトパワー値として設定す
るので、個々の装置に最適なライトパワーでライトで
き、リード・ライト性能が向上する。 【0062】(c) 他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は次の変形が可能である。 光磁気ディスク装置で発明したが、光ディスク装置、
レーザープリンタ等の他のレーザー装置に適用すること
もできる。 【0063】ライト条件として、ライトパワーについ
て説明したが、ライトパルス幅等たのライト条件値を用
いることができる。 ライトパワー値を格納しているが、プロセッサのRO
Mにライトパワーのデフォルト値を格納しておき、その
補正値を不揮発性メモリに格納して、電源オン時に、補
正値とデフォルト値から最適ライトパワー値を得ても良
い。 【0064】最適ライト条件として、再生信号のCN
Rが最大となるライト条件値としているが、再生信号の
ビット・エラー・レートが最小となるライト条件値を測
定してもよく、再生信号のCNRが最大で且つビット・
エラー・レートが最小となるライト条件値を測定しても
よい。 【0065】光ディスクの1つの位置で測定している
が、媒体の最内周、最外周の2点等の最適ライト条件値
を測定し、両者を格納しておき、シーク位置に応じて、
対応する最適ライト条件値を選択しても良い。 【0066】光ディスクの媒体種類、環境温度によ
り、ライト条件値が変化するので、各種の媒体、温度に
おいて、最適ライト条件値を測定し、格納しておき、使
用媒体種類,環境温度により、対応する最適ライト条件
値を選択してもよい。 【0067】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。 【0068】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 予めその装置の最適ライト条件値を測定し格納してお
き、動作開始時に、読み出してライト条件として設定す
るので、個々の装置のライト性能が相違しても、その装
置の最適なライト条件値でライト制御でき、ライト性能
が向上できる。 【0069】又、測定して、書き込むため、自動化に
も対応できる。 測定した最適値を不揮発性メモリに格納するので、電
源をオフしても、最適値を保持でき、最適値を失うこと
がなく、、常に正確なライト制御ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の原理図である。 【図2】本発明の一実施例構成図である。 【図3】本発明の一実施例裏面図である。 【図4】本発明の一実施例ブロック図である。 【図5】本発明の一実施例説明図である。 【図6】本発明の一実施例処理フロー図である。 【図7】従来技術の説明図である。 【符号の説明】 1 光磁気ディスク装置 2 光ディスクカートリッジ 10 光学ヘッド 11 VCM 12 ポジショナー 20 光ディスク 42 レーザー駆動回路 44 制御部 45 不揮発性メモリ 46 リード回路 100 レーザーダイオード

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1 】 レーザー光源(100)と、該レーザー
    光源を駆動する駆動回路(42)と、該レーザー光源
    (100)のライト条件値を設定する制御部(44)と
    を有し、該駆動回路(42)が該ライト条件値に従っ
    て、該レーザー光源(100)を駆動して、所望のライ
    ト動作を行うレーザー装置において、 該制御部(44)に、不揮発性メモリ(45)を設け、 予め該制御部(44)により該駆動回路(42)のライ
    ト条件値を変化させて、該レーザー光源(100)のラ
    イト性能が最適となるライト条件値を測定し、該測定し
    た最適ライト条件値を該不揮発性メモリ(45)に格納
    しておき、 装置の動作開始時に、該制御部(44)が、該不揮発性
    メモリ(45)の最適ライト条件値を読み出し、該駆動
    回路(42)を該読み出した最適ライト条件値に制御す
    ることを特徴とするレーザー装置のライト制御方法。 【請求項2】 前記ライト条件値が、ライトパワー値で
    あることを特徴とする請求項1のレーザー装置のライト
    制御方法。 【請求項3】 前記ライト条件値が、ライトパルス幅で
    あることを特徴とする請求項1のレーザー装置のライト
    制御方法。 【請求項4】 前記格納される最適ライト条件値が、装
    置に設定されたデフォルトライト条件値に対する補正値
    であり、前記制御部(44)が、前記読み出した補正値
    により前記デフォルトライト条件値を変更して、最適ラ
    イト条件を設定することを特徴とする請求項1又は2又
    は3のレーザー装置のライト制御方法。 【請求項5】 前記レーザー装置が、前記レーザー光源
    (100)により光学情報記憶媒体(20)に情報を書
    き込み、読み出す光学情報記憶再生装置であることを特
    徴とする請求項1又は2又は3又は4のレーザー装置の
    ライト制御方法。 【請求項6】 前記ライト性能が最適となるライト条件
    値は、前記レーザー光源(100)により情報を書き込
    んだ後、読み取って得られる再生信号のCNRが最大と
    なるライト条件値であることを特徴とする請求項5のレ
    ーザー装置のライト制御方法。 【請求項7】 前記ライト性能が最適となるライト条件
    値は、前記レーザー光源(100)により情報を書き込
    んだ後、読み取って得られる再生信号のビット・エラー
    ・レートが最小となるライト条件値であることを特徴と
    する請求項5のレーザー装置のライト制御方法。 【請求項8】 前記ライト性能が最適となるライト条件
    値は、前記光学情報記憶媒体(20)の複数のゾーンに
    ついて測定して、各ゾーンの最適ライト条件値を前記不
    揮発性メモリ(45)に格納し、前記制御部(44)
    は、前記レーザー光源(100)の前記光学情報記憶媒
    体(20)の書き込み位置に応じたゾーンの最適ライト
    条件値を使用することを特徴とする請求項5又は6又は
    7のレーザー装置のライト制御方法。 【請求項9】 前記ライト性能が最適となるライト条件
    値を、複数の種類の前記光学情報記憶媒体(20)につ
    いて測定して、各媒体(20)の最適ライト条件値を前
    記不揮発性メモリ(45)に格納し、前記制御部(4
    4)は、前記光学情報記憶媒体(20)の種類に応じ
    て、対応する最適ライト条件値を使用することを特徴と
    する請求項5又は6又は7のレーザー装置のライト制御
    方法。 【請求項10】 前記ライト性能が最適となるライト条
    件値は、複数の環境温度について測定して、各環境温度
    の最適ライト条件値を前記不揮発性メモリ(45)に格
    納し、前記制御部(44)は、前記環境温度に応じて、
    対応する最適ライト条件値を使用することを特徴とする
    請求項5又は6又は7のレーザー装置のライト制御方
    法。
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JP2007073175A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Samsung Electronics Co Ltd 光ディスクの記録戦略データ補正方法及びこれを適用する光ディスク駆動装置

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