JPH05250535A - 経路情報入力装置 - Google Patents

経路情報入力装置

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JPH05250535A
JPH05250535A JP4668992A JP4668992A JPH05250535A JP H05250535 A JPH05250535 A JP H05250535A JP 4668992 A JP4668992 A JP 4668992A JP 4668992 A JP4668992 A JP 4668992A JP H05250535 A JPH05250535 A JP H05250535A
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勇 町田
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修 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】列車等の発券に必要な経路情報を正確に入力で
きる経路情報入力装置を提供することを目的とする。 【構成】端末装置において、指定駅に接続する路線情報
を検索しメニュー表示する機能と、指定された路線に存
在する駅の情報を検索しメニュー表示する機能を備え、
これらのメニューに従って、操作者が、乗車駅から目的
駅までの経路を、駅−路線−駅−……の繰返しで逐次に
指定する。これらの経路情報は記憶装置に記憶され、経
路が確定すると、確定した経路情報が、センタに送信す
る電文形式に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道網における乗車券等
の発行装置に関し、特に経路情報の入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗車券の発券機としては、駅に設置され
た自動発券機が広く知られている。一般に、これらの発
券機の設置個所には、その駅から目的駅までの料金を路
線図あるいは表形式で示した案内パネルが設置してあ
り、切符購入者は切符購入直前に案内パネルを参照し、
料金を確認した上で発券機を操作し、切符を購入してい
る。
【0003】このような切符の販売に関して、例えば、
特開昭61−133490号公報ねは、多くの駅群の中
から目的駅を効率的に検索する手段として、予め切符購
入者に目的駅の存在する路線を指定させ、この路線に存
在する駅情報のみを画面に表示することによって検索対
象を絞り込み、操作性を向上させる方式が提案されてい
る。
【0004】また、目的駅が表示パネルに表示が不可能
な遠距離駅の場合や、複雑な経路を利用する場合、ある
いは乗車希望駅と切符購入駅とが異なる場合等の切符発
売は、駅員が直接顧客の要望を聞き、切符を販売する形
式が採用されている。これら特殊な切符を発売するため
には、駅員は、経路情報(乗車駅、経由路線、降車駅)
を発券端末装置に入力し、中央のデ−タ処理装置(以
下、センタという)にデ−タを送信し、センタで管理し
ている運賃等の情報を応答情報として受信したのち、発
券業務を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記従来技術
では、以下のような問題が解決できない。
【0006】経路情報を入力するためには、駅や路線の
指定に関して専門的な知識が要求される。また、駅員の
誤った判断によって、接続されていない経路を指定した
場合、センタからの回答を受けて初めて不具合が判明す
る。
【0007】本発明の目的は、このような問題を解消
し、切符購入者が一般的に知っている路線と駅との関係
知識に基づいて、正しい経路指定が可能な経路情報入力
装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、例えば接続していな
い経路を指定したり、一意に確定されない経路を指定す
ると言った矛盾が生じない経路情報入力装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、発券業務に必
要な経路情報が、乗車駅−経由路線1−乗換駅1−経由
路線2−乗換駅2−……−降車駅というように、接続関
係にある駅と路線とを交互に指定することによって一意
に確定できることに着目している。
【0010】本発明による経路情報入力装置では、指定
された駅に接続される路線の情報を検索して表示するた
めの手段と、指定された路線に含まれる駅を検索して表
示するための手段とを備え、操作者が1つの駅を指定す
ると、その駅に接続された路線メニューを画面に表示
し、この中から1つの路線(あるいは駅)を特定する
と、その路線(あるいは駅)によって決まる次の選択操
作のための駅(あるいは路線)のメニューを表示するこ
とによって、操作者による上述した駅と路線の交互指定
操作を可能とする。一方、この一連の操作による指定情
報を記憶するための記憶手段を設けておき、経路が確定
した時、それまでに入力され記憶されている経路情報
を、センタ問合せのための所定の電文に編集し、通信回
