JPH05250623A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH05250623A
JPH05250623A JP4346186A JP34618692A JPH05250623A JP H05250623 A JPH05250623 A JP H05250623A JP 4346186 A JP4346186 A JP 4346186A JP 34618692 A JP34618692 A JP 34618692A JP H05250623 A JPH05250623 A JP H05250623A
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JP
Japan
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tape
magnetic
pole tip
core
head
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JP4346186A
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Steinar J Strand
ジェイ ストランド スタイナー
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Tandberg Data AS
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/62Maintaining desired spacing between record carrier and head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/10Structure or manufacture of housings or shields for heads
    • G11B5/105Mounting of head within housing or assembling of head and housing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • G11B5/1871Shaping or contouring of the transducing or guiding surface
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/488Disposition of heads
    • G11B5/4893Disposition of heads relative to moving tape

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド摩耗およびテープテンション変動にか
かわらず安定したポールチップとテープの接触圧が得ら
れる改善された磁気ヘッドを実現することが本発明の目
的である。 【構成】 磁気テープに接触する磁気ヘッドは強磁性体
ボディを有している。欠損部がこの強磁性体ボディ内に
設けられる。強磁性体コアは、欠損部に設けられた、そ
して磁気テープと接触するよう配置されたポールチップ
を有する。欠損部には磁気コアポールチップの各側に沿
って非磁性材料が配置される。強磁性体ボディ、強磁性
体コアポールチップ、および非磁性材料の相対的硬度
は、テープが磁気コアポールチップ、非磁性材料および
強磁性体ボディの接触表面を摩耗させるに従い、コアポ
ールチップが強磁性体ボディおよび非磁性材料の隣接部
分に対して突き出し、その結果テープがコアの突き出し
たポールチップに乗るように選択される。ポールチップ
の摩耗前の磁気コアポールチップの接触面における曲面
の半径は、それがテープの曲げの固有半径よりも小さい
ように選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド、そしてさら
に特定化すると、テープテンションが変化する磁気テー
プ上に高密度で読取りおよび/または書込むために使用
される磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における磁気記録および読取
り装置においては、特にテープからそしてテープにデー
タを高密度読取りおよび書込みをするデータ蓄積装置で
は、テープに接触圧を生じさせる安定した磁気ヘッドポ
ールチップを提供するという問題が発生する。
【0003】データテープを完全にカートリッジ内に閉
じ込めてしまうことは知られている。そのような場合、
テープテンションは、ローラベアリング摩擦によって、
テープガイド摩擦によって、そしてカートリッジ内の別
の装置によって決められる。
【0004】従来技術においては、そのようなカートリ
ッジを用いた際には、特にテープから読取りまたは書込
むために用いられる磁気ヘッドの耐久特性の観点におい
て、テープ接触圧への安定したポールチップを得ること
が難しいという問題があった。
【0005】駆動装置内の、またはカートリッジ装置内
のテープテンションが、サーボループまたは他の手段に
よって特定の値の中に制御されている時には、磁気ヘッ
ドの外形の設計は主としてテープの折り曲げの固有半径
に基づいて行なわれる。この原理を用いることによっ
て、そしてテープ接触領域において適切な摩耗抵抗の材
料を用いることによって、ヘッドの寿命期間にわたって
ヘッドとテープの間に安定した、そして十分な接触圧を
維持することが可能である。そのようなヘッドは時々、
定領域摩耗のヘッドとして表現される。
【0006】時には、ギャップ線に沿って均等に摩耗さ
せるために、それら領域における材料が同等の摩耗抵抗
を持つように選択される。コアとハウジングの材料は同
じフェライト型式であり、そしてテープ接触領域におい
ては他の材料は普通、避けられる。ガラスまたはエポキ
シのような必要な接着材料の領域は絶対的に最少となる
ように維持される。
【0007】しかし、上に説明した装置および前に説明
した定領域摩耗装置のどちらを用いたとしても、テープ
テンションの変動は、不安定なまたは不十分なポールチ
ップとテープの接触圧という点で許容できない書込みお
よび読出し動作という結果に結び付く。
【0008】多くのカートリッジ装置においては、そし
てオープンループ装置においてさえ、カートリッジから
カートリッジに、または駆動装置から駆動装置に、1:
4の比程度の大きさでテープテンションは変動する。テ
ープの曲げの固有半径は、直接的にテープテンションに
関係しているので、この半径は一定ではない。異なるテ
ープ厚さ、および異なるテープ材料もまた、テープの曲
げの固有半径に影響を与える。このため、この半径は、
ヘッド形状およびヘッド材料を決める時のような、ヘッ
ド設計には直接的に使用することはできない。
【0009】総てのテープ記録の基本は、テープとヘッ
ドコアのポールチップとの間の安定した、そして十分に
高い接触圧を持つことである。このことは特に、データ
が高密度で書込みまたは読出しされるような高い周波数
のデータ処理において真実である。この条件は総ての実
際のテープに関して存在し、またヘッドの動作寿命時間
を通して維持されるべきである。ヘッドの動作は、ヘッ
ドのポールチップが破損した時に寿命の終わりに達する
まで、安定とされるべきである。
【0010】新しいヘッドまたは駆動装置に関して適正
な接触条件を確保することは特に重要である。これはヘ
ッド製造者によって実行される測定、ユーザーによる測
定、および駆動装置内にヘッドが取付けられた後に実行
される試験、ならびに完成された装置の1部としての試
験の間に良好な相互関係を持たせる必要から不可欠であ
る。そのような測定のために用いられるテープカートリ
ッジは普通、制限された範囲内のテープテンションを持
つように選択される。
【0011】しかし、このいくらか制限されたテンショ
ン範囲において安定な動作を提供するヘッド形状を選択
することはやはり重要である。
【0012】
【発明が解決しょうとする課題】摩耗に対して長寿命で
あり、そしてテープテンションがカートリッジ毎に、ま
たは駆動装置毎に著しく変化するとしても安定したそし
て十分なポールチップとテープの接触圧を備える、とい
うことを両立させた磁気ヘッドを提供することが本発明
の目的である。
【0013】所定のテープ固有曲げ半径のための特別に
設計されたコアポールチップ形状の必要性を避けること
が本発明の別の目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、比較的
軟かい非磁性材料による磁気ヘッドのギャップラインに
沿った方向における両方の側に磁気ヘッドコアのポール
チップが側面を接するように磁気ヘッドが設けられる。
比較的硬い磁気コアのフェライト材料は、コアポールチ
ップの両側において、より軟かい材料の非磁性体領域ほ
ど速くは摩耗しない。こうして、ヘッドが摩耗するに従
い、ポールチップは軟かい材料付近の領域の上により大
きく拡張するように突き出し、ヘッドの摩耗にもかかわ
らず接触圧を維持しまた改善さえする。
【0015】しかも、コアポールチップは上昇し、そし