線を介してセンタに送信する。センタでは、端末装置で
の経路情報入力の入力形式を意識することなく、指定券
のチェック、料金計算等の処理を実行できる。
【0011】
【作用】本発明によれば、各操作者は、センタへの送信
電文の形式を意識することなく、画面に表示されたメニ
ューに従って、乗車駅から目的駅までの路線と乗り継ぎ
駅を交互に指定すれば済む。メニューには、その表示内
容の中で次の選択操作を可能とするように、指定駅に接
続された路線の情報、或いは路線に属した駅情報を表示
すればよい。これによって、接続していない経路や一意
に確定できない経路を誤って入力するという不具合を回
避できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】図1は、発券端末装置1の構成の1例を示
す。端末装置1は、操作メニューや入力項目などを表示
するための表示画面(CRT)2と、表示画面に出力す
べき表示内容を記憶するビデオメモリ(VRAM)3
と、各種の制御プログラムを格納するための主記憶装置
4と、操作者によって経路情報入力のために操作される
入力装置12と、主記憶装置4から読み出された制御プ
ログラムを実行する中央演算装置(CPU)8と、制御
プログラムの実行過程で使用される情報を格納するため
の例えばハードディスク等からなる二次記憶媒体9と、
これらのモジュールを相互に接続するシステムバス6と
からなる。
【0014】本実施例では、端末装置で生成された経路
情報を含む電文が、必要に応じて、インタフェースモジ
ュール7を介して通信網10に出力され、中央装置(セ
ンタ)11に送信される。センタ11では、端末からの
受信電文を解析し、所定のデ−タ処理を実行して、応答
情報を含む電文を端末装置1に送信する。端末装置1
は、センタからの受信電文の内容に応じて、例えば、そ
の次の発券情報入力処理、あるいはプリンタ装置5によ
る乗車券や指定券の発行等の動作を行う。上記入力装置
12は、CRT4上の任意の位置を指示するための例え
ばマウス、タッチパネル、ペンポイント等のポインティ
ングデバイスやキーボード等のデ−タ入力デバイスなど
が考えられるが、本発明では画面に表示されたコマンド
メニューから意図する駅あるいは経路情報を入力、指示
できる機能を有する手段であれが適用機種を問わない。
【0015】上記した発券端末装置1は、例えばバス・
鉄道切符等の発行における乗降地点や経由線の指定に利
用され、座席の指定、列車番号、乗車日、などの他の入
力情報とともに1つの纏まった情報ブロック(以下、電
文と称する)を生成する機能を備える。この中で本発明
は、特に経路情報の入力制御方式の改良に関するもので
ある。
【0016】図2は、入力情報解析プログラム16の処
理フローチャートを示す。以下、このフローチャートの
各ステップの処理内容をフローに従って説明する。
【0017】処理201: 経路入力処理以外の情報を
入力する。本処理が終了すると、経路入力待ち状態とな
る。ただし、本処理は、経路入力の後に実行するように
してもよい。
【0018】本処理では、例えば、図3に示すような入
力操作画面を表示装置2上に表示する。ここでは、乗車
券を発券する画面を示している。上記画面は、項目入力
領域301と、入力情報の選択候補を表示するためのメ
ニュー領域302と、センタからの指令やエラーメッセ
ージを表示するためのシステムメッセージ表示領域30
3とからなる。項目入力領域301は、入力すべき全て
の項目に対応して設けられた入力情報(デ−タ)表示領
域304〜315からなり、デ−タ入力操作がなされて
いる項目にはカーソル316が表示される。カーソル3
16は、入力手段12からの指示によって、各入力項目
欄を移動させることができる。本発明は、特に乗車駅3
05、降車駅306、経路309〜314の各情報の指
定を容易に行えるようにすることを主たる目的としてい
る。
【0019】処理202: 操作者による入力手段12
からの項目入力待ちの状態である。入力があれば処理2
03に進む。
【0020】処理203: 入力手段12からの入力情
報を解析する。
【0021】処理204: 入力情報が駅情報であり、
カーソル316の指示位置が乗車駅項目入力欄305で
あれば、入力情報が乗車駅であると判断して処理205
に進む。前述の用件を満たさない場合、処理206に進
む。駅名の指定は、入力手段12からの駅名入力、ある
いは、駅に対応するコード入力等、種々の方式が適用で
きる。
【0022】処理205: 乗車駅の入力処理を実行す
る。本処理では、MM4内に入力された駅情報を乗車駅
として記憶し、図3の乗車駅入力欄305に対応する駅
名を表示する。入力された経路情報は、MM4にある確
定経路テーブル401に、例えば、図4に示す形式で記
憶される。確定経路テーブル401は、それぞれエント
リ番号402と、駅名403と、路線名404との3つ
のフィールドからなる複数のレコ−ドから構成される。
上記テーブルの先頭エントリにおいて、駅名は乗車駅を
示し、路線名は第1経路を示す。以下、第1の経路から
第2の経路への乗換え駅が第2のエントリの駅名に記憶