てそこでテープが比較的小さな曲面半径を持つ曲がった
表面上で曲げられるようなピークを形成するので、この
テープヘッドは広い範囲のテープ変動を許容できる。
【0016】コアポールチップおよび、コアポールチッ
プの横に結合している軟かい非磁性材料とは、ヘッドの
フェライト体のウインドーまたはポケット内に設けられ
ることが望ましい。このフェライトボディの磁性フェラ
イト材料はウインドー内のコアポールチップのコアフェ
ライト材料よりも軟かいことが望ましい。その結果、ウ
インドーの外側のそのようなフェライト材料はウインド
ー内の、より硬いフェライトコアポールチップ材料より
も早く摩耗し、ポールチップ突出しは、ヘッド上のテー
プ摩耗によってさらに進められる。
【0017】磁気コアポールチップの横に位置するウイ
ンドー内のより軟かい材料は、ガラスのような非磁性接
着領域を、そしてさらにセラミックのような非磁性の側
方領域を、含むことが望ましい。
【0018】
【実施例】本発明による原理を用いた磁気ヘッド10
が、ヘッド組立上を両方向に走行できるテープ11に対
面する磁気ヘッド組立の表面を描いている図1の上図面
に示されている。このヘッド組立は、磁気フェライトボ
ディ12として、またはフェライトボディを含んで、形
成されることが望ましいハウジングを形成する。標準的
にはテープ11は、図中にある両矢印によって示される
ようにテープ走行方向に沿ったテンションの下にある。
テープカートリッジの場合には、またはいくつかの駆動
装置の場合においてさえ、このテープテンションは4:
1程度の大きさで変化する。
【0019】13または14のような磁気コアポールチ
ップ組立は各々、強磁性体ボディ12の上面内のそれぞ
れのポケット状の欠損部またはウインドーに設けられて
いる。2つのトラックがテープ11上に書込まれ、また
は読出されるのであれば、13および14のような2つ
の磁気コア組立が設けられる。しかし、本発明は1つま
たは複数の磁気コア組立が設けられているかどうかには
関係なく適用できる。そして、それら磁気コアポールチ
ップ組立13および14は読出しまたは書込ヘッドのい
ずれであってもよい。しかも、複数の16(図3参照)
のようなギャップ線が磁気ヘッド内に設けられることも
可能であり、ここで各ギャップ線16は1つまたはそれ
以上のコア組立を有しているものである。
【0020】突出しを形成するレール15は、テープ走
行方向を横切って走るように設けられている。このレー
ル15には、図2、図3および図6にさらに明確に示さ
れているようにテープ11のための曲ったピーク15e
を持つテープ接触面が設けられている。
【0021】図1から分かるように、磁気ヘッドコアポ
ールチップ組立13および14はテープ走行方向に沿っ
て長さ方向に広がりを持ち、そしてレール15を通って
その両側に延びている。
【0022】図2および図3に示されるように、レール
15の上部においてテープ11は水平基準に対して角度
θ1またはθ2を形成する。角度θ1およびθ2が5°付近
で、総巻き付き角度が約10°となることが望ましい。
【0023】前に説明したように、磁気ヘッドコアポー
ルチップ組立13は、強磁性体ボディ12内に形成され
たポケット状の長方形欠損部またはウインドー26内に
形成される。ヘッドは最初には、ギャップ線16がそれ
らの間に設けられるポールチップ9aおよび9bを持つ
強磁性体コア9で形成される。薄いガラス層100がポ
ールチップ9aと9bとの間のギャップ内に設けられ
る。強磁性体ボディ12もまた、少なくとも頂部におい
て、ギャップ線16により部分17aおよび17bに分
離される。コア9の大部分は、この図には示されていな
い。上部ポールチップ9aおよび9bは欠損部26の床
内の開口を通してウインドーまたは欠損部26内に立ち
上っている。
【0024】図3および図4に示されているように、レ
ール15は急に傾斜した導入部15aおよび15bなら
びに図6にさらに明確に示されている丸いまたは曲った
ピーク15eで合わせられる比較的緩やかな傾斜の頂上
部15bおよび15cとを有している。
【0025】本発明の概念は図4、図5および図6から
明らかにされる。図4に示されるように、ウインドーま
たは欠損部26内に設けられた13のような磁気ヘッド
コアポールチップ組立は、ギャップ16内でのガラス層
100と共に、それらの間にギャップ16を持つポール
チップまたはコア部9aおよび9bを有する強磁性体コ
ア9で形成される。この強磁性体コア9は、テープ走行
方向を横断する方向で、1方の側では部分22a、22
bを持つ接着用ガラス領域22によって、そして他方の
側では部分21a、21bを持つ別の接着用ガラス領域
21によって、側面接触されている。ギャップ線16は
領域部22bから22aを、そして領域部21bから2
1aを分離する。これらの接着用ガラス領域は接着用ガ
ラス領域21および22の外側に位置する非磁性材側方
領域20および18に接着または接合する非磁性材料で
形成される。こうして、これらの領域20および18は
付加的な非磁性材領域を形成する。その後、さらに別の
非磁性外側接着層24および25が、ウインドーまたは
欠損部26の外側の壁と側方領域20および18との間
に設けられる。これらの接着用層もまた、ギャップ16
によってそれぞれの部分24a、24bおよび25a、
25bに分割される。非磁性側方領域20および18が
セラミックであり、そしてそれらのセラミック材料領域
が外側接着用材料層24、25および接着用ガラス領域
22および21とによってその位置に保持されることが
望ましい。
【0026】中央コア9は、前に説明したように、非磁
性領域およびウインドー26内部に存在する層のいずれ
よりも硬いように形成されている。しかも、接着ガラス
領域22および21はセラミックの非磁性側方領域20
および18よりも軟かい材料で作られる。最後に、強磁
性体外側ボディ12の強磁性材料は、強磁性体コア13
よりも軟かい。
【0027】図5は、前に説明したように、ヘッドの種
々の材料の断面を示す図である。しかも図4および図5
は共に、約1000から2000時間使用された後のヘ
ッド摩耗の結果を示している。図6で知られるように、
摩耗が生じる以前はテープ11は破線で示されている、
コア9の15eにおける曲面ピークおよびそのポールチ
ップ9a,9bに沿って存在していた。1000または
2000時間の摩耗の後、図5および図6に示されてい
るように、そして総ての材料に関して図4の破線によっ
て示される23において、コア9上にはより低い曲った
プロフィール23aが出現する。このプロフィール23
はコア9において、図4、図5および図6における曲っ
た部分23aで描かれているようによりわずかな摩耗を
有している。こうしてテープは図5および図6中の11
aで示されるように、より低い位置を通過する。より軟
かい非磁性材料の側方および接着用領域では、図4のそ
れぞれ23cおよび23bで示されるように、より大き
な摩耗が生じる。ポケットまたはウインドー26の外側
では、ボディ12のより軟かい強磁性材料もまた、図4
の23dで描かれているように摩耗するが、しかし非磁
性領域および説明された層よりは広がりは少ない。総合
的な結果は、ポールチップ9aおよび9bにおいて中央
コア9は直接的に隣接している領域よりも高いまま残
る。こうして図5および図6で示されるように、テープ
はコアポールチップ9a、9bによって形成される摩耗
したピーク23aにおいて11aに位置決めされる。こ
の結果、摩耗にもかかわらず、ポールチップのテープへ
の接触圧は最大とされたままである。
【0028】図6に示されるように、コア、レール、お
よび非磁性領域外形は、ギャップ線16において、そし
て摩耗が生じる前の15eで示されるように、比較的小
さな半径R1の曲面に作られる。この半径は最大テンシ
ョンが加えられたテープの固有曲げ半径よりも小さい。
このことは小接触領域を達成し、その結果、低テンショ
ンテープが用いられた時にさえ、最大接触圧を得ること
ができる。図6に示されているように、15eの高い点
および比較的平坦な領域15bおよびギャップ線16の
両側の15cへの移行は極めて円滑である。ピーク15
eの曲がったギャップ領域の外側の比較的平坦に磨かれ
た領域16bおよび15cは、15eにおける曲ったギ
ャップ領域への接線として配置されている。
【0029】ヘッドが使用されるに従い、走行するテー
プの摩擦および研磨作用がヘッド前面を整形する。15
00から2500時間の後、図4および図6内の幅を表
わす線W2によって示されるような全領域は、示されて
いるようにテープ11aと接触するようになる。こうし
て安定した外形/プロフィールに達する。幅W2によっ
て示されるこの領域の外形は今や、テープの曲げの固有
半径の平均値を表わす半径を持つ、半円形である。速く
走行するテープの空力効果もまたヘッド表面の形状に影
響を及ぼし、こうして理想的な外形/プロフィールに達
する。
【0030】この結果、テープ接触領域は、この稼動の
期間に数100パーセント増加する。材料を適当に選択
し、そして図4および図5に最も鮮明に示されているよ
うに、ギャップ線16に沿って前述の異なる材料の相対
距離を適当に選択することによって、テープとコアのポ
ールピースとの間の必要な接触圧が、完全な動作寿命期
間と同様に稼動期間中、維持される。