され、第2の路線が第2のエントリの路線名に記憶され
る。このようにして、連続するエントリの駅名と経路名
を繋げることによって、経路を一意に特定した形で管理
することが可能となる。
【0023】ここでは、確定経路テーブル401は、図
4に示した経路図で、駅405から乗車し、第1の路線
410上の駅407で第2の路線412に乗換え、駅4
08にて降車した場合の経路情報を示している。この例
では、最終エントリ(第3のエントリ)の駅名(駅40
8)が降車駅とみなされる。
【0024】処理206: 図5に示すように、カーソ
ル316が経路入力位置309−314に存在すれば処
理207に、存在しなければ処理202に進む。
【0025】処理207: 図6に示すように、経路入
力画面601を表示する。本発明の最も特徴的な機能
は、経路入力用にこのような専用の入力操作画面を表示
し、この画面を介して正確な経路情報の入力操作を実現
することにある。本処理の詳細については後述する。
【0026】処理208: 入力情報が終了要求か否か
を判定する。終了指示方式は、入力手段12からの入力
情報によるが、例えば、入力手段12内に入力終了ボタ
ンを具備する方式、表示装置2上に入力終了領域を設
け、入力手段12にてこれを選択する方式、入力手段1
2で或る特定のコマンドを入力する方式など、様々な方
式が適用できる。入力情報が入力終了要求であれば処理
209に、そうでなければ処理211に進む。
【0027】処理209:これまで入力された情報をも
とに、中央センタに送信する電文を発行する。本発明
は、中央センタに送信する情報と、指定する情報とが異
なる形式の場合に特に有効となる。通常、通信回線10
を介して送信する電文情報では、転送データ量を極力削
減することにより、応答性の確保、通信コストの抑制が
望まれる。これに対して、入力操作では、操作者が平易
に入力できるデータ形式が望まれる。本処理では、操作
者が経路情報を、電文で送信する形式を意識すること無
く入力し、これを電文形式に端末側で変換する。
【0028】処理210: 生成した電文を中央センタ
に送信する。
【0029】処理211: センタからの応答待ち状態
である。応答があると処理212に遷移する。
【0030】処理212: センタからの応答情報を受
けて発券業務等の後処理を行なう。
【0031】処理213: 一連の切符販売業務が終了
した状況である。ここで、次の切符販売業務を行なう場
合には処理202に、終了する場合にはプログラムを終
了する。
【0032】以上が本発明での概略処理フローである。
継ぐに、経路入力処理207に関して、図7に示す詳細
処理フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0033】処理701: 図6に示した経路入力画面
を表示装置2に表示し、制御変数nを1に初期化する。
経路入力画面601は乗車駅入力欄603、降車駅入力
欄604、経由路線606−611、乗換駅入力欄61
2−617の各項目入力欄から構成する。本例では、経
由路線入力欄、乗換駅入力欄は、各6エントリ存在する
例を示しているが、エントリ数は特に規定しない。本入
力画面において、入力した経路情報は、第1の駅情報
(=乗車駅)が乗車駅入力欄(603)に、第1の経由
路線が経由路線入力欄の第1エントリ(606)に、第
2の駅は乗換駅入力欄の第1エントリ(612)に、と
いった具合に、経由路線と駅が交互に、各項目入力欄の
連続するエントリに入力される。
【0034】処理702: 乗車駅が設定されているか
否かを、確定経路テーブル401の第1エントリの駅が
設定されているか否かで判定する。設定されていれば処
理704に、されていなければ処理703に進む。
【0035】処理703: 経路入力画面のカーソル6
18の位置を乗車駅入力欄603に移動させる。ここ
で、処理205と同様な手順で、乗車駅を指定する。駅
情報は、確定経路テーブル401の第1エントリの駅格
納位置に設定される。
【0036】処理704: 乗車駅入力欄603に確定
経路テーブル401の第1エントリの駅を表示する。ま
た、カーソル618は第1の経由路線入力欄606に移
動する。
【0037】処理705: 確定経路テーブル401の
第nエントリの駅を入力情報として、接続する路線を路
線一覧表602に示す。
【0038】図8に駅から接続する路線を検索する接続
路線テーブルファイル801の構造例を示す。このファ
イルは、キー情報802と対応したレコ−ド情報803
からなり、キー情報802は、駅を一意に特定できる駅
情報804と、その駅に接続する路線のレコ−ド群への
ポインタ805とで構成されている。一方、レコ−ド情
報802は、駅に接続される路線を一意に特定できる路
線情報806と、操作者が路線一覧表602を参照し、
路線を指定する際に入力手段12から指定する路線識別
子(本実施例では2桁の数値)807から成り立ってい
る。これらのレコ−ド情報が路線一覧表として表示され
る。路線情報には、路線を一意に特定する情報に加え
て、画面に表示する文字列情報も格納する。図中、例え
ば、レコード群809が、キー情報802で管理する第