【0031】前に説明したように、材料の摩耗特性およ
びギャップ線16に沿ったそれらの相対分布は、突き出
しているコア9、そしてさらに特定化するとポールチッ
プ9a、bが図5内の23aに示されているように稼動
状態および摩耗過程を基にして決められる。
【0032】前に説明されている通り、比較的低摩耗抵
抗を持つ非磁性材料がヘッドコアポールチップ9a、9
bを取囲んでいる。外側の強磁性体ボディ12は、比較
的固い磁気フェライトを含んでおり、1方コア9は最も
摩耗抵抗の高い、入手可能なフェライトで作られてい
る。コア9の摩耗抵抗は、著しく固い粒子を小さな割合
いで添加することによりさらに増加させることができ
る。前に説明したように、異なる材料がガラス、エポキ
シ、または他の粘着材、あるいはそれらの混合物により
接合される。接合ガラス領域21および22もまた、単
独で、または比較的低い摩耗抵抗を持つ適当な他の非磁
性材料と組合わせられて、コア9を取囲む低摩耗抵抗材
料として働く。
【0033】図6に関連して以前に説明されたように、
(レールの全体幅W1よりも少ない)わずかに領域した
表面15bおよび15cに沿ったレールの幅W2もまた
ヘッド走行表面形状の重要な部分である。これは比較的
狭くされるべきであるが、しかしその最少幅は、いくつ
かの場合に、用いられる製造工程によって決められる。
基本的な概念は、この領域幅W2が、ギャップ線16に
沿ってほとんど同等の摩耗抵抗の材料が用いられている
時に、狭くされなくてはならない、ということである。
周囲に比して極めて高い摩耗抵抗のコア材料が用いられ
ている時にのみ、より広い接触領域が許容される。
【0034】本発明の望ましい実施例においては、摩耗
する前の半径R1は実質的にW2であるレール幅の半分よ
りも少ない。
【0035】レールの全体の幅W2は、コアポールチッ
プ組立13の全体の長さlよりも約10倍少ない。さら
に、コアポールチップ組立13の幅W(ウインドー寸
法)は、図4に示されているように、そしてレール15
の長さ方向において、テープ走行方向における磁気コア
9の長さlの約半分である(図4は“l”方向における
断片図であるため、この関係は図4のスケールには示さ
れていない)。
【0036】当業技術者にとっては種々の小さな変更や
変形が可能であるとしても、当業技術への本発明の貢献
と認められる本発明の総ての変更や変形が、本発明の特
許請求の範囲に含まれるよう意図されていることを理解
すべきである。
【0037】本発明によれば、摩耗する前のコアポール
チップのテープ接触面におけるテープの走行方向での曲
面の半径がテープの曲げの固有半径よりも小さいよう
な、磁気ヘッドを提供できる。
【0038】本発明によれば、摩耗する前の前記コアポ
ールチップが、曲面の前記半径を規定するピーク部分を
含むプロフィールを有し、そしてそれはテープ走行方向
において急激な側方部分に混じり合う比較的わずかな傾
斜部分によって側方を固められ、そして前記側方部分間
の幅の半分が、前記ピーク部分の曲面の前記半径よりも
実質的に大きいような磁気ヘッドを提供できる。
【0039】本発明によれば、磁気コアポールチップ
の、テープによる摩耗の後の最大接触領域が、非磁性体
の隣接材料に比べて、コアポールチップの摩耗抵抗が異
なることによって決められるような磁気ヘッドを提供で
きる。
【0040】本発明によれば、前記コアポールチップの
両側における前記非磁性材料が、非磁性材料の接着領域
と、その外側の非磁性材料の側方領域とからなる磁気ヘ
ッドを提供できる。
【0041】本発明によれば、非磁性材料の接着領域が
接着用ガラスを含み、そして非磁性材料の側方領域がセ
ラミックを含むような磁気ヘッドを提供できる。
【0042】本発明によれば、強磁性体コアポールチッ
プが接着用および側方領域よりも硬いような磁気ヘッド
を提供できる。
【0043】本発明によれば、強磁性体コアポールチッ
プが強磁性体ボディよりも硬いような磁気ヘッドを提供
できる。
【0044】本発明によれば、強磁性体ボディのテープ
対向表面に、そしてヘッドを横切る望ましいテープ走行
方向に垂直な方向に延びるレールが設けられるような磁
気ヘッドを提供できる。
【0045】本発明によれば、前記強磁性体ボディ内の
前記欠損部が長方形であり、そしてテープ走行方向に沿
って延びる長さ方向を持ち、さらに前記レールに位置し
て前記レールおよび前記強磁性体ボディの両側に長さ方
向に延びるような、磁気ヘッドを提供できる。
【0046】本発明によれば、前記レールは、前記テー
プがそのピークに乗っている時に整形され、そこにはテ
ープと相対的な水平面とで形成される約5°の角度が存