1エントリの駅から乗り換え可能な路線に関するレコー
ド情報である。
【0039】処理706: 操作者からの入力待ちの状
態である。終了要求であれば、経路入力処理を終了す
る。このとき、確定経路テーブル401の第nエントリ
に存在する駅が降車駅となる。一方、入力が路線識別子
であれば処理707に進む。終了要求は、処理208で
示した方式と同様な指示方式が適用できる。経路識別子
の入力は、例えば、接続路線テーブルファイル801の
路線識別子807に対応する情報を操作者が入力する方
式、即ち、路線識別子807で記述された2桁の数値を
入力手段12より入力する方式が採用できる。この他、
入力手段12がポインティングデバイスであれば、画面
上の、路線一覧表602の所望の路線を指示することで
も実現できる。
【0040】処理707: 確定経路テーブル401の
第nエントリ目の経路情報を、処理706で指示した経
路識別子をもとに書き込む。
【0041】処理708: 経由路線表示欄618〜6
11の第n番目のエントリに経路を明示する記述内容を
表示する。同時にカーソル618を乗換え駅表示欄61
2〜617の第n番目のエントリに移動させる。
【0042】処理709: 処理706で特定した第n
番目の路線に含まれる駅を図9に示した接続駅テーブル
ファイル901を参照して、図10に示す駅一覧表10
01を表示する。接続駅テーブルファイル901は接続
路線テーブルファイル801と同様、キー情報902と
レコード情報903とから構成されている。キー情報9
04は、路線を特定できる情報904と、路線に存在す
る駅情報レコード部へのポインタ903とからなる。ま
た、対応するレコード情報903は、路線に存在する駅
を一意に特定する情報906と、操作者が駅一覧表10
01を参照し、路線を指定する際に入力手段12から指
定する駅識別子(本実施例では2桁の数値)907から
成り立っている。
【0043】本レコード情報は駅一覧表としてに表示さ
れ、路線情報としては、路線を一意に特定する情報に加
えて、画面に表示する文字列情報も用意される。引続き
指定された駅から、次の経由路線を選択することが予想
されるため、駅一覧表1001で表示する駅情報に、乗
換え路線の有無を明示するための情報を付与すると有益
である。即ち、駅情報906に接続路線情報等を含めて
おくとよい。図中、レコード群909が、キー情報90
2で管理する第1エントリの路線に存在するレコード情
報である。
【0044】処理710: 操作者からの入力待ちの状
態である。駅識別子であれば、処理710に進む。駅識
別子の入力は、例えば、接続駅テーブルファイル801
の駅識別子907に対応する情報を操作者が入力する形
式、即ち、駅識別子907で記述された2桁の数値を入
力手段12より入力する方式が採用できる。この他、入
力手段12がポインティングデバイスであれば、画面上
の路線一覧表1002の所望の路線を指示するようにし
てもよい。
【0045】処理711: 確定経路テーブル401の
第(n+1)エントリ目に処理710で指示した駅を書
き込む。
【0046】処理712: 乗換駅表示欄612〜61
7のn番目のエントリに処理710で指定した駅を特定
する内容を表示する。また、降車駅入力欄603にも、
指定した駅の内容を表示する。即ち、本例では、最後に
入力した駅情報を降車駅情報として定義する。
【0047】以上の処理で、判るように、確定経由テー
ブル401の第n番目の路線情報は、経由路線表示欄6
07〜611の第n番目のエントリに対応し、確定経路
テーブル401の第n番目の駅情報は、乗り換え駅表示
欄612〜617の第n+1番目の駅情報に対応する。
【0048】処理713: 制御変数nを1つ更新す
る。
【0049】上記した実施例において、一旦入力した駅
や経路の1ぶを取り消せるようにしておくと、操作性を
一層向上できる。
【0050】図11は、確定経路テーブル401に記憶
された経路情報から電文を生成するための変換処理を示
す。本例では、電文情報が、或る路線とその路線内の乗
車区間から一意に決まるコードに変換できる場合を仮定
している。
【0051】確定経路テーブル401は、「a」駅から
路線「ア」経由で「b」駅迄行き、路線「イ」に乗換え
て「c」駅まで到達する経路情報を記憶している。ここ
で、上記経路に対応する電文1101が、「x」および
「y」からなると仮定する。即ち、電文「x」が、路線
「ア」における駅「a」から「b」までの経路を示し、
電文「y」が、路線「イ」において駅「b」から「c」
までの経路を示している。
【0052】図12は、このような電文を生成するため
に必要な電文生成ファイル1201の構成を示す。電文
生成ファイル1201は、キー情報部1202と、レコ
ード情報部1203とから構成される。キー情報部12
02は、路線を特定する情報1204と、その路線に関
係するレコード情報部へのポインタ1205とからなっ
ている。一方、レコード情報1203は、路線内の区間
を特定する2つの駅情報(路線内の乗車駅「駅1」12
06と、路線内の降車駅「駅2」1207)と、該当す
る電文情報1208から構成される。
【0053】これらの情報を用いて、例えば、図11の