在するような、磁気ヘッドを提供できる。
【0047】本発明によれば、欠損部における非磁性材
料が次の順序−欠損部の側壁に外側接着層、外側側方領
域、そして側方領域とコアポールチップとの間の接着用
領域−で磁気コアポールチップの両側に材料を含むよう
な磁気ヘッドを提供できる。
【0048】本発明によれば、材料が非磁性体であり、
そしてコアポールチップよりも軟かいためコアポールチ
ップよりも速く摩耗するような磁気ヘッドを提供でき
る。
【0049】
【発明の効果】長寿命であり、そしてポールチップとテ
ープとの間に十分な接触圧を備えることのできる磁気ヘ
ッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ヘッドのテープ走行表面上を
見た上面図である。
【図2】図1の磁気ヘッドの線II−IIに沿って切り
取った断片的な側方断面図であり、そのコアポールチッ
プ組立の1つを示す図である。
【図3】図4の線III−IIIに沿って切り取られた
ような、図2に示した断面の拡大された、さらに詳細な
断面図である。
【図4】図1の磁気ヘッドに示された磁気ヘッドコアポ
ールチップ組立の1つのテープ走行面の拡大された詳細
な上面図である。
【図5】図4の線V−Vに沿って切り取られた断片的な
断面図であり、図の平面に垂直なテープ走行方向に従っ
てヘッドコアポールチップ組立の断面図である。
【図6】コアポールチップのヘッド面の実質的な摩耗が
生じる前と後の両方における、ヘッドのレールにおける
テープヘッドコアポールチップの外形を示すために、図
5の線VI−VIに沿って切り取られた、拡大された断
面図である。
【符号の説明】
9 コア 10 磁気ヘッド 11 テープ 12 フェライトボディ 13,14 ポールチップ 15 レール 16 ギャップ線 18,20 側方領域 21,22 ガラス層 24,25 接着層 26 ウインドー(欠損部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープと接触するための磁気ヘッド
    において、強磁性体ボディと;強磁性体内の欠損部と;
    欠損部内の、そして磁気テープと接触するために配置さ
    れた、ポールチップを持つ強磁性体コアと;欠損部内の
    磁気コアポールチップの両側に沿った非磁性材料と;そ
    して磁気コアポールチップ、非磁性材料、および強磁性
    体ボディの接触表面上でテープが摩耗するに従い、コア
    ポールチップが強磁性体ボディおよび非磁性材料の隣接
    した部分に対して突き出し、その結果テープが突き出し
    たコアポールチップ上に乗り上げるように、選択された
    強磁性体ボディ、強磁性体コアポールチップ、および非
    磁性材料の相対的硬度とを有することを特徴とする磁気
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 磁気テープと接触するための磁気ヘッド
    において、テープ接触表面を形成するポールチップを持
    つ強磁性体コアと;そしてテープ摩耗の結果として、磁
    気コアポールチップのテープ接触表面を隣接する材料装
    置のテープ接触表面に対して突き出させるよう強磁性体
    コアポールチップに隣接した材料装置とを有することを
    特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 強磁性体ボディと;強磁性体ボディのテ
    ープ対向面に設置された、そしてヘッドを横切る望まし
    いテープ走行方向に垂直な方向に延びるレールと;テー
    プ走行方向に沿って延びる長さ方向を持ち、そして前記
    レールに位置決めされて、前記強磁性体ボディにおいて
    前記レールの両側に長さ方向に延びる、長方形の欠損部
    と;前記欠損部内に延びるポールチップおよび、前記コ
    アポールチップと、前記テープ走行方向に並行な前記コ
    アポールチップの両側における前記欠損部のそれぞれの
    外側壁との間の、それぞれの非磁性材料側方領域を持つ
    強磁性体コアと、を有しそして前記強磁性体コアは前記
    非磁性材料のテープ摩耗抵抗よりも大きなテープ摩耗抵
    抗を有し、それによってテープがヘッドの走行表面を摩
    耗させるに従い、コアポールチップ突き出しは、その隣
    接する非磁性体材料の側方領域に対してより大きく広が
    ることを特徴とする磁気ヘッド。
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