確定経路テーブル401の第1の路線「ア」をキー情報
1204から検索し、該当するレコード情報1210を
参照する。ここで、2つの駅情報1206、1207を
参照して、確定経路テーブル401の路線「ア」の乗降
駅、即ち確定経路テーブル上の第1の駅「a」と第2の
駅「b」の組合せをからなるレコードを検索する。これ
をもとに、該当する電文「x」を得ることができ、電文
テーブル17に設定する。
【0054】このようにしてすべての経由路線につい
て、電文情報を生成することで、全体の経路を示す電文
を生成できる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、操作者が通信網にて中央センタと交信する際
に使用する情報形式を知らなくても、駅と路線の接続関
係さえ把握していれば、逐次接続する経路情報を指定で
きる。また、指定終了後、一旦、通信網で転送すべき情
報形式に変換することで、中央センタでは、操作者の端
末での入力内容を意識せずに処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発券端末装置のハードウエア構成
図。
【図2】発券端末装置の概略処理フローを示す図。
【図3】表示装置の入力初期画面の1例を示す図。
【図4】確定経路テーブルの構造を示す図。
【図5】経路入力処理起動をする画面を示す図。
【図6】経路入力画面(路線入力待ち状態)を示す図。
【図7】経路入力処理フローを示す図。
【図8】接続路線テーブルファイルの構造を示す図。
【図9】接続駅テーブルファイルの構造を示す図。
【図10】経路入力画面(駅入力待ち状態)を示す図。
【図11】確定経路テーブルと対応する電文の例を示す
図。
【図12】電文生成テーブルファイルの構造を示す図。
【符号の説明】
1:端末装置、2:CRT(表示装置)、3:VRAM
(ビデオメモリ)、4:MM(主記憶装置)、5:出力
装置(プリンタ)、6:システムバス、8:CPU(主
記憶装置)、9:HD(二次記憶媒体)、10:通信回
線網、11:中央センター、12:入力手段、16:入
力情報解析プログラム、17:電文テーブル、401:
確定経路テーブル、801:接続路線テーブルファイ
ル、901:接続駅テーブルファイル、1201:電文
テーブルファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 哲夫 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 町田 勇 愛知県尾張市晴丘町池上1番地 株式会社 日立製作所旭工場内 (72)発明者 清水 修 東京都青梅市河辺町10−3−10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道の乗車券発売に必要な情報を入力し、
    入力された情報をセンタに送信して、その応答情報に従
    い発券処理を行なう発券端末装置において、路線の接続
    関係等を定義した経路情報を保持するための手段と、画
    面上にコマンドメニューを表示するための表示手段と、
    操作者によって指示されたコマンドメニュー上の目的項
    目を入力する手段と、操作者の操作内容に応じて経路定
    義情報を更新するとともに、駅を指定した場合には駅に
    接続している路線を、路線を指定した場合には路線存在
    する駅をコマンドメニューの表示項目とする制御手段と
    を有することを特徴とする経路情報入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の経路入力装置において、
    入力した経路情報を、通信網を介して接続されたセンタ
    装置に転送するための情報形式に変換する手段を備えた
    ことを特徴とする経路情報入力装置。
JP4668992A 1992-03-04 1992-03-04 経路情報入力装置 Expired - Lifetime JP3294306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4668992A JP3294306B2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 経路情報入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4668992A JP3294306B2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 経路情報入力装置

Publications (2)

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JPH07225867A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Central Japan Railway Co 自動販売機

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